説明

癌、腫瘍、および腫瘍関連障害を治療するための方法および組成物

組成物、ならびに被検体における癌、腫瘍、および腫瘍関連障害の治療でのこれらの組成物の使用法を本明細書に記載する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
癌を有する被検体を治療する方法であって、被検体に、治療上有効量の、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤、またはそれらそれぞれの医薬的に許容される塩、溶媒和物、多形体もしくはプロドラッグを含む組み合わせを投与することを含む、方法。
【請求項2】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、次式:
【化1】

(式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子または1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり;
は、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基またはアミノ基であり;
は、置換されていないか、または置換基αおよび置換基βからなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているフェニル基であり;
は、水素原子、ハロゲン原子、または1〜6個の炭素原子を有し、置換されていないか、もしくはヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているアルキル基であり;
は、水素原子;1〜6個の炭素原子を有し、置換されていないか、またはヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基により置換されているアルキル基;3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、アリール基;またはアルアルキル基であり;炭素環中に6〜14個の環炭素原子を有する前記アリール基は、置換されていないか、または置換基αおよび置換基βからなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換され;
前記アルアルキル基は、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり、前記定義の少なくとも1つのアリール基によって置換され;
前記置換基αは、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択され;
前記置換基βは、1〜6個の炭素原子を有し、置換されていないか、またはヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基により置換されたアルキル基;1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルオキシ基;メルカプト基;1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルチオ基;1〜6個の炭素原子を有するアルキルスルフィニル基;3〜8個の炭素原子を有するcycloalkloxy基;1〜6個の炭素原子を有するハロアルコキシ基;ならびに1〜6個の炭素原子を有するアルキレンジオキシ基;または医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグからなる群から選択される)を有する、請求項1記載の方法。
【請求項3】
Rが、水素原子、ハロゲン原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり;
が、メチル基またはアミノ基であり;
が、非置換フェニル基、またはハロゲン原子;1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基;1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されたアルキル基;1〜4個の炭素原子を有するハロアルコキシ基;および1〜4個の炭素原子を有するアルキレンジオキシ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているフェニル基であり;
が、水素原子、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基、または1〜4個の炭素原子を有し、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されている置換アルキル基であり;
が水素原子;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜 個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されている置換アルキル基;3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基;6〜10個の環炭素原子を有し、置換されていないか、またはハロゲン原子;1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基;1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、および1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基により置換されるアルキル基;ならびに3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルオキシ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているアリール基;アルキル部分に1〜4個の炭素原子を有し、少なくとも1個の前記アリール基を含むアルアルキル基であるか;あるいは医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグである、請求項2記載の方法。
【請求項4】
Rが水素原子であり;
がアミノ基であり;
が、非置換フェニル基、またはハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するハロアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するハロアルコキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルキレンジオキシ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されるフェニル基であり;
が、水素原子、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基または1〜4個の炭素原子を有するハロアルキル基であり;
が、水素原子;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ヒドロキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基で置換された置換アルキル基;3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基;6〜10個の環炭素原子を有し、置換されていないか、またはヒドロキシ基;ハロゲン原子;1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、置換されていないか、または少なくとも1個のハロゲン原子によって置換されたアルキル基;および3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルオキシ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているアリール基;ならびにアルキル部分に1〜4個の炭素原子を有し、少なくとも1個の前記アリール基を含むアルアルキル基であるか;あるいは医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグである、請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、4−メチル−2−(4−メチルフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;2−(4−メトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;2−(4−クロロフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;4−メチル−2−(4−メチルチオフェニル)−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;2−(4−メトキシ−3−メチルフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;2−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;2−(3,4−ジメチルフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;4−メチル−1−(4−メチルチオフェニル)−2−(4−スルファモイルフェニル)ピロール;1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−メチル−2−(4−メトキシフェニル)ピロール;および1−(4−アセチルアミノスルホニルフェニル)−4−メチル−2−(3,4−ジメチルフェニル)ピロールからなる群から選択される、請求項4記載の方法。
【請求項6】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールである、請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記EGFR阻害剤がエルロチニブである、請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールであり、前記EGFR阻害剤がエルロチニブである、請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体および前記EGFR阻害剤を、いずれかの順序で連続して、または同時に投与する、請求項1記載の方法。
【請求項10】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体を最初に投与する、請求項1記載の方法。
【請求項11】
前記EGFR阻害剤を最初に投与する、請求項1記載の方法。
【請求項12】
前記組み合わせを投与することによって、前記被検体の治療が向上される、請求項1記載の方法。
【請求項13】
前記組み合わせを投与することによって、前記EGFR阻害剤単独の治療または前記1,2−ジフェニルピロール誘導体単独の治療と比べて癌治療の副作用が軽減される、請求項1記載の方法。
【請求項14】
前記組み合わせの投与が、経口、非経口、口腔、鼻腔内、硬膜外、舌下、肺、局所、直腸、または経皮投与による、請求項1記載の方法。
【請求項15】
前記組み合わせを非経口投与によって投与する、請求項14記載の方法。
【請求項16】
非経口投与が、静脈内、皮下、髄腔内、または筋肉内である、請求項15記載の方法。
【請求項17】
経口投与が単回投与形態である、請求項14記載の方法。
【請求項18】
前記単回投与形態が、患者コンプライアンスの向上および/または丸薬負荷の減少をもたらす、請求項17記載の方法。
【請求項19】
前記単回投与形態が、単一カプセルまたは単一錠剤である、請求項17記載の方法。
【請求項20】
前記組成物が単一錠剤である、請求項19記載の方法。
【請求項21】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約25mg〜約450mgのエルロチニブを含む、請求項20記載の方法。
【請求項22】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約25mgのエルロチニブを含む、請求項21記載の方法。
【請求項23】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約100mgのエルロチニブを含む、請求項21記載の方法。
【請求項24】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約150mgのエルロチニブを含む、請求項21記載の方法。
【請求項25】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約200mgのエルロチニブを含む、請求項21記載の方法。
【請求項26】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約300mgのエルロチニブを含む、請求項21記載の方法。
【請求項27】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約450mgのエルロチニブを含む、請求項21記載の方法。
【請求項28】
前記癌が、口腔癌、前立腺癌、直腸癌、非小細胞肺癌、口唇および口腔癌、肝臓癌、肺癌、肛門癌、腎臓癌、外陰癌、乳癌、口腔咽頭癌、鼻腔および副鼻腔癌、鼻咽頭癌、尿道癌、小腸癌、胆管癌、膀胱癌、卵巣癌、咽頭癌、下咽頭癌、胆嚢癌、結腸癌、結腸直腸癌、頭部および頸部癌、副甲状腺癌、陰茎癌、膣癌、甲状腺癌、膵臓癌、食道癌、ホジキンリンパ腫、白血病関連性障害、菌状息肉腫、および骨髄異形成症候群からなる群から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項29】
前記癌が、非小細胞肺癌、膵臓癌、乳癌、卵巣癌、結腸直腸癌、ならびに頭部および頸部癌である、請求項28記載の方法。
【請求項30】
前記癌が、癌腫、腫瘍、新生物、リンパ腫、黒色腫、神経膠腫、肉腫、および芽細胞腫である、請求項1記載の方法。
【請求項31】
前記癌腫が、癌腫、腺癌、腺様嚢胞癌、腺扁平上皮癌、副腎皮質癌、高分化腺癌、扁平上皮細胞癌腫、漿液性癌、小細胞癌、浸潤性扁平上皮細胞癌腫、大細胞癌、島細胞癌、燕麦細胞癌、扁平上皮癌、未分化癌、いぼ状癌、腎細胞癌、乳頭状漿液性腺癌、メルケル細胞癌、肝細胞癌、軟部組織癌、気管支腺癌腫、毛細管癌、バルトリン腺癌、基底細胞癌、癌肉腫、乳頭腫/癌腫、明細胞癌、類内膜腺癌、中皮、転移性癌、粘膜表皮癌、胆管癌、光線性角化症、嚢胞腺腫、および肝細胞腺腫症からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項32】
前記腫瘍が、星細胞腫、悪性中皮腫、卵巣胚細胞腫瘍、テント上原始神経外胚葉腫瘍、ウィルムス腫瘍、下垂体部腫瘍、性腺外胚細胞腫瘍、ガストリノーマ、胚細胞腫瘍、妊娠性絨毛腫瘍、脳腫瘍、松果体部およびテント上原始神経外胚葉腫瘍、下垂体部腫瘍、ソマトスタチン分泌腫瘍、内胚葉洞腫瘍、カルチノイド、中心大脳星細胞腫、グルカゴノーマ、肝細胞腺腫、インスリノーマ、髄様上皮腫、形質細胞腫、ビポーマ、および褐色細胞腫からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項33】
前記新生物が、上皮内癌、多発性骨髄腫/形質細胞腫、形質細胞腫、上皮間扁平上皮細胞新生組織形成、子宮内膜過形成、限局性結節型過形成、血管内皮腫、および悪性胸腺腫からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項34】
前記リンパ腫が、神経系リンパ腫、AIDS関連性リンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、非ホジキンリンパ腫、リンパ腫、およびワルデンストロームマクログロブリン血症からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項35】
前記黒色腫が、末端性黒子性黒色腫、表在拡大型黒色腫、ぶどう膜黒色腫、悪性黒子型黒色腫、黒色腫、眼内黒色腫、腺癌結節型黒色腫、および血管腫からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項36】
前記肉腫が、腺腫、腺肉腫、間葉性軟骨肉腫、子宮内膜間質肉腫、ユーイング肉腫、カポジ肉腫、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、肉腫、子宮肉腫、骨肉腫、および偽肉腫からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項37】
前記神経膠腫が、神経膠腫、脳幹神経膠腫、ならびに視床下部および視経路神経膠腫からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項38】
前記芽細胞腫が、肺芽細胞腫、胸膜肺芽細胞腫、網膜芽腫、神経芽細胞腫、髄芽細胞腫、グリア芽細胞腫、および血管芽細胞腫からなる群から選択される、請求項30記載の方法。
【請求項39】
前記EGFR阻害剤が、小分子化合物または抗体である、請求項1記載の方法。
【請求項40】
前記小分子化合物が、ZM−254530、BIBX−1382、リベロマイシンA、ゲフィチニブ、CGP−57148、CGP−59326、4−(3−クロロ)−5,6−ジメチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、チロホスチン、PKI−166、PD153035、EKB−569、および4−(フェニルアミノ)キナゾリン、またはそれらの医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグからなる群から選択される、請求項39記載の方法。
【請求項41】
前記抗体が、EGF受容体抗体、MR1scFvPE38KDEL MDX−447、MDX−210、MD−72000、MDX−260、wayne抗EGFR Mab、抗EGFr Mab、抗EGFr MAb、Genen抗EGFR Mab、MAb DC−101、トラスツズマブ、抗VEGFモノクローナル、抗EGFR−DM1 Ab、MAb 4D5、BAB−447、EMD−55900、EMD−6200,−82633、抗EGFR Mab、MAb 4D5、セツキシマブ、抗EGFr MAb、抗flk−1、CCX、CCZ、抗flk−1、AG−514、AG−568、nti−EGFR−DM1 Ab、MDX−447、TgDCC−E1A、C225、マツズマブ、パニツムマブ、DWP−408、およびRC−3940IIからなる群から選択される、請求項39記載の方法。
【請求項42】
前記EGFR阻害剤が、ミューラー管抑制ホルモン、TNP−470、テコガランナトリウム、EGF受容体アンチセンス、PI−88、オリゴヌクレオチド、ブロメライン分子、アンフィレギュリン、EGF融合毒素、EGF融合タンパク質、アンフィレギュリンhbEGF−毒素、hbEGF−毒素、およびEGF融合タンパク質からなる群から選択される、請求項1記載の方法。
【請求項43】
腫瘍細胞の分化を誘発する方法であって、前記細胞を、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む有効量の組み合わせと接触させることを含み、これによって、前記組み合わせが腫瘍細胞の分化を誘発する、方法。
【請求項44】
癌細胞の増殖を阻害する方法であって、癌細胞を、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む組み合わせと接触させることを含み、これによって前記組み合わせが癌細胞の増殖を阻害する、方法。
【請求項45】
癌細胞の増殖を軽減する方法であって、前記細胞に1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む組み合わせを送達することを含み、これによって細胞増殖の減少が、1,2−ジフェニルピロール誘導体単独またはEGFR阻害剤単独のいずれかによって引き起こされる減少よりも大きくなる、方法。
【請求項46】
ATPの分子を用いて自己リン酸化を調節する方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む有効量の組み合わせを癌細胞に送達することを含み、前記組み合わせがATPの分子を用いた自己リン酸化を阻害する、方法。
【請求項47】
腫瘍細胞の転移を阻害する方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む有効量の組み合わせを投与して、前記組み合わせが腫瘍細胞の転移活性を阻害することを含む、方法。
【請求項48】
癌細胞においてアポトーシスを誘発する方法であって、前記癌細胞を、アポトーシスを誘発するために十分な1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFRキナーゼを含む組み合わせと接触させることを含む、方法。
【請求項49】
EGFR阻害剤耐性癌細胞をEGFR阻害剤に対して感受性にする方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む組み合わせを投与することを含み、前記組み合わせが、癌細胞をEGFR阻害剤に対して感受性にする、方法。
【請求項50】
癌細胞におけるEGFR耐性を治療する方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む組み合わせを投与することを含む、方法。
【請求項51】
癌細胞におけるプロスタグランジン合成を調節する方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む組み合わせと前記細胞を接触させることを含み、前記組み合わせが、癌細胞におけるプロスタグランジン合成を阻害する、方法。
【請求項52】
癌細胞におけるシクロオキシゲナーゼ発現を調節する方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む組み合わせを前記細胞に送達することを含み、前記組み合わせが、癌細胞におけるシクロオキシゲナーゼ発現を阻害する、方法。
【請求項53】
癌細胞における血管形成を調節する方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体およびEGFR阻害剤を含む組み合わせと前記細胞を接触させることを含み、前記組み合わせが癌細胞における血管形成を抑制する、方法。
【請求項54】
被検体において新生組織形成および/または新生組織形成関連障害の従来型治療での用量を減少させる方法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体とEGFR阻害剤との組み合わせを被検体に投与することを含み、前記組み合わせが、新生組織形成関連障害および/または新生組織形成関連障害の従来の治療での用量を減少させる、方法。
【請求項55】
新生組織形成および/または新生組織形成関連障害の治療法であって、1,2−ジフェニルピロール誘導体とEGFR阻害剤との組み合わせを投与することを含む、方法。
【請求項56】
1,2−ジフェニルピロール誘導体とEGFR阻害剤との組み合わせまたはそれぞれの医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグを含む、癌治療用組成物。
【請求項57】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、次式:
【化2】

(式中、Rは、水素原子、ハロゲン原子または1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり;
は、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基またはアミノ基であり;
は、置換されていないか、または置換基αおよび置換基βからなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているフェニル基であり;
は、水素原子、ハロゲン原子、または1〜6個の炭素原子を有し、置換されていないか、もしくはヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているアルキル基であり;
は、水素原子;1〜6個の炭素原子を有し、置換されていないか、またはヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基により置換されているアルキル基;3〜8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、アリール基;またはアルアルキル基であり;炭素環中に6〜14個の環炭素原子を有する前記アリール基は、置換されていないか、または置換基αおよび置換基βからなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換され;
前記アルアルキル基は、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基であり、前記定義の少なくとも1つのアリール基によって置換され;
前記置換基αは、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択され;
前記置換基βは、1〜6個の炭素原子を有し、置換されていないか、またはヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜6個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜6個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基により置換されたアルキル基;1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルオキシ基;メルカプト基;1〜6個の炭素原子を有するアルカノイルチオ基;1〜6個の炭素原子を有するアルキルスルフィニル基;3〜8個の炭素原子を有するcycloalkloxy基;1〜6個の炭素原子を有するハロアルコキシ基;ならびに1〜6個の炭素原子を有するアルキレンジオキシ基;または医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグからなる群から選択される)を有する、請求項56記載の組成物。
【請求項58】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、次式:
【化3】

(式中、Rが、水素原子、ハロゲン原子または1〜4個の炭素原子を有するアルキル基であり;
が、メチル基またはアミノ基であり;
が、非置換フェニル基、またはハロゲン原子;1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基;1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されたアルキル基;1〜4個の炭素原子を有するハロアルコキシ基;および1〜4個の炭素原子を有するアルキレンジオキシ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているフェニル基であり;
が、水素原子、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基、または1〜4個の炭素原子を有し、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されている置換アルキル基であり;
が水素原子;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基および1〜 個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されている置換アルキル基;3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基;6〜10個の環炭素原子を有し、置換されていないか、またはハロゲン原子;1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基;1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ヒドロキシ基、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、および1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基により置換されるアルキル基;ならびに3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルオキシ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているアリール基;アルキル部分に1〜4個の炭素原子を有し、少なくとも1個の前記アリール基を含むアルアルキル基であるか;あるいは医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグである)を有する、請求項57記載の組成物。
【請求項59】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、次式:
【化4】

(式中、Rが水素原子であり;
がアミノ基であり;
が、非置換フェニル基、またはハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ基、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するハロアルキル基、1〜4個の炭素原子を有するハロアルコキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルキレンジオキシ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基によって置換されるフェニル基であり;
が、水素原子、ハロゲン原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基または1〜4個の炭素原子を有するハロアルキル基であり;
が、水素原子;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、ヒドロキシ基および1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基からなる群から選択される少なくとも1個の置換基で置換された置換アルキル基;3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基;6〜10個の環炭素原子を有し、置換されていないか、またはヒドロキシ基;ハロゲン原子;1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基;1〜4個の炭素原子を有する非置換アルキル基;1〜4個の炭素原子を有し、置換されていないか、または少なくとも1個のハロゲン原子によって置換されたアルキル基;および3〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルオキシ基からなる群から選択される少なくとも1つの置換基によって置換されているアリール基;ならびにアルキル部分に1〜4個の炭素原子を有し、少なくとも1個の前記アリール基を含むアルアルキル基であるか;あるいは医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグである)を有する、請求項57記載の組成物。
【請求項60】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールである、請求項59記載の組成物。
【請求項61】
前記EGFR阻害剤がエルロチニブである、請求項56記載の組成物。
【請求項62】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールであり、前記EGFR阻害剤がエルロチニブである、請求項56記載の組成物。
【請求項63】
前記組成物が単回投与形態である、請求項56記載の組成物。
【請求項64】
前記単回投与形態が、患者のコンプライアンスを向上させ、および/または丸薬負担を軽減する、請求項63記載の組成物。
【請求項65】
前記組み合わせが経口、非経口、口腔、鼻腔内、硬膜外、舌下、肺、局所、直腸、または経皮形態である、請求項62記載の組成物。
【請求項66】
前記組み合わせが非経口形態である、請求項65記載の組成物。
【請求項67】
前記非経口形態が、静脈内、皮下、髄腔内、または筋肉内である、請求項66記載の組成物。
【請求項68】
前記単回投与形態が、単一カプセルまたは単一錠剤である、請求項63記載の組成物。
【請求項69】
前記組成物が単一錠剤である、請求項68記載の組成物。
【請求項70】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約25mg〜約450mgのエルロチニブを含む、請求項69記載の組成物。
【請求項71】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約25mgのエルロチニブを含む、請求項70記載の組成物。
【請求項72】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約100mgのエルロチニブを含む、請求項70記載の組成物。
【請求項73】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約150mgのエルロチニブを含む、請求項70記載の組成物。
【請求項74】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約200mgのエルロチニブを含む、請求項70記載の組成物。
【請求項75】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約300mgのエルロチニブを含む、請求項70記載の組成物。
【請求項76】
前記単一錠剤が、約1mg〜約1200mgの2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールおよび約450mgのエルロチニブを含む、請求項70記載の組成物。
【請求項77】
前記組成物が、1日1回投与に適している、請求項70記載の組成物。
【請求項78】
前記EGFR阻害剤が、小分子化合物または抗体である、請求項56記載の組成物。
【請求項79】
前記小分子化合物が、ZM−254530、BIBX−1382、リベロマイシンA、ゲフィチニブ、CGP−57148、CGP−59326、4−(3−クロロ)−5,6−ジメチル−7H−ピロロ[2,3−d]ピリミジン、チロホスチン、PKI−166、PD153035、EKB−569、および4−(フェニルアミノ)キナゾリン、またはそれらの医薬的に許容される塩、溶媒和物、もしくはプロドラッグからなる群から選択される、請求項78記載の組成物。
【請求項80】
前記抗体が、EGF受容体抗体、MR1scFvPE38KDEL MDX−447、MDX−210、MD−72000、MDX−260、wayne抗EGFR Mab、抗EGFr Mab、抗EGFr MAb、Genen抗EGFR Mab、MAb DC−101、トラスツズマブ、抗VEGFモノクローナル、抗EGFR−DM1 Ab、MAb 4D5、BAB−447、EMD−55900、EMD−6200,−82633、抗EGFR Mab、MAb 4D5、セツキシマブ、抗EGFr MAb、抗flk−1、CCX、CCZ、抗flk−1、AG−514、AG−568、nti−EGFR−DM1 Ab、MDX−447、TgDCC−E1A、C225、マツズマブ、パニツムマブ、DWP−408、およびRC−3940IIからなる群から選択される、請求項78記載の組成物。
【請求項81】
前記組成物が、従来の癌治療よりも低用量のEGFR阻害剤を含む、請求項56記載の組成物。
【請求項82】
前記組成物が、癌治療の副作用を軽減する、請求項56記載の組成物。
【請求項83】
前記組成物が癌の治療を向上させる、請求項56記載の組成物。
【請求項84】
1,2−ジフェニルピロール誘導体とEGFR阻害剤との組み合わせ、および医薬的に許容される賦形剤または担体を含む、癌治療のための医薬組成物。
【請求項85】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が、2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールである、請求項84記載の医薬組成物。
【請求項86】
前記EGFR阻害剤がエルロチニブである、請求項84記載の医薬組成物。
【請求項87】
前記1,2−ジフェニルピロール誘導体が2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールであり、前記EGFR阻害剤がエルロチニブである、請求項84記載の医薬組成物。
【請求項88】
1,2−ジフェニルピロール誘導体とEGFR阻害剤との組み合わせを含む単回投与形態および前記投与形態の投与法に関する説明書を含む、癌治療用キット。
【請求項89】
前記1,2−ジフェニルピロールが、2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールであり、前記EGFR阻害剤がエルロチニブである、請求項88記載のキット。
【請求項90】
前記被検体に、2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールと前記EGFR阻害剤との前記組み合わせに加えて、1以上の療法を適用することをさらに含む、請求項6記載の方法。
【請求項91】
前記1以上の療法が、手術、放射線療法、化学療法、幹細胞移植を用いる高用量化学療法;ホルモン療法、およびモノクローナル抗体療法の1以上含む、請求項90記載の方法。
【請求項92】
放射線療法が、内部および/または外部放射線療法を含む、請求項91記載の方法。
【請求項93】
前記化学療法が、前記被検体にゲムシタビンを投与することを含む、請求項91記載の方法。
【請求項94】
癌を有する被検体を治療する方法であって、前記被検体に、治療上有効量の、2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロール、エルロチニブおよびゲムシタビン、またはそれらそれぞれの医薬的に許容される塩、溶媒和物、多形体もしくはプロドラッグを含む組み合わせを投与することを含む、方法。
【請求項95】
前記2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールを1日あたり100〜1200mgの用量で投与し、前記エルロチニブを1日あたり50〜250mgの用量で投与し、そして前記ゲムシタビンを毎週の静脈内投与につき、体表面積1平方メートルあたり500〜1500mgの用量で投与する、請求項94記載の方法。
【請求項96】
前記2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールを1日あたり400mgの用量で投与し、前記エルロチニブを1日あたり100mgの用量で投与し、そして前記ゲムシタビンを毎週の静脈内投与につき、体表面積1平方メートルあたり1000mgの用量で投与する、請求項95記載の方法。
【請求項97】
前記2−(4−エトキシフェニル)−4−メチル−1−(4−スルファモイルフェニル)−ピロールを1日あたり400mgの用量で投与し、前記エルロチニブを1日あたり150mgの用量で投与し、そして前記ゲムシタビンを毎週の静脈内投与につき、体表面積1平方メートルあたり1000mgの用量で投与する、請求項95記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2010−533205(P2010−533205A)
【公表日】平成22年10月21日(2010.10.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−516291(P2010−516291)
【出願日】平成20年7月11日(2008.7.11)
【国際出願番号】PCT/US2008/069894
【国際公開番号】WO2009/009778
【国際公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【出願人】(510010827)トラガラ ファーマシューティカルズ,インク. (4)
【Fターム(参考)】