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Fターム[2F105BB04]の内容

ジャイロスコープ (14,042) | 目的 (3,981) | 性能向上 (1,282) | 安定化 (320)

Fターム[2F105BB04]に分類される特許

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【課題】厚みおよび幅の寸法の調整に因らずに共振周波数を低くすることが可能な振動子と、その振動子を用いて角速度を高い感度で検出することができる振動ジャイロとを実現する。
【解決手段】振動ジャイロ11は、振動子1を備えている。振動子1は、複合梁部2A〜2Dを備えている。複合梁部2A〜2Dは、互いに並行する外周側梁部3A〜3Dと、内周側梁部4A〜4Dとを両端の剛接部6A〜6Dで剛接した構成である。各複合梁部2A〜2Dの外周側梁部3A〜3Dと内周側梁部4A〜4Dとは、互いに反対称に撓んで、両端間隔が変化するように振動する振動モードを有している。 (もっと読む)


【課題】角速度の検出精度の低下が抑制された角速度センサを提供する。
【解決手段】z方向の回りである周方向に振動する振動子(51)と、アンカー(30)と振動子(51)とを連結する連結梁(55)と、振動子(51)のz方向の変位を検出する第1検出部(67)と、を有する角速度センサであって、環状の外部振動子(57)と、外部振動子(57)によって囲まれた領域内に配置された環状の内部振動子(56)と、が第1連結梁(80)を介して連結され、第1連結梁(80)とアンカー(30)とが第2連結梁(81)を介して連結されており、第2連結梁(81)が、第1連結梁(80)における外部振動子(57)と内部振動子(56)とが周方向にて互いに逆向きに連成振動した際に節となる部位(P2)に連結されている。 (もっと読む)


【課題】センサ素子の傾斜角度の精度が高く、製造コストが抑制され、かつ、センサ素子と他の素子との電気的接合の信頼性が高いセンサ装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】センサ装置は、台座4と、台座4の上面に実装される角速度センサ素子1とを備える。台座4の上面は、下面に対して傾斜する傾斜面4Aを有する。角速度センサ素子1は、傾斜面4Aに実装され、その天面上に形成された電極30を有する。角速度センサ素子1の天面における傾斜面20Aは、台座4の下面に対する傾斜角度が小さくなるように傾斜しており、この傾斜面20Aに電極30が形成される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、角速度センサの周囲の温度が長時間上昇しても、圧電層の分極量が低下することにより、感度が低下してしまうということのない特性の向上した角速度センサを提供することを目的とするものである。
【解決手段】そして、この目的を達成するために、本発明の角速度センサは、接着剤89に無機化合物を含有させるとともに、ケース70内に水分ゲッター材90を設ける構成とした。これにより、角速度センサの出力信号の精度が向上する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、検出素子を基板や筐体等に接着剤を用いて実装、固定する場合に、この接着剤を所定の位置に規制でき、角速度や加速度等の物理量を安定して検出できる物理量センサを提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明の物理量センサは、角速度検出素子の固定部22a、22bと外側梁部23a、23bの接続部分に金属バンプ72を設けることにより、アンダーフィル剤等の接着剤流れを抑制したものである。 (もっと読む)


【課題】振動開始時の駆動振幅レベルが微弱な振動子を短時間で確実に起動する。
【解決手段】駆動切替回路7は、振幅検出回路5により検出された駆動振動の振幅が、振動子1と定常駆動信号生成回路4とで閉ループを形成した場合に持続的な振動を励振可能な振幅範囲内に設定されたしきい値未満の場合には、初期駆動信号生成回路6から出力される初期駆動信号を選択する。初期駆動信号生成回路6は、上記閉ループを形成した場合に持続的な振動が励振される駆動周波数を、振動子1の駆動開始時から含むようにまたは駆動開始後に含むように初期駆動信号を生成する。検出振幅がしきい値以上になった場合、駆動切替回路7は、定常駆動信号生成4から出力される定常駆動信号を選択する。 (もっと読む)


【課題】振動子の周波数調整において、電極パターンの電気容量の変化を低減し、電極パターンの浮遊容量の発生を抑制することで、振動子の精度を向上させる。
【解決手段】振動部分に加えて固定部分を有する振動子において、振動部分に金属膜を付着することによって周波数調整を行う場合に、金属膜を付着する必要がない固定部分において、周波数調整用の金属膜が不可避的に付着する可能性がある部分に金属膜を予め形成しておく。金属膜を予め形成しておくことによって、周波数調整時に固定部分に調整用の金属膜が付着した場合であっても、電気的特性が変化しないようにすることで、電極パターンの電気容量の変化を低減し、また、電極パターンの浮遊容量の発生を抑制する。 (もっと読む)


【課題】センサチップ(基板)の湾曲による物理量の検出精度の低下が抑制された静電容量式センサ、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】基板(12)に固定された固定電極(21)、及び、基板(12)に対して、直交関係にあるx方向及びy方向それぞれに変位可能な可動電極(20)から成るコンデンサの静電容量変化に基づいて、物理量を検出する静電容量式センサであって、固定電極(21)は、絶縁層(13)を介して基板(12)に固定され、可動電極(20)は、x方向とy方向とに直交するz方向に基板(12)から離れており、固定電極(21)における可動電極(20)との対向領域を含む対向面(21a)の面積と、可動電極(20)における固定電極(21)との対向領域を含む対向面(20a)の面積とは異なる。 (もっと読む)


【課題】密閉空間内の低圧状態の変動が抑制され、センサ検出精度の低下が抑制されたセンサ装置を提供する。
【解決手段】センサ部(10,50)と、密閉空間を構成し、該収納空間内にセンサ部(10,50)を収納するパッケージ(70)と、センサ部(10,50)をパッケージ(70)に接着固定する接着剤(92)と、を有するセンサ装置であって、センサ部(10,50)は、外力によって変位可能な可動電極及び変位不可能な固定電極から成るコンデンサを有し、密閉空間は1気圧よりも低く、接着剤(92)は、センサ部(10,50)とパッケージ(70)とを接着固定する有機系接着剤(94)と、有機系接着剤(94)を覆う無機系接着剤(95)と、を有し、有機系接着剤(94)は、無機系接着剤(95)よりもヤング率が低い。 (もっと読む)


【課題】有効な検出範囲をできるだけ確保しながら出力電圧範囲を所望の範囲に制限することが可能な検出回路、集積回路装置及びセンサー装置を提供すること。
【解決手段】検出回路30は、感度調整部(可変ゲインアンプ360)及びオフセット調整部(オフセット調整DAC342と同期検波回路340)の少なくとも一方と、電圧制限部(リミッター回路370)と、を含む。感度調整部(可変ゲインアンプ360)は、センサー素子4の検出感度に応じて検出信号(角速度信号)の電圧範囲を調整する。オフセット調整部(オフセット調整DAC342と同期検波回路340)は、センサー素子4の出力オフセットに応じて検出信号(角速度信号)の0点電圧を調整する。電圧制限部(リミッター回路370)は、感度調整部及びオフセット調整部の後段に設けられ、検出信号(角速度信号)の電圧を所望の範囲に制限する。 (もっと読む)


【課題】電源電圧の変動や抵抗値のばらつきに起因する起動時間の変動を低減することが可能な駆動回路、集積回路装置及びセンサー装置を提供すること。
【解決手段】判定回路260は、センサー素子4が出力する駆動電流がI/V変換回路200により電圧に変換された信号に基づいて得られる判定対象信号LPFOの電圧と判定電圧との大小関係を判定する。駆動信号生成回路230は、判定回路260の判定結果に基づいて、判定対象信号LPFOの電圧が判定電圧VR2を超えるまではセンサー素子の自励発振を補助する発振器280の発振信号に基づいて駆動信号を生成し、判定対象信号LPFOの電圧が判定電圧VR2を超えた後はI/V変換回路200により電圧に変換された信号に基づいて駆動信号を生成する。判定電圧VR2は、1又は複数の抵抗に定電流を流すことにより得られる電圧と基準電圧とを加算又は減算して得られる電圧である。 (もっと読む)


【課題】内圧変動による振動子の出力信号の変動が抑制された角速度センサを提供する。
【解決手段】直交の関係にあるx方向とy方向それぞれに変位可能な振動子(19)と、振動子(19)をx方向に振動させる駆動部(37,55)と、振動子(19)のx方向の振動振幅を検出する振幅検出部(36,54)と、振動子(19)のy方向への変位量を検出する変位検出部(38,56)と、振動子(19)を密閉空間に収納するパッケージ(70)と、を有する角速度センサであって、振幅検出部(36,54)の出力信号に基づいて、パッケージ(70)の内圧を一定に調整する内圧調整部(90)を有する。 (もっと読む)


【課題】応力に起因したMEMSの固有振動数の変動を抑制することにより、MEMSの検出感度の変動による測定精度の劣化を抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】まず、半導体基板2の変形によって固定部3a〜3dは半導体基板2のy方向において外側方向に変位する。可動体5は、半導体基板2から浮いた状態で配置されているので、半導体基板2の変形の影響は受けずに変位しない。したがって、梁4aには引張応力(+σ1)が発生し、梁4bには圧縮応力(−σ2)が発生する。このとき、梁4aと梁4bを組み合わせたバネ系を考えると、梁4aに働く引張応力に起因するバネ定数の増加と、梁4bに働く圧縮応力に起因するバネ定数の減少が互いに相殺する。 (もっと読む)


【課題】PZT膜からのPb拡散を抑制し、圧電特性を安定化した圧電薄膜構造および当該圧電薄膜構造を適用し、振動ノイズによる影響を低減できる角速度検出装置を提供する。
【解決手段】基板40上に配置された酸化シリコン膜41と、酸化シリコン膜41上に配置された第1の酸化アルミニウム膜48と、第1の酸化アルミニウム膜48上に配置された下部電極層301と、下部電極層301上に配置された圧電体膜層302と、圧電体膜層302上に配置された上部電極層303とを備える圧電薄膜構造、および振動アーム及び検出アームに、この圧電薄膜構造を有する角速度検出装置。 (もっと読む)


【課題】回路面積や端子数を増やすことなく、広いダイナミックレンジで線形性が確保でき、応答性に優れたセンサ制御回路を提供する。
【解決手段】センサ制御回路は、センサから出力された交流信号の周波数と同じ周波数の搬送波信号に、前記交流信号を重畳したセンサ変調信号を生成する自律発振ループ部と、前記搬送波信号を基準電圧レベルと比較した結果をデジタル処理して、前記搬送波信号の振幅調整用の制御信号を生成する振幅調整ループ部と、を備える。前記自律発振ループ部は、前記搬送波信号の振幅調整を行うアンプと、前記制御信号により切替制御されるスイッチを有し、該スイッチの切替周波数により前記アンプの利得を制御可能なスイッチトキャパシタと、を有する。 (もっと読む)


【課題】QVアンプの特性変動を低減させるとともに小型化が容易な慣性センサーを提供すること。
【解決手段】ジャイロセンサー1(慣性センサーの一例)は、信号処理IC10とセンサー素子20を含む。信号処理IC10は、半導体基板11の第1の面11Aに集積回路と電極とが形成されている。センサー素子20は、振動部を有し、半導体基板11の第1の面11Aと対向する面に電極が形成されている。半導体基板11の第1の面11Aと対向して1又は複数の再配置配線30が設けられ、再配置配線30の少なくとも1つは、半導体基板11に形成された電極とセンサー素子20に形成された電極を電気的に接続する。QVアンプ110,120は、センサー素子20の検出信号が入力され、半導体基板11の第1の面11Aに直交する方向から視た平面視において、センサー素子20の振動部と重ならないように配置されている。 (もっと読む)


【課題】振動子が安定発振するまでの時間を短縮するとともに安定発振を維持することが可能な駆動回路、物理量検出装置、角速度検出装置、集積回路装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】コンパレーター210(駆動信号生成部)は、第1の信号線を介して入力された振動子100の発振電流24がI/V変換回路200(電流電圧変換部)により電圧に変換された信号に基づいて駆動信号22を生成し、第2の信号線を介して振動子に供給する。発振検出回路270(発振検出部)は、振動子100が発振を開始してから発振電流24が所定値に達したか否かを検出する。起動発振回路280(起動発振部)は、発振電流24が所定値に達するまで振動子100の発振動作を補助する。スイッチ218は、発振電流24が所定値に達するまでコンデンサー216を第2の信号線から切り離し、発振電流24が所定値に達した後はコンデンサー216を第2の信号線に接続する。 (もっと読む)


【課題】振動素子のチューニングの際に用いるレーザー光による半導体基板の能動領域へのダメージを抑制し、電気的特性の安定した振動デバイスを提供する。
【解決手段】センサーデバイス1において、半導体基板としてのシリコン基板10は、能動面10a側に半導体素子を含んで構成される集積回路が形成された能動領域を有している。シリコン基板10上に振動ジャイロ素子20が配置されたセンサーデバイス1において、能動領域は、振動ジャイロ素子20の駆動用振動腕25a,25bの先端側の錘部28a,28b上に設けられた質量調整部としての錘電極41と平面視で重なる領域を回避して形成されている。これにより、錘電極41にレーザーを照射して周波数調整を行う際に、レーザーが能動面10aに到達したときに集積回路にダメージが加わるのを回避することができる。 (もっと読む)


【課題】光ファイバの巻付け作業を簡単にし、且つ巻付けを起因とするクロストークの発生も低減することができ、温度感度の影響を低減した光ファイバジャイロ用センシングコイルとする。
【解決手段】コイル本体13が、同一張力及び同一送り速度で光ファイバを整列巻付けしてポッティング材料16でカプセル化した2個のポッティングコイル12、12からなる。各ポッティングコイルの側端面12b、12b同士がポッティング材料16で接着し重ね合わされて、各ポッティングコイル12の最外層から導出される光ファイバ14の巻き終わり部分(余長部12c)の端部同士が融着接続されることで、コイル本体13は1つの回転方向を持つ連続した光ファイバから構成される。 (もっと読む)


【課題】小型で、オーバーエッチングにより所定の周波数からの周波数偏差の少ない圧電振動素子を得る。
【解決手段】複数の棒状の振動腕15a、15b、各振動腕15a、15bの一方の端部間を連接する基部12、各振動腕15a、15bの他方の端部に夫々形成され各振動腕15a、15bよりも幅広の錘部20a、20b、及び、各振動腕15a、15bの振動中心線Bに沿った表面及び裏面に夫々形成された溝部17a、17b、を備えた圧電基板10である。更に各溝部内を含めた各振動腕の表裏面に夫々形成された励振電極30〜36を備え、各錘部20には夫々表裏面を貫通し、且つ前記各振動腕の長手方向に沿って直線状に延びる周波数調整用スリット25が、複数本形成される。 (もっと読む)


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