説明

自動販売機の断熱壁の製造方法および自動販売機

【課題】商品収納部の断熱壁を容易且つ安価に形成することのできる自動販売機を提供する。
【解決手段】断熱壁2の製作ウレタンスラブ連続発泡工程において、上面ロール紙6および下面ロール紙7をコンベアで送り、発泡治具内の下面に送られる下面ロール紙6上に粉砕された発泡断熱材の廃材9を撒き、さらに発泡剤原料を散布し、発泡治具内の上面に上面ロール紙7を送って、上面ロール紙7と下面ロール紙6との間で発泡させた断熱板を必要寸法に切断して構成することにより、断熱壁を容易且つ安価に形成することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は商品収納装置に収納された商品を冷却または加温して商品を販売するようにした自動販売機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の自動販売機としては、自動販売機本体内に断熱壁によって囲まれた商品収納部を備えるとともに、商品収納部内にサーペンタインコラム等の商品収納コラムを設けたものが知られている。この自動販売機では、金属板からなる内箱と外箱との間に断熱材を介装することによって商品収納部の断熱壁を形成している特許文献1のものがある。
【特許文献1】特開平7−146974号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前記従来例では、内箱および外箱間に断熱材を組み込むことにより断熱壁を形成しているため、構造が複雑でコストが高くつくという問題点があった。
【0004】
本発明は、前期問題点を解決するものであり、その目的とするところは、商品収納部の断熱壁を容易且つ安価に形成することのできる自動販売機を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の断熱壁は、断熱壁の製作ウレタンスラブ連続発泡工程において、上面ロール紙および下面ロール紙をコンベアで送り、発泡治具内の下面に送られる前記下面ロール紙上に粉砕された発泡断熱材の廃材を撒き、さらに発泡剤原料を散布し、前記発泡治具内の上面に前記上面ロール紙を送って、前記上面ロール紙と前記下面ロール紙との間で発泡させた断熱板を必要寸法に切断して製造するものである。これにより、断熱壁を容易且つ安価に形成することができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明の自動販売機の断熱壁は、上面ロール紙および下面ロール紙をコンベアで送り、発泡治具内の下面に送られる前記下面ロール紙上に粉砕された発泡断熱材の廃材を撒き、さらに発泡剤原料を散布し、前記発泡治具内の上面に前記上面ロール紙を送って、前記上面ロール紙と前記下面ロール紙との間で発泡させた断熱板を必要寸法に切断して構成されるものであり、断熱壁を容易且つ安価に形成することができ、安価な自動販売機を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
請求項1に記載の発明は、自動販売機本体の外箱内側に配置する断熱壁で、前記断熱壁は、上面ロール紙および下面ロール紙をコンベアで送り、発泡治具内の下面に送られる前記下面ロール紙上に粉砕された発泡断熱材の廃材を撒き、さらに発泡剤原料を散布し、前記発泡治具内の上面に前記上面ロール紙を送って、前記上面ロール紙と前記下面ロール紙との間で発泡させた断熱板を必要寸法に切断して構成されるものであり、断熱壁を容易且つ安価に形成することができ、安価な自動販売機を提供することができる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自動販売機の断熱壁の製造方法において、上面ロール紙または下面ロール紙のどちらか一方は防水機能を施したフィルム付きの紙であり、高価格である防水フィルムの使用量を削減でき、さらにコストの低減ができる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の自動販売機の断熱壁の製造方法において、上面ロール紙および下面ロール紙ともに防水機能のない紙であり、断熱板を切断して断熱壁を形成した後に、防水機能の必要な部位に応じて、前記断熱壁の片面あるいは両面に防水フィルムを貼付することにより、製作工程において防水機能のない紙による断熱板に統一することができ、製作時の上面ロール紙および下面ロール紙の切替工数を抑えることができると同時に切替時に発生する廃棄材料を無くすことができる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機の断熱壁の製造方法において、下面ロール紙の端面は発泡治具内の両側面に立上がって搬送され、発泡後、前記下面ロール紙の端面は上面ロール紙と上面でラップして形成されることにより、効率的にロール紙を活用でき上面ロール紙と下面ロール紙の総使用量を削減することができる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項の製造方法で成形した断熱壁を備えた自動販売機であり、製造工数、材料コスト、廃棄材料ロスの削減および熱伝導ロスの低減による省エネ化を図る自動販売機を提供することができる。
【0012】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
【0013】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機本体の斜視図、図2は自動販売機の一部分解側面断面図、図3は自動販売機の断熱壁のウレタンスラブ連続発泡工程図を示すものである。図1においてこの自動販売機は前面を開口した自動販売機本体1を備え、自動販売機本体1の内部には断熱壁2によって囲まれた商品収納部3が設けられている。断熱壁2は自動販売機本体1の外側を覆う外箱4と、外箱4の内面を覆う複数の断熱板5で構成されている。各断熱板5は発泡性の断熱材からなり、予め発泡および硬化させて所定の厚さに形成したものである。図3において下面ロール紙6は巻き方向とライン進行方向が平行になるよう配置され、上面ロール紙7も下面ロール紙6と同様に下面ロール紙6よりも後部のライン上に配置されている。この時下面ロール紙6と上面ロール紙7の回転方向は異なった方向になっている。下面ロール紙6の上部に上面ロール紙7が覆われるまでのライン上にサイクロンタンク8で粉砕された発泡断熱材の廃材9を撒くフィーダ10が設置されている。また、その直後にシクロペンタンおよびポリイソシアネートの混合溶剤である発泡剤原料を貯蔵している原料注入機11と下面ロール紙6に散布するヘッド12が設置されている。上面ロール紙7が下面ロール紙6を覆い断熱板が形成された後、カット機13によって切断される。
【0014】
以上のように構成された自動販売機の断熱壁のウレタンスラブ連続発泡工程について、以下その動作を説明する。
【0015】
図2において、外箱4の内面に固着された各断熱板5により商品収納部3の断熱壁2を形成され、商品収納部2内にはサーペンタインコラム等の商品収納コラム(図示せず)が収納される。なお断熱板5はウレタンスラブ連続発泡工程にて所定の厚みおよび寸法で形成される。まず、図3において、断熱板の外郭となる下面ロール紙6はライン下部に進行方向と巻き方向が平行となるように設置され、所定のライン速度となるように回転し送り出される。下面ロール紙6が送り出された直後に粉砕された発泡断熱材の廃材9が下面ロール紙6上に均一となるように撒かれる。廃材9はウレタンスラブ作成時に発生する廃材であり、再利用されたものである。廃材はいったんサイクロンタンク8内で細かく粉砕され、その後フィーダ10によって所定の厚みの断熱板となるように設定された量が撒かれる。廃材9が撒かれた直後に発泡剤原料がヘッド12により下面ロール紙6上に散布される。発泡剤原料は温度設定されている原料注入機11内で貯蔵され、所定の流量となるように抽出される。発泡剤原料散布後、上面ロール紙7が下面ロール紙6と同じように送り出される。この時、下面ロール紙6および上面ロール紙7はコンベアにより上下を規制されサンドイッチ状態で内部に送り込まれる。コンベア内でウレタン発泡が完了し所定の厚みとなるように形成され、ウレタンスラブとして送り出されたものを必要寸法にカット機13で切断し組立工程に送達される。
【0016】
以上のように、本実施の形態においては、ウレタンスラブ連続発泡工法により、断熱板を作成することができ、庫内の内箱を必要せずに商品収納部3を形成することができるため、部品点数の削減化、内箱重量の軽量化、組立作業工数の削減およびコストの削減を図ることができる。また、熱伝導ロス低減による省エネルギー効果を高めることができる。なお、自動販売機の断熱扉および断熱仕切り板にも前記断熱板を利用することが可能である。
【0017】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2による自動販売機の断熱板の断面図である。図4において14は硬質ウレタン発泡体であり硬質ウレタン発泡体14は表・裏両面に紙面材15、15´によって被覆されている。さらに前紙記面材15および15´は防水機能のあるフィルム16、16´によって被覆されている。
【0018】
以上のように構成された自動販売機の断熱板について、以下その製造方法を図3、図4を参照しながら説明する。
【0019】
このように構成された断熱板の製造方法は紙面材15と防水機能のあるフィルム16の2層で構成された下面ロール紙6がライン下部に進行方向と巻き方向が平行となるように設置され、所定のライン速度となるように回転し送り出される。ロール材は外側が紙面材15、内側が防水機能のあるフィルム16となるように巻かれている。下面ロール紙6が送り出された直後に粉砕された発泡断熱材の廃材9が下面ロール紙6上に均一となるように撒かれる。廃材9はウレタンスラブ作成時に発生する廃材であり、再利用されたものである。廃材はいったんサイクロンタンク8内で細かく粉砕され、その後フィーダ10によって所定の厚みの断熱板となるように設定された量が撒かれる。廃材9が撒かれた直後に発泡剤原料がヘッド12により下面ロール紙6上に散布される。発泡剤原料は温度設定されている原料注入機11内で貯蔵され、所定の流量となるように抽出される。発泡剤原料散布後、上面ロール紙7が下面ロール紙6と同じように送り出される。また上面ロール材も下面ロール材と同様に外側が紙面材15´、内側が防水機能のあるフィルム16´となるように巻かれている。この時、下面ロール紙6および上面ロール紙7はコンベアにより上下を規制されサンドイッチ状態で内部に送り込まれる。コンベア内での発泡時にウレタンと下側の紙面材15および上側の紙面材15´と密着することによりウレタンスラブの外郭が所定の厚みとなるように形成され、ウレタンスラブとして送り出されたものを必要寸法にカット機13で切断し組立工程に送達される。なお、下面ロール紙6および上面ロール紙7のどちらか一方が防水機能のあるフィルム16で被覆されていないものであってもウレタンスラブの形成は可能である。
【0020】
以上のように、本実施の形態においては、上面ロール紙または下面ロール紙のどちらか一方は防水機能を施したフィルム付きの紙であることにより、発汗水による紙面材への浸入を防止することができる。また必要な表面のみに防水機能のあるフィルム16を被覆することにより、高価格である防水フィルムの使用量を削減でき、コストの低減ができる。
【0021】
(実施の形態3)
図5(a)は、本発明の実施の形態3による自動販売機の断熱板の斜視図、図5(b)は断熱板の断面図である。図5(a)において17は防水機能のない断熱板であり、断熱板17の表面片側に防水機能のあるフィルム18を被覆している。図5(b)において断熱板17は硬質ウレタン発泡体14の表・裏両面に紙面材15、15´を被覆したものである。断熱板17が完成した後に表・裏どちらか片方に防水機能のあるフィルム18を貼付け、被覆している。
【0022】
以上のように構成された自動販売機の断熱板について、以下その製造方法を図3を参照しながら説明する。
【0023】
このように構成された断熱板の製造方法は紙面材15のみの1層で構成された下面ロール紙6がライン下部に進行方向と巻き方向が平行となるように設置され、所定のライン速度となるように回転し送り出される。下面ロール紙6が送り出された直後に粉砕された発泡断熱材の廃材9が下面ロール紙6上に均一となるように撒かれる。廃材9はウレタンスラブ作成時に発生する廃材であり、再利用されたものである。廃材はいったんサイクロンタンク8内で細かく粉砕され、その後フィーダ10によって所定の厚みの断熱板となるように設定された量が撒かれる。廃材9が撒かれた直後に発泡剤原料がヘッド12により下面ロール紙6上に散布される。発泡剤原料は温度設定されている原料注入機11内で貯蔵され、所定の流量となるように抽出される。発泡剤原料散布後、上面ロール紙7が下面ロール紙6と同じように送り出される。この時、下面ロール紙6および上面ロール紙7はコンベアにより上下を規制されサンドイッチ状態で内部に送り込まれる。コンベア内での発泡時にウレタンと下側の紙面材15および上側の紙面材15´と密着することによりウレタンスラブの外郭が所定の厚みとなるように形成され、ウレタンスラブとして送り出されたものを必要寸法にカット機13で切断し断熱板17として組立工程に送達される。その後、組立工程にて防水機能のあるフィルム18を断熱板17の片面に貼り付ける。貼付け方法としては両面テープ、熱溶着およびホットメルト等にて密着させる。また防水機能のある面材としてはフィルム18のみの構成ではなく、フィルム18と紙面材15との2層となっている面材でも可能である。
【0024】
以上のように、本実施の形態においては、上面ロール紙および下面ロール紙ともに防水機能のない紙であり、ウレタンスラブを切断して断熱板を形成した後に、防水機能の必要な部位に応じて、前記断熱板の片面あるいは両面に防水フィルムを貼付することにより、製作工程において防水機能のない紙による断熱板に統一することができ、製作時の上面ロール紙および下面ロール紙の切替工数を抑えることができると同時に切替時に発生する廃棄材料を無くすことができ環境対策に貢献することができる。
【0025】
(実施の形態4)
図6(a)は、本発明の実施の形態4による自動販売機のウレタンスラブ連続発泡工程の発泡前の下面ロール紙の斜視図、図6(b)は発泡時の断熱板の斜視図、図6(c)は発泡後の断熱板の斜視図である。
【0026】
図6(a)において6は下面ロール紙、図6(b)において6は下面ロール紙、7は上面ロール紙、9は廃材、19は発泡剤原料である。図6(c)において6は下面ロール紙、7は上面ロール紙、14は硬質ウレタン発泡体である。
【0027】
以上のように構成された自動販売機の断熱板について、以下その製造方法を図3および図6(a)〜(c)を参照しながら説明する。
【0028】
このように構成された断熱板の製造方法は、断熱板の外郭となる下面ロール紙6はライン下部に進行方向と巻き方向が平行となるように設置され、所定のライン速度となるように回転し送り出される(図6(a))。下面ロール紙6が送り出された直後に粉砕された発泡断熱材の廃材9が下面ロール紙6上に均一となるように撒かれる。廃材9はウレタンスラブ作成時に発生する廃材であり、再利用されたものである。廃材はいったんサイクロンタンク8内で細かく粉砕され、その後フィーダ10によって所定の厚みの断熱板となるように設定された量が撒かれる。廃材9が撒かれた直後に発泡剤原料19がヘッド12により下面ロール紙6上に散布される。発泡剤原料19は温度設定されている原料注入機11内で貯蔵され、所定の流量となるように抽出される。発泡剤原料19散布後、上面ロール紙7が下面ロール紙6と同じように送り出される。この時、図6(b)に示すように下面ロール紙6の端面は発泡治具内の両側面に立上がって搬送される。その後、下面ロール紙6および上面ロール紙7はコンベアにより上下を規制されサンドイッチ状態で内部に送り込まれ、発泡後、図6(c)に示すように、下面ロール紙の端面は上面ロール紙と上面でラップ(AおよびA´寸法部)して形成される。なお、コンベア内でウレタン発泡が完了し所定の厚みとなるように形成され、ウレタンスラブとして送り出されたものを必要寸法にカット機13で切断し組立工程に送達される。
【0029】
以上のように、本実施の形態においては、発泡時、下面ロール紙の端面は発泡治具内の両側面に立上がって搬送され、発泡後、前記下面ロール紙の端面は上面ロール紙と上面でラップして形成されることにより、効率的にロール紙を活用でき上面ロール紙と下面ロール紙の総使用量を削減することができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
以上のように本発明にかかる自動販売機は、庫内の断熱壁、断熱扉および断熱仕切り板において、ウレタンスラブ連続発泡により断熱板を製作することが可能となり、製作工数を下げることができるので、自動販売機に限らず、庫内を冷却または加温することが必要な機器にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の実施の形態1における自動販売機のメインドアを開いた状態の斜視図
【図2】本発明の実施の形態1における自動販売機の一部分解側面断面図
【図3】本発明の実施の形態1における自動販売機の断熱壁のウレタンスラブ連続発泡工程図
【図4】本発明の実施の形態2における自動販売機の断熱板の断面図
【図5】(a)本発明の実施の形態3における自動販売機の断熱板の斜視図(b)本発明の実施の形態3における自動販売機の断熱板の断面図
【図6】(a)本発明の実施の形態4における自動販売機のウレタンスラブ連続発泡工程の発泡前の下面ロール紙の斜視図(b)本発明の実施の形態4における自動販売機のウレタンスラブ連続発泡工程の発泡時の断熱板の斜視図(c)本発明の実施の形態4における自動販売機のウレタンスラブ連続発泡工程の発泡後の断熱板の斜視図
【符号の説明】
【0032】
1 自動販売機本体
2 断熱壁
5,17 断熱板
6 下面ロール紙
7 上面ロール紙
9 廃材
15,15´ 紙面材
16,16´ 防水機能のあるフィルム
18 防水機能のあるフィルム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動販売機本体の外箱内側に配置する断熱壁で、前記断熱壁は、上面ロール紙および下面ロール紙をコンベアで送り、発泡治具内の下面に送られる前記下面ロール紙上に粉砕された発泡断熱材の廃材を撒き、さらに発泡剤原料を散布し、前記発泡治具内の上面に前記上面ロール紙を送って、前記上面ロール紙と前記下面ロール紙との間で発泡させた断熱板を必要寸法に切断して構成されることを特徴とする自動販売機の断熱壁の製造方法。
【請求項2】
上面ロール紙または下面ロール紙のどちらか一方は防水機能を施したフィルム付きの紙であることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の断熱壁の製造方法。
【請求項3】
上面ロール紙および下面ロール紙ともに防水機能のない紙であり、断熱板を切断して断熱壁を形成した後に、防水機能の必要な部位に応じて、前記断熱壁の片面あるいは両面に防水フィルムを貼付することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の断熱壁の製造方法。
【請求項4】
下面ロール紙の端面は発泡治具内の両側面に立上がって搬送され、発泡後、前記下面ロール紙の端面は上面ロール紙と上面でラップして形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機の断熱壁の製造方法。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項の製造方法で成形した断熱壁を備えたことを特徴とする自動販売機。

【図1】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2009−216179(P2009−216179A)
【公開日】平成21年9月24日(2009.9.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−60666(P2008−60666)
【出願日】平成20年3月11日(2008.3.11)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】