説明

表示システム

【課題】複数のコンテンツに対応する複数の画像を表示するための表示システムを提供する。
【解決手段】表示システムは、表示パネル、パネル駆動部、画像処理部、タイミング制御部、及び光源部を備える。表示パネルは画像を表示する。パネル駆動部は表示パネルにデータ信号を提供する。画像処理部は、複数のコンテンツのそれぞれに対応する複数の画像信号間の同期を合わせる同期部、画像信号のそれぞれを表示パネルの解像度を有する画像フレームにスケーリングして複数の画像フレームを順次に出力するスケーリング部、及び画像フレームのそれぞれに対応する複数の画像フレームを生成する追加画像生成部を含む。タイミング制御部はコンテンツのそれぞれに対応する複数の画像フレームをパネル駆動部に提供する。光源部は表示パネルに光を提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は表示システムに係り、より詳細には、複数のコンテンツに対応する映像を表示するための表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
立体映像の3次元映像は、人の両眼を通じた両眼視差(binocular parallax)の原理を利用して立体画像を表示する。例えば、人の両眼は、一定程度離れているので、それぞれの目で異なる角度で観察した画像が脳内に入力される。立体画像表示装置は、こうした両眼視差を利用している。
【0003】
両眼視差を利用する立体画像表示装置の方式としては、メガネ方式(stereoscopic)と非メガネ方式(autostereoscopic)がある。メガネ方式には、両眼に各々異なる偏光軸を有する偏光フィルタによる受動的(passive)偏光メガネ(Polarized Glasses)方式と、時間分割して左眼画像と右眼画像を周期的に表示し、この周期に同期した左眼シャッタと右眼シャッタを開閉する眼鏡をかける能動的(active)シャッタメガネ(Shutter Glass)方式などがある。
【0004】
最近、ゲーム、映画などの分野で3次元立体画像に対する需要が増加し、2次元画像は勿論、3次元立体画像を表示する表示装置が開発されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許5,963,371号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2010/0177174号明細書
【特許文献3】米国特許7,808,449号明細書
【特許文献4】米国特許6,924,833号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、複数のコンテンツに対応する複数の画像を表示するための表示システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様による表示システムは、表示パネル、パネル駆動部、画像処理部、タイミング制御部、及び光源部を備える。前記表示パネルは画像を表示する。前記パネル駆動部は前記表示パネルにデータ信号を提供する。前記画像処理部は、複数のコンテンツのそれぞれに対応する複数の画像信号間の同期を合わせる同期部、前記画像信号のそれぞれを前記表示パネルの解像度を有する画像フレームにスケーリングして複数の画像フレームを順次に出力するスケーリング部、及び前記画像フレームのそれぞれに対応する複数の画像フレームを生成する追加画像生成部を含む。前記タイミング制御部は前記コンテンツのそれぞれに対応する複数の画像フレームを前記パネル駆動部に提供する。前記光源部は前記表示パネルに光を提供する。
【0008】
一実施形態において、前記同期部は、前記コンテンツに対応する前記画像信号が圧縮された圧縮画像フレームを受信した場合、前記圧縮画像フレームを前記画像信号に分離し、分離した前記画像信号間の同期を合わせることができる。
【0009】
一実施形態において、前記同期部は、前記コンテンツに対応して前記表示パネルの解像度を有する前記画像フレームを受信した場合、受信した前記画像フレーム間の同期を合わせ、前記スケーリング部は、同期した前記画像フレームを順次に出力することができる。
【0010】
一実施形態において、前記光源部は、前記表示パネルの画像スキャニング方向に配列された複数の発光ブロックを含み、各発光ブロックは、対向する前記表示パネルの表示ブロックに、一つの画像が表示される第1区間で光を提供し、互いに異なる画像が混在する混在画像が表示される第2区間で光を遮断することができる。
【0011】
一実施形態において、前記タイミング制御部は、第1コンテンツに対応する第1画像フレームと第2コンテンツに対応する第1画像フレームとの間にブラック画像フレームを挿入して前記パネル駆動部に提供することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明の表示システムによれば、使用者による選択に従って、複数のコンテンツに対応する3次元又は2次元画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施形態による表示システムのブロック図である。
【図2】図1に示した表示システムによる画像表示方法を説明するためのフローチャートである。
【図3】図1の表示装置による3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図4】図1の表示装置による3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図5】図1の表示装置の他の実施形態による3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図6】図1の表示装置の更に他の実施形態による3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図7】図1の表示装置に多様な方式で受信される3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図8】図1の表示装置に多様な方式で受信される3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図9】図1の表示装置による2コンテンツの3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図10】図1の表示装置による2コンテンツの3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図11】図1の表示装置の他の実施形態による2コンテンツの3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図12】図1の表示装置に多様な方式で受信される2コンテンツの3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図13】図1の表示装置に多様な方式で受信される2コンテンツの3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図14】図1の表示装置に多様な方式で受信される2コンテンツの3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図15】図1の表示装置による2コンテンツの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図16】図1の表示装置による2コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図17】図1の表示装置の他の実施形態による2コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図18】図1の表示装置に多様な方式で受信される2コンテンツの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図19】図1の表示装置に多様な方式で受信される2コンテンツの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図20】図1の表示装置による4コンテンツの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図21】図1の表示装置による4コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図22】図1の表示装置の他の実施形態による4コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【図23】図1の表示装置に多様な方式で受信される4つの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図24】図1の表示装置に多様な方式で受信される4つの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【図25】図1の表示装置に多様な方式で受信される4つの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の表示システムを実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態による表示装置のブロック図である。
図1を参照すると、表示システムは、画像処理部100、タイミング制御部200、表示パネル300、パネル駆動部400、光源部500、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700を含む。
【0016】
画像処理部100は、画像モードにより、受信した画像信号を画像処理して複数の画像フレームを出力する。画像モードは、1つのコンテンツに対応する3次元画像を表示する3次元ソロ(1ビューア)モードと、複数のコンテンツに対応する複数の3次元画像を表示する3次元マルチモードと、1つのコンテンツに対応する2次元画像を表示する2次元ソロ(1ビューア)モードと、複数のコンテンツに対応する複数の2次元画像を表示する2次元マルチモードと、を含む。3次元マルチモードは、2つの3次元コンテンツに対応する3次元画像を表示する3次元2ビューアモードを含み、2次元マルチモードは、2つの2次元コンテンツに対応する2次元画像を表示する2次元2ビューアモード、及び4つの2次元コンテンツに対応する2次元画像を表示する2次元4ビューアモードを含み得る。
【0017】
画像処理部100は、同期部110、スケーリング部130、及び追加画像生成部150を含む。同期部110は、画像モードに従って、受信した少なくとも一つ以上の画像信号の同期を合わせる。スケーリング部130は、同期部110から提供されたそれぞれの画像信号を表示パネル300の解像度に対応する画像フレームにスケーリングし、画像モード別に、設定された順に画像フレームを出力する。追加画像生成部150は、各画像フレームを利用して複数の画像フレームを出力する。追加画像生成部150は、各画像フレームを繰り返すか、又はMEMC(motion estimation and motion compensation)技術を適用して複数の画像フレームを出力することができる。例えば、追加画像生成部150は、1秒に384枚、400枚、又は480枚の画像フレームを出力する。以下の実施形態では1秒に480枚の画像フレームを出力することを例として説明する。
【0018】
タイミング制御部200は、画像処理部100から提供された画像フレームの画像データをパネル駆動部400に提供する。タイミング制御部200は、駆動タイミングを制御するタイミング制御信号をパネル駆動部400に提供する。
【0019】
表示パネル300は、複数のデータラインDL、データラインDLと交差する複数のゲートラインGL、及び複数の画素Pを含む。
【0020】
パネル駆動部400は、データ駆動部410及びゲート駆動部430を含む。データ駆動部410は、画像データをアナログ形態のデータ信号に変換して表示パネル300のデータラインDLに出力する。ゲート駆動部430は、タイミング制御信号に基づいてゲート信号を生成して表示パネル300のゲートラインGLに出力する。
【0021】
光源部500は、表示パネル300に光を提供する。光源部500は、表示パネル300に画像がスキャニングされる方向に配列された複数の発光ブロック(LB1、LB2、…、LBn)(nは自然数)を含む。発光ブロック(LB1、LB2、…、LBn)は対向する表示パネル300の表示ブロック(DB1、DB2、…、DBn)に光を提供する。例えば、第1発光ブロックLB1は第1表示ブロックDB1に光を提供する。光源部500は、直下型又はエッジ型で配列された複数の光源を含む。光源は蛍光ランプ又は発光ダイオードであり得る。
【0022】
光源駆動部600は、タイミング制御部200から提供された画像モードに対応するモード信号に基づいて駆動信号を生成し、駆動信号を光源部500に提供する。
【0023】
シャッタメガネ部700は、少なくとも一つのシャッタメガネ(SG1、…、SGk)(kは2以上の自然数)を含む。各シャッタメガネSG1は、左眼シャッタ710及び右眼シャッタ720を含み、画像モードにより、タイミング制御部100から提供されたシャッタ制御信号に基づいて左眼シャッタ710及び右眼シャッタ720の開閉を制御する。
【0024】
以下では、本発明の各画像モードによる画像表示方法の例を説明する。
図2は、図1に示した表示システムによる画像表示方法を説明するためのフローチャートであり、図3は、図1の表示装置による3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図であり、図4は、図1の表示装置による3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。以下、本発明の実施形態では、左眼用画像フレームLFはホワイト階調の画像フレームであり、右眼用画像フレームRFはブラック階調の画像フレームである。図2、図3、及び図4を参照すると、画像処理部100は、3次元ソロ(1ビューア)モードに対応する画像モード信号及び3次元画像信号を受信する(ステップS110)。
【0025】
画像処理部100は、互いに異なる伝送チャネルを通じて受信される左眼用画像信号と右眼用画像信号を受信する。画像処理部100は、左眼用画像信号及び右眼用画像信号を、複数の左眼用画像フレームと複数の右眼用画像フレームで出力する(ステップS130)。
【0026】
例えば、同期部110は、互いに異なる伝送チャネルを通じて、左眼用画像信号又は右眼用画像信号を受信する。左眼用又は右眼用画像信号は、表示パネル300の解像度に対応するデータサイズを有する左眼用又は右眼用画像フレーム(LF or RF)である。同期部110は、左眼用画像フレームLFと右眼用画像フレームRFとの間の同期を合わせて出力する。
【0027】
スケーリング部130は、左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFのそれぞれを表示パネル300の解像度でスケーリングし、スケーリングした左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFを、設定された順に出力する。スケーリング部130は受信した画像信号が表示パネル300の解像度に対応するデータサイズを有する場合、スケーリングは遂行せずに、受信した画像信号を設定された順に出力する。
【0028】
追加画像生成部150は、スケーリング部130で出力された順序どおりの画像フレームを繰り返して複数の画像フレームを生成する。例えば、先に受信した左眼用画像フレームLFを繰り返して4つの左眼用画像フレームを出力し、続いて右眼用画像フレームRFを繰り返して4つの右眼用画像フレームを出力する。
【0029】
画像処理部100は、4つの左眼用画像フレームと4つの右眼用画像フレームをタイミング制御部200に提供する。
【0030】
タイミング制御部200は、4つの左眼用画像フレームと4つの右眼用画像フレームに基づいて、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に3次元画像を表示する(ステップS150)。
【0031】
図4を参照すると、タイミング制御部200は、4つの左眼用画像フレームLFと4つの右眼用画像フレームRFを順番どおりにパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動できる。
【0032】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm、第(m+1)フレームFm+1、第(m+2)フレームFm+2、及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの初期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4、第(m+5)フレームFm+5、第(m+6)フレームFm+6、及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの初期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0033】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に左眼用又は右眼用画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0034】
表示パネル300の第5表示ブロックDB5を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm、第(m+1)フレームFm+1、第(m+2)フレームFm+2、及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの中期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4、第(m+5)フレームFm+5、第(m+6)フレームFm+6、及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの中期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力する(DB5_DATA)。
【0035】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第5駆動信号LBS5を生成して、第5表示ブロックDB5に対向する第5発光ブロックLB5に提供する。即ち、第5発光ブロックLB5は、第5表示ブロックDB5に左眼用又は右眼用画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第5表示ブロックDB5に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0036】
表示パネル300の第8表示ブロックDB8を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm、第(m+1)フレームFm+1、第(m+2)フレームFm+2、及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの後期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4、第(m+5)フレームFm+5、第(m+6)フレームFm+6、及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの後期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力する(DB8_DATA)。
【0037】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第8駆動信号LBS8を生成して、第8表示ブロックDB8に対向する第8発光ブロックLB8に提供する。即ち、第8発光ブロックLB8は、第8表示ブロックDB8に左眼用又は右眼用画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第8表示ブロックDB8に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。このような方式で、表示パネル300及び光源部500を駆動して3次元画像の左眼用及び右眼用画像を表示する。
【0038】
シャッタメガネ部700は、3次元ソロモードに従って、タイミング制御部200の制御によって1つのシャッタメガネを駆動する(ステップS170)。
【0039】
シャッタメガネは、左眼シャッタ信号LSS1に基づいて開閉される左眼シャッタと、右眼シャッタ信号RSS1に基づいて開閉される右眼シャッタを含む。
【0040】
左眼シャッタ信号LSS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む左眼視認区間LVPで左眼シャッタ710を開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む右眼視認区間RVPで左眼シャッタ710を閉じるように制御する。
【0041】
右眼シャッタ信号RSS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む右眼視認区間RVPで右眼シャッタ720を開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む左眼視認区間LVPで右眼シャッタを閉じるように制御する。シャッタメガネは60Hzで駆動できる。
【0042】
図5は、図1の表示装置の他の実施形態による3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。図5では、左眼用画像フレームLFはホワイト階調の画像フレームを、右眼用画像フレームRFはブラック階調の画像フレームを例として説明する。
【0043】
図2、図3、及び図5を参照すると、画像処理部100は、3次元ソロ(1ビューア)モードに対応する画像モード信号及び3次元画像信号を受信する(ステップS110)。
【0044】
画像処理部100は、互いに異なる伝送チャネルを通じて受信した左眼用画像フレームLFと右眼用画像フレームRFを、複数の左眼用画像フレームLFと複数の右眼用画像フレームRFで出力する(ステップS130)。
【0045】
タイミング制御部200は、左眼用画像フレームLFと右眼用画像フレームRFに基づいて、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に3次元画像を表示する(ステップS150)。
【0046】
図5を参照すると、タイミング制御部200は、2つの左眼用画像フレームLF、2つの右眼用画像フレームRF、2つの左眼用画像フレームLF、及び2つの右眼用画像フレームRFを順にパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動することができる。
【0047】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm及び第(m+1)フレームFm+1のそれぞれの初期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの初期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4及び第(m+5)フレームFm+5のそれぞれの初期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの初期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0048】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に左眼用又は右眼用画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0049】
表示パネル300の第5表示ブロックDB5を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm及び第(m+1)フレームFm+1のそれぞれの中期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの中期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4及び第(m+5)フレームFm+5のそれぞれの中期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの中期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力する(DB5_DATA)。
【0050】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第5駆動信号LBS5を生成して、第5表示ブロックDB5に対向する第5発光ブロックLB5に提供する。即ち、第5発光ブロックLB5は、第5表示ブロックDB5に左眼用又は右眼用画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第5表示ブロックDB5に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0051】
表示パネル300の第8表示ブロックDB8を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm及び第(m+1)フレームFm+1のそれぞれの後期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの後期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4及び第(m+5)フレームFm+5のそれぞれの後期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの後期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力する(DB8_DATA)。
【0052】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第8駆動信号LBS8を生成して、第8表示ブロックDB8に対向する第8発光ブロックLB8に提供する。即ち、第8発光ブロックLB8は、第8表示ブロックDB8に左眼用又は右眼用画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第8表示ブロックDB8に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。このような方式で、表示パネル300及び光源部500を駆動して3次元画像の左眼用及び右眼用画像を表示する。
【0053】
シャッタメガネ部700は、3次元ソロモードに従って、タイミング制御部200の制御によって1つのシャッタメガネを駆動する(ステップS170)。
【0054】
左眼シャッタ信号LSS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む左眼視認区間LVPで左眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む右眼視認区間RVPで左眼シャッタを閉じるように制御する。
【0055】
右眼シャッタ信号RSS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む右眼視認区間RVPで右眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む左眼視認区間LVPで右眼シャッタを閉じるように制御する。シャッタメガネは120Hzで駆動できる。
【0056】
図6は、図1の表示装置の更に他の実施形態による3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。図6では、左眼用画像フレームLFはホワイト階調の画像フレームを、右眼用画像フレームRFはブラック階調の画像フレームを例として説明する。
【0057】
図2、図3、及び図6を参照すると、画像処理部100は、3次元ソロ(1ビューア)モードに対応する画像モード信号及び3次元画像信号を受信する(ステップS110)。
【0058】
画像処理部100は、互いに異なる伝送チャネルを通じて受信した左眼用画像フレームLFと右眼用画像フレームRFを、複数の左眼用画像フレームLFと複数の右眼用画像フレームRFで出力する(ステップS130)。
【0059】
タイミング制御部200は、左眼用画像フレームLFと右眼用画像フレームRFに基づいて、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に3次元画像を表示する(ステップS150)。
【0060】
図6を参照すると、タイミング制御部200は、左眼用画像と右眼用画像との間のクロストークを減らすために左眼用画像フレームと右眼用画像フレームとの間にブラック画像フレームを挿入する。
【0061】
タイミング制御部200は、左眼用画像フレームLF、ブラック画像フレームBF、右眼用画像フレームRF、ブラック画像フレームBF、左眼用画像フレームLF、ブラック画像フレームBF、右眼用画像フレームRF、及びブラック画像フレームBFを順にパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動することができる。
【0062】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFmの初期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+1)フレームFm+1の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2の初期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力し、第(m+3)フレームFm+3の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4の初期に左眼用画像フレームLFのデータ信号を出力し、第(m+5)フレームFm+5の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6の初期に右眼用画像フレームRFのデータ信号を出力し、第(m+7)フレームFm+7の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0063】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に左眼用又は右眼用画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。このような方式で、表示パネル300及び光源部500を駆動して3次元画像の左眼用及び右眼用画像を表示する。
【0064】
シャッタメガネ部700は、3次元ソロモードに従って、タイミング制御部200の制御によって1つのシャッタメガネを駆動する(ステップS170)。シャッタメガネを駆動する第1左眼シャッタ信号LSS1及び第1右眼シャッタ信号RSS1のそれぞれは120Hzで駆動できる。
【0065】
本実施形態による第1左眼シャッタ信号LSS1及び第1右眼シャッタ信号RSS1のそれぞれは、ブラック画像フレームBFにより、図5に示した第1左眼シャッタ信号LSS1及び第1右眼シャッタ信号RSS1と遅延差を有する。
【0066】
図7及び図8は、図1の表示装置に多様な方式で受信される3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【0067】
図1及び図7を参照すると、同期部110は、伝送チャネルを通じて転送された左眼用画像信号L及び右眼用画像信号Rが圧縮された圧縮画像フレームCFを受信する。圧縮画像フレームCFは、サイドバイサイド(side−by−side)方式、トップボトム(top−bottom)方式、水平インターリーブ(horizontal interleave)方式、垂直インターリーブ(vertical interleave)方式、及びチェッカ(checker)方式などで左眼用画像及び右眼用画像信号を圧縮することができる。
【0068】
図示したように、サイドバイサイド方式の圧縮画像フレームは圧縮された左眼用及び右眼用画像信号が左右に配列された画像フレームであり、トップボトム方式の圧縮画像フレームは圧縮された左眼用及び右眼用画像信号が上下に配列された画像フレームであり、水平インターリーブ方式の圧縮画像フレームは圧縮された左眼用及び右眼用画像信号が水平方向に交互に配列された画像フレームであり、垂直インターリーブ方式の画像フレームは圧縮された左眼用及び右眼用画像信号が垂直方向に交互に配列された画像フレームであり、チェッカ方式の圧縮画像フレームは圧縮された左眼用及び右眼用画像信号がチェッカ形状で交互に配列された画像フレームである。
【0069】
同期部110は、圧縮画像フレームCFを左眼用画像信号Lと右眼用画像信号Rに分離し、左眼用画像信号Lと右眼用画像信号Rとの間の同期を合わせて出力する。
【0070】
スケーリング部130は、左眼用画像信号L及び右眼用画像信号Rのそれぞれを表示パネル300の解像度でスケーリングして、左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFを生成する。スケーリング部130は、左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFを、設定された順に出力する。
【0071】
追加画像生成部150は、左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFを繰り返して複数の左眼用画像フレームLF及び複数の右眼用画像フレームRFを出力する。追加画像生成部150は、左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFをMEMC方式で処理して、複数の左眼用画像フレームLF及び複数の右眼用画像フレームRFを出力することができる。
【0072】
以下、タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述の図2〜図6を参照して説明した通り、実質的に同様に具現できるので、繰り返しになる説明は省略する。
【0073】
図1及び図8を参照すると、同期部110は、伝送チャネルを通じて転送された左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFを受信する。同期部110は、左眼用画像フレームLFと右眼用画像フレームRFとの間の同期を合わせてスケーリング部130に出力する。スケーリング部130は、表示パネル300の解像度で左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFのそれぞれをスケーリングし、設定された順に追加画像生成部150に出力する。追加画像生成部150は、左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFのそれぞれを繰り返して複数の左眼用画像フレームLF及び複数の右眼用画像フレームRFを生成する。追加画像生成部150は、左眼用画像フレームLF及び右眼用画像フレームRFをMEMC方式で処理して、複数の左眼用画像フレームLF及び複数の右眼用画像フレームRFを出力することができる。
【0074】
タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述の図2〜図6を参照して説明した通り、実質的に同一に具現できるので、繰り返しになる説明は省略する。
【0075】
図9は、図1の表示装置による2コンテンツの3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図であり、図10は、図1の表示装置による2コンテンツの3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。図10では、左眼用画像フレームLFはホワイト階調の画像フレームを、右眼用画像フレームRFはブラック階調の画像フレームを例として説明する。
【0076】
図2、図9、及び図10を参照すると、画像処理部100は、3次元2ビューアモードに対応する画像モード信号及び3次元画像信号を受信する(ステップS210)。
【0077】
画像処理部100は、それぞれ異なる伝送チャネルで第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2を受信し、複数の第1左眼用画像フレームLF1、複数の第1右眼用画像フレームRF1、複数の第2左眼用画像フレームLF2、及び複数の第2右眼用画像フレームRF2を出力する(ステップS230)。
【0078】
例えば、同期部110は、それぞれ異なる伝送チャネルを通じて、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2を受信する。同期部110は、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2間の同期を合わせて出力する。
【0079】
スケーリング部130は、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2のそれぞれを表示パネル300の解像度でスケーリングする。スケーリング部130は、スケーリングした第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2を、設定された順に出力する。
【0080】
追加画像生成部150は、スケーリング部130で出力された順番どおりの画像フレームを利用して複数の画像フレームを出力する。例えば、第1左眼用画像フレームLF1を繰り返して2つの第1左眼用画像フレームLF1を出力し、第1右眼用画像フレームRF1を繰り返して2つの第1右眼用画像フレームRF1を出力し、第2左眼用画像フレームLF2を繰り返して2つの第2左眼用画像フレームLF2を出力し、第2右眼用画像フレームRF2を繰り返して2つの第2右眼用画像フレームRF2を出力する。
【0081】
画像処理部100は、2つの第1左眼用画像フレームLF1、2つの第1右眼用画像フレームRF1と、2つの第2左眼用画像フレームLF2、及び2つの第2右眼用画像フレームRF2を順にタイミング制御部200に提供する。
【0082】
タイミング制御部200は、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に2コンテンツの3次元画像を表示する(ステップS250)。
【0083】
図10を参照すると、タイミング制御部200は、2つの第1左眼用画像フレームLF1、2つの第1右眼用画像フレームRF1、2つの第2左眼用画像フレームLF2、及び2つの第2右眼用画像フレームRF2を順にパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動できる。
【0084】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm及び第(m+1)フレームFm+1のそれぞれの初期に第1左眼用画像フレームLF1のデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの初期に第1右眼用画像フレームRF1のデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4及び第(m+5)フレームFm+5のそれぞれの初期に第2左眼用画像フレームLF2のデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの初期に第2右眼用画像フレームRF2のデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0085】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御に従って液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に左眼用又は右眼用画像が表示された第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0086】
このような方式で、表示パネル300は、第2表示ブロックDB2〜第8表示ブロックDB8に、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2にそれぞれ対応する画像を表示し、第2表示ブロックLB2〜第8発光ブロックLB8のそれぞれは、該当する表示ブロックに、左眼用又は右眼用画像が表示される第1区間T1で光を発生して提供し、左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。このような方式で、表示パネル300及び光源部500を駆動して、2コンテンツの3次元画像の、第1左眼用画像、第1右眼用画像、第2左眼用画像、及び第2右眼用画像を表示する。
【0087】
シャッタメガネ部700は、3次元2ビューアモードに従って、タイミング制御部200の制御によって複数の第1シャッタメガネ及び第2シャッタメガネを駆動する(ステップS270)。
【0088】
第1シャッタメガネは第1左眼シャッタ信号LSS1及び第1右眼シャッタ信号RSS1により開閉される第1左眼シャッタ及び第1右眼シャッタを含み、第2シャッタメガネは第2左眼シャッタ信号LSS2及び第2右眼シャッタ信号RSS2により開閉される第2左眼シャッタ及び第2右眼シャッタを含む。
【0089】
第1左眼シャッタ信号LSS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1左眼視認区間LVP1で第1左眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1右眼視認区間RVP1で第1左眼シャッタを閉じるように制御する。
【0090】
第1右眼シャッタ信号RSS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1右眼視認区間RVP2で第1右眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1左眼視認区間LVP1で第1右眼シャッタを閉じるように制御する。
【0091】
第2左眼シャッタ信号LSS2は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2左眼視認区間LVP2で第2左眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2右眼視認区間(RVP2)で第2左眼シャッタを閉じるように制御する。
【0092】
第2右眼シャッタ信号RSS2は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2右眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2右眼視認区間RVP2で第2右眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2左眼用画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2左眼視認区間LVP2で第2右眼シャッタを閉じるように制御する。
【0093】
このような方式によって、2人の観察者は互いに異なるコンテンツの3次元画像を視認することができる。
図11は、図1の表示装置の他の実施形態による2コンテンツの3次元画像の表示方法を説明するための波形図である。図11では、左眼用画像フレームLFはホワイト階調の画像フレームを、右眼用画像フレームRFはブラック階調の画像フレームを例として説明する。
【0094】
図2、図9、及び図11を参照すると、画像処理部100は、3次元2ビューアモードに対応する画像モード信号及び3次元画像信号を受信する(ステップS210)。
【0095】
画像処理部100は、それぞれ異なる伝送チャネルを通じて受信した第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2を画像処理して2つの第1左眼用画像フレームLF1、2つの第1右眼用画像フレームRF1、2つの第2左眼用画像フレームLF2、及び2つの第2右眼用画像フレームRF2を出力する(ステップS230)。
【0096】
タイミング制御部200は、2つの第1左眼用画像フレームLF1、2つの第1右眼用画像フレームRF1、2つの第2左眼用画像フレームLF2、及び2つの第2右眼用画像フレームRF2に基づいて、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に2コンテンツの3次元画像を表示する(ステップS250)。
【0097】
図11を参照すると、タイミング制御部200は、左眼用画像と右眼用画像との間のクロストークを減らすために左眼用画像フレームと右眼用画像フレームとの間にブラック画像フレームを挿入する。
【0098】
タイミング制御部200は、第1左眼用画像フレームLF1、ブラック画像フレームBF、第1右眼用画像フレームRF1、ブラック画像フレームBF、第2左眼用画像フレームLF2、ブラック画像フレームBF、第2右眼用画像フレームRF2、及びブラック画像フレームBFを順にパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動できる。
【0099】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFmの初期に第1左眼用画像フレームLF1のデータ信号を出力し、第(m+1)フレームFm+1の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2の初期に第1右眼用画像フレームRF1のデータ信号を出力し、第(m+3)フレームFm+3の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4の初期に第2左眼用画像フレームLF2のデータ信号を出力し、第(m+5)フレームFm+5の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6の初期に第2右眼用画像フレームRF2のデータ信号を出力し、第(m+7)フレームFm+7の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0100】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に第1左眼用画像、第1右眼用画像、第2左眼用画像、又は第2右眼用画像がそれぞれ完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に左眼用及び右眼用画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0101】
このような方式で、表示パネル300及び光源部500を駆動して、2コンテンツの3次元画像の、第1左眼用画像、第1右眼用画像、第2左眼用画像、及び第2右眼用画像を表示する。
【0102】
シャッタメガネ部700は、3次元2ビューアモードに従って、タイミング制御部200の制御によって第1シャッタメガネ及び第2シャッタメガネを駆動する(ステップS270)。
【0103】
第1シャッタメガネは第1左眼シャッタ信号LSS1及び第1右眼シャッタ信号RSS1により開閉される第1左眼シャッタ及び第1右眼シャッタを含み、第2シャッタメガネは第2左眼シャッタ信号LSS2及び第2右眼シャッタ信号RSS2により開閉される第2左眼シャッタ及び第2右眼シャッタを含む。
【0104】
本実施形態による第1左眼シャッタ信号LSS1、第1右眼シャッタ信号RSS1、第2左眼シャッタ信号LSS2、及び第2右眼シャッタ信号LSS2による第1シャッタメガネ及び第2シャッタメガネの駆動方式は、図10に説明したものと実質的に同一である。但し、本実施形態による第1左眼シャッタ信号LSS1、第1右眼シャッタ信号RSS1、第2左眼シャッタ信号LSS2、及び第2右眼シャッタ信号LSS2のそれぞれは、ブラック画像フレームBFにより、図10に示した第1左眼シャッタ信号LSS1、第1右眼シャッタ信号RSS1、第2左眼シャッタ信号LSS2、及び第2右眼シャッタ信号LSS2と遅延差を有する。
【0105】
このような方式によって、2人の観察者は互いに異なるコンテンツの3次元画像を視認することができる。
【0106】
図12、図13、及び図14は、図1の表示装置に多様な方式で受信される2コンテンツの3次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【0107】
図1及び図12を参照すると、同期部110は、同一の伝送チャネルを通じて第1圧縮画像フレームCF1及び第2圧縮画像フレームCF2を受信する。第1圧縮画像フレームCF1は第1左眼用画像信号L1及び第1右眼用画像信号R1のそれぞれが1/2に圧縮された画像フレームであり、第2圧縮画像フレームCF2は第2左眼用画像信号L2及び第2右眼用画像信号R2がそれぞれ1/2に圧縮された画像フレームである。第1圧縮画像フレームCF1及び第2圧縮画像フレームCF2は、サイドバイサイド方式、トップボトム方式、水平インターリーブ方式、垂直インターリーブ方式、及びチェッカ方式などで圧縮することができる。
【0108】
同期部110は、第1圧縮画像フレームCF1及び第2圧縮画像フレームCF2を、第1左眼用画像信号L1、第1右眼用画像信号R1、第2左眼用画像信号R1、及び第2右眼用画像信号R2に分離して、画像信号L1、L2、R1、R2間の同期を合わせて出力する。
【0109】
スケーリング部130は、第1左眼用画像信号L1、第1右眼用画像信号R1、第2左眼用画像信号R1、及び第2右眼用画像信号R2のそれぞれを表示パネル300の解像度でスケーリングして、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2を出力する。スケーリング部130は、設定された順に第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2を出力する。
【0110】
追加画像生成部150は、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2のそれぞれを繰り返して複数の第1左眼用画像フレームLF1、LF1、複数の第1右眼用画像フレームRF1、RF1、複数の第2左眼用画像フレームLF2、LF2、及び複数の第2右眼用画像フレームRF2、RF2を出力する。追加画像生成部150は、画像フレームLF1、RF1、LF2、RF2のそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力できる。
【0111】
以下、タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図2及び図9〜図11を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので、繰り返しになる説明は省略する。
【0112】
図1及び図13を参照すると、同期部110は、同じ伝送チャネルを通じて転送された第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2を受信する。同期部110は、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2の間の同期を合わせてスケーリング部130に出力する。スケーリング部130は、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2のそれぞれをスケーリングし、設定された順に追加画像生成部150に出力する。追加画像生成部150は、第1左眼用画像フレームLF1、第1右眼用画像フレームRF1、第2左眼用画像フレームLF2、及び第2右眼用画像フレームRF2のそれぞれを繰り返して複数の第1左眼用画像フレームLF1、LF1、複数の第1右眼用画像フレームRF1、RF1、複数の第2左眼用画像フレームLF2、LF2、及び複数の第2右眼用画像フレームRF2、RF2を出力する。追加画像生成部150は、画像フレームLF1、RF1、LF2、RF2のそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力することができる。
【0113】
タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図2及び図9〜図11を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので、繰り返しになる説明は省略する。
【0114】
図1及び図14を参照すると、同期部110は、伝送チャネルを通じて転送された第1左眼用画像信号L1、第1右眼用画像信号R1、第2左眼用画像信号L2、及び第2右眼用画像信号R2がそれぞれ1/4に圧縮された圧縮画像フレームCFを受信する。圧縮画像フレームCFは、サイドバイサイド方式、トップボトム方式、水平インターリーブ方式、垂直インターリーブ方式、チェッカ方式、及びタイル(tile)方式などによって圧縮できる。
【0115】
同期部110は、圧縮画像フレームCFを、第1左眼用画像信号L1、第1右眼用画像信号R1、第2左眼用画像信号R1、及び第2右眼用画像信号R2に分離して、画像信号L1、L2、R1、R2間の同期を合わせて出力する。
【0116】
スケーリング部130及び追加画像生成部150を利用して、複数の第1左眼用画像フレームLF1、LF1、複数の第1右眼用画像フレームRF1、RF1、複数の第2左眼用画像フレームLF2、LF2、及び複数の第2右眼用画像フレームRF2、RF2が順次に出力される。
【0117】
タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図2及び図9〜図11を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので、繰り返しになる説明は省略する。
【0118】
図15は、図1の表示装置による2コンテンツの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図であり、図16は、図1の表示装置による2コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。図16では、第1画像フレームIF1はホワイト階調の画像フレームを、第2画像フレームIF2はブラック階調の画像フレームを例として説明する。
【0119】
図2、図15、及び図16を参照すると、画像処理部100は、2次元2ビューアモードに対応する画像モード信号及び2次元画像信号を受信する(ステップS310)。
【0120】
画像処理部100は、互いに異なる伝送チャネルを通じて受信した第1画像フレームIF1と第2画像フレームIF2を複数の第1画像フレームIF1及び複数の第2画像フレームIF2で出力する(ステップS330)。
【0121】
例えば、同期部110は、互いに異なる伝送チャネルを通じて、第1画像フレームIF1と第2画像フレームIF2を受信する。画像フレームは、表示パネル300の解像度に対応する画像データである。同期部110は、第1画像フレームIF1と第2画像フレームIF2との間の同期を合わせて出力する。
【0122】
スケーリング部130は、第1画像フレームIF1と第2画像フレームIF2のそれぞれを表示パネル300の解像度でスケーリングする。スケーリング部130は、スケーリングした第1画像フレームIF1と第2画像フレームIF2を、設定された順に出力する。
【0123】
追加画像生成部150は、第1画像フレームIF1と第2画像フレームIF2のそれぞれを繰り返して4つの第1画像フレームIF1及び4つの第2画像フレームIF2を生成する。追加画像生成部150は、画像フレームIF1、IF2のそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力することができる。
【0124】
タイミング制御部200は、4つの第1画像フレーム及び4つの第2画像フレームに基づいて、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に2コンテンツの2次元画像を表示する(ステップS350)。
【0125】
図16を参照すると、タイミング制御部200は、4つの第1画像フレームIF1及び4つの第2画像フレームIF2を順番どおりにパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動できる。
【0126】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm、第(m+1)フレームFm+1、第(m+2)フレームFm+2、及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの初期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4、第(m+5)フレームFm+5、第(m+6)フレームFm+6、及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの初期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0127】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に第1画像又は第2画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に第1画像及び第2画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0128】
表示パネル300の第5表示ブロックDB5を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm、第(m+1)フレームFm+1、第(m+2)フレームFm+2、及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの中期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4、第(m+5)フレームFm+5、第(m+6)フレームFm+6、及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの中期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力する(DB5_DATA)。
【0129】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第5駆動信号LBS5を生成して、第5表示ブロックDB5に対向する第5発光ブロックLB5に提供する。即ち、第5発光ブロックLB5は、第5表示ブロックDB5に第1画像又は第2画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第5表示ブロックDB5に第1画像及び第2画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0130】
表示パネル300の第8表示ブロックDB8を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm、第(m+1)フレームFm+1、第(m+2)フレームFm+2、及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの後期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4、第(m+5)フレームFm+5、第(m+6)フレームFm+6、及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの後期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力する(DB8_DATA)。
【0131】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第8駆動信号LBS8を生成して、第8表示ブロックDB8に対向する第8発光ブロックLB8に提供する。即ち、第8発光ブロックLB8は、第8表示ブロックDB8に第1画像又は第2画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第8表示ブロックDB8に第1画像及び第2画像が混在する混在画像が表示される第2区間T2で光を遮断する。このような方式で、表示パネル300及び光源部500を駆動して2コンテンツ2次元画像を表示する。
【0132】
シャッタメガネ部700は、2次元2ビューアモードに従って、タイミング制御部200の制御によって第1シャッタメガネ及び第2シャッタメガネを駆動する(ステップS370)。
【0133】
2次元画像モードに従って、シャッタメガネ部700を制御する制御信号は、第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第1シャッタ制御信号SCS1と、第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第2シャッタ制御信号SCS2とを含む。
【0134】
第1シャッタ制御信号SCS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1視認区間VP1で第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2視認区間VP2で第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを閉じるように制御する。
【0135】
第2シャッタ制御信号SCS2は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2視認区間VP2で第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1視認区間VP1で第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを閉じるように制御する。
【0136】
このような方式によって、2人の観察者は互いに異なる2次元画像を視認することができる。
【0137】
図17は、図1の表示装置の他の実施形態による2コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。図17では、第1画像フレームIF1はホワイト階調の画像フレームを、第2画像フレームIF2はブラック階調の画像フレームを例として説明する。
【0138】
図2、図15、及び図17を参照すると、画像処理部100は、2次元2ビューアモードに対応する画像モード信号及び2次元画像信号を受信する(ステップS310)。
【0139】
画像処理部100は、互いに異なる伝送チャネルを通じて受信した第1画像フレームIF1と第2画像フレームIF2を、複数の第1画像フレームIF1及び複数の第2画像フレームIF2で出力する(ステップS330)。
【0140】
タイミング制御部200は、4つの第1画像フレームIF1及び4つの第2画像フレームIF2に基づいてパネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に2コンテンツの2次元画像を表示する(ステップS350)。
【0141】
具体的に、図17を参照すると、タイミング制御部200は、第1画像と第2画像のクロストークを減らすために第1画像フレームと第2画像フレームとの間にブラック画像フレームを挿入する。
【0142】
タイミング制御部200は、3個の第1画像フレームIF1、1つのブラック画像フレームBF、3個の第2画像フレームIF2、及び1つのブラック画像フレームBFを順番どおりにパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動できる。
【0143】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm、第(m+1)フレームFm+1、及び第(m+2)フレームFm+2のそれぞれの初期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+3)フレームFm+3の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4、第(m+5)フレームFm+5、及び第(m+6)フレームFm+6のそれぞれの初期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力し、第(m+7)フレームFm+7の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0144】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された光源駆動信号LDSを生成して光源部500に提供する。光源駆動信号LDSは、光源部500の全体発光ブロック(LB1、…、LBn)に提供され、発光ブロック(LB1、…、LBn)は、光源駆動信号LDSに同期して全体的にターン−オンされるか、又はターン−オフされる。
【0145】
即ち、表示パネル300に第1画像及び第2画像がそれぞれ完成する第1区間T1で表示パネル300の全体に光を提供し、表示パネル300に第1画像又は第2画像とブラック画像が混在して表示される第2区間T2で表示パネル300の光を遮断する。このような方式で表示パネル300及び光源部500を駆動して2コンテンツの2次元画像を表示する。図示していないが、光源駆動部600は、上述した実施形態と同様にスキャニング方式で発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)を順次に駆動することができる。
【0146】
シャッタメガネ部700は、2次元2ビューアモードに従って、タイミング制御部200の制御によって2つの第1シャッタメガネ及び第2シャッタメガネを駆動する(ステップS370)。
【0147】
シャッタメガネ部700を制御する制御信号は、第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第1シャッタ制御信号SCS1と、第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第2シャッタ制御信号SCS2とを含む。
【0148】
第1シャッタ制御信号SCS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像に対応して光源部500が光を発生する第1区間T1を含む第1視認区間VP1で第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2画像に対応して光源部500が光を発生する第1区間T1を含む第2視認区間VP2で第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを閉じるように制御する。
【0149】
第2シャッタ制御信号SCS2は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2画像に対応して光源部500が光を発生する第1区間T1を含む第2視認区間VP2で第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像に対応して光源部500が光を発生する第1区間T1を含む第1視認区間VP1で第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを閉じるように制御する。
【0150】
このような方式によって、2人の観察者は互いに異なる2次元画像を視認することができる。
【0151】
図18及び図19は、図1の表示装置に多様な方式で受信される2コンテンツの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【0152】
図1及び図18を参照すると、同期部110は、同じ伝送チャネルを通じて2コンテンツの第1画像信号I1及び第2画像信号I2がそれぞれ1/2に圧縮された圧縮画像フレームCFを受信する。圧縮画像フレームCFは、サイドバイサイド方式、トップボトム(top−bottom)方式、水平インターリーブ方式、垂直インターリーブ方式、及びチェッカ(checker)方式などで圧縮することができる。
【0153】
同期部110は、圧縮画像フレームを第1画像信号I1及び第2画像信号I2に分離し、第1画像信号I1と第2画像信号I2との間の同期を合わせて出力する。
【0154】
スケーリング部130は、第1画像信号I1及び第2画像信号I2のそれぞれを表示パネル300の解像度でスケーリングして、第1画像フレームIF1及び第2画像フレームIF2を生成する。スケーリング部130は、第1画像フレームIF1及び第2画像フレームIF2を、設定された順に出力する。
【0155】
追加画像生成部150は、第1画像フレームIF1及び第2画像フレームIF2を繰り返して複数の第1画像フレームIF1及び複数の第2画像フレームIF2を生成する。追加画像生成部150は、画像フレームIF1、IF2のそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力することができる。
【0156】
以下、タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図15〜図17を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので、繰り返しになる説明は省略する。
【0157】
図1及び図19を参照すると、同期部110は、同じ伝送チャネルを通じて2コンテンツの第1画像信号I1及び第2画像信号I2を受信する。同期部110は、第1画像信号I1と第2画像信号I2との間の同期を合わせて出力する。第1及び第2画像信号のそれぞれは表示パネルの解像度に対応するデータサイズを有する。スケーリング部130は、第1画像信号I1及び第2画像信号I2のそれぞれをスケーリングして第1画像フレームIF1及び第2画像フレームIF2を生成し、設定された順に第1画像フレームIF1及び第2画像フレームIF2を出力する。追加画像生成部150は、第1画像フレームIF1及び第2画像フレームIF2を繰り返して複数の第1画像フレームIF1及び複数の第2画像フレームIF2を出力する。追加画像生成部150は、画像フレームIF1、IF2のそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力することができる。
【0158】
タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図15〜図17を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので、繰り返しになる説明は省略する。
【0159】
図20は、図1の表示装置による4コンテンツの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図であり、図21は、図1の表示装置による4コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。図21では、第1画像フレームIF1はホワイト階調の画像フレームを、第2画像フレームIF2はブラック階調の画像フレームを例として説明する。
【0160】
図2、図20、及び図21を参照すると、画像処理部100は、2次元4ビューアモードに対応する画像モード信号及び2次元画像信号を受信する(ステップS410)。
【0161】
画像処理部100は、それぞれ異なる伝送チャネルを通じて受信した第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4を、複数の第1画像フレームIF1、複数の第2画像フレームIF2、複数の第3画像フレームIF3、及び複数の第4画像フレームIF4で出力する(ステップS430)。
【0162】
例えば、同期部110は、それぞれ異なる伝送チャネルを通じて、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4を受信する。第1〜第4画像フレームのそれぞれは表示パネル300の解像度に対応するデータサイズを有する。同期部110は、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4の間の同期を合わせて出力する。
【0163】
スケーリング部130は、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4のそれぞれをスケーリングして、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4を、設定された順に出力する。
【0164】
追加画像生成部150は、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4のそれぞれを繰り返して2つの第1画像フレームIF1、2つの第2画像フレームIF2、2つの第3画像フレームIF3、及び2つの第4画像フレームIF4を出力する。追加画像生成部150は、画像フレームのそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力することができる。
【0165】
タイミング制御部200は、2つの第1画像フレームIF1、2つの第2画像フレームIF2、2つの第3画像フレームIF3、及び2つの第4画像フレームIF4に基づいて、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に4コンテンツの2次元画像を表示する(ステップS450)。
【0166】
図21を参照すると、タイミング制御部200は、2つの第1画像フレームIF1、2つの第2画像フレームIF2、2つの第3画像フレームIF3、及び2つの第4画像フレームIF4を順番どおりにパネル駆動部400に提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動できる。
【0167】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm及び第(m+1)フレームFm+1のそれぞれの初期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの初期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4及び第(m+5)フレームFm+5のそれぞれの初期に第3画像フレームIF3のデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの初期に第4画像フレームIF4のデータ信号を出力する(DB1_DATA)。
【0168】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に第1、第2、第3、又は第4画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に第1、第2、第3、及び第4画像のうちの少なくとも二つの画像が混在して表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0169】
表示パネル300の第5表示ブロックDB5を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm及び第(m+1)フレームFm+1のそれぞれの中期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの中期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4及び第(m+5)フレームFm+5のそれぞれの中期に第3画像フレームIF3のデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの中期に第4画像フレームIF4のデータ信号を出力する(DB5_DATA)。
【0170】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第5駆動信号LBS5を生成して、第5表示ブロックDB5に対向する第5発光ブロックLB5に提供する。即ち、第5発光ブロックLB5は、第5表示ブロックDB5に第1、第2、第3、又は第4画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第5表示ブロックDB5に第1、第2、第3、及び第4画像のうちの少なくとも二つの画像が混在して表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0171】
表示パネル300の第8表示ブロックDB8を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFm及び第(m+1)フレームFm+1のそれぞれの後期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2及び第(m+3)フレームFm+3のそれぞれの後期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4及び第(m+5)フレームFm+5のそれぞれの後期に第3画像フレームIF3のデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6及び第(m+7)フレームFm+7のそれぞれの後期に第4画像フレームIF4のデータ信号を出力する(DB8_DATA)。
【0172】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第8駆動信号LBS8を生成して、第8表示ブロックDB8に対向する第8発光ブロックLB8に提供する。即ち、第8発光ブロックLB8は、第8表示ブロックDB8に第1、第2、第3、又は第4画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第8表示ブロックDB8に第1、第2、第3、及び第4画像のうちの少なくとも二つの画像が混在して表示される第2区間T2で光を遮断する。
【0173】
シャッタメガネ部700は、2次元4ビューアモードに従って、タイミング制御部200の制御によって第1シャッタメガネ、第2シャッタメガネ、第3シャッタメガネ、及び第4シャッタメガネを駆動する(ステップS470)。
【0174】
シャッタメガネ部700を制御する制御信号は、第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第1シャッタ制御信号SCS1と、第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第2シャッタ制御信号SCS2と、第3シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第3シャッタ制御信号SCS3と、第4シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第4シャッタ制御信号SCS4とを含む。
【0175】
第1シャッタ制御信号SCS1は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1視認区間VP1で第1シャッタメガネのシャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2画像、第3画像、及び第4画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2、第3、及び第4視認区間(VP2、VP3、VP4)で第1シャッタメガネのシャッタを閉じるように制御する。
【0176】
第2シャッタ制御信号SCS2は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第2画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第2視認区間VP2で第2シャッタメガネのシャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像、第3画像、及び第4画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1、第3、及び第4視認区間(VP1、VP3、VP4)で第2シャッタメガネのシャッタを閉じるように制御する。
【0177】
第3シャッタ制御信号SCS3は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第3画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第3視認区間VP3で第3シャッタメガネのシャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像、第2画像、及び第4画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1、第2、及び第4区間(VP1、VP2、VP4)で第3シャッタメガネのシャッタを閉じるように制御する。
【0178】
第4シャッタ制御信号SCS4は、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第4画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第4視認区間VP4で第4シャッタメガネのシャッタを開き、表示ブロック(DB1、DB2、…、DB8)に表示される第1画像、第2画像、及び第3画像に対応して発光ブロック(LB1、LB2、…、LB8)が光を発生する第1区間T1を含む第1、第2、及び第3視認区間(VP1、VP2、VP3)で第4シャッタメガネのシャッタを閉じるように制御する。
【0179】
このような方式によって、4人の観察者はそれぞれ異なる2次元画像を視認することができる。
【0180】
図22は、図1の表示装置の他の実施形態による4コンテンツの2次元画像の表示方法を説明するための波形図である。
【0181】
図2、図20、及び図22を参照すると、画像処理部100は、2次元4ビューアモードに対応する画像モード信号及び2次元画像信号を受信する(ステップS410)。
【0182】
画像処理部100は、それぞれ異なる伝送チャネルを通じて受信した第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4を画像処理して複数の第1画像フレームIF1、複数の第2画像フレームIF2、複数の第3画像フレームIF3、及び複数の第4画像フレームIF4を出力する(ステップS430)。
【0183】
タイミング制御部200は、2つの第1画像フレームIF1、2つの第2画像フレームIF2、2つの第3画像フレームIF3、及び2つの第4画像フレームIF4に基づいて、パネル駆動部400及び光源駆動部600を制御して表示パネル300に4コンテンツの2次元画像を表示する(ステップS450)。
【0184】
図22を参照すると、タイミング制御部200は、隣接する互いに異なるコンテンツの画像間のクロストークを減らすためにそれぞれ異なる画像フレーム間にブラック画像フレームを挿入する。
【0185】
タイミング制御部200は、第1画像フレームIF1、ブラック画像フレームBF、第2画像フレームIF2、ブラック画像フレームBF、第3画像フレームIF3、ブラック画像フレームBF、第4画像フレームIF4、及びブラック画像フレームBFをパネル駆動部400に順番どおりに提供する(DATA_OUT)。パネル駆動部400は、画像フレームの画像信号をアナログのデータ信号に変換してプログレッシブ方式で表示パネル300に出力する。パネル駆動部400は480Hzで駆動できる。
【0186】
表示パネル300の第1表示ブロックDB1を調べると、パネル駆動部400は、第mフレームFmの初期に第1画像フレームIF1のデータ信号を出力し、第(m+1)フレームFm+1の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+2)フレームFm+2の初期に第2画像フレームIF2のデータ信号を出力し、第(m+3)フレームFm+3の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+4)フレームFm+4の初期に第3画像フレームIF3のデータ信号を出力し、第(m+5)フレームFm+5の初期にブラック画像フレームBFのデータ信号を出力し、第(m+6)フレームFm+6の初期に第4画像フレームIF4のデータ信号を出力し、第(m+7)フレームFm+7の初期にブラック画像フレームBFのデータを出力する(DB1_DATA)。
【0187】
光源駆動部600は、タイミング制御部200の制御によって液晶応答LCが考慮された第1駆動信号LBS1を生成して、第1表示ブロックDB1に対向する第1発光ブロックLB1に提供する。即ち、第1発光ブロックLB1は、第1表示ブロックDB1に第1、第2、第3、又は第4画像が完成する第1区間T1で光を発生して提供し、第1表示ブロックDB1に第1、第2、第3、及び第4画像のうちの少なくとも二つの画像が混在して表示される第2区間T2で光を遮断する。このような方式で、表示パネル300及び光源部500を駆動して4コンテンツの2次元画像を表示する。
【0188】
シャッタメガネ部700を制御する制御信号は、第1シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第1シャッタ制御信号SCS1と、第2シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第2シャッタ制御信号SCS2と、第3シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第3シャッタ制御信号SCS3と、第4シャッタメガネの左眼及び右眼シャッタを同時に開閉するための第4シャッタ制御信号SCS4とを含む。第1シャッタ制御信号SCS1〜第4シャッタ制御信号SCS4は、図21で説明したものと実質的に同一に作動する。
【0189】
本実施形態による第1シャッタ制御信号SCS1〜第4シャッタ制御信号SCS4のそれぞれは、ブラック画像フレームBFにより、図21に示した第1シャッタ制御信号SCS1〜第4シャッタ制御信号SCS4と遅延差を有する。
【0190】
図23、図24、及び図25は、図1の表示装置に多様な方式で受信される4つの2次元画像信号の処理方法を説明するための概念図である。
【0191】
図1及び図23を参照すると、同期部110は、同じ伝送チャネルを通じて転送された、第1画像信号I1及び第2画像信号I2がそれぞれ1/2に圧縮された圧縮画像フレームCF1と、第3画像信号I3及び第4画像信号I4がそれぞれ1/2に圧縮された第2圧縮画像フレームCF2とを受信する。圧縮方式は、サイドバイサイド方式、トップボトム方式、水平インターリーブ方式、垂直インターリーブ方式、及びチェッカ方式などを使用することができる。
【0192】
同期部110は、第1圧縮画像フレームCF1及び第2圧縮画像フレームCF2を、第1画像信号I1、第2画像信号I2、第3画像信号I3、及び第4画像信号I4に分離して、第1画像信号I1〜第4画像信号I4間の同期を合わせて出力する。
【0193】
スケーリング部130は、第1画像信号I1、第2画像信号I2、第3画像信号I3、及び第4画像信号I4のそれぞれを表示パネル300の解像度でスケーリングして、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4を出力する。スケーリング部130は、設定された順に第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4を出力する。
【0194】
追加画像生成部150は、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4のそれぞれを繰り返して複数の第1画像フレームIF1、IF1、複数の第2画像フレームIF2、IF2、複数の第3画像フレームIF3、IF3、及び複数の第4画像フレームIF4、IF4を生成する。追加画像生成部150は、画像フレームのそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力することができる。
【0195】
タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図2及び図20〜図22を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので繰り返しになる説明は省略する。
【0196】
図1及び図24を参照すると、同期部110は、同じ伝送チャネルを通じて転送された第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4を受信する。同期部110は、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4の間の同期を合わせてスケーリング部130に出力する。スケーリング部130は、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4のそれぞれをスケーリングし、設定された順に追加画像生成部150に出力する。追加画像生成部150は、第1画像フレームIF1、第2画像フレームIF2、第3画像フレームIF3、及び第4画像フレームIF4のそれぞれを繰り返して複数の第1画像フレームIF1、IF1、複数の第2画像フレームIF2、IF2、複数の第3画像フレームIF3、IF3、及び複数の第4画像フレームIF4、IF4を出力する。追加画像生成部150は、画像フレームのそれぞれからMEMC方式を利用して複数の画像フレームを出力することができる。
【0197】
以下、タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図2及び図20〜図22を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので繰り返しになる説明は省略する。
【0198】
図1及び図25を参照すると、同期部110は、同じ伝送チャネルを通じて転送された第1画像信号I1、第2画像信号I2、第3画像信号I3、及び第4画像信号I4がそれぞれ1/4に圧縮された圧縮画像フレームCFを受信する。圧縮方式は、サイドバイサイド方式、トップボトム方式、水平インターリーブ方式、垂直インターリーブ方式、チェッカ方式、及びタイル方式などを使用することができる。
【0199】
同期部110は、圧縮画像フレームCFを、第1画像信号I1、第2画像信号I2、第3画像信号I3、及び第4画像信号I4に分離して、第1画像信号I1〜第4画像信号I4間の同期を合わせて出力する。
【0200】
スケーリング部130及び追加画像生成部150は、第1画像信号I1〜第4画像信号I4を利用して、複数の第1画像フレームIF1、IF1、複数の第2画像フレームIF2、IF2、複数の第3画像フレームIF3、IF3、及び複数の第4画像フレームIF4、IF4を出力する。
【0201】
タイミング制御部200、パネル駆動部400、光源駆動部600、及びシャッタメガネ部700の駆動方式は、上述した図2及び図20〜図22を参照して説明したように実質的に同一に具現できるので繰り返しになる説明は省略する。
【0202】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0203】
100 画像処理部
110 同期部
130 スケーリング部
150 追加画像生成部
200 タイミング制御部
300 表示パネル
400 パネル駆動部
410 データ駆動部
430 ゲート駆動部
500 光源部
600 光源駆動部
700 シャッタメガネ部
710 左眼シャッタ
720 右眼シャッタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像を表示する表示パネルと、
前記表示パネルにデータ信号を提供するパネル駆動部と、
複数のコンテンツのそれぞれに対応する複数の画像信号間の同期を合わせる同期部、前記画像信号のそれぞれを前記表示パネルの解像度を有する画像フレームにスケーリングして複数の画像フレームを順次に出力するスケーリング部、及び前記画像フレームのそれぞれに対応する複数の画像フレームを生成する追加画像生成部を含む画像処理部と、
前記コンテンツのそれぞれに対応する複数の画像フレームを前記パネル駆動部に提供するタイミング制御部と、
前記表示パネルに光を提供する光源部と、を備えることを特徴とする表示システム。
【請求項2】
前記同期部は、前記コンテンツに対応する前記画像信号が圧縮された圧縮画像フレームを受信した場合、前記圧縮画像フレームを前記画像信号に分離し、分離した前記画像信号間の同期を合わせることを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項3】
前記同期部は、前記コンテンツに対応して前記表示パネルの解像度を有する複数の画像フレームを受信した場合、受信した前記画像フレーム間の同期を合わせ、
前記スケーリング部は、同期した前記画像フレームを順次に出力することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項4】
前記光源部は、前記表示パネルの画像スキャニング方向に配列された複数の発光ブロックを含み、
各発光ブロックは、対向する前記表示パネルの表示ブロックに、一つの画像が表示される第1区間で光を提供し、互いに異なる画像が混在する混在画像が表示される第2区間で光を遮断することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項5】
前記タイミング制御部は、第1コンテンツに対応する第1画像フレームと第2コンテンツに対応する第1画像フレームとの間にブラック画像フレームを挿入して前記パネル駆動部に提供することを特徴とする請求項1に記載の表示システム。
【請求項6】
前記画像処理部は、一つのコンテンツに対応する左眼用画像信号及び右眼用画像信号を受信した場合、前記一つのコンテンツに対応する4つの左眼用画像フレーム及び4つの右眼用画像フレームを前記タイミング制御部に提供することを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
【請求項7】
前記タイミング制御部は、4つの左眼用画像フレーム及び4つの右眼用画像フレームを順に前記パネル駆動部に提供することを特徴とする請求項6に記載の表示システム。
【請求項8】
前記画像処理部は、2つのコンテンツに対応する第1左眼用画像信号、第1右眼用画像信号、第2左眼用画像信号、及び第2右眼用画像信号を受信した場合、前記2つのコンテンツに対応する2つの第1左眼用画像フレーム、2つの第1右眼用画像フレーム、2つの第2左眼用画像フレーム、及び2つの第2右眼用画像フレームを生成して前記タイミング制御部に提供することを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
【請求項9】
前記画像処理部は、2つのコンテンツに対応する第1画像信号及び第2画像信号を受信した場合、前記2つのコンテンツに対応する4つの第1画像フレーム及び4つの第2画像フレームを前記タイミング制御部に提供することを特徴とする請求項5に記載の表示システム。
【請求項10】
前記画像処理部は、4つのコンテンツに対応する第1画像信号、第2画像信号、第3画像信号、及び第4画像信号を受信した場合、前記4つのコンテンツに対応する2つの第1画像フレーム、2つの第2画像フレーム、2つの第3画像フレーム、及び2つの第4画像フレームを生成して前記タイミング制御部に提供することを特徴とする請求項5に記載の表示システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【公開番号】特開2012−209938(P2012−209938A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−39306(P2012−39306)
【出願日】平成24年2月24日(2012.2.24)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】