説明

補助補強板付き拡張アンカーと構造物

【課題】 強い耐震にも対応可能な構造物を確り支持し衝撃を和らげる事が出来るスプリングを使用し補助補強板付き拡張アンカーを提供する。
【解決手段】 拡張アンカー本体嵌入孔18に補助補強板付6と拡張アンカー本体1をーキング11を使用し取付け補助補強支持板釘25を挿着し拡張挿通用金具15を使用し拡張挿通釘4を拡張挿通釘4aの位置まで押出し拡張滑り防止部2を張り拡張雌螺子5に支持雄ボルト14をねじ込み台石支持嵌通孔19のように貫通孔を設けそこに通し衝撃防止スプリング12と座金13を支持雌ナット16で嵌着したものである
又,図1及び図14のように構造物の数が何層に重なっても支持雄ボルトの長さを調整する事により幅広く使用できる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は,石材やコンクリートの工事にアンカーを施工したのち耐震から構造物とアンカーの破損を極力制御する補助補強板付き拡張アンカーと構造物に関するものである。
【背景の技術】
【0002】
従来,拡張アンカー等は,色々と工事施工に使用されて有った。
【発明が解決しようしする課題】
【0003】
基礎,構造物等の補強を計りアンカーを選び施工をしているが,強い地震や揺れに耐きれずアンカー自体が抜けたり石材が破損する事がある。
以上の問題点を解決するためのものである。
【問題を解決するための手段】
【0004】
拡張アンカー本体に補助補強板を螺子込みで取付けが出来,その板に4箇所の穴を開け補助支持釘を差込みコウキング等で押さえて補強する事を特徴とする。
【0005】
拡張アンカー本体を孔に嵌入し構造物に嵌通孔を設け支持雄ボルトを拡張アンカー本体に嵌着し構造物をはさむように衝撃防止スプリングと座金を支持雄ナットで押さえる事を特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
耐震性に優れアンカーの外れや構造物の破壊,破損,転倒が減らす事ができる。
【0007】
衝撃防止スプリングを設ける事により強い衝撃に反応し石材やコンクリトの破壊押さえ構造物の倒壊を減らす事ができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下,本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1の拡張アンカー1の先端部の周囲に拡張滑り防止部2を設けその先端中央部に拡張挿通釘4aを嵌入し補助補強板6に補助補強板支持釘25挿着し支持物体10を衝撃防止スプリング12と座金13を支持雌ナット16で支持雄ボルト14に嵌着したものである。
【0009】
図2の拡張アンカー本体の内部に拡張挿通釘4を拡張挿通用金具15で拡張を目的に拡張挿通釘4aの位置に嵌入し定着し拡張を果たすもの。
【0010】
図3の拡張アンカー本体1に補助補強板6をねじ込んで取付け先端に拡張目的の拡張分配溝24を設けたもの。
【0011】
図4の補助補強板6に補助補強釘孔7を4箇所設け中央部に拡張アンカー本体をねじ込んで取付ける為の補助補強板取付け雌螺子を設けたもの。
【0012】
図5の拡張頭部3に補助補強板6に補助補強釘孔7を設けたもの。
【0013】
図6の拡張アンカー本体1の内部に拡張雌螺子5を設け拡張挿通釘4aの位置嵌入し拡張滑り防止部2が拡張した状態ものであり又,補助補強板6を嵌着したもの。
【0014】
図7の支持雄ボルト14に衝撃防止スプリング12と座金13を設け支持雌ナット16でなる。
【0015】
図8の拡張挿通釘4aは拡張位置に嵌入し拡張頭部3が拡張したものである。
【0016】
図9の補助補強板6と拡張アンカー本体1を,ねじ込んで組み込んだもの。
【0017】
図10の補助補強板6に補助補強板付き雌螺子8と補助補強釘孔7を設けたもの。
【0018】
図11の補助補強板取付け雄螺子9の内部に拡張挿通釘4を嵌通に納めたもの。
【0019】
図12の墓石材の竿石17の下部中央部に拡張アンカー本体嵌入孔18を設けたもの。
【0020】
図13の台石26の中央に台石支持嵌通孔19を設けるもの。
【0021】
図14の墓石工事施工は納骨壁石23の上部に芝台石22の上に中台石21の上に上台石20を積み重ね台石支持嵌通孔19を施工し竿石17の下部中央に拡張アンカー本体嵌入孔18を設け拡張アンカー本体1と補助補強板6を嵌装しコーキング11を挿着し支持雄ボルト14をねじ込んで取付け上台石20の上に重ねあわせ芝台石22の下部に突き出た支持雄ボルト14に衝撃防止スプリング12と座金13を支持雌ナット16て嵌着したものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の正面図
【図2】本発明の視図にした正面図
【図3】本発明の一部を除いた正面図
【図4】本発明の底面図
【図5】本発明の平面図
【図6】本発明のAーA線断面図
【図7】本発明の正面図
【図8】本発明の平面図
【図9】本発明の一部を斜視図
【図10】本発明の斜視図
【図11】本発明の斜視図
【図12】本発明の斜視図
【図13】本発明の斜視図
【図14】本発明の補助補強板付き拡張アンカー本体と使用全体図
【符号の説明】
【0023】
1 拡張アンカー本体 16 支持雄ナット
2 拡張滑り防止部 17 竿石
3 拡張頭部 18 拡張アンカー本体嵌入
4 拡張挿通釘 19 台石支持嵌通孔
4a 拡張挿通釘 20 上台石
5 拡張雌螺子 21 中台石
6 補助補強板 22 芝台石
7 補助補強釘孔 23 納骨壁石
8 補助補強板取付け雌螺子 24 拡張分配溝
9 補助補強板取付け雄螺子 25 補助補強板支持釘
10 支持物体 26 石台
11 コーギング
12 衝撃防止スプリング
13 座金
14 支持雄ボルト
15 拡張挿通用金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
補助補強板(6)の中央部に拡張アンカー本体(1)を設け,その内部に拡張雌螺子(5)の先端部に拡張配分溝(24)を刻み,その下部に拡張挿通釘(4)を嵌通し外部先端部に拡張滑り止め防止部(2)を設け補助補強釘孔(7)に補助補強板支持釘(25)を設けた事を特徴とする補助補強板付き拡張アンカーと構造物。
【請求項2】
拡張アンカー本体(1)の下部に補助補強板付き雄螺子(9)を設け補助補強板(6)の中央部に補助補強板付き雌螺子(8)を設け支持雄ボルト(14)に衝撃防止スプリング(12)と座金(13)を通し支持雌ナット(14)を設けた事を特徴とする請求項1の補助補強板付き拡張アンカーと構造物。
【請求項3】
拡張挿通釘(4)を拡張挿通用金具(15)で拡張挿通釘(4a)まで嵌入し拡張滑り防止部(2)を拡張させ補助補強板(6)と衝撃防止スプリング(12)の間に支持物体(10)を圧着した事を特徴とする請求項1の補助補強板付き拡張アンカーと構造物。
【請求項4】
竿石(17)の下部中央部に拡張アンカー本体嵌入孔(18)を設け補助補強板(6)を補助補強支持釘(25)をコーキング(11)と挿通し上台石(20)と中台石(21)と芝台石(23)に台石(26)のようにように中央部に台石支持嵌通孔(19)を設け芝台石(22)の下部に衝撃防止スプリング(12)と座金(13)に支持雄ボルト(14)を拡張アンカー本体(1)に嵌着し支持雌ナット(16)で圧着した事を特徴とする請求項1の補助補強板付き拡張アンカーと構造物。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2010−180685(P2010−180685A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−51342(P2009−51342)
【出願日】平成21年2月9日(2009.2.9)
【出願人】(596153014)
【Fターム(参考)】