説明

飲料

【課題】消化に際してわずかにかつゆっくりとのみしかグルコースを遊離しない液状食品を製造する。
【解決手段】少なくとも5%(質量/容量)で多くとも35%(質量/容量)の脂肪及び/又は油の含分を有し、かつ最大で1.7%(質量/容量)の炭水化物の含分を有し、かつ乳酸の含分を有する飲料であって、前記の脂肪及び/又は油の含分が、最大で30%の飽和脂肪酸と、少なくとも20%の不飽和脂肪酸とを有し、該不飽和脂肪酸が、ω−3脂肪酸及びω−6脂肪酸を含み、その際、ω−6脂肪酸とω−3脂肪酸との比率が、4:1以下であり、前記の脂肪及び/又は油の含分が、植物油を含み、脂肪及び/又は油の含分が、炭水化物の含分より高い飲料によって解決される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新規の飲料に関する。
【背景技術】
【0002】
グルコースは、人間にとって種々の代謝経路で非常に重要な役割を担う。人間の多くの細胞は、この糖をエネルギー供給源として利用する。しかし、グルコースの供給過剰は、グルコースの化学的特性に基づき重大な細胞損傷をもたらし、ひいては重度の疾患に導くことがある。グルコースは、ある一定割合の分子が反応性の形態(開環アルデヒド形)で存在するという不利な特性を有する。その際、ホルムアルデヒドの場合と同様に、グルコースとタンパク質との不可逆反応をすることとなり、それ故に、長期にわたり害される。これにより、細胞中のグルコース濃度が高すぎると、長期にわたり重度の障害がもたらされることが理解される。人体の相当数の組織及び細胞は、特に高すぎるグルコース濃度に見舞われている。これらは、詳細には、糖尿病患者で長期にわたり高いグルコース濃度によって害される組織:網膜、神経細胞(ニューロン)及び血管細胞(内皮細胞)である。長期にわたって、慢性糖尿病性長期傷害、例えば網膜症、神経障害及び血管障害が発生して、最終的に盲目、神経損傷及び心筋梗塞が引き起こされることがある。グルコースの障害作用の他に、グルコースは、骨格筋のための燃料であるが、癌細胞の攻撃性変化のための燃料でもある。
【0003】
近年の研究により、所定の形態の癌細胞がグルコースを燃料として必要とすることが明らかになった。この癌細胞の形態は、極めて攻撃性であり、酸素を利用できない場合でも、グルコースからエネルギーを取得するためにTKTL1酵素を利用する。この場合に、グルコースは、酸素がなくても酸素があっても、乳酸(ラクテート)に発酵される。グルコースは、現存する癌細胞の攻撃性変化のために決定的な貢献をする。係る発酵作用を有する癌細胞は極めて攻撃性であり、かつ転移を形成しうるにもかかわらず、これらの癌細胞は弱点を有する。それらの癌細胞は、グルコース依存性である。多くの場合に、前記の癌細胞は、ミトコンドリアが遮断されているか又は全く機能しない状態となっているため、脂肪燃焼に切り替えられない。これらの癌細胞は、そのため絶対的に、唯一の燃料であるグルコースに依存している。局所限定的に増殖する腫瘍の形態の癌は、全動物界において発生する。その最も攻撃的な形態の癌、従って転移性の癌は、興味のあることに主に、西洋の生活を営む人間と、その人間によって給餌される若干の家畜においてのみ、主要な死因の1つとして発生する。他の全ての生物では、癌は決定的な問題となっていない。癌による死亡は、実質的に少数の生物:西洋の生活を営む人間、その人間によって給餌される犬、飼い猫及び研究室で所有する動物(例えば、研究用マウス、研究用ラット)に限定される。つまり、消化に際して迅速かつ多くのグルコースを遊離する炭水化物の消費量が高い生物だけである。
【0004】
長期にわたり食品を消化している場合に、迅速かつ大量にグルコースが遊離することとなるので、このことは、疾患の発生に決定的な寄与をする。その際に、グルコースは、"糖化最終産物"(AGE)及びラジカルによって細胞損傷を引き起こす。このことは、実質的に、慢性糖尿病性長期傷害(網膜症、神経障害、腎症及び微小血管の及び巨大血管の障害)の発生に寄与する。これによって、神経変性疾患(例えば、アルツハイマー、ヴェルニッケ・コルサコフ症候群、痴呆)、内皮細胞障害及び血管障害(心筋梗塞、脳卒中)及び炎症性疾患(多発性硬化症、クローン病、潰瘍性結腸炎、リウマチ)が引き起こされる。
【0005】
高すぎるグルコース濃度によって引き起こされる係る上述の疾患を防止できる1つの戦略は、消化に際してわずかにかつゆっくりとのみしかグルコースを遊離しない液状食品を製造することにある。グルコースは他にも発酵作用を有する癌細胞のための燃料でもあるので、消化に際してわずかにかつゆっくりとのみしかグルコースを遊離しない液状食品によって、栄養を、わずかにかつゆっくりとのみしかグルコースを遊離しない係る食品に切り替えることで、癌発症における生存の機会を向上させることができる。乳酸の添加に加えて、発酵の最終産物の投入によって、癌細胞における発酵代謝への阻害作用を、最終産物阻害(乳酸/ラクテート)によって達成することができる。以下の液体形の食品は、この場合に、単独の食品としても、又はわずかにかつゆっくりとのみしかグルコースを遊離しない別の食品と組み合わせて、人間又は哺乳動物の栄養のために使用することができる。該栄養は、予防として、治療補助措置として、又は単独療法として使用することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って、本発明の課題は、係る食品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題は、以下の特徴の組合せを特徴とする飲料を提供することによって解決される:
− 少なくとも5%(質量/容量)で多くとも35%(質量/容量)である、脂肪及び/又は油の含分を有する。換言すると:脂肪及び/又は油の含分は、5%(質量/容量)以上であり、35%(質量/容量)以下である(5%(質量/容量)≦脂肪/油の含分≦35%(質量/容量))。
【0008】
− 前記の脂肪及び/又は油の含分は、最大で30%の飽和脂肪酸と、少なくとも20%の不飽和脂肪酸とを有する。
【0009】
不飽和脂肪酸は、ω−3脂肪酸及びω−6脂肪酸を含み、その際、ω−6脂肪酸とω−3脂肪酸との比率は、4:1以下であり、有利には2:1以下である。
【0010】
− 脂肪及び/又は油の含分は、植物油を含む。
【0011】
− 該飲料は、最大で2.5%(質量/容量)、最大で2.3%(質量/容量)、最大で1.8%(質量/容量)、最大で1.7%(質量/容量)の炭水化物の含分を有する。
【0012】
− 脂肪及び/又は油の含分は、炭水化物の含分より高い。
【0013】
− 該飲料は、乳酸の含分を有する。
【0014】
この飲料に付随して、とりわけ以下の利点が現れる:
低い炭水化物の含分に対して高い含分の脂肪及び/又は油の比率に基づき(有利には、脂肪/油の割合は、炭水化物の割合の約2倍も高い)、該飲料は、炭水化物の供給を低くするのと同時に、エネルギー供給源として用いられる。
【0015】
その比率的に高い含分の必須の脂肪酸に基づき、該飲料は、消費者に、生存に必要で生体が製造できない生合成構成要素のための重要な起源として用いられる。
【0016】
前記の量比におけるω−6脂肪酸とω−3脂肪酸の含分に基づき、消費者において、アラキドン酸、プロスタグランジン及びω−6脂肪酸が重要な役割を担う炎症プロセスの発生は、促進されないか又は完全に阻害される。従って、この飲料は、特に、炎症性疾患(潰瘍性結腸炎、リウマチ、多発性硬化症)を有する消費者もしくは患者のために、糖尿病及びそれに付随する慢性糖尿病合併症(網膜症、神経障害、腎症、微小血管の及び巨大血管の障害、例えば血管損傷、心筋梗塞)を有する患者のために、神経変性疾患(アルツハイマー、ヴェルニッケ・コルサコフ症候群)を有する患者のために、かつ癌疾患を有する患者のために適している。
【0017】
乳酸含分に基づき、消費者において、グルコースからラクテートへの発酵代謝が阻害される(生化学的に、最終産物阻害と呼ばれる)。更に、含まれる乳酸は、TKTL1代謝経路を介さずにエネルギー産生に引き入れられる。それというのも、乳酸は、前記の代謝のために適した基質ではないからである。従って、この飲料は、特に、TKTL1−グルコース代謝が活性化されている係る癌疾患を有する消費者もしくは患者のために推奨される。
【0018】
該飲料の乳酸含分は、更に、乳酸が、とりわけ塩基形成体として脱酸を支持し、かつ腸上皮、心臓、肝臓及び腎臓のためのエネルギー基質として用いられることで、消費者の腸内で腸内細菌叢によい影響を発揮するという利点を有する。
【0019】
乳酸の含分は、少なくとも0.3%(質量/容量)であることが望ましく、有利には1〜2%(質量/容量)、特に有利には1.4%(質量/容量)である。前記の含分の値は、一方で、乳酸の有用な特性が目立って効果を発揮し、かつ他方で、飲料の味覚に悪影響がないことを保証する。
【0020】
乳酸は、LとDの両方の形(右旋回性のL−(+)−乳酸と左旋回性のD−(−)−乳酸)で存在することができ、それによりエムデン・マイヤーホフ経路とペントースリン酸経路を介したL−乳酸の形成も、メチルグリオキサール経路を介したD−乳酸の形成も阻害される。この場合に、D−乳酸とL−乳酸との互いにほぼ等しい容量比までの右旋回性のL−(+)−乳酸のより高い含分が好ましい。
【0021】
該飲料中の脂肪/油−含分は、有利にはもっぱら、植物性の脂肪及び/又は油からなるか、又は植物性の及び動物性の脂肪及び/又は油からの混合物からなる。それぞれの場合において、植物油は、不飽和脂肪酸が豊富であることが望ましい。それというのも、不飽和脂肪酸は生存に必要(必須)であるからであり、かつ不飽和脂肪酸のω−3脂肪酸とω−6脂肪酸との比率は、細胞又は生物が健康を保つか病気になるかについて決定的だからである。
【0022】
癌の場合に又は癌に関して使用する他に、本発明による飲料は、全ての挙げられる別形において、高いグルコース濃度と結びつく細胞損傷(例えば、神経変性疾患、糖尿病性長期傷害並びに微小血管の及び巨大血管の障害に実質的に寄与する)を明らかに低減させ、又は完全に抑制するために適しているし、そのように予定もされている。
【0023】
従って、該飲料は、アルコールを含有しても、アルコールを含有しなくてもよい。
【0024】
特に、運動選手のためには、該飲料のアイソトニックな別形が提案される。
【0025】
該飲料は、また(さらに)、付加的な含分のタンパク質(蛋白)又は遊離アミノ酸を有してもよい。本願では、"遊離アミノ酸"という概念は、ペプチド形(ジペプチド、トリペプチド、オリゴペプチド、ポリペプチド)で存在せず、個別に存在するアミノ酸を指している。この場合に、タンパク質含分又はアミノ酸含分は、0.1%〜25%(質量/容量;質量/質量)の範囲、遊離には1%〜8%(質量/容量;質量/質量)の範囲、殊に有利には1.5%〜2.5%(質量/容量;質量/質量)の範囲で存在してよい。添加されるタンパク質(蛋白)は、有利には、高い割合でケトン原性アミノ酸から構成されており、かつ低い割合で糖原性(糖形成性)アミノ酸を有し、その炭素骨格の分解に際してグルコース前駆体、例えばピルベート、β−ケトグルタレート、スクシニルCoA、フマレート又はオキサルアセテートを遊離するものである。
【0026】
ケトン原性アミノ酸は、有利には、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、イソロイシン、リジン及びロイシン、殊に有利にはアミノ酸のリジン及びロイシンである。
【0027】
更に、該飲料には、"遊離"アミノ酸が添加されてよい。このために、特にケトン原性アミノ酸、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、イソロイシン、リジン及びロイシンが提案され、その際、アミノ酸のリジン及びロイシンが特に好ましい。
【0028】
遊離アミノ酸の使用によって、ケトン原性アミノ酸の割合を狙い通りに高めることができるので、糖新生(従って肝臓におけるアミノ酸からのグルコース形成)を制限することができる。
【0029】
該飲料のpH値は、pH4.5より低いか又はそれと同じであることが望ましい。それに付随する利点は、該飲料の安定性と耐久性が高まることと、消費者が好ましく爽やかに感じる少し酸っぱい味覚が得られることである。
【0030】
本発明による飲料を、以下に実施例をもとに詳細に説明する。
【実施例】
【0031】
実施例1: 飲料別形1
添加物
ヨーグルト培地、牛乳、増粘剤、植物油1(例えば菜種油)、植物油2(例えばブドウ核油又は大麻油又はアマニ油)、水;
製造
前記の添加物を、互いに混合する。この混合物を、発酵過程に供する。発酵過程の完了後に、pH値を調整し、そしてそれをもって該飲料混合物は、最終容器に詰める準備ができている。
【0032】
実施例2: 飲料別形2
添加物
ヨーグルト培地、大豆ベース、増粘剤、糖、植物油1(例えば菜種油又はウォールナット油)、植物油2(例えばブドウ核油又は大麻油又はアマニ油)、水;
製造
前記の添加物を、互いに混合する。この混合物を、発酵過程に供する。発酵過程の完了後に、pH値を調整し、そしてそれをもって該飲料混合物は、最終容器に詰める準備ができている。
【0033】
実施例3: 飲料別形3
添加物
大豆ベース、増粘剤、植物油1(例えば菜種油又は大麻油)、植物油2(例えばブドウ核油又はアマニ油)、水、乳酸;
製造
前記の添加物を、互いに混合する。該混合物のpH値を調整する。その飲料混合物は、最終容器に詰める準備ができている。飲料別形1及び2と異なり、この飲料は、その製造の間に発酵をさせずに、そこに既製の乳酸を添加する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
飲料であって、
− 該飲料が、少なくとも5%(質量/容量)で多くとも35%(質量/容量)の脂肪及び/又は油の含分を有すること、
−− 前記の脂肪及び/又は油の含分が、最大で30%の飽和脂肪酸と、少なくとも20%の不飽和脂肪酸とを有し、該不飽和脂肪酸が、ω−3脂肪酸及びω−6脂肪酸を含み、その際、ω−6脂肪酸とω−3脂肪酸との比率が、4:1以下であり、有利には2:1以下であることと、
−− 前記の脂肪及び/又は油の含分が、植物油を含むこと、
− 該飲料が、最大で2.5%(質量/容量)の炭水化物の含分を有すること、
− 脂肪及び/又は油の含分が、炭水化物の含分より高いことと、
− 該飲料が、乳酸の含分を有すること、
を特徴とする飲料。
【請求項2】
請求項1に記載の飲料であって、最大で2.3%(質量/容量)の炭水化物の含分を有することを特徴とする飲料。
【請求項3】
請求項2に記載の飲料であって、最大で1.8%(質量/容量)の炭水化物の含分を有することを特徴とする飲料。
【請求項4】
請求項3に記載の飲料であって、最大で1.7%(質量/容量)の炭水化物の含分を有することを特徴とする飲料。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれか1項に記載の飲料であって、乳酸の含分が、少なくとも0.3%(質量/容量)であることを特徴とする飲料。
【請求項6】
請求項5に記載の飲料であって、乳酸の含分が、1〜2%(質量/容量)、有利には1.4%(質量/容量)であることを特徴とする飲料。
【請求項7】
請求項1から6までのいずれか1項に記載の飲料であって、乳酸が、D形及びL形(左旋回性及び右旋回性)で存在することを特徴とする飲料。
【請求項8】
請求項7に記載の飲料であって、L−(+)−乳酸が、D−(−)−乳酸よりも高い濃度で存在することを特徴とする飲料。
【請求項9】
請求項1から8までのいずれか1項に記載の飲料であって、脂肪及び/又は油の含分が、もっぱら植物性の脂肪及び/又は油からなることを特徴とする飲料。
【請求項10】
請求項1から8までのいずれか1項に記載の飲料であって、脂肪/油の含分が、植物性と動物性の脂肪/油の混合物からなることを特徴とする飲料。
【請求項11】
請求項1から10までのいずれか1項に記載の飲料であって、アルコール性ではないことを特徴とする飲料。
【請求項12】
請求項1から10までのいずれか1項に記載の飲料であって、アルコール性であることを特徴とする飲料。
【請求項13】
請求項1から11までのいずれか1項に記載の飲料であって、アイソトニックであることを特徴とする飲料。
【請求項14】
請求項1から13までのいずれか1項に記載の飲料であって、付加的なタンパク質の含分を有することを特徴とする飲料。
【請求項15】
請求項14に記載の飲料であって、付加的なタンパク質の含分の、20%〜40%、有利には41%〜80%、殊に有利には81%〜100%の割合までが、ケトン原性アミノ酸からなることを特徴とする飲料。
【請求項16】
請求項15に記載の飲料であって、ケトン原性アミノ酸が、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、イソロイシン、リジン及びロイシンからなる群から選択されることを特徴とする飲料。
【請求項17】
請求項16に記載の飲料であって、ケトン原性アミノ酸が、リジン及び/又はロイシンであることを特徴とする飲料。
【請求項18】
請求項1から17までのいずれか1項に記載の飲料であって、付加的な遊離アミノ酸の含分を有することを特徴とする飲料。
【請求項19】
請求項18に記載の飲料であって、遊離アミノ酸が、トレオニン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、イソロイシン、リジン及びロイシンからなるケトン原性アミノ酸の群から選択されることを特徴とする飲料。
【請求項20】
請求項19に記載の飲料であって、遊離のケトン原性アミノ酸が、リジン及び/又はロイシンであることを特徴とする飲料。
【請求項21】
請求項1から20までのいずれか1項に記載の飲料であって、pH4.5以下のpH値を有することを特徴とする飲料。

【公開番号】特開2008−228732(P2008−228732A)
【公開日】平成20年10月2日(2008.10.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−73566(P2008−73566)
【出願日】平成20年3月21日(2008.3.21)
【出願人】(508083703)
【氏名又は名称原語表記】Johannes Coy
【住所又は居所原語表記】Kroetengasse 10, D−64853 Otzberg, Germany
【Fターム(参考)】