説明

熱交換器およびこれを備えた車両用空調装置

【課題】空気圧損が小さく、かつ熱交換量が熱交換器を提供する。
【解決手段】内部に複数の冷媒流通穴が形成された偏平チューブと、偏平チューブの偏平面に固定されたフィンとを備え、偏平チューブとフィンとを交互に積層して形成された熱交換器である。複数の冷媒流通穴の等価直径をde,偏平チューブの幅をW,偏平チューブの幅方向における一端と最も近い冷媒流通穴との距離に相当する一端側肉厚をt1,偏平チューブの幅方向における他端と最も近い冷媒流通穴との距離に相当する他端側肉厚をt2,偏平チューブの積層方向高さをHp,フィンの積層方向高さをHf,冷媒流通穴の個数をNとし、かつ、等価直径deが0.5以上0.8以下、偏平チューブ幅Wが12mm以上16mm以下とされた場合に、(W−t1−t2)×Hp×Hf/Nが、3.95以上10.0以下とされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器およびこれを備えた車両用空調装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両用空調装置には、空気との熱交換によって冷媒を凝縮させる凝縮器(熱交換器)が設けられている。凝縮器は、典型的なマルチフロータイプでは、偏平チューブとコルゲートフィンとを交互に積層したものが多用されている。偏平チューブの内部には、複数の冷媒流通穴が形成され、この偏平チューブの偏平面にコルゲートフィンの各凸部が固定され、コルゲートフィンの表面上を空気が通過するようになっている。
このような形式の凝縮器の性能を向上させるには、フィンピッチを詰めること、或いは、偏平チューブに形成される冷媒流通穴を細密化すること等が考えられる。
しかし、フィンピッチを詰めると通過する空気の圧損が増大し、CRFM(Condenser-Radiator Fan Module)のモータ入力の増大を招いてしまう。また、冷媒流通穴を細密化すると冷媒圧損が増大し、冷媒を圧縮するコンプレッサの動力の増加を招いてしまう。
【0003】
下記特許文献1には、通風抵抗および管内圧損の両方を考慮して最大放熱性能を得ることを目的としたマルチフロータイプの冷媒凝縮器が開示されている。具体的には、特許文献1では、チューブの積層方向高さTh、チューブ内の冷媒通路の積層方向高さTr、チューブ外表面と冷媒通路との間のチューブ外周肉厚Td、偏平チューブの積層方向のピッチTpをパラメータとし、通風開口比Pr(=Th/Tp)とチューブ外周肉厚Tdとの関係で熱交換器の形状を規定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3922288号公報(請求項1等)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1では、冷媒凝縮器の空気流れ方向(チューブの幅方向)の寸法については一切考慮されていない。すなわち、フィンを通過する空気による状態量変化(例えば空気の通風抵抗や、空気流れ方向の熱交換)について厳密な検討がなされていない。したがって、同文献に記載された冷媒凝縮器の形状の特定では、通風抵抗に依存する熱交換器の性能が厳密に評価できていない。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、空気圧損(通風抵抗)が小さく、かつ熱交換量が大きい熱交換器およびこれを備えた車両用空調装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の熱交換器およびこれを備えた車両用空調装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる熱交換器は、内部に複数の冷媒流通穴が形成された偏平チューブと、該偏平チューブの偏平面に固定され、その表面上を空気が通過するフィンと、を備え、前記偏平チューブと前記フィンとを交互に積層して形成された熱交換器において、複数の前記冷媒流通穴の等価直径をde,該偏平チューブの幅をW,該偏平チューブの幅方向における一端と最も近い前記冷媒流通穴との距離に相当する一端側肉厚をt1,該偏平チューブの幅方向における他端と最も近い前記冷媒流通穴との距離に相当する他端側肉厚をt2,該偏平チューブの積層方向高さをHp,前記フィンの積層方向高さをHf,前記冷媒流通穴の個数をNとし、かつ、前記等価直径deが0.5以上0.8以下、前記偏平チューブ幅Wが12mm以上16mm以下とされた場合に、(W−t1−t2)×Hp×Hf/Nが、3.95以上10.0以下とされていることを特徴とする。
【0008】
上記多項式に示されているように、熱交換器の熱交換性能を評価する際に、偏平チューブ幅Wを用いた多項式を用いることとした。これにより、フィンを通過する空気による状態変化(例えば空気の通風抵抗や、空気流れ方向の熱交換)をも考慮することができ、より厳密に熱交換性能を反映させることができる。
また、偏平チューブ幅Wや偏平チューブ高さHpといった偏平チューブの形状だけでなく、フィン高さHfをも考慮して熱交換器の形状を定めることとした。これにより、空気圧損をさらに厳密に考慮することができる。
冷媒流通穴の個数Nで除した多項式とすることで、冷媒流通穴1つあたりの性能を評価できる。
以上のような多項式を用い、その値が3.95以上10.0以下とすることで、空気圧損が小さく、かつ熱交換量が大きい熱交換器を実現できることを見出した。
なお、偏平チューブは、押出加工によって製造されることが好ましい。
【0009】
さらに、前記等価直径deは、0.55以上0.76以下とされていることが好ましい。
【0010】
等価直径deを0.55以上0.76以下とすることで、さらに空気圧損を小さく、かつ熱交換量を大きくすることができる。
【0011】
さらに、前記フィンはコルゲート形状とされており、そのピッチは、1.6mm以上2.0mm以下とされていることが好ましい。
【0012】
フィンピッチを1.6mm以上2.0mm以下とすることで、さらに空気圧損を小さく、かつ熱交換量を大きくすることができる。
【0013】
また、本発明の車両用空調装置は、上記のいずれかの熱交換器を備えたことを特徴とする。
【0014】
上記の熱交換器を備えることで、高性能とされた車両用空調装置を提供することができる。なお、本発明の熱交換器は、車両用空調装置の凝縮器として用いると好適である。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、空気圧損が小さく、かつ熱交換量が熱交換器およびこれを備えた車両用空調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態である車両用空調装置の凝縮器を示した正面図である。
【図2】図1の偏平チューブの横断面図である。
【図3】図1のコルゲートフィンを示した正面図である。
【図4】図1に示した凝縮器のシミュレーション結果を多項式について示したグラフである。
【図5】図1に示した凝縮器のシミュレーション結果を等価直径について示したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明にかかる実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、本実施形態にかかる凝縮器(熱交換器)1の正面図が示されている。凝縮器1は、車両用空調装置の冷凍サイクルにおいて圧縮機(図示せず)から吐出された高温高圧の過熱ガス冷媒を冷却して凝縮させるものである。また、凝縮器1は、CRFM(Condenser-Radiator Fan Module)の一構成要素として、車両エンジンルーム内の最前部に配置される。凝縮器1の後方には、エンジン冷却用ラジエータ(図示せず)、クーリングファン(図示せず)が順に配置される。凝縮器1は、クーリングファンによって送風される冷却空気(外気)により冷却される。
【0018】
凝縮器1は、所定間隔を開けて配置された一対の第1ヘッダタンク11及び第2ヘッダタンク12を備えている。これらヘッダタンク11,12は、筒状とされており、その長手方向を略鉛直方向に向けた状態で配置されている。これらヘッダタンク11,12間には、空気と冷媒との熱交換を行うコア部13が配置されている。
【0019】
凝縮器1は、ヘッダタンク11,12間に設けられた複数の並行流路を冷媒が流れるマルチフロータイプとされている。コア部13は、ヘッダタンク11,12間に渡って水平方向に延在する偏平チューブ14と、偏平チューブ14の偏平面に固定されたコルゲートフィン15とを備えている。偏平チューブ14とコルゲートフィン15とが交互に上下方向に積層されることによって、コア部13が形成されている。
【0020】
図2には、偏平チューブ14の横断面が示されている。同図に示されているように、偏平チューブ14の内部には、独立した複数の冷媒流通穴20が長手方向に形成されている。複数の冷媒流通穴20を有する偏平チューブ14は、アルミ合金製とされた素材を押し出し加工することによって製造することができる。
偏平チューブ14の長手方向の一端側が第1ヘッダタンク11に接続され、他端部が第2ヘッダタンク12に接続される。これにより、複数の冷媒流通穴20を通って冷媒がヘッダタンク11,12間で流通する。
【0021】
図3には、コルゲートフィン15の正面図が示されている。同図に示すように、コルゲートフィン15は、波形形状とされている。このコルゲートフィン15は、アルミ合金製の板材をプレス加工することによって製造することができる。コルゲートフィン15の山部15aおよび谷部15bは、偏平チューブ14の偏平面に対してろう付けによって接合される。このコルゲートフィン15の表面上に空気が流れ、空気と冷媒との熱交換が促進される。
図3に示されているように、コルゲートフィン15の高さがHf、フィンピッチがPfとされている。
【0022】
図1に示されているように、第1ヘッダタンク11内は、セパレータ16によって2つの室17、18に分割されており、上方の第1室17に圧縮機からのガス冷媒が導入される。そのガス冷媒は、第1室17と連通する上方に位置する偏平チューブ14を介して第2ヘッダタンク12に流入し、第2ヘッダタンク12内でUターンした後、下方に位置する残部の偏平チューブ14を介して下方の第2室18に流入する。ガス冷媒は、偏平チューブ14間の空間を通過する空気と熱交換して冷却され、凝縮され、冷媒の凝縮に伴って偏平チューブ14の冷媒流通穴20内で冷媒が気液2相流となる。
【0023】
次に、上記構成の凝縮器1の熱交換性能を、数値計算によるシミュレーションにて検討した結果について説明する。
本実施形態では、熱交換性能の指標として、正面面積Fa[m]および空気圧損ΔPa[Pa]に対する熱交換量Q[W]に相当するQ/Fa/ΔPaを採用した。この熱交換性能指標を採用することにより、凝縮器1(具体的にはコルゲートフィン15)を通過する空気の圧損が考慮されることになる。すなわち、熱交換量Qが大きく空気圧損ΔPaが小さいほど大きな値をとることになる。
【0024】
熱交換量Q及び空気圧損ΔPaは、以下の関係式によって求めた。
ΔPa=A×Pf^B
Q=C×exp(−D×Pf)
ここで、Pfはフィンピッチ(図3参照)であり、A,B,C及びDは定数である。
【0025】
また、シミュレーションでは、偏平チューブ14の冷媒通路穴20を流れる冷媒の圧損についても考慮されている。冷媒圧損は、具体的には、冷媒流通穴20の管摩擦係数、ガス冷媒および液冷媒の物性値等に基づいて算出される。冷媒圧損が大きい場合には、熱交換時(冷媒凝縮時)における冷媒のp(圧力)−h(エンタルピ)線図の状態量変化が、理想的な水平(即ち圧力一定かつ温度一定)から左下がりへと移行し、凝縮時における冷媒の平均温度CTmが低下する。平均温度CTmが低下すると、平均温度CTmと空気温度Taiとの差(CTm−Tai)に比例する熱交換量Qが減少することになる。したがって、冷媒圧損が低いものほど熱交換量Qが大きくなり、上述の熱交換性能指標は大きな値をとることになる。
【0026】
シミュレーションでは、以下の条件を用いた。
入口空気温度Tai=35℃
入口冷媒圧力Pri=1.744MPa
空気の正面風速Fvi=4.5m/s
冷媒入口過熱度SH=20K
冷媒出口過冷却度SC=10K
フィンピッチPf=1.6mm以上2.0mm以下
【0027】
凝縮器1の形状を規定するパラメータとして、以下の多項式を用いた。
(W−t1−t2)×Hp×Hf/N
上記多項式の各変数は、図2に示されているように、以下の通りである。
W ;偏平チューブ14の幅
t1;偏平チューブ14の幅方向における一端(図2において左端)と最も近い冷媒流通穴20との距離に相当する一端側肉厚
t2;偏平チューブ14の幅方向における他端(図3において右端)と最も近い冷媒流通穴20との距離に相当する他端側肉厚
Hp;偏平チューブ14の積層方向(上下方向)高さ
Hf;コルゲートフィン15の積層方向(上下方向)高さ
N ;冷媒流通穴20の個数
【0028】
上記の多項式において、偏平チューブ幅Wから一端側肉厚t1及び他端側肉厚t2を減算しているのは、これら肉厚t2,t2の範囲では実質的に熱交換が行われないからである。
偏平チューブ14の積層方向高さHp及びコルゲートフィン15の積層方向高さHfを偏平チューブ幅Wと共に積の形としたのは、これらのパラメータは熱交換量に比例するからである。
冷媒流通穴個数Nで除することにしたのは、冷媒流通穴20の1つあたりの性能を評価するためである。
【0029】
図4には、シミュレーション結果が示されている。同図において、縦軸は上述の熱交換性能指標Q/Fa/ΔPaであり、横軸は多項式(W−t1−t2)×Hp×Hf/Nである。
同図では、偏平チューブ幅が12mm、14mm、15mm、および16mmのそれぞれの場合について示されている。同図から分かるように、多項式が3.95以上10以下の場合に、全ての曲線の極大点が含まれることになる。したがって、多項式を3.95以上10以下に選定すれば、高性能の凝縮器1を得ることができる。
【0030】
図4の対比として、特許文献1にて規定された凝縮器に対して、本実施形態の多項式を計算した。特許文献1の凝縮器の諸元としては、[0021]に記載された数値(チューブ高さth=1.7mm,フィン高さFh=7.8mm,チューブ外周肉厚Td=0.35mm)と、特許文献1の図2から読み取れる冷媒流通穴の個数(14個)を参考にした。
冷媒流通穴の直径は、1mm(=1.7−2×0.35)となる。
なお、偏平チューブ幅Wについては特許文献1では規定されていないので、本実施形態と対比可能なように16mmを仮の数値として用いた。一端側肉厚t1及び他端側肉厚t2は、偏平チューブ幅の16mmと冷媒流通穴の14個と冷媒流通穴の直径1mmから算出すると、それぞれ、0.133mmとなる。以上の数値から得られる多項式の値は、以下の通りである。
(W−t1−t2)×Hp×Hf/N
=(16−0.133−0.133)×1.7×7.8/14
=14.9
このように、特許文献1に開示された凝縮器は、本実施形態で規定する多項式の範囲である3.95以上10以下の範囲外にあることが分かる。
【0031】
図5には、シミュレーション結果が示されている。同図において、縦軸は上述の熱交換性能指標Q/Fa/ΔPaであり、横軸は偏平チューブ14に形成された複数の冷媒流通穴20の等価直径deである。ここで、等価直径deは、1つの偏平チューブ14に形成された複数の冷媒流通穴20を等価な1つの円管に換算したときの直径を意味する。
同図では、偏平チューブ幅が12mm、14mm、15mm、および16mmのそれぞれの場合について示されている。同図から分かるように、等価直径deが0.5以上0.8以下、好ましくは0.55以上0.76の場合に、全ての曲線の極大点が含まれることになる。したがって、等価直径deを上記のように選定すれば、高性能の凝縮器1を得ることができる。
【0032】
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
凝縮器1の熱交換性能を評価する際に、偏平チューブ幅Wを用いた多項式を用いることとした。これにより、コルゲートフィン15を通過する空気による状態変化(例えば空気の通風抵抗や、空気流れ方向の熱交換)をも考慮することができ、より厳密に熱交換性能を反映させることができる。
偏平チューブ幅Wや偏平チューブ高さHpといった偏平チューブの形状だけでなく、フィン高さHfをも考慮して熱交換器の形状を定めることとした。これにより、空気圧損をさらに厳密に考慮することができる。
冷媒流通穴の個数Nで除した多項式とすることで、冷媒流通穴1つあたりの性能を評価できる。
【0033】
正面面積Faおよび空気圧損ΔPaに対する熱交換量Qを熱交換性能指標とし、上記の多項式で評価した。このように、熱交換量Qを空気圧損ΔPaで除したもので評価することにより、空気圧損を十分に考慮することとした。これにより、現実の使用状態に近い性能を評価することができる。
また、シミュレーションの際には冷媒圧損をも考慮することによって熱交換量Qを算出することとしたので、さらに現実の使用状態に近い性能を評価することができる。
【0034】
以上の多項式をパラメータとして評価し、その多項式の値が3.95以上10.0以下の範囲で、上述の熱交換性能指標が大きい(空気圧損が小さく、かつ熱交換量が大きい)ことを見出した。これにより、高性能の凝縮器の形状を多項式によって規定することで、高性能な凝縮器を再現性良く得ることができる。
【符号の説明】
【0035】
1 凝縮器(熱交換器)
13 コア部
14 偏平チューブ
15 コルゲートフィン
W 偏平チューブ幅
t1 一端側肉厚
t2 他端側肉厚
Hp 偏平チューブの積層方向高さ
Hf コルゲートフィンの積層方向高さ
Pf コルゲートフィンのフィンピッチ
N 冷媒流通穴の個数


【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に複数の冷媒流通穴が形成された偏平チューブと、該偏平チューブの偏平面に固定され、その表面上を空気が通過するフィンと、を備え、
前記偏平チューブと前記フィンとを交互に積層して形成された熱交換器において、
複数の前記冷媒流通穴の等価直径をde,該偏平チューブの幅をW,該偏平チューブの幅方向における一端と最も近い前記冷媒流通穴との距離に相当する一端側肉厚をt1,該偏平チューブの幅方向における他端と最も近い前記冷媒流通穴との距離に相当する他端側肉厚をt2,該偏平チューブの積層方向高さをHp,前記フィンの積層方向高さをHf,前記冷媒流通穴の個数をNとし、かつ、
前記等価直径deが0.5以上0.8以下、前記偏平チューブ幅Wが12mm以上16mm以下とされた場合に、
(W−t1−t2)×Hp×Hf/Nが、3.95以上10.0以下とされていることを特徴とする熱交換器。
【請求項2】
前記等価直径deは、0.55以上0.76以下とされていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記フィンはコルゲート形状とされており、そのピッチは、1.6mm以上2.0mm以下とされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱交換器。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載の熱交換器を備えたことを特徴とする車両用空調装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−52732(P2012−52732A)
【公開日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−195658(P2010−195658)
【出願日】平成22年9月1日(2010.9.1)
【出願人】(000006208)三菱重工業株式会社 (10,378)
【Fターム(参考)】