説明

画像形成装置

【課題】本発明の目的は、構造を複雑にすることなく、且つシート排出に至るまでの時間が遅くならないようにすることである。
【解決手段】シートに画像を形成する画像形成部と、前記シートを装置上方にある積載部22に排出する第一排出部とを有する画像形成装置Aであって、前記第一排出部は、前記積載部22に沿って前記第一排出部から他のユニットBにシートを搬送するために前記第一排出部と前記他のユニットBとを連結する中継搬送ユニットCが着脱可能であり、前記第一排出部よりも上方に、前記シートを前記積載部に排出する第二排出部Dを設け、前記第二排出部Dは、前記シートの表裏面を反転させて前記画像形成部に再給送するために、前記シートの一部を装置外に一時的に露出させたのち、前記シートを再び装置内に搬入するスイッチバック機構を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置上方の積載部にシートを排出し積載する画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図4に示すように、従来の画像形成装置としてのプリンタ90では、給送カセット91に収納されているシートPが、ピックアップローラ92と分離手段93により一枚ずつ分離給送されて送り出される。この送り出されたシートPは、画像形成部において画像を形成される。
【0003】
プリンタ90の画像形成部では、帯電手段104によりドラム表面を帯電された感光体ドラム103に、スキャナユニット109から画像情報に応じたレーザー光が照射され、静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム103上の静電潜像は現像手段105によりトナー像として現像される。そして、前述したように画像形成部に送られてきたシートPに対して、感光体ドラム103上のトナー像が転写ローラ108によって転写される。転写後に感光体ドラム103上に残ったトナーは、クリーニング手段106によって除去される。なお、前記感光体ドラム103、帯電手段104、現像手段105、クリーニング手段106は、プリンタ90に着脱自在なプロセスカートリッジ10として一体化されている。
【0004】
前記シートPに転写されたトナー像は定着手段110によって定着される。画像が定着されたシートPは、装置上部の排出口から排出ローラ111によって装置外に排出され、装置上方の積載部113に積載される。ここで、シートPの裏面側にも画像を形成する場合は、前述の如くして表面側への画像形成と定着を行った後に、排出ローラ111にてスイッチバックさせる。すなわち、シートPを排出ローラ111により装置外へ一時的に排出し、該シートPの全長すべてが装置外へ排出される前に排出ローラ111を逆転させ、再び装置内の両面搬送路112へ再搬入させる。このようにして表裏面が反転されたシートPは再び前記画像形成部に給送され、表面側と同様に裏面側にも画像が形成される。そして、定着手段110によって画像が定着されたシートPは、排出ローラ111により装置外に排出され、装置上方の積載部113に積載される。
【0005】
更に、装置上部の単一の排出口からシートを排出する画像形成装置をベースにして、スキャナなどの画像読取装置や、ソータ等のシート処理装置を連結して、生産性を向上させている技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】特開平10−69137号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、上記画像形成装置の側方にシート処理装置を取り付ける場合、該装置側方のシート処理装置と前記装置上部の排出口とを中継搬送ユニットで連結する必要がある。しかしながら、この構成では、画像が形成されたシートを綴じ等の処理することなく排出する際にも、中継搬送ユニットを経由して本体側方のシート処理装置に排出しなければならなくなる。このため、シートの処理・非処理にかかわらず、シートを排出するまでの時間が同じだけかかるという問題がある。
【0008】
ここで、上記特許文献1に開示されているように、前記中継搬送ユニットに、第二の排出部と、該第二の排出部によって排出されたシートを積載する積載部を設けることで、シートの処理・非処理に応じてシートの排出部を選択することが可能となる。これにより、シート処理装置に送る必要のないシートを、第二の排出部から排出することができ、シートを排出するまでの時間が遅くなることがない。しかしながら、前述したスイッチバック可能な単一の排出口に、前述の中継搬送ユニットを接続する場合、該中継搬送ユニットもスイッチバック搬送可能に構成しなければならない。しかも、前記中継搬送ユニットを装置本体側と同期させて正逆回転制御を行わなければならない。このため、構造が複雑になるという問題がある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、構造を複雑にすることなく、且つシート排出に至るまでの時間が遅くならないようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の代表的な構成は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記シートを装置上方にある積載部に排出する第一排出部とを有する画像形成装置であって、前記第一排出部は、前記積載部に沿って前記第一排出部から他のユニットにシートを搬送するために前記第一排出部と前記他のユニットとを連結する中継搬送ユニットが着脱可能であり、前記第一排出部よりも上方に、前記シートを前記積載部に排出する第二排出部を設け、前記第二排出部は、前記シートの表裏面を反転させて前記画像形成部に再給送するために、前記シートの一部を装置外に一時的に露出させたのち、前記シートを再び装置内に搬入するスイッチバック機構を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
上記本発明によれば、第一排出部と他のユニットとを連結する中継搬送ユニットによって第一排出部がふさがれた場合においても、前記他のユニットに送る必要のないシートを、前記第一排出部より上方にある第二排出部からシートを排出することができる。また、両面に画像を形成するシートを、前記第二排出部にてスイッチバック搬送して表裏面を反転させ、画像形成部に向けて再給送することができる。このため、構造を複雑にすることなく、且つシート排出に至るまでの時間が遅くならないようにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。図1は本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模式断面図、図2は画像形成装置本体にスイッチバックユニットと中継搬送ユニットを装着する様子を示す模式断面図、図3は中継搬送ユニットが未装着状態の画像形成装置を示す模式断面図である。
【0013】
図1に示すように、画像形成装置Aは、トナー色の異なる(例えばシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)4つのプロセスカートリッジ2(2a,2b,2c,2d)を着脱可能に有している。各プロセスカートリッジ2は、像担持体である電子写真感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)と、該感光体ドラム3に作用するプロセス手段を一体に有している。本実施形態に係るプロセスカートリッジ2は、前記プロセス手段として、感光体ドラム表面を帯電させる帯電手段4(4a,4b,4c,4d)、感光体ドラム上の潜像をトナーにより現像する現像手段5(5a,5b,5c,5d)、感光体ドラム上の転写残トナーを除去するクリーニング手段6(6a,6b,6c,6d)を有している。
【0014】
この画像形成装置Aの画像形成部では、各帯電手段4によりドラム表面を帯電された各感光体ドラム3に、スキャナユニット7から画像情報に応じたレーザー光が照射され、静電潜像が形成される。そして、各感光体ドラム3上の静電潜像は、各現像手段5によりトナー像として現像される。
【0015】
各感光体ドラム3上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト8のベルト裏面に配置された各一次転写ローラ12によって、ベルト表面に順次重ね転写(一次転写)される。このように各ドラムのトナー像の一次転写を順次終了させることで、ベルト表面にフルカラーの画像が形成される。
【0016】
給送カセット11に収納されているシートPは、ピックアップローラ9と分離手段(不図示)とにより一枚ずつ分離給送されて送り出される。この送り出されたシートPは、搬送ローラ対10によってレジストローラユニット12に送られ、レジストローラユニット12によって画像形成部に送られる。
【0017】
給送カセット11から分離給送されたシートPは、レジストローラ12により、ベルト表面に形成されたフルカラー画像に同期するタイミングで、中間転写ベルト8と二次転写ローラ13との間に搬送される。中間転写ベルト8表面のトナー像は、二次転写ローラ13によりシートPに一括転写(二次転写)される。
【0018】
シートP上に転写されたトナー像は、定着ユニット14によって定着される。画像が定着されたシートPは、図中実線位置にあるフラッパー15によって第一排出部側へ案内される。そしてシートPは、第一排出部を構成する第一排出ローラ20によって第一排出口21から装置外へ排出される。第一排出口21から排出されたシートPは、図3に示すように装置上方であって、第一排出ローラ20の下方にある積載部22に積載される。
【0019】
画像形成装置Aの上方には、シート排出空間を隔てて、原稿の画像を読み取る画像読取装置Eが着脱可能に装着されている。この画像読取装置Eは、原稿を一枚ずつ分離給送する自動原稿送り装置を備え、搬送原稿の画像を読み取る所謂流し読みが可能である。また、プラテンガラス(不図示)上に載置した静止原稿の画像を読み取る所謂固定読みも可能である。
【0020】
画像形成装置Aは、図2に示すように中継搬送ユニットCが着脱可能となっている。この中継搬送ユニットCは、図1に示すように、画像形成装置Aの第一排出口21と他のユニットとしてのシート処理装置Bの搬入口(不図示)とを連結するものである。そして、この中継搬送ユニットCは、前記積載部22に沿って前記第一排出口21から前記シート処理装置Bにシートを搬送する。従って、前述の如くして画像が形成されたシートPに対してステイプルなどの処理を行う場合には、前記シートPを画像形成装置Aの第一排出口21から中継搬送ユニットCを介してシート処理装置Bへ送る。
【0021】
なお、本実施形態においては、画像形成装置Aの側方に装着可能な前記他のユニット(側方ユニット)として、シートPに対して処理を行うシート処理装置を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前記他のユニットとして、単にシートを積載するシート積載装置を用い、このシート積載装置を画像形成装置Aの側方に装着し、前記シートPを画像形成装置Aの第一排出口21から中継搬送ユニットCを介してシート積載装置に送るようにしても良い。このシート積載装置には、例えば昇降可能なトレイを設けることにより、大容量のシート排出に対応可能となる。
【0022】
また画像形成装置Aは、前記第一排出部よりも上方に、第二排出部Dを有している。画像が定着されたシートPのうち、前記シート処理装置Bでの処理が必要ないシートPは、図中破線位置に切り替えられたフラッパー15により第二排出部D側へ案内される。そしてシートPは、第二排出部Dを構成する第二排出ローラ(スイッチバックローラ)23によって第二排出口24から装置外へ排出される。
【0023】
また前記第二排出部Dは、一方の面に画像が形成されたシートの表裏面を反転させて前記画像形成部に再給送するために、スイッチバック機構を有している。このスイッチバック機構は、前記シートの一部を第二排出口24から装置外に一時的に露出させたのち、該シートを再び装置内に搬入するものである。本実施形態に係るスイッチバック機構は、正逆回転可能なスイッチバックローラ(第二排出ローラ)23と、フラッパー15によって案内されたシートを第二排出口24へ案内する搬出路25と、第二排出口24から一部が露出されたシートを再び装置内に搬入する搬入路26と、を有している。
【0024】
従って、一方の面に画像が形成されたシートの他方の面へも画像形成を行う場合には、一方の面への画像形成と定着を行ったシートは、図中破線位置に切り替えられたフラッパー15により第二排出部D側へ案内される。そしてシートPは、正逆回転可能なスイッチバックローラ23によって第二排出口24から機外へ一時的に排出される。そしてシートPの全長すべてが機外へ排出される前に、再びスイッチバックローラ23を逆転させる。このスイッチバックローラの23の逆回転により、シートPは搬入路26を介して画像形成装置Aの両面搬送路16へ搬入される。スイッチバックローラ23は第一排出ローラ20よりも上方で、かつ第二排出口24は中継搬送ユニットCが装着されたとしてもふさがれることのない位置となっているため、シートは中継搬送ユニットCの上方で反転し、機内への再搬入を行うことになる。
【0025】
画像形成装置Aの両面搬送路へ搬入されたシートPは、再びレジストローラ12に送られ、該レジストローラ12によって画像形成部に送り込まれ、同様にして他方の面にも画像が形成される。表裏面に画像が形成されたシートPは、シート処理装置Bにて処理を行う場合にはフラッパー15を介して第一排出部側に案内される。一方、シート処理装置Bにて処理を行う必要のないシートPは、フラッパー15を介して第二排出部D側に案内される。
【0026】
そして、前記第一排出口21とシート処理装置Bとを連結している中継搬送ユニットCは、その上面が前記第二排出部Dから排出されるシートの積載部として機能する。従って、第二排出部D側に案内されたシートPは、スイッチバックローラ23をシートの全長が排出されるまで逆転させないことで第二排出口24から排出され、前記積載部として機能する中継搬送ユニットC上方に積載される。
【0027】
上述したように、本実施形態によれば、第一排出口21とシート処理装置Bとを連結する中継搬送ユニットCによって第一排出口21がふさがれた場合においても、前記シート処理装置Bに送る必要のないシートを、前記第一排出口21より上方にある第二排出口24から排出することができる。また、両面に画像を形成するシートを、前記第二排出部Dにてスイッチバック搬送して表裏面を反転させ、画像形成部に向けて再給送することができる。このため、構造を複雑にすることなく、且つシートの処理・非処理に応じてシート排出に至るまでの時間が遅くならないようにすることができる。
【0028】
また本実施形態では、図2に示すように、前記スイッチバック機構を有する第二排出部Dが、画像形成装置Aに対して着脱可能に構成されている。画像形成装置A上部と画像読取装置E下部との間には、排出積載されたシートを取り出すための空間が必要である。その空間を活用するように、前記スイッチバック機構を有する第二排出部Dを第一排出口21よりの上方の、原稿読取装置E下部とに挟まれた空間に着脱可能に配置している。これにより、装置の設置面積を増加させることなく、画像形成装置A上部と画像読取装置E下部との間の空間を有効利用することができる。さらに、画像形成装置A上部と画像読取装置E下部との間の空間を、シートのスイッチバック搬送の際の一時排出空間としても利用している。このため、装置の設置スペースを広げることなく、片面記録と同一の装置幅のままで、安定したスイッチバック搬送を実施することが可能となり、省スペース化が図れる。
【0029】
なお、上述した実施形態では、前記積載部22上のシート積載空間を隔てて、前記第二排出部Dの上方に選択的に装着される他のユニット(上方ユニット)として、画像読取装置Eを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、前記第二排出部Dの上方に、あるいは前記第二排出部Dの代わりに前記第一排出部の上方に、前記他のユニットとしてのシート処理装置を装着することも可能である。このシート処理装置は、シートに処理を施す機能の他に前記第二排出部Dを一体的に組み込んで構成しても良い。さらに、シート処理装置の上方に画像読取装置Eを装着しても良い。このように画像形成装置Aをベースに、必要に応じて様々なオプションユニットを組み合わせて用いることが可能である。様々なオプションユニットを、前記積載部22上のシート積載空間を隔てて、前記第二排出部Dの上方に選択的に装着されるようにしたので、装置全体の設置面積を増大することなく機能を追加し、装置の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す模式断面図
【図2】画像形成装置本体にスイッチバックユニットと中継搬送ユニットを装着する様子を示す模式断面図
【図3】中継搬送ユニットが未装着状態の画像形成装置を示す模式断面図
【図4】従来の画像形成装置を示す模式断面図
【符号の説明】
【0031】
A …画像形成装置
B …シート処理装置(他のユニット)
C …中継搬送ユニット
D …第二排出部
E …画像読取装置(他のユニット)
P …シート
15 …フラッパー
16 …両面搬送路
20 …第一排出ローラ
21 …第一排出口
22 …積載部
23 …第二排出ローラ(スイッチバックローラ)
24 …第二排出口
25 …搬出路
26 …搬入路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、前記シートを装置上方にある積載部に排出する第一排出部とを有する画像形成装置であって、
前記第一排出部は、前記積載部に沿って前記第一排出部から他のユニットにシートを搬送するために前記第一排出部と前記他のユニットとを連結する中継搬送ユニットが着脱可能であり、
前記第一排出部よりも上方に、前記シートを前記積載部に排出する第二排出部を設け、前記第二排出部は、前記シートの表裏面を反転させて前記画像形成部に再給送するために、前記シートの一部を装置外に一時的に露出させたのち、前記シートを再び装置内に搬入するスイッチバック機構を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記第一排出部と前記他のユニットとを連結すべく装着された前記中継搬送ユニットは、その上面が前記第二排出部から排出されるシートの積載部として機能することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第一排出部よりも上方に設けた、前記スイッチバック機構を有する第二排出部は、画像形成装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記他のユニットはシートを積載するシート積載装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記他のユニットはシートに処理を施すシート処理装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成装置は、前記積載部上のシート積載空間を隔てて、前記第一排出部又は前記第二排出部の上方に、画像を読み取る画像読取装置が選択的に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記画像形成装置は、前記積載部上のシート積載空間を隔てて、前記第一排出部又は前記第二排出部の上方に、シートに処理を施すシート処理装置が選択的に着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記画像形成装置は、前記積載部上のシート積載空間を隔てて、前記シート処理装置の上方に、画像を読み取る画像読取装置が選択的に着脱可能であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−313225(P2006−313225A)
【公開日】平成18年11月16日(2006.11.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−135842(P2005−135842)
【出願日】平成17年5月9日(2005.5.9)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】