説明

UV−AフィルターおよびUV−Bフィルターからなる混合物

本発明は、式IのUV-Aフィルターおよび式IIのUV-Bフィルターからなる混合物に関する。
【化1】


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、式IのUV-Aフィルターおよび式IIのUV-Bフィルター:
【化1】

【0002】
からなる混合物に関する。
【背景技術】
【0003】
化粧用および皮膚用製剤中の光安定性UVフィルターとしてのアミノ置換ヒドロキシベンゾフェノン類の使用は、EP 1 046 391 A2に最初の記載がある。
【0004】
UV-A領域、UV-B領域または両領域にまたがって吸収する化合物とのアミノ置換ヒドロキシベンゾフェノン類の混合物を含む化粧用製剤は、代表的にはEP 1 133 980 A2、EP 1 240 984 A2、EP 1 291 009およびWO 03/039507に記載されている。
【0005】
サンスクリーン剤組成物で好んで使用されるアミノ置換ヒドロキシベンゾフェノンの1つが、冒頭に記載した式Iの化合物であり、これはBASFによって製造され、Uvinul(登録商標)A Plusの名称で販売されている。
【0006】
DE-A-10221805中に記載されているUvinul(登録商標)A Plusの調製および精製は、代表的には、吸着剤での処理の後、蒸留による溶媒の除去によって実施される。蒸留後の溶融物として、この方法で得られる最終生成物を包装することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
これに関連して、このエステルが保存中に溶融物から結晶析出して、溶融を反復しないと包装物から製品を取り出すことができない場合があり得る。固体物質を溶融するのに必要な装置を持たない多くの化粧用製剤製造者にとっては、これは利用上考慮すべき問題を提起する。
【0008】
したがって、Uvinul(登録商標)A Plusを、このUV-A フィルターのその溶融物からの望ましくない結晶析出が防止された形態で提供することが、本発明の目的の1つである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
この目的は、式IのUV-Aフィルターおよび式IIのUV-Bフィルターからなる混合物の提供によって、達成された。
【化2】

【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
式IIのp-メトキシケイヒ酸2-エチルヘキシルは無色の油状物で、化粧用および皮膚用製剤中で最も頻繁に使用されるUV-Bフィルターの1つである。化合物IIはBASFよりUvinul(登録商標)MC 80の名称で入手可能である。
【0011】
光防御剤の調製品の製造者にとって、本発明の混合物は、特に包装製品中のUvinul(登録商標) A Plusからの望ましくない晶出を防止し、これに関係したこれらの包装物の開封時の問題が発生することはないという、利点を提供する。したがって、Uvinul(登録商標) A Plusを含有する包装物、例えばビンまたは容器を、>20℃の温度で保存する必要はなくなる。
【0012】
その上、本発明の混合物は、光安定性広域バンドフィルターとなり、これによってUV-A線とUV-B線の両方を吸収することが可能になる。
【0013】
上記の混合物の好ましい実施形態の1つは、30〜70重量%、特に好ましくは30〜50重量%、極めて好ましくは35〜45重量%のUV-AフィルターIと、70〜30重量%、特に好ましくは70〜50重量%、極めて好ましくは65〜55重量%のUV-BフィルターIIで構成される。
【0014】
混合物のさらに好ましい実施形態は、優れた流動特性を持つ液状形態で存在するものである。
【0015】
本発明の混合物の粘度は100〜800 mPa*sの範囲、好ましくは200〜600 mPa*sの範囲、特に好ましくは300〜500 mPa*sの範囲である。
【0016】
この混合物は、化合物IおよびIIを単純に混合することによる、自体知られた手法で調製され、各成分の添加順序は重要ではない。
【0017】
本発明は、ヒト皮膚およびヒト毛髪のUV照射に対する防護用の化粧および医薬用製剤の製造のための、請求項1〜3のいずれか一項で定義される混合物の使用も提供する。
【0018】
光防護剤を含む化粧および医薬用製剤は一般的に、少なくとも1油相を含む担体を基礎とする。しかし、親水性置換基を持つ化合物を使用する場合は、水のみを基礎とする製剤でも可能である。したがって、油、水中油および油中水エマルジョン、クリームおよびペースト、唇保護スティック状物またはグリースを含まないジェルが好適である。
【0019】
好適なエマルジョンは、また中でも、O/Wマクロエマルジョン、O/Wミクロエマルジョン、W/O/Wエマルジョンまたは分散形態で存在する式Iのアミノ置換ヒドロキシベンゾフェノン類を含むO/W/Oエマルジョンであり、これらのエマルジョンはDE-A-197 26 121中などの、相反転技術によって、取得することができる。
【0020】
添加剤として好適な通例の化粧用補助剤には例えば以下のものがある:補助乳化剤、油脂およびワックス、安定剤、濃化剤、生物活性成分、膜形成剤、香料、染料、パール化剤、保存剤、顔料、電解質(例えば硫酸マグネシウム)およびpH調整剤。好適な補助乳化剤は好ましくは既知のW/O乳化剤、さらにはO/W乳化剤であり、例えばポリグリセロールエステル、ソルビタンエステルまたは部分的エステル化グリセリドなどである。典型的な油脂はグリセリドである。ワックスについて言及すると、代表的には蜜ろう、パラフィンワックスまたはマイクロワックスであり、適切であれば親水性ワックスと組み合わせてもよい。使用することができる安定剤は脂肪酸の金属塩であり、例えばステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸アルミニウムおよび/またはステアリン酸亜鉛などである。好適な濃化剤は例えば以下のものである:架橋ポアクリル酸およびその誘導体、多糖類、特にキサンタンガム、グアーグアー、アガーアガー、アルギン酸塩およびタイロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、また脂肪族アルコール、モノグリセリドおよび脂肪酸、ポリアクリル酸、ポリビニルアルコールならびにポリビニルピロリドン。生物活性成分は例えば以下のものを意味するものと解釈すべきである:植物抽出物、タンパク質加水分解物およびビタミン複合体。通例の膜形成剤は例えば以下のものである:ハイドロコロイド、キトサン、微結晶キトサンもしくは第四級化キトサンなど、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン-酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸シリーズのポリマー、第四級セルロース誘導体ならびに類似の化合物。好適な保存剤は例えばホルムアルデヒド溶液、p-ヒドロキシ安息香酸またはソルビン酸である。好適なパール化剤は、例えばジステアリン酸エチレングリコールなどのジステアリン酸グリコールエステル、また脂肪酸および脂肪酸のモノグリコールエステルである。使用することができる染料は化粧用目的に承認された好適な物質であり、例えば以下の刊行物に列記されたものなどである:”Kosmetische Farbemittel”[「化粧品用着色剤」]、Farbstoffkommission der Deutschen Forschungsgemeinschaft[ドイツ研究財団、染料委員会]、Verlag Chemie, Weinheim, 1984、発行。これらの染料は通常、混合物合計に基づいて0.001〜0.1重量%の濃度で使用される。
【0021】
抗酸化剤成分の追加が一般的には好ましい。使用することができる好ましい抗酸化剤は化粧用および/または皮膚用の適用に常用または好適な全抗酸化剤である。
【0022】
有利には、抗酸化剤は以下の群から選択される:アミノ酸類(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール類(例えばウロカニン酸)およびその誘導体、ペプチド類、D,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシンおよびその誘導体(例えばアンセリン)など、カロテノイド類、カロテン類(例えばβ-カロテン、リコペン)およびその誘導体、クロロゲン酸およびその誘導体、リポ酸およびその誘導体(例えばジヒドロリポ酸)、アウロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよびその他のチオール類(例えばチオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミンならびにこれらのグリコシル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、パルミトイル、オレイル、γ-リノレイル、コレステリルおよびグリセリルエステル)ならびにそれらの塩、チオジプロピオン酸ジラウリル、チオジプロピオン酸ジステアリル、チオジプロピオン酸およびその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)、さらに非常に低い許容用量(例えばpmol〜μmol/kg)のスルホキシミン化合物類(例えばブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキシミン、ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-、ヘプタチオニンスルホキシミン)、また(金属)キレート剤(例えばα-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィト酸、ラクトフェリン)、α-ヒドロキシ酸類(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリブリン、ビリベルジン、EDTAおよびその誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体(例えばγ-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびユビキノールならびにその誘導体、ビタミンCおよびその誘導体(例えばパルミチン酸アスコルビル、リン酸Mgアスコルビル、酢酸アスコルビル)、トコフェロールおよび誘導体(例えばビタミンE酢酸塩、トコトリエノール)、ビタミンAおよび誘導体(ビタミンAパルミチン酸エステル)、およびベンゾイン樹脂の安息香酸コニフェリル、ルチン酸およびその誘導体、α-グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアイアク酸、ノルジヒドログアイアレト酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、亜鉛およびその誘導体(例えばZnO、ZnSO4)、セレンおよびその誘導体(例えばセレノメチオニン)、スチルベンおよびその誘導体(例えばスチルベンオキシド、トランス-スチルベンオキシド)。
【0023】
製剤中の上記抗酸化剤類(1種以上の化合物)の量は、製剤の総重量に基づいて、好ましくは0.001〜30重量%、特に好ましくは0.05〜20重量%、特に1〜10重量%である。
【0024】
抗酸化剤または抗酸化剤群がビタミンEおよび/またはその誘導体である場合は、製剤の総重量に基づいて、0.001〜10重量%の範囲の特定の濃度を選定するのが有利である。
【0025】
抗酸化剤または抗酸化剤群がビタミンAおよび/もしくはその誘導体またはカロテノイドである場合は、製剤の総重量に基づいて、0.001〜10重量%の範囲の特定の濃度を選定するのが有利である。
【0026】
化粧品中の通例の油成分は、例えば以下のものである:パラフィン油、ステアリン酸グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、2-エチルヘキサン酸セチルステアリル、水素化ポリイソブテン、ワセリン、カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド、微結晶ワックス、ラノリンおよびステアリン酸。
【0027】
組成物に基づいて、補助剤および添加剤の合計画分は、1〜80重量%、好ましくは6〜40重量%であり、非水性画分(「活性物質」)は20〜80重量%、好ましくは30〜70重量%とすることができる。組成物は、自体知られている手法、すなわち例えば熱、冷、熱-熱/冷またはPIT乳化によって、調製することができる。
【0028】
したがってこうしたサンスクリーン製剤は、以下の形状にすることができる:液状、ペーストもしくは固形状、例えば油中水クリーム、水中油クリームおよびローション、エアロゾルフォームクリーム、ジェル、オイル、油脂性スティック、パウダー、スプレー、またはアルコール水性ローションなど。
【0029】
最後に、UV 領域で吸収がある、自体知られている別の物質を同時使用することができる。ただし、これらが本発明にしたがって使用するUV フィルターの組み合わせの全体としての系中で安定である場合である。
【0030】
ヒト皮膚を防御する作用がある化粧および医薬用製剤中の光防護剤の大半は、UV-B領域、すなわち280〜320 nmの範囲内のUV光を吸収する化合物で構成される。例えば、本発明にしたがって使用されるUV-A吸収剤の割合は、UV-BおよびUV-A吸収性物質の合計量に基づいて、10〜90重量%、好ましくは20〜50重量%である。
【0031】
本発明にしたがって使用する混合物と組み合わせて使用される好適なUVフィルター物質はあらゆるUV-AおよびUV-Bフィルター物質である。それらの例を以下に示す:
【表1】

【0032】
さらに、本発明にしたがう化粧用および皮膚用製剤に、水に不溶性であるかわずかに可溶性である、金属酸化物および/またはその他の金属化合物、特に以下のもの、に基づく無機顔料を含ませるのが有利である:チタン(TiO2)、亜鉛(ZnO)、鉄(例えばFe2O3)、ジルコン(ZrO2)、シリコン(SiO2)、マンガン(例えばMnO)、アルミニウム(Al2O3)、セリウム(例えばCe2O3)の酸化物、対応する金属の混合酸化物、およびこうした酸化物の混合物。TiO2およびZnOに基づく顔料が特に好ましい。
【0033】
本発明の目的のためには、必須ではないが、疎水性形態で存在する無機顔料、すなわち水と反発するように表面処理されたものが、特に有利である。この表面処理は、DE-A-33 14 742に記載されているものなどの、自体知られた手法で、顔料に疎水性薄層を形成させることで構成される。
【0034】
ヒト毛髪をUV照射に対して防御するためには、シャンプー、ローション、ジェル、ヘアスプレー、エアロゾルフォームクリーム、コンディショナーまたはエマルジョン中に、本発明の混合物を、0.1〜10重量%、好ましくは1〜7重量%の濃度で、組み入れることができる。ここでは、対応する製剤を、中でも毛髪の洗浄、カラリングおよびスタイリングに使用することができる。
【0035】
本発明にしたがって使用する混合物は総体として、UV-AおよびUV-B線領域で鋭いバンド構造を持つ、特に高い吸収能力について、注目すべきである。その上、これらは化粧用油中に即座に可溶性であり、化粧用製剤中に容易に組み入れることができる。化合物Iで調製されるエマルジョンはその高安定性に特に注目すべきである。化合物I自体が高度光安定性であり、Iで製造した製剤は皮膚の感触が良好だからである。
【0036】
本発明にしたがう混合物のUV フィルター効果を、化粧用および医薬用製剤中の成分および補助剤を安定化するために、使用することもできる。
【実施例】
【0037】
下記の実施例中で、混合物の調製および使用について、さらに詳細に説明する。
【0038】
製造法
(実施例1)
2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸N-ヘキシル40重量%およびp-メトキシケイヒ酸2-エチルヘキシル60重量%の混合物の調製
DE-A-10221805実施例3にしたがって取得した2-(4-ジエチルアミノ-2-ヒドロキシベンゾイル)安息香酸N-ヘキシルの溶融物400 gを室温で、p-メトキシケイヒ酸2−エチルヘキシル600 gに混合し、機械的撹拌機を使用して、ホモジナイズした。この混合物の粘度は室温で370 mPa*sであった(Brookfield粘度計を20 rpmで使用して測定)。
【0039】
化粧用目的のエマルジョンを製造するための一般的手順
油溶性成分の全部を撹拌タンク中で85℃に加熱する。全成分が溶融するか、液相形態になったとき、ホモジナイズによって水相を取り込ませる。撹拌しながら、エマルジョンを約40℃に冷却し、香料を加え、ホモジナイズし、その後連続的に撹拌しながら、25℃に冷却する。
【0040】
製剤
(実施例2)
唇用組成物
質量含有率(重量%)
ad 100 Eucerinum anhydricum
10.00 グリセロール
10.00 二酸化チタン、微粉末化
5.00 実施例1の混合物
5.00 酸化亜鉛
4.00 カスター油
4.00 ステアリン酸/カプリン酸/カプリル酸アジピン酸ペンタエリスリチル
3.00 ステアリン酸グリセリルSE
2.00 蜜ろう
2.00 微結晶ワックス
2.00 Quaternium-18ベントナイト
1.50 PEG-45/ドデシルグリコールコポリマー
(実施例3)
微小色素を含むサンブロック剤用の組成物
質量含有率(重量%)
ad 100 水
10.00 メトキシケイヒ酸オクチル
6.00 PEG-7水素化カスター油
6.00 二酸化チタン、微粉末化
5.00 実施例1の混合物
5.00 鉱物油
5.00 p-メトキシケイヒ酸イソアミル
5.00 プロピレングリコール
3.00 ホホバ油
3.00 4-メチルベンジリデンカンファー
2.00 PEG-45/ドデシルグリコールコポリマー
1.00 ジメチコン
0.50 PEG-40水素化カスター油
0.50 酢酸トコフェリル
0.50 フェノキシエタノール
0.20 EDTA
(実施例4)
グリースを含まないジェル
質量含有率(重量%)
ad 100 水
7.00 二酸化チタン、微粉末化
5.00 実施例1の混合物
5.00 グリセロール
5.00 PEG-25 PABA
1.00 4-メチルベンジリデンカンファー
0.40 アクリル酸エステルC10-C30アクリル酸アルキル交差ポリマー
0.30 イミダゾリジニル尿素
0.25 ヒドロキシエチルセルロース
0.25 メチルパラベンナトリウム
0.20 EDTA二ナトリウム
0.15 香料
0.15 プロピルパラベンナトリウム
0.10 水酸化ナトリウム
(実施例5)
日焼け止めクリーム(SPF 20)
質量含有率(重量%)
ad 100 水
8.00 二酸化チタン、微粉末化
6.00 PEG-7水素化カスター油
13.00 実施例1の混合物
6.00 鉱物油
5.00 酸化亜鉛
5.00 パルミチン酸イソプロピル
0.30 イミダゾリジニル尿素
3.00 ホホバ油
2.00 PEG-45/ドデシルグリコールコポリマー
1.00 4-メチルベンジリデンカンファー
0.60 ステアリン酸マグネシウム
0.50 酢酸トコフェリル
0.25 メチルパラベン
0.20 EDTA二ナトリウム
0.15 プロピルパラベン
(実施例6)
耐水性日焼け止めクリーム
質量含有率(重量%)
ad 100 水
5.00 PEG-7水素化カスター油
5.00 プロピレングリコール
4.00 パルミチン酸イソプロピル
4.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド
13.00 実施例1の混合物
4.00 グリセロール
3.00 ホホバ油
2.00 4-メチルベンジリデンカンファー
2.00 二酸化チタン、微粉末化
1.50 PEG-45/ドデシルグリコールコポリマー
1.50 ジメチコン
0.70 硫酸マグネシウム
0.50 ステアリン酸マグネシウム
0.15 香料
(実施例7)
日焼け止め乳液(SPF 6)
質量含有率(重量%)
ad 100 水
10.00 鉱物油
6.00 PEG-7水素化カスター油
5.00 パルミチン酸イソプロピル
8.00 実施例1の混合物
3.00 カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド
3.00 ホホバ油
2.00 PEG-45/ドデシルグリコールコポリマー
0.70 硫酸マグネシウム
0.60 酢酸トコフェリル
3.00 グリセロール
0.25 メチルパラベン
0.15 プロピルパラベン
0.05 トコフェロール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式IのUV-Aフィルターおよび式IIのUV-Bフィルター:
【化1】

からなる混合物。
【請求項2】
UV-AフィルターI 30〜70重量%およびUV-BフィルターII 70〜30重量%からなる、請求項1に記載の混合物。
【請求項3】
液状形態である、請求項1または2に記載の混合物。
【請求項4】
ヒト皮膚およびヒト毛髪のUV照射に対する防護用の化粧および医薬用製剤の製造のための、請求項1〜3のいずれか一項で定義される混合物の使用。

【公表番号】特表2007−506652(P2007−506652A)
【公表日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−515844(P2006−515844)
【出願日】平成16年6月8日(2004.6.8)
【国際出願番号】PCT/EP2004/006158
【国際公開番号】WO2004/112740
【国際公開日】平成16年12月29日(2004.12.29)
【出願人】(595123069)ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト (847)
【氏名又は名称原語表記】BASF Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】D−67056 Ludwigshafen, Germany
【Fターム(参考)】