説明

移植機

【課題】サイドクラッチ連動機構を備えるものにおいて、旋回中の機体走行停止操作時に、対地制動力が弱くなったり、制動力の左右バランスが崩れて機体に左右ぶれが発生する不都合を解消する。
【解決手段】ステアリング機構28の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rを自動的に切るサイドクラッチ連動機構29と、クラッチ・ブレーキペダル47の操作に応じて、走行動力伝動経路に介設されるメインクラッチ9を切り、かつ、走行動力伝動経路に介設される単一のブレーキ20を作動させて機体走行を停止させる機体走行停止操作機構48とを備える乗用田植機1であって、クラッチ・ブレーキペダル47が操作されたとき、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rとの連動を阻止するサイドクラッチ連動阻止機構51を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステアリング機構の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチを自動的に切るサイドクラッチ連動機構を備える移植機に関する。
【背景技術】
【0002】
ステアリング機構の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチを自動的に切るサイドクラッチ連動機構を備える移植機が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。このような移植機によれば、枕地などで機体を小旋回させるにあたり、旋回内側のサイドクラッチを意識的に切り操作する必要がないので、オペレータの操作負担を軽減できるという利点がある。
【特許文献1】特開2003−102215号公報
【特許文献2】特開2004−243843号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、サイドクラッチ連動機構を備える従来の移植機では、旋回中(サイドクラッチ切り状態)に機体走行停止操作を行った場合、制動力が片側の後輪(又は片側の後輪及び左右の前輪)に働き、他方の後輪は自由回転状態を維持するため、対地制動力が弱まるだけでなく、制動力の左右バランスが崩れて機体に左右ぶれが発生する可能性があった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、ステアリングハンドルの操作に応じて、左右の前輪を操舵するステアリング機構と、左右の後輪動力伝動経路にそれぞれ介設される左右のサイドクラッチと、ステアリング機構の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチを自動的に切るサイドクラッチ連動機構と、クラッチ・ブレーキ操作具の操作に応じて、走行動力伝動経路に介設されるメインクラッチを切り、かつ、走行動力伝動経路に介設される単一のブレーキを作動させて機体走行を停止させる機体走行停止操作機構とを備える移植機であって、前記クラッチ・ブレーキ操作具が操作されたとき、ステアリング機構とサイドクラッチとの連動を阻止するサイドクラッチ連動阻止手段を設けたことを特徴とする。このようにすると、ステアリング機構の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチを自動的に切るサイドクラッチ連動機構を備えるものであっても、クラッチ・ブレーキ操作具が操作されたときは、ステアリング機構とサイドクラッチとの連動が阻止されるので、仮令旋回中であっても、ブレーキの制動力を左右の後輪(又は左右の後輪及び左右の前輪)に伝えることができる。その結果、旋回中の機体走行停止操作時に、対地制動力が弱くなったり、制動力の左右バランスが崩れて機体に左右ぶれが発生する不都合を解消し、確実かつ安定な機体停止を行うことができる。
また、サイドクラッチ連動解除操作具の操作に応じて、ステアリング機構とサイドクラッチとの連動を解除するサイドクラッチ連動解除操作機構を備え、前記サイドクラッチ連動阻止手段は、サイドクラッチ連動解除操作機構にクラッチ・ブレーキ操作具を連繋して構成されることを特徴とする。このようにすると、サイドクラッチ連動解除操作機構を利用してサイドクラッチ連動阻止手段が構成されるので、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1において、1は乗用田植機(移植機)であって、該乗用田植機1は、走行機体2と、該走行機体2の後部に昇降リンク機構3を介して連結される植付部4と、該植付部4の前側に設けられる整地ロータ5とを備えて構成されている。
【0006】
図2に示すように、走行機体2は、機体前部に搭載されるエンジン6と、エンジン動力を無段変速する油圧式の無段変速装置7と、無段変速装置7を介してエンジン動力を入力するミッションケース8とを備える。ミッションケース8は、入力した動力を、メインクラッチ9で入り/切りすると共に、メインクラッチ9の伝動下流において植付動力と作業動力に分岐させる。分岐された植付動力は、株間変速機構10や植付クラッチ機構11を経由して植付PTO軸12から出力され、ここから植付部4に伝動される。
【0007】
走行動力は、副変速機構13で変速されると共に、その伝動下流の走行伝動軸14において前輪動力と後輪動力に分岐される。前輪動力は、差動機構(デファレンシャル機構)15を介して左右の差動出力軸16L、16Rに分配され、ここから左右の前輪17に伝動される。一方、後輪動力は、走行PTO軸18から出力され、プロペラシャフト19及び単一のブレーキ20を介してリヤアクスルケース21に伝動される。
【0008】
リヤアクスルケース21は、ブレーキ20を介して入力した後輪動力を左右に振り分ける分配軸22と、該分配軸22の左右両側に設けられる左右一対のサイドクラッチ23L、23Rとを介して、左右の後輪24に後輪動力を伝動するように構成されている。サイドクラッチ23L、23Rは、機体旋回時に左右いずれかが選択的に切り操作され、旋回内側の後輪24に対する伝動を断つことにより、機体の小回り旋回を可能にする。尚、サイドクラッチ23L、23Rは、リヤアクスルケース21の上部に設けられる左右一対のクラッチアーム25L、25Rによって切り操作される。
【0009】
図3〜図5に示すように、ミッションケース8の底部には、ピットマンアーム26が設けられている。ピットマンアーム26は、ステアリングハンドル27の操作に応じて左右に回動し、左右の前輪17を操舵させるように、ステアリングハンドル27及び前輪17に連動連結され、ステアリング機構28を構成している。また、ピットマンアーム26には、サイドクラッチ連動機構29が連繋されている。サイドクラッチ連動機構29は、ステアリング機構28の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rを自動的に切るように構成される。これにより、枕地などで機体を小旋回させるにあたり、旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rを意識的に切り操作する必要がないので、オペレータの操作負担が軽減される。
【0010】
本実施形態のサイドクラッチ連動機構29は、ピットマンアーム26の回動に応じて背反的に押し引きされる左右一対のロッド30L、30Rと、ペダル軸31に回動自在に外嵌する左右一対のアームボス32L、32Rと、各アームボス32L、32Rの内端部から下方に延出し、スプリング33を介してロッド30L、30Rに連繋される第一アーム34L、34Rと、各アームボス32L、32Rの外端部から上方に延出し、それぞれロッド35L、35Rを介してクラッチアーム25L、25Rに連繋される第二アーム36L、36Rとを備えて構成される。つまり、ステアリング機構28の旋回操作に応じてピットマンアーム26が回動すると、旋回内側のロッド30L、30Rがスプリング33を介して第一アーム34L、34Rを後方に押し、これに応じて前方に回動する第二アーム36L、36Rがロッド35L、35Rを介してクラッチアーム25L、25Rを前方に引くことにより、旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rが自動的に切られるようになっている。
【0011】
図6〜図10に示すように、本実施形態の乗用田植機1は、旋回中にスリップした場合に、旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rを入り状態に復帰させ、スリップ状態を脱出するためのサイドクラッチ連動解除操作機構37が設けられている。本実施形態のサイドクラッチ連動解除操作機構37は、連動解除ペダル(サイドクラッチ連動解除操作具)38の操作に応じて、解除アーム39を前方に回動させ、該解除アーム39に設けられるピン40がスプリング33の付勢力に抗して第一アーム34L、34Rを前方に押し戻すことにより、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rの連動を解除するように構成されている。
【0012】
具体的に説明すると、本実施形態のサイドクラッチ連動解除操作機構37は、前述した連動解除ペダル38、解除アーム39及びピン40に加えて、ペダル軸31に回動自在に外嵌するアームボス41と、アームボス41から後方に延出し、連動解除ペダル38に連繋される第一アーム42と、アームボス41から前方に延出する第二アーム43と、解除アーム39の支軸44から前方に延出し、リンクプレート45を介して第二アーム43に連繋される第三アーム46とを備えて構成されている。そして、連動解除ペダル38を踏込むと、ペダル軸31を支点として第一アーム42及び第二アーム43が回動するのに伴い、リンクプレート45を介して第三アーム46が上方に引かれて、解除アーム39が前方に回動する。これにより、解除アーム39のピン40がスプリング33の付勢力に抗して第一アーム34L、34Rを前方に押し戻し、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rの連動が解除される。
【0013】
また、乗用田植機1には、クラッチ・ブレーキペダル(クラッチ・ブレーキ操作具)47の操作に応じて、走行動力伝動経路に介設されるメインクラッチ9を切り、かつ、走行動力伝動経路に介設される単一のブレーキ20を作動させて機体走行を停止させる機体走行停止操作機構48が構成されている。そして、本発明の実施形態に係る機体走行停止操作機構48には、クラッチ・ブレーキペダル47の操作に応じて、メインクラッチ9を切るメインクラッチ操作機構49と、クラッチ・ブレーキペダル47の操作に応じて、ブレーキ20を切るブレーキ操作機構50とが含まれるだけでなく、クラッチ・ブレーキペダル47の操作に応じて、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rとの連動を阻止するサイドクラッチ連動阻止機構(サイドクラッチ連動阻止手段)51が含まれている。
【0014】
このようにすると、ステアリング機構28の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rを自動的に切るサイドクラッチ連動機構29を備えるものであっても、クラッチ・ブレーキぺダル47が操作されたときは、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rとの連動が阻止されるので、仮令旋回中であっても、ブレーキ20の制動力を左右の後輪24(又は左右の後輪24及び左右の前輪17)に伝えることができる。その結果、旋回中の機体走行停止操作時に、対地制動力が弱くなったり、制動力の左右バランスが崩れて機体に左右ぶれが発生する不都合を解消し、確実かつ安定な機体停止を行うことができる。
【0015】
以下、機体走行停止操作機構48に含まれるメインクラッチ操作機構49、ブレーキ操作機構50及びサイドクラッチ連動阻止機構51について、図5〜図10を参照して説明する。
【0016】
メインクラッチ操作機構49は、クラッチ・ブレーキぺダル47の踏み込み操作に応じて、ペダル軸31を中心に上方へ回動する第一アーム52と、該第一アーム52とリンクプレート53を介して連繋され、連結軸54と一体的に回動する第二アーム55と、連結軸54の他端部に一体的に設けられ、ロッド56を介してクラッチアーム57に連繋される第三アーム58とを備えて構成されている。そして、クラッチ・ブレーキぺダル47が踏み込まれると、第一アーム52、リンクプレート53、第二アーム55、連結軸54、第三アーム58及びロッド56を介してクラッチアーム57が後方へ引かれ、メインクラッチ9が切られる。
【0017】
ブレーキ操作機構50は、クラッチ・ブレーキぺダル47の踏み込み操作に応じて、ペダル軸31を中心に前方へ回動する第一アーム59と、該第一アーム59とロッド60を介して連繋され、連結軸61と一体的に回動する第二アーム62と、連結軸61の他端部に一体的に設けられ、リンクプレート63を介してブレーキアーム64に連繋される第三アーム65とを備えて構成されている。そして、クラッチ・ブレーキぺダル47が踏み込まれると、第一アーム59、ロッド60、第二アーム62、連結軸61、第三アーム65及びリンクプレート63を介してブレーキアーム64が側方へ引かれ、ブレーキ20が作動される。
【0018】
サイドクラッチ連動阻止機構51は、クラッチ・ブレーキぺダル47の踏み込み操作に応じて、ペダル軸31を中心に上方へ回動する第一アーム66と、前述した解除アーム39の支軸44から前方に延出し、リンクプレート67を介して第一アーム66に連繋される第二アーム68とを備えて構成されている。そして、クラッチ・ブレーキぺダル47が踏み込まれると、第一アーム66、リンクプレート67及び第二アーム68を介して、解除アーム39が前方に回動される。これにより、解除アーム39のピン40がスプリング33の付勢力に抗して第一アーム34L、34Rを前方に押し戻し、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rの連動が解除される。
【0019】
即ち、本実施形態のサイドクラッチ連動阻止機構51は、前述したサイドクラッチ連動解除操作機構37にクラッチ・ブレーキペダル47を連繋して構成されるので、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。尚、リンクプレート67と第二アーム68は、長孔67aとピン68aによる融通機構を介して連繋されている。これにより、クラッチ・ブレーキぺダル47が操作されていない状態において、連動解除ペダル38によるサイドクラッチ連動解除操作が許容される。
【0020】
叙述の如く構成された本実施形態によれば、ステアリングハンドル27の操作に応じて、左右の前輪17を操舵するステアリング機構28と、左右の後輪動力伝動経路にそれぞれ介設される左右のサイドクラッチ23L、23Rと、ステアリング機構28の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rを自動的に切るサイドクラッチ連動機構29と、クラッチ・ブレーキペダル47の操作に応じて、走行動力伝動経路に介設されるメインクラッチ9を切り、かつ、走行動力伝動経路に介設される単一のブレーキ20を作動させて機体走行を停止させる機体走行停止操作機構48とを備える乗用田植機1であって、クラッチ・ブレーキペダル47が操作されたとき、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rとの連動を阻止するサイドクラッチ連動阻止機構51を設けたので、ステアリング機構28の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチ23L、23Rを自動的に切るサイドクラッチ連動機構29を備えるものであっても、クラッチ・ブレーキペダル47が操作されたときは、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rとの連動が阻止される。これにより、仮令旋回中であっても、ブレーキ20の制動力を左右の後輪24(又は左右の後輪24及び左右の前輪17)に伝えることができる。その結果、旋回中の機体走行停止操作時に、対地制動力が弱くなったり、制動力の左右バランスが崩れて機体に左右ぶれが発生する不都合を解消し、確実かつ安定な機体停止を行うことができる。
【0021】
また、連動解除ペダル38の操作に応じて、ステアリング機構28とサイドクラッチ23L、23Rとの連動を解除するサイドクラッチ連動解除操作機構37を備え、サイドクラッチ連動阻止機構51は、サイドクラッチ連動解除操作機構37にクラッチ・ブレーキペダル47を連繋して構成されるので、サイドクラッチ連動解除操作機構37を利用してサイドクラッチ連動阻止機構51が構成でき、その結果、構造の複雑化やコストアップを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】乗用田植機の全体側面図である。
【図2】乗用田植機の伝動構成を示す伝動回路図である。
【図3】サイドクラッチ連動機構を示す平面図である。
【図4】サイドクラッチ連動機構を示す側面図である。
【図5】サイドクラッチ連動機構及び機体走行停止操作機構を示す平面図である。
【図6】サイドクラッチ連動解除操作機構及び機体走行停止操作機構を示す要部平面図である。
【図7】サイドクラッチ連動解除操作機構及び機体走行停止操作機構を示す要部側面図である。
【図8】サイドクラッチ連動解除操作機構及び機体走行停止操作機構の初期状態を示す作用説明図である。
【図9】サイドクラッチ連動解除操作機構及び機体走行停止操作機構の連動解除ペダル操作状態を示す作用説明図である。
【図10】サイドクラッチ連動解除操作機構及び機体走行停止操作機構のクラッチ・ブレーキペダル操作状態を示す作用説明図である。
【符号の説明】
【0023】
1 乗用田植機
2 走行機体
9 メインクラッチ
17 前輪
20 ブレーキ
23 サイドクラッチ
24 後輪
27 ステアリングハンドル
28 ステアリング機構
29 サイドクラッチ連動機構
37 サイドクラッチ連動解除操作機構
38 連動解除ペダル
47 クラッチ・ブレーキペダル
48 機体走行停止操作機構
51 サイドクラッチ連動阻止機構

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステアリングハンドルの操作に応じて、左右の前輪を操舵するステアリング機構と、
左右の後輪動力伝動経路にそれぞれ介設される左右のサイドクラッチと、
ステアリング機構の操舵角が所定角度を超えたことに連動して旋回内側のサイドクラッチを自動的に切るサイドクラッチ連動機構と、
クラッチ・ブレーキ操作具の操作に応じて、走行動力伝動経路に介設されるメインクラッチを切り、かつ、走行動力伝動経路に介設される単一のブレーキを作動させて機体走行を停止させる機体走行停止操作機構と
を備える移植機であって、
前記クラッチ・ブレーキ操作具が操作されたとき、ステアリング機構とサイドクラッチとの連動を阻止するサイドクラッチ連動阻止手段を設けたことを特徴とする移植機。
【請求項2】
サイドクラッチ連動解除操作具の操作に応じて、ステアリング機構とサイドクラッチとの連動を解除するサイドクラッチ連動解除操作機構を備え、前記サイドクラッチ連動阻止手段は、サイドクラッチ連動解除操作機構にクラッチ・ブレーキ操作具を連繋して構成されることを特徴とする請求項1記載の移植機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−51203(P2010−51203A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−217944(P2008−217944)
【出願日】平成20年8月27日(2008.8.27)
【出願人】(000001878)三菱農機株式会社 (1,502)
【Fターム(参考)】