説明

部品固定構造

【課題】特に食品加工ラインの搬送装置に最適で、取り付け、取り外しがワンタッチで迅速かつ確実に行え、衝撃や振動等で脱落するおそれもない部品固定構造を提供する。
【解決手段】位置決め用突起部27若しくは位置決め用孔12a,13aが支持面26e,26fに形成された支持台26と、前記支持台26の支持面26e,26fで支持され、位置決め用孔12a,13a若しくは位置決め用突起27が形成されたセンサ12,13と、前記位置決め用突起部27に位置決め用孔12a,13aを嵌め込んだ状態のセンサ12,13と支持台26とを同時に側方から弾性力で挟み込めるように側面視で略コ字状に成形され、センサ12,13若しくは支持台26から突出した位置決め用突起部27に嵌り込んで貫通する貫通孔30cが形成された弾性クリップ30とでなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、部品固定構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、部品固定構造としては、図7(a)(b)に示すように、上面に凸部1を設けた枠(装置の支持台)2と、枠2と組み合わせるグローブ(部品)3と、枠2とグローブ3とを挟み止める弾性のある略コ字状の止め具(クリップ)4とを備え、止め具4の上片に上方に向けて膨出する山形部5を形成するとともに、凸部1を挿入係止する孔6を設けた照明器具用グローブがある(特許文献1参照)。
【0003】
そして、枠2の凸部1を止め具4の孔6に挿入係止すれば、弾性により孔6の縁が凸部1に食いついて、ガタツキのない照明器具用グローブが得られるようにしたものである。
【0004】
ところで、図8(a)に示すように、食品加工ラインの搬送装置、例えば、うどん等に添える油揚げ(搬送食品)10の搬送装置15では、シュート11から矢印dのように滑降してシャッター(不図示)で一時停止される位置に、油揚げ10の二枚流れ検出用センサ(部品)12と到着検出用センサ(部品)13とが設置されている。
【0005】
この各センサ12,13は、搬送装置に取付けられた支持台14の支持面でそれぞれ支持された状態で、それぞれ複数組(本例では各2組)のボルト・ナット16で固定されている。
【0006】
また、図8(b)に示すように、麺生地(搬送食品)17の搬送装置22では、上流側コンベア18から矢印eのように落下して下流側コンベア19に乗り移る位置に、上流側コンベア18に付着した麺生地17を下流側コンベア19に向けて削ぎ落とすためにスクレーパ(部品)20が設置されている。
【0007】
このスクレーパ20は、下流側コンベア(搬送装置)19に取付けられた支持台21の支持面で支持された状態で、複数組(本例では4組)のボルト・ナット16で固定されている。
【0008】
前述のような食品加工ラインの搬送装置において、センサ12,13を支持台14にボルト・ナット16で固定する、あるいは、スクレーパ20を支持台21にボルト・ナット16で固定するのは、以下の理由による。
【0009】
すなわち、毎日の終業時に、ボルト・ナット16を取り外すことでセンサ12,13やスクレーパ20を支持台14,21から取り外して洗浄し、再びボルト・ナット16で支持台14,21に取り付け直す必要があるからである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特許第2649126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
しかしながら、毎日の終業時に、多数組(実際のライン全体では、数十組は存在する。)のボルト・ナット16の取り外し、再取り付けの作業に、多大な手間と時間がかかるという問題があった。
【0012】
また、ボルト・ナット16は、搬送装置の振動等により自然に緩むことが避けられず、搬送中の食品内にそれが脱落すること等はあってはならないことである。
【0013】
このため、図7で示した枠(装置の支持台)2にグローブ(部品)3を止め具(クリップ)4で挟み止め固定する構成を利用することも考えられる。しかし、矢印aの方向からグローブ3に衝撃が作用した時、止め具4が矢印bの方向に簡単に開いて、グローブ3が枠2から脱落するおそれがあり、グローブ3が脱落すると、止め具4も同時に脱落するおそれがあるので、食品加工ラインの搬送装置においては、そのまま採用することはできない。
【0014】
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、特に食品加工ラインの搬送装置に最適で、取り付け、取り外しがワンタッチで迅速かつ確実に行え、衝撃や振動等で脱落するおそれもない部品固定構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0015】
前記課題を解決するために、本発明は、位置決め用突起部若しくは位置決め用孔が支持面に形成された支持台と、前記支持台の支持面で支持され、位置決め用孔若しくは位置決め用突起が形成された部品と、前記位置決め用突起部に位置決め用孔を嵌め込んだ状態の部品と支持台とを同時に側方から弾性力で挟み込めるように側面視で略コ字状に成形され、部品若しくは支持台から突出した位置決め用突起部に嵌り込んで貫通する貫通孔が形成された弾性クリップとでなることを特徴とする部品固定構造を提供するものである。
【0016】
請求項2のように、前記弾性クリップの一片部と他片部の少なくとも一方の先端側が外向きに曲げられている構成とすることができる。
【0017】
請求項3のように、前記支持台は装置に取付けられ、この装置は、食品加工ラインの搬送装置である構成とすることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、位置決め用突起部に位置決め用孔を貫通させることで、部品を支持台の支持面で位置決め状態で支持する。ついで、クリップで部品と支持台とを同時に側方から弾性力で挟み込むと、クリップの一片部が位置決め用突起部に乗り上げて撓みながら、貫通孔が位置決め用突起部に嵌り込んで貫通するようになる。これにより、装置の支持台に部品をクリップで挟み止め固定することができる(クリップの取り付け)。
【0019】
逆に、クリップの一片部を少し持ち上げて、貫通孔を位置決め用突起部から抜き外した状態で、クリップを側方に抜き外すことができる(クリップの取り外し)。
【0020】
このように、ボルト・ナットによる取り外し、取り付けの作業とは異なり、クリップによる取り付け、取り外しの作業がワンタッチで迅速かつ確実に行えるようになる。また、クリップは、ボルト・ナットのように、搬送装置の振動等により自然に緩むことがなく、搬送中の食品内等にそれが脱落するおそれもないため、有効な異物混入の防止対策となる。
【0021】
さらに、実施形態の図2(b)を参照すれば、矢印aの方向から部品に衝撃が作用した時、部品は、位置決め用孔を位置決め用突起部に貫通させているから、支持台から脱落するおそれがなく、また、クリップが矢印bの方向に開くこともないので、クリップも脱落するおそれがない。
【0022】
請求項2によれば、クリップの一片部と他片部の少なくとも一方の先端側を外向きに曲げることで、クリップで部品と支持台とを同時に側方から弾性力で挟み込むときに、先端側が部品や支持台に突き当たらないので、挟み込み作業がスムーズに行える。
【0023】
請求項3によれば、クリップは、取り付け、取り外しがワンタッチで迅速かつ確実に行え、衝撃や振動等で脱落するおそれもないため、有効な異物混入の防止対策となることから、クリップの取り付け、取り外しが毎日のように行われる食品加工ラインに最適である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の第1実施形態のセンサ固定構造であり、(a)は分解斜視図、(b)は組み立て側面断面図である。
【図2】図1のセンサ固定構造であり、(a)は組み立て途中の斜視図、(b)は組み立て斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態のスクレーパ固定構造であり、(a)は分解斜視図、(b)は組み立て側面断面図である。
【図4】図3のセンサ固定構造であり、(a)は組み立て途中の斜視図、(b)は組み立て斜視図である。
【図5】(a)〜(e)は、クリップの取り付け、取り外し要領の説明図である。
【図6】本発明の搬送装置であり、(a)は油揚げ搬送装置の要部斜視図、(b)は麺生地搬送装置の要部斜視図である。
【図7】従来の照明器具用グローブのクリップであり、(a)は分解斜視図、(b)は組み立て側面断面図である。
【図8】従来の搬送装置であり、(a)は油揚げ搬送装置の要部斜視図、(b)は麺生地搬送装置の要部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】
図1、図2および図6(a)は、第1実施形態であり、食品加工ラインの搬送装置、例えば、うどん等に添える油揚げ(搬送食品)10の搬送装置15である。
【0027】
図6(a)に示すように、シュート11から矢印dのように滑降してシャッター(不図示)で一時停止される位置に、油揚げ10の二枚流れ検出用センサ(部品)12と到着検出用センサ(部品)13とが設置されている。
【0028】
この油揚げ10が一時停止される位置の搬送装置15には、支持台26が取付けられている。この支持台26は、図1(a)に示すように、側面視で階段状の上板26aの基部26bと平面状の下板26cの基部26dとが2枚重ねで結合されたものである。上板26aと下板26cとは所定の間隔Tを隔てて略平行となっている。そして、上板26aの上面が支持面26eとなり、下板26cの下面が支持面26fとなる。
【0029】
各センサ12,13には、複数(本例では2個)の位置決め用孔12a,13aがそれぞれ形成されている。この位置決め用孔12a,13aは、本来、ボルト16〔図8(a)を参照)を通すためのものであり、市販のセンサ12,13には、予めあけられているものである。
【0030】
上板26aの支持面26eには、二枚流れ検出用センサ12の各位置決め用孔12aに対応して、位置決め用突起部27がそれぞれ上向きに突出形成されている。また、下板26cの支持面26fには、到着検出用センサ13の各位置決め用孔13aに対応して、位置決め用突起部27がそれぞれ下向きに突出形成されている。位置決め用突起部27は、基端部が上板26aの下面または下板26cの上面に溶接固定されている。
【0031】
そして、図2(a)のように、上板26aの支持面26eの各位置決め用突起部27に、二枚流れ検出用センサ12の各位置決め用孔12aを貫通させることで、センサ12が上板26aの支持面26eで位置決め状態で支持されるようになる。
【0032】
同様に、下板26cの支持面26fの各位置決め用突起部27に、到着検出用センサ13の各位置決め用孔13aを貫通させることで、センサ13が下板26cの支持面26fで位置決め状態で支持されるようになる。
【0033】
なお、各センサ12,13の取付け角度は、支持台26の取付け角度や位置決め用突起部27の取付け角度を変更することで、調整することができる。
【0034】
一方、センサ12と上板26a、またはセンサ13と下板26cを、それぞれ同時に側方から弾性力で挟み込めるように、側面視で略コ字状に成形された弾性クリップ30が設けられている。
【0035】
クリップ30は、センサ12,13側の一片部30aに、位置決め用突起部27に嵌り込んで貫通する貫通孔30cが形成されている。
【0036】
また、図1(b)のように、クリップ30の一片部30aと他片部30bの双方(一方だけでも可)の先端側30dが外向きに曲げられている。
【0037】
前記のような油揚げ10の搬送装置15におけるセンサ固定構造であれば、図2(a)のように、支持台26の上板26aの位置決め用突起部27にセンサ12の位置決め用孔12aを貫通させることで、センサ12が上板26aの支持面26eで位置決め状態で支持されるようになる。
【0038】
ついで、図1(b)および図2(b)のように、クリップ30でセンサ12と上板26aとを同時に側方〔図1(b)の矢印を参照〕から弾性力で挟み込むと、クリップ30の一片部30aが位置決め用突起部27に乗り上げて撓みながら、貫通孔30cが位置決め用突起部27に嵌り込んで貫通するようになる。これにより、支持台26の上板26aにセンサ12をクリップ30で挟み止め固定することができる(クリップ30の取り付け)。なお、支持台26の下板26cとセンサ13をクリップ30で挟み止め固定する手順も同様である。
【0039】
逆に、クリップ30の一片部30aの先端部分を指で少し持ち上げて、貫通孔30cを位置決め用突起部27から抜き外した状態で、クリップ30を側方に抜き外すことができる(クリップの取り外し)。なお、支持台26の下板26cとセンサ13のクリップ30を側方に抜き外す手順も同様である。
【0040】
このように、従来のボルト・ナットによる取り外し、取り付けの作業とは異なり、クリップ30による取り付け、取り外しの作業がワンタッチで迅速かつ確実に行えるようになる。また、クリップ30は、ボルト・ナットのように、搬送装置15の振動等により自然に緩むことがなく、搬送中の油揚げ10内にそれが脱落するおそれもないため、有効な異物混入の防止対策となる。
【0041】
さらに、図2(b)を参照すれば、矢印aの方向からセンサ12,13に衝撃が作用した時、センサ12,13は、位置決め用孔12a、13aを支持台26の位置決め用突起部27に貫通させているから、支持台26から脱落するおそれがなく、また、クリップ30が矢印bの方向に開くこともないので、クリップ30も脱落するおそれがない。
【0042】
また、クリップ30の一片部30aと他片部30bの双方の先端側30dを外向きに曲げることで、クリップ30でセンサ12,13と支持台26とを同時に側方から弾性力で挟み込むときに、先端側30dがセンサ12,13や支持台26に突き当たらないので、挟み込み作業がスムーズに行える。
【0043】
さらに、クリップ30は、取り付け、取り外しがワンタッチで迅速かつ確実に行え、衝撃や振動等で脱落するおそれもないため、有効な異物混入の防止対策となることから、クリップ30の取り付け、取り外しが毎日のように行われる食品加工ラインの搬送装置15に最適である。
【0044】
図3、図4および図6(b)は、第2実施形態であり、食品加工ラインの搬送装置、例えば、麺生地(搬送食品)17の搬送装置22である。
【0045】
図6(b)に示すように、上流側コンベア18から矢印eのように落下して下流側コンベア19に乗り移る位置に、上流側コンベア18に付着した麺生地17を下流側コンベア19に向けて削ぎ落とすためにスクレーパ(部品)20が設置されている。
【0046】
この下流側コンベア19の搬送装置22には、支持台33が取付けられている。この支持台33は、図3(a)に示すように、平面視で略コ字状に構成されて、前板33aの前面が支持面33bとなる。
【0047】
スクレーパ20には、複数(本例では4個)の位置決め用孔20aが左右位置に2個1組でそれぞれ形成されている。この位置決め用孔20aは、本来、ボルト16〔図8(b)を参照)を通すためのものであり、スクレーパ20に、予めあけられているものである。
【0048】
前板33aの支持面33bには、スクレーパ20の各位置決め用孔20aに対応して、位置決め用突起部34がそれぞれ前向きに突出形成されている。各位置決め用突起部34は、基端部が前板33aの後面に溶接固定されている。
【0049】
そして、図4(a)のように、前板33aの支持面33bの各位置決め用突起部34に、スクレーパ20の各位置決め用孔20aを貫通させることで、スクレーパ20が前板33aの支持面33bで位置決め状態で支持されるようになる。
【0050】
一方、スクレーパ20と前板33aとを同時に下方から弾性力で挟み込めるように側面視で略コ字状に成形された2個の弾性クリップ35が設けられている。
【0051】
各クリップ35のスクレーパ20側の一片部35aに、左側2個または右側2個の位置決め用突起部34に嵌り込んで貫通する貫通孔35cがそれぞれ形成されている。
【0052】
また、各クリップ35の一片部35aと他片部35bの双方(一方だけでも可)の先端側35dが外向きに曲げられている。
【0053】
前記のような麺生地(搬送食品)17の搬送装置22におけるスクレーパ固定構造であれば、図4(a)のように、支持台33の前板33aの位置決め用突起部34にスクレーパ20の位置決め用孔20aを貫通させることで、スクレーパ20が前板33aの支持面33bで位置決め状態で支持されるようになる。
【0054】
ついで、図5(a)(b)のように、クリップ35でスクレーパ20と前板33aとを同時に下方〔図5(a)の矢印を参照〕から弾性力で挟み込むと、クリップ35の一片部35aが位置決め用突起部34に乗り上げて撓みながら、貫通孔35cが位置決め用突起部34に嵌り込んで貫通するようになる。これにより、支持台33の前板33aにスクレーパ20をクリップ35で挟み止め固定することができる(クリップ35の取り付け)。
【0055】
逆に、図5(c)(d)(e)のように、クリップ35の一片部35aをバール状の工具36で少し持ち上げて、貫通孔35cを位置決め用突起部34から抜き外した状態で、クリップ35を下方〔図5(e)の矢印を参照〕に抜き外すことができる(クリップ35の取り外し)。
【0056】
このように、従来のボルト・ナットによる取り外し、取り付けの作業とは異なり、クリップ35による取り付け、取り外しの作業がワンタッチで迅速かつ確実に行えるようになる。また、クリップ35は、ボルト・ナットのように、搬送装置22の振動等により自然に緩むことがなく、搬送中の麺生地(搬送食品)17内にそれが脱落するおそれもないため、有効な異物混入の防止対策となる。その他の作用効果は、第1実施形態と同様である。
【0057】
前記実施形態では、部品であるセンサ12,13若しくはスクレーパ20に位置決め用孔12a,13a,20aを形成し、支持台26,33に位置決め用突起部27,34を形成したものであったが、センサ12,13若しくはスクレーパ20に位置決め用突起部を形成し、支持台26,33に位置決め用孔を形成することも可能である。
【0058】
また、前記実施形態では、装置として、食品加工ラインの搬送装置(油揚げ10の搬送装置15と麺生地17の搬送装置22、部品として、センサ12,13とスクレーパ20を例にとったが、これらに限られないことは言うまでもない。
【符号の説明】
【0059】
10 油揚げ(搬送食品)
11 シュート
12 二枚流れ検出用センサ(部品)
12a 位置決め用孔
13 到着検出用センサ(部品)
13a 位置決め用孔
15 油揚げ搬送装置
17 麺生地(搬送食品)
18 上流側コンベア
19 下流側コンベア
20 スクレーパ(部品)
20a 位置決め用孔
22 麺生地搬送装置
26 支持台
26e,26f 支持面
27 位置決め用突起部
30 弾性クリップ
30a 一片部
30c 貫通孔
33 支持台
33b 支持面
34 位置決め用突起部
35 弾性クリップ
35a 一片部
35c 貫通孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
位置決め用突起部若しくは位置決め用孔が支持面に形成された支持台と、
前記支持台の支持面で支持され、位置決め用孔若しくは位置決め用突起が形成された部品と、
前記位置決め用突起部に位置決め用孔を嵌め込んだ状態の部品と支持台とを同時に側方から弾性力で挟み込めるように側面視で略コ字状に成形され、部品若しくは支持台から突出した位置決め用突起部に嵌り込んで貫通する貫通孔が形成された弾性クリップとでなることを特徴とする部品固定構造。
【請求項2】
前記弾性クリップの一片部と他片部の少なくとも一方の先端側が外向きに曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の部品固定構造。
【請求項3】
前記支持台は装置に取付けられ、この装置は、食品加工ラインの搬送装置であることを特徴とする請求項1または2に記載の部品固定構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−47268(P2012−47268A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−190284(P2010−190284)
【出願日】平成22年8月27日(2010.8.27)
【出願人】(308032699)日清食品株式会社 (1)
【Fターム(参考)】