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Fターム[2B003EE04]の内容

人工魚礁 (1,771) | 対象生物 (273) | 海藻 (182)

Fターム[2B003EE04]に分類される特許

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【課題】 水底を海草類の着生基盤として好適な状態に改質し又は造成することができる方法を提供する。
【解決手段】 海草類が着生する底質に酸素を供給し、さらに好ましくは珪素含有物を供給する。底質への酸素の供給により、海草類の根からの酸素の取り込みが促進されて根の成長性が高まり、海草類を安定して生育・繁殖させることができる。さらに、珪素含有物の供給によって珪素が海草類に取り込まれて成体が強化され、光合成が活発化することで葉からの根への酸素の供給も増大し、根の成長がより促進される。 (もっと読む)


【課題】 設置作業が簡便かつ安価であることはもとより、昆布等の海藻の仮根を吸着しやすく抜け落ちにくくするとともに、潮の流れや栄養分、海藻の根や葉の成長方向等が天然の海藻が育つ自然環境にできるだけ近い養殖環境を構成して高品質の海藻を提供し、しかも海底で魚礁としての役割も果たし得る海藻の養殖方法およびその装置を提供する。
【解決手段】 長尺平帯状に形成した養殖ベルト2の一方面に海藻の種苗を植え付け、その一方面を上方に向けて海中に張設して海藻を繁殖させる。 (もっと読む)


【課題】コンクリートブロック等の造成用構造物に対して、移植用の海藻種苗が高い確率で早期に定着するとともに、魚礁や被覆ブロック等の各種形状の構造物を海藻の着生床として適用可能な藻場造成方法を提供する。
【解決手段】移植用の海藻種苗を造成用構造物に適用するに当り、取付部位に応じた長さのロープ9に予め海藻種苗10を着生させてなる海藻種苗担持条体8を使用し、これを造成用構造物1の稜部近くに固定された係止具3により、稜部に沿うようにして取り付ける。 (もっと読む)


【課題】アマモの苗を容器で手軽に育成することができ、しかもアマモ育苗後の容器を海底に配置し、苗が成育して根や地下茎が伸びてきた場合、容器がその成長の支障とならないようにする。
【解決手段】アマモ苗育成用兼アマモ場造成用容器(A)は、生分解性のポリ乳酸製繊維よりなる織布が、箱状の容体(1)に縫製加工せられ、この容体(1)の口(2)に設けられた両端に開口部(3)を有する中空部(4)に綿糸よりなる吊り下げ紐(5)が通されて容器(1)に取り付けられたもので、織布は平織りであり、その織り目(6)が、アマモ(7)の根(8)および地下茎(9)通し得るように織られているものである。 (もっと読む)


【課題】 付着生物を有効に付着して人工魚礁に有効な水硬性硬化体とその製造方法を提供する。
【解決手段】 水硬性硬化体1は石炭灰などの微粉体、セメントなどの硬化材、および海水/水の混合物を母材とした水和性硬化材11に粉砕した貝殻、金属スラグ、クリンカーアッシュ(溶融スラグ)、廃棄磁気テープ、炭素繊維、木炭、廃棄漁網、シラス、廃FRP船粉砕片等を骨材12として含み、骨材の一部が母材の表面から突出されている。水硬性硬化体1を海中や水中に沈降させて魚介類の魚礁として構築すると、骨材12による表面の突起により海水の小さな渦や対流域、ないし流速の変化は多彩な状態になり、小さな付着生物の卵や遊走子が基質に着底する確率が高くなり、好適な人工魚礁となる。 (もっと読む)


【課題】 天候や場所や海流の有無や海流の強さなどの条件に左右されることなく、ウニなどの藻食動物の藻礁への侵入を完全に阻止することを可能とする藻場造成礁を提供することを目的としている。
【解決手段】 海藻を育成するための藻場造成礁に、海藻を餌とする藻食動物が侵入するのを防止する藻食動物の藻場造成礁侵入防止方法であって、とりついた藻食動物の重量により沈む浮体を前記藻場造成礁3の周りに予め多数配置し、藻食動物がとりついた浮体4は、当該藻食動物とともに沈み、前記沈んだ浮体4のうち藻食動物が離れた浮体4は前記藻場造成礁3の周りへ戻るようにする。 (もっと読む)


【課題】ポーラスコンクリート塊の吸水性、圧縮強度、藻増殖機能を改善し、目詰まりがなく、更に通気性を改善し得た藻着床用ブロックと、これを用いて構成された藻増殖床及び漁礁床を提供する。
【解決手段】セメント粉に、骨材を混練させて形成したポーラスコンクリート塊において、上記骨材を多孔質の瓦破砕材2で構成し、更に繊維材4とを混入させて藻着床用ブロック1を構成している。 (もっと読む)


【課題】間伐材とともに、凝灰質砂岩の一種である来待石の採掘や加工の段階で大量に排出される端材や研削・研磨屑の有効利用を図りる。また、来待石の需要を喚起し林業分野の活性化に資することを目的とする。
【解決手段】礫混じり粘土或いは礫質土状の来待石粉体100重量部に対し水を10〜40重量部加えて混練した被覆材で、木材や木質廃材の塊を包み込み、乾燥後焼成して炭化体包含来待石粉焼結体を得る。この炭化体包含来待石粉焼結体は、水の浄化や漁礁などに用いられる。 (もっと読む)


【課題】 生物親和性が良く微生物が定着しやすい、耐久性に優れた合成繊維製の人工藻場を提供し、さらには、廃棄による環境負荷の低い人工藻場を提供する。
【解決手段】 藻草等の微生物付着担体が変性ポリビニルアルコール樹脂を含有する合成繊維によって構成されたことを特徴とする人工藻場、さらには、藻草等の微生物付着担体が変性ポリビニルアルコール樹脂を含有するポリ乳酸系繊維によって構成されたことを特徴とする人工藻場。 (もっと読む)


【課題】特別に養生を行わなくてもアルカリ成分の溶出を抑えることができ、また、別体の増殖材に頼ることなく栄養補給が可能な着生基盤の製造方法を提供する。
【解決手段】骨材、セメントおよび水を混練した後(A)、この混合物を型に注入して、少なくとも上部側がボーラス性状をなす成型体を得(B)、最終的に前記成型体を炭酸と接触させる炭酸処理を行って、成型体中のアルカリ成分を水に不要な炭酸カルシウムに変質させる。また、所望により、混練工程Aでセメントの一部を人工ゼオライトに置換し、あるいは成型工程Bと炭酸処理工程Cとの間に、ミネラル分および鉄イオンを含む酸性溶液を成型体に含浸させる含浸処理工程Dを設定し、栄養補給機能を着生基盤に付与する。 (もっと読む)


【課題】 海底に沈設することによって、多種類の魚介類が集まって生息し、かつコンブ科等の有用海藻が付着して繁殖することが出来る海中林構造体を目的とする。
【解決手段】 中央部とその周りに複数の穴6を設けた偏平板4の周辺縁に脚5を突設してなる基台2と長さの異なる2種類の柱体3a、3bとより構成され、かつ前記偏平板4の穴6に複数の高さの大きい柱体3aを起立固定し、偏平板4の周辺部の複数の穴6に高さの小さい柱体3bを起立固定して構成した海中林構造体1である。 (もっと読む)


【課題】 近時の護岸工事、干潟の改良工事、海砂の大量採取、或いは水質汚濁などにより、魚類、貝類、海藻類等の生育に適した水域が大きく減少しているが、従来の魚介礁の場合、対象が限られているため、残された水域を有効に利用する方策を講じる必要に迫られていた。
【解決手段】 コンクリート製ベースブロックと、該ベースブロック上に固定される二枚貝養殖空間形成用枠体とにより構成されるブロックであり、また該枠体は、複数本の金属製支柱とこれらの天部を連結する複数本の金属製桟材により成る構造物であり、該複数本の金属製桟材の一の該桟材とこれと対向する他の該桟材とを間隔を空けながら平行に連結する線状材を有しており、二枚貝養殖のための貝又は貝籠は該線状材に吊下される、という構造のブロックを海底に設置して貝類海藻類を養殖栽培する。 (もっと読む)


【課題】海底での安定設置性、良好な海藻や磯根資源の増殖等の機能を兼ね備えた人工礁用のコンクリートベースを提供する。
【解決手段】コンクリートベース1を、コンクリート製の概略平板からなるベース本体11と、このベース本体11と一体に形成されて下方へ突出するコンクリート製の三本の脚体12とを具備するものとして、ベース本体11に、概略正三角形の三つの角部を切除して残る残余部分に相当する平面視形状をなす上面と、肉厚を上下に開口して潮流を通過させる貫通孔11hとを形成し、各脚体12を、ベース本体11における前記残余部分の外縁のうち仮想的に切除された部分に該当する辺11bの一部又は全部に沿って配置した構成とした。 (もっと読む)


【課題】 草や水草を繁殖および育成するため、水質自体の汚濁や表層に漂う大量の浮遊物によって日光の透りが遮断され、光合成が出来難くなっている環境に対しても積極的に日光を海底まで届かせることを課題とする。
【解決手段】 透明度の低い水質において、積極的に日光を底まで届かせるために、塩化ビニール等の透明な材質で立方体1の形状を造り、その内部に汚れが無く透明度が最も高い状態の水7を立方体の内部に注入させて日光の透過率を向上させるものとするが、この際に水7を注入する量は水面8に辛うじて浮くだけに設定し、この立方体1を一つのユニットとしながら、使用する環境が大規模である場合はユニットどおしをユニット固定具3で接続させて必要な面積を得るものとすることで、その水域に必要な日光の照射を与えるものとする。 (もっと読む)


【課題】 海藻を十分に生長させることができ、線条が外れにくい藻場構造体が望まれている。
【解決手段】 藻場構造体1は、海中に沈められる錘基台2と、錘基台2の角隅部に上向きに立設された4本の柱体10,10,10,10と、柱体10,10の下部間に架け渡された下部横架材11,11,11,11と、柱体10,10の上部を連結する上部連結部材12,12,12,12とを備え、下部横架材11と上部連結部材12との間に複数の線条16,16,16,・・・を張架した構成にしてある。柱体10,10,10,10はそれぞれ上端に向かうほど互いに近づくように傾斜配置されて構造体全体がピラミッド状になっている。上部連結部材12,12,12,12で囲まれた上面開口17を備えている。 (もっと読む)


【課題】 従来の岩海苔の養殖に較べて安全性と作業効率を高めつつ、コストを低減し、収量を増大させる。
【解決手段】 重量のある基台に、食用岩海苔の胞子を配した育成材を着脱可能に固定する。育成材には食用岩海苔の胞子を配してあるので、当該育成材には岩海苔が優先的に生育し、フノリなど、岩海苔と同じ潮間帯で生育する商品価値の低い海草類の生育を可能な限り抑えることが出来る。育成材の上面を非凹凸(滑面または粗面)とし、上面を略水平に基台に配置する場合がある。岩海苔の収穫作業を容易にするためである。上面を略水平にするのは、潮間帯(飛沫帯)において生育しやすい岩海苔の特性に着目し、作業が容易な波打ち際に育成材を配し、自然の環境に近い生育条件を人為的に作り出すためである。 (もっと読む)


【課題】海、湖沼の漁礁、藻貝のひびに用いる材料およびその製造方法。
【解決手段】木材を炭窯に詰めて加熱を行い完全に炭化を行わず、木材の外面が炭化すれば加熱を止め、密封を行い冷却後、窯出しを行う、外面炭化、内部未炭化の外炭木の製造方法及び外炭木。 (もっと読む)


【課題】海藻が早期に着生し、その海藻が着生した軽量の着生基体を簡便に移設することができる藻場造成用構造物と、それを用いた藻場造成方法を提供する。
【解決手段】藻場造成用構造物1は、充実質のコンクリートからなる基盤2と、その上面に着脱自在に載置される3個のポーラスコンクリートからなる着生基体3により構成される。藻場造成の対象海域に藻場造成用構造物1を沈設すると、海中に漂う遊走子が付着して着生基体3の表面で海藻Kが生育する。これらの海藻Kが着生した着生基体3のどれかを他の場所に沈設した海藻のない藻場造成用構造物に設置すれば、新たな場所に簡単に藻場を造成することができる。 (もっと読む)


【課題】 従来の藻場用ブロックは、一般的にはポルトランドセメントであるため、その周囲のpHは、12〜13まで上がる。通常の海のpHは8.2〜8.4程度であるため動植物にとってはpHが高すぎる。即ち、アルカリ性が強すぎるのである。また、通常のセメントでは鉄分が少なく、ポルトランドセメントの場合では、酸化第二鉄で2〜5%である。一般に藻の成長には鉄分が必須であり、これが多いと成長が速いといわれている。
【解決手段】 少なくとも製鋼スラグと高炉スラグ微粉末を含む混合物を空隙率10〜30%になるよう水で硬化させたポーラスコンクリートであり、種々の形状に成型したもの。 (もっと読む)


【課題】環境に悪影響を及ぼすことなく、サンゴ礁の人工増殖を達成し、サンゴ礁の増殖復元をはかるとともに藻場の造成,漁場の育成をはかる。
【解決手段】シラス溶結凝灰岩のブロックに、埋め込み穴を設け、該埋め込み穴にサンゴ礁の小片を固定し、前記ブロックを海底に配置して固定する。
埋め込み穴は、穴底の径が穴口の径より拡大されているため、この穴に固定されたサンゴ礁の小片は安定化される。また、埋め込み穴の底に炭を添加することでサンゴの色調を美しくすることができる。 (もっと読む)


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