説明

脂質及び界面活性剤の高分子集合体を含む組成物

脂質及び界面活性剤を含む組成物であって、該脂質及び界面活性剤は直径100nm未満の高分子集合体の形態であるという点で特徴づけられる。該界面活性剤は20未満のHLB数を有し得るか、又はエーテル若しくはエステル界面活性剤であり得るか、又はイオン性であり得る。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
界面活性剤が20未満のHLB数を有するという点で、並びに脂質及び界面活性剤が直径100nm未満の高分子集合体の形態であるという点で特徴づけられる、脂質及び界面活性剤を含む組成物。
【請求項2】
界面活性剤が約10.5〜約17.5の範囲のHLB数を有するという点で、並びに脂質及び界面活性剤が直径100nm未満の高分子集合体の形態であるという点で特徴づけられる、脂質及び界面活性剤を含む請求項1記載の組成物。
【請求項3】
界面活性剤がエーテル界面活性剤であるという点で、並びに脂質及び界面活性剤が直径100nm未満の高分子集合体の形態であるという点で特徴づけられる、脂質及び界面活性剤を含む組成物。
【請求項4】
界面活性剤がエステル界面活性剤であるという点で、並びに脂質及び界面活性剤が直径100nm未満の高分子集合体の形態であるという点で特徴づけられる、脂質及び界面活性剤を含む組成物。
【請求項5】
界面活性剤がイオン性界面活性剤であるという点で、並びに脂質及び界面活性剤が直径100nm未満の高分子集合体の形態であるという点で特徴づけられる、脂質及び界面活性剤を含む組成物。
【請求項6】
前記界面活性剤が、エトキシル化アルコール界面活性剤であるエーテル界面活性剤である、請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。
【請求項7】
前記エトキシル化アルコールが、エトキシル化芳香族アルコール界面活性剤である、請求項6記載の組成物。
【請求項8】
前記エトキシル化芳香族アルコール界面活性剤が、オクトキシノール-12、ノノキシノール-15、オクトキシノール-16、ノノキシノール-20及びそれらの混合物から選択される、請求項7記載の組成物。
【請求項9】
前記エトキシル化アルコールが、エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤である、請求項6記載の組成物。
【請求項10】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、ラウレスシリーズのメンバーである、請求項9記載の組成物。
【請求項11】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、ラウレス-8、ラウレス-10、ラウレス 23及びそれらの混合物から選択される、請求項10記載の組成物。
【請求項12】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、セテスシリーズのメンバーである、請求項9記載の組成物。
【請求項13】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、セテス-10、セテス-15、セテス-20及びそれらの混合物から選択される、請求項12記載の組成物。
【請求項14】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、オレスシリーズのメンバーである、請求項9記載の組成物。
【請求項15】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、オレス-15、オレス-20、オレス-30及びそれらの混合物から選択される、請求項14記載の組成物。
【請求項16】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、パレスシリーズのメンバーである、請求項9記載の組成物。
【請求項17】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、C11-15パレス-12、C11-15パレス-15、C11-15パレス-20、C12-C13パレス-23及びそれらの混合物から選択される、請求項16記載の組成物。
【請求項18】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、セテアレスシリーズのメンバーである、請求項9記載の組成物。
【請求項19】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、セテアレス-20、セテアレス-25、セテアレス-30及びそれらの混合物から選択される、請求項18記載の組成物。
【請求項20】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、イソステアレスシリーズのメンバーである、請求項9記載の組成物。
【請求項21】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、イソステアレス-20である、請求項20記載の組成物。
【請求項22】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、コセスシリーズのメンバーである、請求項9記載の組成物。
【請求項23】
前記エトキシル化非芳香族アルコール界面活性剤が、コセス-10、コセス-20及びそれらの混合物から選択される、請求項20記載の組成物。
【請求項24】
前記界面活性剤が、エトキシル化カルボン酸界面活性剤であるエステル界面活性剤である、請求項1、2及び4のいずれか1項記載の組成物。
【請求項25】
前記エトキシル化カルボン酸は、ステアラートシリーズのメンバーである、請求項24記載の組成物。
【請求項26】
前記エトキシル化芳香族アルコール界面活性剤が、PEG-20ステアラート、PEG-40ステアラート及びそれらの混合物から選択される、請求項25記載の組成物。
【請求項27】
前記界面活性剤が、糖エステル界面活性剤であるエステル界面活性剤である、請求項1、2及び4のいずれか1項記載の組成物。
【請求項28】
前記糖エステルが、PEGソルビタンエステル界面活性剤である、請求項27記載の組成物。
【請求項29】
前記PEGソルビタンエステル界面活性剤が、ポリソルベート20である、請求項28記載の組成物。
【請求項30】
前記糖エステルが、非ソルビタン糖エステル界面活性剤である、請求項27記載の組成物。
【請求項31】
前記非ソルビタン糖エステル界面活性剤が、スクロースラウラート、スクロースミリスタート、デシルグルコシド又はそれらの混合物から選択される、請求項30記載の組成物。
【請求項32】
前記界面活性剤が、陽イオン界面活性剤であるイオン性界面活性剤である、請求項1、2及び5のいずれか1項記載の組成物。
【請求項33】
前記陽イオン界面活性剤が、PEGアルキルアミン界面活性剤である、請求項32記載の組成物。
【請求項34】
前記PEGアルキルアミン界面活性剤が、PEG-5コカミン、PEG-15コカミン及びそれらの混合物から選択される、請求項33記載の組成物。
【請求項35】
前記界面活性剤が、陰イオン界面活性剤であるイオン性界面活性剤である、請求項1、2及び5のいずれか1項記載の組成物。
【請求項36】
前記陽イオン界面活性剤が、アミノ酸アミド界面活性剤である、請求項35記載の組成物。
【請求項37】
前記アミノ酸アミド界面活性剤が、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグリシン酸ナトリウム、ココイルメチルタウリン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウリルコムギアミノ酸ナトリウム、ラウリルコムギアミノ酸カリウム、ラウリルカラスムギアミノ酸ナトリウム、ココイルリンゴアミノ酸ナトリウム及びそれらの混合物から選択される、請求項36記載の組成物。
【請求項38】
前記陰イオン界面活性剤が、サーファクチンである、請求項35記載の組成物。
【請求項39】
前記界面活性剤のHLBが、約12〜約17の範囲である、請求項1〜38のいずれか1項記載の組成物。
【請求項40】
前記界面活性剤のHLBが、約13.5〜約17の範囲である、請求項39記載の組成物。
【請求項41】
前記界面活性剤のHLBが、12〜13未満までの範囲である、請求項39記載の組成物。
【請求項42】
前記界面活性剤のHLBが、13〜14未満までの範囲である、請求項39記載の組成物。
【請求項43】
前記界面活性剤のHLBが、14〜15未満までの範囲である、請求項39記載の組成物。
【請求項44】
前記界面活性剤のHLBが、15〜16未満までの範囲である、請求項39記載の組成物。
【請求項45】
前記界面活性剤のHLBが、16〜17未満までの範囲である、請求項39記載の組成物。
【請求項46】
前記界面活性剤が、約10000Da未満の分子量を有する、請求項1〜45のいずれか1項記載の組成物。
【請求項47】
前記界面活性剤が、約8000Da未満の分子量を有する、請求項46記載の組成物。
【請求項48】
前記界面活性剤が、約5000Da未満の分子量を有する、請求項47記載の組成物。
【請求項49】
前記界面活性剤が、約3000Da未満の分子量を有する、請求項48記載の組成物。
【請求項50】
前記界面活性剤が、約2500Da未満の分子量を有する、請求項49記載の組成物。
【請求項51】
前記界面活性剤が、約1800Da未満の分子量を有する、請求項50記載の組成物。
【請求項52】
前記界面活性剤が、3000〜8000Daの分子量を有する、請求項46記載の組成物。
【請求項53】
前記界面活性剤が、オクトキシノール-12、ノノキシノール-15、オクトキシノール-16、ノノキシノール-20、ラウレス-8、ラウレス-10、ラウレス 23、セテス-10、セテス-15、セテス-20、オレス-15、オレス-20、C11-15パレス-12、C11-15パレス-15、C11-15パレス-20、C12-C13パレス-23、セテアレス-20、セテアレス-25、セテアレス-30、イソセテス-20、イソステアレス-20、PEG-20ステアラート、PEG-40ステアラート、ポリソルベート20、スクロースラウラート、スクロースミリスタート、デシルグルコシド、PEG-5コカミン、PEG-15コカミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグリシン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウリルコムギアミノ酸カリウム、ラウリルカラスムギアミノ酸ナトリウム、ラウリルコムギアミノ酸ナトリウム、ココイルリンゴアミノ酸ナトリウム、ココイルメチルタウリン酸ナトリウム及びサーファクチンからなるリストから選択される、請求項1〜52のいずれか1項記載の組成物。
【請求項54】
前記界面活性剤が、オクトキシノール-12、ノノキシノール-15、オクトキシノール-16、ノノキシノール-20、ラウレス-10、ラウレス 23、セテス-10、セテス-15、セテス-20、オレス-15、オレス-20、C11-15パレス-12、C11-15パレス-15、C11-15パレス-20、C12-C13パレス-23、セテアレス-20、セテアレス-25、イソセテス-20、イソステアレス-20、PEG-20ステアラート、ポリソルベート20、スクロースラウラート、スクロースミリスタート、デシルグルコシド、PEG-5コカミン、PEG-15コカミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグリシン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸二ナトリウム、ラウリルコムギアミノ酸カリウム、ラウリルカラスムギアミノ酸ナトリウム、ラウリルコムギアミノ酸ナトリウム、ココイルリンゴアミノ酸ナトリウム、ココイルメチルタウリン酸ナトリウム及びサーファクチンからなるリストから選択される、請求項53記載の組成物。
【請求項55】
前記界面活性剤が、オクトキシノール-12、ノノキシノール-15、オクトキシノール-16、ノノキシノール-20、ラウレス-10、ラウレス 23、セテス-10、セテス-15、セテス-20、オレス-15、オレス-20、C11-15パレス-15、C11-15パレス-20、C12-C13パレス-23、セテアレス-25、イソセテス-20、ポリソルベート20、スクロースラウラート、スクロースミリスタート、デシルグルコシド、PEG-5コカミン、PEG-15コカミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグリシン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸ナトリウム、ラウリルコムギアミノ酸カリウム、ラウリルコムギアミノ酸ナトリウム、ラウリルカラスムギアミノ酸ナトリウム及びサーファクチンからなるリストから選択される、請求項54記載の組成物。
【請求項56】
前記脂質が、単一の純粋な成分である、請求項1〜55のいずれか1項記載の組成物。
【請求項57】
前記単一の純粋な成分が、ホスファチジルコリンである、請求項56記載の組成物。
【請求項58】
前記ホスファチジルコリンが、DMPC、DLPC、DPPC又はDSPCである、請求項57記載の組成物。
【請求項59】
前記ホスファチジルコリンが、DPPCである、請求項58記載の組成物。
【請求項60】
前記ホスファチジルコリンが、DLPCである、請求項58記載の組成物。
【請求項61】
前記脂質が、成分の混合物である、請求項1〜55のいずれか1項記載の組成物。
【請求項62】
前記脂質が、保存されたアシル鎖長を有する脂質混合物である、請求項61記載の組成物。
【請求項63】
前記保存されたアシル鎖長が、12、14、16、又は18炭素原子の長さである、請求項62記載の組成物。
【請求項64】
前記保存されたアシル鎖長が、12〜16炭素原子の長さである、請求項63記載の組成物。
【請求項65】
前記脂質が、重量に対し単一の頭部基型を有する少なくとも50%のリン脂質の脂質混合物である、請求項61記載の組成物。
【請求項66】
前記脂質が、重量に対し単一の頭部基型を有する少なくとも75%のリン脂質の脂質混合物である、請求項65記載の組成物。
【請求項67】
前記脂質が、重量に対し単一の頭部基型を有する少なくとも90%のリン脂質の脂質混合物である、請求項66記載の組成物。
【請求項68】
前記単一の頭部基型が、ホスファチジルコリンである、請求項65〜67のいずれか1項記載の組成物。
【請求項69】
前記脂質が、天然起源の脂質抽出物である、請求項61〜68のいずれか1項記載の組成物。
【請求項70】
前記脂質抽出物が、卵から誘導される、請求項69記載の組成物。
【請求項71】
前記脂質抽出物が、ダイズから誘導される、請求項69記載の組成物。
【請求項72】
前記脂質抽出物が、少なくとも92%のホスファチジルコリン、最大3%のリゾホスファチジルコリン及び最大2%の油を含み;その中で、重量に対して、アシル鎖の14〜20%がパルミチルであり、3〜5%がステアリルであり、8〜12%がオレイックであり、62〜66%がリノレイックであり、及び6-8%がリノレニックである、請求項71記載の組成物。
【請求項73】
前記脂質抽出物が、少なくとも90%の水素化したホスファチジルコリン、最大4%の水素化したリゾホスファチジルコリン及び最大2%の油及びトリグリセリドを含み;その中で、重量に対して、アシル鎖の少なくとも80%がステアリルであり、かつ少なくとも10%がパルミチルである、請求項71記載の組成物。
【請求項74】
水溶液の形態である、請求項1〜73のいずれか1項記載の組成物。
【請求項75】
乾燥している、請求項1〜73のいずれか1項記載の組成物。
【請求項76】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で少なくとも0.5:1である、請求項1〜75のいずれか1項記載の組成物。
【請求項77】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で少なくとも0.75:1である、請求項76記載の組成物。
【請求項78】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で少なくとも1:1である、請求項77記載の組成物。
【請求項79】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で少なくとも1.25:1である、請求項78記載の組成物。
【請求項80】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で少なくとも1.5:1である、請求項79記載の組成物。
【請求項81】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で少なくとも2.0:1である、請求項80記載の組成物。
【請求項82】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で10:1以下である、請求項1〜81のいずれか1項記載の組成物。
【請求項83】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で7:1以下である、請求項82記載の組成物。
【請求項84】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で5:1以下である、請求項83記載の組成物。
【請求項85】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で3.5:1以下である、請求項84記載の組成物。
【請求項86】
前記界面活性剤の脂質に対する比が、重量基準で3.0:1以下である、請求項85記載の組成物。
【請求項87】
加えて、共界面活性剤を含む、請求1〜86のいずれか1項記載の組成物。
【請求項88】
前記共前記界面活性剤が、18〜20の範囲のHLBを有する、請求項87記載の組成物。
【請求項89】
共界面活性剤としてリゾ-PCを含む、請求項87記載の組成物。
【請求項90】
前記組成物の脂質の重量の0.1〜5%に等しい量で共界面活性剤としてリゾ-PCを含む、請求項89記載の組成物。
【請求項91】
前記組成物の脂質の重量の0.75〜1.5%に等しい量で共界面活性剤としてリゾ-PCを含む、請求項90記載の組成物。
【請求項92】
請求項1〜91のいずれか1項記載の組成物及び活性薬剤を含む製剤。
【請求項93】
前記活性薬剤が、高分子集合体内にある、請求項92記載の製剤。
【請求項94】
前記活性薬剤が油溶性ビタミンであるか又は水溶性ビタミンの油溶性誘導体である、請求項92又は93記載の製剤。
【請求項95】
前記油溶性ビタミン又は水溶性ビタミンの油溶性誘導体がビタミンAファミリーのメンバーである、請求項94記載の製剤。
【請求項96】
前記油溶性ビタミン又は水溶性ビタミンの油溶性誘導体が、ビタミンCの油溶性誘導体である、請求項94記載の製剤。
【請求項97】
前記油溶性ビタミン又は水溶性ビタミンの油溶性誘導体が、ビタミンDファミリーのメンバーである、請求項94記載の製剤。
【請求項98】
前記油溶性ビタミン又は水溶性ビタミンの油溶性誘導体が、ビタミンEファミリーのメンバーである、請求項94記載の製剤。
【請求項99】
前記油溶性ビタミン又は水溶性ビタミンの油溶性誘導体が、ビタミンKファミリーのメンバーである、請求項94記載の製剤。
【請求項100】
前記活性薬剤が、トリテルペノイド構造に基づく、請求項92又は93記載の製剤。
【請求項101】
前記活性薬剤が、ステロイド構造に基づく、請求項92又は93記載の製剤。
【請求項102】
前記活性薬剤が、抗微生物剤である、請求項92又は93記載の製剤。
【請求項103】
前記活性薬剤が、ペプチド構造を有する、請求項92又は93記載の製剤。
【請求項104】
前記活性薬剤が、日焼け止めである、請求項92又は93記載の製剤。
【請求項105】
前記活性薬剤が、香味料又は香料である、請求項92又は93記載の製剤。
【請求項106】
前記活性薬剤が、界面活性剤及び脂質の重量の0.001〜50%の量で存在する、請求項92〜105のいずれか1項記載の製剤。
【請求項107】
前記活性薬剤が、界面活性剤及び脂質の重量の0.001〜30%の量で存在する、請求項106記載の製剤。
【請求項108】
前記活性薬剤が、界面活性剤及び脂質の重量の1.1〜25%の量で存在する、請求項107記載の製剤。
【請求項109】
前記活性薬剤が、界面活性剤及び脂質の重量の1.1%〜5%未満の量で存在する、請求項108記載の製剤。
【請求項110】
前記活性薬剤が、界面活性剤及び脂質の重量の5%〜10%未満の量で存在する、請求項108記載の製剤。
【請求項111】
前記活性薬剤が、界面活性剤及び脂質の重量の10%〜20%未満の量で存在する、請求項108記載の製剤。
【請求項112】
前記活性薬剤が、界面活性剤及び脂質の重量の20%以上の量で存在する、請求項106又は107記載の製剤。
【請求項113】
前記活性薬剤が、TECA、L-ピロリドンのミリスチルエステル、L-ピロリドンカルボン酸のラウリン酸エステル、シクロピロックスオラミン、硝酸エコナゾール、レッドクローバ抽出物、センテラ抽出物、ブッチャーズブルーム抽出物、ニコチン酸ベンジル、ピロクトンオラミン、アセチルヘキサペプチド-3、イチョウ抽出物、セイヨウトチノキ抽出物、ネトル抽出物、トチノキ属抽出物、ヨヒンバイン遊離塩基、ヒドロコルチゾン、キシナホ酸サルメテロール、プロゲステロン、デビルズクロー抽出物、Gatuline(登録商標) Expression、ピケア・アビエス抽出物、D-カンファー、トタラ-8,11,13-トリエン-13-オール、スピランセス・アクメラ抽出物、ウンデシルエノイルフェニルアラニン、シミシフガ・ラセモサ抽出物、ボスベリア・セラタ抽出物、四川コショウ抽出物及びアメリカサンショウ抽出物から選択される、請求項92〜112のいずれか1項記載の製剤。
【請求項114】
前記活性薬剤が、7-デヒドロコレステロール、アプリコサール、アスコルビン酸パルミテート、アボベンゼン、17-吉草酸ベタメサゾン、ボスベリア(Boswellia)、カンファ、カプサイシン、Cha-Plu抽出物、硫酸コレステロール、コレステロール、プロピオン酸クロベタゾール、クロトリマゾール、コスモペリン、ジクロフェナク、エキナセア・アングスタフォリア、エキナセア・パープレア、エデミン、硫酸エリスロマイシン、エゼリン、Eusolex 4360、フォーゲア、ガランガ、ギンクゴ、ヘリオプシス抽出物、ホップチンキ、17-酪酸ヒドロコルチゾン、山椒抽出物、ケタコナゾール、ケトプロフェン、マカ、メラロイコール、ミノキシジル、ナプロキセン、NDGA、硫酸ネオマイシン、ナイスタチン、サリチル酸オクチル、PABA、PT-40、P-U、Questice CQ U/A、ローズマリ抽出物CG、ローズマリー酸(90%)、ダイズイソフラボンCG(50%)、スピランセス超臨界CO2抽出物、ステアリルグリクレッチナート、タラゴン抽出物、タスマニアンペッパー抽出物、THC CG、THCウルトラピュア、ユニセックスブーケ、Unisol S-22、ビタミンCパルミテート、ビタミンD3、ビタミンEから選択される、請求項92〜112のいずれか1項記載の製剤。
【請求項115】
乾燥している、請求項92〜114のいずれか1項記載の製剤。
【請求項116】
水溶液の形態である、請求項92〜114のいずれか1項記載の製剤。
【請求項117】
前記活性薬剤の量が、該総重量の0.001%〜20%の範囲である、請求項116記載の製剤。
【請求項118】
前記活性薬剤の量が、該総重量の0.001%〜15%の範囲である、請求項117記載の製剤。
【請求項119】
前記活性薬剤の量が、該総重量の0.05%-0.1%未満の範囲である、請求項118記載の製剤。
【請求項120】
前記活性薬剤の量が、該総重量の0.1%〜10%の範囲である、請求項117記載の製剤。
【請求項121】
前記活性薬剤の量が、該総重量の0.1%〜5%未満の範囲である、請求項120記載の製剤。
【請求項122】
前記活性薬剤の量が、該総重量の5%〜10%未満の範囲である、請求項120記載の製剤。
【請求項123】
前記活性薬剤の量が、該総重量の10%以上である、請求項117又は118記載の製剤。
【請求項124】
前記活性薬剤が、単独で同量の界面活性剤を有する水溶液における該活性薬剤の溶解性レベルを超える量で存在する、請求項116〜123のいずれか1項記載の水性製剤。
【請求項125】
前記高分子集合体が、直径75nm未満である、請求項1〜124のいずれか1項記載の組成物又は製剤。
【請求項126】
前記高分子集合体が、直径50nm未満である、請求項125記載の組成物又は製剤。
【請求項127】
前記高分子集合体が、直径30nm未満である、請求項126記載の組成物又は製剤。
【請求項128】
前記高分子集合体が、直径20nm未満である、請求項127記載の組成物又は製剤。
【請求項129】
前記高分子集合体が、少なくとも直径5nmである、請求項1〜128のいずれか1項記載の組成物又は製剤。
【請求項130】
前記高分子集合体が、少なくとも直径6nmである、請求項129記載の組成物又は製剤。
【請求項131】
前記高分子集合体が、少なくとも直径7nmである、請求項130記載の組成物又は製剤。
【請求項132】
前記高分子集合体が、少なくとも直径8nmである、請求項131記載の組成物又は製剤。
【請求項133】
前記高分子集合体が、少なくとも直径9nmである、請求項132記載の組成物又は製剤。
【請求項134】
前記高分子集合体が、少なくとも直径10nmである、請求項133記載の組成物又は製剤。
【請求項135】
実質的に透明である、請求項74若しくは76〜91記載の水性組成物、又は請求項116〜134のいずれか1項記載の水性製剤。
【請求項136】
実質的に透明で、かつ安定である、請求項135記載の水性組成物又は製剤。
【請求項137】
150 FNU未満の濁度を有する、請求項135若しくは136記載の水性組成物又は製剤。
【請求項138】
100 FNU未満の濁度を有する、請求項137記載の水性組成物又は製剤。
【請求項139】
50 FNU未満の濁度を有する、請求項138記載の水性組成物又は製剤。
【請求項140】
25 FNU未満の濁度を有する、請求項139記載の水性組成物又は製剤。
【請求項141】
10 FNU未満の濁度を有する、請求項140記載の水性組成物又は製剤。
【請求項142】
水中に再構成されたときに実質的に透明な溶液を形成する、請求項75記載の乾燥組成物又は請求項115記載の乾燥製剤。
【請求項143】
水中に再構成されたときに実質的に透明かつ安定な溶液を形成する、請求項142記載の乾燥組成物又は製剤。
【請求項144】
水中に再構成されたときに150 FNU未満の濁度を有する、請求項142若しくは143記載の乾燥組成物又は製剤。
【請求項145】
水中に再構成されたときに100 FNU未満の濁度を有する、請求項144記載の乾燥組成物又は製剤。
【請求項146】
水中に再構成されたときに50 FNU未満の濁度を有する、請求項145記載の乾燥組成物又は製剤。
【請求項147】
水中に再構成されたときに25 FNU未満の濁度を有する、請求項146記載の乾燥組成物又は製剤。
【請求項148】
水中に再構成されたときに10 FNU未満の濁度を有する、請求項147記載の乾燥組成物又は製剤。
【請求項149】
重量に対して少なくとも60%の水を含む、請求項1〜148のいずれか1項記載の水性組成物又は水性製剤。
【請求項150】
重量に対して少なくとも70%の水を含む、請求項149記載の水性組成物又は水性製剤。
【請求項151】
重量に対して少なくとも80%の水を含む、請求項150記載の水性組成物又は水性製剤。
【請求項152】
重量に対して少なくとも90%の水を含む、請求項151記載の水性組成物又は水性製剤。
【請求項153】
請求項92〜152のいずれか1項記載の製剤及び美容的に許容し得る担体又は賦形剤を含む美容調製品。
【請求項154】
請求92〜152のいずれか1項記載の製剤及び医薬として許容し得る担体又は賦形剤を含む医薬調製品。
【請求項155】
実質的に短鎖アルコールが存在しない請求項1〜154のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項156】
10重量%未満の短鎖アルコールを含む、請求項155記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項157】
実質的にステロールが存在しない、請求項1〜156のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項158】
10重量%未満のステロールを含む、請求項157記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項159】
実質的にプロピレングリコール又はポリエチレングリコールが存在しない、請求項1〜158のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項160】
10重量%未満のプロピレングリコール又はポリエチレングリコールを含む、請求項159記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項161】
実質的にトリグリセリドが存在しない、請求項1〜160のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項162】
10重量%未満のトリグリセリドを含む、請求項161記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項163】
実質的にポリペチドが存在しない、請求項1〜162のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項164】
10重量%未満のポリペチドを含む、請求項163記載の組成物。
【請求項165】
乾燥重量に対して20%未満のコレステロールを含む、請求項1〜164のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項166】
プロピレングリコール又はポリエチレングリコールが実質的に存在しない、請求1〜166のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品。
【請求項167】
可溶化剤としての請求項1〜91、125〜152又は155〜166のいずれか1項記載の組成物の使用。
【請求項168】
活性薬剤の可溶化における、請求項167記載の使用。
【請求項169】
膜タンパク質又はペプチドの可溶化における、請求項167記載の使用。
【請求項170】
膜タンパク質又はペプチドとの相互作用についての候補薬剤のスクリーニング方法であって:
(i) 膜タンパク質又はペプチドを、請求項1〜91、125〜152又は155〜166のいずれか1項記載の組成物に可溶化するステップ;
(ii)候補薬剤を試験して、それが可溶化した膜タンパク質又はペプチドと相互作用するかどうか決定するステップ;
を含む、前記方法。
【請求項171】
膜タンパク質又はペプチドの構造調査のための方法であって:
(i) 膜タンパク質又はペプチドを、請求1〜91、125〜152又は155〜166のいずれか1項記載の組成物に可溶化するステップ;
(ii)前記膜タンパク質又はペプチドの構造を調査するステップ;
を含む、前記方法。
【請求項172】
請求項1〜166のいずれか1項記載の組成物の製造方法であって:
(i) 界面活性剤の水溶液を調製するステップ;
(ii) 水性脂質エマルジョンを調製するステップ;及び、
(iii)該水性脂質エマルジョンと界面活性剤の水溶液とを混合するステップ;
を含み、このようにして高分子集合体が形成される、前記方法。
【請求項173】
請求項1〜166のいずれか1項記載の組成物の生産のための方法であって:
(i) 界面活性剤の水溶液を調製するステップ;
(ii) 脂質の水性エマルジョンを調製するステップ;
(iii)活性薬剤の水性エマルジョンを調製するステップ;及び、
(iv) 該界面活性剤の水性水溶液、該脂質の水性エマルジョン及び該活性薬剤の水性エマルジョンを混合するステップ;
を含み、このようにして高分子集合体が形成される、前記方法。
【請求項174】
請求項のいずれか1項記載の製剤又は調製品の局所投与を含む、活性薬剤の送達のための方法。
【請求項175】
請求1〜166のいずれか1項記載の組成物、製剤又は調製品を含むヒドロゲルパッチ。
【請求項176】
脂質及び界面活性剤を含む、請求項1〜75のいずれか1項記載の組成物の調製のためのパーツのキット。
【請求項177】
請求項1〜75のいずれか1項記載の組成物の生産のための方法であって:
(i) 前記界面活性剤及び脂質を短鎖アルコールに加えるステップ;
(ii)該アルコールを取り除くステップ;
を含み、このようにして高分子集合体が形成される、前記方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2010−511032(P2010−511032A)
【公表日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−538797(P2009−538797)
【出願日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際出願番号】PCT/GB2007/050730
【国際公開番号】WO2008/065451
【国際公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【出願人】(507393311)マルベルン コスメセウチクス リミテッド (2)
【Fターム(参考)】