説明

蓄電池収納体

【課題】包装箱の擦れによる蓄電池上面の傷つきが防止されるとともに、包装箱に同梱される表示物の傷みや破損も防止することのできる蓄電池収納体を提供する。
【解決手段】蓄電池収納体に同梱される合成樹脂製袋体3を、表示物2を収容する収容部3aとこの収容部3aから延設された非収容部3bとから構成する。また、この合成樹脂製袋体3の収容部3aを、蓄電池1の一方の側面と包装箱4の壁面との間に配置するとともに、その非収容部3bを、蓄電池1の上面と包装箱4の天面との間に介在配置する。以上の構成により、合成樹脂製袋体3の非収容部3bが、包装箱4の天面に設けられた差し込み部41a,43a等の突出部位と蓄電池1の上面との直接接触を妨げ、これらの擦れによる傷の発生を防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、保管や運搬時の傷・汚れを防止するための包装箱の中に、蓄電池本体と取扱説明書等の表示物を入れた合成樹脂製袋体とを収納した蓄電池収納体に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、鉛蓄電池等、車両用の二次電池は、持ち運びや自動車等への取り付けを考慮して、直方体状(あるいは立方体状)に形成されているものが多く、そのほとんどが、保管・運搬時の傷や汚れを防止するために、ダンボールケースなどの包装箱の中に収納されて流通している。この包装箱の中には、通常、蓄電池本体の他に、硫酸などから保護するための合成樹脂製袋体(塩化ビニル樹脂製袋等)に包まれた取扱説明書や保証書等の印刷表示物が同梱されており、一体の蓄電池収納体として構成されて販売されている。
【0003】
また、蓄電池はその上面に正極および負極の端子が突出しているため、この蓄電池の上面(蓋面)とダンボールケースの天面(フラップ)との間には、これら端子を保護するための空間が設けられている。しかしながら、このような構造のダンボールケースは、蓄電池収納体を積み重ねた際に、荷重によってケースの天面が変形し、上部の空間が潰れてしまう場合があった。
【0004】
そこで、蓄電池用のダンボールケースには、その天面に位置するフラップに、蓄電池の上面とケースの天面の距離(すなわち「空間の高さ」)に相当する差し込み部(あるいは差込片,折り込み部等)と呼ばれる部位が形成されており、ケースを組み立てた際、この差し込み部の先端を蓄電池の上面に接触させ、上からの荷重を差し込み部と蓄電池の端子とで分散して受けることにより、輸送中や保管時の天面の潰れを防止する構造が採用されている(例えば、特許文献1あるいは本発明者らによる特許出願 特願2005−138877等を参照。)。
【0005】
また、蓄電池収納体に同梱される印刷物等の表示物は、硫酸などから保護するための合成樹脂製袋体に収容された後、蓄電池の側面とダンボールケースの壁面の間に挿入されるか、あるいは、合成樹脂溶融物等を用いて蓄電池の上面に貼り付けられて、このダンボールケース内に収納されている(特許文献2等を参照)。
【特許文献1】特開昭62−66562号公報
【特許文献2】特開2002−313291号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、以上のような蓄電池収納体は、積み重ねられた蓄電池収納体の荷重を、蓄電池の上面に接触させた包装箱天面(フラップ)の差し込み部により支持しているため、この差し込み部の先端と蓄電池の上面が擦れて、蓄電池上面に傷がつく場合があった。このような傷のついた蓄電池は、外観不良品として処理されることが多く、商品返品の理由ともなりかねない。
【0007】
また、前述の合成樹脂製袋体に収容された表示物を、蓄電池の上面と包装箱天面の差し込み部との間に介在配置し、この表示物を緩衝部材(傷防止材)として利用する方法も考えられるが、この場合は、表示物自身が傷つくあるいは破れる等の不具合が生じる恐れがある。
【0008】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、包装箱の擦れによる蓄電池上面の傷つきが防止されるとともに、包装箱に同梱される表示物の傷みや破損も防止することのできる蓄電池収納体を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上方からの荷重を蓄電池の上面に接触させた包装箱天面の差し込み部により支持する蓄電池収納体において、この包装箱の差し込み部と蓄電池上面の間に、差し込み部による傷の発生を防止する部材を介在配置することによって、所期の目的を達成しようとするものである。
【0010】
すなわち、前記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、外観が略直方体状の蓄電池が、天面と底面および四方の壁面を備える包装箱に収納されてなる蓄電池収納体において、前記蓄電池の上面と前記包装箱の天面との間に、シート状成形体が配置されていることを特徴とする。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、外観が略直方体状の蓄電池と、表示物を収容する合成樹脂製袋体とが、天面と底面および四方の壁面を備える包装箱に収納されてなる蓄電池収納体において、前記袋体は、前記表示物を収容する収容部とこの収容部から延設された非収容部とを備え、この収容部が、前記蓄電池の一方の側面と前記包装箱の壁面との間に配置されているとともに、前記非収容部が、該蓄電池の上面と前記包装箱の天面との間に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明によれば、シート状成形体を、蓄電池の上面と包装箱の天面との間に介在配置することにより、この包装箱の天面に設けられた差し込み部等の突出部位が、蓄電池上面に傷をつけるのを防止することができる。言い換えれば、このシート状成形体が、包装箱の天面に設けられた差し込み部等の突出部位と蓄電池の上面との直接接触を妨げる緩衝部材として機能することにより、これらの擦れによる傷の発生を防止することが可能になる。
【0013】
なお、このシート状成形体を構成する材料は、特に限定されるものではなく、例えば弾性を有する合成樹脂製シート等、蓄電池上面に密着可能なものが好ましい。また、このシート状成形体は、蓄電池上面に接着できるシール状としても良い。
【0014】
次に、請求項2の発明によれば、表示物を収容する合成樹脂製袋体に一体に形成された非収容部を、蓄電池の上面と包装箱の天面との間に介在配置することにより、請求項1に記載のシート状成形体と同様、この包装箱の天面に設けられた差し込み部等の突出部位が、蓄電池上面に傷をつけるのを防止することができる。
【0015】
また、表示物を収容する合成樹脂製袋体の収容部は、蓄電池の一方の側面と包装箱の壁面との間に配置されていることから、包装箱天面の差し込み部等の突出部位による傷つきがなく、取扱説明書や保証書等の印刷表示物が汚れたり、破損する恐れがない。
【0016】
なお、特に限定されるものではないが、合成樹脂製袋体の収容部は、通常、蓄電池側面のうち、横幅の広い方の側面のどちらか一方に配置することが望ましい。また、上面(蓋)に「取っ手」が取り付けられている蓄電池の場合は、この取っ手の基部を避けるように合成樹脂製袋体を配設すれば良い。
【0017】
また、合成樹脂製袋体の非収容部の先端は、袋体の収容部が配置された蓄電池の一方の側面から、この側面と反対側に位置する他方の側面まで蓄電池の上面を越えて延設しても良い。この構成により、蓄電池の上面の領域の多くを確実に覆うことができるとともに、この合成樹脂製袋体が、蓄電池収納体輸送時の振動や傾きによって蓄電池上面からずり落ちるのを防止することができる。
【0018】
また、この構成によれば、合成樹脂製袋体の非収容部により蓄電池の上面がカバーされることに加え、収容部および非収容部の延設部位によって蓄電池の2つの側面が覆われ、輸送時の振動等に起因する蓄電池側面の傷が低減されるというメリットもある。なお、延設されて蓄電池の反対側の側面にまで廻り込んだ非収容部に、前記収容部とは異なる第2の収容部を設けても良い。
【0019】
また更に、蓄電池の上面において合成樹脂製袋体を固定する手段は任意であるが、接着による方法が好適に採用される。この接着位置も、特に限定されるものではないが、前記包装箱天面の差し込み部等の突出部位が蓄電池上面に接触する領域と、蓄電池上面に設けられる注液栓の上および近傍の領域は、避けることが望ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、図面を参照しつつこの発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における蓄電池収納体の構成を示す外観斜視図であり、図2は、本発明の第2実施形態における蓄電池収納体の構成を示す外観斜視図である。
【0021】
本実施形態における蓄電池収納体は、自動車用の鉛蓄電池1と、取扱説明書や保証書等の印刷表示物2と、この表示物2を収容するとともに鉛蓄電池に使用されている硫酸等から表示物2を保護する塩化ビニル樹脂製袋体3と、これら鉛蓄電池1および表示物2を収容した塩化ビニル樹脂製袋体3を収納するダンボールケース4とを主体として構成されている。
【0022】
鉛蓄電池1は、樹脂製の電槽1aの上端開口部に、樹脂製の蓋板1bを熱溶着したものであり、蓋板1bの上面には、電槽1aに補給するための複数の注液栓1c,1c,・・・が設けられているとともに、この蓋板1bの上面からは、正負極の端子1d,1dが上方に突出している。
【0023】
また、鉛蓄電池1を収納するダンボールケース4は、1枚のダンボール(段ボール)を所定形状に打ち抜き加工して組み立てたものであり、底面と四方の壁面4a〜4dとを有する筐体状の包装箱である。このダンボールケース4の底面は、壁面4a〜4dの下端から突設された底フラップを折り曲げて、先端部同士を組み合わせるか、あるいはテープや金具で固定する等の任意の構造により、重い鉛蓄電池1を収納して持ち上げても底が抜けることがないように構成されている。なお、四方の壁面4a〜4dは、向かい合って直立する長辺側の一対の壁面4a,4cと、これらに隣接して向かい合って直立する短辺側の一対の壁面4b,4dとからなる。
【0024】
また、このダンボールケース4の長辺側の壁面4a,4cの上端からは、それぞれ外側上蓋フラップ41,43が突設され、短辺側の壁面4b,4dの上端からは、それぞれ内側上蓋フラップ42,44が突設されている。これら外側上蓋フラップ41,43および内側上蓋フラップ42,44は、それぞれダンボールにおける長辺側の壁面4a,4cおよび短辺側の壁面4b,4dの上端と繋がって切り出されたほぼ方形の部分であり、これらの壁面の上端辺で折り曲げられて、ダンボールケース4の上端開口部を覆うようになっている。
【0025】
なお、外側上蓋フラップ41,43の先端には、両端部を除いた部分から、更に突出する差し込み部41a,43aが突設されているとともに、内側上蓋フラップ42,44には、ケース内方となるその先端から折り曲げ基部にかけて、ダンボールの厚さのほぼ2倍の均一な幅を有する切り込み(差し込み溝42a,44a)が形成されており、これら外側上蓋フラップ41,43の差し込み部41a,43aを挿入できるように構成されている。
【0026】
以上のような構造の蓄電池収納体においては、ダンボールケース4内に鉛蓄電池1を収納した後、内側上蓋フラップ42,44および外側上蓋フラップ41,43を順次折り曲げて上部開口を塞いだ場合、鉛蓄電池1の蓋板1b上面とこれら上蓋フラップとの間には、蓋板1bから上方に突出する正負極の端子1d,1dの高さに相当する空間が形成されることとなる。しかしながら、差し込み溝42a,44aに差し込まれた差し込み部41a,43aが、このダンボールケース4の内部空間で直立し、下方の先端が鉛蓄電池1の蓋板1bの上面に接する付近にまで達するので、このダンボールケース4の上に別のダンボールケースを載置することにより大きな重量が加わった場合でも、前記差し込み部41a,43aが外側上蓋フラップ41,43を支持するリブとなって、ダンボールケース4の上部が押し潰されるのを防ぐことができる。
【0027】
さて、本実施形態における蓄電池収納体の特徴は、表示物2を収容する塩化ビニル樹脂製袋体3が、表示物2を収容する収容部3aと収容部3aから延設された非収容部3bとから形成されているとともに、この蓄電池収納体を組み立てた場合、塩化ビニル樹脂製袋体3の収容部3aが、鉛蓄電池1における横幅の広い1つの側面とダンボールケース4の一方の壁面(4a)との間に配置され、かつ、その非収容部3bが、鉛蓄電池1の蓋板1bの上面とダンボールケース4の上蓋フラップ41,43の差し込み部41a,43aとの間に介在配置されている点である。
【0028】
また、この塩化ビニル樹脂製袋体3の非収容部3bは、鉛蓄電池1がダンボールケース4に収納される前に、接着剤5を用いて、蓄電池蓋板1bの上面における注液栓1cが設けられていない領域(すなわち、フラットな領域)に予め固定されている。
【0029】
以上の構成によって、この蓄電池収納体は、塩化ビニル樹脂製袋体3の非収容部3bが、収納体の組み立て作業(蓄電池の収納作業)中や輸送時にも位置ずれを起こすことなく、この非収容部3bが、ダンボールケース4の差し込み部41a,43aと鉛蓄電池1の上面との直接接触を妨げる緩衝部材として機能する。従って、本実施形態における蓄電池収納体は、このダンボールケースの上面に大きな荷重が加わった場合でも、これらの擦れによる蓄電池上面の傷の発生を防止することができる。
【0030】
また、表示物2を収容する塩化ビニル樹脂製袋体3の収容部3aは、鉛蓄電池1の側面とダンボールケース4の壁面との間に位置していることから、ダンボールケース4の差し込み部41a,43a等の突出部位による傷つきがなく、取扱説明書や保証書等の印刷表示物が汚れたり、破損する恐れがない。従って、本実施形態における蓄電池収納体は、このダンボールケースに同梱される表示物の傷みや破損を防止することが可能となる。
【0031】
なお、特に限定されたものではないが、合成樹脂製袋体の非収容部は、蓄電池の上面をなるべく広く覆うべく、その長手方向の幅ができるだけ幅広となるように形成することが望ましい。例えば、図1のように、鉛蓄電池1の蓋板1bが長方形である場合、塩化ビニル樹脂製袋体3の非収容部3bの長手方向の幅Wは、この蓋板1bの長辺方向の長さLの少なくとも70%以上、あるいは、正負極の端子1c,1c間の距離に相当する幅いっぱいに形成することが好ましい。
【0032】
また、合成樹脂製袋体の長手方向の長さも、できるだけ長くすることが好ましく、例えば、図2に示す第2実施形態のように、塩化ビニル樹脂製袋体3の非収容部3bの先端を、鉛蓄電池1の上面を越えて、表示物2が配置された鉛蓄電池1の一方の側面と反対側に位置する他方の側面まで延設しても良い。この構成によれば、塩化ビニル樹脂製袋体3の非収容部3bにより鉛蓄電池1の上面がカバーされることに加え、収容部3aおよび非収容部3bの延設部位によって鉛蓄電池1の2つの側面が覆われ、輸送時の振動等に起因する蓄電池側面の傷を低減することができる。
【0033】
以上の実施形態では、合成樹脂製袋体を塩化ビニル樹脂製としたが、本発明における合成樹脂製袋体を構成する樹脂はこの例に限定されず、その他の樹脂としても良い。また、合成樹脂製袋体を固定する接着剤の材料も、特に限定されるものではなく、種々の樹脂が使用できる。更に、蓄電池を収納する包装箱も、上記実施形態ではダンボール製としたが、本発明において包装箱を形成する材料は、特に限定されるものではない。
【0034】
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図3は、本発明の第3実施形態における蓄電池収納体の構成を示す外観斜視図である。この第3実施形態における蓄電池収納体も、基本的な構成は第1・2実施形態における蓄電池収納体と同様である。なお、取扱説明書や保証書等の印刷表示物(2)と、この表示物を収容するとともに鉛蓄電池に使用されている硫酸等から表示物を保護する塩化ビニル樹脂製袋体(3)とは、図示を省略している。
【0035】
第3実施形態における蓄電池収納体が、前述の第1・2実施形態と異なる点は、鉛蓄電池1の蓋板1bの上面の所定位置に、合成樹脂からなるシート状成形体6が配置されている点である。このシート状成形体6は、例えば、ゴムや発砲スチロール等からなり、この蓄電池収納体を組み立てた場合、鉛蓄電池1の蓋板1bの上面とダンボールケース4の上蓋フラップ41,43の差し込み部41a,43aとの間に介在する位置に固定されている。
【0036】
以上の構成によれば、このシート状成形体6が、ダンボールケース4の差し込み部41a,43aと鉛蓄電池1の上面との直接接触を妨げる緩衝部材として機能する。従って、本実施形態における蓄電池収納体も、第1・2実施形態における蓄電池収納体と同様、このダンボールケースの上面に大きな荷重が加わった場合でも、これらの擦れによる蓄電池上面の傷の発生を防止することができる。
【0037】
なお、これら実施形態においては、自動車用の鉛蓄電池を包装箱に収納する場合について説明したが、蓄電池は自動車用に限られたものではなく、他の用途の蓄電池でも同様であり、その外観形状も特に限定されない。また、電池を持ち運びするための「取っ手」を有する蓄電池や、円筒型二次電池を複数個並べて電池ホルダで固定した蓄電池等にも、本発明は広く適用でき得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の第1実施形態における蓄電池収納体の構成を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の第2実施形態における蓄電池収納体の構成を示す外観斜視図である。
【図3】本発明の第3実施形態における蓄電池収納体の構成を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
【0039】
1 鉛蓄電池
1a 電槽 1b 蓋板 1c 注液栓 1d 端子
2 表示物
3 塩化ビニル樹脂製袋体
3a 収容部 3b 非収容部
4 ダンボールケース
4a,4b,4c,4d 壁面
5 接着剤
6 シート状成形体
41,43 外側上蓋フラップ
41a,43a 差し込み部
42,44 内側上蓋フラップ
42a,44a 差し込み溝

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外観が略直方体状の蓄電池が、天面と底面および四方の壁面を備える包装箱に収納されてなる蓄電池収納体において、
前記蓄電池の上面と前記包装箱の天面との間に、シート状成形体が配置されていることを特徴とする蓄電池収納体。
【請求項2】
外観が略直方体状の蓄電池と、表示物を収容する合成樹脂製袋体とが、天面と底面および四方の壁面を備える包装箱に収納されてなる蓄電池収納体において、
前記袋体は、前記表示物を収容する収容部とこの収容部から延設された非収容部とを備え、この収容部が、前記蓄電池の一方の側面と前記包装箱の壁面との間に配置されているとともに、前記非収容部が、該蓄電池の上面と前記包装箱の天面との間に配置されていることを特徴とする蓄電池収納体。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2007−220556(P2007−220556A)
【公開日】平成19年8月30日(2007.8.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−41486(P2006−41486)
【出願日】平成18年2月17日(2006.2.17)
【出願人】(304021440)株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション (461)
【Fターム(参考)】