説明

薬物組み合わせ組成物およびそれらを使用するための方法

本発明は、状態および疾患の症状(例えば、炎症、過剰な交感神経運動、悪液質、食欲不振、および食欲不振性悪液質、ならびにそれらに関係するストレスまたは不安が挙げられる)を緩和するための治療として役に立つ有益な成分の組み合わせを含む調製物、処方物、キットおよび他の製品(例えば、ブリスターパック)、ならびにそれらの作製方法および使用方法を提供する。本発明は、抗炎症因子(例えば、非ステロイド抗炎症薬(NSAID))、アンギオテンシン変換酵素(ACE)インヒビター、アンギオテンシンレセプターブロッカー(ARB)、アナボリックステロイド、天然の油もしくは脂肪酸またはそれらの任意の組み合わせと組み合わせた、βアドレナリンアンタゴニスト(「βブロッカー」とも呼ばれる、例えば、プロプラノロール)の使用を含む組成物および治療を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の薬物群の少なくとも1つのメンバーおよび第二の薬物群の少なくとも1つのメンバーを含む、必要とする個体のための薬物の治療用組み合わせであって、ここで、
該第一の薬物群のメンバーは、プロプラノロールまたは等価物を含むβアドレナリン作動性レセプターアンタゴニスト(βブロッカー)を含み、そして
該第二の薬物群のメンバーは、エトドラクまたは等価物を含む非ステロイド抗炎症薬(NSAID)を含む、
治療用組み合わせ。
【請求項2】
前記非ステロイド抗炎症薬(NSAID)がエトドラクを含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項3】
前記エトドラクがLODINETMである、請求項2に記載の治療用組み合わせ。
【請求項4】
前記βアドレナリン作動性レセプターアンタゴニスト(βブロッカー)がプロプラノロールを含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項5】
前記プロプラノロールがINDERALTMである、請求項2に記載の治療用組み合わせ。
【請求項6】
前記βアドレナリン作動性レセプターアンタゴニスト(βブロッカー)がプロプラノロールを含み、前記非ステロイド抗炎症薬(NSAID)がエトドラクを含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項7】
前記第一の薬物群の少なくとも1つのメンバーおよび前記第二の薬物群の少なくとも1つのメンバーが、別々の組成物として処方される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項8】
前記第一の薬物群の少なくとも1つのメンバーおよび前記第二の薬物群の少なくとも1つのメンバーが、同じ組成物に処方される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項9】
第一群の薬物または第二群の薬物は、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケット、またはブリスターパケット、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装に個別に包装される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項10】
第一群の薬物および第二群の薬物は、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケット、またはブリスターパケット、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装に一緒に包装される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項11】
前記第一群の薬物および前記第二群の薬物の各々が、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケット、またはブリスターパケット、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装に一緒に包装され、該単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケット、ブリスターパケット、蓋付きブリスター、ブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装の開放時に、両方の薬物が放出される、請求項10に記載の治療用組み合わせ。
【請求項12】
前記第一群の薬物および前記第二群の薬物の各々が、単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケット、またはブリスターパケット、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装に一緒に包装され、両方の薬物が、錠剤、丸剤、ロゼンジ、カプセル、カプレット、パッチ、スプレー、吸入剤、ゲル、ゲルタブ、ナノ懸濁物、ナノ粒子、ミクロゲルおよび/またはペレットとして処方され、そして、該単一のパッケージ、複数のパッケージもしくはパケット、ブリスターパケット、蓋付きブリスター、ブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装の開放時に、該錠剤、丸剤、ロゼンジ、カプセル、ゲル、ゲルタブ、ナノ懸濁物、ナノ粒子、ミクロゲルおよび/またはペレットが放出される、請求項11に記載の治療用組み合わせ。
【請求項13】
前記治療用組み合わせが、飼料、食物、ペレット、ロゼンジ、液体、エリキシル、エアロゾル、吸入剤、スプレー、粉末、錠剤、丸剤、カプセル、ゲル、ゲルタブ、ナノ懸濁物、ナノ粒子、ミクロゲルまたは坐剤として処方または製造される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項14】
前記単一のパッケージまたは複数のパッケージが、ブリスターパックもしくは複数のブリスターパケット、または蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装である、請求項9または請求項10に記載の治療用組み合わせ。
【請求項15】
前記エトドラクの用量が、一日、約200mg〜400mg、または、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約75mg、約80mg、約85mg、約90mg、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg、約500mg、約600mg、約700mg、約800mg、約900mgもしくは約1000mgもしくはそれ以上に及ぶ、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項16】
前記プロプラノロールの用量が、前記個体の心拍数および血圧に基づいて、一日あたり、10mg〜320mg、または、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約75mg、約80mg、約85mg、約90mg、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg、約500mg、約600mg、約700mg、約800mg、約900もしくは約1000mgもしくはそれ以上に及ぶ、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項17】
前記薬物が、一日の回数のための最適な用量に適合する適時投薬レジメンに適合する用量で包装される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項18】
前記薬物が、以下:
(a)午前に、20mg プロプラノロール、200mg エトドラク;昼下がりに、10mg プロプラノロール、200mg エトドラク;午後に、10mg プロプラノロール、400mg エトドラク;
(b)午前に、40mg プロプラノロール、200mg エトドラク;昼下がりに、20mg プロプラノロール、200mg エトドラク;晩に、20mg プロプラノロール、400mg エトドラク;
(c)午前に、80mg プロプラノロール、200mg エトドラク;昼下がりに、40mg プロプラノロール、200mg エトドラク、晩に、40mg、エトドラク;または、
(d)(a)〜(b)〜(c)のレジメンを含む用量増大
を含む、適時投薬レジメンに適合する用量で包装される、請求項17に記載の治療用組み合わせ。
【請求項19】
前記薬物が、以下:
開始:午前、20mg プロプラノロール、200mg エトドラク;昼下がり、10mg プロプラノロール、200mg エトドラク;午後 5mg プロプラノロール、400mg エトドラク;
用量増大1:午前 40mg プロプラノロール、200mg エトドラク;昼下がり 20mg プロプラノロール、200mg エトドラク;晩、10mg プロプラノロール、400mg エトドラク;
用量増大2:午前 80mg プロプラノロール、200mg エトドラク;昼下がり 40mg プロプラノロール、200mg エトドラク、晩 20mg、エトドラク、
を含む、適時投薬レジメンに適合する用量で包装される、請求項17に記載の治療用組み合わせ。
【請求項20】
前記薬物が、一日一回、一日二回、もしくは一日三回、または毎週、または隔週、または毎月投与するために処方される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項21】
例示的な成分の組み合わせ1〜90のいずれか一つに示されるように投薬される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項22】
静脈内投与、局所投与、経口投与のために、吸入による投与、注入による投与、注射による投与、吸入による投与、腹腔内投与、筋肉内投与、皮下投与、耳内投与、関節内投与のため、乳房内投与のため、局所投与のため、または上皮内層もしくは粘膜皮膚内層を通じた吸収のために処方される、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項23】
悪液質の処置における使用のための説明書をさらに含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項24】
食欲不振の処置における使用のための説明書をさらに含む、請求項1に記載の治療用組み合わせ。
【請求項25】
請求項24に記載の治療用組み合わせであって、ここで、前記悪液質は、以下:
1)炎症亢進状態、
2)変化したホルモンレベルおよびサイトカインレベル;
3)上昇した心拍数変動性;
4)体重減少、および
5)上昇した心拍数であって、ここで、必要に応じて、該上昇した心拍数は、少なくとも約6bpmの持続的に上昇した心拍数を有することである、上昇した心拍数
からなる群から選択される少なくとも2つの症状として定義される、組み合わせ。
【請求項26】
請求項24に記載の治療用組み合わせであって、ここで、前記悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に上昇した心拍数および体重減少を少なくとも有する個体により定義される、組み合わせ。
【請求項27】
請求項1に記載の治療薬の組み合わせを含む、薬学的組成物。
【請求項28】
薬学的に受容可能な賦形剤をさらに含む、請求項27に記載の薬学的組成物。
【請求項29】
前記薬学的組成物が、飼料、食物、食物または飼料の濃縮物、ペレット、ロゼンジ、液体、ローション剤、インプラント、ナノ粒子、エリキシル、エアロゾル、スプレー、エアロゾル、吸入剤、粉末、錠剤、丸剤、カプセル、ゲル、ゲルタブ、ナノ懸濁物、ナノ粒子、パッチ、ミクロゲルまたは坐剤として処方または製造される、請求項27に記載の薬学的組成物。
【請求項30】
以下:慢性全身性炎症反応状態(SIRS);慢性全身性炎症性ストレス;熱傷、慢性閉塞性肺疾患;うっ血性心不全;慢性腎疾患;外科手術;癌;セプシス;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺損傷;感染;CNS障害またはCNS損傷;貧血;免疫抑制;インスリン抵抗性;食欲不振;不安;睡眠障害;虚弱;疲労;胃腸窮迫;睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気力のなさ;息切れ;眠気;抑うつ;不快感;または、それらの組み合わせを含む、外傷、状態または疾患を処置、緩和または予防するための医薬または薬学的組成物の製造における、請求項1に記載の治療用組み合わせの使用。
【請求項31】
請求項30に記載の使用であって、ここで、前記外傷、状態または疾患は、前記SIRSに対して続発性の不適応栄養状態を含む、使用。
【請求項32】
請求項31に記載の使用であって、ここで、前記不適応栄養状態は、悪液質を含み、そして必要に応じて、該悪液質は、癌に対して続発性の悪液質を含む、使用。
【請求項33】
請求項30に記載の使用であって、ここで、前記悪液質は、以下:1)炎症亢進状態、2)変化したホルモンレベルおよびサイトカインレベル;3)上昇した心拍数変動性;4)体重減少、および5)上昇した心拍数であって、ここで、必要に応じて、該上昇した心拍数は、少なくとも約6bpmの持続的に上昇した心拍数を有する、上昇した心拍数からなる群から選択される少なくとも2つの症状として定義される、使用。
【請求項34】
請求項30に記載の使用であって、前記悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に上昇した心拍数および体重減少を少なくとも有する個体により定義される、使用。
【請求項35】
請求項30に記載の使用であって、ここで、前記CNS障害は、パーキンソン病またはアルツハイマー病を含む、使用。
【請求項36】
慢性全身性炎症反応状態(SIRS)、慢性全身性炎症性ストレス;熱傷、慢性閉塞性肺疾患;うっ血性心不全;慢性腎疾患;外科手術;癌;セプシス;老化;急性呼吸窮迫症候群;急性肺損傷;感染;CNS障害またはCNS損傷;貧血;免疫抑制;インスリン抵抗性;食欲不振;不安;睡眠障害;虚弱;疲労;胃腸窮迫;睡眠障害;覚醒障害;疼痛;気力のなさ;息切れ;眠気;抑うつ;不快感;または、それらの組み合わせを含む、外傷、状態または疾患を処置または緩和するための方法であって、以下の工程:
(a)請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物を提供する工程;および、
(b)治療有効量の工程(a)の治療用組み合わせまたは請求項30に記載の薬学的組成物を投与し、それによって、該外傷、状態または疾患を処置または緩和する工程を包含する、方法。
【請求項37】
請求項36に記載の方法であって、ここで、前記状態または疾患は、前記SIRSに対して続発性の不適応栄養状態を含む、方法。
【請求項38】
請求項36に記載の方法であって、ここで、前記不適応栄養状態は、悪液質または食欲不振を含む、方法。
【請求項39】
請求項38に記載の方法であって、ここで、前記悪液質は、癌に対して続発性の悪液質を含む、方法。
【請求項40】
請求項38に記載の方法であって、ここで、前記悪液質は、以下:1)炎症亢進状態、2)変化したホルモンレベルおよびサイトカインレベル;3)上昇した心拍数変動性;4)体重減少、および5)上昇した心拍数であって、ここで、必要に応じて、該上昇した心拍数は、少なくとも約6bpmの持続的に上昇した心拍数を有する、上昇した心拍数からなる群から選択される少なくとも2つの症状として定義される、方法。
【請求項41】
請求項38に記載の方法であって、ここで、前記悪液質は、少なくとも約6bpmの持続的に上昇した心拍数および体重減少を少なくとも有する個体により定義される、方法。
【請求項42】
請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物を含む、キット。
【請求項43】
請求項42に記載のキットであって、前記治療用組み合わせ、または前記薬学的組成物を含む少なくとも1つのブリスターパック、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケットまたは収縮包装を含む、キット。
【請求項44】
患者集団における慢性全身性炎症反応状態(SIRS)または不適応栄養状態の処置、緩和または予防のためのキットであって、請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物、および該治療用組み合わせまたは薬学的組成物の使用のための説明書を含む、キット。
【請求項45】
請求項44に記載のキットであって、ここで、前記不適応栄養状態は、悪液質を含み、そして必要に応じて、該悪液質は、癌に対して続発性の悪液質を含む、キット。
【請求項46】
請求項45に記載のキットであって、ここで、前記悪液質は、以下:1)炎症亢進状態、2)変化したホルモンレベルおよび/またはサイトカインレベル;3)上昇した心拍数変動性;4)体重減少、および5)持続的に上昇した心拍数であって、ここで、必要に応じて、該持続的に上昇した心拍数は、少なくとも約6bpmの持続的に上昇した心拍数を有する、持続的に上昇した心拍数からなる群から選択される少なくとも2つの症状として定義される、キット。
【請求項47】
請求項46に記載のキットであって、ここで、前記悪液質は、少なくとも、少なくとも6bpmの持続的に上昇した心拍数および体重減少を有する個体により定義される、キット。
【請求項48】
CNS障害の処置、緩和または予防のためのキットであって、ここで、該キットは、請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物を含む、キット。
【請求項49】
請求項48に記載のキットであって、ここで、前記CNS障害は、パーキンソン病またはアルツハイマー病を含む、キット。
【請求項50】
請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物を含む、ブリスターパッケージ、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケット、クラムシェル、トレイまたは収縮包装を含む、製品。
【請求項51】
請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物を含む、ブリスターパッケージ、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケット、クラムシェル、トレイまたは収縮包装を含む製品であって、ここで、該治療用組み合わせまたは薬学的組成物は、少なくとも2用量の投与のために処方される、製品。
【請求項52】
請求項51に記載の製品であって、ここで、前記治療用組み合わせまたは薬学的組成物は、朝の1用量の投与および晩の1用量の投与のために処方される、製品。
【請求項53】
請求項52に記載の製品であって、ここで、前記投薬計画は、晩より朝(午前)に比較的高用量の1つの薬剤を提供し、かつ、朝より晩に比較的高用量のもう1つの薬剤を提供する、製品。
【請求項54】
請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物であって、さらに栄養補助物を含む、組み合わせまたは組成物。
【請求項55】
慢性全身性炎症反応状態(SIRS)を処置、緩和または予防するための方法であって、ここで、請求項1に記載の治療用組み合わせ、または請求項30に記載の薬学的組成物が、慢性全身性炎症反応状態(SIRS)を処置、緩和または予防する必要のある個体に投与され、そして該治療用組み合わせまたは薬学的組成物は、1つは朝の投与および1つは晩の投与である、少なくとも2回の投与のために処方され、ここで、該投薬計画は、晩より朝(午前)に比較的高用量のβブロッカーを提供し、かつ、朝より晩に比較的高用量の抗炎症薬を提供する、方法。
【請求項56】
請求項55に記載の方法であって、ここで、前記投与レジメンは、少なくとも2用量のβアドレナリン作動性レセプターアンタゴニスト(βブロッカー)薬および少なくとも2用量の非ステロイド抗炎症薬(NSAID)を含み、さらに該投与レジメンは抗不安薬の投与を含み、そしてこれらの薬剤は、1つは朝の投与および1つは晩の投与である少なくとも2回の投与のための個体による使用法のために、ブリスターパッケージ、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケット、クラムシェル、トレーまたは収縮包装に、組織化されるかまたは標識され、ここで、該投薬計画は、晩より朝(午前)に比較的高用量のβブロッカーを提供し、かつ、朝より晩に比較的高用量の抗不安薬および/または抗炎症薬を提供する、方法。
【請求項57】
請求項55に記載の方法であって、ここで、前記投与レジメンは、1日2回ベースの、20mgまたは40mgの錠剤の即時型放出で与えられるプロプラノロールの用量を含み、最初の投薬週では、プロプラノロールの用量は、朝20mgおよび就寝時20mgであり、1週間後、用量は、朝の20mgの即時型放出製品および就寝時の60mgの遅延型放出製品に合わせられ、そして必要に応じて、さらに1週間後、被験体が、全く改善を示さないか、または60bpm未満の心拍数低下も90/60未満の血圧低下も伴わずに心拍数の20%低下を達成しなかった場合、用量は、朝の40mgの即時型放出プロプラノロールおよび就寝時の120mgの遅延型放出プロプラノロールに合わせられる、方法。
【請求項58】
請求項55に記載の方法であって、ここで、前記投与レジメンは、1日2回ベースの、200mgのカプセル剤または500mgの錠剤で与えられるエトドラクの用量を含み、エトドラクの用量は、朝および就寝時に200mgで開始され、1週間後、用量は、朝の200mgおよび就寝時の500mgに調整される、方法。
【請求項59】
請求項1に記載の治療用組み合わせまたは請求項30に記載の薬学的組成物を含む、ブリスターパックまたは複数のブリスターパケット、ブリスターパッケージ、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケット、クラムシェル、トレイまたは収縮包装であって、それらのプロプラノロールまたは等価物およびエトドラクまたは等価物は、(a)適時投薬の取り決めまたはパターンで、あるいは(b)個々に該ブリスターパックまたは複数のブリスターパケットに並べられるかまたは集められる、ブリスターパックまたは複数のブリスターパケット、ブリスターパッケージ、蓋付きブリスターまたはブリスターカードまたはパケット、クラムシェル、トレイまたは収縮包装。
【請求項60】
請求項1に記載の治療用組み合わせまたは請求項30に記載の薬学的組成物を含む、紙、プラスチックもしくはセロハンのパッケージまたは複数のパケットであって、それらのプロプラノロールまたは等価物およびエトドラクまたは等価物は、(a)適時投薬の取り決めまたはパターンで、あるいは(b)個々に該パッケージまたは複数のパケットに並べられるかまたは集められる、紙、プラスチックもしくはセロハンのパッケージまたは複数のパケット。

【公表番号】特表2009−544741(P2009−544741A)
【公表日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−522023(P2009−522023)
【出願日】平成19年7月27日(2007.7.27)
【国際出願番号】PCT/US2007/074625
【国際公開番号】WO2008/014471
【国際公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【出願人】(507315933)ビカス セラピューティクス エスピーイー 1, エルエルシー (4)
【Fターム(参考)】