置換された1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物
本発明は、動物害虫、特に昆虫、クモ形動物及び線虫の駆除に有用である1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物(I)及び1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物(II)、並びにそれらの塩に関する。更に、本発明は、昆虫、クモ形動物及び線虫から選択される動物害虫の駆除方法、及び動物害虫を駆除するための組成物に関する。更に、本発明は、動物害虫を駆除するための獣医用組成物に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物
【化1】
〔式中、
R1、R2、R3は互いに独立して、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−ハロシクロアルキル(ここで、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく、そしてC3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)、
フェニル又はベンジル(ここで、前記の最後の二つの基におけるフェニル環は非置換であってよく、又はハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロアルキルチオ、C1−C6−アルコキシ及びC1−C6−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)から選択され;
Aは、式A1又はA2の基:
【化2】
であり、式中、
Xは、硫黄、酸素又はNR7であり;
R4a、R4b、R4c、R4dは互いに独立して、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルキルアミノ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく、そしてC3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよく、
R5、R6、R7は互いに独立して、水素、シアノ、ニトロ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルコキシ)メチレン、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル(ここで、前記の基における脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、そして/又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基を有していてもよく、そしてC3−C8−シクロアルキル及びC3−C8−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)、
C(O)NRaRb、(SO2)NRaRb又はC(=O)Rc、
フェニル、フェニルオキシ又はベンジル(ここで、前記の最後の三つの基それぞれにおけるフェニル環は非置換であってよく、又はハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロアルキルチオ、C1−C6−アルコキシ及びC1−C6−ハロアルコキシ基からなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)から選択され;
Hetは、環員として酸素、窒素及び硫黄から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する5又は6員ヘテロ芳香族環であり、
ここで、ヘテロ芳香族環は、フェニル、飽和又は部分不飽和の5、6又は7員炭素環、並びに環員として酸素、硫黄及び窒素から選択される1、2又は3個のヘテロ原子を含有する縮合した5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は芳香族のヘテロ環から選択される環に縮合していてよく、
そして5又は6員ヘテロ芳香族環及び/又はそれぞれの縮合環は、それらの炭素原子にm個の基R8の任意の組み合わせを有し、そして/又は存在する場合にはその窒素原子に基R9又は酸素を有していてもよく、
mは、0、1、2、3又は4であり;
R8は、ハロゲン、OH、SH、NH2、SO3H、COOH、シアノ、アジド、ニトロ、CONH2、CSNH2、CH=N−OH、CH=N−O−(C1−C6)−アルキル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルキルアミノ、C2−C6−アルケニルアミノ、C2−C6−アルキニルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ジ(C2−C6−アルケニル)アミノ、ジ(C2−C6−アルキニル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C2−C6−アルケニルチオ、C2−C6−アルキニルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、C2−C6−アルケニルスルホニル、C2−C6−アルキニルスルホニル、(C1−C6−アルキル)カルボニル、(C2−C6−アルケニル)−カルボニル、(C2−C6−アルキニル)−カルボニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、(C1−C6−アルコキシ)カルボニル、(C2−C6−アルケニルオキシ)カルボニル、(C2−C6−アルキニルオキシ)−カルボニル、(C1−C6−アルキル)カルボニルオキシ、(C2−C6−アルケニル−)カルボニル−オキシ、(C2−C6−アルキニル)カルボニルオキシ、(C1−C6−アルキル)カルボニル−アミノ、(C2−C6−アルケニル)カルボニル−アミノ、(C2−C6−アルキニル)カルボニル−アミノ(ここで、前記の基の脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C1−C6−ハロアルキル及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)、
C(O)NRaRb、(SO2)NRaRb、C(=O)Rc、C(=S)Rc、
基Y−Ar’又は基Y−Cy(ここで、
Yは、単結合、O、S、NH、C1−C6−アルカンジイル又はC1−C6−アルカンジイルオキシであり、
Ar’は、フェニル、ナフチル、又は環員として酸素、硫黄及び窒素から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する単環式又は二環式の5〜10員ヘテロ芳香族環であり、ここで、Ar’は非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基の任意の組み合わせを有していてもよく;
Cyは、C3−C8−シクロアルキルであり、これは非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)から選択され;
R9は、R5について規定した意味の一つを有し;
Arは、n個の基R10の任意の組み合わせを有するフェニル又はナフチルであり:
nは、0、1、2、3、4又は5であり、
R10は、R8について規定した意味の一つを有し;
ここで、フェニル環の隣接する炭素原子に結合している二つの基R10は、該炭素原子と一緒になって、縮合したベンゼン環、縮合した飽和又は部分不飽和の5、6又は7員の炭素環、又は環員として酸素、硫黄及び窒素原子から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する縮合した5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は芳香族のヘテロ環を形成してもよく、そして縮合環は非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3又は4個の基を有していてもよく;
そしてここで、
Ra及びRbはそれぞれ、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−ハロアルケニル、C2−C6−アルキニル又はC2−C6−ハロアルキニルから互いに独立して選択され、ここで、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C1−C6−ハロアルキル及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく;そして
Rcは、水素、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルキル)アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ヒドラジノ、(C1−C6−アルキル)ヒドラジノ、ジ(C1−C6−アルキル)ヒドラジノ(ここで、前記の基の脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C1−C6−ハロアルキル及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)、
フェニル、並びに環員として酸素、硫黄及び窒素から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する単環式又は二環式の5〜10員ヘテロ芳香族環(ここで、フェニル及びヘテロ芳香族環は非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)から選択される〕;
及びその塩。
【請求項2】
Hetがここに定義される式 Het.1〜Het.57 の基:
【化3】
〔式中、#は式Iにおける結合の位置を示し、そしてR8A、R8B、R8C、R8D及びR8Eは互いに独立して水素であるか、又はR8について規定した意味の一つを有する〕
から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Hetが、式Het.1、Het.2、Het.3、Het.4、Het.5、Het.6、Het.7、Het.8、Het.9、Het.10、Het.11、Het.12、Het.13、Het.14、Het.15、Het.16、Het.17、Het.18、Het.19、Het.20、Het.21、Het.22、Het.23、Het.24、Het.25、Het.26、Het.27、Het.28、Het.29、Het.30、Het.41、Het.42、Het.43、Het.49、Het.50及びHet.51の基から選択される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Hetが、式Het.1、Het.2、Het.3、Het.4、Het.5、Het.6、Het.22、Het.23、Het.24、Het.41、Het.42及びHet.43の基から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Hetが、式Het.1、Het.2、Het.3及びHet.4の基から選択される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R1、R2、R3が互いに独立して、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルから選択され、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく、そしてC3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
R1、R2及びR3が互いに独立して、水素及びC1−C6−アルキルから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R1、R2及びR3が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R4a、R4b、R4c、R4dが互いに独立して、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R4a、R4b、R4c及びR4dが水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R5、R6が互いに独立して、水素、シアノ、ニトロ、C(=O)Rc(ここで、Rcは請求項1で定義されるとおりである)、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、(C1−C6−アルコキシ)メチレン、C1−C6−アルキルスルファニル、C1−C6−アルキルスルフィニル及びC1−C6−アルキルスルホニルから選択され、前記の基における脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、そして/又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基を有していてもよく、そしてC3−C8−シクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3又は4個の基を有していてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
R5、R6が、それぞれ水素、シアノ、ニトロ、C(=O)Rc及びC1−C6−アルキルから互いに独立して選択される、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
R5、R6が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
整数m又はnの少なくとも一方が0とは異なり、そしてR8、R10が互いに独立して、ハロゲン、OH、SH、NH2、SO3H、COOH、シアノ、CONH2、C(=O)Rc、C1−C6−アルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノから選択され、前記の基における脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、そして/又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基を有していてもよく、そしてC3−C8−シクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
R8、R10が互いに独立して、ハロゲン、C1−C6−アルキル及びC1−C6−アルコキシから選択され、最後に挙げられる二つの基は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよい、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
Xが硫黄である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
Xが酸素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
XがNR7である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
R7が、請求項11〜13の何れかでR5について規定した意味の一つを有する、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
R7が水素、基C(=O)Rc及びC1−C6−アルキルからなる群から選択される、請求項18に記載の化合物。
【請求項21】
mが1、2又は3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
mが1又は2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
nが1、2又は3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
nが1又は2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
基Aを有する炭素原子がS−立体配置を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
基Aを有する炭素原子がR−立体配置を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と、少なくとも一つの担体物質とを含む組成物。
【請求項28】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその農業上有用な塩と、少なくとも一つの農業上許容される担体とを含む農業用組成物。
【請求項29】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその獣医学上有用な塩と、少なくとも一つの獣医学上許容される担体とを含む獣医用組成物。
【請求項30】
動物害虫を、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩で処理することによる、動物害虫の駆除方法。
【請求項31】
動物害虫の駆除方法であって、動物害虫、又は動物害虫が生息若しくは成長するか又は生息若しくは成長できる環境、又は動物の攻撃若しくは侵入から保護すべき物質、植物、種子、土壌、表面若しくは空間を、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項32】
動物害虫による攻撃又は侵入からの作物の保護法であって、作物を、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項33】
動物害虫が昆虫、クモ形類又は線虫である、請求項31又は32に記載の方法。
【請求項34】
動物害虫が同翅目、鱗翅目又は鞘翅目の昆虫、及びダニ目のクモ形類動物から選択される、請求項31又は32に記載の方法。
【請求項35】
種子を、播種の前に及び/又は予備発芽の後に、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む、種子を土壌昆虫から、そして苗の根及び苗条を昆虫から保護する方法。
【請求項36】
少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物を、100kgの種子当たり0.1g〜10kgの量で施用する、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
生じる植物の根又は苗条が保護される、請求項35又は36に記載の方法。
【請求項38】
生じる植物の苗条が同翅目の昆虫から保護される、請求項35又は36の何れかに記載の方法。
【請求項39】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を含む種子。
【請求項40】
動物害虫を駆除するための、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項41】
植物を動物害虫による傷害に対して保護するための、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項42】
動物の中又はその上の寄生虫を駆除するための、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項43】
動物を寄生虫の侵入又は感染に対して保護する方法であって、保護を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を投与することを含む方法。
【請求項44】
寄生虫が侵入又は感染した動物の治療方法であって、治療を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を投与することを含む方法。
【請求項45】
式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物
【化4】
〔式中、Het、Ar、R1、R2、R3、R4a、R4b、R4c及びR4dは請求項1〜26の何れかで定義されるとおりであり、そしてRzは水素又はアセチルである〕、及びその塩。
【請求項46】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と、少なくとも一つの担体物質とを含む組成物。
【請求項47】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその農業上有用な塩と、少なくとも一つの農業上許容される担体とを含む農業用組成物。
【請求項48】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその獣医学上有用な塩と、少なくとも一つの獣医学上許容される担体とを含む獣医用組成物。
【請求項49】
動物害虫を、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩で処理することを含む、動物害虫の駆除方法。
【請求項50】
動物害虫の駆除方法であって、動物害虫、又は動物害虫が生息若しくは成長するか又は生息若しくは成長できる環境、又は動物の攻撃若しくは侵入から保護すべき物質、植物、種子、土壌、表面若しくは空間を、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項51】
動物害虫による攻撃又は侵入からの作物の保護法であって、作物を、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項52】
種子を、播種の前に及び/又は予備発芽の後に、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む、種子を土壌昆虫から、そして苗の根及び苗条を昆虫から保護する方法。
【請求項53】
生じる植物の根又は苗条が保護される、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
生じる植物の苗条が同翅目の昆虫から保護される、請求項52又は54の何れかに記載の方法。
【請求項55】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を含む種子。
【請求項56】
動物害虫を駆除するための、請求項45で定義される式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項57】
植物を動物害虫による傷害に対して保護するための、請求項45で定義される式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項58】
動物の中又はその上の寄生虫を駆除するための、請求項45で定義される式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項59】
動物を寄生虫の侵入又は感染に対して保護する方法であって、保護を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項45項で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩投与することを含む方法。
【請求項60】
寄生虫により侵入又は感染された動物の治療方法であって、治療を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を投与することを含む方法。
【請求項1】
一般式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物
【化1】
〔式中、
R1、R2、R3は互いに独立して、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル、C3−C6−ハロシクロアルキル(ここで、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく、そしてC3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)、
フェニル又はベンジル(ここで、前記の最後の二つの基におけるフェニル環は非置換であってよく、又はハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロアルキルチオ、C1−C6−アルコキシ及びC1−C6−ハロアルコキシからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)から選択され;
Aは、式A1又はA2の基:
【化2】
であり、式中、
Xは、硫黄、酸素又はNR7であり;
R4a、R4b、R4c、R4dは互いに独立して、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルキルアミノ、C1−C6−アルコキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルからなる群から選択され、ここで、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく、そしてC3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよく、
R5、R6、R7は互いに独立して、水素、シアノ、ニトロ、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルコキシ)メチレン、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルキルスルフィニル、C1−C6−アルキルスルホニル(ここで、前記の基における脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、そして/又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基を有していてもよく、そしてC3−C8−シクロアルキル及びC3−C8−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)、
C(O)NRaRb、(SO2)NRaRb又はC(=O)Rc、
フェニル、フェニルオキシ又はベンジル(ここで、前記の最後の三つの基それぞれにおけるフェニル環は非置換であってよく、又はハロゲン、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−ハロアルキルチオ、C1−C6−アルコキシ及びC1−C6−ハロアルコキシ基からなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい)から選択され;
Hetは、環員として酸素、窒素及び硫黄から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する5又は6員ヘテロ芳香族環であり、
ここで、ヘテロ芳香族環は、フェニル、飽和又は部分不飽和の5、6又は7員炭素環、並びに環員として酸素、硫黄及び窒素から選択される1、2又は3個のヘテロ原子を含有する縮合した5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は芳香族のヘテロ環から選択される環に縮合していてよく、
そして5又は6員ヘテロ芳香族環及び/又はそれぞれの縮合環は、それらの炭素原子にm個の基R8の任意の組み合わせを有し、そして/又は存在する場合にはその窒素原子に基R9又は酸素を有していてもよく、
mは、0、1、2、3又は4であり;
R8は、ハロゲン、OH、SH、NH2、SO3H、COOH、シアノ、アジド、ニトロ、CONH2、CSNH2、CH=N−OH、CH=N−O−(C1−C6)−アルキル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルキルアミノ、C2−C6−アルケニルアミノ、C2−C6−アルキニルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ジ(C2−C6−アルケニル)アミノ、ジ(C2−C6−アルキニル)アミノ、C1−C6−アルキルチオ、C2−C6−アルケニルチオ、C2−C6−アルキニルチオ、C1−C6−アルキルスルホニル、C2−C6−アルケニルスルホニル、C2−C6−アルキニルスルホニル、(C1−C6−アルキル)カルボニル、(C2−C6−アルケニル)−カルボニル、(C2−C6−アルキニル)−カルボニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、(C1−C6−アルコキシ)カルボニル、(C2−C6−アルケニルオキシ)カルボニル、(C2−C6−アルキニルオキシ)−カルボニル、(C1−C6−アルキル)カルボニルオキシ、(C2−C6−アルケニル−)カルボニル−オキシ、(C2−C6−アルキニル)カルボニルオキシ、(C1−C6−アルキル)カルボニル−アミノ、(C2−C6−アルケニル)カルボニル−アミノ、(C2−C6−アルキニル)カルボニル−アミノ(ここで、前記の基の脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C1−C6−ハロアルキル及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)、
C(O)NRaRb、(SO2)NRaRb、C(=O)Rc、C(=S)Rc、
基Y−Ar’又は基Y−Cy(ここで、
Yは、単結合、O、S、NH、C1−C6−アルカンジイル又はC1−C6−アルカンジイルオキシであり、
Ar’は、フェニル、ナフチル、又は環員として酸素、硫黄及び窒素から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する単環式又は二環式の5〜10員ヘテロ芳香族環であり、ここで、Ar’は非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基の任意の組み合わせを有していてもよく;
Cyは、C3−C8−シクロアルキルであり、これは非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)から選択され;
R9は、R5について規定した意味の一つを有し;
Arは、n個の基R10の任意の組み合わせを有するフェニル又はナフチルであり:
nは、0、1、2、3、4又は5であり、
R10は、R8について規定した意味の一つを有し;
ここで、フェニル環の隣接する炭素原子に結合している二つの基R10は、該炭素原子と一緒になって、縮合したベンゼン環、縮合した飽和又は部分不飽和の5、6又は7員の炭素環、又は環員として酸素、硫黄及び窒素原子から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する縮合した5、6又は7員の飽和、部分不飽和又は芳香族のヘテロ環を形成してもよく、そして縮合環は非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3又は4個の基を有していてもよく;
そしてここで、
Ra及びRbはそれぞれ、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−ハロアルケニル、C2−C6−アルキニル又はC2−C6−ハロアルキニルから互いに独立して選択され、ここで、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C1−C6−ハロアルキル及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく;そして
Rcは、水素、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルキルチオ、C1−C6−アルコキシ、(C1−C6−アルキル)アミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノ、ヒドラジノ、(C1−C6−アルキル)ヒドラジノ、ジ(C1−C6−アルキル)ヒドラジノ(ここで、前記の基の脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ、C1−C6−ハロアルキル及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)、
フェニル、並びに環員として酸素、硫黄及び窒素から選択される1、2、3又は4個のヘテロ原子を含有する単環式又は二環式の5〜10員ヘテロ芳香族環(ここで、フェニル及びヘテロ芳香族環は非置換であるか、又はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニルオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2、3、4又は5個の基の任意の組み合わせを有していてもよい)から選択される〕;
及びその塩。
【請求項2】
Hetがここに定義される式 Het.1〜Het.57 の基:
【化3】
〔式中、#は式Iにおける結合の位置を示し、そしてR8A、R8B、R8C、R8D及びR8Eは互いに独立して水素であるか、又はR8について規定した意味の一つを有する〕
から選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
Hetが、式Het.1、Het.2、Het.3、Het.4、Het.5、Het.6、Het.7、Het.8、Het.9、Het.10、Het.11、Het.12、Het.13、Het.14、Het.15、Het.16、Het.17、Het.18、Het.19、Het.20、Het.21、Het.22、Het.23、Het.24、Het.25、Het.26、Het.27、Het.28、Het.29、Het.30、Het.41、Het.42、Het.43、Het.49、Het.50及びHet.51の基から選択される、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
Hetが、式Het.1、Het.2、Het.3、Het.4、Het.5、Het.6、Het.22、Het.23、Het.24、Het.41、Het.42及びHet.43の基から選択される、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
Hetが、式Het.1、Het.2、Het.3及びHet.4の基から選択される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R1、R2、R3が互いに独立して、水素、C1−C6−アルキル、C1−C6−ハロアルキル、C3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルから選択され、前記の脂肪族基における1、2又は3個の水素原子は互いに独立して、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から選択される基で置き換えられていてもよく、そしてC3−C6−シクロアルキル及びC3−C6−ハロシクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
R1、R2及びR3が互いに独立して、水素及びC1−C6−アルキルから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
R1、R2及びR3が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
R4a、R4b、R4c、R4dが互いに独立して、水素、ハロゲン、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
R4a、R4b、R4c及びR4dが水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
R5、R6が互いに独立して、水素、シアノ、ニトロ、C(=O)Rc(ここで、Rcは請求項1で定義されるとおりである)、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C3−C8−シクロアルキル、(C1−C6−アルコキシ)メチレン、C1−C6−アルキルスルファニル、C1−C6−アルキルスルフィニル及びC1−C6−アルキルスルホニルから選択され、前記の基における脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、そして/又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C1−C6−アルキル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基を有していてもよく、そしてC3−C8−シクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3又は4個の基を有していてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
R5、R6が、それぞれ水素、シアノ、ニトロ、C(=O)Rc及びC1−C6−アルキルから互いに独立して選択される、請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
R5、R6が水素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項14】
整数m又はnの少なくとも一方が0とは異なり、そしてR8、R10が互いに独立して、ハロゲン、OH、SH、NH2、SO3H、COOH、シアノ、CONH2、C(=O)Rc、C1−C6−アルキル、C3−C8−シクロアルキル、C1−C6−アルキルアミノ、ジ(C1−C6−アルキル)アミノから選択され、前記の基における脂肪族部分は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよく、そして/又はシアノ、ニトロ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、カルボキシル、C2−C6−アルケニル、C2−C6−アルキニル、C1−C6−アルコキシ、C2−C6−アルケニオキシ、C2−C6−アルキニルオキシ、C1−C6−ハロアルコキシ及びC1−C6−アルキルチオからなる群から互いに独立して選択される1、2又は3個の基を有していてもよく、そしてC3−C8−シクロアルキルもまた、C1−C6−アルキル及びC1−C6−ハロアルキルから選択される1、2、3、4又は5個の基を有していてもよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項15】
R8、R10が互いに独立して、ハロゲン、C1−C6−アルキル及びC1−C6−アルコキシから選択され、最後に挙げられる二つの基は非置換であってよく、部分的又は完全にハロゲン化されていてもよい、請求項13に記載の化合物。
【請求項16】
Xが硫黄である、請求項1に記載の化合物。
【請求項17】
Xが酸素である、請求項1に記載の化合物。
【請求項18】
XがNR7である、請求項1に記載の化合物。
【請求項19】
R7が、請求項11〜13の何れかでR5について規定した意味の一つを有する、請求項18に記載の化合物。
【請求項20】
R7が水素、基C(=O)Rc及びC1−C6−アルキルからなる群から選択される、請求項18に記載の化合物。
【請求項21】
mが1、2又は3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項22】
mが1又は2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項23】
nが1、2又は3である、請求項1に記載の化合物。
【請求項24】
nが1又は2である、請求項1に記載の化合物。
【請求項25】
基Aを有する炭素原子がS−立体配置を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項26】
基Aを有する炭素原子がR−立体配置を有する、請求項1に記載の化合物。
【請求項27】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と、少なくとも一つの担体物質とを含む組成物。
【請求項28】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその農業上有用な塩と、少なくとも一つの農業上許容される担体とを含む農業用組成物。
【請求項29】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその獣医学上有用な塩と、少なくとも一つの獣医学上許容される担体とを含む獣医用組成物。
【請求項30】
動物害虫を、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩で処理することによる、動物害虫の駆除方法。
【請求項31】
動物害虫の駆除方法であって、動物害虫、又は動物害虫が生息若しくは成長するか又は生息若しくは成長できる環境、又は動物の攻撃若しくは侵入から保護すべき物質、植物、種子、土壌、表面若しくは空間を、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項32】
動物害虫による攻撃又は侵入からの作物の保護法であって、作物を、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項33】
動物害虫が昆虫、クモ形類又は線虫である、請求項31又は32に記載の方法。
【請求項34】
動物害虫が同翅目、鱗翅目又は鞘翅目の昆虫、及びダニ目のクモ形類動物から選択される、請求項31又は32に記載の方法。
【請求項35】
種子を、播種の前に及び/又は予備発芽の後に、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む、種子を土壌昆虫から、そして苗の根及び苗条を昆虫から保護する方法。
【請求項36】
少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物を、100kgの種子当たり0.1g〜10kgの量で施用する、請求項35に記載の方法。
【請求項37】
生じる植物の根又は苗条が保護される、請求項35又は36に記載の方法。
【請求項38】
生じる植物の苗条が同翅目の昆虫から保護される、請求項35又は36の何れかに記載の方法。
【請求項39】
請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を含む種子。
【請求項40】
動物害虫を駆除するための、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項41】
植物を動物害虫による傷害に対して保護するための、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項42】
動物の中又はその上の寄生虫を駆除するための、請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項43】
動物を寄生虫の侵入又は感染に対して保護する方法であって、保護を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を投与することを含む方法。
【請求項44】
寄生虫が侵入又は感染した動物の治療方法であって、治療を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項1〜26の何れか1項で定義される式Iの少なくとも一つの1−(アゾリン−2−イル)−アミノ−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を投与することを含む方法。
【請求項45】
式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物
【化4】
〔式中、Het、Ar、R1、R2、R3、R4a、R4b、R4c及びR4dは請求項1〜26の何れかで定義されるとおりであり、そしてRzは水素又はアセチルである〕、及びその塩。
【請求項46】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と、少なくとも一つの担体物質とを含む組成物。
【請求項47】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその農業上有用な塩と、少なくとも一つの農業上許容される担体とを含む農業用組成物。
【請求項48】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその獣医学上有用な塩と、少なくとも一つの獣医学上許容される担体とを含む獣医用組成物。
【請求項49】
動物害虫を、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩で処理することを含む、動物害虫の駆除方法。
【請求項50】
動物害虫の駆除方法であって、動物害虫、又は動物害虫が生息若しくは成長するか又は生息若しくは成長できる環境、又は動物の攻撃若しくは侵入から保護すべき物質、植物、種子、土壌、表面若しくは空間を、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項51】
動物害虫による攻撃又は侵入からの作物の保護法であって、作物を、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む方法。
【請求項52】
種子を、播種の前に及び/又は予備発芽の後に、請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩と接触させることを含む、種子を土壌昆虫から、そして苗の根及び苗条を昆虫から保護する方法。
【請求項53】
生じる植物の根又は苗条が保護される、請求項52に記載の方法。
【請求項54】
生じる植物の苗条が同翅目の昆虫から保護される、請求項52又は54の何れかに記載の方法。
【請求項55】
請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を含む種子。
【請求項56】
動物害虫を駆除するための、請求項45で定義される式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項57】
植物を動物害虫による傷害に対して保護するための、請求項45で定義される式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項58】
動物の中又はその上の寄生虫を駆除するための、請求項45で定義される式IIの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及びその塩の使用。
【請求項59】
動物を寄生虫の侵入又は感染に対して保護する方法であって、保護を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項45項で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩投与することを含む方法。
【請求項60】
寄生虫により侵入又は感染された動物の治療方法であって、治療を必要とする動物に、殺寄生虫有効量の請求項45で定義される式IIの少なくとも一つの1−(アミノチオカルボニルアミノ)−2−アリール−1−ヘタリール−エタン化合物及び/又はその塩を投与することを含む方法。
【公表番号】特表2009−541452(P2009−541452A)
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−517232(P2009−517232)
【出願日】平成19年6月29日(2007.6.29)
【国際出願番号】PCT/EP2007/056604
【国際公開番号】WO2008/000834
【国際公開日】平成20年1月3日(2008.1.3)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年6月29日(2007.6.29)
【国際出願番号】PCT/EP2007/056604
【国際公開番号】WO2008/000834
【国際公開日】平成20年1月3日(2008.1.3)
【出願人】(508020155)ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア (2,842)
【氏名又は名称原語表記】BASF SE
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】
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