説明

車両遠隔操作装置、車両遠隔操作方法及びプログラム

【課題】車両と障害物との接触を回避しつつ、当該車両を遠隔から安全に操作する。
【解決手段】車両30を移動させる際に、まず、車両の現在の位置と、目標位置との間の軌跡を算出する(ステップS204)。次に、算出した軌跡に沿って、車両を駐車スペースPSから目標位置まで移動させる(ステップS208,S210)。その際、撮影装置21から出力される画像情報によって規定される画像に対して、車両の軌跡上に位置する障害物の検出を行う(ステップS207)。そして、車両の軌跡上に障害物が検出された場合に、車両の移動を停止する(ステップS209)。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両遠隔操作装置、車両遠隔操作方法及びプログラムに関し、更に詳しくは、目標位置へ車両を移動させるための車両遠隔操作装置、車両遠隔操作方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、車両の車庫入れや、縦列駐車等をアシストするための支援装置が登場するに至っている。この種の支援装置は、例えば車両の後方を写すモニタ画面を介して駐車位置が指定されると、指定された駐車位置へ車両を誘導する。最近では、上述の支援装置に用いられる技術を応用して、遠隔から車両の車庫入れ等を行う遠隔操作システムの研究開発が行われている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された遠隔操作システムは、車両に搭載された制御装置に、携帯通信端末を用いて指令を送信することで、車両を遠隔から操作することができる。その際に、この遠隔操作システムは、携帯通信端末を操作するユーザの注視方向を検出する。そして、注視方向の検出結果に基づいて、ユーザが操作対象となる車両に注意を払っていないと判断した場合に、当該車両を停止させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−27390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載された遠隔操作システムは、ユーザの車両に対する注意力が低下した場合に、車両を停止させる。このため、ユーザの注意が及ぶ範囲に存在する障害物や、人などと車両が接触することを回避しつつ、当該車両を移動させることが可能となる。しかしながら、ユーザの死角に障害物が位置する場合等には、車両が障害物と接触することが考えられる。
【0006】
本発明は、上述の事情の下になされたもので、車両と障害物との接触を回避しつつ、当該車両を遠隔から安全に操作することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る車両遠隔操作装置は、
車両を第1位置から第2位置へ移動させるための車両遠隔操作装置であって、
前記第1位置から前記第2位置へ移動する前記車両の周囲を前記車両の上方より撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された画像から、前記車両の周囲に位置する障害物を検出する検出手段と、
前記検出手段によって、前記障害物が検出された場合に、前記車両を停止させる停止手段と、
を備える。
【0008】
車両遠隔操作装置は、
ユーザが所持し、前記車両の移動を開始させる移動指令を入力するための通信端末と、
前記通信端末から送信された前記移動指令を受信し、前記車両を前記第1位置から前記第2位置へ移動させる移動手段と、
を備えることとしてもよい。
【0009】
前記通信端末は、携帯電話であってもよい。
【0010】
前記撮影手段は、前記第1位置と前記第2位置の上方に配置されていることとしてもよい。
【0011】
前記撮影手段によって撮影された画像から前記車両を検出し、検出した前記車両が前記撮影手段の視野内に位置するように、前記撮影手段を駆動することとしてもよい。
【0012】
前記撮影手段は、前記車両の周囲を監視するための防犯カメラであってもよい。
【0013】
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る車両遠隔操作方法は、
車両を第1位置から第2位置へ移動させるための車両遠隔操作方法であって、
前記第1位置から前記第2位置へ移動する前記車両の周囲を前記車両の上方より撮影する工程と、
前記撮影の結果得られた画像から、前記車両の周囲に位置する障害物を検出する工程と、
前記検出の結果、前記障害物が検出された場合に、前記車両を停止させる工程と、
を含む。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
第1位置から第2位置へ移動する車両の周囲を、前記車両の上方から撮影することにより得られた画像から、前記車両の周囲に位置する障害物を検出する手順と、
前記検出の結果、前記障害物が検出された場合に、前記車両を停止させる手順と、
を実行させる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、車両が第1位置から第2位置へ移動する際に、例えば、ユーザの死角となる位置に設けられた撮影手段によって、車両の周囲に存在する障害物の検出が行われる。そして、車両の周囲から障害物が検出された場合には、車両が停止する。これにより、車両と障害物との接触を回避しつつ、当該車両を安全に遠隔操作することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本実施形態に係る遠隔操作装置のブロック図である。
【図2】駐車スペースに駐車された車両を示す図である。
【図3】車両の駐車スペースと目標位置を示す図である。
【図4】処理装置が実行する処理を示すフローチャートである。
【図5】遠隔操作装置の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係る遠隔操作装置10のブロック図である。遠隔操作装置10は、ユーザ70からの指令に基づいて、車両30を予め設定された位置へ移動するための装置である。この遠隔操作装置10は、図1に示されるように、車両30に搭載された通信装置31、車両制御装置32、駆動ユニット33及びステアリングユニット34と、ユーザ70に所持される通信端末40と、車両30の周囲を監視するための監視ユニット20とを備えている。
【0018】
車両30に搭載された通信装置31は、ユーザ70が所持する通信端末40と監視ユニット20と無線通信をするための装置である。この通信装置31は、例えばUWB(Ultra Wide Band)の電波を用いて、パケット通信を行う通信インタフェースを含んで構成されている。
【0019】
車両制御装置32は、通信装置31を介して、ユーザ70から車両30の移動指令を受信した場合に、駆動ユニット33及びステアリングユニット34を統括的に制御して、車両を予め設定された位置へ移動させる。この車両制御装置32は、CPU(Central Processing Unit)、主記憶部、及び補助記憶部を有するコンピュータである。そして、補助記憶部に記憶されたプログラムやパラメータを読み出して実行することにより、後述する処理を行う。
【0020】
駆動ユニット33は、車両30の車輪を回転させるためのインバータモータを有している。この駆動ユニット33は、車両制御装置32から回転数に関する情報が通知されると、インバータモータを通知された回転数で回転させることで、車両30の車輪を回転させる。これにより、車両30が前進する。
【0021】
ステアリングユニット34は、車両30のステアリングホイールを回転させるためのステッピングモータ、及びステアリングホイールの舵角を検出するエンコーダを有している。このステアリングユニット34は、車両制御装置32からステアリングホイールの回転角に関する情報が通知されると、ステッピングモータを駆動して、ステアリングホイールを通知された回転角になるまで回転させる。
【0022】
図2は、建物100に隣接するように設けられた駐車スペースPSに駐車された車両30が示されている。監視ユニット20は、例えば駐車スペースPSに駐車された車両30や、建物100の玄関100aの周囲を監視するための装置である。この監視ユニット20は、図1に示されるように、撮影装置21、処理装置22、通信装置23を有している。
【0023】
撮影装置21は、図2に示されるように、車両の周囲を撮影できるように建物100の外壁に取り付けられている。この撮影装置21は、所定のフレームレートで画像を撮影し、撮影した画像についての情報(画像情報)を順次出力する。図3には、撮影装置21の視野が一点鎖線で示されている。撮影装置21は、駐車スペースPSに駐車された車両30が矢印aで示される位置に移動する際の軌跡が視野内に位置するように、取り付け角度や視野角が調整されている。
【0024】
図1に戻り、処理装置22は、CPU、主記憶部、及び補助記憶部を有するコンピュータである。この処理装置22は、撮影装置21から出力される画像情報によって規定される画像から、車両30と、当該車両30の前方に位置する障害物を検出する。車両30や障害物の検出は、例えばパターンマッチングや、ソーベルフィルタを用いた画像処理、オプティカルフローを用いた移動体の検出処理を実行することにより行う。処理装置22は、車両30の前方に障害物を検出した場合に、車両30を停止させるための停止指令を出力する。この停止指令は、通信装置23を介して出力される。
【0025】
通信装置23は、車両30に搭載された通信装置31と同等の構成を有している。この通信装置23は、ユーザ70が所持する通信端末40、及び車両30に搭載された通信装置31と無線通信を行う。
【0026】
通信端末40は、例えば携帯電話などに代表される通信端末である。通信端末40を所持するユーザ70は、通信端末40を介して、車両30の移動開始指令を車両制御装置32に出力することができる。
【0027】
次に、上述のように構成された遠隔操作装置10の動作について、図4のフローチャートを参照しつつ説明する。図4のフローチャートに示される一連の処理は、ユーザ70が、通信端末40を介して移動開始指令を発信することによって開始される。また、本実施形態では、図3に示されるように、駐車スペースPSに駐車された車両30が、矢印aに示される目標位置にまで移動する場合について説明する。
【0028】
監視ユニット20を構成する処理装置22は、通信装置23を介して、移動開始指令を受信すると、撮影装置21から出力される画像情報を取得する(ステップS201)。次に、取得した画像情報に基づいて、撮影装置21の視野内における車両30の現在の位置を検出する(ステップS202)。
【0029】
次に、処理装置22は、目標位置を取得する(ステップS203)。この目標位置は、ユーザ70によって、予め設定された位置である。本実施形態では、図3の矢印で示される位置が目標位置として設定されている。
【0030】
次に、処理装置22は、図3に示される駐車スペースPSに停止している車両30が、矢印aに示される目標位置へ移動するときの、車両30の軌跡を演算する(ステップS204)。
【0031】
そして、処理装置22は、算出した軌跡と、車両30の現在位置に基づいて、車両30の舵角を算出し、この算出結果に基づいて、ステアリングホイールの回転角θ(rad)を演算する(ステップS205)。次に、処理装置22は、車輪を回転させるインバータモータの回転数N(rpm)を算出する。
【0032】
次に、処理装置22は、ステップS201で取得した画像情報によって規定される画像に対して、画像処理を実行し、ステップS204の処理が実行されることにより算出された軌跡上に存在する障害物の検出を試みる(ステップS207)。そして、障害物が検出されなかった場合には(ステップS207:No)、処理装置22は、ステップS205で演算した回転角θ、及びステップS206で演算した回転数Nに関する情報を、車両30へ出力する(ステップS208)。
【0033】
車両30の車両制御装置32は、通信装置31を介して、回転角θ及び回転数Nに関する情報を受信する。そして、車両制御装置32は、駆動ユニット33に対して、回転数Nでインバータモータを駆動することを指示する。また、車両制御装置32は、ステアリングユニット34に対して、ステアリングホイールの回転角がθになるまで、ステアリングホイールを回転させることを指示する。これにより、車両30が、ステップS204で算出された軌跡に沿って移動する。
【0034】
車両30が移動しているときには、車両制御装置32は、車両30の移動速度、移動距離等に関する情報を、監視ユニット20及び通信端末40へ出力する。これにより、ユーザ70は、通信端末40を介して、車両30の移動距離等を認識することができる。
【0035】
一方、処理装置22は、車両30の軌跡上に障害物が検出された場合には(ステップS207:Yes)、通信装置23を介して停止指令を出力する(ステップS209)。
【0036】
車両制御装置32は、通信装置31を介して停止指令を受信すると、駆動ユニット33に、インバータモータの停止を指示する。これにより、目標位置へ向かって移動していた車両30が停止する。また、通信端末40は停止指令を受信すると、当該通信端末を所持するユーザ70に対して、例えば音声による警報を発令する。これにより、ユーザ70は、車両30と障害物との接近を認識することができる。
【0037】
処理装置22は、車両制御装置32から出力された移動速度、移動距離等に関する情報に基づいて、車両30の位置と目標位置とが一致しているか否かを判断する(ステップS210)。車両30の位置と目標位置とが一致していない場合には(ステップS210:No)、処理装置22は、ステップS201へ戻り、ステップS210での判断が肯定されるまで、ステップS201〜S210までの処理を繰り返し実行する。これにより、図3を参照するとわかるように、駐車スペースPSに駐車されていた車両30は、矢印aに示される目標位置まで移動する。
【0038】
一方、車両30の位置と目標位置とが一致している場合には(ステップS210:Yes)、処理装置22は、一連の処理を終了する。
【0039】
以上説明したように、本実施形態では、ユーザ70が、通信端末40を介して移動開始指令を発信すると、まず、車両30の現在の位置と、目標位置との間の軌跡が算出される。次に、算出された軌跡に基づいて、車両30を移動させるためのインバータモータの回転数Nと、車両30の方向を決定するステアリングホイールの回転角θが演算される。そして、演算結果に基づいて、インバータモータ及びステアリングホイールが駆動されることで、車両30が自動的に駐車スペースPSから目標位置まで移動する。
【0040】
その際、撮影装置21から出力される画像情報によって規定される画像に対して、車両30の軌跡上に位置する障害物の検出が行われる。そして、車両30の軌跡上に障害物が検出された場合には、車両30の移動が停止する。これにより、ユーザは、車両30を障害物に接触させることなく、安全に目標位置へ移動させることが可能となる。
【0041】
本実施形態では、車両30や玄関100aの周囲を監視するための撮影装置21から出力される画像を用いて、車両30の移動が実現される。これにより、既存の監視装置等の資源を有効に活用することが可能となる。
【0042】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、監視ユニット20を構成する処理装置22が、図4のフローチャートに示される一連の処理を実行した。これに限らず、処理装置22が実行した処理を、車両30に搭載された車両制御装置32が実行することとしてもよい。この場合には、図5に示されるように、撮影装置21によって撮影された画像の画像情報が、通信装置23を介して、車両制御装置32に送信されるようにすればよい。
【0043】
上記実施形態では、監視ユニット20を構成する処理装置22が、図4のフローチャートに示される一連の処理を実行した。これに限らず、処理装置22が実行した処理を、通信端末40が実行することとしてもよい。
【0044】
上記実施形態では、監視ユニット20を構成する撮影装置21の視野に、車両30が目標位置まで移動するまでの軌跡が含まれている。これに限らず、撮影装置21の視野内に移動する車両30が確認された場合に、当該車両30が撮影装置21の視野内に位置するように、撮影装置21の姿勢を制御することとしてもよい。また、必要に応じて、撮影装置21の視野角、焦点距離等を調整することとしてもよい。
【0045】
上記実施形態では、車両30や玄関100aの周囲を監視するための撮影装置21から出力される画像情報を用いて、車両30の遠隔操作を行った。これに限らず、車両30の移動にのみ用いる撮影装置を設置し、当該撮影装置からの画像情報を用いて、車両30を移動させることとしてもよい。
【0046】
上記実施形態では、1台の撮影装置から出力される画像情報を用いて、車両30の遠隔操作を行った。これに限らず、2台以上の撮影装置から出力される画像情報を用いて、車両30を移動させることとしてもよい。
【0047】
上記実施形態に係る通信端末40としては、携帯電話の他、スマートホン、wi−fiを利用することが可能なパソコン等が考えられる。
【0048】
上記実施形態に係る遠隔操作装置の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。
【0049】
上記実施形態において処理装置22や、車両制御装置32の補助記憶部に記憶されているプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto-Optical disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することとしてもよい。
【0050】
また、プログラムは、全部又は一部をサーバ装置上で実行させ、その処理に関する情報を通信ネットワークを介して送受信しながら、上述の処理を実行することとしてもよい。
【0051】
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0052】
本発明の車両遠隔操作装置、車両遠隔操作方法及びプログラムは、車両の遠隔操作に適している。
【符号の説明】
【0053】
10 遠隔操作装置
20 監視ユニット
21 撮影装置
22 処理装置
23 通信装置
30 車両
31 通信装置
32 車両制御装置
33 駆動ユニット
34 ステアリングユニット
40 通信端末
60 ドライバ
70 ユーザ
100 建物
100a 玄関
PS 駐車スペース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両を第1位置から第2位置へ移動させるための車両遠隔操作装置であって、
前記第1位置から前記第2位置へ移動する前記車両の周囲を前記車両の上方より撮影する撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された画像から、前記車両の周囲に位置する障害物を検出する検出手段と、
前記検出手段によって、前記障害物が検出された場合に、前記車両を停止させる停止手段と、
を備える車両遠隔操作装置。
【請求項2】
ユーザが所持し、前記車両の移動を開始させる移動指令を入力するための通信端末と、
前記通信端末から送信された前記移動指令を受信し、前記車両を前記第1位置から前記第2位置へ移動させる移動手段と、
を備える請求項1に記載の車両遠隔操作装置。
【請求項3】
前記通信端末は、携帯電話である請求項2に記載の車両遠隔操作装置。
【請求項4】
前記撮影手段は、前記第1位置と前記第2位置の上方に配置されている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の車両遠隔操作装置。
【請求項5】
前記撮影手段によって撮影された画像から前記車両を検出し、検出した前記車両が前記撮影手段の視野内に位置するように、前記撮影手段を駆動する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車両遠隔操作装置。
【請求項6】
前記撮影手段は、前記車両の周囲を監視するための防犯カメラである請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車両遠隔操作装置。
【請求項7】
車両を第1位置から第2位置へ移動させるための車両遠隔操作方法であって、
前記第1位置から前記第2位置へ移動する前記車両の周囲を前記車両の上方より撮影する工程と、
前記撮影の結果得られた画像から、前記車両の周囲に位置する障害物を検出する工程と、
前記検出の結果、前記障害物が検出された場合に、前記車両を停止させる工程と、
を含む車両遠隔操作方法。
【請求項8】
コンピュータに、
第1位置から第2位置へ移動する車両の周囲を、前記車両の上方から撮影することにより得られた画像から、前記車両の周囲に位置する障害物を検出する手順と、
前記検出の結果、前記障害物が検出された場合に、前記車両を停止させる手順と、
を実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−216079(P2012−216079A)
【公開日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−80923(P2011−80923)
【出願日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【出願人】(000000011)アイシン精機株式会社 (5,421)
【Fターム(参考)】