説明

金属学的熔融及び処理ユニット

本発明は、金属学的熔融及び処理ユニットに関し、特に非鉄金属溶融浴を保持するとともに処理するための実質的に筒状の容器に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属学的熔融及び処理ユニットに関し、特に非鉄金属を収容するとともに処理する本質的に筒状の容器に関する。
【背景技術】
【0002】
これら金属学的ユニット/容器は特に、ピアス‐スミス転炉(Peirce−Smith converters)、テニエンテ転炉(Teniente converters)、ノランダ反応炉(Noranda reactors)、銅精錬炉を含む。
【0003】
金属を熔融し、金属溶融物の最終処理に適するこのようなユニットの基本的な設計は、以下の如くである。
‐容器/炉は本質的に筒状形状であり、この筒状体の長手軸は、容器が作動位置にある場合には本質的に水平に延在する。このことは図1に、ピアス‐スミス転炉の場合について図示されている。
‐容器は外側金属ケーシングと、内側耐火ライニングとを有している。
‐容器にはいくつかのノズルが備えられ、これらノズルは外側から、炉の金属ケーシングを通じるとともに内側耐火ライニングを通じて、実際の炉空間に延びて、空気のような処理ガスを金属溶融物中に噴出するのを可能にする。
‐これに関して、複数のノズルはそれぞれノズル開口部を有し、これら開口部は、容器の長手軸の長手方向において所定の距離を離間して互いに隣り合って配置されている。言い換えると、複数のノズルは、筒状ケーシングのラインに沿って配置されており、このラインは筒の軸に平行に延在している。これらノズルの軸は、筒状体の軸に垂直な平面内に延びている。
‐数百までのこのような処理ノズルをユニットの1つに配置することができる。
【0004】
熔融物の有利ではない流れプロファイルが、ノズルの領域に規定されるか、又は例えば変動するガスの圧力によって規定されている場合には、熔融物がノズルに浸入する場合がある。ノズル口/ノズル開口部の領域においては、化学反応が固体の堆積、例えばマグネタイト(Fe)の堆積をもたらす場合がある。これは続いて生じる、固体が堆積していないノズル断面が小さくなることによる処理ノズルの「詰まり」をもたらす場合がある。一般的なガスの圧力においては、これは時間当たりのガス処理能力を減少させる場合がある。生産性は低下する。
【0005】
圧縮機を使用することによってガスの圧力を上げることは常に可能なわけではない。
【0006】
これに関して、既知の解決法は、手動でノズルを洗浄するか、又はラム装置によって機械的に洗浄することである。ガス循環のための最初の断面は、結果として回復される。しかし、これはノズル開口部の周りの耐火ライニングに損傷を生じさせ、これによってこの領域に早すぎる消耗をもたらす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、金属を熔錬し、金属溶融物、特に非鉄金属熔融物を収容し処理するための容器であって、その中でノズルを組み込んだノズル領域が長期間完全に機能し続ける容器を提案することである。これに関して、既存のユニットに後付けすることもまた可能である。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題を達成するために、本発明は以下の知識に基づいている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】作動位置にあるピアス‐スミス転炉の図である。
【図2】図1のピアス‐スミス転炉のノズル領域の壁部の一部を通じた断面図である。
【図3】本発明による転炉のノズル領域の壁部の一部を通じた断面図である。
【図4】本発明の設計に基づいた、図1に図示したタイプの転炉の実施形態の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図2は(図1に示す)ピアス‐スミス転炉のノズル領域の壁部の一部を通じた断面を示し、ノズル10が外側から金属ケーシング12と耐火ライニング14とを通じて、金属溶融物50が処理される転炉の領域内に延在していることを見ることができる。
【0011】
図1及び2は作動位置と称される所定の位置にある転炉を示す。したがって、ノズル10は、この位置において本質的に水平に、かつ、同様に本質的に水平に方向付けられた転炉の長手軸L−Lに垂直な平面内に延在する。開口部領域10mは、(ここで例示の方法によって示された新しい設備の場合には)耐火ライニング14をわずかに超えて延在している。
【0012】
複数のこのようなノズル10は、図1に図示されているように、仮想の直線1に沿って互いから所定の距離を隔てて転炉の長手面上に配置されている。
【0013】
例えば5cmの内径を有するノズル10を介して、処理ガス(この実施形態においては空気)が熔融物50の中に導入され、この熔融物中において空気は比較的大きな泡52の形態でノズル10を出て上昇する。泡はノズルの開口部の頂部領域においてノズルから解放される。処理プロセスの間に、図2において矢印によって示されるように、熔融物50の流れが形成される。ノズル開口部近傍における熔融物の流れの不利な形状、及びノズル開口部に作用する熔融物の圧力は、図2に図示されているように、ノズル中への熔融物の浸入とノズル開口部の底部領域における固体堆積物10aの形成をもたらす。比較的大きなガスの泡の故に、ガスと液相との境界は比較的小さい。さらに、この大きな泡の滞留時間は短い。これら両方の要因は、導入される空気の効率のレベルの低下をもたらす。したがって、実際にはノズルを通じて熔融物中に大量の空気を導入する必要があり、このことは長いプロセス時間と、それによる高い経費とを意味する。高濃度の酸素を有する空気の使用がプロセス時間を短縮するとしても、ノズル開口部の領域には極端な温度がもたらされ、それによって耐火ライニング14の大幅な消耗の増加がもたらされる。これは同時に、耐火ライニング14中への浸入の危険及び/又はノズル10の開口部領域10mにおける堆積物10aの危険を増大させる。
【0014】
これら問題は、図3に図示されているタイプの設計によって回避することができる。ノズル10の形状、位置、及び数は本質的に変化させず維持することができるが、本発明によって提案される金属熔融ユニットは、追加的なガス噴出装置20を備えており、これらガス噴出装置20は、ユニットの作動/動作位置においてはノズル10の下に配置されている。ガス噴出装置20は、金属熔錬物50の中にガスを、ガスが耐火ライニングに近接して上昇するように、かつ、そのガスが続いて1つ以上のノズル開口部10mの周りに噴出するように、導入するために使用される。「〜の周りに噴出する」は、ガス噴出装置20を出るガス(例えば、アルゴンのような不活性ガス)が、ノズル開口部10mに向かって流れ、できる限り漏れることなくノズル開口部10mの前方において又はノズル開口部10mに沿って、ノズル開口部10mを通過するということを意味している。
【0015】
ノズル開口部の領域におけるノズル中の堆積物の発生が、これによって防止されるか、又は大幅に軽減されることが見出された。ノズル開口部の周りにおける継続的な噴出(パージ)は、均一な速度プロファイルがノズル開口部の近傍に生成されることを確実にする。熔融物の流れは、熔融物が全くノズル開口部の中に入っていかないように、又は入ったとしてもほんの僅かであるように、また、ノズル開口部において、もはや堆積物を形成することがないように影響を受ける。さらに、ガス噴出装置20を介して導入される比較的小さいガスの泡は、溶融物‐ガス混合物をもたらし、この混合物の密度は溶融物そのものの密度より小さい。したがって、プロセスガス(空気、又は空気‐酸素混合ガス)は、同じ取入れ圧力において溶融物の中により深く浸入し、プロセスガスのより良好な分散(分配)をもたらす。また、空気の泡が溶融物中に維持される時間が結果として増加し、これによって全体的に大幅に改善された反応挙動が泡52と溶融物との間に確立され、よって結果的により効率的なプロセスガスの使用が可能となる。
【0016】
その最も一般的な実施形態において、本発明は以下の特徴を有する金属学的熔融及び処理ユニットに関する。
‐ユニットが作動位置にあるときに、本質的に水平に延在する長手軸を有する筒状形状体
‐外側金属ケース
‐内側耐火ライニング
‐プロセスガスを、対応するノズル開口部を介して金属溶融物の中に導入するための、金属ケーシングと耐火ライニングとを通じて外側から延びるいくつかのノズル
‐これら複数のノズルが互いに隣接して、ユニットの長手面に沿って(ユニットの長手軸の方向に)互いに所定の距離を隔てて配置される
‐ユニットの作動位置においては、1つ以上のガス噴出装置がノズルの下に配置され、これらガス噴出装置を通じてガスを金属溶融物中に、このガスが耐火ライニングに近接して上昇し、1つ以上のノズル開口部に沿って流れるように、導入することができる
【0017】
ノズル及びガス噴出装置の配置及び設計は様々な方法で実現することができる。上述したように、記載したタイプの既知の炉におけるノズル開口部は通常、仮想の直線に沿って互いに対して隣接している。このようなノズル配置の場合においては、本発明は、協働する(対応する)ガス噴出装置がすべてのノズルの下に配置されることを提案している。言い換えると、全てのノズルは別々のガス噴出装置を割り当てられ、よって微細なガスの泡を、ガス噴出装置から協働するノズルの開口部領域に向かって選択的に導くことができる。
【0018】
また代替的に、ガス噴出装置は複数のノズルのグループと協働することもできる。
【0019】
これは、選択されたガス噴出装置がガスの出口端において端面を有し、この出口端が大きな断面積に亘って延在し、例えば2つ又は3つの隣接して配置されたノズルに及ぶ長さを有している場合の特別な選択肢である。
【0020】
図4は、図1に図示したタイプの転炉の(内側から耐火ライニングに向かう視点での)このような実施形態を示すが、ノズル10の下にガス噴出装置20を有する、本発明によって提案された設計に基づいている。
【0021】
10個のノズル10が水平な列状に配置され、隣接するノズル10間にはそれぞれ空隙があることが見て取れる。
【0022】
ほぼノズルの直径だけ離間してノズルの列の下に配置されているのは7つのガス噴出装置20であり、ガス噴出装置20それぞれは、ガス出口端に矩形の端面20mを有している。ガス噴出装置20のサイズは、ガス噴出装置20から排出されたガス、例えば窒素を、上に配置された2つのノズル10に選択的に導くことができるようにされている。
【0023】
言うまでもなく、ガス噴出装置20は、特にガス出口端における端面の領域において様々な形状を有することができ、例えば円形状の端面を有することができる。しかし、この実施形態においても、1つのガス噴出装置20を1つのノズル10のために設けることができ、又は代替的に例えば1つの(より大きな)ガス噴出ユニットをいくつかのノズル10のために設けることもできる。
【0024】
ガス噴出装置20のレイアウトは、図1におけるノズルの列と同じであり、これによってガス噴出装置20のガス出口面は、転炉の軸に平行に走る仮想の直線に沿って取り付けられており、同様に、ガス噴出装置20を、耐火ライニング14中の様々な高さにおいて互いからずらして位置付けることも可能である。
【0025】
図3に図示するように、ガス噴出装置20は、ノズル10と同じように金属ケース12及び耐火ライニング14を通じて延在するように設置されている。
【0026】
以上に説明したように、ガス噴出装置20の目的及び機能は、できるだけ微細なガスの泡をノズル10の開口部領域の前部に導いて、そこで溶融物の流れに影響を与え、よって溶融物がノズルに進入し堆積物がノズルの中に形成されるのを防止し、プロセスガスをより良好に使用することである。
【0027】
この点に関し、ノズル及びガス噴出装置は構造及び機能の点で互いに大幅に異なっている。ノズルは大きな自由内部断面(例えば>500mm)を有し、この内部断面を通じてガスが流れ、ガス噴出装置の場合には、ガスは、均一に延在するそれぞれが非常に小さい内部断面(特に<50mm)を有する個々の通路に沿って搬送されるか、又は細孔構造を通じて搬送される。
【0028】
細孔は指向性であっても非指向性であってもよい。
【0029】
非指向性を有する細孔は海綿状構造と同様であり、この場合にはガスは、ガス噴出レンガからなるセラミックベースの材料を通じて、細孔構造に応じて不規則な経路を探す。非指向性の細孔を有するこのようなガス噴出装置は既知であり、したがってここにさらに記載することはしない。
【0030】
指向性の細孔を有するガス噴出装置20の場合には、ガスは、選択的な流れ方向で別々のガスの通路を介して噴出要素を通じて導かれる。
【0031】
また、ガス噴出装置20の内側、又は複数のガス噴出装置20の列内における指向性及び非指向性の細孔の組み合わせを選択することもできる。
【0032】
また、この場合には、プロセスガスの熔錬物50中への進入深さは選択的に調整することもできる。プロセスガスは、ノズル10を通じて供給されるガスである。
【0033】
本発明によって提案されている構造は、温度ピークの低減とノズル開口部の周りの領域の溶融物の非常に均一な温度プロファイルをもたらす。
【0034】
耐火物の消耗は大幅に軽減される。溶融物によるノズル開口部の浸入及びノズル開口部における堆積物は大幅に軽減される。ノズル断面全体は長期間、何らの影響も受けずに維持され、洗浄は必要とされず、プロセスガスは、従来技術の場合よりもより一定に導入される。ユニットの停止時間は最小化される。
【0035】
同時に、経費を削減することができる。追加的なガス噴出装置20がかなり長い耐用年数を有するとともにノズル10の耐用年数もまた従来技術と比べて大幅に長くされるので、経費の節減は追加的なガス噴出装置20が設けられたときにも当てはまる。
【0036】
ユニットが、ノズルが上述のように水平に配置された状態の作動位置にある、動作位置にある場合には、ガス噴出装置20を、ノズル10とガス噴出装置20との長手軸の投影が、図3に図示するように、ユニットの長手軸L−Lに垂直な平面において鋭角を形成するように配置することが可能であり、ここで対応する角度はaで示されるとともに約30°である。
【0037】
ノズル10は、作動位置にあるときには、図1〜3の記載からわかるように、ガス噴出装置20と同様に通常はユニットの底部に配置されている。
【0038】
図3及び4に図示されたガス噴出装置20はガス噴出レンガであり、このガス噴出レンガはその端から端まで非指向性を有する細孔を有し、ガス(この例では窒素)は、ガス取り入れライン22及び、このガス取り入れライン22と有孔の耐火部分24との間に配置されたガス分散チャンバ26を介して導かれる。
【0039】
図3の記載においては、ガス噴出装置20のガス出口における端面20mは、耐火ライニング14の内面と同一平面にあるが、耐火ライニング14を僅かに超えて金属溶融物50中に突出していてもよい。いずれの場合においても、ガス出口端部における端面20mは、噴出動作中には溶融物50に直接接触している。
【0040】
本発明の内容中の大きな又は小さなガスの泡に言及すると、これは定量的には以下を具体的に意味する
【0041】
ガス噴出装置20を介して金属溶融物50中に導入されるガスの泡は通常、<10mmの直径の泡を有する。
【0042】
指向性の細孔を有するガス噴出装置20はこの目的のためのガス通路を有し、ガス搬送のための、何ら影響を受けていないガス通路の内部断面は、それぞれ<15mm、<25mm、又は<50mmである。
【0043】
有孔の耐火材料から作られた非指向性の細孔を有するガス噴出装置20は、ガスの浸透性がEN993−4(1995)に合致する以下の値を有するように設計することができる:>2×1012、>15×1012、>50×1012、<200×1012
【0044】
ノズル10を通じて供給される泡の平均直径と、ガス噴出装置20を通じて供給される泡の平均直径との間の比率は通常、10:1〜200:1である。
【0045】
ガス噴出装置20及びノズル10を介して熔錬物中に導入されるガスの量は同様の関係に基づいている。例えば、0.02〜0.5Nm/minの量のガスが全てのガス噴出要素を通じて導入され、10及び20Nm/minが全てのノズル10を通じて導入される。
【0046】
(図3に図示されているような)新しく設置されるユニットの場合には、ノズル10と、溶融物に面する耐火ライニングの側における協働するガス噴出装置20との間の最短距離は、2〜100cm、例えば5〜50cmとすることができる。
【0047】
ユニットの長手軸L−Lに垂直な平面への、ノズル軸の投影と、協働するガス噴出装置の軸の投影との間の角度は、10°〜80°、好ましくは10°〜40°とすることができる。
【符号の説明】
【0048】
10・・・ノズル
10m・・・ノズル口
12・・・外側金属シェル
14・・・内側耐火ライニング
20・・・ガス噴出装置(ガス噴出設備)
50・・・金属溶融物
52・・・泡
54・・・比較的小さいガスの泡

【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の特徴:
1.1 作動位置において、本質的に水平に延在する長手軸(L−L)を有する筒状形状、
1.2 外側金属シェル(12)、
1.3 内側耐火ライニング(14)、
1.4 前記金属シェル(12)及び前記耐火ライニング(14)を通じて外部から延在する、処理ガスを対応するノズル口(10m)を介して金属溶融物(50)中に導入するための様々なノズル(10)、
1.5 前記ノズル(10)は、前記容器の長手側に互いに所定の距離をおいて配置されている、
1.6 前記容器の作動位置においては、1つ以上のガス噴出設備(20)が前記ノズル(10)の下に配置され、該ノズル(10)を通じてガスが前記金属溶融物中に、該ガスが前記耐火ライニングに隣接して上昇するように導入され、よって1つ以上の前記ノズル口(10m)に向かって吹きつけられる、
を有する金属学的溶融及び処理容器。
【請求項2】
前記ノズル口(10m)は、仮想の直線に沿って互いに隣り合って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
対応するガス噴出設備(20)がノズル(10)それぞれの下に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項4】
1つのガス噴出設備(20)が、一群のノズル(10)の下に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項5】
少なくとも1つのガス噴出設備(20)が、少なくともそのガス出口端部において、不規則な孔を設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項6】
少なくとも1つのガス噴出設備(20)が、少なくとも前記ガス出口端部の前面(20m)において、長方形断面を有していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項7】
前記ガス噴出設備(20)は、仮想の直線に沿って互いに隣り合って配置されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項8】
前記ガス噴出設備(20)は、外部から前記金属シェル(12)及び前記耐火ライニング(14)を通じて延在し、前記ガス出口端部における前記ガス噴出設備(20)の前面(20m)は、作動位置において前記溶融金属に接していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項9】
前記ノズル(10)及び前記ガス噴出設備(20)は、前記ノズル(10)及び前記ガス噴出設備(20)の軸が鋭角αを形成するように、互いに対して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項10】
作動位置にある前記ノズル(10)は、本質的に水平に延在していることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項11】
作動位置にある前記ノズル(10)は、前記収容及び処理容器の下部に沿って延在していることを特徴とする請求項1に記載の容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公表番号】特表2012−527595(P2012−527595A)
【公表日】平成24年11月8日(2012.11.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−511161(P2012−511161)
【出願日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際出願番号】PCT/EP2010/002467
【国際公開番号】WO2010/133283
【国際公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【出願人】(503069193)リフラクトリー・インテレクチュアル・プロパティー・ゲー・エム・ベー・ハー・ウント・コ・カーゲー (13)
【Fターム(参考)】