説明

穀物選別機

【課題】選別部材に残留する穀物及び石屑の少なくとも一方を容易に機体外へ排出する。
【解決手段】穀物選別機10では、石屑が混在する穀物が一次選別多孔板22上へ供給されると、穀物と石屑とが別方向へ移動されて選別される。ここで、穀物選別機10の作動が停止される直前には、一次選別多孔板22上に残留する穀物が穀物吸引管70に吸引されて機体外へ排出されると共に、横送り多孔板36上に残留する石屑が石屑吸引管72に吸引されて機体外へ排出される。このため、一次選別多孔板22上に残留する穀物及び横送り多孔板36上に残留する石屑を短時間で容易に機体外へ排出できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、穀物と石屑とを選別する穀物選別機に関する。
【背景技術】
【0002】
穀物選別機としては、石屑が混在する穀物が多孔板上に供給されることで、穀物と石屑とが選別されて、穀物が穀物出口から排出されると共に、石屑が石出口から排出されるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この穀物選別機では、多孔板が揺動されると共に、多孔板上に下側から空気が送風されており、石屑が混在する穀物が多孔板上に供給されると、多孔板上において下層に比較的重い石屑が配置されると共に上層に比較的軽い穀物が配置されて、穀物と石屑とが反対側へ移動されることで、穀物と石屑とが選別される。
【0004】
しかしながら、多孔板上に存在する穀物及び石屑が少なくなると、多孔板上に下側から空気が送風されても、石屑の上層に穀物が配置されづらくなって、穀物が移動されづらくなる可能性がある。これにより、多孔板上に存在する穀物及び石屑が少なくなった後に継続して穀物選別機を作動させても、多孔板上に残留する穀物を完全に穀物出口から排出させるのは困難である可能性がある。
【特許文献1】特開2001−286825公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、選別部材に残留する穀物及び石屑の少なくとも一方を容易に機体外へ排出できる穀物選別機を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の穀物選別機は、機体内に設けられ、石屑が混在する穀物が供給されることで穀物と石屑とが別方向へ移動されて選別される選別部材と、前記選別部材に供給された穀物及び石屑の少なくとも一方を吸引して機体外へ排出可能にされた排出手段と、を備えている。
【0007】
請求項2に記載の穀物選別機は、請求項1に記載の穀物選別機において、前記機体に設けられ、前記選別部材によって選別された穀物を機体外へ排出する穀物排出部と、前記機体に設けられ、前記選別部材によって選別された石屑を機体外へ排出する石屑排出部と、を備え、前記排出手段は、前記選別部材に供給された穀物及び石屑をそれぞれ前記穀物排出部及び石屑排出部から機体外へ排出可能にされた、ことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の穀物選別機では、機体内に設けられた選別部材に、石屑が混在する穀物が供給されることで、穀物と石屑とが別方向へ移動されて選別される。
【0009】
ここで、排出手段が、選別部材に供給された穀物及び石屑の少なくとも一方を吸引して機体外へ排出可能にされている。このため、選別部材に穀物及び石屑の少なくとも一方が残留する場合でも、排出手段によって穀物及び石屑の少なくとも一方を容易に機体外へ排出することができる。
【0010】
請求項2に記載の穀物選別機では、機体に穀物排出部及び石屑排出部が設けられており、選別部材によって選別された穀物及び石屑がそれぞれ穀物排出部及び石屑排出部から機体外へ排出される。
【0011】
ここで、排出手段が、選別部材に供給された穀物及び石屑を、それぞれ穀物排出部及び石屑排出部から機体外へ排出可能にされている。このため、選別部材に穀物及び石屑が残留する場合でも、穀物と石屑とを選別して機体外へ排出することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1には、本発明の実施の形態に係る穀物選別機10の主要部が概略的な平面図にて示されている。また、図2には、穀物選別機10が図1の2−2線に沿った概略的な縦断面図にて示されており、図3には、穀物選別機10が図1の3−3線に沿った概略的な縦断面図にて示されている。さらに、図4には、穀物選別機10の主要部が図1の4−4線に沿った概略的な縦断面図にて示されている。
【0013】
穀物選別機10は、石屑Zが混在する米等の穀物K(共に図5に図示)から穀物Kと石屑Zとを分離選別するためのものであり、一次選別部12と二次選別部14とが設けられた選別部10Aが機体16内に設けられている。
【0014】
機体16の上壁には、供給ホッパ18が設けられており、供給ホッパ18に石屑Zが混在する穀物Kを投入することで、石屑Zが混在する穀物Kを機体16内の一次選別部12(下記一次選別多孔板22)に上方から供給可能にされている。
【0015】
一次選別部12には、主送風機ケース20が設けられており、主送風機ケース20は、上面が開口された箱状に形成されている。主送風機ケース20には、上面開口の近傍において、選別部材を構成する矩形板状の一次選別多孔板22が設けられており、一次選別多孔板22は、前方側が後方側に対し高くなるように傾斜して配置されている。図5に詳細に示す如く、一次選別多孔板22には、多数の透孔24が形成されると共に、前向き目の(前方側が後方側に対し高くされた)傾斜突起26が形成されている。
【0016】
主送風機ケース20内には、一次選別多孔板22の下側において、送風手段としての主送風機28が設けられている。主送風機28は、回転軸30に回転翼32が取り付けられた構成にされており、主送風機28は、主送風機ケース20の左側壁に貫通形成された円状の主吸気口34及び下記連通口52から吸気して、一次選別多孔板22、下記横送り多孔板36及び戻し多孔板40へ下側から空気を送風可能にされている。
【0017】
主送風機ケース20の前端部には、上面開口の近傍において、選別部材を構成する長尺矩形板状の横送り多孔板36が設けられており、横送り多孔板36は、一次選別多孔板22の前端部に連続して配置されている。横送り多孔板36は、一次選別多孔板22からの石屑Zが混在する穀物Kを右方側へ搬送するためのものであり、横送り多孔板36には、一次選別多孔板22と同様に、多数の透孔24及び右向き目の(右方側が左方側に対し高くされた)傾斜突起38が形成されている。
【0018】
主送風機ケース20の右端部前方側には、上面開口の近傍において、選別部材を構成する長尺矩形板状の戻し多孔板40が設けられており、戻し多孔板40の前端部は、横送り多孔板36の右端部に連続して配置されている。戻し多孔板40は、横送り多孔板36からの石屑Zが混在する穀物Kを所定距離だけ後方側へ搬送するためのものであり、戻し多孔板40には、一次選別多孔板22と同様に、多数の透孔24及び後向き目の(後方側が前方側に対し高くされた)傾斜突起42が形成されている。
【0019】
二次選別部14は、一次選別部12の右側方に設けられている。二次選別部14には、副送風機ケース44が設けられており、副送風機ケース44は、左右幅が狭くされかつ上面が開口された箱状に形成されている。副送風機ケース44には、上面開口の近傍において、選別部材を構成する長尺矩形板状の二次選別多孔板46が設けられており、二次選別多孔板46は、戻し多孔板40の後端部に連続して配置されている。二次選別多孔板46は、一次選別多孔板22と同様に、前方側が後方側に対し高くなるように傾斜して配置されると共に、多数の透孔24及び前向き目の傾斜突起48が形成されている。
【0020】
副送風機ケース44と主送風機ケース20との仕切り板50には、上記主送風機28に対応する位置において、円状の連通口52が貫通形成されており、連通口52は、副送風機ケース44内と主送風機ケース20内とを連通している。
【0021】
副送風機ケース44内には、二次選別多孔板46の下側において、送風手段としての副送風機54が設けられている。副送風機54は、仕切り板50の連通口52を介して、上記主送風機28の回転軸30に同一軸で連結されている。すなわち、主送風機28の回転軸30は連通口52を貫通して副送風機ケース44内に至っており、副送風機54は主送風機28と同一の回転軸30に回転翼56が取り付けられた構成にされている。これにより、副送風機54は、副送風機ケース44の右側壁に貫通形成された円状の副吸気口58から吸気して、二次選別多孔板46へ下側から空気を送風可能にされている。
【0022】
副送風機54には、円筒状の案内筒60が設けられており、案内筒60は、副送風機ケース44の副吸気口58と仕切り板50の連通口52との間に位置して、回転軸30に同一軸上で一体に設けられている。副吸気口58は、案内筒60よりも大きくされており、案内筒60は、副吸気口58から連通口52へ空気を案内可能にされている。
【0023】
主送風機28及び副送風機54の回転軸30は、駆動手段としての駆動モータ62に連結されて、単一の駆動モータ62によって駆動可能にされている。さらに、主送風機ケース20及び副送風機ケース44は、偏心輪64を介して駆動モータ62に連結されて、単一の駆動モータ62によって揺動可能にされている。
【0024】
機体16の後部には、穀物排出部としての筒状の穀物排出樋66が設けられており、穀物排出樋66は、一次選別多孔板22の後端及び二次選別多孔板46の後端に連通されている。機体16の前端かつ右端には、石屑排出部としての筒状の石屑排出樋68が設けられており、石屑排出樋68は、二次選別多孔板46の前端に連通されている。
【0025】
図6〜図8に示す如く、機体16には、排出手段の吸引管としての円管状の穀物吸引管70が設けられており、穀物吸引管70の一端は、一次選別多孔板22の前端部かつ右端部(左右方向中央部等でもよい)の直上(例えば一次選別多孔板22の1cm上方)に配置される(図1及び図2参照)と共に、穀物吸引管70の他端は、穀物排出樋66内に連通されている。機体16には、排出手段の吸引管としての円管状の石屑吸引管72が設けられており、石屑吸引管72の一端は、横送り多孔板36の左右方向中央部の直上(例えば横送り多孔板36の1cm上方)に配置される(図1及び図2参照)と共に、石屑吸引管72の他端は、排出手段を構成する分離装置74(サイクロン)を介して石屑排出樋68内に連通されている。
【0026】
穀物吸引管70及び石屑吸引管72には、図9に詳細に示す排出手段を構成する略T字形管状の吸引装置76(エアガン)が介在されており、吸引装置76の2つの端部は穀物吸引管70又は石屑吸引管72に連通されている。吸引装置76の穀物吸引管70又は石屑吸引管72に連通されない端部は、排出手段の連通部としての供給管(図示省略)を介して、排出手段の動力部としてのコンプレッサ(図示省略)に連通されている。供給管には、排出手段の作動部としての電磁弁78が介在されており、電磁弁78が閉じられることで、吸引装置76とコンプレッサとの供給管による連通が遮断されている。
【0027】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0028】
以上の構成の穀物選別機10では、選別作業を開始するために、駆動モータ62が駆動されて、作動されると、主送風機ケース20及び副送風機ケース44が共に揺動する。また、主送風機28が回転して一次選別多孔板22上、横送り多孔板36上及び戻し多孔板40上へ多数の透孔24を介して下側から空気を送風すると共に、副送風機54が回転して二次選別多孔板46上へ多数の透孔24を介して下側から空気を送風する。次いで、石屑Zが混在する穀物Kを供給ホッパ18から一次選別多孔板22上へ供給すると、石屑Zが混在する穀物Kは、一次選別多孔板22上で穀物Kと石屑Zとに一次選別される。
【0029】
すなわち、図5に示す如く、一次選別多孔板22上では、穀物Kは軽いから全体的に浮上し、石屑Zは重いから浮上せず、浮上した穀物Kはその下で揺動する一次選別多孔板22の傾斜突起26に接触しないので、浮上したまま前方にも後方にも移動されず分布し、石屑Zは一次選別多孔板22の傾斜突起26により前方に移動される。
【0030】
さらに、上方から新たに穀物Kが供給されると、穀物Kが、供給された分だけ新陳代謝的に移動されつつ、新たな穀物Kが既に浮上している穀物Kの上を後方へ滑り落ちるような形で、穀物排出樋66から機体16外へ排出されると共に、石屑Zを含む穀物Kは横送り多孔板36上に至る。
【0031】
横送り多孔板36上では、石屑Zを含む穀物Kが順次右方へ搬送されて戻し多孔板40上に至り、さらに、戻し多孔板40上では、石屑Zを含む穀物Kが順次後方へ搬送されて二次選別多孔板46上へ供給される。
【0032】
二次選別多孔板46上へ供給された石屑Zを含む穀物Kは、一次選別多孔板22と同様の作用により更に穀物Kと石屑Zとに二次選別され、穀物Kは後方に移動して穀物排出樋66から機体16外へ排出されると共に、石屑Zは前方に移動して石屑排出樋68から機体16外へ排出される。
【0033】
ところで、石屑Zが混在する穀物Kの供給ホッパ18への投入が終了して、一次選別多孔板22上における石屑Zが混在する穀物Kの量が少なくなると、一次選別多孔板22上に下側から空気が送風されても、石屑Zの上層に穀物Kが配置されづらくなる。このため、穀物Kは揺動する一次選別多孔板22の傾斜突起26により前方に移動されて主に一次選別多孔板22の前端部上に残留(滞留)すると共に、石屑Zは一次選別多孔板22の傾斜突起26により前方に移動されて主に横送り多孔板36上に残留(滞留)する。
【0034】
ここで、その後に駆動モータ62の駆動が停止されて穀物選別機10の作動が停止される直前(特に次回の穀物選別機10の作動時に異なる種類の穀物Kに対して選別処理をする場合)には、穀物吸引管70に対応する電磁弁78と石屑吸引管72に対応する電磁弁78とが時期をずらして別々に又は同時に開かれることで、吸引装置76とコンプレッサとが供給管を介して連通されて、コンプレッサによって圧縮された空気が供給管を介して吸引装置76へ供給される。これにより、吸引装置76によって穀物吸引管70の一端側(一次選別多孔板22側)から他端側(穀物排出樋66側)へ空気が吸引されることで、一次選別多孔板22の前端部上に残留する穀物Kが穀物吸引管70に吸引されて穀物排出樋66内に搬送され、穀物排出樋66から機体16外へ排出される。さらに、吸引装置76によって石屑吸引管72の一端側(横送り多孔板36側)から他端側(石屑排出樋68側)へ空気が吸引されることで、横送り多孔板36上に残留する石屑Zが石屑吸引管72に吸引されて石屑排出樋68内に搬送され、石屑排出樋68から機体16外へ排出される。また、石屑吸引管72と石屑排出樋68との間の分離装置74が、石屑吸引管72内に吸引された空気(風)と石屑Zとを分離することで、石屑排出樋68内に石屑Zのみが搬送されて、石屑吸引管72内に吸引された空気が石屑排出樋68へ供給されて石屑排出樋68から機体16外へ排出されることが抑制される。
【0035】
以上により、一次選別多孔板22の前端部上に穀物Kが残留すると共に、横送り多孔板36上に石屑Zが残留する場合でも、穀物K及び石屑Zを短時間で容易に機体16外へ排出することができる。
【0036】
さらに、上述の如く、一次選別多孔板22の前端部上に残留する穀物Kは、穀物排出樋66から機体16外へ排出されると共に、横送り多孔板36上に残留する石屑Zは、石屑排出樋68から機体16外へ排出される。このため、機体16内に残留する穀物Kと石屑Zとを選別して機体16外へ排出することができる。
【0037】
また、機体16内の塵も、吸引装置76によって穀物吸引管70及び石屑吸引管72に吸引できて穀物排出樋66及び石屑排出樋68から機体16外へ排出することができる。このため、機体16内の集塵作業も行うことができる。
【0038】
さらに、穀物選別機10には、穀物吸引管70、石屑吸引管72及び吸引装置76(供給管、電磁弁78及びコンプレッサを含む)を容易に取り付け可能である。このため、既製の穀物選別機10にも、穀物吸引管70、石屑吸引管72及び吸引装置76(供給管、電磁弁78及びコンプレッサを含む)を容易に取り付けることができる。
【0039】
なお、本実施の形態では、石屑吸引管72から石屑排出樋68までの間に分離装置74を設けた構成としたが、これと共に、又は、これに代えて、穀物吸引管70から穀物排出樋66までの間に分離装置74を設けた構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の実施の形態に係る穀物選別機の主要部を示す概略的な平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る穀物選別機を示す図1の2−2線に沿った概略的な縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る穀物選別機を示す図1の3−3線に沿った概略的な縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る穀物選別機の主要部を示す図1の4−4線に沿った概略的な縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る穀物選別機の選別多孔板を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る穀物選別機の外観を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る穀物選別機の外観を示す後面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る穀物選別機の外観を示す右側面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る穀物選別機の吸引装置を示す概略的な側面図である。
【符号の説明】
【0041】
10 穀物選別機
16 機体
22 一次選別多孔板(選別部材)
36 横送り多孔板(選別部材)
40 戻し多孔板(選別部材)
46 二次選別多孔板(選別部材)
66 穀物排出樋(穀物排出部)
68 石屑排出樋(穀物排出部)
70 穀物吸引管(排出手段)
72 石屑吸引管(排出手段)
74 分離装置(排出手段)
76 吸引装置(排出手段)
78 電磁弁(排出手段)
K 穀物
Z 石屑

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体内に設けられ、石屑が混在する穀物が供給されることで穀物と石屑とが別方向へ移動されて選別される選別部材と、
前記選別部材に供給された穀物及び石屑の少なくとも一方を吸引して機体外へ排出可能にされた排出手段と、
を備えた穀物選別機。
【請求項2】
前記機体に設けられ、前記選別部材によって選別された穀物を機体外へ排出する穀物排出部と、
前記機体に設けられ、前記選別部材によって選別された石屑を機体外へ排出する石屑排出部と、
を備え、
前記排出手段は、前記選別部材に供給された穀物及び石屑をそれぞれ前記穀物排出部及び石屑排出部から機体外へ排出可能にされた、
ことを特徴とする請求項1記載の穀物選別機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−28608(P2009−28608A)
【公開日】平成21年2月12日(2009.2.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−193847(P2007−193847)
【出願日】平成19年7月25日(2007.7.25)
【出願人】(000144898)株式会社山本製作所 (144)
【Fターム(参考)】