説明

日新イオン機器株式会社により出願された特許

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【課題】より微細な気泡によって気泡層を形成することが可能で、これによりTATおよび歩留まりの向上を図ることが可能な薄膜半導体基板の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】半導体基板1の全面において深さを一定に制御してイオンIを注入するイオン注入工程と、半導体基板1の加熱により半導体基板1に注入したイオンを気化させて気泡層7を形成する気泡層形成工程と、半導体基板1に絶縁性基板11を張り合わせる張り合わせ工程と、気泡層7を劈開面15として半導体基板1を劈開し、絶縁性基板11側に半導体基板1を劈開させた半導体薄膜1aを設ける劈開工程とを行う。特に気泡層形成工程においては、半導体基板1を1000℃〜1200℃の温度で10μ秒〜100m秒間加熱する。このような加熱は、例えば光ビームhνのようなエネルギービームの照射によって行う。 (もっと読む)


【課題】高周波放電型のプラズマ発生装置において、PFG電流の減少が少なく、長寿命化を図る。
【解決手段】プラズマ生成容器内で高周波放電によってガスを電離させてプラズマを生成して、電子放出孔を通してプラズマよりの電子を外部に放出する装置であって、プラズマ生成容器内に設けられていて高周波を放射するアンテナとアンテナ全体を覆うものであって絶縁物から成るアンテナカバーとを備えており、前記電子放出孔のあるプラズマ電極材質が導電性材料であるプラズマ発生装置において、プラズマ電極の表面にプラズマによるスパッタリングによって絶縁物がプラズマ電極のプラズマ側に堆積することを防止し、導通を確保する筒状の枠体領域に枠体の内側または内側と外側に厚みの異なる突起部がある枠カバーをもっていることを特徴とするプラズマ発生装置。 (もっと読む)


【課題】複数本のリボン状イオンビームを少なくとも部分的に重ね合わせてガラス基板上に所定の注入量分布を実現するイオン注入方法において、各リボン状イオンビームのビーム電流密度分布を効率的に調整する。
【解決手段】複数のイオンビーム供給装置のビーム立上げ操作を開始させた後、各装置のビーム立上げ操作の完了を個別に検出することで、もっともビーム立上げ操作の完了が遅いとされるイオンビーム供給装置を特定する。その後、各イオンビーム供給装置より供給されるリボン状イオンビームによってガラス基板上に形成されるイオン注入量分布を重ね合わせた際、この重ね合わせによる注入量分布が予め決められた所定の分布となるように、特定されたイオンビーム供給装置より供給されるリボン状イオンビームのビーム電流密度分布の調整を行う。 (もっと読む)


【課題】互いに位置決めされた複数枚のマスクの搬送を可能にするマスクホルダーを提供する。
【解決手段】マスクホルダー6は、複数枚のマスクの重ね合わせにより形成される開口部5を介して、基板へのイオン注入を実施するイオン注入装置に用いられるマスクホルダー6である。そして、マスクホルダー6は、複数枚のマスクをその内部に挿入する為のマスク挿入口8と、マスク挿入口8に連設されたマスク収納部9と、開口部の少なくとも一部をマスクホルダーの外側に露出させるマスク露出用の貫通窓7とを有する。 (もっと読む)


【課題】イオンビームによるスパッタリングの影響を受けにくく、コンパクトな装置構成を可能とするイオンビーム整形手段および当該整形手段を有するイオン注入装置を提供する。
【解決手段】イオンビーム整形手段は、その主面に対して垂直な方向に沿って開口部が形成されたマスクと、マスクを保持するマスクホルダー5とから構成される。そして、マスクホルダー5には、マスクを挿入する為のマスク挿入口7と、マスクホルダー5の主面に対してマスクの主面が斜めになる状態でマスクが収納されるマスク収納部8と、マスクに形成された開口部の少なくとも一部をマスクホルダー5の外側に露出させる為にマスクの主面に設けられたマスク露出用の貫通窓6とが設けられている。 (もっと読む)


【課題】 イオン源の引出し電極系を構成する電極の広い領域に亘って高速で堆積物を除去することができるクリーニング方法を提供する。
【解決手段】 イオン源2のプラズマ生成部4にイオン化ガスを導入してイオンビームを引き出す代わりに、引出し電極系10を構成する第1電極11と第2電極12との間にクリーニングガス48を供給して、第1電極11と第2電極12との間のガス圧を、イオンビーム引き出し時のガス圧よりも高く保った状態で、第1電極11と第2電極12との間にグロー放電用電源60から電圧を印加して、両電極11、12間にクリーニングガス48のグロー放電80を発生させる。 (もっと読む)


【課題】平行化レンズを用いずに、ガラス基板に対してのイオン注入を実現するCООに優れたイオン注入装置を提供する。
【解決手段】本発明のイオン注入装置は、リボン状のイオンビーム3をガラス基板7に照射する質量分析型のイオン注入装置1であって、さらに、イオン源2から質量分析マグネット4までのイオンビーム3の輸送経路にイオンビーム発散手段を備えている。イオンビーム発散手段は、イオンビーム3の長辺方向(Y方向)とイオンビームの進行方向(Z方向)からなる平面において、ガラス基板7上に引かれた垂線とガラス基板7に入射するイオンビーム3との成す角度であるイオンビーム3の照射角度が0度よりも大きくデザインルールに基づいて設定される許容発散角度以下となるように、イオンビーム3をその長辺方向に発散させる。 (もっと読む)


【課題】単位時間当たりに処理できる基板の枚数や単位時間当たりのイオン注入量を大幅に向上させ、さらに、近年の基板の大型化に対応しつつ、装置全体が極端に大きくなってしまうのを防ぐことができるイオン注入装置を提供する
【解決手段】互いに離間する平行な一対の軌道31、32を有し、それら各軌道31、32に沿って同一形状の基板2を、その面板部が前記軌道31、32と平行になり、かつ各軌道上の基板2同士が平行となる姿勢に維持しながら、互いに逆向きに進行させる搬送機構3と、一対のイオンビーム照射機構5とを具備し、前記面板部と垂直な方向から視て、各軌道上の基板2が、所定の重合位置に到達したときに、略重なり合うように構成するとともに、各イオンビームBが前記重合位置にある基板を避けており、かつ、当該基板2の進行方向側と反進行方向側をそれぞれ通過するように構成した。 (もっと読む)


【課題】真空シール部および配管接続部が簡単な構造であって、配管接続部のシール強度が大きく、メンテナンス容易である真空シールおよび配管接続機構を提供する。
【解決手段】真空容器1に挿通する第一のパイプ2の大気側端部に、流体を供給するための第二のパイプ20をOリング52とともに接続し配管接続部を形成する。そして、第一のパイプ2をハウジング21を介して真空容器1に固定し、Oリング50、51を用いて真空シール部を形成する。さらに、第二のパイプ20の鍔部24とハウジング21とをスタッド26により連結する。 (もっと読む)


【課題】時々刻々と変化する処理室内での圧力変動に応じて、ターゲットに照射されている実質的なビーム電流の値を算出可能にするとともに、ターゲットのチャージアップに起因するゆらぎの影響を受けずに正確なビーム電流の測定を可能とするビーム電流測定器を備えたイオン注入装置を提供する。
【手段】このイオン注入装置1は、処理室7内の圧力を測定する圧力計8と、イオン源2とターゲット9との間に配置されているとともに、イオンビーム3のビーム電流を部分的に測定するビーム電流測定器6と、圧力計8による測定値が予め決められた基準値以上となった時、少なくともビーム電流測定器6の測定結果に基づいて、ターゲット9に所定量のイオンビームが照射されるように、イオン注入パラメーターを調節する制御装置12と、を備えている。
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