説明

遷移金属化合物、オレフィン重合用触媒、およびそれを用いたポリオレフィンの製造方法

【課題】ポリオレフィンを経済的に製造することができる遷移金属化合物を構成成分としたオレフィン重合用触媒を提供する。
【解決手段】[ジフェニルメチレンビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロリド]等の[ジアリールメチレンビス(シクロペンタジエニル)]配位子を有する遷移金属化合物とアルミノオキサン等の活性化助触媒および場合により、有機金属化合物からなるオレフィン重合用触媒。この触媒を用いてオレフィンを重合する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)
【化1】

(ここで、Mは周期表第3、4、5または6族の遷移金属であり、Xは各々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20の窒素含有炭化水素基または炭素数1〜20の酸素含有炭化水素基であり、nはMの酸化数で2以上の整数であり、Lは配位性化合物であり、mは0から4の整数である。R、Rは各々独立してシクロペンタジエニル基または置換シクロペンタジエニル基であり、RおよびRは互いに同じであっても異なっていてもよい。Rは各々独立して水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜20の窒素含有炭化水素基または炭素数1〜20の酸素含有炭化水素基である。)で表される遷移金属化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の(A)遷移金属化合物、(B)活性化助触からなることを特徴とするオレフィン重合用触媒。
【請求項3】
請求項1に記載の(A)遷移金属化合物、(B)活性化助触媒、および(C)有機金属化合物からなることを特徴とするオレフィン重合用触媒。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のオレフィン重合用触媒を用いてオレフィンの重合を行うことを特徴とするポリオレフィンの製造方法。

【公開番号】特開2006−315999(P2006−315999A)
【公開日】平成18年11月24日(2006.11.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−140354(P2005−140354)
【出願日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【出願人】(000003300)東ソー株式会社 (1,901)
【Fターム(参考)】