説明

AKT活性の阻害剤

本発明は、Akt活性を阻害する置換ナフチリジン化合物を提供する。特に、開示される化合物は、Aktアイソフォームのうち1種又は2種を選択的に阻害する。本発明はまた、このような阻害性化合物を含む組成物及び癌の治療を必要とする患者に本化合物を投与することによってAkt活性を阻害する方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式A:
【化1】

[式中、
E、F、G、H、I、J、K、L、及びMは独立して、C又はNから選択され、ここで、各E、F、G、H、I、J、K、L、及びMは、Rで置換されていてもよく;
aは、0又は1であり;bは、0又は1であり;mは、0、1、又は2であり;pは独立して、0、1、2、3、4、又は5であり;
環Xは、1個ないし5個のRで置換されていてもよい、3員ないし7員のシクロアルキル又は4員ないし7員のヘテロシクリルであり;
環Yは、1個ないし4個のRで置換されていてもよい、4員ないし7員のシクロアルキル又は5員ないし7員のヘテロシクリルであり;
環Zは、(C−C)シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルから選択され;
は独立して、H、オキソ、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)−アリール、(C=O)(C−C10)アルケニル、(C=O)(C−C10)アルキニル、COH、ハロ、OH、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)(C−C)シクロアルキル、S(O)NR、SH、S(O)−(C−C10)アルキル、及び(C=O)−ヘテロシクリルから選択され、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、及びヘテロシクリルは、Rから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は独立して、オキソ、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)−アリール、(C=O)(C−C10)アルケニル、(C=O)(C−C10)アルキニル、COH、ハロ、OH、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)(C−C)シクロアルキル、SH、S(O)NR、S(O)−(C−C10)アルキル、及び(C=O)−ヘテロシクリルから選択され、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、及びヘテロシクリルは、Rから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は独立して、オキソ、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)−アリール、(C=O)(C−C10)アルケニル、(C=O)(C−C10)アルキニル、COH、ハロ、OH、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)(C−C)シクロアルキル、SH、S(O)NR、S(O)−(C−C10)アルキル、及び(C=O)−ヘテロシクリルから選択され、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、及びヘテロシクリルは、Rから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は独立して、オキソ、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)−アリール、(C=O)(C−C10)アルケニル、(C=O)(C−C10)アルキニル、COH、ハロ、OH、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)(C−C)シクロアルキル、SH、S(O)NR、S(O)−(C−C10)アルキル、及び(C=O)−ヘテロシクリルから選択され、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、及びヘテロシクリルは、Rから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は、(C=O)−C10アルキル、(C=O)アリール、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、(C=O)ヘテロシクリル、COH、ハロ、CN、OH、O−Cペルフルオロアルキル、O(C=O)NR、オキソ、CHO、(N=O)R、S(O)NR、SH、S(O)−(C−C10)アルキル、又は(C=O)−Cシクロアルキルであり、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、ヘテロシクリル、及びシクロアルキルは、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6aは、(C=O)(C−C10)アルキル、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C−C)アルキレン−S(O)、SH、オキソ、OH、ハロ、CN、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキレン−アリール、(C−C)アルキレン−ヘテロシクリル、(C−C)アルキレン−N(R、C(O)R、(C−C)アルキレン−CO、C(O)H、及び(C−C)アルキレン−COHから選択され、当該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、及びヘテロシクリルは、R、OH、(C−C)アルコキシ、ハロゲン、COH、CN、O(C=O)(C−C)アルキル、オキソ、及びN(Rから選択される最大3個の置換基で置換されていてもよく;
及びRは独立して、H、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)(C−C)シクロアルキル、(C=O)−アリール、(C=O)−ヘテロシクリル、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、SH、SO、及び(C=O)NRから選択され、当該アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、及びアルキニルは、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、あるいはR及びRは、それらが結合する窒素と一緒になって、単環式又は二環式複素環(各環に3員ないし7員を含み、場合により、窒素に加えて、N、O、及びSから選択される1個又は2個のさらなるヘテロ原子を含んでもよい)を形成してもよく、当該単環式又は二環式複素環は、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール、又はヘテロシクリルであり;
は独立して、H、(C−C)アルキル、アリール、ヘテロシクリル、(C−C)シクロアルキル、(C=O)(C−C)アルキル、又はS(O)である。]
の化合物又は薬学的に許容される塩又はその立体異性体。
【請求項2】
【化2】


【化3】

から選択され、
すべてのその他の置換基及び変数が、請求項1に定義されるとおりである、式Aの化合物、又はその薬学的に許容される塩又は立体異性体。
【請求項3】
式B:
【化4】

[式中、
pは0、1、又は2であり;
は独立して、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、COH、ハロ、OH、及びNHから選択され;
すべてのその他の置換基及び変数は、請求項2に定義されるとおりである。]
で記載される化合物、又はその薬学的に許容される塩又は立体異性体。
【請求項4】
式C:
【化5】

[式中、
aは、0又は1であり;bは、0又は1であり;mは、0、1、又は2であり;pは、0、1、又は2であり;
は、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、COH、ハロ、OH、及びNHから選択され;
環Xは、1個ないし3個のRで置換されていてもよい、3員ないし7員のシクロアルキル又は4員ないし7員のヘテロシクリルであり;
環Yは、1個ないし3個のRで置換されていてもよい、4員ないし7員のシクロアルキル又は5員ないし7員のヘテロシクリルであり;
は、H、オキソ、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)−アリール、(C=O)(C−C10)アルケニル、(C=O)(C−C10)アルキニル、COH、ハロ、OH、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)(C−C)シクロアルキル、S(O)NR、SH、S(O)−(C−C10)アルキル、及び(C=O)−ヘテロシクリルから選択され、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、及びヘテロシクリルは、Rから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は独立して、(C−C)アルキル、COH、ハロ、OH、(C−C)アルコキシ、及び(C−C10)アルケニルから選択され;
は独立して、(C−C)アルキル、COH、ハロ、OH、(C−C)アルコキシ、及び(C−C10)アルケニルから選択され;
は、(C=O)−C10アルキル、(C=O)アリール、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、(C=O)ヘテロシクリル、COH、ハロ、CN、OH、O−Cペルフルオロアルキル、O(C=O)NR、オキソ、CHO、(N=O)R、S(O)NR、SH、S(O)−(C−C10)アルキル、又は(C=O)−Cシクロアルキルであり、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、ヘテロシクリル、及びシクロアルキルは、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6aは、(C=O)(C−C10)アルキル、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C−C)アルキレン−S(O)、SH、オキソ、OH、ハロ、CN、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキレン−アリール、(C−C)アルキレン−ヘテロシクリル、(C−C)アルキレン−N(R、C(O)R、(C−C)アルキレン−CO、C(O)H、及び(C−C)アルキレン−COHから選択され、当該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、及びヘテロシクリルは、R、OH、(C−C)アルコキシ、ハロゲン、COH、CN、O(C=O)(C−C)アルキル、オキソ、及びN(Rから選択される最大3個の置換基で置換されていてもよく;
及びRは独立して、H、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)(C−C)シクロアルキル、(C=O)−アリール、(C=O)−ヘテロシクリル、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、SH、SO、及び(C=O)NRから選択され、当該アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、及びアルキニルは、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、あるいはR及びRは、それらが結合する窒素と一緒になって、単環式又は二環式複素環(各環に3員ないし7員を含み、場合により、窒素に加えて、N、O、及びSから選択される1個又は2個のさらなるヘテロ原子を含んでもよい)を形成してもよく、当該単環式又は二環式複素環は、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール、又はヘテロシクリルであり;
は独立して、H、(C−C)アルキル、アリール、ヘテロシクリル、(C−C)シクロアルキル、(C=O)(C−C)アルキル、又はS(O)である。]
で記載される化合物、又はその薬学的に許容される塩又は立体異性体。
【請求項5】
式D:
【化6】

[式中、
aは、0又は1であり;bは、0又は1であり;mは、0、1、又は2であり;pは、0、1、又は2であり;
は、(C−C)アルキル、(C−C)アルコキシ、COH、ハロ、OH、及びNHから選択され;
は、H、オキソ、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)−アリール、(C=O)(C−C10)アルケニル、(C=O)(C−C10)アルキニル、COH、ハロ、OH、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C=O)NR、CN、(C=O)(C−C)シクロアルキル、S(O)NR、SH、S(O)−(C−C10)アルキル、及び(C=O)−ヘテロシクリルから選択され、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、及びヘテロシクリルは、Rから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は、(C=O)−C10アルキル、(C=O)アリール、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、(C=O)ヘテロシクリル、COH、ハロ、CN、OH、O−Cペルフルオロアルキル、O(C=O)NR、オキソ、CHO、(N=O)R、S(O)NR、SH、S(O)−(C−C10)アルキル、又は(C=O)−Cシクロアルキルであり、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、ヘテロシクリル、及びシクロアルキルは、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6aは、(C=O)(C−C10)アルキル、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C−C)アルキレン−S(O)、SH、オキソ、OH、ハロ、CN、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキレン−アリール、(C−C)アルキレン−ヘテロシクリル、(C−C)アルキレン−N(R、C(O)R、(C−C)アルキレン−CO、C(O)H、及び(C−C)アルキレン−COHから選択され、当該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、及びヘテロシクリルは、R、OH、(C−C)アルコキシ、ハロゲン、COH、CN、O(C=O)(C−C)アルキル、オキソ、及びN(Rから選択される最大3個の置換基で置換されていてもよく;
及びRは独立して、H、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)(C−C)シクロアルキル、(C=O)−アリール、(C=O)−ヘテロシクリル、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、SH、SO、及び(C=O)NRから選択され、当該アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アルケニル、及びアルキニルは、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく、あるいはR及びRは、それらが結合する窒素と一緒になって、単環式又は二環式複素環(各環に3員ないし7員を含み、場合により、窒素に加えて、N、O、及びSから選択される1個又は2個のさらなるヘテロ原子を含んでもよい)を形成してもよく、当該単環式又は二環式複素環は、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール、又はヘテロシクリルであり、
は独立して、H、(C−C)アルキル、アリール、ヘテロシクリル、(C−C)シクロアルキル、(C=O)(C−C)アルキル、又はS(O)である。]
で記載される化合物、又はその薬学的に許容される塩又は立体異性体。
【請求項6】
式E:
【化7】

[式中、
aは、0又は1であり;bは、0又は1であり;mは、0、1、又は2であり;
は、H、(C=O)(C−C10)アルキル、(C=O)アリール、OH、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C=O)(C−C)シクロアルキル、及び(C=O)−ヘテロシクリルから選択され、当該アルキル、アリール、シクロアルキル、及びヘテロシクリルは、Rから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
は、(C=O)−C10アルキル、(C=O)アリール、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、(C=O)ヘテロシクリル、COH、ハロ、CN、OH、O−Cペルフルオロアルキル、O(C=O)NR、オキソ、CHO、(N=O)R、S(O)NR、SH、S(O)−(C−C10)アルキル、又は(C=O)−Cシクロアルキルであり、当該アルキル、アリール、アルケニル、アルキニル、ヘテロシクリル、及びシクロアルキルは、R6aから選択される1個以上の置換基で置換されていてもよく;
6aは、(C=O)(C−C10)アルキル、O(C−C)ペルフルオロアルキル、(C−C)アルキレン−S(O)、SH、オキソ、OH、ハロ、CN、(C−C10)アルケニル、(C−C10)アルキニル、(C−C)シクロアルキル、(C−C)アルキレン−アリール、(C−C)アルキレン−ヘテロシクリル、(C−C)アルキレン−N(R、C(O)R、(C−C)アルキレン−CO、C(O)H、及び(C−C)アルキレン−COHから選択され、当該アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、及びヘテロシクリルは、R、OH、(C−C)アルコキシ、ハロゲン、COH、CN、O(C=O)(C−C)アルキル、オキソ、及びN(Rから選択される最大3個の置換基で置換されていてもよく;
は、(C−C)アルキル、(C−C)シクロアルキル、アリール、又はヘテロシクリルであり;
は独立して、H、(C−C)アルキル、アリール、ヘテロシクリル、(C−C)シクロアルキル、(C=O)(C−C)アルキル、又はS(O)である。]
で記載される化合物、又はその薬学的に許容される塩又は立体異性体。
【請求項7】
2−{4−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(3−メチル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(3−エチル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(3−イソプロピル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(3−シクロプロピル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(9−フェニル−3−ピリミジン−2−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(9−フェニル−3−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−{4−[9−フェニル−3−(1,3−チアゾール−4−イル)[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−オール;
2−{4−[3−(2−フリル)−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
3−{8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−イル}フェノール;
メチル6−{8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−イル}ピリジン−2−カルボキシレート;
2−[4−(9−フェニル−3−ピリジン−2−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−{4−[3−(1H−インドール−5−イル)−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(3−イソキサゾール−3−イル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(9−フェニル−3−ピラジン−2−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
1−{8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−イル}エタノール;
2−[4−(9−フェニル−3−ピリジン−3−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(3−シクロブチル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−{4−[3−(シクロプロピルメチル)−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(9−フェニル−3−プロピル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(3−シクロペンタ−3−エン−1−イル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(9−フェニル−3−ピペリジン−2−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−{4−[3−(4−メチル−1,3−チアゾール−5−イル)−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−[4−(9−フェニル−3−ピリジン−4−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−{4−[9−フェニル−3−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
2−{4−[3−(1−ベンジル−1H−インドール−3−イル)−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
1−{8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−イル}−2−メチルプロパン−2−オール;
2−[4−(3−t−ブチル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミン;
8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−N−エチル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−アミン;及び
N’−{8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−イル}−N,N−ジメチルプロパン−1,3−ジアミン;
から選択される化合物、又はその薬学的に許容される塩又は立体異性体。
【請求項8】
2−{4−[3−(1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル]フェニル}−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミンである化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−N−エチル−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−アミンである化合物又はその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
N’−{8−[4−(2−アミノ−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタ−2−イル)フェニル]−9−フェニル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−3−イル}−N,N−ジメチルプロパン−1,3−ジアミンである化合物、又はその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
2−[4−(9−フェニル−3−ピリミジン−2−イル[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]−1,6−ナフチリジン−8−イル)フェニル]−5,8−ジオキサスピロ[3.4]オクタン−2−アミンである化合物、又はその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
薬剤担体を含み、薬剤担体に請求項1に記載の化合物の治療上有効な量が分散された医薬組成物。
【請求項13】
癌の治療又は予防を必要とする哺乳類における、癌の治療又は予防において有用な医薬を調製するための、請求項1に記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2010−512312(P2010−512312A)
【公表日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−540284(P2009−540284)
【出願日】平成19年12月4日(2007.12.4)
【国際出願番号】PCT/US2007/024938
【国際公開番号】WO2008/070134
【国際公開日】平成20年6月12日(2008.6.12)
【出願人】(390023526)メルク エンド カムパニー インコーポレーテッド (924)
【氏名又は名称原語表記】MERCK & COMPANY INCOPORATED
【Fターム(参考)】