説明

焼成缶として使用可能な予め充填されたパック及び該パック内に予め充填される原料用のレシピ

本発明は、その第一の態様において、パック(1)、好ましくは使い捨てパックであって、焼成原料を含有することができ、パン及び/又はケーキ生地を振る又はかき混ぜることができ、且つパン及び/又はケーキ生地を焼成することができるパックに関する。第二の態様において、本発明は、パン及び/又はケーキ生地を生成する方法に関する。本発明の狙いは、さらなる補助を必要とすることなく、焼成を容易且つ快適なものにすることである。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、その第一の態様において、パック、好ましくは使い捨てパックであって、焼成原料を含有することができ、パン及び/又はケーキ生地を振り混ぜる又はかき混ぜることができ、且つパン及び/又はケーキ生地を焼成することができるパックに関する。第二の態様において、本発明は、パン及び/又はケーキ生地を生成する方法に関する。本発明の狙いは、さらなる補助を必要とすることなく、焼成を容易且つ快適なものにすることである。
【背景技術】
【0002】
[発明の背景]
焼成原料、例えば、小麦粉、イースト、油脂、砂糖及び塩等用の従来技術の使い捨てパックの使用には、原料を容器に移動させること、液体を添加すること、及び原料を混合することが必要とされる。水等の液体が第一の原料として量り分けられ、次いで他の原料がそこに添加された後、混合される。混合の後、少なくともそのケーキ又はパン生地はテーブル上で混練され、焼成缶に移動される。混練の目的は、ケーキ又はパン生地の中で弾性ネットワークが生成されるように、タンパク質、すなわちグルテンに影響を与えることである。このネットワークは、イーストが二酸化炭素を生成するのに従って徐々に引き伸ばされる。このネットワークは、ケーキ又はパン生地が膨らむ能力(さもなければ二酸化炭素が逃げてしまう)の基となっている。焼成缶に油を引くこと、並びに使用後に焼成缶又は焼成容器等を洗浄することが必要である。さらに、焼成されたばかりのパン及び/又はケーキを、そのパン及び/又はケーキの形状を破壊することなく焼成缶から離すことは困難であり得る。
【0003】
いくつかの試みが、パン製造を改良するために、特に、パン製造に使用される機械を改良するために、行われてきた。例えば、ドイツ特許である特許文献1は、混合機中で混練することによりケーキ又はパン生地が生成される、パンを生成する方法を開示している。この混合機は、混合機を使用後に自動的に洗浄するシステムを備える。このドイツ特許による方法の狙いは、生地の手動混練を回避すること、及びそれに続く混合機の掃除を軽減させることである。この特許は、パンを作ることは、より容易にしたいと望まれるような面倒且つ要求の多いプロセスであることを示している。
【0004】
従来のパック及び缶は、3つの異なる形状を示す図2a〜図2cにおいて概略的に示されるように、多くの異なる様式に形成される。図2aは、紙製の従来技術焼成缶であり、図2bは鋼鉄製の従来技術焼成缶であり、図2cは小麦粉用の従来技術のペーパーバックパックである。
【特許文献1】EP−PS0625308
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
[発明の概要]
本発明は、その第一の態様において、食品原料(food ingredient)用のパックに関する。その好ましい実施の形態は、第一の部分及び第二の部分を有する容器から成ることが好ましく、第二の部分は第一の部分から取り外し可能であり、それにより、容器内への開口部を提供し、第一の部分は、上限300℃まで、例えば上限250℃まで、例えば上限200℃まで、好ましくは170℃と300℃の間の温度に耐性である1つ又は複数の材料から作られ、それにより、第一の部分を焼成缶として使用することを可能にする。このパックは、パック内に含有される原料を、第二の部分を取り除く前にパック内に維持するようになっており、パックは、パン及び/又はケーキ生地を生成するための原料を含有することが好ましい。
【0006】
本明細書中において検討されるような材料を使用することにより、本発明の好ましい実施の形態によるパックを使用して、焼成原料を保管し、焼成原料を液体と混合し、さらに、焼成缶として役立ててよい。
【0007】
本発明の好ましい実施の形態によると、パックは真空包装されるか、又は通常は気密包装されてよい。さらに、又は代替としては、パック内に含有される原料は、個別に真空包装されてよい。これらの措置により、原料の有効期間が大いに増強され得る。
【0008】
本発明を用いると、通常、焼成原料をパックから容器に、及び生地を容器から焼成缶に移動させることはもはや必要なくなる。さらに、焼成生地を生成するプロセス及び焼成は、焼成缶に油を引くこと、並びに焼成後の食器洗い及びテーブルの掃除等を含まない。また、種々の容器中での混合又はテーブル上での混練によって、生地がこぼれたり、使い残されたりすることはほとんどない。さらに、生地は、不潔であり得る器材又は手にさらされないという事実によって、非常に高いレベルの衛生状態が得られる。
【0009】
本発明によると、生地を、スプーン又は棒等を使用して、振り混ぜるか、又はかき混ぜ得ることが好ましい。どちらの場合も、液体を、乾燥原料がパックに添加された後に添加することが好ましく、得られる生地は通常かなり湿っており、パック内で焼成することができる。
【0010】
水、牛乳及び/又は油等の液体は、パック内に含有される原料に添加される。原料及び液体を有するパックを振るか、又はかき混ぜて、パン及び/又はケーキ生地になるミックスをもたらす。次いで、このケーキ又はパン生地を含有するパックを、焼成用の熱風オーブン、又は従来のオーブン内に置いた後、必要ならば、このケーキ又はパン生地を膨らませてもよい。作りたてのパン及び/又はケーキは、焼成缶を引き裂くことにより、容易に焼成缶から離れ得る。
【0011】
本発明による、典型的且つ好ましいパック用の材料、特にその第一の部分用の材料は、パック内に保管される原料、乾燥していても湿っていてもよいが、長期間、例えば上限2年又は上限3年にわたって保存され得る、物質(matter)及び風味を失う(liberate)ことなく上限300℃まで、例えば上限250℃までの高温に耐えることができ、焼成した物から容易に離れることを容易にし、且つ使用後は容易に使い捨てることができるような種類の材料を含む。好適且つ好ましい材料として、ボール紙、紙、プラスチック、ホイル、ワックス、金属箔及びシリコーン等を、種々の変異形、組み合わせ及び厚さで含む。本発明によるパックは、多くの異なる形状、サイズ及び外見を有し得る。特に好ましい実施の形態において、第二の部分は、第一の部分と類似した又は同じ材料から作られる。
【0012】
第二の部分は、好ましい実施の形態において、取り外し/開封時に蓋により閉鎖可能であり得る開口部を提供する、蓋を含む。さらに、蓋とパックとの間の密封を、Oリング、糊若しくはテープにより、又は併せて融解することにより、提供且つ/又は増強し得ることが好ましい。特に好ましい実施の形態において、蓋は、パックの折り畳み可能な部分上に設けられ得ることが好ましく、この折り畳み可能な部分は、蓋を、第一の部分及び/又は第二の部分の外表面下に押し下げることができるように折り畳まれるようになり得ることが好ましい。有利には、蓋は、蓋をパックの外表面上方の位置に指を使用して引き抜くための握り手段を備えていてよい。
【0013】
パックは、パックに添加される液体の量を計測するための計測装置を備え得ることが好ましい。好ましい実施の形態において、計測装置は、第一の部分及び/又は第二の部分内に備えられる透明な構成要素を備え得ることが好ましく、この透明部分を介して、パック内に存在する液体の高さが特定され得る。この透明部分は、可視的な目盛を備えることが好ましい。代替として又はこれと組み合わせて、計測装置は、過剰な液体が容器から離れ得るオーバフロー開口部を備え得ることが好ましい。オーバーフロー開口部は、例えば蓋等によって閉鎖可能であり得ることが好ましく、それにより、それに続くパックを振ることの結果としての開口部からの流出を防ぐ。代替として又はこれと組み合わせて、液体の量は、本発明の実施の形態に従う計量カップにより計測することができる。
【0014】
パックの好ましい実施の形態において、パックの内部は、1つ又は複数の密封部材によってお互いがそれぞれ密封されている区分に分割され得る。特に、区分の1つは、開口部と液体連通し得、この区分は、例えばイーストを含有し得ることが好ましい。次いで、イーストは、押すこと、持ち上げること又はひねることにより蓋が開けられていると、他の原料中に落とされ得る。
【0015】
開口部と液体連通している区分は、パックに添加される液体の量に対応する容積を有し得ることが好ましい。1つ又は複数の密封部材は、液体を容器に添加すること、パックを液体がパックに添加された後に引っ張ること及び/又は振ることの結果、壊れるようになっていることが好ましい。特に好ましい実施の形態において、1つ又は複数の密封部材は、液体可溶性材料から作られ得る。
【0016】
第二の部分は、取り外されたときに、パック内への開口部を提供する切り取り区分を備え得ることが好ましい。好ましくは、切り取り区分は、パックの総外面積の1/10より大きい、例えば2/10より大きい、好ましくは3/10より大きい、例えば4/10より大きい、好ましくは5/10より大きい、例えば6/10より大きい、7/10より大きくさえあり、且つ実施の形態によっては8/10より大きく、例えば9/10より大きくさえある面積を有する開口部を提供する。代替として又はこれと組み合わせて、パックは、生地が呼吸することを可能にし得る1つ又は複数の呼吸開口部を備えてよく、これにより、パック内部と周囲との間で気体を交換することが可能になる。これらの呼吸開口部は、使用時までパックが周囲から密封されたままであり得るように、初めは切り取りホイルで覆われ得る。
【0017】
パックの容積は、0.1〜5リットルの範囲内、例えば0.2〜4リットルの範囲内、好ましくは0.3〜3リットルの範囲内、例えば0.4〜2リットルの範囲内、好ましくは0.5〜1.5リットルの範囲内、例えば0.5〜1リットルの範囲内
であり得ることが好ましい。
【0018】
特に好ましい実施の形態によると、パックは、パックが折り畳み可能であるように、柔軟な材料で作られ得る。
【0019】
好ましい実施の形態において、パックは、第二の部分を取り外す前は、液体密封性である。
【0020】
パックは、使用時まで焼成原料を保存するために液体密封的に密封されることが好ましい。
【0021】
本発明によるパックの特に好ましい実施の形態において、第一の部分は、開口空洞を備え、第二の部分は、この空洞の開口部を覆っている蓋を備え、第一の部分及び第二の部分は、パックを、原料(そのうちの1つ又は複数が、1つ又は複数の別個の容器内に保管される)で充填した後結合されることが好ましい。第二の部分は、開口部を画成する破り開け折り蓋を画成する切り込み線であって、液体を添加することができる蓋の一部で再閉鎖可能であることが好ましい、切り込み線と、透明な部分を備える計測装置であって、これを介して、パック内に存在する液体の高さを特定し得、透明な部分は可視的な目盛を備えることが好ましい、計測装置とを備え、1つ又は複数の容器は、空洞内に、破り開け折り蓋の開封の結果、これらの容器が破り開けられるように配置される。
【0022】
さらに、1つ又は複数の原料を含有する1つ又は複数の容器は、パックの内側、好ましくは第二の部分及び/又は第一の部分と第二の部分とが結合する領域内に付着され、それにより、破り開け折り蓋が開けられたとき、1つ又は複数の容器内に含有される原料が他の原料に添加され得ることが好ましい。
【0023】
加えて、1つ又は複数の容器は、好ましくは伸長された形状を有し、且つ、破り開け折り蓋に付着した1つの端及び破り開け折り蓋から離れたパックに付着するもう一方の端を、好ましくは第一の部分と第二の部分とが結合する領域内に有し得る。
【0024】
1つ又は複数の容器は、その長手方向が、容器の長手方向に対して、約90°、例えば約85°、例えば約80°、例えば約75°、例えば約70°、例えば約65°、例えば約60°、例えば約55°、例えば約50°、例えば約45°、例えば約40°、例えば約35°、例えば約30°、例えば約25°、例えば約20°、例えば約15°、例えば約10°、例えば約5°、例えば約0°の角度で位置し得ることが好ましい。
【0025】
本発明の第二の態様は、閉鎖された、例えば密封された容器内に含有される液体及び原料を振り混ぜて又はかき混ぜて、パン及び/又はケーキ生地にすることによるレシピに関する。特に、第二の態様は、焼成原料が予め充填されているパックを使用して、パン及び/又はケーキ生地を生成する方法に関することが好ましく、この方法は、液体をパックに添加すること及びこのパックを振ることを含む。このパックは、本発明の第一の態様によるパックであることが好ましい。
【0026】
好ましくは、液体は、液体と他の原料との間の重量比が1:0.50と1:2.50の間になるような量で添加される。原料の1つ又は複数は、イースト、インスタントイースト、ベーキングパウダー又は重曹等の膨張剤であり得ることが好ましい。液体は、他の原料の少なくとも75重量%が混合された後に容器に添加されることが好ましい。
【0027】
ケーキ及び/又はパン生地の混練は、ケーキ及び/又はパン生地に対する機械的な行為が振ることにより行われるため、通常、本発明と関連して必要とされることはない。したがって、面倒且つ要求の多い混練が省かれ、それに続く食器洗い、テーブルの掃除等が軽減される。
【0028】
本発明の好ましい実施の形態によると、液体と他の原料との間の重量比は、1:0.50〜1:2.50の間であり、振ることに特に適したパン及び/又はケーキ生地を提供するであろう。液体は最後に添加することが有利であり、これは水から始めて、次に他の原料を添加する従来の焼成法とは対照的である。
【0029】
上記のような液体と他の原料との間の重量比を有する、パン及び/又はケーキ生地のためのレシピは、異なる種類及び形状のパン及び/又はケーキを生成する能力を有する。例えば、ライ麦パン、小麦パン、篩いかけられた(bolted)ライ麦粉で作られたパン、全粒パン、ピザ、ロールパン、細長いパン(flute)、タルト、パイ皮(flaky pate)、パウンドケーキ及びスポンジケーキ等が含まれる。生成したパン又はペストリー等は、良質なパンの身及びきめ細かい構造を有し、且つおいしい一口(delicate morsel)を有する。液体を最後に添加することにより、他の原料を液体に添加すること及び振ること/かき混ぜることの前に予め混合し得る。このようにして、原料ミックスを、いかなる液体物質も除くが、液体物質を添加する前に準備してよく、それにより、準備に費やされる時間全てを節約し、且つ、作りたてのパン及び/又はケーキが必要とされる場合に、パン及び/又はケーキ生地を素早く準備し得る。このミックスを乾燥させて湿度を空気の12%未満のレベルにし、それにより、より長期間の使用有効性を提供することができる。
【0030】
本発明によるレシピは、振る間、液体と他の原料との混合を容易にし得る粉状原料を含むことが有利であり得る。
【0031】
加えて、原料のパッケージ、例えばヒマワリの種を含有するパッケージ等は、消費者にさらなる原料を、焼成前に及び/又はパン及び/又はケーキに焼成後に添加し、それにより、パン及び/又はケーキに個人の特徴を与えることを可能にするパッケージを共に備えていてもよい。
【0032】
以下に、本発明及び、特にその好ましい実施の形態が、添付の図面と関連して開示されるであろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0033】
[本発明の好ましい実施形態の詳細な説明]
図1a及び図1cを参照して、本発明によるパック1の第一の好ましい実施形態を示す。パック1は、通常上限220℃までの温度に耐性である1つ又は複数の材料から作られ、この材料はパック1を焼成缶として使用することを可能にする。「通常上限220℃までの温度に耐性である」ことの意味には、この材料が、オーブン内に置かれている間、パック内に含有される原料を、化学的に、及びその味を、少なくとも規制が適用される程度まで薄れさせず、且つ、原料がパックにより含有されることができない程度まで、材料が分解しないことが含まれる。特に使用可能である考えられる材料は、液体がボール紙と接触することを防ぐ材料によってパック内部に面する側上にある、シリコーン、PET、アルミニウムホイル、プラスチック、又はバター等、通常は脂肪物質の油性物質でコーティングされたボール紙である。
【0034】
パック1は通常、箱形状の容器であり、第一の部分2と、この容器の1つの面で取り外すことができる部分である第二の部分3を備える。第二の部分3は、ボール紙の局所的な弱化部分から構成されることが好ましく、例えば、図1において切り込み(scoring)4によって示される。切り込み4は、パック1が、少なくとも切り込み4の領域で液体密封性のままであるように作られ、これは、ボール紙のみに切り込みを入れ(score)、且つパック1の内表面上に配置されたコーティング材料には切り込みを入れないことにより提供され得る。
【0035】
特に好ましい実施形態において、パック1は、開口部6を閉鎖するようになっている蓋5を備える。開口部6と蓋5との組み合わせは、原料、特に1つ又は複数の液体を、パック1内に添加することの実現可能性を提供する。このような原料の添加を容易にするため、蓋5は、その開いた位置(図1に示されるような)では漏斗状である。その閉じた体勢では、蓋5の側壁5aは、正面壁5bが、開口部6が設けられている側の平面に対して平行な面に位置するように、折り畳まれる。
【0036】
代替的な一実施形態において、蓋5はねじ込みプラグであり、開口部は小さなチューブ、又は図5a〜図5cに示されるような、ねじ込みプラグ27のものであるねじ込みマット(thread matting)を有する押し込み蓋である。図5においてさらに示されるように、蓋5を巡回する、パックの折り畳み可能部分10は、蓋5が図5cに示されるようにパックの表面下に押し下げられ得るように折り畳まれてよく、蓋5は蓋5をその押し下げられた位置から引き上げることができる輪を備える。Oリング11、糊及び/又は溶着部を、閉鎖部を密封するために設ける。さらなる実施形態において、パックは、原料が添加された後に折り畳まれる(図6a、図6b及び図6cを参照)。図6b及び図6cは、同じパックの折り畳まれた状態及び折り畳まれていない状態をそれぞれ示す。蓋5がOリング11と連携してパックを密封する場合、パックはその折り畳まれた状態を維持し、それにより、保管及び出荷に必要とされる空間が大きく減少するであろう。パック内を真空にすることは、この効果を増加させ得、且つ原料の使用有効性が増強され得る。折り畳まれたパック1のさらなる実施形態を図6bに示す。この実施形態において、パック1の中心部が折り畳まれて、パック1の圧縮を可能にする。
【0037】
パック1の使用法を、本発明によるパック1の使用時に採用される4つの異なる過程を示す図3に概略的に示す。図3aは、水等の液体を(蓋5がねじ込みプラグとチューブとを備える一実施形態における)パック1に加える過程を示す。所定量、すなわち、通常は十分な量の液体をパック1に加えた後、予め充填された原料及び添加された液体を混合するために、パッキンクを攪拌する。混合の後、取り外し可能部分3を、図3cに示すように取り外し得、その後、図3dに示すようにパックをオーブン内に置く。
【0038】
別の実施形態において、パック1は、1mm〜20mm径、例えば2mm〜18mm径又は例えば4mm〜16mm径の大きさを有する開口部である、呼吸開口部を備える。穴の形状は、円形、長方形、五面体又は類似した形状であり得る。このような呼吸穴は、穴がパック1とその周囲との間に気体交換を提供するので、パック1が、例えば、焼成の間は被覆される必要のあるケーキを生成するのに使用される場合に特に有用である。
【0039】
図1のパック1は、焼成原料で予め充填される。特に好ましい実施形態においては、液体原料を除く全ての原料が予め充填される。「予め充填される」とは、好ましくは、全ての原料が工場でパックに添加され、それにより、消費者は液体原料をパックに添加することのみが必要であることを意味する。
【0040】
したがって、本発明の別の態様は、焼成原料を1つ又は複数の液体と混合する方法に関する。好ましくは、本発明によるパックを乾燥原料で充填し、その後、これらの原料を、パックを振ること又はパック内をかき混ぜることにより混合する。このように予め振った後又はかき混ぜた後、液体をパックに添加し、このパックを振ること又はかき混ぜることにより生地を生成させる。
【0041】
本発明の好ましい実施形態によると、原料は工場敷地でパック内に充填され、原料を有するパックは出荷に向けて密封され、それにより、原料を有するパックはすぐに使用可能な(ready-to-use)既製品(off-the-shelf item)焼成ミックスを含む。
【0042】
ケーキ又はパン生地の液体と他の原料との好ましい重量比が、図12に図示される。左の柱は、液体の最高量を67重量%未満、且つ原料の量を少なくとも33重量%に保つことが好ましいことを示す。右の柱は、液体の最低量を29重量%より高くに維持することが好ましく、且つ原料の量を71重量%未満に保つことが好ましいことを示す。
【0043】
図13は、4つの連続過程の従来技術焼成を示し、示されるように、最初にボウル内に入れられるものである液体(予め混合された多数の液体から構成されてよい)と他の原料とをボウル内で混合すること、ケーキ又はパン生地をテーブル上に置いて混練すること、及び混練されたケーキ又はパン生地を焼成缶内に置くことを含む。
【0044】
液体及び他の原料を含む本発明による、パックを振ること又は原料をかき混ぜることが図14に示され、この図では、ケーキ又はパン生地を焼成缶内に置くことも示される。しかし、パックを焼成缶として使用する場合、後者は当然ながら行われない。
【0045】
特に好ましい実施形態において、パックは、液体と混合される原料で予め充填される。「予め充填される」とは、好ましくは、原料が工場敷地でパック内に充填され、それにより、一旦パックが出荷されて例えば、店で売りに出されると、液体(複数可)、イースト及び任意選択的な特別なコーンシードを除く原料は、焼成生地を作るためにパックにさらには添加されないことを意味する。
【0046】
原料は、多くの好ましい実施形態において、膨張剤を含んでよい。膨張剤は、例えばイースト、ベーキングパウダー又は重曹であり得る。イーストの例においては、イーストを顆粒にして、ゼラチン、砂糖又はスターチ等の適切なコーティング材料により封入することができる。ドライイーストを、コーティングして、又はコーティングしないで使用してよい。さらに、ドライイーストを、他の膨張剤と同様に、脂肪物質で封入してよい。
【0047】
しかし、イーストを他の原料から離しておくことが好ましく、このような状況においては、例えば図24〜図29に示すように、イーストは、容器中に保持され得るか、又は別途購入して液体と共に添加され得る。
【0048】
イーストが別の容器(プラスチック製バッグ又はホイル等)内に離しておかれている実施形態において、このパックは、容器内に形成された小さな区画であり得、例えば、破け得るホイルにより、又は液体中で溶解するであろう液体溶解性ホイルにより密封される。このような液体溶解性材料に関する好適な材料は、全ての種類のプラスチック、アルミ箔、紙又はボール紙等である。
【0049】
他の好ましい実施形態において、イーストは、図7bに示されているような、開口部6からパック1内に伸びている袋様構造物12内に含有される。この袋様構造物の容積は、添加される液体の容積と合致し、この袋様構造物は、一旦意図された量の液体が袋様構造物内に充填されると壊れるであろう1つ又は複数の弱化領域/線28を備え、それにより、イーストと液体との混合物をパック1内に含有される他の原料と接触させる。また、袋様構造物の弱化部分は、意図された量の液体が添加されても自動的に壊れて開きはしないが、一旦パックが振られると壊れて開くであろうような強度を与えられてもよい。このような実施形態において、液体が添加される開口部6は、パック1が振られる前に密封されて、流出を回避する。
【0050】
添加される液体の量と合致する大きさを有する袋様構造物を提供することによる液体の分配は、袋様構造物がイースト等を全く含まない実施形態と関連しても有利に使用され得ることに留意されたい。
【0051】
図7aに示されるように、開口部は、ねじ蓋5と連携(協働)するように設計された小さなねじ込みチューブ12と、開口部を密封するためのOリングとを備える。チューブ12は、パック内部から空気を逃がす一方、液体がパックに添加される、空気開口部12aを有する。
【0052】
図8及び図9は、本発明によるパック1のさらなる実施形態を示す。図8のパックは、切り込み4(これは、箱の側面に配置することもできる)を有する長方形状の箱であって、原料をパック1内で混合した後、パックの上部を切り取ることを可能にする。ちょうつがい蓋を備える閉鎖部13が、パック1の上部に設けられる。水平印14(線の形態であることが好ましい)が内部に設けられ、パックに添加される液体の正確な量を量るための液面計として役立つ。図9に示されるパック1もまた、切り込み4を有する長方形状の箱である。パック1の1つの側面に、透明窓15が設けられ、これを介してパック内に存在する原料及び液体の量が見積もられ得る。窓15はさらに、パック1内の原料に添加される液体の正確な量を示す印を備えてよい。図9において、2つの異なる開口部が示される。すなわち、例えば図6と関連して考察されるねじ蓋27、又は図1と関連して考察される漏斗形状開口部5である。
【0053】
図10において、種々の閉鎖部が示される。図10aにおいて、ねじ蓋27は、パック1の頂部又はこのパックの側面の1つのいずれかに配置され得ることが示される。この蓋は、押し込み蓋を備えるか、又は押し込み蓋であってよく、スナップ嵌合(snap fitting)によって容器に付着されている。図10bにおいて、閉鎖部は破り開け折り蓋16であり、図10cにおいては、閉鎖部は、ねじ蓋27を受け入れるためにねじ山をつけられている、又は切り取りホイルによって密封されているチューブ17である。
【0054】
図11において、パックに添加される液体を投与(dosing)する種々の手段が示される。図11aにおいて、パックは、オーバーフロー開口部18を備え、パック1に適切な量が添加されるとき、これを介して液体が流れる。図11bは、好ましくは図1の漏斗形状開口部と同じ様式でパック内に備えられたオーバーフローチャネル18を有する、パック1の横断面図である。
【0055】
本発明の1つの実施形態において、図11c1〜図11c3において示されるパック1は、区画19内を液体で、且つ、別の区画として配置されている区画21を原料で、予め充填されている。パック内で区画19内の液体と区画21内の原料とを分けている仕切り20は、1つの材料から作られることが好ましいか、又は、パックを振った結果破れる、1つ又は複数の切り込み線を有することが好ましい。
【0056】
図11c1〜図11c3において示される実施形態において、仕切り20は、折り蓋20aを引き上げることによって取り外される部分であり、この折り蓋20aは仕切り20と接続されている。折り蓋20aは、パックを覆っている蓋内に存在する切り込み線を壊すことにより形成される。図11c2に示されるように仕切り20を取り外した後、液体及び原料を、パック1を振ることにより混合することができる。振っている間の流出を回避するために、折り蓋20aの取り外しに起因する開口部を、折り蓋20bで覆うことができる。
【0057】
図11c1〜図11c3において示される本発明の別の実施形態において、液体は区画19内に事前に存在しないが、焼成プロセスの一部として、折り蓋20aを形成する切り込み線を壊すことによって形成された開口部を介して添加される。この場合、区画19は計量装置として役立つ。
【0058】
本発明の別の実施形態は、区画19及び区画21から分離された第三の区画をさらに有することを除いて、図11c1〜図11c3において示される実施形態に相当する。この第三の区画は空所(void)である。この空所は、区画21内に含有される原料と区画19内に含有される液体との効率的な混合のための空間を残すということにおいて有用である。
【0059】
図11dは、オーバーフロー開口部18を備える漏斗形状開口部を示す。図11eは、パック1内の液体の適切な、意図された等のレベルを示す印線14を有する透明パック1を示す。さらなる実施形態において、印線14はパック1の内側に設けられる。パック1は、図16に示されるような切り取りカバー30によって覆われてよい。カバー/包装は、好ましい実施形態において、パック1の1%〜100%を覆ってよい。カバー30は、多数の目的に役立ち得、これには、日光(又は光全般)からの保護が考えられ、カバーはパックの使用法の情報を含有してもよく、これにより、パックはオーブンに置かれる前にこのような印刷から剥がされ、且つ、カバーはパック1を密封してよい。図11fの実施形態は、浮き25が内部に配置された透明チューブ24を備える。液体がパック1に添加されると、浮き25はチューブ24内で上昇し、それにより、パック1内の液体の量を示す。図11gの実施形態は、正確な量の液体がパック1に添加されたときに、液体が内部に存在するよう意図された高さに配置された口を有するチューブ26の形態のオーバーフロー装置を備える。図11hは、オーバーフロー開口部を有する充填装置を有するパックを示し、図11iはパックの底に配置された計量カップを有するパックを示す。
【0060】
図16a〜図16cは、パックを包装する種々の方法を示す。図16aにおいて、包装30は、印刷された使用方法(mode of employment)又は他の情報を有し、且つパックを使用する前に切り取られることが意図される。図16a及び図16bにおいて、包装30は、第二の部分を構成し、第一の部分2が中に配置されている開口箱として形成される。パックを使用するときは、図16cにおいて示されるように、第一の部分2を包装から引き抜いて、液体などの残りの原料を添加し、第一の部分2を包装に押し戻してから振る。
【0061】
図20a〜図20c及び図21a〜図21bは、パックに添加されている好ましい液体の量を計測するための計測装置を有するパックの2つの実施形態を示す。図21aにおいて、計測棒を有する浮きが、パックの内側の液体と位置35で液体連通しているチューブ内に配置されている。チューブは穴36を備え、これを介して、チューブを通ってパック内に注がれた液体は流出する。図20において、チューブは、パックと一体化された部分として示され、且つねじ蓋を備える。
【0062】
図24a〜図24cは、この実施形態の第二の部分上に置かれた、イースト又は他の原料を含有する装置を示す。この装置の外側部分を持ち上げること又はひねることにより、原料(複数可)は他の原料中に落ちるであろう。イーストを蓋の内側に密封することにより、このイーストが空気にも水等の液体にもさらされることがないという事実によって、貯蔵寿命が増加する。
【0063】
図25a〜図25bは、この実施形態の第二の部分の内側に置かれた、イースト及び/又は他の原料を含有する装置を示す。この装置を押すことにより、弾性外膜、及び押されたときに破れる内部膜によって、イーストは他の原料中に落ちる。図24と同様に、イーストが含有される様式によって貯蔵寿命が増加し得る。
【0064】
図26は、この実施形態の第二の部分の外側に置かれたイースト又は他の原料を含有する装置を示す。装置を押すことにより、イーストは他の原料中に落ちる。図24と同様に、イーストが含有される様式によって貯蔵寿命が増加し得る。
【0065】
図27a〜図27dは、この実施形態の第二の部分上に置かれた、イースト又は他の原料を含有する装置を示す。この装置の外側部分を引っ張ること又はひねることにより、イーストは他の原料中に落ちる。その後、ねじ山(thread)38内に備えられた穴37によって、この実施形態を液体で満たすことが可能である。
【0066】
図28a〜図28cは、多機能を有する装置を示し、この装置は本発明によるパックの上に置かれるか、又はその一部である。この装置は原料、例えばイーストを、図27の装置に類似した様式で含有することができる。水、他の原料又は液体を、装置を介して、パック内に移送することができる。この装置の外側部分39をひねること又は取り外すことにより、外側部分39はホイル39bに対して上方に移動し、鋭い縁又はスパイク等39aがホイル39bを破り、それにより、イースト等の原料(複数可)を他の原料中に落とすことが可能となる。その後、水等の液体を、外側部分39を取り外すことにより、又は図27において示される開口部37に類似した内部部分内の開口部を介して、装置を介してパック内に注ぐことができる。適正量の液体をこの実施形態に添加する場合、この装置を、図28aにおいて示されるその元来の位置にひねり戻す/押し戻すことにより、この装置を閉鎖/密封することができる。
【0067】
図29a〜図29hは、イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す。一旦蓋46が開けられると、イースト45は、容器内に予め充填されていた原料中に落ちる。容器40は蓋46の下方に置かれ、糸41が、蓋46と容器40の底とに取り付けられている。蓋46の開封時に、蓋46に取り付けられている糸41は容器40の底の開口部を破り、原料がパック内に落ちる。その後、液体をパック内に同じ開口部を介して注ぐことができる。
【0068】
図30a〜図30dは、液体を含有するための備え付け容器42を有する本発明によるパックを示す(この容器は、当然ながら、イースト等の他の原料を保持してよい)。液体を穴43を介して容器内に添加し、一旦容器が満杯になったら、容器42の底の開口部を、糸44を引き上げることによって設け、それにより、液体を他の原料を含有するパック内に流し込んでよい。最終的に、図30dにおいて示されるように、パックを振ることにより、原料を液体と混合してよい。
【0069】
図31a〜図31dは、液体をパック内に充填することを容易にするように設計された、本発明によるパックを示す。このパックは、バルブ手段46を備え、液体をこの実施形態内に注ぐことができるが、液体が戻ってくることができないことを確実にする。バルブ手段46は、パックの第二の部分3に付着したホイル48又は類似した材料を備え、第二の部分は始めは覆われている開口部49を備える。液体を開口部49を介して添加すると、液体はチャネル47を通ってパック内に流れる。ホイル48は、図31dに示されるように、多くの異なる様式で形作ることができる。
【0070】
図32a〜図32eは、本発明による予め充填されたパックの使用法を概略的に示す。パックは原料で予め充填されている袋49から成り、空気をパックから吸い出して真空包装された装置を生成する。プラスチック又は類似した材料で作られ得ることが好ましい袋49は、原料並びにこの原料に添加される液体を含有し得、且つ図32cにおいて示されるような収縮をさらに可能とし得るような大きさである。この大きさの結果、真空包装された装置は図32aにおいて示される形状を有し、ここで、原料は袋の下部51に位置し、袋の上部50は、密封されてはいるが、破り開け行為を可能にし得る、ほぼ平坦な部材に作られる。この装置49の使用法を、図32b〜図32eにおける4つの過程に分けて示す。
【0071】
図33及び図34は、種々の種類の本発明によるパックを概略的に示し、ここでは、パックの容積を、好ましくは液体を添加する前に、増加させることが可能である。これにより、パックの容積を維持することが可能であり、それにより、パックが使用される前の保管に必要な空間を制限することが可能である。
【0072】
図33a〜図33dは、本発明によるパックの好ましい実施形態を示し、ここでは、第一の部分の容積を増加させることができる。このパックは、第一の部分2と、切り取りホイルの形態の第二の部分3とを備える。第一の部分は、折りたたみ可能な側壁構成要素57を備え、これは、第一の部分が、図33aにおいて示されるものから図33cにおいて示されるものへと伸長させた高さを有することを可能にする。図33dは、パン及び/又はケーキ生地を含有するパックを示す。図33a〜図33dのパックは、パック内に原料と共に配置されるかき混ぜ道具、スプーン等を含み得ることが好ましい。また、このようなかき混ぜ道具を、本発明の他の実施形態内に予め梱包してもよい。
【0073】
図34a〜図34bは、本発明によるパックの別の好ましい実施形態を示し、ここでは、第一の部分の容積を増加させることができる。このパックは、第一の部分2と、図8において示される蓋と類似したちょうつがい蓋13を有する第二の部分3とを備える。第二の部分は、好ましくはパックの切り込み線4である局所的な弱化部分から構成される、図1の実施形態に類似している。明瞭性のため、切り込み線4を図34bにおいては省く。第一の部分2は、2aと2bとの2つの部分を有する。部分2bは、部分2a内に滑らせることが可能な(slideable)様式で配置され、それにより、パックの容積を増加させることができる。部分2bの拡張を、図34bにおいて点線で示す。
【0074】
図35a〜図35cは、本発明によるパックの好ましい実施形態を示し、ここで、第一の部分2は開口空洞を備え、第二の部分はこの空洞の開口部を覆っている蓋52を備える。2と52との2つの部分は、それらの外周58に沿った領域で結合されており、これは、好ましくは、パックを、原料(そのうちの1つ又は複数が、蓋52の下側に配置された1つ又は複数の別個の容器53内に保管される)を、充填した後結合される(図35a〜図35cにおいて、蓋52は透明に描かれており、それにより、図面において容器53をみることが可能である)。蓋52は、破り開け折り蓋55を画成する切り込み線54を備え、これは、液体を添加することができる蓋の部分の再閉鎖可能な開口部を画成する。蓋52は、パック内に存在する液体の高さを特定し得る透明部分を備える計測装置15をさらに備える。この透明部分は可視的な目盛を備えることが好ましい。1つ又は複数の容器53は空洞内に配置され、それにより、これらの容器は、破り開け折り蓋の開封の結果、破り開けられ、その結果、原料56が容器から他の原料に添加される。
【0075】
スプーン等がパック内部に入るのに十分大きい開口部を有する、本発明によるパック1の実施形態を使用する場合、原料は、当然ながら、混合されるか、又はスプーン等を使用してさらに混合され得る。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1a】本発明による予め充填可能なパックの好ましい実施形態を示す概略図である。
【図1b】本発明による予め充填可能なパックの好ましい実施形態を示す概略図である。
【図1c】本発明による予め充填可能なパックの好ましい実施形態を示す概略図である。
【図2a】従来技術のパック及び焼成缶を示す概略図である。
【図2b】従来技術のパック及び焼成缶を示す概略図である。
【図2c】従来技術のパック及び焼成缶を示す概略図である。
【図3a】本発明による予め充填されたパックの使用法であり、4つの過程に分けて示される概略図の一つである。
【図3b】本発明による予め充填されたパックの使用法であり、4つの過程に分けて示される概略図の一つである。
【図3c】本発明による予め充填されたパックの使用法であり、4つの過程に分けて示される概略図の一つである。
【図3d】本発明による予め充填されたパックの使用法であり、4つの過程に分けて示される概略図の一つである。
【図4】種々の形状の本発明によるパックを示す概略図である。
【図5a】好ましい実施形態による閉鎖部を示す概略図である。
【図5b】好ましい実施形態による閉鎖部を示す概略図である。
【図5c】好ましい実施形態による閉鎖部を示す概略図である。
【図6a】本発明の好ましい実施形態による折りたたみ可能なパックを示す概略図である。
【図6b】本発明の好ましい実施形態による折りたたみ可能なパックを示す概略図である。
【図6c】本発明の好ましい実施形態による折りたたみ可能なパックを示す概略図である。
【図7a】本発明による好ましい実施形態を示す図である。
【図7b】本発明による好ましい実施形態を示す図である。
【図8】本発明による好ましい実施形態を示す図である。
【図9】計測装置を有する好ましい実施形態を示す図である。
【図10a】本発明によるパックの種々の閉鎖部を示す概略図である。
【図10b】本発明によるパックの種々の閉鎖部を示す概略図である。
【図10c】本発明によるパックの種々の閉鎖部を示す概略図である。
【図11a】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11b】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11c1】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11c2】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11c3】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11d】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11e】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11f】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11g】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11h】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図11i】好ましい実施形態による、パックに添加される液体を投与するための種々の手段を示す概略図である。
【図12】本発明の好ましい実施形態による、液体と他の原料との重量比を示す棒グラフである。
【図13a】ケーキ又はパン生地を生成する従来技術の方法を示す概略図であり4つの段階の一つである。
【図13b】ケーキ又はパン生地を生成する従来技術の方法を示す概略図であり4つの段階の一つである。
【図13c】ケーキ又はパン生地を生成する従来技術の方法を示す概略図であり4つの段階の一つである。
【図13d】ケーキ又はパン生地を生成する従来技術の方法を示す概略図であり4つの段階の一つである。
【図14a】本発明の好ましい実施形態によるケーキ又はパン生地を生成する方法を示す概略図である。
【図14b】本発明の好ましい実施形態によるケーキ又はパン生地を生成する方法を示す概略図である。
【図14c】本発明の好ましい実施形態によるケーキ又はパン生地を生成する方法を示す概略図である。
【図15】本発明の他の実施形態を示す図であって、2つの小さなパンを生じる2つの部屋から成るパックを示す図である。
【図16a】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックを包装する様式を示す図である。包装された部分30上に、使用方法が印刷されることが好ましい。
【図16b】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックを包装する様式を示す図である。包装された部分30上に、使用方法が印刷されることが好ましい。
【図16c】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックを包装する様式を示す図である。包装された部分30上に、使用方法が印刷されることが好ましい。
【図17a】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックの開口部を閉鎖するための種々の閉鎖手段を示す図である。パックの側面に配置されたステッカー31を、パックの開口部を覆う位置に移動させることができる。
【図17b】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックの開口部を閉鎖するための種々の閉鎖手段を示す図である。パックの側面に配置されたステッカー31を、パックの開口部を覆う位置に移動させることができる。
【図18】本発明の他の実施形態を示す図であって、充填装置32を示す図である。
【図19】本発明の他の実施形態を示す図であって、パック内に液体を添加する必要がないように、パック内に設置されている液体容器33を示す図である。
【図20a】本発明の他の実施形態を示す図であって、好ましくはパックに添加されている液体の量を計測するための計測装置を有するパックの2つの実施形態を示す図である。
【図20b】本発明の他の実施形態を示す図であって、好ましくはパックに添加されている液体の量を計測するための計測装置を有するパックの2つの実施形態を示す図である。
【図20c】本発明の他の実施形態を示す図であって、好ましくはパックに添加されている液体の量を計測するための計測装置を有するパックの2つの実施形態を示す図である。
【図21a】本発明の他の実施形態を示す図であって、好ましくはパックに添加されている液体の量を計測するための計測装置を有するパックの2つの実施形態を示す図である。
【図21b】本発明の他の実施形態を示す図であって、好ましくはパックに添加されている液体の量を計測するための計測装置を有するパックの2つの実施形態を示す図である。
【図22a】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックの表面に同一平面上に配置されるようになっているねじ蓋の折り畳みを示す図である。
【図22b】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックの表面に同一平面上に配置されるようになっているねじ蓋の折り畳みを示す図である。
【図22c】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックの表面に同一平面上に配置されるようになっているねじ蓋の折り畳みを示す図である。
【図22d】本発明の他の実施形態を示す図であって、パックの表面に同一平面上に配置されるようになっているねじ蓋の折り畳みを示す図である。
【図22e】本発明の他の実施形態を示す図であって、、パックの表面に同一平面上に配置されるようになっているねじ蓋の折り畳みを示す図である。
【図23】本発明の他の実施形態を示す図であって、好ましい実施形態を示し、ここで、切り取り部分3は2つ側面にまたがって伸長し、円形窓15はその側面に配置された計測装置として役立つ。
【図24a】この実施形態の第二の部分上に置かれたイースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図24b】この実施形態の第二の部分上に置かれたイースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図24c】この実施形態の第二の部分上に置かれたイースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図25a】この実施形態の第二の部分の内側に置かれたイースト及び/又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図25b】この実施形態の第二の部分の内側に置かれたイースト及び/又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図26a】この実施形態の第二の部分の外側に置かれたイースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図26b】この実施形態の第二の部分の外側に置かれたイースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図27a】この実施形態の第二の部分上に置かれた、イースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図27b】この実施形態の第二の部分上に置かれた、イースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図27c】この実施形態の第二の部分上に置かれた、イースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図27d】この実施形態の第二の部分上に置かれた、イースト又は他の原料を含有する装置を示す図である。
【図28a】多機能を有する装置を示す図であって、この装置は本発明によるパックの上に置かれるか、又はその一部である。
【図28b】多機能を有する装置を示す図であって、この装置は本発明によるパックの上に置かれるか、又はその一部である。
【図28c】多機能を有する装置を示す図であって、この装置は本発明によるパックの上に置かれるか、又はその一部である。
【図29a】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図29b】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図29c】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図29d】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図29e】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図29f】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図29g】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図29h】イースト45又は他の原料のための備え付け容器40を有する本発明によるパックを示す図である。
【図30a】液体を含有するための備え付け容器42を有する本発明によるパックを示す図である。
【図30b】液体を含有するための備え付け容器42を有する本発明によるパックを示す図である。
【図30c】液体を含有するための備え付け容器42を有する本発明によるパックを示す図である。
【図30d】液体を含有するための備え付け容器42を有する本発明によるパックを示す図である。
【図31a】液体をパック内に充填することを容易にするように設計された、本発明によるパックを示す図である。
【図31b】液体をパック内に充填することを容易にするように設計された、本発明によるパックを示す図である。
【図31c】液体をパック内に充填することを容易にするように設計された、本発明によるパックを示す図である。
【図31d】液体をパック内に充填することを容易にするように設計された、本発明によるパックを示す図である。
【図32a】本発明による予め充填されたパックの使用法を示す概略図である。
【図32b】本発明による予め充填されたパックの使用法を示す概略図である。
【図32c】本発明による予め充填されたパックの使用法を示す概略図である。
【図32d】本発明による予め充填されたパックの使用法を示す概略図である。
【図32e】本発明による予め充填されたパックの使用法を示す概略図である。
【図33】種々の種類の本発明によるパックを示す概略図であって、ここでは、パックの容積を、好ましくは液体を添加する前に増加させることが可能である。
【図34】種々の種類の本発明によるパックを示す概略図であって、ここでは、パックの容積を、好ましくは液体を添加する前に増加させることが可能である。
【図35a】本発明によるパックの好ましい実施形態を示す図である。
【図35b】本発明によるパックの好ましい実施形態を示す図である。
【図35c】本発明によるパックの好ましい実施形態を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の部分及び第二の部分を有する容器から成る、食品原料用パックであって、
前記第二の部分は前記第一の部分から取り外し可能であり、それにより、前記容器内への開口部を提供し、
前記第一の部分は、上限300℃まで、例えば上限250℃まで又は上限200℃までの温度に耐性である1つ又は複数の材料から作られ、それにより、前記第一の部分を焼成缶として使用することを可能にし、
前記パックは、該パック内に含有される原料を、前記第二の部分を取り除く前に該パック内に維持するようになっており、該パックは、パン及び/又はケーキ生地を生成するための原料を含有することが好ましい、
食品原料用パック。
【請求項2】
前記第二の部分が前記第一の部分と同じ材料で作られる、請求項1に記載の食品原料用パック。
【請求項3】
前記第二の部分が蓋を含み、該蓋は、取り外し/開封時に、該蓋により閉鎖可能な開口部を提供し、前記第二の部分は、ボール紙、プラスチック又は金属箔等の材料で作られることが好ましい、請求項1又は2に記載の食品原料用パック。
【請求項4】
前記蓋と前記パックとの間の密封が、Oリング、溶着部、テープ及び/又は糊により提供且つ/又は増強される、請求項3に記載の食品原料用パック。
【請求項5】
前記蓋が、前記パックの折り畳み可能な部分に設けられ、該折り畳み可能な部分は、前記蓋を、前記第一の部分の外表面下に押し下げることができるように折り畳まれるようになっている、請求項3又は4に記載の食品原料用パック。
【請求項6】
前記蓋が、該蓋を前記パックの外表面上方の位置に指を使用して引き抜くための握り手段を備える、請求項5に記載の食品原料用パック。
【請求項7】
前記パックに添加される液体の量を計測するための計測装置をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項8】
前記計測装置が、前記第一の部分及び/又は前記第二の部分内に備えられる透明な構成要素を含み、該透明な構成要素を介して、前記パック内に存在する液体の高さが特定され得、前記透明な部分は可視的な目盛を備えることが好ましい、請求項7に記載の食品原料用パック。
【請求項9】
前記計測装置が、過剰な液体が前記容器から離れ得るオーバフロー開口部を備える、請求項7又は8に記載の食品原料用パック。
【請求項10】
前記パックの内部が、1つ又は複数の密封部材によってお互いがそれぞれ密封されている区分に分割される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項11】
前記区分の1つが、前記開口部と液体連通する、請求項10に記載の食品原料用パック。
【請求項12】
前記区分が、イーストを含有する前記開口部と液体連通している、請求項11に記載の食品原料用パック。
【請求項13】
前記開口部と液体連通している前記区分の容積が、前記パックに添加される液体の量に対応する容積を有する、請求項11又は12に記載の食品原料用パック。
【請求項14】
前記1つ又は複数の密封部材が、液体を前記容器に添加すること、並びに/又は、前記パックを液体が該パックに添加された後に振ること及び/若しくはかき混ぜることの結果、壊れる、請求項10〜13のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項15】
前記密封部材が、液体可溶性材料から作られる、請求項10〜14のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項16】
前記第二の部分が、取り外されたときに、前記パック内への開口部を提供する切り取り区分を備える、請求項1〜15のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項17】
前記切り取り区分が、前記パックの総外面積の1/10より大きい、例えば2/10より大きい、好ましくは3/10より大きい、例えば4/10より大きい、好ましくは5/10より大きい、例えば6/10より大きい、7/10より大きくさえあり、且つ実施の形態によっては8/10より大きく、例えば9/10より大きくさえある面積を有する開口部を提供する、請求項16に記載の食品原料用パック。
【請求項18】
前記パックの前記容積が、0.1〜5リットルの範囲、例えば0.2〜4リットルの範囲、好ましくは0.3〜3リットルの範囲、例えば0.4〜2リットルの範囲、好ましくは0.5〜1リットルの範囲である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項19】
前記パックが、折り畳み可能であるように、柔軟な材料で作られる、請求項1〜18のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項20】
前記パックが、前記第二の部分を取り外す前は、液密性である、請求項1〜19のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項21】
前記パックが、使用時まで焼成原料を保存するために液密的に密封される、請求項1〜20のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項22】
前記第一の部分が開口空洞を備え、該第二の部分が、前記空洞の開口部を覆っている蓋を備え、前記第一の部分と前記第二の部分は、前記パックを、1つ又は複数の別個の容器内に保管される1つ又は複数の原料で充填した後結合されることが好ましい、食品原料用パックであって、
前記第二の部分が、
開口部を確定する破り開け折り蓋を確定する切り込み線であって、液体を添加することができる前記蓋の一部で再閉鎖可能であることが好ましい、切り込み線と、
透明な部分を備える計測装置であって、これを介して、前記パック内に存在する液体の高さを特定し得、前記透明な部分は可視的な目盛を備えることが好ましい、計測装置と
を備え、前記1つ又は複数の容器は、前記空洞内に、前記破り開け折り蓋の開封の結果、これらの容器が破り開けられるように配置される、
請求項1〜21のいずれか1項に記載の食品原料用パック。
【請求項23】
1つ又は複数の原料を含有する前記1つ又は複数の容器が、前記パックの内側、好ましくは前記第二の部分及び/又は前記第一の部分と前記第二の部分とが結合する領域内に付着され、それにより、前記破り開け折り蓋が開けられたとき、前記1つ又は複数の容器内に含有される前記原料が前記他の原料に添加される、請求項22に記載の食品原料用パック。
【請求項24】
前記1つ又は複数の容器が、伸長された形状を有し、且つ、前記破り開け折り蓋に付着した1つの端及び前記破り開け折り蓋から離れた前記パックに付着するもう一方の端を、好ましくは前記第一の部分と前記第二の部分とが結合する領域内に有する、請求項23に記載の食品原料用パック。
【請求項25】
前記1つ又は複数の容器が、その長手方向が、該容器の長手方向に対して、約90°、例えば約85°、例えば約80°、例えば約75°、例えば約70°、例えば約65°、例えば約60°、例えば約55°、例えば約50°、例えば約45°、例えば約40°、例えば約35°、例えば約30°、例えば約25°、例えば約20°、例えば約15°、例えば約10°、例えば約5°、例えば約0°の角度で位置する、請求項24に記載の食品原料用パック。
【請求項26】
焼成原料で予め充填されたパックを使用する、パン及び/又はケーキ生地を生成する方法であって、
液体を、好ましくは原料と液体との間の適正な比率、例えば所定の比率で、前記パックに添加すること、
次いで、前記パック内で前記原料及び前記液体を振ること及び/又はかき混ぜること、及び
最終的に、前記パックの前記第一の部分内に生成された生地を焼成すること
を含む、パン及び/又はケーキ生地を生成する方法。
【請求項27】
前記液体が、該液体と前記他の原料との間の重量比が1:0.5と1:2.5の間になるような量で添加される、請求項26に記載のパン及び/又はケーキ生地を生成する方法。
【請求項28】
前記原料の1つが、膨張剤である、請求項26又は27に記載のパン及び/又はケーキ生地を生成する方法。
【請求項29】
前記液体が、前記他の原料のすくなくとも75重量%が混合された後に前記容器に添加される、請求項26〜28のいずれか1項に記載のパン及び/又はケーキ生地を生成する方法。
【請求項30】
前記パックが、請求項1〜25のいずれか1項に記載のパックである、請求項26〜29のいずれか1項に記載のパン及び/又はケーキ生地を生成する方法。

【図1a】
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【図1b】
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【図1c】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図3a】
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【図3b】
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【図3c】
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【図3d】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図7a】
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【図7b】
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【図8】
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【図9】
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【図10a】
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【図10b】
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【図10c】
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【図11a】
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【図11b】
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【図11c1】
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【図11c2】
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【図11c3】
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【図11d】
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【図11e】
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【図11f】
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【図11g】
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【図11h】
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【図11i】
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【図12】
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【図13a】
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【図13b】
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【図13c】
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【図13d】
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【図14a】
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【図14b】
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【図14c】
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【図15】
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【図16a】
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【図16b】
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【図16c】
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【図17a】
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【図17b】
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【図18】
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【図19】
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【図20a】
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【図20b】
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【図20c】
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【図21a】
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【図21b】
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【図22a】
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【図22b】
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【図22c】
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【図22d】
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【図22e】
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【図23】
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【図24a】
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【図24b】
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【図24c】
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【図25a】
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【図25b】
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【図26a】
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【図26b】
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【図27a】
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【図27b】
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【図27c】
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【図27d】
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【図28a】
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【図28b】
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【図28c】
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【図29a】
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【図29b】
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【図29c】
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【図29d】
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【図29e】
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【図29f】
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【図29g】
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【図29h】
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【図30a】
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【図30b】
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【図30c】
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【図30d】
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【図31a】
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【図31b】
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【図31c】
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【図31d】
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【図32a】
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【図32b】
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【図32c】
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【図32d】
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【図32e】
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【図33】
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【図34】
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【図35a】
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【図35b】
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【図35c】
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【公表番号】特表2007−506415(P2007−506415A)
【公表日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−527281(P2006−527281)
【出願日】平成16年9月24日(2004.9.24)
【国際出願番号】PCT/DK2004/000653
【国際公開番号】WO2005/029964
【国際公開日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【出願人】(306041662)
【出願人】(306041673)
【出願人】(306041684)
【出願人】(506099786)
【Fターム(参考)】