説明

空気入りタイヤの加硫装置

【課題】ブラダー内部に設置した部材によりブラダーに損傷を生じさせることなく、ブラダーの上下方向の温度差を低減した空気入りタイヤの加硫装置を提供する。
【解決手段】中心機構3である下側クランプ部材8内の外周面にゴム製の遮蔽体13を設け、加硫時にブラダー4が膨張している状態において遮蔽体13の外端部15が、内端部16よりも上方でかつブラダー4の上端部を把持する上側クランプリング6よりも外側に位置するとともに、ブラダー4内にスチームS及び窒素ガスNを噴射する吹出口9に遮蔽体13の上面14を対向させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気入りタイヤの加硫装置に関し、更に詳しくは、ブラダー内部に設置した部材によりブラダーに損傷を生じさせることなく、ブラダーの上下方向の温度差を低減した空気入りタイヤの加硫装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、空気入りタイヤの加硫成形においては、金型内に装着された未加硫タイヤの内側に配置されたブラダー内に、スチームを充填して未加硫タイヤを加熱及び加圧した後に、更に高圧の窒素ガスを送り込んで温度を維持しつつ未加硫タイヤを金型内面へ押圧することがおこなわれている。
【0003】
しかしながら、常温の窒素ガスは、スチームよりも比重が大きいので、ブラダーの下部に滞留しやすい。ここで、窒素ガスがブラダーの下方から送り込まれると、その窒素ガスにより断熱圧縮されて高温になったスチームがブラダー上方に滞留する。そのため、ブラダーの上下方向に温度差が生じ、タイヤを均一に加硫できなくなるという問題があった。
【0004】
このような問題を解決するため、特許文献1は、スチームをブラダーの下位方向へ、窒素ガスをブラダー内の上位方向へ、それぞれ吹き出させるとともに、その窒素ガスの吹き出し口に対向して金属製の邪魔板を設置したり、吹出口をタイヤ径方向に延長した加硫装置を提案している。
【0005】
しかし、上記のようなブラダー内部にブラダーに向かって突出する邪魔板や吹出口を設置した加硫装置では、ブラダーが収縮時に邪魔板や吹出口に接触して、損傷を受けることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平2−147207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、ブラダー内部に設置した部材によりブラダーに損傷を生じさせることなく、ブラダーの上下方向の温度差を低減した空気入りタイヤの加硫装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成する本発明の空気入りタイヤの加硫装置は、金型内に装着された未加硫タイヤの内側に配置されるブラダーと、前記ブラダー内にスチーム及び窒素ガスを供給する吹出口とを有する中心機構を備えた空気入りタイヤの加硫装置において、前記ブラダー内に、前記中心機構を中心とした環状のゴム製の遮蔽体を設け、加硫時に前記ブラダーが膨張している状態で、前記遮蔽体の外端部が、内端部よりも上方でかつ前記ブラダーの上端部を把持する上側クランプリングよりも外側に位置するとともに、前記遮蔽体の上面に前記吹出口を対向させる構成にしたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明の空気入りタイヤの加硫装置によれば、ブラダー内に、中心機構を中心とした環状のゴム製の遮蔽体を設け、加硫時にブラダーが膨張している状態で、遮蔽体の外端部が、内端部よりも上方でかつ前記ブラダーの上端部を把持する上側クランプリングよりも外側に位置するとともに、その遮蔽体の上面にブラダー内にスチームや窒素ガスを噴射する吹出口を対向させる構成にしたので、スチームの後に吹出口から噴射される窒素ガスは、遮蔽体の上面に当たってから、その上面に沿ってブラダーの上部へ向けて流れる。そのため、窒素ガスがブラダーの下部に滞留しにくくなるとともに、窒素ガスがブラダー内を上下に循環してスチームとの混合気体を形成しやすくなるため、スチームの断熱圧縮が抑制されて、ブラダーの上下方向の温度差を低減することができる。
【0010】
また、ゴム製の遮蔽体をブラダー内部に設置するので、ブラダーと接触しても損傷を生じさせることはない。
【0011】
更に、スチームを遮蔽体の上面に当てることで、スチーム中のドレン水がトラップされるので、加硫初期におけるプラダー下部でのドレン水の貯留を抑えてブラダーの上下方向の温度差を低減できるとともに、加硫装置の省エネルギー化及び環境への負荷低減を達成することができる。
【0012】
加硫時にブラダーが膨張している状態において、遮蔽体の外端部を未加硫タイヤのタイヤ赤道面よりも上方であって、かつ上側クランプリングよりも下方へ10mm以上離れた場所に位置させることで、スチームと窒素ガスの混合気体の形成をより促進することができる。
【0013】
遮蔽体が、内端部から外端部へ向けて螺旋状に延びる厚肉部及び薄肉部を、少なくとも上面の周方向に交互に有することにより、スチームと窒素ガスの混合気体の形成を更に促進することができる。
【0014】
上記の厚肉部の厚さ及び平均幅を30mm以下にし、薄肉部の厚さを10mm以下かつ平均幅を30mm以下にすると共に、その薄肉部の厚さを厚肉部の厚さよりも10mm以上小さくすることで、ブラダー内のタイヤ周方向に均一にスチーム及び窒素ガスを供給することができる。
【0015】
遮蔽体及びブラダーを同一のゴム組成物からそれぞれ形成することで、適切な耐熱性を得ることができると共に、伸縮性能が同じになるため遮蔽体の拡縮がブラダーの膨縮に追従しやすくなる。
【0016】
中心機構に、遮蔽体の内端部の上面の近傍から金型の外部へ連通する排水口を形成することで、ドレン水の排出効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの加硫装置による未加硫タイヤの加硫工程を示す半断面図である。
【図2】遮蔽体の上面図である。
【図3】図2に示すX−Xにおける拡大断面図である。
【図4】遮蔽体の取付部の拡大断面図である。
【図5】空気入りタイヤの加硫装置に未加硫タイヤを装着した状態を示す半断面図である。
【図6】加硫時における空気入りタイヤの加硫装置の状態を示す半断面図である。
【図7】加硫終了時における空気入りタイヤの加硫装置の状態を示す半断面図である。
【図8】実施例の結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明の実施形態からなる空気入りタイヤの加硫装置を示す。
【0020】
この空気入りタイヤの加硫装置(以下、「加硫装置」という。)は、上型1A、下型1B及び側型1Cからなる金型1と、その金型1内に装着された未加硫タイヤ2の中心に位置する中心機構3と、中心機構3に取り付けられた円筒状のブラダー4とから主に構成されている。中心機構3は、昇降自在のセンターポスト5に固定された上側クランプリング6及び下側クランプリング7と、その下側クランプリング7とセンターポスト5との間に配置された環状の下側クランプ部材8とを有しており、それら上側クランプリング6及び下側クランプリング7でブラダー4の上下の端部をそれぞれ把持している。下側クランプ部材8の内部には、ブラダー4内に吹出口9からスチームS及び窒素ガスNを噴射する供給路10が形成されている。また、加硫終了後にスチームSが凝縮したドレン水及び加圧媒体(スチーム及び窒素ガス)を下側クランプリング7の上面に通じる排出口11から金型1の外部へ排出する排出路12も形成されている。これらの供給路10及び排出路12は、下側クランプ部材8の周方向に所定の間隔で複数設けられている。
【0021】
そして、中心機構3を中心として環状のゴム製の遮蔽体13が設けられている。遮蔽体13は、図1のように加硫時にブラダー4が膨張している状態において、遮蔽体の外端部15が内端部16よりも上方であって、かつ上側クランプリング6よりも外側となる場所に位置するとともに、その上面14が吹出口9に対向するようになる。
【0022】
この遮蔽体13は、例えば図2、3に示すように、下方に凸となる環状かつ椀状のゴム体からなり、内端部16から外端部15へ向けて螺旋状に延びる厚肉部17と薄肉部18とが、周方向に交互に形成されている。
【0023】
なお、上記の厚肉部17及び薄肉部18は任意に形成するものである。また、厚肉部17及び薄肉部18を形成する場合には、上面14にのみ形成するようにしてもよく、内端部16から外端部15へ向かう形状も例えば直線状とすることもできる。
【0024】
この遮蔽体13は、図4に示すように、内端部16の周縁を下側クランプ部材8の外周溝19に嵌め込むようにして下側クランプ部材8に固定される。下側クランプ部材8には、遮蔽体13の内端部16の上面14の近傍から金型1の外部へ連通する排水口20が、周方向に所定の間隔で形成されている。なお、図1の例では、排水口20を排出路12に接続しているが、排水口20を単独で金型1の外部まで延長するようにしてもよい。
【0025】
また、遮蔽体13の内端部16の上面14と排水口20とが同じ高さになるように、遮蔽体13と下側クランプ部材8との取付部21に段差22を設けることが好ましい。
【0026】
このような加硫装置を用いて未加硫タイヤの加硫を行う方法を、図5〜7に基づいて以下に説明する。
【0027】
まず、図5に示すように、ブラダー4が収縮した状態で、金型1内に未加硫タイヤ2を装着する。このとき、遮蔽体13は、ブラダー4により外端部15が規制されて、タイヤ径方向の内側に縮径した状態になっている。この遮蔽体13の縮径は、主としてゴム体の弾性変形によるものである。
【0028】
次に、供給路10から吹出口9を通じてブラダー4内にスチームSを供給し充填することでブラダー4を膨張させ、未加硫タイヤ2を加温しつつ金型1の内面に向けて押圧する。このとき、図6に示すように、ブラダー4の膨張に追随して遮蔽体13は、自重及びゴム体の復元力によりタイヤ径方向の外側へ拡径する。そのため、スチームSの後に吹出口9から噴射された窒素ガスNは、遮蔽体13の上面14に当たってから、その形状に沿ってブラダー4の上部へ向けて流れる。それにより、窒素ガスNがブラダー4の下部に滞留しにくくなるとともに、窒素ガスNがブラダー4の内面に沿って移動し上下に循環することでスチームSとの混合気体を形成しやすくなる。そのため、スチームSの断熱圧縮が抑制されて、ブラダー4の上下方向の温度差を低減することができる。
【0029】
また、スチームSを遮蔽体13の上面に吹き付けることで、以下のような理由から、加硫初期におけるブラダー4の上下方向の温度差を低減できるとともに、加硫装置の省エネルギー化及び環境への負荷低減を達成できるという効果を奏することができる。
【0030】
前回の加硫時に供給されたスチームS’に起因するドレン水が供給路10内に残存していると、そのドレン水がスチームSと一緒に吹出口9から噴射されてブラダー4内の下部に貯留するので、加硫初期においてブラダー4下方の温度が上方よりも低下して空気入りタイヤの加硫不足を引き起こすおそれがある。
【0031】
そのため、これまでは未加硫タイヤ2の加硫前にブラダー4内に一旦スチームSを通過させて、前回のスチームS’のドレン水を排出する準備作業を行っていた。しかし、このような準備作業は、余分なスチームSを必要とするとともに、ドレン水と一緒に外部へスチームSも排出するので、加硫に必要なエネルギーを増加させ、かつ環境に負荷を与えるものであった。
【0032】
しかし、スチームSを遮蔽体13の上面14に当てることで、その中に含まれているドレン水がトラップされるため、加硫初期におけるブラダー4下部でのドレン水の貯留を抑えることができるとともに、従来の準備作業を不要とすることができるのである。
【0033】
そして加硫が終了すると、図7に示すように、加圧媒体が排出口11から排出路12を通じて外部へ排出されてブラダー4が収縮するが、その収縮するブラダー4に押されるようにして遮蔽体13がタイヤ径方向の内側へ縮径する。このとき、遮蔽体13はゴム製であるため、ブラダー4と接触してもブラダー4を損傷することはない。
【0034】
図1に示すように、遮蔽体13(この例では最大拡径時を示す。)は、その外端部15は、未加硫タイヤ2の赤道面Eよりも上方であって、かつ上側クランプリング6よりも下方へ10mm以上離れた箇所に位置することが望ましい。
【0035】
そのようにすることで、ブラダー4の上端部4a付近まで窒素ガスNが達するので、窒素ガスNのブラダー4内での上下の循環経路が大きくなって、スチームSとの混合気体の形成がより促進される。
【0036】
また、図2に示すように、遮蔽体13の少なくとも上面14に、内端部16から外端部15へ螺旋状に延びる厚肉部17と薄肉部18を周方向に交互に形成することで、スチームS及び窒素ガスNがブラダー4内で渦流となって混合しやすくなるため、スチームSと窒素ガスNの混合気体の形成を更に促進することができる。また、厚肉部17の間で薄肉部18が折り畳まれて絞られるように遮蔽体13が変形するため、遮蔽体13の拡縮がスムーズになると共に、縮径時の大きさを小さくすることができる。なお、このような観点から、厚肉部17と薄肉部18とは、回転対称になる位置に形成することが好ましい。
【0037】
上記の厚肉部17の厚さ及び平均幅を30mm以下にし、薄肉部18の厚さを10mm以下かつ平均幅を30mm以下にすると共に、薄肉部18の厚さを厚肉部17の厚さよりも10mm以上小さくすることが望ましい。そのようにすることで、厚肉部17に挟まれた薄肉部18を流路として有効に用いつつ、その本数を増加させることができるため、ブラダー4内のタイヤ周方向に均一にスチームS及び窒素ガスNを供給することができる。
【0038】
なお、ここでいう平均幅とは、図2に示すように、厚肉部17及び薄肉部18のそれぞれの最大幅W1と最小幅W2(図2では、薄肉部18の外端部及び内端部における幅を示す。)の平均を意味する。
【0039】
遮蔽体13を形成するゴム組成物は、ブラダー4を形成するゴム組成物(例えば、ブチル系ゴムをゴム成分としたゴム組成物など)と同一にすることが望ましい。そのようにすることで、適切な耐熱性を得ることができるともに、伸縮性能が同一になるため遮蔽体13の拡縮がブラダー4の膨縮に追従しやすくなる。
【0040】
また、加硫の終了時においては、遮蔽体13の上面14には、吹出口9から噴射されたスチームSからトラップされたドレン水23が残留している。そのドレン水23は、遮蔽体13が縮径して上面14の傾きが大きくなるのに伴って内端部16へ向けて流れる。そのため、図1、4に示すように、中心機構3の下側クランプ部材8に、遮蔽体13の内端部16の上面14の近傍から金型1の外部へ連通する排水口20を設けることで、ドレン水23を排出路12を通じて排出することができる。
【0041】
このとき、遮蔽体13の上面14にはドレン水23の他に、ブラダー4内のスチームSが凝集したドレン水24の一部も残留する。本来、このドレン水24は、ブラダー4の収縮に伴って、下側クランプリング8の上面に通じる排出口11から排出路12を通じて排出されるものである。従って、上記のように下側クランプ部材8に排水口20を設けることで、ドレン水24の一部を別ルートとなる排水口20からも排出することができるため、加硫装置全体としてドレン水の排出効率を向上することができる。
【実施例】
【0042】
タイヤサイズが215/45R17である未加硫タイヤを、図1に示す空気入りタイヤの加硫装置(実施例)と、遮蔽体を有しない従来の加硫装置(比較例)とを用いて加硫成形した場合におけるブラダーの上下端部の温度差をそれぞれ測定し、その結果を図8に示した。なお、比較例の加硫装置では、ドレン水を排出する準備作業を行っていない。
【0043】
図8の結果から、特に窒素ガスが供給された後の加硫中期から後期において、実施例の加硫装置では比較例の加硫装置に比べて、ブラダーの上下方向の温度差を大幅に低減できることが分かった。
【0044】
また、窒素ガスが供給される前の加硫初期においても、実施例の加硫装置では比較例の加硫装置に比べて、ブラダーの上下方向の温度差が小さくなることが分かった。
【符号の説明】
【0045】
1 金型
2 未加硫タイヤ
3 中心機構
4 ブラダー
5 センターポスト
6 上側クランプリング
7 下側クランプリング
8 下側クランプ部材
9 吹出口
10 供給路
11 排出口
12 排出路
13 遮蔽体
14 上面
15 外端部
16 内端部
17 厚肉部
18 薄肉部
19 外周溝
20 排水口
21 取付部
22 段差
23 (トラップされた)ドレン水
24 ドレン水

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金型内に装着された未加硫タイヤの内側に配置されるブラダーと、前記ブラダー内にスチーム及び窒素ガスを供給する吹出口とを有する中心機構を備えた空気入りタイヤの加硫装置において、
前記ブラダー内に、前記中心機構を中心とした環状のゴム製の遮蔽体を設け、
加硫時に前記ブラダーが膨張している状態で、前記遮蔽体の外端部が、内端部よりも上方でかつ前記ブラダーの上端部を把持する上側クランプリングよりも外側に位置するとともに、前記遮蔽体の上面に前記吹出口を対向させる構成にしたことを特徴とする空気入りタイヤの加硫装置。
【請求項2】
加硫時に前記ブラダーが膨張している状態で、前記遮蔽体の外端部が、前記未加硫タイヤのタイヤ赤道面よりも上方であって、かつ前記上側クランプリングよりも下方へ10mm以上離れた場所に位置する請求項1に記載の空気入りタイヤの加硫装置。
【請求項3】
前記遮蔽体が、内端部から外端部へ向けて螺旋状に延びる厚肉部及び薄肉部を、少なくとも前記上面の周方向に交互に有する請求項1又は2に記載の空気入りタイヤの加硫装置。
【請求項4】
前記厚肉部の厚さ及び平均幅を30mm以下にし、前記薄肉部の厚さを10mm以下かつ平均幅を30mm以下にするとともに、該薄肉部の厚さを該厚肉部の厚さよりも10mm以上小さくした請求項3に記載の空気入りタイヤの加硫装置。
【請求項5】
前記遮蔽体及びブラダーを同一のゴム組成物からそれぞれ形成した請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤの加硫装置。
【請求項6】
前記中心機構に、前記遮蔽体の内端部の上面の近傍から前記金型の外部へ連通する排水口を形成した請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤの加硫装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−218299(P2012−218299A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−86591(P2011−86591)
【出願日】平成23年4月8日(2011.4.8)
【出願人】(000006714)横浜ゴム株式会社 (4,905)
【Fターム(参考)】