説明

監視カメラ装置、監視カメラ制御装置

【課題】
自動ホワイトバランス設定を行った際にホワイトバランス設定に失敗し、ユーザが手動でホワイトバランスを設定する必要がある。
【解決手段】
同一の場所に設置されたIPカメラに設置場所を示すカメラグループ情報を持たせ、自動ホワイトバランス設定に失敗した場合、同一のカメラグループ内の設定値を用いて再度設定を行う。これらのカメラグループ情報の設定や同一カメラグループからの設定値情報の取得及び設定を標準化されたインターフェースを用いて行う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、監視カメラ装置と監視カメラ制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として特許文献1がある。特許文献1では、「複数の撮像装置で協調して撮影するとき、白い被写体を含まない撮像装置でもホワイトバランスを簡単かつ適切に補正でき、また、撮像装置毎の色味が揃うホワイトバランス制御装置、ホワイトバランス制御方法を提供する。」という課題に対し「撮像装置100は、外部の撮像装置(101〜103)からホワイトバランス補正量とその信頼度に関する情報であるホワイトバランス情報を取得する。また、自機のホワイトバランス補正量とその信頼度を算出し、取得したホワイトバランス情報を含めて、信頼度の最も高いホワイトバランス補正量に基づき、自機を含む複数の撮像装置のホワイトバランスゲインを補正する。」という解決手段を用いることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010-4464(要約参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
引用文献1では、同一被写体を複数の撮像装置で撮影する際のホワイトバランス制御方法を提案されている。同一ネットワーク上にある複数の撮像装置間でホワイトバランス補正量や信頼度を送受信し、信頼度の最も高いホワイトバランス補正量を用いて複数の撮像装置のホワイトバランス値を補正する技術が提供されている。
【0005】
近年、IP(Internet Protocol)伝送を用いた監視カメラシステムが普及しつつある。IP監視カメラシステムでは、複数の監視カメラ及び監視レコーダ、監視カメラ制御装置(IPネットワーク機器)がネットワークを介して接続されており、アナログ監視カメラに比べて設置が容易であり、遠距離監視が可能である。更に高画質化も可能である。従来のIP伝送を用いた監視カメラシステムでは、システムごとに独自の通信インターフェース用いてIPネットワーク機器間の制御を行っている場合が多く、前記通信インターフェースに対応していない監視機器を使用することができなかった。しかし、これらIPネットワーク機器間の通信プロトコルや通信フォーマットなどの通信インターフェースを標準化することで、柔軟に機器を選択し監視システムを構築することが可能となりつつある。例えば、標準インターフェースを用いてカメラ設定などの要求、制御を行うことができ、標準インターフェースに対応した機器であれば製造メーカなどを問わずに利用することが可能である。
【0006】
また、監視カメラを利用するにあたりホワイトバランス調整を行い適切な色を再現できるようにする必要がある。そのためカメラごとに白い被写体を撮影しホワイトバランス調整を行うことがあり、自動でホワイトバランス調整を行うことやユーザ自身が色を確認しながら手動で行う方法がある。
【0007】
しかし、特に自動ホワイトバランス調整を行った場合に、設定に失敗してしまうことがあり、ユーザは再度該当のカメラに対して手動でホワイトバランス調整を行う必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題の解決するために、本発明によれば一例として特許請求の範囲に記載の発明を提供する。例えば、ホワイトバランス自動設定要求やホワイトバランス設定値の取得のための標準通信インターフェースがある場合、本監視カメラシステムでは、設置場所が同一の監視カメラに同一のカメラグループ情報を持たせ、同一グループのホワイトバランス設定情報を用いてホワイトバランス設定を行い、これらの情報共有を標準化された通信インターフェースを用いて行う。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ユーザの使い勝手を向上させることができる。より具体的には、標準化された通信インターフェースに対応したIPネットワーク機器を用い、設置場所が同一である監視カメラのホワイトバランス調整における使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】監視カメラシステムのシステム構成
【図2】監視カメラシステムの構成例
【図3】カメラグループ設定処理フロー
【図4】ホワイトバランス設定処理フロー
【図5】カメラグループ設定処理フロー
【図6】ホワイトバランス設定処理フロー
【図7】ホワイトバランス設定処理フロー
【図8】ホワイトバランス設定処理フロー
【図9】ホワイトバランス異常時のカメラ制御装置における表示画面例
【図10】通信フォーマット例
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
【0012】
本発明の実施に好適な実施形態の例を説明する。ただし、本発明は本実施例に限定されない。図1は、本発明におけるシステム構成である監視カメラシステム100の一例を示す図である。
【0013】
101は監視カメラ制御装置、151は監視カメラ装置である。これらは190ネットワークを介して接続されている。
【0014】
101の監視カメラ制御装置では、102機能問合せ部、105機能設定部、109ホワイトバランス設定部、113標準通信I/F、114内部メモリ、115表示部を持つ。102機能問合せ部は、IPネットワークで接続された監視カメラ装置に対して装置が持つ機能を問い合わせる機能問合せ要求部103、またその機能を受信する機能受信部104を有する。105機能設定部では、監視カメラ装置に対して設定を行う機能設定要求部106、また監視カメラ装置から設定値を受信する設定受信部を有する。109ホワイトバランス設定部は監視カメラにホワイトバランス設定を行うWB(White Balance)設定要求部110、監視カメラからのホワイトバランス設定値を受信するWB設定受信部111、設定されたホワイトバランスが正しいかどうかを判定するWB設定判定部112を有する。
【0015】
151監視カメラ装置は、152機能問合せ部、155機能設定部、158ホワイトバランス設定部、161標準通信I/F、162内部メモリを持つ。152機能問合せ部は、IPネットワークで接続されたネットワーク機器からの自身のカメラが持つ機能の問合せ要求を受信する機能問合せ要求受信部、自身のカメラが持つ機能を通知する機能通知部154を有する。155機能設定部はネットワーク機器からの設定要求を受信する設定要求受信部156、設定内容に応じて自身のカメラに設定を行う設定処理部157、カメラの設定をネットワークに送信する設定送信部163を有する。ホワイトバランス設定の場合は設定処理部157からホワイトバランス設定部158に指示する。ホワイトバランス設定部158は自動でホワイトバランス調整を行う自動WB設定部159、受信した設定値でホワイトバランスを設定するWB設定部160、WB設定値をネットワークに送信するWB設定送信部164を有する。
【0016】
図2に監視カメラシステムの構成を示す。101は監視カメラ制御装置1、131は監視カメラ制御装置2であり、複数の監視カメラ制御装置がIPネットワーク190を介して接続されている。また、同一ネットワーク上に監視カメラが複数接続されている。
【0017】
図1、図2により監視カメラシステムのシステム構成を示した。これらのIPネットワーク機器の処理フローを説明する。
【0018】
図3に、監視カメラのカメラグループ情報の設定処理フローを示す。ステップ301では、標準通信I/F161を介し、153機能問合せ要求受信部により、IPネットワークで接続された監視カメラ制御装置からの機能問い合わせ要求を受信する。本要求に対しステップ302では154機能通知部、161標準通信I/Fを介して自身が持つ機能を通知する。本例ではカメラグループの設定や応答機能を具備することを通知する。これにより、監視カメラ制御装置からカメラグループ設定要求が行われた際に、ステップ303でカメラグループ設定を受信し、ステップ304で設定されたカメラグループを内部メモリ162に格納する。
【0019】
図4に、ステップ300で示した監視カメラのホワイトバランス設定時のフローを示す。ステップ401では、IPネットワークで接続された監視カメラ制御装置から標準I/F161、設定要求受信部156を介して自動ホワイトバランス設定要求を受信する。これにより、ステップ402で159自動WB設定部において自動ホワイトバランス設定処理を行う。この時、内部メモリ162に設定値を保持する。監視カメラ制御装置からホワイトバランス設定値の取得要求が行われた際に、ステップ403でホワイトバランス設定値取得要求を受信し、これに対しホワイトバランス設定値を内部メモリから読み出し、標準通信I/F161を介して送信する。この時、自身にカメラグループ情報が設定されている場合はカメラグループ情報も同時に送信する。
【0020】
図5に、監視カメラ制御装置におけるカメラグループ設定フローを示す。ステップ501では、機能問合せ要求部102から標準通信I/F113を介してIPネットワークで接続された監視カメラ装置に機能問合せ要求を送信する。ステップ502では、標準通信I/Fに対応したネットワーク機器から送信される機能問合せ応答を標準通信I/F113、機能受信部104を介して受信する。ステップ503では、接続された監視カメラ装置においてカメラグループ情報設定が可能である場合はステップ504に進み、可能でない場合はステップ505に進む。ステップ504では同一の設置場所に設置したカメラに対して同一のカメラグループであることを示す情報を送信する。ステップ505では、同一の設置場所に設置したカメラに対して同一のカメラグループであることを示す情報を、カメラと対となるように内部メモリ114に保持する。
【0021】
図6に、監視カメラ制御装置におけるホワイトバランス設定処理フローを示す。本例ではネットワークに接続された監視カメラ装置にカメラの設置場所を表すカメラグループが設定できない場合について示す。ステップ601では、WB設定要求部110と標準通信I/F113を介してIPネットワークに接続された全ての監視カメラ装置へ自動ホワイトバランス設定を行うよう送信する。これにより、該当の監視カメラ装置では自動ホワイトバランス調整を行う。ステップ602では、標準通信I/F113を介してホワイトバランス設定値取得要求を送信する。これにより、該当の監視カメラ装置からホワイトバランス設定値が送信される。ステップ604では、WB判定部112においてホワイトバランスの設定値が正常であるかどうかを判定する。内部メモリに保持したカメラグループが同じ監視カメラからのホワイトバランス設定値間の差分を比較しユーザが予め設定しておいた差分閾値を越えているカメラを異常状態、つまりホワイトバランス設定に失敗したとみなす。または、ユーザが予め設定しておいたホワイトバランス設定値との差分が閾値を越えているカメラを異常状態とする。この時、ステップ605において、ホワイトバランス設定に失敗した監視カメラに対して標準通信I/F113を介して正常と判断した監視カメラの設定値を用いてホワイトバランス設定を行うよう送信する。監視カメラは与えられた設定値を用いてホワイトバランス設定を行う。
【0022】
図7に、監視カメラ制御装置におけるホワイトバランス設定処理フローを示す。本例ではネットワークに接続された監視カメラ装置にカメラの設置場所を表すカメラグループが設定できる場合について示す。ここで、同一カメラグループを持たないカメラに対しては本処理を行わなくてもよい。
【0023】
ステップ701で複数の監視カメラに対してカメラグループ情報を送信する。同一設置場所に設置されたカメラ群には同一のカメラグループ情報を送信する。ステップ702では、複数の監視カメラに対して自動ホワイとバランス設定要求を送信し、ステップ703ではホワイトバランス設定値の取得要求を送信する。ステップ704で各監視カメラからホワイトバランス設定値を受信する。続いて、ステップ705で各監視カメラにカメラグループ情報取得要求を送信し、ステップ706でカメラグループ情報を受信する。受信したカメラグループで同一カメラグループ内のホワイトバランス設定値を比較する。比較方法は前記したように各ホワイトバランス設定値の差分を比較するなどの方法を用いる。ステップ708で設定値が正常である場合は終了し、異常である場合はステップ709で表示部115を用いてユーザに対し異常状態であることを表示する(図9)。ここで、ユーザは同様の設定としたいカメラ番号を入力またはカメラ映像を選択することで、選択したカメラのホワイトバランス設定値でホワイトバランス設定異常と判断したカメラナンバ5のカメラにホワイトバランス設定を行う。
【0024】
または図8の監視カメラ制御装置におけるホワイトバランス設定処理フローのステップ810に進み、ホワイトバランス設定に失敗したカメラに対し、同一カメラグループ内の正常なホワイトバランス設定値を設定するようホワイトバランス要求送信を行ってもよい。
【0025】
正常なホワイトバランス設定値は、ホワイトバランス設定に成功したカメラ群の設定値の平均値でもよく、最も設定値が大きいもの、または小さいものでもよい。
図10に通信フォーマットの例を示す。(1)はグループID設定時におけるフォーマットであり、要求コマンド部にはグループID設定要求を表すコマンドを設定し、グループID部には設定したいグループIDを格納する。(2)はグループID取得要求に対する応答フォーマットである。応答識別子にはグループID取得要求に対する応答であることを示す識別子を、グループIDにはカメラに設定されて保持しているグループIDを格納する。(3)はホワイトバランス設定値取得要求における応答フォーマットである。応答識別子にはホワイトバランス設定取得要求に対する応答であることを示す識別子を、設定値1〜設定値xにはホワイトバランス設定値を格納する。
【0026】
以上、本発明の好適な実施例を説明した。本発明によれば、標準化された通信インターフェースを用いたIPネットワーク機器のうちカメラ機能を持つ機器におけるカメラ制御設定を簡単に行うことができる。
【0027】
本発明に関して、実施例に沿って説明を行ったが、本発明はこれらの例に限定されない。監視カメラシステムだけでなく、TV会議システムやTV電話などのカメラが付属する機能、クライアント機能を持つ機器に適用することが可能である。
【0028】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
【0029】
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【0030】
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
【符号の説明】
【0031】
100・・・監視カメラシステム
101・・・ネットワーク
201・・・監視カメラA
211・・・標準機能
212・・・独自機能
301・・・監視カメラB
311・・・独自機能
401・・・監視カメラC
411・・・標準機能
501・・・監視カメラ制御装置
511・・・標準機能
512・・・独自機能

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークに接続される監視カメラ装置であって、
カメラ設置場所を示すカメラグループ情報を、前記ネットワークを介して外部に通知する第一の通知手段と、
前記ネットワークを介して外部から機能問合せ要求があった場合に、前記第一の通知手段を有することを外部に通知する第二の通知手段と、
前記カメラグループ情報を設定する設定手段と、を有することを特徴とする監視カメラ装置。
【請求項2】
請求項1に記載の監視カメラ装置であって、
ホワイトバランス設定を自動で行う自動ホワイトバランス設定手段と、
ホワイトバランス設定値を、前記ネットワークを介して外部に通知する第三の通知手段と、
前記カメラグループ情報と前記ホワイトバランス設定値を、前記ネットワークを介して外部に通知する第四の通知手段と、を有することを特徴とする監視カメラ装置。
【請求項3】
ネットワークに接続される監視カメラ制御装置であって、
前記ネットワークで接続された複数の監視カメラ装置の設置場所に応じて固有のカメラグループ情報を設定する設定手段と、
前記ネットワークを介して接続される監視カメラ装置への機能問い合わせ要求、及び該監視カメラ装置からの応答受信を行う通信手段と、
前記監視カメラ装置が前記カメラグループ情報を通知する手段を有することをしめす情報を、前記監視カメラ装置から受信する手段と、
前記カメラグループ情報を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする監視カメラ制御装置。
【請求項4】
請求項3に記載の監視カメラ制御装置であって、
同一場所に設置された監視カメラに対して同一の場所であることを示すカメラグループ情報を通知する手段と、
前記ネットワークで接続された複数の監視カメラ装置に対して自動ホワイトバランス設定指示を行う指示手段と、
前記複数の監視カメラ装置に対し、ホワイトバランス設定値の取得要求を行う要求手段と、
前記複数の監視カメラ装置から、前記ホワイトバランス設定値を受信する受信手段と、
前記複数の監視カメラ装置から、前記カメラグループ情報を受信する手段と、
同一カメラグループに属する複数の監視カメラ装置のホワイトバランス設定値が閾値を超えていた場合にユーザに通知する手段と、を有し、
前記閾値は各ホワイトバランス設定値の差分、またはユーザが予め設定したホワイトバランス設定値との差分であることを特徴とする監視カメラ制御装置。
【請求項5】
請求項4に記載の監視カメラ制御装置であって、
前記受信したホワイトバランス設定値のうち、ホワイトバランス設定に成功した同一カメラグループ内の監視カメラ装置のホワイトバランス設定値を用いて自動ホワイトバランス設定指示をする通信手段を有することを特徴とする監視カメラ制御装置。
【請求項6】
ネットワークに接続される監視カメラ制御装置であって、
前記ネットワークで接続された複数の監視カメラ装置に対して自動ホワイトバランス設定指示を行う指示手段と、
前記複数の監視カメラ装置に対し、ホワイトバランス設定値の取得要求を行う要求手段と、
前記複数の監視カメラ装置から、前記ホワイトバランス設定値を受信する受信手段と、を有し、
前記監視カメラ装置の自動ホワイトバランス設定に失敗した際に、前記受信したホワイトバランス設定値のうち、ホワイトバランス設定に成功した監視カメラ装置のホワイトバランス設定値を用いて自動ホワイトバランス設定指示をする通信手段を有することを特徴とする監視カメラ制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2012−178755(P2012−178755A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−41095(P2011−41095)
【出願日】平成23年2月28日(2011.2.28)
【出願人】(000005108)株式会社日立製作所 (27,607)
【Fターム(参考)】