説明

CD11/CD18接着レセプター媒介疾患の治療用アンタゴニスト

【課題】 炎症性疾患、アレルギー、及び自己免疫疾患などのMac-1又はLFA-1媒介疾患の治療に有用な化合物の提供。
【解決手段】一般構造D−L−B(AA)の化合物であり、Dは芳香族基であり、Lはアルキレン基であり、B(AA)はアミノ酸を含む置換基を持つベンゼン環であり、具体的化合物として下図に示す化合物が例示される。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
細胞接着分子のCD11/CD18ファミリーの細胞接着分子を通して媒介される哺乳動物における免疫又は炎症又は疾患を治療又は改善する方法において、
当該哺乳動物に、構造式(I)で表される化合物:

(ここで、
Dは、モノ-、ビ-、トリサイクリック飽和、不飽和、又は芳香族環であり、各環は環内に5-、6-又は7-原子を有し、環内原子は炭素又は窒素、酸素及びイオウから選択される1〜4のヘテロ原子であり、炭素又はイオウの環原子は任意に酸化されていてもよく、各環は0−3Rで置換されていてもよく;
Lは、


の群から選択される二価の結合基であり、
ここで、
は、オキソ(-O-)、S(O)、C(=O)、CR’、CR、het、NR及びNから選択され、
は、オキソ(-O-)、S(O)、C(=O)、C(=N-O-R)、CR’、CR、het、NR及びNから選択され、
は、オキソ(-O-)、S(O)、C(=O)、C(=N-O-R)、CR’、CR、het、NR及びNから選択され、
は、存在しないか、又はオキソ(-O-)、S(O)、C(=O)、C(=N-O-R)、CR’、CR、NR及びNから選択され、
は、存在しないか、又はオキソ(-O-)、S(O)、C(=O)、CR’、CR、NR及びNから選択され、但し、L−Lの1つのみがhetであってよく、L−Lの1つがhetである場合に他のL−Lは存在しなくてもよく、
ここで、
、R’、R、R’、R、R’、R、R’、R及びR’の各々はR、R及びU-Q-V-Wから選択され、
場合によっては、R及びR’は別々に又は共に、BとともにB上の置換基Rを介して、飽和、不飽和又は芳香族の融合環を形成してもよく、融合環は環内に5、6又は7原子を含み、場合によってはO、S及びNの群から選択される1−3のヘテロ原子を含んでもよく、S又はNは任意に酸化されていてもよく;
場合によっては、R及びR’は別々に又は共に、そして、R及びR’は別々に又は共に、DとともにD上の置換基Rを介して、飽和、不飽和又は芳香族の融合環を形成してもよく、融合環は環内に5、6又は7原子を含み、場合によってはO、S及びNの群から選択される1−3のヘテロ原子を含んでもよく、S又はNは任意に酸化されていてもよく;
また場合によっては、L−L中のR−R’、NR又はNは、L−L中の他の任意のR−R’、NR又はNとともに5、6又は7員の、飽和、不飽和又は芳香族のヘテロサイクリックを形成してもよく、それは場合によってはN、O及びSから選択される1−3の付加的ヘテロ原子を含み、炭素又はイオウの環原子は任意に酸化されていてもよく、各環は0−3のRで置換されており;sは0−2であり;
Bは、

の群から選択され、ここで、

は、5、6又は7原子を含む融合ヘテロ-又はホモサイクリック環であり、この環は不飽和、部分的不飽和又は芳香族であり、ヘテロ原子は1−3のO、S及びNから選択され、
はCH及びNRから選択され;
nは0−3であり:
Gは水素及びC−Cアルキルから選択され、場合によってはGはTとともにC−Cシクロアルキルを形成し、それは任意に-V-Wで置換されていてもよく;
Tは、天然発生α-アミノ酸側鎖、
及びU-Q-V-Wの群から選択され、
Uは、C−Cアルキル、
−Cアルキル-Q、
−Cアルケニル-Q、及び
−Cアルキニル-Q
の群から選択される任意に置換されていてもよい二価の基であり:
ここで任意のアルキル、アルケニル、又はアルキニル上の置換基は1−3Rであり;
Qは存在しないか、又は、
-O-、
-S(O)- 、
-SO-N(R)-、
-N(R)-、
-N(R)-C(=O)-、
-N(R)-C(=O)-N(R)-、
-N(R)-C(=O)-O-、
-N(R)-SO-、
-C(=O)-、
-C(=O)-O-、
-het-
-C(=O)-N(R)-、
-O-C(=O)-N(R)-、
-PO(OR)O-、及び
-P(O)O-の群から選択され、ここで、
sは0−2であり、
hetはモノ-又はビサイクリックの5、6、7、9又は10員ヘテロサイクリック環であり、各環はN、O及びSから選択される1−4のヘテロ原子を含み、このヘテロサイクリックは飽和、部分的飽和、又は芳香族であり、N又はSは任意に酸化されていてもよく、ヘテロサイクリックは0−3のRで置換されており;
Vは、存在しないか、又は、
−Cアルキル、
−Cシクロアルキル、
−Cアルキル-C−C10アリール、及び
−Cアルキル-hetから選択される任意に置換されていてもよい二価の基であり、ここで、任意のアルキル上の置換基は1−3Rであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3Rであり;
Wは、
水素、
OR
SR
NR’、
NH-C(=O)-O-R
NH-C(=O)-NR’、
NH-C(=O)-R
NH-SO-R
NH-SO-NR’、
NH-SO-NH-C(=O)-R
NH-C(=O)-NH-SO-R
C(=O)-NH-C(=O)-O-R
C(=O)-NH-C(=O)-R
C(=O)-NH-C(=O)-NR’、
C(=O)-NH-SO-R
C(=O)-NH-SO-NR’、
C(=S)-NR’、
SO-R
SO-O-R
SO-NR’、
SO-NH-C(=O)-O-R
SO-NH-C(=O)-NR’、
SO-NH-C(=O)-R
O-C(=O)-NR’、
O-C(=O)-R
O-C(=O)-NH-C(=O)-R
O-C(=O)-NH-SO-R、及び
O-SO-Rの群から選択され;
Rは、
C(=O)-R
C(=O)-H、
CH(OH)、及び
CHO-C(=O)-C−Cアルキルから選択され;
は、R’又は1−3R’で置換されたR”であり、ここで、
’は、
水素、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
シアノ、
イソシアネート、
カルボキシ、
カルボキシ-C−C11アルキル、
アミノ、
アミノ-C−Cアルキル、
アミノカルボニル、
カルボキシルアミド、
カルバモイル、
カルバモイルオキシ、
ホルミル、
ホルミルオキシ、
アジド、
ニトロ、
イミダゾイル、
ウレイド、
チオウレイド、
チオシアナト、
ヒドロキシ、
−Cアルコキシ、
メルカプト、
スルホンアミド、
het、
フェノキシ、
フェニル、
ベンズアミド、
トシル、
モルホリノ、
モルホリニル、
ピペラジニル、
ピペリジニル、
ピロリニル、
イミダゾリル、及び
インドリルの群から選択され;
”は、
−C10アルキル-Q-C−Cアルキル、
−C10アルケニル-Q-C−Cアルキル、
−C10アルキニル-Q-C−Cアルキル、
−C11シクロアルキル-Q-C−Cアルキル、
−C10シクロアルケニル-Q-C−Cアルキル、
−Cアルキル-C−C12アリール-Q-C−Cアルキル、
−C10アリール-C−Cアルキル-Q-C−Cアルキル、
−Cアルキル-het-Q-C−Cアルキル、
−Cアルキル-Q-het-C−Cアルキル、
het-C−Cアルキル-Q-C−Cアルキル、
−Cアルキル-Q-C−C12アリール、及び
Q-C−Cアルキルの群から選択され;
は、水素及び置換又は非置換の
−C10アルキル、
−C10アルケニル、
−C10アルキニル、
−C11シクロアルキル、
−C10シクロアルケニル、
−Cアルキル-C−C12アリール、
−C10アリール-C−Cアルキル、
−Cアルキル-het、
het-C−Cアルキル、
−C12アリール、及び
hetから選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3Rであり、任意のアリール基又はhet上の置換基は1−3Rであり;
はR及びRから選択され;
は、
OH、
OCF
OR
SR
ハロ(F、Cl、Br、I)、
CN、
イソシアネート
NO
CF
−Cアルキル-NR’、
−Cアルキル-C(=O)-NR’、
−Cアルキル-C(=O)-R
−Cアルキル、
−Cアルコキシ、
−Cアルケニル、
−Cアルキニル、
−Cシクロアルキル、
−Cシクロアルケニル、
−Cアルキル-フェニル、
フェニル-C−Cアルキル、
−Cアルキルオキシカルボニル、
フェニル-C−Cアルキルオキシ、
−Cアルキル-het、
het-C−Cアルキル、
SO-het、
-O-C−C12アリール、
-SO-C−C12アリール、
-SO-C−Cアルキル、及び
hetの群から選択され、
ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合によっては、OH、ハロ(F、Cl、Br、I)、ニトロ、アミノ及びアミノカルボニルから選択される1−3の基で置換されていてもよく、任意のアリール又はhetの置換基は1−2のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF3、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
S-C−Cアルキル、
C(=O)-C−Cアルキル、
C(=O)-NR’、
−Cアルキル、
ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、
ベンジル、及び
フェニルから選択され;
は、

NH-C(=O)-O-R
NH-C(=O)-R
NH-C(=O)-NHR
NH-SO-R
NH-SO-NH-C(=O)-R
NH-C(=O)-NH-SO-R
C(=O)-O-R
C(=O)-R
C(=O)-NHR
C(=O)-NH-C(=O)-O-R
C(=O)-NH-C(=O)-R
C(=O)-NH-SO-R
C(=O)-NH-SO-NHR
SO-R
SO-O-R
SO-N(R’、
SO-NH-C(=O)-O-R
SO-NH-C(=O)-O-R、及び
SO-NH-C(=O)-Rの群から選択され、
’は、水素及び置換又は非置換の
−C11アルキル、
−C11アルコキシ、
−C10アルケニル、
−C10アルキニル、
−C11シクロアルキル、
−C10シクロアルケニル、
−Cアルキル-C−C12アリール、
−C10アリール-C−Cアルキル、
−C10アリール-C−Cアルコキシ、
−Cアルキル-het、
het-C−Cアルキル、
−C12アリール、
het、
−Cアルキルカルボニル、
−Cアルコキシカルボニル、
−Cシクロアルキルカルボニル、
−Cシクロアルコキシカルボニル、
−C11アリールオキシカルボニル、
−C11アリールアルコキシカルボニル、
ヘテロアリールアルコキシカルボニル、
ヘテロアリールアルキルカルボニル、
ヘテロアリールカルボニル、
ヘテロアリールアルキルスルホニル、
ヘテロアリールスルホニル、
−Cアルキルスルホニル、及び
−C10アリールスルホニルから選択され、
ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3Rであり、任意のアリール、het又はヘテロアリール上の置換基は1−3Rであり;
及びR’は、それらが結合する共通の窒素とともに、
モルホリニル、
ピペラジニル、
チアモルホリニル、
ピロリジニル、
イミダゾリジニル、
インドリニル、
イソインドリニル、
1,2,3,4-テトラヒドロ-キノリニル、
1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリニル、
チアゾリジニル、及び
アザビシクロノニルから選択される任意に置換されていてもよいヘテロサイクリックを形成してもよく、ここで、置換基は1−3Rであり;
は、水素及び置換又は非置換の、
−Cアルキル、
−Cアルキルカルボニル、
−Cアルケニル、
−Cアルキニル、
−Cシクロアルキル、及び
ベンゾイルから選択され、
ここで、任意のアルキル上の置換基は1−3Rであり、任意のアリール上の置換基は1−3Rであり;
は、
OH、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
CN、
イソシアネート
OR
SR
SOR
NO
CF

NR’、
NR-C(=O)-O-R
NR-C(=O)-R
−Cアルキル-SO-R
−Cアルキル-SO-NR’、
C(=O)-R
O-C(=O)-R
C(=O)-O-R、及び
C(=O)-NR’の群から選択され、
ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3Rであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3Rであり;
は、
−Cアルキル、
−Cアルケニル、
−Cアルキニル、
−Cシクロアルキル、
−Cシクロアルケニル、
−Cアルキル-フェニル、
フェニル-C−Cアルキル、
−Cアルキル-het、及び
het-C−Cアルキルの群から選択される置換又は非置換の基であり、
ここで任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3Rであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3Rであり;
は、
ヒドロキシ、
−C11アルコキシ、
−C12シクロアルコキシ、
−C12アラルコキシ、
−C12アルシクロアルコキシ、
−C10アリールオキシ、
−C10アルキルカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10アルコキシカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10アルコキシカルボニルアルキルオキシ、
−C10シクロアルキルカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10シクロアルコキシカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10シクロアルコキシカルボニルアルキルオキシ、
−C12アリールオキシカルボニルアルキルオキシ、
−C12アリールオキシカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C12アリールカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10アルコキシアルキルカルボニルオキシアルキルオキシ、
(R)(R’)N(C−C10アルコキシ)-、

から選択される置換又は非置換の基であり、ここで任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3Rであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3Rである)
及びその製薬的に許容される塩の治療的有効量を投与することを含んでなる方法。
【請求項2】
Dが、ホモサイクル又はN、S及びOから選択される1−3のヘテロ原子を含む芳香族ヘテロサイクルであり、当該ホモ又はヘテロサイクリックが、


(ここで、
、Y、Y、Y及びYは、CH、CR及びNの群から選択され、
は、O、S、N及びNRの群から選択され、
nは0−3であり、
は、
OH、OCF、OR、SR、ハロ(F、Cl、Br、I)、CN、イソシアネート、NO、CF、C−Cアルキル-NR’、C−Cアルキル-C(=O)-NR’、 C−Cアルキル-C(=O)-R、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、C−Cアルキル-フェニル、フェニル-C−Cアルキル、C−Cアルキルオキシカルボニル、フェニル-C−Cアルキルオキシ、C−Cアルキル-het、het-C−Cアルキル、SO-het、-O-C−C12アリール、-SO-C−C12アリール、-SO-C−Cアルキル、及びhetの群から選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合によっては、OH、ハロ(F、Cl、Br、I)、ニトロ、アミノ及びアミノカルボニルから選択される1−3の基で置換されていてもよく、任意のアリール又はhet上の置換基は1−2のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF3、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、R’又は1−3R’で置換されたR”であり、ここで、
’は、
水素、ハロ(F、Cl、Br、I)、シアノ、イソシアネート、カルボキシ、カルボキシ-C−C11アルキル、アミノ、アミノ-C−Cアルキル、アミノカルボニル、カルボキシアミド、カルバモイル、カルバモイルオキシ、ホルミル、ホルミルオキシ、アジド、ニトロ、イミダゾイル、ウレイド、チオウレイド、チオシアナト、ヒドロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、スルホンアミド、het、フェノキシ、フェニル、ベンズアミド、トシル、モルホリノ、モルホリニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリニル、イミダゾリル、及びインドリルの群から選択され;
”は、
−C10アルキル-Q-C−Cアルキル、C−C10アルケニル-Q-C−Cアルキル、C−C10アルキニル-Q-C−Cアルキル、C−C11シクロアルキル-Q-C−Cアルキル、C−C10シクロアルケニル-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-C−C12アリール-Q-C−Cアルキル、C−C10アリール-C−Cアルキル-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-het-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-Q-het-C−Cアルキル、het-C−Cアルキル-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-Q-C−C12アリール、及びQ-C−Cアルキルの群から選択され;
Qは、存在しないか、又は、
-O-、-S(O)- 、-SO-N(R)-、-N(R)-SO、-N(R)-C(=O)-、-C(=O)-N(R)-、-N(R)-C(=O)-O-、-O-C(=O)-N(R)-、-N(R)-C(=O)-N(R)-、-C(=O)-、-N(R)-、-C(=O)-O-、-O-C(=O)-、-het-、-PO(OR)O-、及び-P(O)O-の群から選択され、ここで、sは0−2であり;hetはモノ-又はビサイクリックの5、6、7、9又は10員ヘテロサイクリック環であり、各環はN、O及びSから選択される1−4のヘテロ原子を含み、このヘテロサイクリック環は飽和、部分的飽和、又は芳香族であり、N又はSは任意に酸化されていてもよく、ヘテロサイクリックは0−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノで置換されており;
は、水素及び置換又は非置換の
−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C11シクロアルキル、C−C10シクロアルケニル、C−Cアルキル-C−C12アリール、C−C10アリール-C−Cアルキル、C−Cアルキル-het、het-C−Cアルキル、C−C12アリール、及びhetから選択され、ここで、置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
S-C−Cアルキル、C(=O)-C−Cアルキル、C(=O)-NR’、C−Cアルキル、ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、ベンジル、及びフェニルから選択され;
は、
、NH-C(=O)-O-R、NH-C(=O)-R、NH-C(=O)-NHR、NH-SO-R、NH-SO-NH-C(=O)-R、NH-C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-O-R、C(=O)-R、C(=O)-NHR、C(=O)-NH-C(=O)-O-R、C(=O)-NH-C(=O)-R、C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-SO-NHR、SO-R、SO-O-R、SO-N(R)、SO-NH-C(=O)-O-R、SO-NH-C(=O)-O-R、及びSO-NH-C(=O)-Rの群から選択され;
’は、水素、ヒドロキシ及び置換又は非置換の
−C11アルキル、C−C11アルコキシ、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C11シクロアルキル、C−C10シクロアルケニル、C−Cアルキル-C−C12アリール、C−C10アリール-C−Cアルキル、C−C10アリール-C−Cアルコキシ、C−Cアルキル-het、het-C−Cアルキル、C−C12アリール、het、C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cシクロアルキルカルボニル、C−Cシクロアルコキシカルボニル、C−C11アリールオキシカルボニル、C−C11アリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールアルキルスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、C−Cアルキルスルホニル、及びC−C10アリールスルホニルから選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニルは、OH、ハロ(F、Cl、Br、I)、ニトロ、アミノ及びアミノカルボニルから選択される1−3の基で置換されていてもよく、任意のアリール、ヘテロアリール又はhet上の置換基は、1−2のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
及びR’は、それらが結合する共通の窒素とともに、
モルホリニル、ピペラジニル、チアモルホリニル、ピロリジニル、イミダゾリジニル、インドリニル、イソインドリニル、1,2,3,4-テトラヒドロ-キノリニル、1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリニル、チアゾリジニル、及びアザビシクロノニルから選択される任意に置換されていてもよいヘテロサイクリックを形成してもよく、ここで、置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、C−Cアルキル-フェニル、フェニル-C−Cアルキル、C−Cアルキル-het、及びhet-C−Cアルキルの群から選択され、ここで置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
Lは、
-(CR’)-Ai-(CR’)-、-(CR’)-het-(CR’)-、-(CR=CR)-Ai-(CR’)-、及び-(CR’)-Ai-(CR=CR)-の群から選択され、
ここで、Aiは、


から選択され;
ここで、oは0−1、pは0−1、qは0−1及びrは0−1であり;
、R’、R、R’、R、R’、R、R’、R、R、R’及びRの各々は独立してR、R及びU-Wから選択され;
Uは、
−Cアルキル、C−Cアルキル-Q-、C−Cアルケニル-Q-、及びC−Cアルキニル-Q-の群から選択される任意に置換されていてもよい二価の基であり、ここで任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3のRであり;
Wは、
水素、OH、O-C−Cアルキル、SH、SR、NR’、NH-C(=O)-O-R、NH-C(=O)-NR’、NH-C(=O)-R、NH-SO-R、NH-SO-NR’、NH-SO-NH-C(=O)-R、NH-C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-C(=O)-O-R、C(=O)-NH-C(=O)-R、C(=O)-NH-C(=O)-NR’、C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-SO-NR’、C(=S)-NR’、SO-R、SO-O-R、SO-NR’、SO-NH-C(=O)-O-R、SO-NH-C(=O)-NR’、SO-NH-C(=O)-R、O-C(=O)-NR’、O-C(=O)-R、O-C(=O)-NH-C(=O)-R、O-C(=O)-NH-SO-R、及びO-SO-Rの群から選択され;
Gは水素であり;
TはU-Wであり;
RはC(=O)-OHである)及びその製薬的に許容される塩の群から選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
Dが、
1)以下の群から選択される5-員芳香族ヘテロサイクリック:

2)以下の群から選択される9員芳香族ヘテロビサイクル:



3)以下の群から選択される6員芳香族ヘテロ又はホモサイクル:

から選択され、
Lが、
-C-Cアルキル-、
-C-Cアルケニル-、
-CHC(=O)NH-、
-CHNH-C(=O)-、
-O-CH-C(=O)-、
-CH-CH-C(=O)-、
-CH=CH-C(=O)NH-CH-、
-CH=CH-C(=O)NH-CH-(CH)-、
-CH(OH)-CH-O-、
-CH(OH)-CH-CH-、
-CH-CH-CH(OH)-、
-O-CH-CH(OH)-、
-O-CH-CH(OH)-CH-、
-O-CH-CH-CH(OH)-、
-O-CH-CH-O-、
-CH-CH-CH-O-、
-CH-CH(OH)-CH-O-、
-CH-CH-O-、
-CH-(CH)-NH-C(=O)-、
-CH-NH-SO-、
-NH-SO-CH-、
-CH-SONH-、
-SONH-CH-、
-C(=O)-NH-C(=O)-、
-NH-C(=O)-NH-、
-NH-C(=O)-NH-CH-、
-CH-NH-C(=O)-NH-、
-C(=O)-NH-CH-C(=O)-NH-、
-NH-C(=O)-O-、及び
-O-C(=O)-NH-、及びこれらの製薬的に許容される塩の群から選択される二価の結合基である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
化合物が下記式:

(ここで、D-L-は、


から選択され、
(ここで、
、Y、及びYは、CH、CR及びNの群から選択され、
は、O、S、NH及びNRの群から選択され、
nは0−3であり、
、R及びRの各々は独立してR、R及びU-Wから選択され;
Uは、
−Cアルキル、C−Cアルキル-Q-、C−Cアルケニル-Q-、及びC−Cアルキニル-Q-の群から選択される任意に置換されていてもよい二価の基であり、ここで任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3のRであり;
Qは、存在しないか、又は、
-O-、-S(O)- 、-SO-N(R)-、-N(R)-、-N(R)-C(=O)-、-N(R)-C(=O)-N(R)-、-N(R)-C(=O)-O-、-O-C(=O)-N(R)-、-N(R)-SO-、-C(=O)-、-C(=O)-O-、het、-C(=O)-N(R)-、-PO(OR)O-、及び-P(O)O-の群から選択され、ここで、sは0−2であり;hetはモノ-又はビサイクリックの5、6、7、9又は10員ヘテロサイクリックであり、各環はN、O及びSから選択される1−4のヘテロ原子を含み、このヘテロサイクリックは飽和、部分的飽和、又は芳香族であり、N又はSは任意に酸化されていてもよく、ヘテロサイクリックは0−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノで置換されており;
Wは、
水素、OH、O-C−Cアルキル、SH、SR、NR’、NH-C(=O)-O-R、NH-C(=O)-NR’、NH-C(=O)-R、NH-SO-R、NH-SO-NR’、NH-SO-NH-C(=O)-R、NH-C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-C(=O)-O-R、C(=O)-NH-C(=O)-R、C(=O)-NH-C(=O)-NR’、C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-SO-NR’、C(=S)-NR’、SO-R、SO-O-R、SO-NR’、SO-NH-C(=O)-O-R、SO-NH-C(=O)-NR’、SO-NH-C(=O)-R、O-C(=O)-NR’、O-C(=O)-R、O-C(=O)-NH-C(=O)-R、O-C(=O)-NH-SO-R、及びO-SO-Rの群から選択され;Rは、R’又は1−3R’で置換されたR”であり、ここで、
’は、
水素、ハロ(F、Cl、Br、I)、シアノ、カルボキシ、カルボキシ-C−C11アルキル、アミノ、アミノ-C−Cアルキル、アミノカルボニル、カルボキシアミド、カルバモイル、カルバモイルオキシ、ホルミル、ホルミルオキシ、アジド、ニトロ、イミダゾイル、ウレイド、チオウレイド、チオシアナト、ヒドロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、スルホンアミド、het、フェノキシ、フェニル、ベンズアミド、トシル、モルホリノ、モルホリニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリニル、イミダゾリル、及びインドリルの群から選択され;
”は、
−C10アルキル-Q-C−Cアルキル、C−C10アルケニル-Q-C−Cアルキル、C−C10アルキニル-Q-C−Cアルキル、C−C11シクロアルキル-Q-C−Cアルキル、C−C10シクロアルケニル-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-C−C12アリール-Q-C−Cアルキル、C−C10アリール-C−Cアルキル-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-het-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-Q-het-C−Cアルキル、het-C−Cアルキル-Q-C−Cアルキル、C−Cアルキル-Q-C−C12アリール、及びQ-C−Cアルキルの群から選択され;
は、水素及び置換又は非置換の
−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C11シクロアルキル、C−C10シクロアルケニル、C−Cアルキル-C−C12アリール、C−C10アリール-C−Cアルキル、C−Cアルキル-het、het-C−Cアルキル、C−C12アリール、及びhetから選択され、ここで、置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
OH、OCF、OR、SR、ハロ(F、Cl、Br、I)、CN、NO、CF、C−Cアルキル-NR’、C−Cアルキル-C(=O)-NR’、 C−Cアルキル-C(=O)-R、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、C−Cアルキル-フェニル、フェニル-C−Cアルキル、C−Cアルキルオキシカルボニル、フェニル-C−Cアルキルオキシ、C−Cアルキル-het、het-C−Cアルキル、SO-het、-O-C−C12アリール、-SO-C−C12アリール、-SO-C−Cアルキル、及びhetの群から選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合によっては、OH、ハロ(F、Cl、Br、I)、ニトロ、アミノ及びアミノカルボニルから選択される1−3の基で置換されていてもよく、任意のアリール又はhet上の置換基は1−2のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
S-C−Cアルキル、C(=O)-C−Cアルキル、C(=O)-NR’、C−Cアルキル、ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、ベンジル、及びフェニルから選択され;
は、
、NH-C(=O)-O-R、NH-C(=O)-R、NH-C(=O)-NHR、NH-SO-R、NH-SO-NH-C(=O)-R、NH-C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-O-R、C(=O)-R、C(=O)-NHR、C(=O)-NH-C(=O)-O-R、C(=O)-NH-C(=O)-R、C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-SO-NHR、SO-R、SO-O-R、SO-N(R)、SO-NH-C(=O)-O-R、SO-NH-C(=O)-O-R、及びSO-NH-C(=O)-Rの群から選択され;
’は、水素、ヒドロキシ及び置換又は非置換の
−C11アルキル、C−C11アルコキシ、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C11シクロアルキル、C−C10シクロアルケニル、C−Cアルキル-C−C12アリール、C−C10アリール-C−Cアルキル、C−C10アリール-C−Cアルコキシ、C−Cアルキル-het、het-C−Cアルキル、C−C12アリール、het、C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cシクロアルキルカルボニル、C−Cシクロアルコキシカルボニル、C−C11アリールオキシカルボニル、C−C11アリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールアルキルスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、C−Cアルキルスルホニル、及びC−C10アリールスルホニルから選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニルは、OH、ハロ(F、Cl、Br、I)、ニトロ、アミノ及びアミノカルボニルから選択される1−3の基で置換されていてもよく、任意のアリール、ヘテロアリール又はhet上の置換基は、1−2のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
及びR’は、それらが結合する共通の窒素とともに、
モルホリニル、ピペラジニル、チアモルホリニル、ピロリジニル、イミダゾリジニル、インドリニル、イソインドリニル、1,2,3,4-テトラヒドロ-キノリニル、1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリニル、チアゾリジニル、及びアザビシクロノニルから選択される任意に置換されていてもよいヘテロサイクリックを形成してもよく、ここで、置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、C−Cアルキル-フェニル、フェニル-C−Cアルキル、C−Cアルキル-het、及びhet-C−Cアルキルの群から選択され、ここで置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
TはU-Wである)で表されるもの及びその製薬的に許容される塩である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
、Y、及びYは、CH及びCRから選択され、
は、NR、O及びSから選択され、
nは0−3であり、
、R及びRの各々は独立してRであり;
は、R’又は1−3R’で置換されたR”であり、ここで、
’は、
水素、ハロ(F、Cl、Br、I)、シアノ、カルボキシ、カルボキシ、アミノ、アミノ、アミノカルボニル、カルボキシアミド、カルバモイル、カルバモイルオキシ、ホルミル、ホルミルオキシ、アジド、ニトロ、イミダゾイル、ウレイド、チオウレイド、チオシアナト、ヒドロキシ、C−Cアルコキシ、メルカプト、スルホンアミド、フェノキシ、フェニル、ベンズアミド、モルホリノ、モルホリニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピロリニル、イミダゾリル、及びインドリルの群から選択され;
”は、水素又は、
−C10アルキル-het、C−C10アルキル、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C11シクロアルキル、C−C10シクロアルケニル-C−Cアルキル、C−Cアルキル-C−C12アリール、及びC−C10アリール-C−Cアルキルから選択される置換又は非置換の基であり、ここで、置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
OH、OCF、OR”、SR、ハロ(F、Cl、Br、I)、CN、NO、CF、C−Cアルキル-C(=O)-R、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、フェニル-C−Cアルキル、C−Cアルキルオキシカルボニル、-O-C−C12アリール、及び-SO-C−C12アリールの群から選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニルは、場合によっては、OH、ハロ(F、Cl、Br、I)、ニトロ、アミノ及びアミノカルボニルから選択される1−3の基で置換されていてもよく、任意のアリール又はhet上の置換基は1−2のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF3、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
S-C−Cアルキル、C(=O)-C−Cアルキル、C(=O)-NH、C−Cアルキル、ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、ベンジル、及びフェニルから選択され;
は、
”、NH-C(=O)-O-R”、NH-C(=O)-R”、NH-C(=O)-NHR”、NH-SO-R、NH-SO-NH-C(=O)-R”、NH-C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-O-R”、C(=O)-R”、C(=O)-NHR”、C(=O)-NH-C(=O)-O-R”、C(=O)-NH-C(=O)-R”、C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-SO-NHR、SO-R、SO-O-R、SO-N(R)、SO-NH-C(=O)-O-R”、SO-NH-C(=O)-O-R”、及びSO-NH-C(=O)-R”の群から選択され;
’は、水素、ヒドロキシ及び置換又は非置換の
−C11アルキル、C−C11アルコキシ、C−C10アルケニル、C−C10アルキニル、C−C11シクロアルキル、C−C10シクロアルケニル、C−Cアルキル-C−C12アリール、C−C10アリール-C−Cアルキル、C−C10アリール-C−Cアルコキシ、C−Cアルキル-het、het-C−Cアルキル、C−C12アリール、het、C−Cアルキルカルボニル、C−Cアルコキシカルボニル、C−Cシクロアルキルカルボニル、C−Cシクロアルコキシカルボニル、C−C11アリールオキシカルボニル、C−C11アリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルコキシカルボニル、ヘテロアリールアルキルカルボニル、ヘテロアリールカルボニル、ヘテロアリールアルキルスルホニル、ヘテロアリールスルホニル、C−Cアルキルスルホニル、及びC−C10アリールスルホニルから選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニルは、OH、ハロ(F、Cl、Br、I)、ニトロ、アミノ及びアミノカルボニルから選択される1−3の基で置換されていてもよく、任意のアリール、ヘテロアリール又はhet上の置換基は、1−2のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
及びR’は、それらが結合する共通の窒素とともに、
モルホリニル、ピペラジニル、チアモルホリニル、ピロリジニル、イミダゾリジニル、インドリニル、イソインドリニル、1,2,3,4-テトラヒドロ-キノリニル、1,2,3,4-テトラヒドロ-イソキノリニル、チアゾリジニル、及びアザビシクロノニルから選択される任意に置換されていてもよいヘテロサイクリックを形成してもよく、ここで、置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
は、
−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルケニル、C−Cアルキル-フェニル、フェニル-C−Cアルキル、C−Cアルキル-het、及びhet-C−Cアルキルの群から選択され、ここで置換基は1−3のヒドロキシ、ハロ(F、Cl、Br、I)、CF、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、ニトロ及びアミノであり;
TはU-Wであり、
ここで、
Uは、
−Cアルキル-Q-、C−Cアルケニル-Q-、及びC−Cアルキニル-Q-の群から選択される任意に置換されていてもよい二価の基であり、ここで任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3のRであり;
Qは、存在しないか、又は、
-SO-N(R)-、-N(R)-、-N(R)-C(=O)-、-N(R)-C(=O)-O-、-N(R)-SO-、-C(=O)-N(R)-C(=O)-O-、-C(=O)-O-、C(=O)-及びC(=O)-N(R)-の群から選択され、
Wは、
水素、OH、O-C−Cアルキル、SH、SR、NR’、NH-C(=O)-O-R”、NH-C(=O)-NR’、NH-C(=O)-R”、NH-SO-R、NH-SO-NR’、NH-SO-NH-C(=O)-R”、NH-C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-C(=O)-O-R”、C(=O)-NH-C(=O)-R”、C(=O)-NH-C(=O)-NR’、C(=O)-NH-SO-R、C(=O)-NH-SO-NR’、C(=S)-NR’、SO-R、SO-O-R、SO-NR’、SO-NH-C(=O)-O-R”、SO-NH-C(=O)-NR’、SO-NH-C(=O)-R”、O-C(=O)-NR’、O-C(=O)-R”、O-C(=O)-NH-C(=O)-R”、O-C(=O)-NH-SO-R、及びO-SO-Rの群から選択されるもの及びその製薬的に許容される塩である、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
接着レセプターのCD11/CD18ファミリーを通して媒介される免疫疾患を持つ哺乳類を治療する方法において、
下記式で表される化合物:

(ここで、
Dは、

の群から選択され、
ここで、
はNR、CH及びCRの群から選択され;
、Y、Y及びYは、CH及びCRの群から選択され;
は、NR、O及びSから選択され;
nは0−3であり;
は、置換又は非置換の
−Cアルキレン、
−Cシクロアルキレン、
−Cアルキレン-NR-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-S(O)0−2-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-SO-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-SO-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-CR=CR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-C≡C-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-het-C−Cアルキレン
の群から選択され、ここで置換基は1から3のR、R及びRから選択され、
は、置換又は非置換の
−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-S(O)0−2-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-SO-NR-C−Cアルキレン、及び
−Cアルキレン-アリール-C−Cアルキレン、
の群から選択され、ここで置換基は1から3のR、R及びRから選択され、
、R及びRは、
水素、
−Cアルキル-ヒドロキシ、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、
シアノ、
イソシアネート、
カルボキシ、
カルボキシ-C−Cアルキル、
アミノ、
アミノ-C−Cアルキル、
アミノ-ジ(C−Cアルキル)、
アミノカルボニル、
カルボキシアミド、
カルバモイル、
カルバモイルオキシ、
ホルミル、
ホルミルオキシ、
ニトロ、
イミダゾイル、
ウレイド、
チオウレイド、
チオシアナト、
ヒドロキシ、
−Cアルコキシ、
メルカプト、
スルホンアミド、
フェノキシ、
フェニル、及び
ベンズアミドの群から選択され;
は、
水素、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
シアノ、
イソシアネート、
カルボキシ、
カルボキシ-C−Cアルキル、
アミノ、
アミノ-C−Cアルキル、
アミノカルボニル、
カルボキシアミド、
カルバモイル、
カルバモイルオキシ、
ホルミル、
ホルミルオキシ、
アジド、
ニトロ、
イミダゾイル、
ウレイド、
チオウレイド、
チオシアナト、
ヒドロキシ、
−Cアルコキシ、
メルカプト、
スルホンアミド、
−Cアルキルスルホニル、
het、
フェノキシ、
フェニル、
ベンズアミド、
トシル、
モルホリノ、
モルホリニル、
ピペラジニル、
ピペリジニル、
ピロリニル、
イミダゾリル、及び
インドリルの群から選択され;
Rcは、水素及び置換又は非置換の
−C10アルキル、
−C10アルケニル、
−C10アルキニル、
−C11シクロアルキル、
−C10シクロアルケニル、
−Cアルキル-C−C12アリール、
−C12アリール-C−Cアルキル、
−Cアルキル-het、
het-C−Cアルキル、
−C12アリール、
−C10アルキル-O-、
−C10アルケニル-O-、
−C10アルキニル-O-、
−C11シクロアルキル-O-、
−C10シクロアルケニル-O-、
−Cアルキル-C−C12アリール-O-、
−C12アリール-C−Cアルキル-O-、
−Cアルキル-het-O-、
het-C−Cアルキル-O-、
−C12アリール-O-、
−C10アルキル-NR-、
−C10アルケニル-NR-、
−C10アルキニル-NR-、
−C11シクロアルキル-NR-、
−C10シクロアルケニル-NR-、
−Cアルキル-C−C12アリール-NR-、
−C12アリール-C−Cアルキル-NR-、
−Cアルキル-het-NR-、
het-C−Cアルキル-NR-、
−C12アリール-NR-、及び
hetから選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3のRであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3のRであり;
hetは、


の群から選択され、ここで、
及びRは、
OH、
CN、
NO
ハロ(F、Cl、Br、I)、
OR
SR
SOR
CF

NR’、
NRC(=O)-O-R’、
NRC(=O)-R’、
−Cアルキル-SO-R-、
−Cアルキル-SO-NR’、
C(=O)-R
O-C(=O)-R
C(=O)-O-R、及び
C(=O)-NR’から独立して選択され、
hetが二価の結合基である場合Rは化学結合であり;
及びR’は、
水素、
ヒドロキシ、
−Cアルキル、
ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、
−Cアルキル-het、
het-C−Cアルキル、
−Cアリール、及び
hetから独立に選択され;
Rzは、
ヒドロキシ、
−C11アルコキシ、
−C12シクロアルコキシ、
−C12アラルコキシ、
−C12アルシクロアルコキシ、
−C10アリールオキシ、
−C10アルキルカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10アルコキシカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10アルコキシカルボニルアルキルオキシ、
−C10シクロアルキルカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10シクロアルコキシカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10シクロアルコキシカルボニルアルキルオキシ、
−C12アリールオキシカルボニルアルキルオキシ、
−C12アリールオキシカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C12アリールカルボニルオキシアルキルオキシ、
−C10アルコキシアルキルカルボニルオキシアルキルオキシ、
(R)(R’)N(C−C10アルコキシ)-、

から選択される置換又は非置換の基であり、
ここで、任意のアルキル、アルケニル、アルキニル上の置換基は1−3のRであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3のRであり;
Qは存在しないか、又は、
-N(R)-、
-N(R)-C(=O)-、
-N(R)-C(=O)-O-、
-N(R)-C(=O)-N(R)-、
-N(R)-SO-、
-C(=O)-、
-O-C(=O)-N(R)-、
-C(=O)-N(R)-、
の群から選択される基で置換されたC−Cアルキルであり、
Vは、存在しないか、又は、
−C11アルキレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルキレン、
−Cアルケニレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルケニレン、
−Cシクロアルキレン、
−C10アリール-C−Cアルキレン、
−Cアルキル-C−C10アリーレン、及び
−Cアルキル-hetから選択される任意に置換されていてもよい二価の基であり;ここで、任意のアルキル上の置換基は1−3 のRであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3のRであり;
Wは、

NH-C(=O)-NR’、
NH-C(=O)-R
C(=O)-R
C(=O)-NH-C(=O)-R
C(=O)-NH-C(=O)-NR’、
C(=O)-NH-SO-R
C(=O)-NH-SO-NR’、
C(=O)NR’、
NH-C(=O)-R、及び
から選択される基で置換されたC−Cアルキルである)及びこれらの製薬的に強要される塩の薬理学的有効量を投与することを含んでなる方法。
【請求項7】
化合物が、

(ここで、
Dは、

の群から選択され、
ここで、
、Y、Y、Y及びYは、CH及びCRの群から選択され;
は、NR、O及びSから選択され;
nは0−3であり;
は、置換又は非置換の
−Cアルキレン、
−Cシクロアルキレン、
−Cアルキレン-NR-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-S(O)0−2-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-SO-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-SO-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-CR=CR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-C≡C-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-het-C−Cアルキレン
の群から選択され、ここで置換基は1から3のR、R及びRから選択され、
は、置換又は非置換の
−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-NR-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-(C=O)-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-S(O)0−2-C−Cアルキレン、
−Cアルキレン-SO-NR-C−Cアルキレン、及び
−Cアルキレン-アリール-C−Cアルキレン、
の群から選択され、ここで置換基は1から3のR、R及びRから選択され、
、R及びRは、
水素、
−Cアルキル-ヒドロキシ、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、
シアノ、
イソシアネート、
カルボキシ、
カルボキシ-C−C11アルキル、
アミノ、
アミノ-C−Cアルキル、
アミノ-ジ(C−Cアルキル)、
アミノカルボニル、
カルボキシアミド、
カルバモイル、
カルバモイルオキシ、
ホルミル、
ホルミルオキシ、
アジド、
ニトロ、
イミダゾイル、
ウレイド、
チオウレイド、
チオシアナト、
ヒドロキシ、
−Cアルコキシ、
メルカプト、
スルホンアミド、
フェノキシ、
フェニル、及び
ベンズアミドの群から選択され;
は、
水素、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
カルボキシ、
カルボキシ-C−Cアルキル、
アミノ、
アミノ-C−Cアルキル、
アミノカルボニル、
カルボキシアミド、
カルバモイル、
カルバモイルオキシ、
ホルミル、
ホルミルオキシ、
イミダゾイル、
ウレイド、
ヒドロキシ、
−Cアルコキシ、
スルホンアミド、
het、
フェノキシ、及び
フェニルの群から選択され;
は、水素及び置換又は非置換の
−C10アルキル、
−C10アルケニル、
−C10アルキニル、
−C11シクロアルキル、
−C10シクロアルケニル、
−Cアルキル-C−C12アリール、
−C12アリール-C−Cアルキル、
−Cアルキル-het、
het-C−Cアルキル、
−C12アリール、
−C10アルキル-O-、
−C10アルケニル-O-、
−C10アルキニル-O-、
−C11シクロアルキル-O-、
−C10シクロアルケニル-O-、
−Cアルキル-C−C12アリール-O-、
−C12アリール-C−Cアルキル-O-、
−Cアルキル-het-O-、
het-C−Cアルキル-O-、
−C12アリール-O-、
−C10アルキル-NR-、
−C10アルケニル-NR-、
−C10アルキニル-NR-、
−C11シクロアルキル-NR-、
−C10シクロアルケニル-NR-、
−Cアルキル-C−C12アリール-NR-、
−C12アリール-C−Cアルキル-NR-、
−Cアルキル-het-NR-、
het-C−Cアルキル-NR-、
−C12アリール-NR-、及び
hetから選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3のRであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3のRであり;
hetは、

の群から選択され、ここで、
及びRは、
OH、
CN、
NO
ハロ(F、Cl、Br、I)、
OR
SR
SOR
CF

NR’、
NRC(=O)-O-R’、
NRC(=O)-R’、
−Cアルキル-SO-R-、
−Cアルキル-SO-NR’、
C(=O)-R
O-C(=O)-R
C(=O)-O-R、及び
C(=O)-NR’から独立に選択され、
hetが二価の結合基である場合Rは化学結合であり;
及びR’は、
水素、
ヒドロキシ、
−Cアルキル、及び
ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキルから独立に選択され;
Vは、存在しないか、又は、
−C11アルキレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルキレン、
−Cアルケニレン、
−Cアルキレン-O-C−Cアルケニレン、
−Cシクロアルキレン、
−Cアルキル-C−C10アリーレン、及び
−Cアルキル-hetから選択される任意に置換されていてもよい二価の基であり;ここで、任意のアルキル上の置換基は1−3 のRであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3のRであり;
Wは、
水素、
NH-C(=O)-NR’、
NH-C(=O)-R
C(=O)-NH-C(=O)-R
C(=O)-NH-C(=O)-NR’、
C(=O)-NH-SO-R
C(=O)-NH-SO-NR’、
C(=O)NR’、
NH-C(=O)-R、及び
の群から選択される)の群、及びこれらの製薬的に許容される塩から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
化合物が、



(ここで、
、R、R、R、及びRは、
水素、
−Cアルキル、
−Cアルキル-ヒドロキシ、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキル、
アミノ、
アミノ-C−Cアルキル、
アミノカルボニル-C−Cアルキル、
アミノ-ジ(C−Cアルキル)、
カルボキシアミド、
カルバモイル、
カルバモイルオキシ、
ホルミル、
ホルミルオキシ、
ウレイド、
ヒドロキシ、
−Cアルコキシ、
スルホンアミド、
フェノニル、及び
フェノキシの群から選択され;
は、
水素、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
シアノ、
イソシアネート、
カルボキシ、
アミノ、
アミノ-C−Cアルキル、
アミノカルボニル、
カルボキシアミド、
カルバモイル、
カルバモイルオキシ、
ホルミル、
ホルミルオキシ、
イミダゾイル、
ウレイド、
ヒドロキシ、
−Cアルコキシ、
スルホンアミド、
フェノキシ、及び
フェニルの群から選択され;
は、水素及び置換又は非置換の
−C10アルキル、
−C10アルケニル、
−C10アルキニル、
−C11シクロアルキル、
−C10シクロアルケニル、
−Cアルキル-C−C12アリール、
−C10アリール-C−Cアルキル、
−Cアルキル-het、
het-C−Cアルキル、
−C12アリール、
−C10アルキル-O-、
−C10アルケニル-O-、
−C10アルキニル-O-、
−C11シクロアルキル-O-、
−C10シクロアルケニル-O-、
−Cアルキル-C−C12アリール-O-、
−C10アリール-C−Cアルキル-O-、
−Cアルキル-het-O-、
het-C−Cアルキル-O-、
−C12アリール-O-、
−C10アルキル-NR-、
−C10アルケニル-NR-、
−C10アルキニル-NR-、
−C11シクロアルキル-NR-、
−C10シクロアルケニル-NR-、
−Cアルキル-C−C12アリール-NR-、
−C10アリール-C−Cアルキル-NR-、
−Cアルキル-het-NR-、
het-C−Cアルキル-NR-、
−C12アリール-NR-、及び
hetから選択され、ここで、任意のアルキル、アルケニル又はアルキニル上の置換基は1−3のRであり、任意のアリール又はhet上の置換基は1−3のRであり;
は、
OH、
−Cアルキル、
ハロ(F、Cl、Br、I)、
NO
シアノ、
OR
SR
SOR
CF

NR’、
NRC(=O)-O-R’、
NRC(=O)-R’、
−Cアルキル-SO-R
−Cアルキル-SO-NR’、
C(=O)-R
O-C(=O)-R
C(=O)-O-R、及び
C(=O)-NR’から独立に選択され、
hetは、

の群から独立に選択され;
及びR’は、
水素、
ヒドロキシル、
−Cアルキル、及び
ハロ(F、Cl、Br、I)-C−Cアルキルから独立に選択され;
ハロはF及びClの群から選択され;
は、NR、O及びSの群から選択され;
nは0−3である)の群、及びこれらの製薬的に許容される塩から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
接着レセプターが、LFA-1(CD11a/CD18)及びMac-1(CD11b/CD18)から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項10】
接着レセプターが、LFA-1である、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
免疫疾患が、移植片の又は移植片による拒絶、乾癬、慢性関節リウマチ、喘息及び多発性硬化症の群から選択される、請求項6に記載の方法。
【請求項12】
哺乳動物に有効量の免疫抑制剤を投与することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項13】
哺乳動物に有効量のVLA-4アンタゴニストを投与することをさらに含む、請求項6に記載の方法。
【請求項14】
疾患が乾癬及び喘息から選択され、LFA-1アンタゴニストの有効量が、経口、局所、経皮、肺内又は鼻内投与される、請求項10に記載の方法。
【請求項15】
哺乳動物がヒトである、請求項6に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−224037(P2007−224037A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2007−101875(P2007−101875)
【出願日】平成19年4月9日(2007.4.9)
【分割の表示】特願2000−540822(P2000−540822)の分割
【原出願日】平成11年3月24日(1999.3.24)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】