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静電容量型ジャイロセンサ
【課題】小型化を実現でき、検出感度に優れる静電容量型ジャイロセンサを提供する。
【解決手段】内部に空洞10を有する半導体基板2の表面部(上壁11)に、第1ベース部63と、第1ベース部63と一体をなす櫛歯状の第1櫛歯部64とを含むZ固定電極61を形成する。また、当該上壁11に、第2ベース部65と、第2ベース部65と一体をなし、Z固定電極61の第1櫛歯部64に対して間隔を空けて噛み合う第2櫛歯部66とを含み、Z固定電極61に対して上下動可能なZ可動電極62を形成する。そして、ベース部63の対向部84には、第1駆動部18を形成し、この第1駆動部18に櫛歯状に噛み合うように、Z可動電極62の先端部70に、櫛歯状の第2駆動部19を形成する。
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振動片、振動子および電子機器
【課題】Q値の低下を効果的に防止または抑制することができ、優れた性能を発揮することのできる振動片、振動子および電子機器を提供すること。
【解決手段】振動片2は、基部21と、検出用振動腕22、23と、連結腕24、25と、駆動用振動腕26、27、28、29とを有している。連結腕24は、Y軸方向への屈曲振動により圧縮または伸長する第1面243と、第1面243が圧縮したときに伸長し、第1面243が伸長したときに圧縮する第2面244と、第1面243と第2面244との間に設けられた溝431、432とを有している。連結腕24の屈曲振動周波数をfとし、円周率をπとし、連結腕24に用いた材料の振動方向の熱伝導率をkとし、連結腕24に用いた材料の質量密度をρとし、連結腕24に用いた材料の熱容量をCpとし、連結腕24の振動方向の幅をaとし、fm=πk/(2ρCpa2)としたとき、1<f/fmである。
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慣性力センサ
【課題】本発明は、振動子を用いた慣性力センサに関し、検出精度に対する長期信頼性を高めることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、振動子1と、振動子1を振動可能に支持する台座7と、振動子1を制御するIC2と、これら振動子1、台座7、IC2を収容するパッケージ3とを備えた慣性力センサにおいて、振動子1は振動部4とこれを支持する支持部6からなり、台座7は底部16とこの底部16外周に設けた側壁部17からなり、支持部6の一部を側壁部17の上面に接着固定し、この接着領域における支持部6の側面に側壁部17に至る切欠き部18を設けた構成とした。
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振動型角速度センサ
【課題】小型で感度が高い振動型角速度センサを提供する。
【解決手段】支持部と、錘部と、前記錘部からそれぞれ前記支持部まで延伸し前記錘部を支持している複数の梁部と、前記錘部を励振する励振手段と、前記支持部に対する前記錘部の運動を検出する検出手段と、前記支持部および前記錘部の少なくとも一方の前記梁部との境界近傍に形成され、前記梁部の張力に応じて前記梁部の延伸方向に弾性変形し前記梁部の主撓み方向には実質的に変形しないばね定数安定化手段と、を備える振動型角速度センサ。
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振動型角速度センサ
【課題】感度が高く製造コストが低い振動型角速度センサによって直交する3軸周りの角速度を検出する。
【解決手段】振動中心を含む基準平面において振動中心を基準として等方的に配置された3つ以上の錘部と、前記錘部に連結される結合部と、基準平面に対して垂直に往復運動可能に且つ基準平面と平行で、放射方向に往復振動可能に、前記3つ以上の錘部のそれぞれを結合部に連結する第一ばね部と、3つ以上の錘部を連結する第二ばね部と、基準平面に垂直な軸周りに回転振動可能に前結合部を支持部に連結する第三ばねと、放射方向に3つ以上の錘部を同期して往復振動させるための励振素子と、基準平面の垂線方向について3つ以上の錘部の変位を検出する第一検出素子と、基準平面に垂直な軸周りの結合部のトルクを検出するための第二検出素子と、から構成される。
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角速度センサ装置
【課題】本発明は、コリオリ力を利用した角速度センサ装置に関し、角速度の検出精度を向上させることを目的とする。
【解決手段】この目的を達成するために、振動型センサ素子1およびこのセンサ素子1を振動可能に支持する台座7と、台座7を天面に実装するとともにセンサ素子1を制御するIC2をパッケージ3内部に配置した角速度センサ装置において、台座7を形成する底板16の実装面の少なくとも四隅に凹部19を形成し残部20をICの天面に接続する構成とした。
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角速度センサ
【課題】加工誤差によって、角速度変化に対するサーボ電圧変化が低下することが抑制された角速度センサを提供する。
【解決手段】基板と、対を成す振動子と、互いに直交する振動軸と検出軸との2軸方向に変位可能となるように、対を成す振動子同士を連結すると共に、それぞれを基板に連結する梁部と、対を成す振動子を、振動軸方向に互いに逆位相で振動させる駆動部と、振動子の振動、及び被検出軸方向の周りの角速度によって、振動子に発生したコリオリ力による、振動子の検出軸方向への変位を静電容量の変化として検出する検出部と、静電容量の変化に基づいて、対を成す振動子それぞれの検出軸方向への変位を抑制する抑制部と、を備え、抑制部は、第1抑制電極と第2抑制電極を有し、その電極間隔が、検出部の構成要素である検出電極の検出軸方向の幅の2倍となっている。
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可動体、2軸角速度センサおよび3軸加速度センサ
【課題】装置全体が小型でありながら、検出感度の高いセンサを製造することが可能な技術を提供する。
【解決手段】本発明は基板上に形成される可動体として具現化される。その可動体は、第1枠体と、前記第1枠体に対して、互いに対向して、かつ部分的にあるいは完全に重なり合うように配置されている第2枠体と、第1ばね部を介して前記第1枠体と接続しており、かつ第2ばね部を介して前記第2枠体と接続している結合部と、第3ばね部を介して前記結合部と接続している、前記基板に固定された固定部を備えている。前記第1ばね部、前記第2ばね部および前記第3ばね部は、一方向のばね定数が他の方向のばね定数に比べて顕著に低く、実質的に当該一方向のみの相対変位を許容する。前記第1ばね部、前記第2ばね部および前記第3ばね部が相対変位を許容する方向は、互いに直交している。
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物理量センサー素子片、物理量センサー素子および物理量センサー
【課題】低駆動電圧化を図りつつ、物理量(例えば速度、加速度等)を高精度に検出することができる物理量センサー素子片、物理量センサー素子および物理量センサーを提供すること。
【解決手段】物理量センサー素子片2は、電圧の印加により捩り振動する4つの駆動用振動腕22、23と、駆動用振動腕22、23とは別体として設けられ、駆動用振動腕22、23が屈曲振動したときにその屈曲振動に伴って屈曲振動し、その屈曲振動の状態に応じた電荷を生じさせる2つの検出用振動腕100とを有し、検出用振動腕100で生じた電荷に基づいて、所定の物理量を検出し得る。
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MEMSセンサ・パッケージ
【課題】センサを密封する、MEMSセンサ・パッケージを提供する。
【解決手段】MEMSセンサ・パッケージは、MEMSセンサと、第1のリーク・レートでガスリークに浸透するセンサボディと、埋め戻し圧力までセンサボディに加圧する埋め戻しガスと、を有し、埋め戻し圧力は、MEMSセンサの減衰を提供し、埋め戻し圧力は、ガスリークのためのセンサボディ内の圧力の増加が、MEMSセンサ・パッケージに関する少なくとも特定の設計サービス寿命に関する所定の範囲を越えて、MEMSセンサのQ値の偏差に生じさせないようにセットされる。
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角速度センサ素子
【課題】本発明は、各種電子機器に用いられる角速度センサに用いられる角速度センサ素子に関し、出力感度の大きな角速度センサ素子を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の角速度センサ素子は、第1の駆動アーム11aおよび第2の駆動アーム11bの形状を錘部10の振動方向と直交する方向に延びるアーム辺の折り返し構造としたものであり、この構成によれば、第1の駆動アームおよび第2の駆動アームの振動方向への変位量が大きくなり、これにより、出力感度が大きな角速度センサ素子を提供することができる。
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振動片、角速度センサー、および電子機器
【課題】複数の検出軸まわりの回転の角速度を検出することが可能な振動片、それを用い
た角速度センサー、およびそれを用いた電子機器を提供する。
【解決手段】第1基部6Aと、第1基部6Aの第1軸方向の両端部から略同じ長さで延出
された第1駆動アーム2Aおよび第2駆動アーム3Aと、第1基部6Aの第1軸方向と直
交する第2軸方向の一方の端部から延出された第1検出アーム4Aと、第1基部6Aの第
1検出アーム4Aが延出された一端部とは反対側の他端部から延出された接続部5と、接
続部5に一端部が接続された第2基部6Bと、第2基部6Bの接続部5と接続された一端
部とは反対側の他端部から第1検出アーム4Aと略同じ長さで延出された第2検出アーム
4Bと、第2基部6Bの第1軸方向の両端部から第1および第2駆動アーム2A,3Aと
略同じ長さで延出された一対の第3および第4駆動アーム2B,3Bと、を備えている。
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ジャイロセンサ素子の製造方法
【課題】従来のジャイロセンサ素子の製造方法では、離調度層別をするためだけに振動測定用電極を形成する必要があり、多大な工数がかかり、リードタイムが長くなり、更には、不良発生の要因になり、歩留まりを低下させるという問題があった。
【解決手段】水晶片2の駆動振動脚3の幅を測定し、離調度ランク換算表を用いて、駆動振動脚3の幅毎に離調度ランク層別を行う。
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振動体型力学量センサ及びその製造方法
【課題】固定部と該固定部の外径側を囲むように配設された錘とを複数の梁で連結してなる振動体を備えたセンサ素子を例えばSOIウェハを用いたSiウェハ一括プロセス処理で形成できるようにした振動体型力学量センサ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】振動体11を備えたセンサ素子よりなる振動体型力学量センサにおいて、前記センサ素子は半導体部材から形成されたものであるとともに、振動体11は固定部12と固定部12の外径側を囲むように配設された錘14とを複数の梁13で連結したものであり、さらに、前記センサ素子の一方の面にガラス基板101が接合され、固定部12がガラス基板101側と接合されることにより振動体11がガラス基板101で機械的に支持されてなる構成としている。
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振動型ジャイロ素子、振動型ジャイロセンサー、振動型ジャイロセンサーによる角速度の検出方法および電子機器
【課題】 振動型ジャイロ素子の検出精度を向上させること。
【解決手段】 振動型ジャイロ素子は、基部10と、基部から、所定面内で第1方向に延出する駆動腕20と、基部10から、所定面内において第1方向と交差する第2方向に延出する検出腕30と、駆動腕20に設けられる駆動電極と、検出腕に設けられる検出電極と、を含み、駆動腕20は、駆動電極によって形成される電界による歪みによって、所定面に垂直な第3方向に振動し、これによって駆動振動VAが生じ、第1方向の軸回りに作用する角速度によって駆動腕20に第1検出振動VBが生じると、検出腕30に、第1検出振動VBに対応した第2検出振動VCが生じ、第2検出振動VCに基づく歪みによって検出腕30に電界が生じ、検出腕に30生じる電界によって電荷(Q1〜Q4)の移動が生じ、電荷(Q1〜Q4)の移動による電気信号が検出電極から取り出される。
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振動型ジャイロ素子、振動型ジャイロセンサー、振動型ジャイロセンサーによる角速度の検出方法および電子機器
【課題】 振動型ジャイロセンサーの検出精度を向上させる。
【解決手段】 基部10と、基部から所定面内で第1方向(Y軸方向)に延出する検出腕30と、検出腕の連結部25から、所定面内で第1方向と交差する方向である正の第2方向(+X軸方向)に延出する第1駆動腕20と、検出腕の連結部から負の第2方向(−X軸方向)に延出する第2駆動腕20’と、を含み、第1駆動腕20と第2駆動腕20’の各々は、所定面に直交する第3方向(Z軸方向)に、かつ変位方向が互いに同じになるように振動し、第1方向の軸回りに作用する角速度によって第2方向にコリオリ力Fcが生じ、検出腕30に第2方向の検出振動VBが生じ、検出振動による歪みに対応して電界が生じ、電荷が移動し、電気信号が検出腕30に設けられる検出電極から取り出される。
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圧電デバイス、振動ジャイロ
【課題】実装基板に対する振動片の平行度を確保することができる圧電デバイス、振動ジ
ャイロを提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の圧電デバイス10は、第一の金属膜を表面に有する第一、第二及び
第三のバンプを含み、前記第一、第二及び第三のバンプを第一の面に有する半導体デバイ
ス40と、第二の金属膜を有し、前記第二の金属膜を介して前記第一の金属膜に接続され
た圧電振動片60と、を備え、前記第一、第二及び第三のバンプの前記第一の面から頂部
までの高さは、それぞれ同じであり、前記第三のバンプの重心は、前記第一のバンプの重
心と前記第二のバンプの重心とを結んだ場合に形成される直線から離間していることを特
徴としている。
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慣性センサー及び慣性センサー装置
【課題】力の検出軸方向に対し圧電センサーの主面が直交するように、振動型慣性センサ
ーチップの圧電センサーの主平面と、これを収容するパッケージの外部底面とが平行にな
るような慣性センサーを提供する。
【解決手段】慣性センサー1は、圧電センサー10と圧電センサー10を支持する第1支
持面及び第2支持面を有した支持基板20とを備えた振動型の慣性センサーチップ3と、
慣性センサーチップ3を支持台4を介して片持ち梁の状態で搭載する基台5と、慣性セン
サーチップ3と基台5とを同一空間内に収容する空間を備えたパッケージ7と、を備えて
おり、基台5は圧電デバイス6を一体的に備えている慣性センサー1である。
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圧電デバイス及び圧電デバイスの製造方法
【課題】小型化かつ、接続信頼性の向上を図った圧電デバイス及び圧電デバイスの製造方
法を提供することを目的としている。
【解決手段】本発明の圧電デバイス10は、接続用電極パッド64を備えた圧電振動片6
0と、前記接続用電極パッド64と電気的に接続すると共に前記圧電振動片60を支持す
る電極パターン50を備えた半導体デバイス40とを備え、前記電極パターン50は一方
の端部を前記半導体デバイス40のパッドと接続させ、他方の端部を前記接続用電極パッ
ド64と接続させ、前記一方の端部と前記他方の端部の間に前記半導体デバイス40の一
方の主面43から離反する方向に立ち上がる屈曲部52を形成し、前記一方の主面43と
前記電極パターン50の間の屈曲部52に樹脂を形成したことを特徴としている。
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角速度センサ
【課題】従来に比して高感度且つ高精度であり、しかも、耐久性を向上させることができる角速度センサ素子を提供する。
【解決手段】本発明による角速度センサ装置1は、正多角形状の枠体6と、その枠体6に接続された複数のマス7a,7b,7c,7dとを有する駆動部を備えている。枠体6は、多角形の辺に相当する複数の駆動梁5a,5b,5c,5dから構成されており、角速度センサ装置1は、多角形の中心点に相当する中心基部2と、多角形の頂点とを結ぶ直線に相当する複数の検出梁3a,3b,3c,3dを含む検出部を更に有している。
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