説明

車体後部構造

【課題】車体後部の剛性の向上を図ることを可能にするとともに、ダンパの支持剛性の向上を図ることを可能にする。
【解決手段】左右のリヤダンパハウジング25,25の上部とリヤウインドシールドロア支持部61の両端下部との間に、左右のリヤウインドシールドサポート部材36,36が設けられ、左右のリヤピラー23,23の左右のインナパネル45,45の上部と左右のリヤダンパハウジング25,25を含む左右のホイールハウス骨格部材68,68との間に、左右のリヤダンパガセット65,65が設けられ、これらの左右のリヤウインドシールドサポート部材36,36及び左右のリヤダンパガセット65,65でそれぞれ左右の縦閉断面が構成され、これらの横閉断面71と左右の縦閉断面72,72とで門型の連続的閉断面75が形成された。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リヤダンパハウジングからリヤウインドシールドの下部を支持するリヤウインドシールドロア支持部までの車体後部領域における車体後部構造に関する。
【背景技術】
【0002】
車体後部構造として、リヤダンパハウジングとリヤウインドシールドロア支持部との間に補強構造を設けたものが知られている。
この種の車体後部構造は、トランクルームを開閉可能にするヒンジ設定位置などで、例えば、アッパパネルとインナパネルとで構成されるリヤウインドシールドロア支持部の閉断面積が稼げない場合があり、ガセットなどを設けてリヤダンパハウジングとリヤウインドシールドロア支持部との間を補強することがあった。
このような、車体後部構造として、左右のインナパネルでリヤウインドシールドロア支持部の両端を支持したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
特許文献1の車体後部構造は、車体後部に設けられる左右のリヤピラーと、これらのリヤピラーをそれぞれ覆う左右のリヤフェンダと、これらのリヤフェンダの下部にそれぞれ設けられた左右のリヤホイールハウスと、左右のリヤピラーの構成部品である左右のインナパネルに渡され、リヤウインドシールドを支持するリヤウインドシールドロア支持部と、左右のインナパネルと左右のリヤホイールハウスとの間にそれぞれ設けられる左右の補強パネルから構成されたものである。
リヤウインドシールドロア支持部の後方にトランクルームが設けられている。
【0004】
しかし、特許文献1の車体後部構造では、リヤフェンダの上部、補強部材の上部及びインナパネルの上部を結合するとともに、リヤフェンダの下部、補強部材の下部及びインナパネルの下部を結合したものであり、ホイールハウス自体は骨格部材ではないので、リヤウインドシールドロア支持部を含む車体フレームの車体後部構造の剛性を向上することはできないという課題があった。
【0005】
また、特許文献1の車体後部構造では、リヤウインドシールドロア支持部の下方に設けられるトランクルームに、トランクルームを開閉するヒンジを設ける必要があり、トランクスペースが損なわれるということもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10−129525号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、車体後部の剛性の向上を図ることができるとともに、ダンパの支持剛性の向上を図ることができる車体後部構造を提供することを課題とする。
また、トランクスペースを有効に利用することができる車体後部構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1に係る発明は、後部側方の骨格をなす左右のリヤピラーと、これらのリヤピラーに渡され、リヤウインドシールドの下部を支持するリヤウインドシールドロア支持部と、左右のリヤピラーの下方にそれぞれ設けられ、リヤダンパを支持する左右のリヤダンパハウジングとを備えた車体後部構造において、リヤウインドシールドロア支持部が、下部に設けられるリヤウインドシールドインナパネルと、このリヤウインドシールドインナパネルの上部に設けられ、車室内後部の棚板を構成するリヤパーセルシェルフとで横閉断面が構成され、左右のリヤダンパハウジングの上部とリヤウインドシールドロア支持部の両端下部との間に、左右のリヤウインドシールドサポート部材が設けられ、左右のリヤピラーの左右のインナパネルの上部と左右のリヤダンパハウジングを含む左右のホイールハウス骨格部材との間に、左右のリヤダンパガセットが設けられ、これらの左右のリヤウインドシールドサポート部材及び左右のリヤダンパガセットでそれぞれ左右の縦閉断面が構成され、これらの横閉断面と左右の縦閉断面とで門型の連続的閉断面が形成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項2に係る発明は、左右のホイールハウス骨格部材が、左右のリヤダンパハウジングと、これらの左右のリヤダンパハウジング上部に略車体前後方向に設けられた左右のホイールハウスアッパメンバと、これらの左右のホイールハウスアッパメンバの車幅外方に設けられたリヤメンバ用ガセットとから構成され、左右のリヤウインドシールドサポート部材、左右のインナパネル及び左右のリヤダンパガセットの下端は、それぞれ左右のホイールハウス骨格部材に結合されたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車体後部構造は、後部側方の骨格をなす左右のリヤピラーを設け、これらのリヤピラーに渡され、リヤウインドシールドの下部を支持するリヤウインドシールドロア支持部を設け、リヤダンパを支持する左右のリヤダンパハウジングをそれぞれ左右のリヤピラーの下方に設ける。
リヤウインドシールドロア支持部は、下部に設けられるリヤウインドシールドインナパネルと、このリヤウインドシールドインナパネルの上部に設けられ、車室内後部の棚板を構成するリヤパーセルシェルフとで横閉断面が構成される。
左右のリヤダンパハウジングの上部とリヤウインドシールドロア支持部の両端下部との間に、左右のリヤウインドシールドサポート部材が設けられ、左右のリヤピラーの左右のインナパネルの上部と左右のリヤダンパハウジングを含む左右のホイールハウス骨格部材との間に、左右のリヤダンパガセットが設けられる。
左右のリヤウインドシールドサポート部材及び左右のリヤダンパガセットでそれぞれ左右の縦閉断面が構成される。
すなわち、横閉断面と左右の縦閉断面とで門型の連続的閉断面が形成されたので、連続的閉断面が車体後部の骨格部材の作用をなし、車体後部剛性の向上を図ることができる。
【0011】
請求項2に係る発明では、左右のホイールハウス骨格部材が、左右のリヤダンパハウジングと、これらの左右のリヤダンパハウジング上部に略車体前後方向に設けられた左右のホイールハウスアッパメンバと、これらの左右のホイールハウスアッパメンバの車幅外方に設けられたリヤメンバ用ガセットとから構成される。
左右のリヤウインドシールドサポート部材、左右のインナパネル及び左右のリヤダンパガセットの下端は、それぞれ左右のホイールハウス骨格部材に結合されたので、左右のリヤダンパハウジングに入力される荷重を左右の縦閉断面から横閉断面に伝達することができる。この結果、左右のリヤダンパハウジングに取付けられるダンパの支持剛性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る車体後部構造を採用した車両の後部斜視図である。
【図2】図1に示される車両のトランクヒンジ部分の取付部分の斜視図である。
【図3】本発明に係る車体後部構造の車体後部左内側面を示す斜視図である。
【図4】図3に示された車体後部構造の車体後部左外側面を示す斜視図である。
【図5】図3に示された車体後部構造の要部を示す斜視図である。
【図6】図5の6−6線断面図である。
【図7】図5の7−7線断面図である。
【図8】図3に示された車体後部構造の正面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
【実施例】
【0014】
図1及び図2に示されたように、車両10は、後部にトランクルーム33が形成され、このトランクルーム33の上部をトランクリッド31で開閉自在に覆っている。トランクリッド31は、車体11側に設けられる左右のトランクヒンジ34,34を介して開閉される。左右のトランクヒンジ34,34は、左右のリヤピラー23,23(一方不図示)に設けられている。
【0015】
トランクヒンジ34は、車体側ヒンジ部41と、この車体側ヒンジ部41にピン42を介して回動自在に取付けられるトランクリッド側ヒンジ部43とから構成される。
【0016】
リヤピラー23は、車体内側のインナパネル(リヤピラーインナ)45と、車体外側のアウタパネル(リヤピラーアウタ)46とから構成される。インナパネル45とアウタパネル46との間に、トランクヒンジ34,34を収納するヒンジ収納凹部47,47が形成される。インナパネル側にトランクヒンジ34,34を取付けるトランクヒンジ用スチフナ32,32(一方不図示)が設けられる。
【0017】
ヒンジ収納凹部47は、トランクルーム33の開口部48が形成される上部カバー51と、この上部カバー51の前部側方に設けられるガータパネル52と、このガータパネル52の側方且つトランクヒンジ用スチフナ32側に設けられる前仕切りパネル53と、これらのガータパネル52、前仕切りパネル53及び上部カバー51に接続されるとともに、外方を立ち上げた凹部パネル54とから構成される。
【0018】
すなわち、トランクヒンジ34は、ヒンジ収納凹部47に収納され、トランクルーム33側には突出しない。従って、トランクリッド31を開閉するときに、トランクルーム33内の荷物に干渉することはない。この結果、トランクルーム(トランクスペース)33を有効に利用することができる。
【0019】
図3〜図7に示された車体後部構造20は、後部側方の骨格をなす左右のリヤピラー23,23と、これらのリヤピラー23,23に渡され、リヤウインドシールド24(図1参照)の下部を支持するリヤウインドシールドロア支持部61と、左右のリヤピラー23,23の下方にそれぞれ設けられ、リヤダンパ(不図示)を支持する左右のリヤダンパハウジング25,25と、左右のリヤダンパハウジング25,25の上部とリヤウインドシールドロア支持部61の両端下部との間に、左右のリヤウインドシールドサポート部材36,36と、前端がリヤダンパハウジング25,25に接続され、後端が後部クロスメンバ(不図示)に接続されるリヤホイールハウスアッパメンバ28,28と、前後方向に関したリヤダンパハウジング25,25部位でリヤホイールハウスアッパメンバ28,28下方から車幅外方に延ばしたガセットロア63,63と、前後方向に関したリヤダンパハウジング25,25部位でリヤホイールハウスアッパメンバ28,28上方から車幅外方に延ばしたガセットアッパ64,64と、これらのガセットアッパ64,64と左右のリヤピラー23,23のインナパネル45,45とに渡した左右のリヤダンパガセット65,65とからなる。
【0020】
リヤウインドシールドロア支持部61は、左右のインナパネル(ピラーインナ)45,45に渡したリヤウインドシールドインナパネル38と、左右のインナパネル45,45に渡したリヤパーセルシェルフ37とからなる。
【0021】
リヤウインドシールドインナパネル38は側面視凹状断面の部材であり、リヤパーセルシェルフ37よりも下方に配置されている。リヤパーセルシェルフ37は略平板状の部材である。リヤウインドシールドインナパネル38とリヤパーセルシェルフ37とで横閉断面71が構成される。
【0022】
リヤパーセルシェルフ37の両端には、ヒンジ収納凹部47,47が構成されるガータパネル52が設けられる。ガータパネル52の外方に先に説明した凹部パネル54が設けられ、この凹部パネル54にはリヤフェンダパネル67が配置されている。
【0023】
先に説明した、リヤダンパハウジング25、リヤホイールハウスアッパメンバ28、リヤメンバ用ガセット29(ガセットロア63及びガセットアッパ64)からホイールハウス骨格部材68が構成される。
【0024】
リヤウインドシールドサポート部材36は、断面視コ字状に形成される。
リヤウインドシールドサポート部材36の上端36aはリヤウインドシールドインナパネル38に接続され、リヤウインドシールドサポート部材36の下端36bはリヤダンパハウジング25の上部25aに接続される。リヤウインドシールドサポート部材36の前端36cはインナパネル45に接続され、リヤウインドシールドサポート部材36の後端36dは同様にインナパネル45に接続される。
【0025】
リヤウインドシールドサポート部材36,36とインナパネル45,45とで左右の縦閉断面72,72の内側断面73,73が形成されている。
【0026】
リヤダンパガセット65は、断面視コ字状に形成される。
リヤダンパガセット65の上端65aはインナパネル45に接続され、リヤダンパガセット65の下端65bはガセットアッパ64に接続される。リヤダンパガセット65の前端65cはクォータロアメンバを介してインナパネル45に接続され、リヤダンパガセット65の後端65dはインナパネル45に接続される。
【0027】
なお、クォータロアメンバ27は、センタピラー18の中間上部とリヤダンパハウジング25とを結ぶ部材である。
リヤダンパガセット65,65とインナパネル45,45とで左右の縦閉断面72,72の外側断面74,74が形成される。
【0028】
リヤホイールハウスアッパメンバ28は、断面視矩形の部材である。
リヤホイールハウスアッパメンバ28、ガセットロア63及びガセットアッパ64で閉断面形状が形成される。
【0029】
ガセットロア63及びガセットアッパ64でリヤメンバ用ガセット29が構成されている。リヤメンバ用ガセット29の外方には、リヤホイールアーチアッパエクステンション69が延ばされている。
【0030】
上記に説明したように、リヤウインドシールドサポート部材36とインナパネル45とで左右の縦閉断面72,72の内側断面73,73が形成され、リヤダンパガセット65とインナパネル45とで左右の縦閉断面72,72の外側断面74,74が形成される。
【0031】
すなわち、左右のリヤウインドシールドサポート部材36,36及び左右のリヤダンパガセット65,65でそれぞれ左右の縦閉断面72,72が構成されるものと言える。
【0032】
また、上記に説明したように、リヤウインドシールドインナパネル38とリヤパーセルシェルフ37とで横閉断面71が構成される。
車体後部構造20は、横閉断面71と左右の縦閉断面72,72とで門型の連続的閉断面75が形成された構造であると言うことができる。
【0033】
車体後部構造20では、後部側方の骨格をなす左右のリヤピラー23,23を設け、これらのリヤピラー23,23に渡され、リヤウインドシールド24の下部を支持するリヤウインドシールドロア支持部61を設け、リヤダンパ(不図示)を支持する左右のリヤダンパハウジング25,25をそれぞれ左右のリヤピラー23,23の下方に設ける。
【0034】
リヤウインドシールドロア支持部61は、下部に設けられるリヤウインドシールドインナパネル38と、このリヤウインドシールドインナパネル38の上部に設けられ、車室内後部の棚板を構成するリヤパーセルシェルフ37とで横閉断面71が構成される。
【0035】
左右のリヤダンパハウジング25,25の上部とリヤウインドシールドロア支持部61の両端下部との間に、左右のリヤウインドシールドサポート部材36,36が設けられ、左右のリヤピラー23,23の左右のインナパネル45,45の上部と左右のリヤダンパハウジング25,25を含む左右のホイールハウス骨格部材68,68との間に、左右のリヤダンパガセット65,65が設けられる。
【0036】
左右のリヤウインドシールドサポート部材36,36及び左右のリヤダンパガセット65,65でそれぞれ左右の縦閉断面72,72が構成される。
すなわち、横閉断面71と左右の縦閉断面72,72とで門型の連続的閉断面75が形成されたので、連続的閉断面75が車体後部の骨格部材の作用をなし、車体後部剛性の向上を図ることができる。
【0037】
左右のホイールハウス骨格部材68,68は、左右のリヤダンパハウジング25,25と、これらの左右のリヤダンパハウジング25,25上部に略車体前後方向に設けられた左右のホイールハウスアッパメンバ28,28と、これらの左右のホイールハウスアッパメンバ28,28の車幅外方に設けられたリヤメンバ用ガセット29,29とから構成される。
【0038】
左右のリヤウインドシールドサポート部材36,36、左右のインナパネル45,45及び左右のリヤダンパガセット65,65の下端は、それぞれ左右のホイールハウス骨格部材68,68に結合されたので、左右のリヤダンパハウジング25,25に入力される荷重を左右の縦閉断面72,72から横閉断面71に伝達することができる。この結果、左右のリヤダンパハウジング25,25に取付けられるダンパ(不図示)の支持剛性の向上を図ることができる。
【0039】
尚、本発明に係る車体後部構造は、図7に示すように、縦閉断面72は、内側断面73及び外側断面74で形成されたが、これに限るものではなく、縦閉断面がリヤウインドシールドサポート部材36及びリヤダンパガセット65を構成要素とするものであれば、その中に他の部材が介在されるものであってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明に係る車体後部構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
【符号の説明】
【0041】
10…車両、20…車体後部構造、23…リヤピラー、24…リヤウインドシールド、25…リヤダンパハウジング、28…ホイールハウスアッパメンバ、29…リヤメンバ用ガセット、36…リヤウインドシールドサポート部材、37…リヤパーセルシェルフ、38…リヤウインドシールドインナパネル、45…インナパネル、61…リヤウインドシールドロア支持部、65…リヤダンパガセット、68…ホイールハウス骨格部材、71…横閉断面、72…左右の縦閉断面、75…連続的閉断面。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
後部側方の骨格をなす左右のリヤピラーと、これらのリヤピラーに渡され、リヤウインドシールドの下部を支持するリヤウインドシールドロア支持部と、左右のリヤピラーの下方にそれぞれ設けられ、リヤダンパを支持する左右のリヤダンパハウジングとを備えた車体後部構造において、
前記リヤウインドシールドロア支持部は、下部に設けられるリヤウインドシールドインナパネルと、このリヤウインドシールドインナパネルの上部に設けられ、車室内後部の棚板を構成するリヤパーセルシェルフとで横閉断面が構成され、
前記左右のリヤダンパハウジングの上部と前記リヤウインドシールドロア支持部の両端下部との間に、左右のリヤウインドシールドサポート部材が設けられ、
前記左右のリヤピラーの左右のインナパネルの上部と前記左右のリヤダンパハウジングを含む左右のホイールハウス骨格部材との間に、左右のリヤダンパガセットが設けられ、
これらの左右のリヤウインドシールドサポート部材及び左右のリヤダンパガセットでそれぞれ左右の縦閉断面が構成され、
これらの横閉断面と左右の縦閉断面とで門型の門型閉断面が形成されたことを特徴とする車体後部構造。
【請求項2】
前記左右のホイールハウス骨格部材は、前記左右のリヤダンパハウジングと、これらの左右のリヤダンパハウジング上部に略車体前後方向に設けられた左右のホイールハウスアッパメンバと、これらの左右のホイールハウスアッパメンバの車幅外方に設けられたリヤメンバ用ガセットとから構成され、
前記左右のリヤウインドシールドサポート部材、前記左右のインナパネル及び前記左右のリヤダンパガセットの下端は、それぞれ前記左右のホイールハウス骨格部材に結合されたことを特徴とする請求項1記載の車体後部構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−247608(P2010−247608A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−98011(P2009−98011)
【出願日】平成21年4月14日(2009.4.14)
【出願人】(000005326)本田技研工業株式会社 (23,863)
【Fターム(参考)】