説明

BLYSレセプターを標的化するためのBLYS融合タンパク質およびB細胞増殖性疾患の処置方法

本発明は、BLyS受容体に結合することができ、そして例えば、細胞傷害性ペプチドのような細胞傷害性因子を送達する、標的化させられたBLySポリペプチドに関する。特定の態様においては、細胞傷害性因子には、rゲロニンの少なくとも一部が含まれる。これらの組成物は、B細胞増殖性疾患を処置するため、予防するため、および/またはその治療をモニタリングするために有用である。本発明は、(例えば、腫瘍を含むガン細胞に対する)標的化活性、および細胞傷害活性を有している分子を作成し、そして使用する方法に関する。この分子には、例えば、結合ポリペプチドが含まれ得る。本発明にはまた、これらの結合ポリペプチドから作成される組成物も含まれる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
治療薬に結合されたBLySポリペプチドを含む、組成物。
【請求項2】
前記治療薬が、細胞傷害性因子、化学療法薬、抗体、サイトカイン、プロ−アポトーシス因子、または脈管形成阻害剤の1つ以上としてさらに定義される、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記細胞傷害性因子は、ペプチド、ポリペプチド、または低分子を含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記組成物が融合タンパク質としてさらに定義される、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記BLySポリペプチドがB細胞標的化ドメインを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
前記BLySポリペプチドがD−E受容体認識ループを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記BLySポリペプチドと細胞傷害性因子とが化学的に結合されている、請求項2に記載の組成物。
【請求項8】
前記細胞傷害性因子がゲロニン分子を含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項9】
前記ゲロニン分子がBLySポリペプチドに対して5’に存在している、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記細胞傷害性因子が、リシンA、ジフテリア毒素、アブリン、ドデカンドリン、トリコサンチン、トリコキリン、ブリオジン、ミラビリス抗ウイルスタンパク質、オオムギリボソーム不活化タンパク質(BRIP)、ヤマゴボウ抗ウイルスタンパク質(PAP)、サポリン、ルフィン、シュードモナスエキソトキシン、およびモモルジンからなる群より選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項11】
前記組成物が組み換え体ポリペプチドを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項12】
薬学的に許容される担体に含まれるとしてさらに定義される、請求項1に記載の組成物。
【請求項13】
請求項1に記載の組成物を含む、宿主細胞。
【請求項14】
個体に治療有効量の請求項1に記載の組成物を投与する工程を含む、B細胞増殖性疾患の個体の処置方法。
【請求項15】
前記B細胞増殖性疾患が以下からなる群より選択される、請求項14に記載の方法:B細胞慢性リンパ球性白血病/小リンパ球性リンパ腫、B細胞前リンパ球性白血病、免疫細胞腫/リンパ形質細胞性リンパ腫(+/−ヴァルデンストレームマクログロブリン血症)、マントル細胞リンパ腫、粘膜関連リンパ組織(MALT)型の辺縁帯B細胞リンパ腫、脾臓辺縁帯B細胞リンパ腫(+/−有毛リンパ球)、ヘアリー細胞白血病、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、縦隔(胸腺)大細胞型B細胞リンパ腫、血管内大細胞型B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、形質細胞性骨髄腫(多発性骨髄腫)、意味未確定の単クローン性免疫グロブリン血(MGUS)、無痛性骨髄腫、くすぶり型骨髄腫、骨硬化性骨髄腫(POEMS症候群)、形質細胞性白血病、非分泌型骨髄腫、形質細胞腫、骨の孤立性形質細胞腫、髄外性形質細胞腫、ヴァルデンストレームマクログロブリン血症、重鎖病(HCD)、免疫グロブリン沈着症、全身性軽鎖病、原発性アミロイドーシス、ホジキン病、非ホジキン病、狼瘡、または関節炎。
【請求項16】
細胞を有効量の請求項1に記載の組成物と接触させる工程を含む、BLyS受容体を発現している細胞を選択的に標的化する方法。
【請求項17】
個体に治療有効量の請求項1に記載の組成物を投与する工程を含む、B細胞増殖性疾患の個体において治療をモニタリングする方法。
【請求項18】
適切な容器に収められた請求項1に記載の組成物を含む、キット。
【請求項19】
前記組成物が薬学的に許容された担体の中に含まれている、請求項18に記載のキット。
【請求項20】
前記組成物が個体への送達のために適切にアリコートされている、請求項18に記載のキット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8−1】
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【図8−2】
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【図8−3】
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【図8−4】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13A】
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【図13B】
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【図14A】
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【図14B】
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【図14C】
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【公表番号】特表2008−528633(P2008−528633A)
【公表日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−553376(P2007−553376)
【出願日】平成18年2月1日(2006.2.1)
【国際出願番号】PCT/US2006/003547
【国際公開番号】WO2006/083961
【国際公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【出願人】(505098937)リサーチ ディベロップメント ファウンデーション (16)
【Fターム(参考)】