説明

皮膚外用組成物

【課題】本発明の目的は、粉末のかさつきを抑え、使用性が良好で、べたつきがなく、化粧くずれもなく、かつ、製剤安定性の良好な皮膚外用組成物を提供することにある。
【解決手段】粉末とともに2−エチル−1,3−ヘキサンジオールを配合することを特徴とする皮膚外用組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料などの皮膚外用組成物に関し、より詳しくは、粉末の配合に基づく皮膚のかさつきを防止した、使用性良好で、製剤安定性に優れた化粧料などの皮膚外用組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
皮膚外用組成物の中でメーキャップ化粧料のように粉末を特定量以上配合した化粧料は皮膚に塗布した時に皮膚の水分を奪い、また物理的に皮膚を傷つけることから皮膚をかさつかせることが知られている。従来、このかさつきを防止するためには、皮膚の水分保護の観点から保湿剤を、物理的に滑りをよくすることから油分を過剰に配合することが多かった。
【0003】
しかしながら、過剰の保湿剤の配合は使用感触のべたつきや粉末の凝集の原因になるという問題があった。また、過剰の油分の配合は皮膚にぎらつきを与えやすいし、さらに化粧くずれの原因やにきびなどの肌トラブルの原因になるという問題があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この粉末を特定量以上配合した化粧料においての皮膚のかさつきの問題に対して、トラネキサム酸のアミド体を用いる試みが行われたが(特許文献1)、該特許で用いられた化合物は常温で固体であるため、粉末とのなじみが悪く、経時での製剤の安定性に問題があるため、更なる改善が望まれていた。
【特許文献1】特許第3398206号
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らはこのような事情に鑑み、粉末を特定量以上配合した化粧料などの皮膚外用組成物において、皮膚のかさつきを防止し、使用感に優れ、粉末などの他の配合成分とのなじみが良く、製剤安定性に優れた皮膚外用組成物を得ることを目的に鋭意検討した結果、粉末とともに2−エチル−1,3−ヘキサンジオールを配合すると、上記課題が解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は粉末と2−エチル−1,3−ヘキサンジオールを配合した、従来の技術では達成できなかった、皮膚のかさつきがなく、また、皮膚のぎらつきやべたつき並びに化粧くずれもなく、使用性良好で、粉末などの他配合成分とのなじみが良く、粉末の凝集もなく、製剤安定性に優れた、化粧料などの皮膚外用組成物である。
【発明の効果】
【0006】
粉末とともに2−エチル−1,3−ヘキサンジオールを配合することにより、皮膚のかさつきを抑え、また、皮膚のぎらつきやべたつき並びに化粧くずれもなく、使用性良好で、粉末の凝集もなく、製剤安定性に優れた、化粧料などの皮膚外用組成物を提供することができる。
【0007】
また、本発明の前記皮膚外用組成物は化粧料であることを特徴とする。
また、本発明の前記皮膚外用組成物はメーキャップ化粧料であることを特徴とする。
また、本発明の前記皮膚外用組成物は基礎化粧料であることを特徴とする。
また、本発明の前記皮膚外用組成物において、粉末の皮膚外用組成物中の含有量が1.0質量%以上であることを特徴とする。
また、本発明の前記皮膚外用組成物において、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールの皮膚外用組成物中の含有量は0.001〜5.0質量%であることを特徴とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
本発明で用いる粉末は、例えばマイカ、セリサイト、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、群青、紺青、カーボンブラック、二酸化チタン、酸化亜鉛、雲母チタン、魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス、窒化ホウ素、フォトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、複合化微粒子粉体などの無機顔料、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ナイロンパウダーなどの高分子粉体などが挙げられる。
【0009】
本発明で用いる粉体の皮膚外用組成物中の含有量は、その配合目的に応じて適宜決めればよく、特に制限されないが、1.0質量%以上の場合に本発明の効果は顕著である。
【0010】
本発明に用いる2−エチル−1,3−ヘキサンジオールは公知物質であるが、製剤の安定性を満たしながら、皮膚のかさつきを抑え、しかも皮膚のぎらつきやべたつき、または化粧くずれなどが起こらない皮膚外用組成物を提供できることは新規である。
【0011】
本発明の2−エチル−1,3−ヘキサンジオールは公知の合成法により製造することができる。また、東京化成工業(株)等から市販されており、容易に入手することができる。
【0012】
本発明の2−エチル−1,3−ヘキサンジオールは、その構造から立体異性が生じるが、本発明においては単一であってもそれらの混合物であっても構わず、またその混合比も問わない。また光学異性が生じるが、光学活性体、ラセミ体、それらの混合物、更にそれらの立体異性についての単一であっても混合物であってもいずれでもよく、またそれらの混合比も問わない。
【0013】
本発明の2−エチル−1,3−ヘキサンジオールは高沸点の透明な液状物質であり、粉末と配合した成型後に結晶が析出することがなく、粉末・油分・水分などの配合成分に対してなじみが良いと同時に成分同士のなじみを向上し、経時で凝集・変色の問題がなく、製剤の安定性が向上する。また、経時で劣化や揮散することがなく、効果が低下することがない。
【0014】
本発明の2−エチル−1,3−ヘキサンジオールの皮膚外用組成物中の含有量は粉末による皮膚のかさつきや製剤の安定性の改善を考慮すると0.001〜5.0質量%であり、好ましくは0.01〜2.0質量%である。少なすぎると改善効果が確保できず、著しく過剰に配合した場合はべたつき等の使用性の問題が発生する。
【0015】
本発明の皮膚外用組成物は上記の粉末と2−エチル−1,3−ヘキサンジオール以外に、通常化粧料や医薬部外品、医薬品などの皮膚外用組成物に配合される成分、例えば、液体油脂、固体油脂、ロウ、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル油、シリコーン油、水溶性高分子、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調製剤、皮膚栄養剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、殺菌防腐剤、その他の薬剤、色素、香料、水などを配合することができる。
【0016】
また、本発明の皮膚外用組成物の形態は、特に限定されないが、例えば液状、ゲル状、ペースト状、乳液状、クリーム状、固形状、粉末状、二層状、シート状、スティック状、ペンシル状等である。また、本発明の皮膚外用組成物は具体的に言えば、乳液、クリーム、ローション、サンスクリーン、ジェル、美容液、パック、マスクなどの基礎化粧料、ファンデーション、白粉・打粉、口紅、頬紅、化粧下地、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、ネールエナメル、エナメルリムーバー、ネールトリートメントなどのメークアップ化粧料、サンスクリーン、アフターサンケア、ハンドケア、デオドラント、脱毛などのボディ化粧料などであるが、これらに限定されるものではない。
【0017】
次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれら実施例により何らに限定されるものではない。なお、配合量の単位はすべて質量%である。
【0018】
〔使用試験1〕
表1に示す処方の乳化ファンデーションを調製し、使用試験を実施した。更に温度加速試験を行い、製剤の安定性を評価した。
【0019】
<乳化ファンデーションの製法>
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ステアリルアルコール、ステアリン酸、グリセリルモノステアレート、POE(20)セチルアルコールエーテル、液状ラノリン、流動パラフィン、メチルパラベンを加熱攪拌溶解し、タルク、二酸化チタン、ベンガラ、カオリン、セリサイト、マイカ、酸化鉄を分散する。これを、1.3−ブチレングリコール、トリエタノールアミン、N-n-プロピル-トランス-4-アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド塩酸塩、精製水を加熱攪拌溶解した水相に加え、乳化攪拌冷却してファンデーションを得た。
【0020】
<使用試験方法>
女性パネル20名に2週間使用させて使用感の満足度を申告させた。使用感の評価は以下の4段階の評価点で行い、評価点の平均を算出して以下の基準に分類した。
4:かさつきがなく、使用感が満足
3:僅かにかさつくが、使用感はほぼ満足
2:かさつき、使用感は不満足
1:著しくかさつき、使用感は極めて不満足
【0021】
A:評価点平均3.5以上
B:評価点平均3.0〜3.5未満
C:評価点平均2.0〜3.0未満
D:評価点平均2.0未満
【0022】
<温度加速試験>
実施例及び比較例の試料50gを0℃及び50℃の恒温槽に1月間保存した。
<安定性の評価方法>
上記加速試験を施した試料について以下の基準にて安定性を評価した。
◎:製剤安定性が良好で、外観に変化がなく、変色や凝集・割れなどの現象がない。
○:製剤安定性がほぼ良好で、一部変化が認められるが、問題となるほどの大きな外観変化がない。
△:製剤安定性にやや問題があり、一部凝集や変色などの現象が認められる。
×:製剤安定性に問題があり、外観変化や変色・凝集・割れなどが認められる。尚、製剤としては◎及び○のものを合格とする。
【実施例1】
【0023】
【表1】

【0024】
実施例1では使用性の満足度が高く、また、安定性も良好である。これは本発明の効果である。比較例1では安定性は良好であるが、使用性の満足度が低い。また、特許第3398206号記載のトラネキサム酸のアミド体を配合した比較例2では使用性の満足度は高いが、結晶が析出しており、安定性に問題があった。
【0025】
〔使用試験2〕
表2に示す処方のパウダリーファンデーションを調製し、使用試験を実施した。更に温度加速試験を行い、製剤の安定性を評価した。
【0026】
<パウダリーファンデーションの製法>
タルク、マイカ、カオリン、二酸化チタン、雲母チタン、ステアリン酸亜鉛、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ナイロンパウダーをブレンダーで混合する。これに、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、スクワラン、酢酸ラノリン、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、モノオレイン酸ソルビタン、メチルパラベン、N-n-プロピル-トランス-4-アミノメチルシクロヘキサンカルボンアミド塩酸塩を加え、均一に混ぜる。これを粉砕機で粉砕した後、ふるいを通し、中皿に圧縮成型した。
【0027】
<使用試験方法>
使用試験1と同様である。
<温度加速試験>
使用試験1と同様である。
【実施例2】
【0028】
【表2】

【0029】
実施例2では使用性の満足度が高く、また、安定性も良好である。これは本発明の効果である。比較例3では安定性は良好であるが、使用性の満足度が低い。また、比較例4では使用性の満足度は高いが、結晶が析出しており、安定性に問題があった。
【0030】
以下に、本発明の利用方法を更に詳述するが、本発明は以下の実施例に限定されることはなく、他の処方で用いることが出来る。尚、各実施例は各製品の製造における常法により製造したもので良く、配合量のみを示した。いずれにおいても本発明の良好な効果が得られた。
【実施例3】
【0031】
油中水型乳化ファンデ−ション 質量%
精製水 残余
プロピレングリコール 4.0
グリセリン 2.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 5.0
メタリン酸ナトリウム 適量
べントナイト 2.0
水酸化カリウム 0.4
パルミチン酸 1.2
イソステアリン酸 1.0
酸化チタン 10.0
酸化鉄 適量
シリカ被覆酸化亜鉛 5.0
硫酸バリウム 3.0
タルク 4.0
マイカ 2.0
雲母チタン 1.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5
セチルアルコール 0.4
バチルアルコール 0.5
流動パラフィン 5.0
ジメチルポリシロキサン 5.0
パラメトシキケイ皮酸2−エチルへキシル 3.0
ワセリン 1.0
香料 適量

【実施例4】
【0032】
油中水型乳化ファンデ−ション 質量% 球状ナイロン 10.0
多孔性無水ケイ酸粉末 8.0
雲母チタン 2.0
シリコーン処理セリサイト 2.0
シリコーン処理マイカ 12.0
シリコーン処理二酸化チタン 5.0
シリコーン処理酸化鉄 2.0
精製水 残余
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 18.0
ジメチルポリシロキサン 5.0
スクワラン 1.0
ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン 2.0
フェノキシエタノール 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 適量

【実施例5】
【0033】
油中水型乳化固型ファンデーション 質量%
マイクロクリスタリンワックス 5.0
ジメチルポリシロキサン 10.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
ジプロピレングリコール 3.0
パルミチン酸 0.5
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 3.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黄酸化鉄 3.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆ベンガラ 1.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黒酸化鉄 適量
アルキル変性シリコン樹脂被覆無水ケイ酸 2.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆酸化チタン 15.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆セリサイト 10.0
酸化チタン・ベンガラ被覆雲母 3.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 3.0
N−ラウロイル−L−リジン 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
メリロートエキス 2.0
精製水 残余

【実施例6】
【0034】
水中油型乳化固型ファンデーション 質量%
マイクロクリスタリンワックス 1.0
ジメチルポリシロキサン 15.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.5
キャンデリラロウ 3.0
イソステアリン酸 1.0
エチレングリコール脂肪酸エステル 0.1
ラノリン脂肪酸オクチルドデシル 0.5
2−アルキル−N−カルボキシメチル 4.0
−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
酸化チタン 7.5
硫酸バリウム 5.0
酸化チタン 7.0
タルク 3.0
無水ケイ酸 4.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
メタリン酸ナトリウム 0.1
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
ハマメリス抽出液 0.1
シャクヤクエキス 0.1
コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
ブチルパラベン 0.02
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
黒酸化鉄 適量
キサンタンガム 0.2
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.2
メリロートエキス 2.0
精製水 残余

【実施例7】
【0035】
固型ファンデーション(両用) 質量%
ジメチルポリシロキサン 5.0
イソステアリン酸 0.5
リンゴ酸ジイソステアリル 3.0
トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 1.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.1
球状PMMA被覆雲母 6.0
プリズムトーンパウダーYR 1.0
微粒子酸化亜鉛 0.5
微粒子酸化チタン 2.0
合成金雲母 2.0
金属石鹸処理タルク 8.0
球状シリカ 5.0
ビタミンEアセテート 0.1
δートコフェロール 0.1
エチルパラベン 0.1
トリメトキシ桂皮酸メチル 1.0
ビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 3.0
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 6.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆タルク 残余
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆セリサイト 20.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン 15.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆顔料(色剤) 5.0

【実施例8】
【0036】
固型ファンデーション(両用) 質量%
セレシン 0.5
ジメチルポリシロキサン(6cs) 2.0
メチルフェニルポリシロキサン 1.0
スクワラン 7.0
スクワラン(植物性) 1.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.5
グリセロール変性シリコン樹脂被覆焼成セリサイト 16.0
グリセロール変性シリコン樹脂被覆セリサイト 7.0
黄酸化鉄被覆雲母チタン 0.1
微粒子酸化チタン 5.0
タルク 10.0
酸化チタン被覆セリサイト 0.1
窒化ホウ素 2.5
ベンガラ被覆雲母チタン 0.1
フィトステロール 0.1
ジパルミチン酸アスコルビル 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−δ−トコフェロール 0.1
エチルパラベン 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 1.0
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 8.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆雲母 残余
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化鉄酸化チタン焼結物 10.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆セリサイト 5.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆酸化チタン 9.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆薄片状酸化チタン 5.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン被覆顔料(色剤) 5.0
香料 適量

【実施例9】
【0037】
固型ファンデーション(単用) 質量%
ジメチルポリシロキサン 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
ベヘニルアルコール 1.0
バチルアルコール 1.5
流動パラフィン 3.0
ワセリン 1.0
セレシン 1.0
メチルポリシロキサン 1.0
メチルフェニルポリシロキサン(500CS) 2.0
メチルフェニルポリシロキサン 3.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.5
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.01
酸化亜鉛
2.0
低温焼成酸化亜鉛 1.0
酸化鉄・酸化チタン焼結物 20.0
薄片化酸化チタン 2.0
焼成セイサイト 10.0
合成金雲母 残余
窒化ホウ素 1.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 1.0
N−ラウロイル−L−リジン 2.0
ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリン 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−δ−トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
エチルパラベン 0.02
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
黒酸化鉄 適量
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 3.0

【実施例10】
【0038】
固型ファンデーション(湿式) 質量%
α−オレフィンオリゴマー 3.0
ジメチルポリシロキサン 8.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン 0.5
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.001
リン酸水素カルシウム 3.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黄酸化鉄 2.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆ベンガラ 1.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黒酸化鉄 適量
アルキル変性シリコン樹脂被覆酸化チタン 10.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆タルク 5.0
低温焼成酸化亜鉛 5.0
硫酸バリウム 2.0
焼成セリサイト 10.0
金雲母 残余
球状ポリメチルシルセスキオキサン粉末 3.0
架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体粉末 5.0
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−δ−トコフェロール 0.1
チオタウリン 0.1
メチルパラベン 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 3.0
無水ケイ酸 1.0
酸化チタン 2.0

【実施例11】
【0039】
固型ファンデーション(油性) 質量%
α−オレフィンオリゴマー 10.0
マイクロクリスタリンワックス 0.5
セレシン 5.0
ジメチルポリシロキサン 15.0
メチルフェニルポリシロキサン 10.0
マカデミアナッツ油 0.1
カルナウバロウ 0.1
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 7.0
2−エチルヘキサン酸セチル 10.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.5
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0
マイカ 0.5
ステアリン酸アルミニウム 1.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 8.0
N−ラウロイル−L−リジン 0.1
D−δ−トコフェロール 適量
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
アルギン酸カルシウム粉末 1.0
ナイロン末 残余
球状無水ケイ酸 1.0
酸化チタン 1.0

【実施例12】
【0040】
スティックファンデーション(油性) 質量%
セレシン 5.0
ジメチルポリシロキサン 10.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 20.0
カルナウバロウ 0.5
キャンデリラロウ 0.5
トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 残余
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.5
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 5.0
酸化チタン 8.0
カオリン 10.0
マイカ 12.0
雲母チタン・ポリアクリル酸アルキル複合粉末 1.0
ポリアクリル酸アルキル被覆雲母チタン 1.0
酸化チタンMT−014TV 5.0
黒酸化鉄被覆雲母チタン 0.5
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
ベンガラ 適量
黄酸化鉄
適量
酸化亜鉛処理群青
適量
黒酸化鉄
適量
香料
適量

【実施例13】
【0041】
スティックファンデーション(乳化タイプ) 質量%
セレシン 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 20.0
ジプロピレングリコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0
水素添加ホホバ油 3.0
パルミチン酸 0.5
セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
アルキル変性シリコン樹脂被覆黄酸化鉄 2.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆ベンガラ 1.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黒酸化鉄 0.1
アルキル変性シリコン樹脂被覆酸化チタン 8.0
表面処理酸化チタン 5.0
ベンガラ被覆雲母チタン 適量
無水ケイ酸被覆マイカ 0.1
N−ラウロイル−L−リジン 0.1
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
オウバクエキス 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
メリロートエキス 2.0
ポリアクリル酸アルキル 15.0
精製水 残余

【実施例14】
【0042】
油中水型クリームファンデーション 質量% ジメチルポリシロキサン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.0
パルミチン酸 0.5
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
グリセロール変性シリコン樹脂被覆セリサイト 0.5
デキストリン脂肪酸被覆黄酸化鉄被覆雲母チタン 0.5
デキストリン脂肪酸被覆酸化チタン 2.0
デキストリン脂肪酸被覆酸化鉄・酸化チタン焼結物(PK) 12.0
デキストリン脂肪酸被覆タルク 10.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン処理酸化チタン被覆セリサイト 0.5
窒化ホウ素 0.5
微粒子酸化チタン 0.5
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
フィトステロール 0.1
L−グルタミン酸ナトリウム 1.5
ジパルミチン酸アスコルビル 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
フェノキシエタノール 0.3
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
デキストリン脂肪酸被覆黄酸化鉄 2.0
デキストリン脂肪酸被覆黒酸化鉄 0.2
球状ナイロン末 1.0
精製水 残余
香料 適量

【実施例15】
【0043】
油中水型クリームファンデーション 質量%
ジメチルポリシロキサン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 5.0
グリセリン 4.0
1、3−ブチレングリコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.5
パルミチン酸 0.5
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
金属石鹸処理タルク 2.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 0.1
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
N−ラウロイル−L−リジン 2.0
L−グルタミン酸ナトリウム 2.0
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.2
球状ナイロン末 1.0
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 3.0
メリロートエキス 2.0
精製水 残余
デキストリン脂肪酸処理タルク 3.0
デキストリン脂肪酸処理二酸化チタン 15.0
デキストリン脂肪酸処理黄酸化鉄 3.0
デキストリン脂肪酸処理黒酸化鉄 0.5

【実施例16】
【0044】
油中水型クリームファンデーション 質量%
ジメチルポリシロキサン 15.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 5.0
高分子量アミノ変性シリコーン 0.1
グリセリン 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.1
1,3−ブチレングリコール 10.0
パルミチン酸 0.5
マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 0.1
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2
アルキル変性シリコン樹脂被覆黄酸化鉄 2.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆ベンガラ 1.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆黒酸化鉄 0.3
アルキル変性シリコン樹脂被覆酸化チタン 10.0
アルキル変性シリコン樹脂被覆酸化タルク 1.5
シリコーン被覆紡錘状酸化チタン 3.0
L−グルタミン酸ナトリウム 0.5
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
パラオキシ安息香酸エステル 適量
トリメトキシケイヒ酸メチル 0.1
ビス(トリメチルシロキシ)シリルイソペンチル
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5
球状ナイロン末 1.0
精製水 残余
香料 適量

【実施例17】
【0045】
水中油型クリームファンデーション 質量%
ベヘニルアルコール 0.5
ジプロピレングリコール 6.0
ステアリン酸 1.0
モノステアリン酸グリセリン 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.01
水酸化カリウム 0.2
トリエタノールアミン 0.8
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
黄酸化鉄 1.0
α−オレフィンオリゴマー 3.0
ジメチルポリシロキサン(6mPa.s) 2.0
ジメチルポリシロキサン(100mPa.s) 5.0
バチルアルコール 0.5
イソステアリン酸 1.0
ベヘニン酸 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 10.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
酸化チタン 3.0
雲母チタン・ポリアクリル酸アルキル複合粉末 0.5
表面処理酸化チタン(MT−062) 10.0
ポリアクリ酸アルキル被覆雲母チタン 0.5
黒酸化鉄被覆雲母チタン 0.5
無水ケイ酸 6.0
パラメトキシケイ皮酸2−エチルへキシル 2.0
ベンガラ 適量
群青 適量
黒酸化鉄 適量
法定色素 適量
キサンタンガム 0.1
ベントナイト 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
精製水 残余
香料 適量

【実施例18】
【0046】
水中油型乳液ファンデーション 質量%
ジメチルポリシロキサン 8.0
ベヘニルアルコール 0.5
バチルアルコール 0.5
1,3−ブチレングリコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0
マカデミアナッツ油 0.1
イソステアリン酸 1.5
ステアリン酸 1.0
ベヘニン酸 0.5
2−エチルヘキサン酸セチル 5.0
モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン 1.0
自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.0
黄酸化鉄被覆雲母チタン 2.0
酸化チタン 4.0
タルク 0.5
カオリン 3.0
合成金雲母 0.1
架橋型シリコーン末 0.1
無水ケイ酸 5.0
水酸化カリウム 0.2
トリエタノールアミン 0.8
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
パラメトキシ桂皮酸2−エチルへキシル 1.0
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
黒酸化鉄 適量
キサンタンガム 0.1
ベントナイト 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.1
精製水 残余
香料 適量

【実施例19】
【0047】
おしろい(ルースタイプ) 質量%
グリセロール変性シリコン樹脂被覆セリサイト 0.1
黄酸化鉄被覆雲母チタン 0.1
タルク 残余
マイカ 20.0
窒化ホウ素 0.1
ミリスチン酸亜鉛 3.0
ステアリン酸アルミニウム 0.1
無水ケイ酸 5.0
架橋型シリコーン末 2.0
無水ケイ酸 6.0
ベンガラ被覆雲母チタン 0.1
ジパルミチン酸アスコルビル 0.01
酢酸トコフェロール 0.02
2−エチルヘキサンジオール 2.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0
ベンガラ被覆雲母チタン 0.1
黄酸化鉄 0.1
色素 適量
香料 適量

【実施例20】
【0048】
白粉 質量%
タルク 残余
セリサイト 10.0
球状ナイロン粉末 10.0
窒化ホウ素 5.0
酸化鉄 3.0
炭酸マグネシウム 5.0
スクワラン 3.0
トリイソオクタン酸グリセリン 2.0
セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.01
メチルパラベン 0.3
香料 適量

【実施例21】
【0049】
コンシーラー(クリーム) 質量%
ジメチルポリシロキサン 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 15.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 6.0
D−マンニット 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.001
スクワラン 0.5
デキストリン脂肪酸被覆酸化チタン 10.0
デキストリン脂肪酸被覆タルク 10.0
球状ポリメチルシルセスキオキサン粉末 0.1
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
L−グルタミン酸ナトリウム 2.0
野ばらエキス 0.1
フェノキシエタノール 0.3
ベンガラ被覆雲母チタン 0.5
デキストリン脂肪酸被覆黄酸化鉄 1.5
デキストリン脂肪酸被覆黒酸化鉄 0.5
精製水 残余

【実施例22】
【0050】
コンシーラー(油性) 質量%
α−オレフィンオリゴマー 15.0
マイクロクリスタリンワックス 5.0
セレシン 5.0
ジメチルポリシロキサン 12.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 10.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 2.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 5.0
黄酸化鉄被覆雲母チタン 0.1
酸化チタン 残余
セリサイト 5.0
カオリン 10.0
合成金雲母 0.1
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 1.0
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
ベンガラ 適量
黄酸化鉄 適量
黒酸化鉄 適量
合成ケイ酸ナトリウム・マグネシウム 1.0
重質流動イソパラフィン 2.0
球状ポリアクリル酸アルキル粉末 1.0
香料 適量

【実施例23】
【0051】
アイライナー 質量%
酸化鉄(黒) 14.0
イソプロピルミリステート 1.5
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステル 1.0
酢酸ビニル樹脂エマルジョン 45.0
グリチルリチン酸モノアンモニウム 0.05
カルボキシビニルポリマー 1.5
クエン酸アセチルトリブチル 1.0
ジプロピレングリコール 4.0
イソプロピルアルコール 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.001
エチルヘキサンジオール 1.0
1,2−ペンタンジオール 3.0
フェノキシエタノール 0.1
メチルパラベン 0.02
エデト酸三ナトリウム 0.01
精製水 残量

【実施例24】
【0052】
アイライナー/アイブロー 質量%
流動パラフィン 1.0
ワセリン 4.0
ジメチルポリシロキサン
7.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.1
1,3−ブチレングリコール 0.1
ヒドロキシステアリン酸フィトテリル 0.1
モノイソステアリン酸ソルビタン 1.0
ヒドロキシアパタイト 1.0
セリサイト 20.0
マイカ 残余
酢酸トコフェロール 0.02
δ−トコフェロール 0.02
フェノキシエタノール 0.3
4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン 0.1
ジパラメトキシケイヒ酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 0.1
ベンガラ 2.0
黄酸化鉄 7.0
黒酸化鉄 10.0
重質流動イソパラフィン 2.0
球状ナイロン末 0.5
ポリアクリル酸アルキル粉末 2.0
香料 適量

【実施例25】
【0053】
アイシャド− 質量%
タルク 残余
マイカ 15.0
球状ナイロン粉末 10.0
窒化ホウ素 5.0
酸化鉄 3.0
酸化チタン被覆マイカ 5.0
スクワラン 3.0
トリイソオクタン酸グリセリン 2.0
セスキオレイン酸ソルビタン 2.0
エチルヘキサンジオール 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0
メチルパラベン 0.1
香料 適量

【実施例26】
【0054】
アイシャド−/ほお紅(乾式) 質量%
流動パラフィン 1.0
ワセリン 5.0
セレシン 3.0
ジメチルポリシロキサン 1.0
モノイソステアリン酸ソルビタン 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.5
雲母チタン 3.0
カルミン・紺青被覆雲母チタン 3.0
タルク 30.0
マイカ 残余
紺青被覆雲母チタン 5.0
δ−トコフェロール 0.05
酸化亜鉛処理群青 1.0
色素 適量
ポリアクリル酸アルキル粉末 5.0
香料 適量
メチルパラベン 0.1

【実施例27】
【0055】
アイシャド−/ほお紅(油性タイプ) 質量%
α−オレフィンオリゴマー 2.0
マイクロクリスタリンワックス 1.5
セレシン 6.0
ジメチルポリシロキサン 5.0
メチルフェニルポリシロキサン 5.0
カルナウバロウ 2.0
トリ2−エチルヘキサンサングリセリル 20.0
2−エチルヘキサン酸セチル 残余
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.0
酸化チタン 3.0
窒化ホウ素 5.0
雲母チタン 10.0
セリサイト 8.0
架橋型シリコーン末 5.0
酢酸DL−α−トコフェロール 0.02
D−δ−トコフェロール 0.02
ベンガラ 0.1
黄酸化鉄 0.2
ポリアクリル酸アルキル粉末 15.0
香料 適量
12-ヒドロキシステアリン酸 3.0

【実施例28】
【0056】
油中水型マスカラ 質量%
軽質イソパラフィン 10.0
ジメチルポリシロキサン 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 12.0
トリメチルシロキシケイ酸 12.0
メチルポリシロキサンエマルション 適量
エチルアルコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.1
イソステアリン酸 適量
N−ラウロイルーL−グルタミン酸 適量
ジ(フィトステアリル・2−オクチルドデシル)
ジオレイン酸ポリエチレングリコール 2.0
ジイソステアリン酸ジグリセリル 1.0
雲母チタン 2.0
ステアリン酸アルミニウム 適量
炭酸水素ナトリウム 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
デヒドロ酢酸ナトリウム 0.2
黒酸化鉄 10.0
海藻エキス 0.1
ベントナイト 1.0
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 5.0
ポリ酢酸ビニルエマルション 21.0
精製水 残量

【実施例29】
【0057】
化粧下地 質量%
ジメチルポリシロキサン6mPas 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 残余
エチルアルコール 8.0
紺青被覆雲母チタン 0.5
メチルシロキサン網状重合体 5.0
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 15.0
クエン酸 0.02
クエン酸ナトリウム 0.08
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
メリロートエキス 3.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0
精製水 1.0
ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン) 5.0

メチルポリシロキ酸共重合体

【実施例30】
【0058】
化粧下地(クリーム) 質量%
ジメチルポリシロキサン 6mPas 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
グリセリン 1.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.1
キシリット 0.5
イソステアリン酸 0.5
アルキル変性シリコン樹脂被覆無水ケイ酸 2.0
タルク 0.5
ステアリン酸アルミニウム 1.0
ベンガラ被覆雲母チタン 0.1
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
L−セリン 0.1
オトギリソウエキス 0.1
酢酸DL−α−トコフェロール 0.2
チオタウリン 0.1
トゲナシエキス 0.1
シャクヤクエキス 0.1
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
ユキノシタエキス 0.1
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.2
パルミチン酸デキストリン被覆黄酸化鉄 0.1
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.0
精製水 残余
トリメチルシロキシケイ酸 1.5
球状無水ケイ酸 1.0
球状ポリエチレン末 5.0
香料 適量

【実施例31】
【0059】
化粧下地(クリーム) 質量%
ジメチルポリシロキサン 6mPas 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 30.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 3.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 1.0
グリセリン 5.0
ジプロピレングリコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 5.0
セージ油 0.1
タルク 0.1
雲母チタン 0.1
架橋型シリコーン末(トレフィルE−506) 3.0
ポリメチルシルセスキオキサン粉末 10.0
酢酸トコフェロール 0.1
δ−トコフェロール 0.1
チオタウリン 0.1
西洋ハッカエキス 0.1
メチルパラベン 0.1
エチルパラベン 0.04
フェノキシエタノール 0.3
エデト酸3ナトリウム 適量
有色顔料 適量
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1.5
精製水 残余

【実施例32】
【0060】
化粧下地(二層タイプ) 質量%
ジメチルポリシロキサン 6mPas 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 40.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.01
スクワラン 0.5
イソステアリン酸 0.5
ステアリン酸 0.5
微粒子酸化亜鉛 50nm 0.5
微粒子酸化チタン 30nm 15.0
ステアリン酸アルミニウム 1.0
グリチルリチン酸ジカリウム 0.5
酢酸DL−α−トコフェロール 0.1
D−δ−トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
エチルパラベン 0.05
フェノキシエタノール 0.3
エデト酸3ナトリウム 適量
パルミチン酸デキストリン被覆黄酸化鉄 0.4
ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 0.3
精製水 残余
トリメチルシロキシケイ酸 1.5
球状ポリエチレン末 5.0
酸化アルミニウム 0.2

【実施例33】
【0061】
化粧下地(乳液) 質量%
ジメチルポリシロキサン 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
エタノール 3.0
ベヘニルアルコール 0.1
バチルアルコール 0.1
ジプロピレングリコール 5.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.0
ポリエチレングリコール1500 4.0
植物性スクワラン 0.1
イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 0.3
酸化チタン・ベンガラ被覆雲母 0.3
雲母チタン 0.3
水酸化カリウム 0.2
ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05
酢酸トコフェロール 0.1
メチルパラベン 0.1
ブチルパラベン 0.01
フェノキシエタノール 0.3
チタン酸リチウムコバルト 適量
多孔性球状セルロース末 0.5
ポリエチレングリコール(MW=100万) 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.2
精製水 残余

【実施例34】
【0062】
口紅 質量%
マイクロクリスタリンワックス 3.0
セレシン 2.0
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 0.5
メチルフェニルポリシロキサン 残余
グリセリン 0.5
キシリット 0.1
液状ラノリン 2.0
スクワラン 1.0
トリイソステアリン酸グリセリル 1.0
マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 2.0
トリ2-エチルヘキサンサングリセリル 15.0
トリ(水素添加ロジン・イソステアリン酸)グリセリル 10.0
シリコン樹脂被覆酸化チタン 1.0
カルミン被覆雲母チタン 2.0
雲母チタン 5.0
染料 適量
クエン酸 0.1
水酸化カリウム 0.05
ヒドロキシプロピル−B−シクロデキストリン 0.3
パントテニルエチルエーテル 0.05
塩酸アルギニン 0.01
酢酸DL-α−トコフェロール 0.05
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5.0
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 1.0
球状セルロース末 2.0
重質流動イソパラフィン 20.0
精製水 0.5
香料 適量

【実施例35】
【0063】
リップライナー 質量%
硬化油 20.0
マカデミアナッツ油 2.0
モクロウ 6.0
ベヘニン酸 10.0
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残余
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 0.1
ショ糖脂肪酸エステル 5.0
酸化チタン 10.0
マイカ 10.0
D−δ−トコフェロール 0.04
ベンガラ 13.0
黄酸化鉄 5.0
黒酸化鉄 2.0
セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0

【実施例36】
【0064】
カラミンローション 質量%
亜鉛華 1.3
セリサイト 3.0
酸化鉄 0.05
グリセリン 2.0
カンファー 0.2
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 2.0
エチルアルコール 10.0
精製水 残余


【特許請求の範囲】
【請求項1】
粉末1と2−エチル−1,3−ヘキサンジオールを含有することを特徴とする皮膚外用組成物。
【請求項2】
粉末が無機顔料であることを特徴とする請求項1記載の皮膚外用組成物。
【請求項3】
粉末が高分子粉体であることを特徴とする請求項1記載の皮膚外用組成物。
【請求項4】
皮膚外用組成物がメーキャップ化粧料であることを特徴とする請求項1〜3記載の皮膚外用組成物。
【請求項5】
請求項1〜4記載の皮膚外用組成物において、粉末の皮膚外用組成物中の含有量が1.0質量%以上であることを特徴とする皮膚外用組成物。
【請求項6】
請求項1〜4記載の皮膚外用組成物において、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールの皮膚外用組成物中の含有量が0.001〜5.0質量%であることを特徴とする皮膚外用組成物。
















【公開番号】特開2006−225347(P2006−225347A)
【公開日】平成18年8月31日(2006.8.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−42741(P2005−42741)
【出願日】平成17年2月18日(2005.2.18)
【出願人】(000001959)株式会社資生堂 (1,748)
【Fターム(参考)】