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Fターム[2G001LA20]の内容

Fターム[2G001LA20]に分類される特許

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【課題】基底基準吸収回折法に基づいたX線回折定量装置において、基底板を改良することにより安定した再現性の高い測定データを得ることができるようにする。
【解決手段】物質Sが無いときに基底板31で回折した回折線の強度と、物質Sを透過した後に基底板31で回折した回折線の強度とによって物質SのX線吸収量を求め、X線を用いて測定した物質Sの重量をその求められたX線吸収量に基づいて補正する基底基準吸収回折法を用いたX線回折定量装置である。この装置は、物質Sを保持するフィルタ33と、物質Sに照射するX線を発生するX線源Fと、物質Sで回折した回折X線を検出するX線検出器20と、フィルタ33におけるX線照射面の反対側に設けられた基底板31とを有し、基底板31のX線が照射される表面は結晶の配向性が低くなる処理、例えばサンドブラスト処理、ショットピーニング処理を受けている。 (もっと読む)


放射線を放出する材料サンプル(12)の材料組成を決定する方法であって、放射線によって検出器材料中でデポジットされたエネルギーのスペクトルを記録する工程(P2)と、第1のエネルギー範囲においてデポジットされた第1のエネルギー(F1)と、第2のエネルギー範囲においてデポジットされた第2のエネルギー(F2)と、第3のエネルギー範囲においてデポジットされた第3のエネルギー(F3)とを決定する工程と、第1の色パラメータ(F1)を第1のデポジットされたエネルギーに、第2の色パラメータ(F2)を第2のデポジットされたエネルギーに、第3の色パラメータ(F3)を第3のデポジットされたエネルギーに割り当てる工程(P4)と、割り当てられた色パラメータ(F1,F2,F3)を、色パラメータに対する予め決定された値(R1,R2,R3)と比較する工程(P5)であって、予め決定された値(R1,R2,R3)は典型的には予め決定された材料組成の色パラメータに対応する工程と、を備える方法。
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【課題】被検査物から離れた位置から高いS/N比で後方散乱X線を検出することができ、これにより被検査物に接近することなく被検査物を透視検査することができる遠隔X線透視装置および方法を提供する。
【解決手段】広がり角が十分小さい高指向性のパルスX線3を周期的に発生するX線源12(逆コンプトン散乱X線源)と、パルスX線3を被検査物1に向けて走査するX線走査装置14と、被検査物内で発生する散乱X線3を検出する散乱X線検出器16と、被検査物内で発生する散乱X線のみを検出するように、散乱X線の検出をパルスX線の発生と同期させて制限する検出制御装置18とを備える。 (もっと読む)


【課題】酸・アルカリや有機溶剤などの環境下で使用でき,さらに検出部と線源との間に介在する水分による検出精度の低下を生じない放射線応用測定装置及びコンパクトにして放射線源と検出器が簡単に同一光軸上に設置できるような構造を持つ放射線応用測定装置を提供すること。
【解決手段】放射線源部3と該放射線源部3に対向して配置された放射線検出部5との間に検出対象空洞1を挟んで配置し,放射線源部3から放出され検出対象空洞1を通過した放射線を放射線検出部5で検出することにより検出対象空洞内1の検出対象物の特性を計測する放射線応用計測方法において,放射線検出部5と検出対象空洞1との間に,非吸水性で且つ熱伝導度が0.1W/m・K以下,望ましくは0.1W/m・K以下の部材11を介在させて放射線を検出する。 (もっと読む)


【課題】口腔内で生息する細菌により産生される酸や生体内の疾患の炎症などにより変化する体液環境にも対応ができる化学的に安定な生体硬組織を提供することにある。
【解決手段】生体硬組織中の耐酸性関与物質を同定するに際し、スライスした生体硬組織試料2の各部の微小部X線回折法による定性分析を行い、前記スライスした生体硬組織試料を酸性溶液に浸漬して、溶解せずに残った部分の微小部X線回折法による定性分析を行い、前記酸性溶液への浸漬前後の前記生体硬組織試料の前記定性分析の結果を対比して、前記耐酸性関与物質を同定することを特徴とする、生体硬組織中の耐酸性関与物質の同定方法である。 (もっと読む)


【課題】Ta膜に大気中の水素を吸着させ、更に大気中の酸素等と反応して得られたTaOx膜を有する試料に対してSIMS分析を行い得られた結果と、HFS分析を行い得られた結果とを比較するとSIMS分析ではTaOxとTaとの界面で水素濃度ピークが見られるが、HFS分析ではTa内部で水素濃度はほぼ一定の値で分布している。分析方法により分析結果が異なり金属内気相物質の分布を分析することは困難であった。
【解決手段】重水素をTa膜中に一様に分布するようイオン注入を行う。またSIMS分析を行う際に酸素を真空装置中にリークさせて水素を検出する。スパッタによりTa膜が露出すると同時に酸素雰囲気によるTa膜表面の酸化が生じるためTa膜内部からの水素ガス離脱が抑制され水素の偽ピークが消失する。更に重水素の信号強度が一定になるよう制御することでより精密な水素の定量分析が可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、部品(4)が機械的応力を受けた時の放射散逸の解析による部品の非破壊検査装置に関する。
【解決手段】この装置は前記部品の表面の放射場を求めることができる測定手段を備える。測定手段は、被検査部品(4)の表面のある部位を覆うようになっているフレキシブルハウジング(2)内に組み込まれる。この装置により、部品の表面に応力が集中した時の亀裂発生の始まり、ならびに亀裂が伝播する際の亀裂(5)の存在を検出することができる。本発明は航空機部品の非破壊検査(NDI)に応用されるが、自動車、鉄道、造船、または原子力など部品の完全性の検査が重要であるあらゆる工業部門において用いることができる。 (もっと読む)


電子を放射するための陰極とダイナミック陽極とを含んでいるX線管を含んでいるX線結像システムを提供する。ダイナミック陽極は陰極から電子を受取り、非静止のX線ビームを発生する。ダイナミック陽極は非静止ビームを発生するために、X線ビームがオブジェクト上の第1の位置で誘導されている第1の位置と、X線ビームがオブジェクト上の第2の位置で誘導されている第2の位置との間で回転する。 (もっと読む)


固体試料中の不純物の量を分析的に測定する分析法を提供する。このX線回折法では、好ましくはリートベルト解析を用いる。 (もっと読む)


【課題】x線光電子分光の帯電現象の解析により評価対象の材料中の電荷欠陥を定量的な計測を可能とする。
【解決手段】1 試料にあたっているx線の照射面積を可変とするため複数の異なった孔径を有する稼動しぼりを試料の前面に設ける。 2 試料に当たっているx線の強度分布が均一であるように上記1の稼動絞りを用いて計測する手法。 3 x線の試料への照射開始、終了は、定常状態のx線源から放射されているx線を、x線源と試料の間に設けた高速シャッターで行う。 (もっと読む)


【課題】大型の試料でも、側面反射ラウエ法を用いて、確実に、単結晶材料の結晶方位測定する結晶方位測定方法及びその装置を提供する。
【解決手段】X線発生装置10からのX線を試料Sの測定表面に対して側方から入射して得られる反射X線回折像(ラウエ像)を、蛍光板30とCCDカメラ40とから構成される検出器により検出する結晶方位測定装置において、検出器は、測定表面から得られる反射X線回折像が投射される方向に配置されると共に、その有感面(特に、蛍光板30の表面)が、反射X線回折像が投射されるψ角方向に対して傾斜して設定することが可能であり、これにより、従来の側面反射ラウエ法の欠点を克服し、有感面を有効に利用してラウエ像による結晶方位の測定・検査が可能となる。 (もっと読む)


【課題】成分表に示された試料の物質を構成する元素の種類及び濃度に虚偽申告がないか
または異物質の混入がないかを自動的であって容易かつ正確に検出し、検査者に認識させ
、検査を工数及びコストを削減して行える検査装置を用いた検査方法を提供する。
【解決手段】試料に1次X線を照射する1次X線照射ステップS2と、2次X線を検出器
により検出する2次X線検出ステップS3と、2次X線から検出元素の種類及び濃度を元
素検出部により検出する元素検出ステップS4と、基準元素の種類及び濃度と検出元素の
種類及び濃度とを比較し一致するか判定部により判定する判定ステップS5と、基準元素
の種類及び濃度と検出元素の種類及び濃度とが異なる場合、警告部により警告を発する警
告ステップS7とを具備したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】担体表面に備えられるイオノマーの形態を特定し得る、イオノマーの検出方法を提供する。
【解決手段】担体3の表面に備えられるイオノマー1のイオン交換基を、金属イオンでイオン交換し、金属イオン由来の金属を検出することで、イオノマー1を検出することを特徴とする、イオノマーの検出方法。 (もっと読む)


【課題】食品等の種類および特性に対応する基準値と、センサーが食品等に混入した異物に反応して出力する反応信号に関する反応値に基づいて更新する精度の高い基準値とを用いて、異物の有無を、高精度で検出できる異物検出装置を提供する。
【解決手段】搬送路上を搬送される被検査物に混入している異物に反応して反応信号を出力するセンサーと、該反応信号に基づく反応値と第一基準値Kとを比較して異物の有無を判定する第一判定手段とを有する異物検出装置において、良品の反応値に基づいて第二基準値Kを設定する第二基準値設定手段と、第二基準値K設定後、反応値と第二基準値Kとを比較して異物含有の可能性の有無を判定する第二判定手段と、第二判定手段において異物含有の可能性有りと判定されたとき、その旨を警告する警告手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】分析領域にダメージを与えることなく分析可能な試料をつくることができる、分析試料の形成方法を提供する。
【解決手段】分析試料11の形成方法は、まず、クラック14や異物15のある分析領域21の周囲に、収束イオンビーム加工装置23によって亀裂防止溝22を形成する。次に、分析領域21の近傍に形成された、クラック14や異物15を分析する際に邪魔となる障壁12に応力を加えて除去する。このとき、障壁12と繋がっていた基板13の一部分13aから分析領域21に亀裂31が伝わったとしても、分析領域21の周囲に形成した亀裂防止溝22によって、分析領域21に亀裂31が進行することを抑えることができる。これにより、クラック14や異物15の状態を、障壁12を除去する前の状態に維持することができ、クラック14を観察したり異物15の元素を特定したりすることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】各種材料、製品、部品よりなる被検体に、RoHS指令で規制対象となっている六価クロムが検出される可能性があるクロメート膜が存在する可能性の有無を、非破壊で迅速に検査・判定することが可能となる有害材料判定方法および装置を提供する。
【解決手段】X線で励起した特性X線を用いてクロムの有無を検査し、クロムを検出した場合に、クロムがある特性値以下であり、アルミニウムがある特性値以上、銅がある特性値以上、亜鉛がある特性値以上、およびニッケルがある特性値以上の少なくともいずれか一つの条件が充足された場合に、クロメート膜が存在する可能性があると判定する。 (もっと読む)


【課題】検量線作成治具の構造上の性能に依存せず、より高精度の水量測定が可能な、また正確な検量線の作成も可能な水量測定装置を提供する。
【解決手段】燃料電池セル等の試料に放射線を照射したときの放射線透過量を計測し、放射線透過量と水量との検量線に基づいて試料内の水量を演算する演算・制御装置を備え、反応に伴い、生成する水の測定試料内での水量を測定する水量測定装置において、演算・制御装置は、試料につき、反応開始後の放射線透過量を反応開始前の放射線透過量で除算し(ステップS3)、その除算結果値に基づいて試料内の水量を演算して放射線検出系の感度ムラを低減し、検量線作成治具の構造上の性能に依存せずに高精度の水量測定を可能とした。放射線透過量は複数回の計測の平均値とし(ステップS1)、また、計測を試料内の水量や放射線強度の安定化後に実行して更に高精度の水量測定を可能とした。試料の計測時に計測されたデータに基づいて検量線を作成し(ステップS4)、高精度の水量測定を可能とした。 (もっと読む)


【課題】検出下限を改善し、重元素を主成分とする試料のみならず、軽元素を主成分とした試料に含有された微量な着目元素を定量することが可能である蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】蛍光X線分析装置は、試料Sを支持する試料台3と、所定の照射位置P1を中心として一次X線Pを照射するX線源4と、照射位置P1に向って配置され、試料Sから発生する蛍光X線Qを検出する検出器5とを備えている。試料台3は、試料SをX線源4及び検出器5に近接させて固定する着脱自在の試料保持具10を有し、被照射面S1を照射位置P1に一致させる第一の検査位置A、または、試料Sを試料保持具10に固定し、被照射面S2をX線源4に近接させるとともに、被検出面S3を検出器5に近接させる第二の検査位置Bのいずれか一方に、試料Sを選択的に配置して測定可能である。 (もっと読む)


【課題】 被測定物の全ての測定点の位置を容易に把握することができるX線検査装置を提供する。
【解決手段】 被測定物Sを配置するステージ14と、被測定物Sの所定の領域の透視X線像を撮影するX線検出器12とX線検出器12に向けて透視用X線を照射するX線源11とを有するX線測定光学系13と、ステージ14を移動させるステージ駆動機構16と、透視X線像に基づいて作成されたX線画像と被測定物Sの所定の領域を含むマスター画像との画像表示が行われる表示装置23とを備えるX線検査装置1であって、マスター画像の特定の位置に測定点情報の画像表示を行うティーチング情報記憶制御手段35を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】注目部位のX線光軸方向の位置を正確に求め、透視拡大率の正確な値を求めることができるX線検査装置を提供する。
【解決手段】 傾動機構16と、被測定物の注目部位Spを基準状態で撮影した基準画像記憶部36と、注目部位Spの傾斜状態形成部16、33と、基準状態でX線光軸とステージ面とが交差する交点Pが傾斜状態のときのX線光軸とステージ面との交点Pとなるように、X線光軸の傾動動作に連動してステージを移動させるステージ追尾移動部15、34と、傾斜状態で撮影した画像を蓄積する傾斜画像記憶部37と、基準画像から特徴情報を抽出する特徴情報抽出部38と、特徴情報に基づいて傾斜画像中の注目部位を探索する注目部位探索部39と、基準画像と傾斜画像との画像上の位置により注目部位の移動量(D)を算出する移動量算出部40と、移動量(D)に基づいて注目部位の光軸方向の位置を算出する光軸方向位置算出部41とを備える。 (もっと読む)


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