説明

直線作動機

【課題】単純な構造で正確に負荷を検出し、組み立てやメンテナンスを容易にするとともに、製造、運用コストを低減する直線作動機を提供すること。
【解決手段】直線駆動機構を内包する本体ケース101のロッド102突出方向の反対側に設けられ据付部Bと接続される取付部材110を有する直線作動機100において、取付部材110が据付部Bとの間で所定距離移動可能に構成され、本体ケース101と据付部Bの距離が大きくなる方向に予圧する予圧部材と、取付部材110と据付部Bとの押付力が所定以上になったことを検出する検出部材とを有すること。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、直線駆動機構により軸方向に移動可能なロッドを有し、ロッド先端に取り付けられる部材を直線的に移動させる直線作動機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、直線作動機として、本体ケースと、該直線駆動機構により軸方向に移動可能なロッドと、前記本体ケースのロッド突出方向の反対側に設けられ据付部と接続される取付部材を有するものが周知である。
【0003】
これらの周知の直線作動機において、ロッドにかかる負荷を、直線駆動機構あるいはそれを駆動させる回転駆動機構にばねやクラッチ板を備えて機械的に検出し、所定以上の負荷に対して検出して回転駆動機構の駆動源であるモータを停止させるものが公知である(例えば、特許文献1、特許文献2等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平4−62946号公報(第1頁、図1、図2)
【特許文献2】実用新案登録第2513403号公報(第2頁、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、公知の直線作動機は、本体ケース内部の直線駆動機構あるいは回転駆動機構に本来のロッドの押圧動作以外の作動部分を設ける必要があり、機構が複雑となり装置が大型化するとともに、作動の確実性を担保するためのメンテナンスの頻度も多くする必要があり、製造コスト、運用コストともに高価となるという問題があった。
【0006】
本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、単純な構造で正確に負荷を検出し、組み立てやメンテナンスを容易にするとともに、製造、運用コストを低減する直線作動機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本請求項1に係る発明は、直線駆動機構を内包する本体ケースと、該直線駆動機構により軸方向に移動可能なロッドと、前記本体ケースのロッド突出方向の反対側に設けられ据付部と接続される取付部材を有する直線作動機において、前記取付部材が、据付部との間で前記ロッドの軸方向に所定距離移動可能に構成され、前記本体ケースと据付部の距離が大きくなる方向に予圧する予圧部材と、前記取付部材と据付部との押付力が所定以上になったことを検出する検出部材とを有することにより、前記課題を解決するものである。
【0008】
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載された直線作動機の構成に加えて、前記取付部材が、前記本体ケースに取り付けられる本体ケース側基部と、据付部に係合する取付ピンと、前記本体ケース側基部に立設され取付ピンが挿通するピン孔を有する取付壁部とを有し、前記ピン孔が、前記ロッドの軸方向に伸びる長孔であることにより、前記課題をさらに解決するものである。
【0009】
本請求項3に係る発明は、請求項2に記載された直線作動機の構成に加えて、前記予圧部材が、コイルばねであり、該コイルばねが、前記据付部に設けられた取付ピンを一部切り欠いた切欠平坦部と前記取付部材の本体ケース側基部との間に挿入されることにより、前記課題をさらに解決するものである。
【0010】
本請求項4に係る発明は、請求項3に記載された直線作動機の構成に加えて、前記検出部材が、前記取付部材に支持され、前記据付部に設けられた取付ピンとの接近により作動する電気スイッチであることにより、前記課題をさらに解決するものである。
【0011】
本請求項5に係る発明は、請求項3または請求項4に記載された直線作動機の構成に加えて、前記コイルばねが、前記本体ケース側基部に設けられた支持ピンに外嵌され、該支持ピンが、前記取付部材の本体ケース側基部側に高さ調整可能なばね受け部材を有することにより、前記課題をさらに解決するものである。
【0012】
本請求項6に係る発明は、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載された直線作動機の構成に加えて、前記取付壁部が、前記本体ケース側基部に平行に2箇所設けられ、前記コイルばねが、前記2箇所の取付壁部の外側にそれぞれ設けられていることにより、前記課題をさらに解決するものである。
【発明の効果】
【0013】
本請求項1に係る発明の直線作動機は、直線駆動機構を内包する本体ケースと、該直線駆動機構により軸方向に移動可能なロッドと、本体ケースのロッド突出方向の反対側に設けられ据付部と接続される取付部材を有する直線作動機において、取付部材が、据付部との間でロッドの軸方向に所定距離移動可能に構成され、本体ケースと据付部の距離が大きくなる方向に予圧する予圧部材と、取付部材と据付部との押付力が所定以上になったことを検出する検出部材とを有することにより、直線作動機の本体ケースの外部のマウント部分に負荷の検出機構を設けることができるため、直線作動機の構造が複雑化することなく、メンテナンスが容易となり、製造、運用コストを低減することができる。
【0014】
本請求項2に係る発明の直線作動機は、請求項1に係る直線作動機が奏する効果に加えて、取付部材が、本体ケースに取り付けられる本体ケース側基部と、据付部に係合する取付ピンと、本体ケース側基部に立設され取付ピンが挿通するピン孔を有する取付壁部とを有し、ピン孔がロッドの軸方向に伸びる長孔であることにより、本体ケースおよび据付部の構造を大きく変更することなく単純な構成で負荷の検出機構を設けることができ、組み立てやメンテナンスが容易となり、製造、設置、運用コストが低減される。
【0015】
本請求項3に係る発明の直線作動機は、請求項2に係る直線作動機が奏する効果に加えて、予圧部材がコイルばねであり、該コイルばねが据付部に設けられた取付ピンを一部切り欠いた切欠平坦部と前記取付部材の本体ケース側基部との間に挿入されることにより、さらに簡単な構成となり、組み立てやメンテナンスが容易となり、製造、運用コストが低減される。
【0016】
本請求項4に係る発明の直線作動機は、請求項3に係る直線作動機が奏する効果に加えて、検出部材が取付部材に支持され、据付部に設けられた取付ピンとの接近により作動する電気スイッチであることにより、単純な構成で正確に負荷の検出を行うことができる。
【0017】
本請求項5に係る発明の直線作動機は、請求項3または請求項4に係る直線作動機が奏する効果に加えて、コイルばねが本体ケース側基部に設けられた支持ピンに外嵌され、該支持ピンが取付部材の本体ケース側基部側に高さ調整可能なばね受け部材を有することにより、製造誤差や検出すべき負荷を補正したり変更することが可能となるため、さらに修正可能となり、ロッドガイドのマウント部が嵌合マウントされる際にも妨げとならないため、さらに正確に負荷の検出を行うことができる。
【0018】
本請求項6に係る発明の直線作動機は、請求項3乃至請求項5のいずれかに係る直線作動機が奏する効果に加えて、取付壁部が本体ケース側基部に平行に2箇所設けられ、コイルばねが2箇所の取付壁部の外側にそれぞれ設けられていることにより、負荷の作用する軸線に対称な位置にコイルばねを配置することができるため、捩れ等が発生せずより正確に負荷の検出を行うことができるとともに、検出部分への外部からのアクセスが容易であり、さらに組み立てやメンテナンスが容易となり、製造、運用コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例である直線作動機の側面図。
【図2】本発明の実施例である直線作動機の取付部材の側面図。
【図3】本発明の実施例である直線作動機の取付部材の平面図。
【図4】本発明の実施例である直線作動機のコイルばねの説明図。
【図5】本発明の実施例である直線作動機の無負荷時の説明図。
【図6】本発明の実施例である直線作動機の負荷時の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の直線作動機は、直線駆動機構を内包する本体ケースと、該直線駆動機構により軸方向に移動可能なロッドと、本体ケースのロッド突出方向の反対側に設けられ据付部と接続される取付部材を有する直線作動機において、取付部材が、据付部との間でロッドの軸方向に所定距離移動可能に構成され、本体ケースと据付部の距離が大きくなる方向に予圧する予圧部材と、取付部材と据付部との押付力が所定以上になったことを検出する検出部材とを有し、単純な構造で正確に負荷を検出でき、組み立てやメンテナンスが容易となるとともに、製造、運用コストが低減できるものであれば、その具体的な実施態様は如何なるものであっても何ら構わない。
【実施例】
【0021】
以下に、本発明の直線作動機の実施例について、図面に基づいて説明する。
本発明の一実施例である直線作動機100は、図1に示すように、ロッド102が、外筒103内に配置され、外筒103の端部に配置されたロッドガイド104に摺動支持されている。
【0022】
外筒103の他の端部は直線駆動機構(図示せず)を内包した本体ケース101に固定されており、ロッド102は直線駆動機構によって、軸方向に移動可能に構成されている。
本体ケース101に内包された直線駆動機構は、ボールねじ機構であり、回転駆動機構105によって駆動される。
【0023】
なお、直線駆動機構は、ウォーム機構、ラックピニオン機構等の他の回転−直線変換機構であっても良く、リニアモータや流体圧等の直接直線駆動するものであっても良く、ロッド102を軸方向に往復駆動するものであればいかなる駆動機構であっても良い。
【0024】
本体ケース101のロッド102の突出方向の反対側には、据付部Bの据付部材120に取り付けるための取付部材110が固定されている。
取付部材110は、図1乃至図3に示すように、直線作動機100の本体ケース101に固定される本体ケース側基部111と、該本体ケース側基部111に立設された2個の取付壁部112とを有しており、各取付壁部112にはロッド102の軸方向に伸びる長孔に形成されたピン孔113が設けられている。
【0025】
取付ピン121は、図3に示すように、両端部に後述するコイルばね130が当接する切欠平坦部122を有しており、一方の切欠平坦部122の中央寄りに大径部123、他方の切欠平坦部122の中央寄りに半径方向の貫通孔124が設けられている。
【0026】
据付部Bには、据付ピン孔125を有する据付部材120が設けられており、図3に示すように、取付部材110の2個の取付壁部112の間に据付部材120を挟み、取付ピン121が一方の取付壁部112の外側側方(図3の図面上方)からピン孔113、据付ピン孔125、他方のピン孔113と挿通され、大径部123が当接するまで挿入されて据付部材120と取付部材110が接続される。
また、他方の取付壁部112の外側側方(図3の図面下方)に露出した貫通孔124に割りピン127が挿入されることで、取付ピン121が抜け止めされる。
【0027】
据付部材120の据付ピン孔125は取付ピン121の直径とほぼ等しく、取付ピン121のピン孔113はロッドの軸方向に伸びる長孔であることで、上記のように接続された据付部Bと直線作動機100は、取付ピン121の直径とロッド軸方向のピン孔113の径の差分だけ移動が可能となる。
【0028】
取付部材110の2個の取付壁部112のそれぞれの外方には、支持ピン114が本体ケース側基部111から立設されており、該支持ピン114の本体ケース側基部111側にはばね受け部材115が位置調整可能に螺合されている。
ばね受け部材115と取付ピン121の切欠平坦部122の間に、コイルばね130が圧縮状態で遊嵌されることで、取付ピン121が取付壁部112のピン孔113の据付部B側に押圧される。
【0029】
取付ピン121の大径部123が当接する側の取付壁部112には、取付ピン121の大径部123に対向する位置にリミットスイッチ140が設けられており、該リミットスイッチ140のスイッチレバー141が取付ピン121の大径部123の接近により作動するように構成されている。
【0030】
コイルばね130は、図4に示すように、自由状態でL4の長さを有し、ばね受け部材115と取付ピン121の切欠平坦部122の間に挿入した状態でL3まで圧縮されることで、取付ピン121を取付壁部112のピン孔113の据付部B側に予圧をかけることができる。
該予圧は直線作動機100の自重による予圧力以上とすることが望ましい。
【0031】
また、取付ピン121が取付壁部112のピン孔113の本体ケース側基部111側まで圧縮された時の長さをL4とすると、それより長いL3の長さまで圧縮されたときに、取付ピン121の大径部123がスイッチレバー141を押してリミットスイッチ140が作用するように設定される。
【0032】
以上のように構成された直線作動機100の動作について説明する。
図1に示すように、直線作動機100は据付部Bに接続されて、ロッド102の先端側で駆動対象Fを押圧する。
負荷が上昇しても、ロッド102にかかる押付力がコイルばね130によって与えられる予圧よりも小さい場合は、図5に示すように、取付ピン121はコイルばね130により取付壁部112のピン孔113の据付部B側に押圧されたままで、取付ピン121の大径部123がリミットスイッチ140のスイッチレバー141を押すことはない。
【0033】
さらに負荷が上昇し、ロッド102にかかる押付力がコイルばね130によって与えられる予圧より大きくなった場合、取付ピン121はコイルばね130の押付力に抗して取付壁部112のピン孔113の本体ケース側基部111側に移動し取付ピン121の大径部123がリミットスイッチ140のスイッチレバー141を押す。
【0034】
ロッド102にかかる押付力によって、図6に示すように、コイルばね130がL3の長さまで圧縮されたときに、大径部123によって押されたスイッチレバー141によってリミットスイッチ140が作動することで検出することができ、該検出信号に応じて直線作動機100の作動を停止したりブレーキを作動させる等、過負荷に対する対処を行うことができる。
【0035】
また、リミットスイッチ140が作動する位置を、取付ピン121が取付壁部112のピン孔113の本体ケース側基部111側に衝突する僅かに前の位置とすることで、リミットスイッチ140が作動する時のコイルばね130の長さL3での圧縮力を基準として、確実に所定の負荷を検知することができる。
【0036】
コイルばね130の圧縮時の長さL2、L3、L4は、支持ピン114の本体ケース側基部111側に螺合されたばね受け部材115の位置を変更することで調整可能であり、製造誤差を補正したり、検知すべき負荷を変更することが可能である。
また、特性の異なるコイルばね130を用いて予圧や検知すべき負荷を変更しても良い。
【0037】
なお、図5、図6に示すように、取付ピン121にロッド軸方向に平行な切欠案内面126を設け、取付壁部112に該切欠案内面126をスライド案内する案内部材116を設けても良い。
このことで、取付ピン121が取付壁部112に対して回転することが防止され、切欠平坦部122とコイルばね130との接触状態が変化しないため、取付ピン121のピン孔113内での移動量とコイルばね130の圧縮量の関係が安定し、正確に負荷を検出することができる。
【0038】
また、コイルばね130が2箇所の取付壁部112の外側にそれぞれ設けられ、負荷の作用するロッド軸線に対称な位置に2つのコイルばね130を配置されているため、負荷に対して捩れ等が発生せずより正確に負荷の検出を行うことができるとともに、コイルばね130、リミットスイッチ140、ばね受け部材115等への検出部分への外部からのアクセスが容易となるため、組み立てや調整、メンテナンスが容易となる。
【0039】
なお、上記実施例では、検出部材をリミットスイッチ140を使用したが、取付ピン121の位置や移動量を検出できるものであれば、磁気スイッチ、光電スイッチ、リニアエンコーダ等、いかなる検出手段、計測手段を用いても良い。
【0040】
また、予圧部材としてコイルばね130を使用したが、圧縮量に応じて押付力が変化するものであれば皿ばねや板バネ等、いかなる手段を用いても良い。
さらに、取付部材110は、直線作動機100の本体ケース101にボルト等で固定されても良く、本体ケース101自体が取付部材110の構造を有していても良い。
【0041】
以上のように、本発明の直線作動機によれば、単純な構造で正確に負荷を検出し、組み立てやメンテナンスを容易にするとともに、製造、運用コストを低減するなど、その効果は甚大である。
【符号の説明】
【0042】
100 ・・・直線作動機
101 ・・・本体ケース
102 ・・・ロッド
103 ・・・外筒
104 ・・・ロッドガイド
105 ・・・回転駆動機構
110 ・・・取付部材
111 ・・・本体ケース側基部
112 ・・・取付壁部
113 ・・・ピン孔
114 ・・・支持ピン
115 ・・・ばね受け部材
116 ・・・案内部材
120 ・・・据付部材
121 ・・・取付ピン
122 ・・・切欠平坦部
123 ・・・大径部
124 ・・・貫通孔
125 ・・・据付ピン孔
126 ・・・切欠案内面
127 ・・・割りピン
130 ・・・コイルばね
140 ・・・リミットスイッチ
141 ・・・スイッチレバー
120 ・・・外筒
121 ・・・ネジ穴
130 ・・・ロッド
131 ・・・先端取付部
140 ・・・ロッドガイド
144 ・・・フランジ部
145 ・・・挿入部
146 ・・・シール部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
直線駆動機構を内包する本体ケースと、該直線駆動機構により軸方向に移動可能なロッドと、前記本体ケースのロッド突出方向の反対側に設けられ据付部と接続される取付部材を有する直線作動機において、
前記取付部材が、据付部との間で前記ロッドの軸方向に所定距離移動可能に構成され、
前記本体ケースと据付部の距離が大きくなる方向に予圧する予圧部材と、前記取付部材と据付部との押付力が所定以上になったことを検出する検出部材とを有することを特徴とする直線作動機。
【請求項2】
前記取付部材が、前記本体ケースに取り付けられる本体ケース側基部と、据付部に係合する取付ピンと、前記本体ケース側基部に立設され取付ピンが挿通するピン孔を有する取付壁部とを有し、
前記ピン孔が、前記ロッドの軸方向に伸びる長孔であることを特徴とする請求項1に記載の直線作動機。
【請求項3】
前記予圧部材が、コイルばねであり、
該コイルばねが、前記据付部に設けられた取付ピンを一部切り欠いた切欠平坦部と前記取付部材の本体ケース側基部との間に挿入されることを特徴とする請求項2に記載の直線作動機。
【請求項4】
前記検出部材が、前記取付部材に支持され、前記据付部に設けられた取付ピンとの接近により作動する電気スイッチであることを特徴とする請求項3に記載の直線作動機。
【請求項5】
前記コイルばねが、前記本体ケース側基部に設けられた支持ピンに外嵌され、
該支持ピンが、前記取付部材の本体ケース側基部側に高さ調整可能なばね受け部材を有することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の直線作動機。
【請求項6】
前記取付壁部が、前記本体ケース側基部に平行に2箇所設けられ、
前記コイルばねが、前記2箇所の取付壁部の外側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の直線作動機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−239606(P2011−239606A)
【公開日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−110157(P2010−110157)
【出願日】平成22年5月12日(2010.5.12)
【出願人】(000150800)株式会社ツバキエマソン (102)
【Fターム(参考)】