説明

Fターム[2G001QA10]の内容

Fターム[2G001QA10]に分類される特許

1 - 20 / 109


【課題】加圧成形試料からの破片や粉体による汚染を簡単な作業で十分に抑制できる試料ホルダを提供する。
【解決手段】加圧成形試料1を保持する試料ホルダ2であって、底部3a付きの円筒形であって通気部3cを有する本体3と、本体3の上部を覆うように着脱自在に取り付けられ、加圧成形試料1の分析面1aを露出させる開口4aを有し、下方から加圧成形試料1が当接される蓋体4と、加圧成形試料1が載置される受け皿5と、本体3の底部3aと受け皿5との間に配置され、受け皿5を介して加圧成形試料1を蓋体4に押圧する内側ばね6と、加圧成形試料1を非接触で囲うように配置されるリング部7aおよびそのリング部7aから垂下する多孔性膜である袋部7bからなるトラップ7と、底部3aとリング部7aとの間に配置され、リング部7aを蓋体4に押圧する外側ばね8とを備える。 (もっと読む)


【課題】照射範囲の広いX線照射装置を用いて、試料を電子回路基板等に実装したままで、分析対象部分にのみX線を照射して分析する。
【解決手段】X線照射位置決めフィルタ20Aが電子回路基板60上の部品61Aの近傍に配置されている。X線照射位置決めフィルタ20AにはX線を通す窓が開いている。窓の形状は、部品61Aにおける分析対象部分の形状に合わされている。窓を除く表面はX線を遮断する。蛍光X線分析装置1Aは、X線管10で発生する一次X線11を部品61Aに照射する。窓を通過した一次X線11によって部品61Aにおける分析対象部分を構成する物質の分子が励起され、蛍光X線12が発生する。蛍光X線分析装置1Aは、その蛍光X線12を検出器30で検出し、分析器40で部品61Aを構成する物質に含有される成分を分析する。 (もっと読む)


【課題】X線検査装置において、検査対象領域を広くしつつ、対象物を確実に保持できるようにする。
【解決手段】X線検査装置において、クランプ50は上方から基板10を支持する。クランプ50の上記端面は傾斜を有する。これにより、クランプ50に確実に基板10を支持させつつ、X線源2から放射されるX線(符号XRで示されている)の基板10による透過光がクランプ50によって遮蔽されることを極力回避できる。 (もっと読む)


【課題】水素吸蔵材料の中性子回折に使用することができる中性子による散乱が無い、若しくは散乱が少ない耐水素性及び耐圧性の中性子回折測定用セル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】水素吸蔵材料を中性子回折測定する際の試料として保持するセルであって、中性子散乱の無い金属若しくは中性子散乱の少ない金属の内面に、水素吸蔵性の無い材料又は水素吸蔵性の小さい材料からなる耐水素性の層を設けたことを特徴とする。この耐水素性の層の厚さは、0.1μ〜100μmがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】試料識別標記や特異元素で構成されたマスクや試料ホルダを要せず、試料を試料ホルダに搬送する前に試料ホルダを短時間で自動識別する分析装置を提供する。
【解決手段】本発明の分析装置は、カセット21の種類を識別するカセット部20と、試料Sが挿入される挿入口83、および、試料が載置される輪状の台座82を有する試料ホルダ8と、カセット21から試料ホルダ8へ試料Sを搬送する搬送手段23と、試料ホルダの挿入口の径方向端84または輪状の台座の内径方向端85を検出して、載置されるべき試料の直径に対応した試料ホルダの種類を識別する試料ホルダ識別信号を発信する試料ホルダ識別手段35と、カセット識別信号および試料ホルダ識別信号に基づいて、カセット21に収納されるべき試料の直径と試料ホルダ8の台座に載置されるべき試料の直径とが合致しているか、否かを判定する判定手段40とを備える。 (もっと読む)


【課題】止め代なしで平坦に薄片状の試料を固定することができる試料固定方法、蛍光X線検出方法、試料固定具及び蛍光X線検出装置を提供する。
【解決手段】筒状部材11の開口端にX線透過シート14を張設してオーリング(第1の嵌合部材)12で固定し、X線透過シート14に薄片状の試料Sを重ねて配置する。更に、X線透過シート15を、試料S及びX線透過シート14に重ねて筒状部材11の開口端に張設し、オーリング(第2の嵌合部材)13で固定する。試料Sは、X線透過シート14及びX線透過シート15の間に挟まれて固定される。止め代なしで平坦に試料Sが固定され、X線透過シート以外に支持物は無い。X線透過シート15を透過してX線が試料Sへ照射され、試料Sで発生した蛍光X線が検出される。 (もっと読む)


【課題】試料の先端部分が破損し難く、且つ、(メッシュが搭載される試料ホルダの窪み(凹部)形状を専用形にすることが不要な)汎用性の高い、試料保持用のメッシュ、及び元素分析方法を提供する。
【解決手段】透過型電子顕微鏡に用いられるリング状平板形状を有する試料保持用メッシュ14において、前記リング状平板の上面に設けられた溝22により、前記リング状平板を第1および第2の半リング状平板形状に2分して形成された第1および第2のメッシュと、を有し、前記第1および前記第2のメッシュからなる前記リング状平板形状の前記第1のメッシュ上に試料を搭載した状態で、前記第2のメッシュを前記溝から前記リング状平板の下面方向に折り曲げて、前記第1のメッシュの下面側に折りたたむことができる。 (もっと読む)


【課題】試料が軽量な小片である場合でも外部から伝わる振動による試料の移動を防止し、試料の蛍光X線分析を精度良く行うことができる試料ホルダ及び試料分析方法を提供する。
【解決手段】上側チャンバ41と下側チャンバ31とを上下に仕切るベース板32に形成された照射窓36を塞ぐように2枚のフィルム11bを載置するとともに、X線管33により励磁X線が照射される試料100を2枚のフィルム11bで挟持した。 (もっと読む)


【課題】 蛍光X線強度が弱い場合でも、正確に磁性層厚さが測定できる層厚測定装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 蛍光X線分析法を用いて非磁性支持体上に少なくとも磁性層を設けた磁気記録媒体の磁性層厚さを測定する層厚測定装置であって、該層厚測定装置は、X線の発生源であるX線管と、磁気記録媒体に照射されたX線により発生した蛍光X線を受ける検出器と、これらを含んで外気と遮断し、前記X線と前記蛍光X線を透過させるX線窓を有する密閉箱と、を含み、該密閉箱内は空気よりも密度の小さい気体で置換されており、前記X線窓と前記磁性層との距離が1〜50mmであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
デバイス等の不良原因となる1μmほどの微小絶縁物試料等の分析前処理として、帯電の支障を少なくし、周辺の基材を混合することなく目的物のみをサンプリングすることを目的とする。
【解決手段】
試料の観察、サンプリング領域に電位制御が可能で導電性により形成された端子を接触させる機構を考案した。本機構は前記観察、サンプリング領域の周囲に接触する導電性の端子とこの端子の移動を精密に制御する動作機構と端子に電圧を印加するための電位制御機構と端子をアースおよび電位制御機構に接続する機構とから成り、前記端子を試料の近傍に接触させることにより観察、サンプリングの過程で生じる電荷をアース線を通して逃がすものである。 (もっと読む)


【課題】試料の内部構造を破壊することなく分析する。
【解決手段】干渉性X線が発せられるX線源と、前記X線源からのX線をコリメートするX線コリメータと、X線を吸収又は反射する材料により形成されており、前記X線の可干渉となる位置に設けられた参照穴及びX線透過窓とを有し、前記コリメートされたX線が照射されるX線吸収部と、前記X線透過窓を透過したX線が照射される位置に設置される試料と、前記試料により生じる散乱X線と、前記参照穴を通過したX線との干渉により生じたホログラムを検出する検出器と、前記検出器により得られた前記ホログラムに基づき前記試料の内部構造のイメージ画像を得るためフーリエ変換を行う処理部と、を有し、前記試料は、前記X線吸収部に対し相対的に移動させることができるものであることを特徴とするX線分析装置により上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】内部の圧力が上昇した場合であっても、蛍光X線が透過するシートの膨張を防止することにより、正確な元素分析を可能にする蛍光X線分析用試料セルを提供する。
【解決手段】液体燃料等の試料を収容した上でX線透過シート102で密閉した試料セル(蛍光X線分析用試料セル)1は、内部の圧力が上昇した場合に、窓部となるX線透過シート102が膨張する前に、試料セル1内の容積が増大するようにカップ端面が変形する。カップ端面は、膜状材を畳み込んで形成しており、試料セル1内の圧力が上昇した場合は、試料セル1の外側に向かって広がり、試料セル1内の容積が増大する。容積の増大によって圧力の上昇が緩和され、X線透過シート102の膨張が防止される。従って、試料と蛍光X線の検出器との距離が変動することが無く、高精度な蛍光X線分析が可能となる。 (もっと読む)


【課題】試料の上下方向の搬送振れを減少させることで、放射線源とシート状試料の間隔を一定に保ちながら厚さ測定、欠陥検査をし、一定の透過線量を試料に透過する検査装置を提供する。
【解決手段】搬送手段によって搬送されるシート状試料と、該シート状試料を挟んで対向して配置され、前記シート状試料の物理的特性を測定する放射線源およびラインセンサと、該ラインセンサの少なくとも一方の側面に近接して配置され、前記シート状試料の張力によって発生する上下方向の搬送振れを軽減し、エアーベアリングとして機能するための気体噴出手段を備えた。 (もっと読む)


【課題】被検査物の搬送装置上への供給の仕方を変更することなく、従来のこの種の検査装置に比して被検査物の重なりの影響を可及的に少なくすることのできるX線検査装置を提供する。
【解決手段】X線源1とX線ラインセンサ2を収容するX線防護箱3の入口3aに配置され、被検査物Wの通過により押し上げられて搬送経路を開くX線遮蔽部材7a〜7cを、その自重により、搬送装置4上で重なった被検査物Wを均すように構成することで、被検査物Wが重なった状態で搬送されてきても、これをX線源1とX線ラインセンサ2の手前で自動的に解消し、X線透視画像上に、被検査物が重なった像が存在することをなくし、正確な異物判定を可能とする。 (もっと読む)


【課題】電子線マイクロアナライザ分析用の試料ホルダであって試料の着脱が容易で且つチャージアップが発生しない試料ホルダを備えた電子線マイクロアナライザを提供する。
【解決手段】包埋試料を収納する空間を形成するU字形保持枠を有し、枠の底部に設置したコイルバネにて包埋試料を力が作用した状態で保持し、しかも上面には試料マスクを載置してホルダと試料間の導電系を保持させつつ保持するものである。したがってチャージアップは生起しない。 (もっと読む)


【課題】搬送中の商品の揺れを抑制して、安定したX線検出画像を得ることによって、従来よりも検査精度が向上したX線検査装置を得る。
【解決手段】X線検査装置はガイド部材18を有したコンベアを備えている。ガイド部材18は、一対の曲面支持部18a、18bと、曲面支持部18aの搬送方向上流側に設けられた水平支持部18cと、水平支持部18cと同様のものであって、曲面支持部18bの搬送方向下流側に設けられた水平支持部18eと、曲面支持部18aと同構成の曲面支持部18bとの間に設けられた切り目18dと、を有しているものである。曲面支持部18aは、搬送ベルト12eを幅方向に湾曲させつつ支持する曲面を有した第1支持部18aと、第1支持部18aの搬送方向上流側に設けられている第2支持部18aとを有しているものである。 (もっと読む)


【課題】装置内部の空気を置換ガスに効率よく置換することが可能な蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】筺体1の上面中央の開口部にセルホルダ2を装着させることによって、筺体1で囲まれた分析室1aが密閉される。また、試料セル5のX線透過窓材54の破損によって試料がこぼれ出た場合に、こぼれ出た試料がX線管3及びX線検出器4等に付着することを防止するために、セルホルダ2がX線透過窓材23を挟持する。蛍光X線の分析処理を行なう場合、分析室1a内の空気と、試料セル5のX線透過窓材54及びセルホルダ2が挟持するX線透過窓材23の間の窓材間空間内の空気とを置換ガスに置換する。即ち、カバー7で覆われた試料室内の空気を置換ガスに置換する必要はない。 (もっと読む)


【課題】試料セルに設けられたX線透過窓材の撓みによる誤差の発生を防止し、流動試料に対する高精度な分析を行うことができる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】セルホルダ2のセルホルダ内枠21に設けられた開口部21cの周縁に支持部24を突設し、支持部24の突端部に設けた円環状の平面が試料セル5の底部の開口52dの内側に設けられたX線透過窓材54に当接して試料セル5を支持する。また、試料セル5のX線透過窓材54、セルホルダ2の支持部24及びX線透過窓材23にて囲まれた略密閉空間と、筐体1内とにヘリウムガスなどの気体を注入し、X線管3から試料セル5まで及び試料セル5からX線検出器4までの空間をヘリウムガスなどの気体で充填した後に、X線の照射及び蛍光X線の検出を行って試料の分析を行う。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子線を高い効率で「水の窓」領域を含む0.6〜6nmの波長領域の軟X線に変換すること及び荷電粒子線の試料内での拡散範囲を狭く抑えて試料へのダメージを抑制すること。
【解決手段】
本発明の試料支持部材(11)は、窒化シリコン膜またはカーボン膜の試料支持膜(11a)の一方主面に、電子線照射により0.6〜6.0nmの波長領域の特性X線を放射する金属膜(11b)が設けられている。これは、電子線の照射を受けた金属膜(11b)から軟X領域の特性X線を高効率(高強度)で放射させるためであり、このような高強度の特性X線を試料(10)に照射させることにより、観察画像のSN比を向上させることができる。また、金属膜(11b)には、試料支持膜(11a)内での電子の拡散範囲を抑制するという効果もあるため、入射電子線の加速電圧を高めることが可能となり、SN比の向上のみならず分解能の向上にも効果がある。 (もっと読む)


【課題】高温測定が可能であり且つ繰り返して使用することができる試料ホルダを提供することを課題とする。
【解決手段】図(a)に示すように、ヒータ収納凹部21へヒータ15を入れ、下蓋14を被せ、第2ボルト35で固定する。これで、(b)に示す形態のヒータ付き試料ホルダ10が完成する。
【効果】X線透過部材31は金属であるため、皺が寄ったり劣化する心配が無く、繰り返し使用することができると共に高温にも耐える。したがって、本発明によれば、普通のX線回析計測装置を用いるにも拘わらず高温測定が可能であり且つ繰り返して使用することができる試料ホルダが提供される。 (もっと読む)


1 - 20 / 109