説明

電子部品およびこれを用いた電子機器、装置

【課題】本発明は電子機器や装置に使用される電子部品に関するものであり、電子部品の多機能化や電子機器や装置の小型化が課題であった。
【解決手段】本発明は、スイッチ機能と電気音響変換機能とを合体させ、少なくとも各々の機能の構成部品の一部を共用して一体化した電子部品を構成することにより、本来2つの電子部品の機能が1つの電子部品で実現可能となり、従来に比べ小型化、薄型化が可能となる構成としたものである。
さらに、構成部品点数の削減と、これによる軽量化、生産性向上を図ることができ、低コスト化も可能となる構成としたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は各種電子機器や装置に使用されるスイッチ機能と電気音響変換機能とを有した電子部品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の携帯電話に代表される電子機器には、多数の電子部品が使用されている。
【0003】
その電子部品の中で、スイッチ機能を有する押し釦すなわち、プッシュスイッチ類や、電気音響変換機能を有する電気音響変換器、すなわちスピーカやレシーバ、サウンダ、マイクロホン等については、多数個の使用が必要となっている。
【0004】
特に最近のような携帯電話等の電子機器の多機能化やステレオ対応化が普及されるようになると、この傾向はさらに強くなり、より多くのプッシュスイッチ類や、電気音響変換器が必要不可欠になりつつある。
【0005】
一方、これらの携帯電話に代表される電子機器や装置では、特に移動体の機能を伴う電子機器や装置においては、小型化や薄型化、軽量化の市場要求が顕著である。
【0006】
上述の理由により、従来のプッシュスイッチ類や、電気音響変換器では、急速に小型化や薄型化や多機能化やステレオ対応化が進む電子機器や装置に装着される場合では、装着スペースが極端に小さくなり、プッシュスイッチ類や、電気音響変換器の小型化設計対応を実施しても、追従できないという問題を有していた。
【0007】
特に携帯電話においては、プッシュスイッチ類や、電気音響変換器の小型化設計対応の取組み以上に、多機能化やステレオ対応化がはるかに予測を超える著しい速度で進んでおり、このために今までに無かった新しい部品が大量に搭載されるようになり、極端な場合には電気音響変換器の装着スペースがないという問題も発生しているのが実情である。
【0008】
本発明はこのような従来の課題を解決し、限られた装着スペースに装着可能な電子部品を提供することを目的とするものである。
【0009】
従来のプッシュスイッチと携帯電話について、以下図面を用いて説明する。
【0010】
図8は従来の電子部品であるプッシュスイッチ、すなわち押し釦式のスイッチの本体部を示した断面図である。
【0011】
図9は従来のスイッチ機能と電気音響変換機能とを有した折りたたみ式の携帯電話を示した断面図であり、押し釦式のスイッチとスピーカ、レシーバ、マイクロホンを搭載した携帯電話である。
【0012】
ここで、81は携帯電話、33は押し釦式のスイッチ、32bはマイクロスピーカ、32aはレシーバ、32cはマイクロホン、61はディスプレイ部である。
【0013】
このように構成された従来の携帯電話は、必要な押し釦式のスイッチ33を押して操作することにより各機能を動作させて使用するように構成されたものであった。
【0014】
そして、32bは着信時等の呼び出し音やメロディを再生するマイクロスピーカ、32aは通信相手の声を再生するレシーバ、32cは話し手の声を集音するマイクロホンとして使用するものである。
【0015】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開昭63−116322号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
上記従来の携帯電話81では、小型多機能化が急速に進行する中で、搭載部品の実装密度を向上したり、各々の部品の小型化を図ったりして対応を実施しているが、既に限界に達してきている。
【0017】
以下に各々の部品の小型化、薄型化についての課題について説明する。
【0018】
先ず、押し釦式のスイッチ33においては小型化を実施すると、人間の指先のサイズは一定であるために、隣のスイッチに指先が触れてしまい操作ミスを発生する危険性が高くなるという課題があった。
【0019】
さらに、小型化のみならず薄型化のために小ストローク化も進み、スイッチ33を指で押し込んで操作しても確実にスイッチ33が作動したかどうかを把握し難く、速いスピードで連続して複数のスイッチ操作をする場合には、スイッチ33が確実に押されていなかったりすることによる操作ミスが発生し易いという課題があった。
【0020】
一方、マイクロスピーカ32b、レシーバ32a、マイクロホン32c等の電気音響変換器では、小型化や薄型化を実施すると、その音響特性や能率、耐入力信頼性が著しく劣化してしまうという課題があった。
【0021】
本発明はこのような従来の課題を解決し、小型化や薄型化が実現でき、スイッチ操作を正確に実施でき、その作動を容易に把握することが可能で、音響特性や能率、耐入力信頼性を確保できる電子部品、すなわちスイッチ一体型電気音響変換器、及びこれを用いた電子機器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0022】
上記課題を解決するために本発明は、スイッチ機能と電気音響変換機能とを合体させ、少なくとも各々の機能の構成部品の一部を共用して一体化した電子部品を構成したものである。
【0023】
さらに、必要に応じて押されたスイッチは、低周波電流を流すことでバイブレータとしての機能を持たせることができ、その作動を人間の指に振動にて知らせることで、正確なスイッチ操作を得ることができる構成としたものである。
【発明の効果】
【0024】
以上のように本発明による電子部品、すなわちスイッチ一体型電気音響変換器は、スイッチ機能と電気音響変換機能とを、少なくとも各々の機能の構成部品の一部を共用一体化して合体させ構成している。
【0025】
この構成とすることにより、本来2つの電子部品の機能が1つの電子部品で実現可能となり、従来に比べて小型化、薄型化が可能となる。
【0026】
さらに、その構成部品の一部を共用一体化して構成しているため、構成部品点数の削減と、これによる軽量化、生産性向上を図ることができる。よって、低コスト化も可能となる。
【0027】
さらに、この電子部品を搭載した電子機器や装置についても、小型化、薄型化、軽量化、生産性向上、低コスト化を図ることができる。
【0028】
また、スイッチ操作についても、バイブレータの機能を持たせることで正確に実施することができ、その作動を容易に把握することが可能で、音響特性や能率、耐入力信頼性についても十分に性能を確保することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0029】
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明の特に請求項1〜6および請求項9、11、13および14に記載の発明について説明する。図1から図2は、本発明の一実施形態の電子部品およびこの電子部品を搭載した電子機器を示したものである。
【0030】
図1は本発明の実施の形態1によるスイッチ機能と電気音響変換機能とを合体させ、少なくとも各々の機能の構成部品の一部を共用して一体化した電子部品の構成を示した断面図である。
【0031】
また図2は、図1に示した電子部品を、電子機器の一つである携帯電話に搭載した場合の断面図である。
【0032】
図1は、スイッチ機能と、電気音響変換機能である電気音響変換器すなわちスピーカとを一体化した電子部品31の構成を示したものであり、着磁されたマグネット21を上部プレート22およびヨーク23により挟み込んで磁気回路24を構成している。
【0033】
そして、この磁気回路24にフレーム26を接着結合している。
【0034】
そして、このフレーム26の周縁部に振動板27を接着し、この振動板27にこれを駆動させるためのボイスコイル28を結合し、このボイスコイル28を磁気回路24にて構成された磁気ギャップ25にはまり込むように結合している。
【0035】
ここで、このフレーム26は、スイッチ機能を構成する構造体と共用して一体化している。すなわち、スイッチ機能を構成する構造体内部に、電気音響変換器であるスピーカを、埋設構成した状態となっている。
【0036】
そして、スイッチ機能を構成する構造体の前面部には、スピーカから発生した音を直接外部へ放射できるようにプロテクタ29に放音孔29aを設けて構成している。
【0037】
さらに、携帯電話等の電子機器のように、屋外での使用を考慮して、放音孔29aには水滴の進入を防止するための防水シート30を設けて構成している。
【0038】
そして、この放音孔29aを設けたプロテクタ29の部分を指で押して操作することにより、スイッチとしての機能を果たせるように設定している。
【0039】
以上は、スイッチ機能と、電気音響変換器であるスピーカとを一体化した例について説明したが、この実施の形態に限定されることなく、電気音響変換器は、音を集音するマイクロホンとして構成することもできる。
【0040】
さらに、当スピーカの構成としては、その駆動部をマグネットを用いた磁気回路により構成した動電型のスピーカについて説明したが、これに限定されることなく、他の駆動方式によるものでも良い。
【0041】
次に、スイッチとしての機能のさせ方に付いて、図2により説明する。
【0042】
図2は、図1の電子部品を、電子機器の一つである携帯電話に搭載した例を示したものであり、この携帯電話80の構成としては、スピーカやマイクロホンと押し釦スイッチの両方の機能を有した電子部品31と、液晶等の表示モジュール60と、押し釦スイッチのバネ圧を発生する可撓性を有したスイッチの接点65aや、回路基板65bを含む電子回路65等を、外装ケース70の内部に搭載して携帯電話80を構成している。
【0043】
ここでは、電子部品31のうち、31aに通話相手の声を受けるレシーバを、31bに着信音やメロディを再生するマイクロスピーカを、31cにこちら側の声を集音するマイクロホンの機能を、それぞれのスイッチ機能と一体化して構成している。
【0044】
この構成とすることにより、従来では個別に設けられていたスイッチ機能と電気音響変換機能とを構成部品の一部を共用して一体化することで、2つの機能を有した電子部品を構成させることができ、この電子部品を搭載することで、携帯電話等の電子部品の小型化、薄型化を実現させることができる。
【0045】
さらにこの構成では、電気音響変換機能の振動板は外部に音を直接放射できるように構成されているため、能率が良く、歪の少ない良好な音質を提供することができる。
【0046】
また、構成部品の一部を共用一体化して構成しているため、構成部品点数の削減と、これによる軽量化、生産性向上を図ることができ、低コスト化も可能となる。
【0047】
次に、この電子部品31の使用方法について説明する。
【0048】
この電子部品31は、上述したように携帯電話の押し釦スイッチに、携帯電話の通信機能に必要な、レシーバやマイクロスピーカやマイクロホンという電気音響変換器の各種機能を共用一体化して構成させた使用方法以外に、以下に示すような使用方法もできる。
【0049】
すなわち、押し釦スイッチを指で押したときに、押した押し釦スイッチから音が出て、動作の確認が音でできるという使用方法も可能であり、この構成とすることで、スイッチ操作を正確に実施でき、その作動を容易に把握することが可能となる。
【0050】
また、このとき動作音の周波数を低く設定することで、振動による人体への信号伝達で、指にスイッチ操作を正確に伝達させることができる。いわゆる、バイブレータのような使用方法もある。
【0051】
このように、本発明による電子部品は、小型化、薄型化、軽量化、生産性向上、低コスト化以外に、電子機器の操作用釦に、その作動を容易に音や振動により人体に伝達させて把握させ、スイッチ操作を正確に実施することができる電子部品を提供できるという別の効果も有する。
【0052】
これにより、電子機器のマン・マシンインターフェイス性能を向上させることができる。
【0053】
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて、本発明の特に請求項7および8に記載の発明について説明する。
【0054】
本実施の形態は、上記実施の形態1によるスイッチ一体型スピーカの構成が異なるものであり、それ以外の構成は実施の形態1と同じであるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0055】
図3は、本発明の実施の形態2によるスイッチ一体型スピーカの構成を示した断面図である。
【0056】
実施の形態1と異なる点としては、スピーカがスイッチに埋設構成されておらず、スイッチ機能の表面部を、スピーカの振動板として共用一体化し、押し釦式のスイッチを構成している点である。
【0057】
すなわち、磁気回路24については、マグネット21とヨーク23とにより構成され、振動板27とともにフレーム26に結合されている。
【0058】
この構成とすることにより、フレーム26のみならず、振動板27についても共用一体化することができるため、小型化、薄型化、軽量化、生産性向上、低コスト化について大きな効果を得ることができる。
【0059】
また、図4に示すように、フレーム26をも削除して、振動板27に軽量化のための肉盗み27aを形成して、全体構成にさらなる薄型化を図る構成とすることもでき、さらなる大きな効果を得ることができる。
【0060】
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて、本発明の特に請求項10に記載の発明について説明する。
【0061】
本実施の形態は、上記実施の形態2によるスイッチ一体型スピーカの構成が異なるものであり、それ以外の構成は実施の形態2と同じであるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0062】
図5は、本発明の実施の形態3によるスイッチ一体型スピーカの構成を示した断面図である。
【0063】
実施の形態2と異なる点としては、スピーカが圧電型により構成されている点である。
【0064】
すなわち、圧電素子34により振動板27を駆動する構成としている。
【0065】
この構成とすることにより、磁気回路が不要となり、さらなる小型化、薄型化、軽量化、生産性向上、低コスト化について大きな効果を得ることができる。
【0066】
(実施の形態4)
以下、実施の形態4を用いて、本発明の特に請求項12に記載の発明について説明する。
【0067】
本実施の形態は、上記実施の形態2によるスイッチ一体型スピーカの構成が異なるものであり、それ以外の構成は実施の形態2と同じであるために同一部分には同一の符号を付与してその詳細な説明は省略し、異なる部分についてのみ以下に図面を用いて説明する。
【0068】
図6は、本発明の実施の形態4によるスイッチ一体型スピーカの構成を示した断面図である。
【0069】
実施の形態2と異なる点としては、スピーカの駆動部を、誘導磁界発生用コイル32により構成し、さらに振動板27には平面状にプリントタイプのボイスコイル28aを用いて構成されている点である。
【0070】
この構成とすることにより、磁気回路が不要となり、またボイスコイルも薄型化することができ、さらなる小型化、薄型化、軽量化、生産性向上、低コスト化について大きな効果を得ることができる。
【0071】
(実施の形態5)
以下、実施の形態5を用いて、本発明の特に請求項15に記載の発明について説明する。
【0072】
図7は、本発明の一実施の形態の装置である自動車50の断面図を示したものである。
【0073】
図7に示すように、本発明の電子部品31をフロントパネルや天井パネル等に組込んで、自動車50の操作用スイッチや、車載用電子機器であるカーナビゲーションやカーオーディオの一部として使用して自動車50を構成したものである。
【0074】
この構成とすることにより、操作用スイッチやスピーカ等の装着用のスペースが極めて限られたスペースしかない自動車内の場合でも、この限られたスペースに対応して、性能を維持したままで自動車等の装置の小型化を図ることができるという格別の効果が得られるものである。
【0075】
また、このように移動体装置に適用したときの効果として、例えば自動車の運転中にスイッチ類の操作が必要となった場合を想定すると、運転中は進行方向を目視する必要があり、操作したいスイッチ類を長時間見ていることができない。
【0076】
この場合、手感覚のみでスイッチ操作をしなければならず、従って前述したマン・マシンインターフェイス性能の向上が非常に重要となり、本発明の場合は操作したスイッチが振動で震えるバイブレータの機能を備え、さらにスイッチから音を発生させることができる。
【0077】
よって、振動を手感覚で認識し、さらに音を耳で聴力により認識することができ、人間の五感を上手く活用しながら、必要なスイッチの選択や、その正確な操作を可能とすることができる。
【産業上の利用可能性】
【0078】
本発明による電子部品は、スイッチ一体型スピーカとして、押し釦式のスイッチと、音や振幅を発生させるスピーカとしての機能を発揮するようになるため、音と振動の両方からスイッチの作動状態を極めて容易に、かつ確実に把握することができるようになるという格別の効果を有し、小型・薄型化と多機能化が追求される携帯電話用等の電子機器や自動車用として極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【0079】
【図1】本発明の一実施の形態における電子部品の断面図
【図2】本発明の一実施の形態における電子機器の断面図
【図3】本発明の一実施の形態における電子部品の断面図
【図4】本発明の一実施の形態における電子部品の断面図
【図5】本発明の一実施の形態における電子部品の断面図
【図6】本発明の一実施の形態における電子部品の断面図
【図7】本発明の一実施の形態における装置の断面図
【図8】従来の電子部品である押し釦式のスイッチの断面図
【図9】従来の電子機器の断面図
【符号の説明】
【0080】
21 マグネット
22 上部プレート
23 ヨーク
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
26 フレーム
27 振動板
28 ボイスコイル
28a プリントボイスコイル
29 プロテクタ
29a 放音孔
30 防水シート
31 電子部品
31a レシーバ
31b マイクロスピーカ
31c マイクロホン
32 誘導磁界発生用コイル
34 圧電素子
50 自動車
60 表示モジュール
65 電子回路
65a スイッチの接点
65b 回路基板
70 外装ケース
80 携帯電話

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも音を発生させる電子部品であって、前記電子部品はスイッチ機能と電気音響変換機能とを有し、少なくとも各々の機能の構成部品の一部を共用して一体化するとともに、前記電気音響変換機能の振動板は外部に音を直接放射する電子部品。
【請求項2】
少なくとも音を集音させる電子部品であって、前記電子部品はスイッチ機能と電気音響変換機能とを有し、少なくとも各々の機能を構成部品の一部を共用して一体化した電子部品。
【請求項3】
スイッチ機能を構成する構造体内部に、電気音響変換機能を埋設構成した請求項1または請求項2記載の電子部品。
【請求項4】
スイッチ機能を構成する構造体に放音孔を設けた請求項3記載の電子部品。
【請求項5】
放音孔にはプロテクタを設けた請求項4記載の電子部品。
【請求項6】
放音孔には防水シートを設けた請求項4記載の電子部品。
【請求項7】
スイッチ機能の表面部を、電気音響変換機能の振動板とした請求項1または請求項2記載の電子部品。
【請求項8】
押し釦式のスイッチとした請求項7記載の電子部品。
【請求項9】
電気音響変換機能は動電型である請求項1から請求項8記載の電子部品。
【請求項10】
電気音響変換機能は圧電型である請求項1から請求項8記載の電子部品。
【請求項11】
動電型の電気音響変換機能の駆動部を、マグネットを用いた磁気回路により構成した請求項9記載の電子部品。
【請求項12】
動電型の電気音響変換機能の駆動部を、誘導磁界発生用コイルにより構成した請求項9記載の電子部品。
【請求項13】
請求項1〜12のいずれか一つに記載の電子部品を搭載した電子機器。
【請求項14】
電子機器は携帯電話である請求項13に記載の電子機器。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか一つに記載の電子部品または電子機器を搭載した装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−157497(P2006−157497A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−345366(P2004−345366)
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】