説明

航空機のTHSモータのための飛行制御システムの信号ラインをテストするためのテスタ

本発明は、航空機のトリミング可能な水平安定板(THS)モータのための飛行制御システムの信号ラインをテストするためのテスタ、その使用及び方法に関する。テスタは、飛行制御システムの信号ラインがテストされるべきとき、飛行制御システムのリレー・ソケットと接続されるべき少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)と、テスト・リレー(52、54)に与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるか否かを示すために、少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)と電気的に接続される少なくとも1つの指示器(60、70、80、90)と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、航空機のトリミング可能な(trimmable)水平安定板(THS)モータのための飛行制御システムの信号ラインをテストするためのテスタ、その使用及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
そうでなければ、THS−モータの起動を引き起すであろう、航空機のコックピット内の例えばパイロットによって制御信号が開始されたとしても、航空機に搭載のトリミング可能な(trimmable)水平安定板(THS)を付勢するために責任のあるモータは、特定の環境下では起動されないであろう。このような特定の環境は、THS−モータの起動が航空機の飛行安全性に悪影響もしくは破局的でさえある影響を有する飛行状況を含む。
【0003】
THS−モータは、代表的には、2つのリレー(リレー51CE及びリレー52CE)を含むアビオニック・ユニット、もしくは飛行制御システム、によって制御され、2つのリレーの各々の駆動接点(コイル接点)に与えられる電圧(通常28V)に依存して、THS−モータの起動は、たとえ、例えばコックピットからの制御信号がアビオニック・ユニットを介して2つのリレーに伝送されるとしても、禁止される。それ故、2つのリレーの駆動接点に与えられる電圧に依存して、THS−モータは、アビオニック・ユニットに存在する任意の他の制御信号に関係なく、起動されることができない。
【0004】
飛行の安全性は、最高の重要性のものであり続けてきており、未だにそうである。従って、頻繁な保守及び検査テストが航空機に行われなければならない。これらのテストの1つは、THS−モータの制御を創設する飛行制御システムの電子制御インフラストラクチャをテストすることを含む。特に、これらのテストの目的は、THS−モータの制御を創設するアビオニック・ユニットに含まれる2つのリレーの駆動接点に特定の電圧が与えられることを確実にすることである。このように、これらのテストの成功裏の完了によって、航空機の安全性に有害な影響を有する状況において、THS−モータの起動が禁止されるということが確実にされ得る。
【0005】
電子飛行制御システムにおける予め限定された飛行状況を模擬するために、かつ飛行制御システムの個々の構成要素が特定されるように動作しているか否かを二重チェックするために、航空機の地上テスト中に、いわゆるESAO(環境的に持続し得る航空機運転)が用いられる。ESAO−システムは、制御信号を開始し、該制御信号は、次に、飛行制御システムの導通経路に沿ってTHS−モータに伝送される。ESAO−システムによって提供される模擬信号に基づいて、該模擬信号が、飛行制御システムによって正しい態様で処理された否か、そしてTHS−モータを制御するために責任がある例えば2つのリレー51CE及び52CE上に正しい電圧を印加するために適切な制御信号に変換されたか否かが確認されなければならない。
【0006】
特に、THS−モータのスタートの禁止を必要とする飛行状況に関して、航空機の搭載時に開始されるかもしれない任意の他の制御信号に関係なくTHS−モータが起動されることができないということを確実にするために、ESAO−システムは、51CEリレー及び52CEリレーに電圧が与えられることの結果として模擬信号を開始する。
【0007】
今までのところ、リレー51CE及び52CEに与えられる電圧(28ボルト)は、手動で測定されなければならなかった。このため、ESAO−システムによる異なった飛行状況の模擬は、第1のオペレータによって開始され、無線通信システムを介して第1のオペレータに接続されている第2のオペレータは、模擬された飛行状況に依存して2つのリレー51CE及び52CEに与えられる電圧が特定の範囲内にあるということを確認するために、リレー51CE及び52CEにきわめて接近していなければならなかった。このように、これらの検査テストは、多くの人的資源を必要とし、費用のかかる(cost-intensive)ものであった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明の目的は、航空機の地上テスト、特に、THS−モータを制御するための制御ロジックがテストされる間中の地上テスト、を相当に容易にするテスト装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この及び他の目的は、航空機のトリミング可能な水平安定板(THS)モータのための飛行制御システムの信号ラインをテストするためのテスタによって解決され、ここに、飛行制御システムは、対応のリレー・ソケットに挿入される少なくとも1つのリレーを含む。該テスタは、飛行制御システムの信号ラインがテストされるべきとき、リレー・ソケットと接続されるべき少なくとも1つのテスト・リレーと、少なくとも1つのテスト・リレーに与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるか否かを示すために、少なくとも1つのテスト・リレーと電気的に接続される少なくとも1つの指示器と、を含む。
【0010】
本発明によるテスタでもって、航空機の地上テスト、特に、THS−モータの制御に関係するテスト、が一人だけのオペレータによって行われることができる。オペレータは、THS−モータの制御システムに含まれるリレーに模擬信号を提供するためのESAO−システムを開始することができ、同時に、THS−モータの制御システム上のテストを行うことができる。このため、オペレータは、対応のリレー・ソケットから2つの実際のリレー(51CE及び52CE)を取り除き、そしてテスト装置のテスト・リレーに電気的に接続されるソケット・プラグに挿入する。このように、実際のリレー自体がテストされるのではなく、むしろ、2つの実際のリレーの上流の構成要素及び制御ロジックが検査される。テスタの指示器は、正しい電圧がテスト・リレーの駆動接点に与えられたか否かをオペレータに直ちに示す。このように、オペレータは、THS−モータの起動が禁止されるであろう飛行状況において実際のリレーがTHS−モータへの電流の流れを終結するか否かを確認することができる。
【0011】
好ましくは、本発明によるテスタは、第1の指示器及び第2の指示器を備え、ここに、第1の指示器は、テスト・リレーに与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるか否かを示し、第2の指示器は、電圧が予め決められた電圧より小さいか否かを示す。このように、第1の指示器が活性しているかまたは第2の指示器が活性化しているかに依存して、オペレータは、実際のリレーに与えられる電圧がTHS−モータの起動を禁止するのに充分であるか否かを直ちに知る。
【0012】
本発明のもう1つの好適な実施形態において、テスタは、第1のテスト・リレー及び第2のテスト・リレーを備える。第1のテスト・リレー及び第2のテスト・リレーの双方は、それ自身の第1及び第2の指示器と電気的に接続され、すなわち、第1のテスト・リレーは、第1及び第2の指示器に接続され、第2のテスト・リレーは、第1及び第2の指示器に電気的に接続される。それ故、正しい電圧がテスト・リレーの各々に与えられたか否か、並びに与えられた電圧が予め決められた電圧以上であるか否かを示すために、各テスト・リレーごとに2つの指示器が提供される。
【0013】
好ましくは、本発明のリレー・ソケット・テスタの各指示器は、可視信号を出力する。本発明の好適な実施形態によれば、各指示器は、発光ダイオードである。THS−モータのための制御ロジックの地上テストの失敗または合格の間の識別のために、発光ダイオードは、異なった色の光を発し、それ故、オペレータは、実際のリレーの上流のアビオニック・ユニットの構成要素が、必要とされる仕様を満たしているか否かを一目で確認することができる。
【0014】
好ましくは、本発明によるテスタは、テストされるべき飛行制御システムのリレー・ソケットに挿入されるべきであるテスト・リレー・プラグを備える。このように、実際のリレー51CE及び52CEは、対応のリレー・ソケットに2つのテスト・リレー・プラグを挿入することにより容易に置き換えられることができ、テスタは、THS−モータの起動が予め決められた飛行状況において禁止されるように、テスト・リレーに与えられる電圧があるか否かを直ちに示す。
【0015】
好ましくは、特定の飛行状況においてTHS−モータの起動を禁止するためにリレー・ソケットの駆動接点に与えられるべき予め決められた電圧は、28ボルトである。
【0016】
もう1つの態様において、本発明は、航空機のトリミング可能な水平安定板(THS)モータのための飛行制御システムの信号ラインをテストするために、前述したテスタの使用方法を特徴とする。
【0017】
もう1つの態様において、本発明は、航空機のトリミング可能な水平安定板モータのための飛行制御システムの信号ラインをテストするための方法を特徴とし、飛行制御システムは、対応のリレー・ソケットに挿入される少なくとも1つのリレーを含む。本発明による方法は、飛行制御システムの少なくとも1つのリレーの代わりに、テスタの少なくとも1つのテスト・リレーを、飛行制御システムのリレー・ソケットと接続するステップと、少なくとも1つのテスト・リレーに電圧を与えるステップと、テスト・リレーに与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるか否かを決定するステップとを含む。
【0018】
好ましくは、ESAO−システムは、少なくとも1つのテスト・リレーに電圧を与えることの原因である。
【0019】
好適な実施形態によれば、当該方法は、飛行制御システムの2つの対応の直列接続されたリレー・ソケットに挿入される2つのテスト・リレーに与えられる電圧が、予め決められた電圧以上であるか否かを同時に決定するステップを含む。
【0020】
本発明の他の特徴及び長所は、添付図面を参照した本発明の好適な実施形態の以下の詳細な説明から明瞭となるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明によるリレー・ソケット・テスタの概略的斜視図である。
【図2】図1に示されたリレー・ソケット・テスタの配線図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明によるテスタの好適な実施形態を図1に示す。テスタ1は、航空機のトリミング可能な水平安定板(THS)モータの飛行制御システムの信号ラインをテストするために特に適している。一層詳細には、本発明によるテスタ1は、異なった飛行状況を模擬することができるESAO−システムを用いて航空機の地上テスト中にTHS−モータの上流の飛行制御システムの構成要素、信号ライン、端子、等をテストするために用いられるよう特に意図されている。
【0023】
テスタ1は、アビオニック・ユニットの51CE及び52CEのような元のリレーに置換わる、それぞれのリレー・ソケット(図示せず)に挿入されるべきである2つのプラグ10、20を備える。プラグ10、20は、ケーブル30を介してテスタ・ハウジング50に接続される。ケーブル30は、テスタの使用の自由度を高めるために、10メートルの長さのような任意の長さを有し得る。
【0024】
図1に見られ得るように、ハウジング50は、発光ダイオード60、70、80、90のような指示器を含む。好適な実施形態において、発光ダイオード60、80及び発光ダイオード70、90は、赤及び緑のような異なった色の光を発する。テスタ1の動作中、発光ダイオードLED60、80及びLED70、90は、飛行制御システムの信号ラインに与えられる電圧が所定の電圧に等しいか否かを示す。該電圧が所定の電圧に等しいならば、LED60、80が活性化され、それに反して、該電圧が所定の電圧より小さいとき、LED70、90が活性化される。
【0025】
図2を参照すると、図1のテスタの概略配線が示されている。同様の参照数字は、図1に示されたテスタの同一または同様の構成要素を示す。
【0026】
テスタ・ハウジング50は、2つのテスト・リレー52、54を収容し、その各々は、プラグ10、20に導電経路を介して電気的に接続されている。X1、X2は、テスト・リレー52、54の駆動接点(コイル接点)を示し、A2、A3は、テスト・リレー52、54の電機子接点を示す。さらに、発光ダイオード60、70及び80、90は、プラグ10、20及びテスト・リレー52、54間のそれぞれの導電経路に接続されている。詳細には、発光ダイオード60、80は、駆動接点X1及びX2のそれぞれの導電経路に接続され、それに対して、発光ダイオード70、90は、テスト・リレー52、54の電機子(armature)接点X2及びA3の導電経路に接続されている。
【0027】
プラグ10、20がアビオニック・システムのそれぞれのリレー・ソケットに挿入され、かつESAO−システムによってテスト・リレー52、54の接点X1、X2(X2は、接地接点である)にアビオニック・ユニットを介して与えられる電圧が所定の電圧以上であると、発光ダイオード60、80が活性化される。換言すれば、接点X1及びX2に与えられる電圧が28V以上である場合に、発光ダイオード60、80によって光が発光される。この状況において、発光ダイオード70、90は、テスト・リレー52、54によって閉じられていない接点A2、A3に起因して不活性である。しかしながら、もし接点X1及びX2に与えられる電圧が28Vより小さいならば、テスト・リレー52、54は、電機子接点A2、A3を閉じ、それ故、発光ダイオード70、90は活性化され、発光ダイオード60、80は不活性である。
【0028】
本発明の本質は、例えば、航空機のTHS−モータの飛行制御システムの信号ラインをテストする容易かつ便利な方法を航空機の保守スタッフに提供することである。このため、元のリレー(51CE及び52CE)は、それらのそれぞれのリレー・ソケットから取り除かれ、代わりに、本発明によるテスタのプラグ10、20がその中に挿入される。異なった飛行状況を模擬するESAO−システムの起動時に、このテスト中に飛行制御システムの信号ラインに与えられる電圧、従って、テスト・リレー52、54の駆動接点X1及びX2に与えられる電圧が28Vの所定の電圧に等しいか否かを決定しなければならない。この電圧は、航空機の運転中に実際のリレー51CE及び52CEの駆動接点に与えられ、かつ、予め限定された飛行状況においてTHS−モータの起動を禁止するであろう、電圧に対応する。従って、実際のリレー51CE及び52CEそれら自体をテストする代わりに、本発明によるテスタは、予め限定された飛行状況において電圧がTHS−モータの起動を禁止する航空機の運転中に、正しい電圧が実際のリレー51CE及び52CEの駆動接点に与えられるか否かを決定するために、THS−モータの上流のアビオニック制御ユニットの構成要素、信号ライン、端子、等をテストすることを許容する。従って、飛行の安定性はかなり高められる。
【0029】
本発明のテスタを用いることにより、一人のオペレータが、ESAO−システムを起動し、かつTHS−モータの制御に責任あるアビオニック・ユニットに必要な地上テストを行うのに充分である。
【符号の説明】
【0030】
1 テスタ
10 プラグ
20 プラグ
30 ケーブル
50 テスタ・ハウジング
52、54 テスト・リレー
60、70、80、90 発光ダイオード(指示器)
X1、X2 テスト・リレー52、54の駆動接点
A2、A3 テスト・リレー52、54の電機子接点

【特許請求の範囲】
【請求項1】
航空機のトリミング可能な水平安定板(THS)モータのための飛行制御システムであって、対応のリレー・ソケットに挿入される少なくとも1つのリレーを含む前記飛行制御システムの信号ラインをテストするためのテスト装置であって、
航空機の地上テスト中に、予め限定された飛行状況を模擬するようにテストされるべき飛行制御システムの信号ラインに制御信号を提供することができる模擬システムと、
少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)を含むテスタ(1)と、ここに、テスト・リレー(52、54)は、飛行制御システムの信号ラインがテストされるべきとき、飛行制御システムのリレーの代わりにテスト・リレー(52、54)をリレー・ソケットに接続するよう飛行制御システムのリレー・ソケットに挿入されるよう適合されるものであり、
少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)に電気的に接続される第1の指示器(60、80)並びに第2の指示器(70、90)と、
を含み、ここに、第1の指示器(60、80)は、模擬システムによって提供される制御信号に応答して少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)に与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるか否かを示すように適合され、第2の指示器(70、90)は、電圧が予め決められた電圧より小さいか否かを示すよう適合されたテスト装置。
【請求項2】
少なくとも1つのテスト・リレーは、飛行制御システムの信号ラインがテストされるべきとき、飛行制御システムの対応のリレー・ソケットと接続されるべき第1のテスト・リレー(52)及び第2のテスト・リレー(54)を備え、第1のテスト・リレー(52)及び第2のテスト・リレー(54)の各々は、それぞれ第1(60、80)及び第2(70、90)の指示器と電気的に接続される請求項1に記載のテスト装置。
【請求項3】
第1の指示器(60、80)の各々は、それぞれ、第1(52)及び第2(54)のテスト・リレーの駆動接点(X1、X2)に電気的に接続され、第2の指示器(70、90)の各々は、それぞれ、第1(52)及び第2(54)のテスト・リレーの電機子接点(A2、A3)に電気的に接続される請求項2に記載のテスト装置。
【請求項4】
各指示器(60、70、80、90)は、可視信号を出力する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のテスト装置。
【請求項5】
各指示器は、発光ダイオードであり、第1(60、80)及び第2(70、90)の発光ダイオードは、異なった色の光を発する請求項1乃至4のいずれか1項に記載のテスト装置。
【請求項6】
予め決定された電圧は、28Vである請求項1乃至5のいずれか1項に記載のテスト装置。
【請求項7】
各テスト・リレー(52、54)は、テストされるべき飛行制御システムの対応のリレー・ソケットに挿入されるべきであるテスト・リレー・プラグ(10、20)に接続される請求項1乃至6のいずれか1項に記載のテスト装置。
【請求項8】
航空機のトリミング可能な水平安定板(THS)のための飛行制御システムの信号ラインをテストするための請求項1乃至7のいずれか1項に記載のテスト装置の使用方法。
【請求項9】
航空機のトリミング可能な水平安定板(THS)モータのための飛行制御システムであって、対応のリレー・ソケットに挿入される少なくとも1つのリレーを含む前記飛行制御システムの信号ラインをテストするための方法であって、
飛行制御システムのリレーの代わりにテスト・リレー(52、54)をリレー・ソケットに接続するよう飛行制御システムのリレー・ソケットにテスタ(1)のテスト・リレー(52、54)を挿入するステップと、
予め限定された飛行状況を模擬するようにテストされるべき飛行制御システムの信号ラインに模擬システムの制御信号を提供するステップと、ここに、電圧が、模擬システムによって提供される制御信号に応答して少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)に与えられ、
少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)に与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるかまたは予め決められた電圧よりも小さいかを決定するステップと、
少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)に与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるならば、第1の指示器(60、80)を活性化するステップと、
少なくとも1つのテスト・リレー(52、54)に与えられる電圧が予め決められた電圧より小さいならば、第2の指示器(70、90)を活性化するステップと、
を含む方法。
【請求項10】
飛行制御システムの2つの対応の直列接続されたリレー・ソケットに接続される2つのテスト・リレー(52、54)に与えられる電圧が予め決められた電圧以上であるか否かを同時に決定するステップを含む請求項9に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2011−505552(P2011−505552A)
【公表日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−535228(P2010−535228)
【出願日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際出願番号】PCT/EP2007/010377
【国際公開番号】WO2009/068063
【国際公開日】平成21年6月4日(2009.6.4)
【出願人】(509203120)エアバス オペラツィオンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (67)
【Fターム(参考)】