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Fターム[2G041EA13]の内容

Fターム[2G041EA13]に分類される特許

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【課題】夾雑物等の影響により目的化合物由来のプリカーサイオンピークにほかのピークが重なっているような場合でも、MS2スペクトル上のピークの中から目的化合物由来のプロダクトイオンピークを的確に選出し化合物同定等に供する。
【解決手段】取得したイメージングMS2データからピクセル(測定点位置)とm/zとを行及び列とし強度値を要素とするデータマトリクスを作成し、目的化合物由来のプリカーサイオンの空間強度分布と類似した空間強度分布を示すm/z値を基準ピークとして選出する。目的化合物由来のプロダクトイオンは基準ピークと類似した空間強度分布を示す筈であるから、上記データマトリクスにおいて基準ピークと他ピークとのデータの相関計数を計算する。順相関で大きな相関係数値を与えるピークがプロダクトイオンピークであると判断し、該ピークのm/z値を選出して組成解析や同定処理に供する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、皮膚に浸透した皮膚外用剤の成分を迅速に分析することが可能な分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】分析方法は、皮膚に浸透した皮膚外用剤の成分を分析する方法であって、皮膚外用剤を皮膚に塗布する工程と、複数の粘着テープを用いて、皮膚の皮膚外用剤が塗布された領域から複数層の角層を剥離する工程と、DARTイオン源200を用いて、剥離された複数層の角層から生成したイオンを順次質量分析計300に導入して質量分析する工程を有する。 (もっと読む)


【課題】スキャン測定のスキャン速度を上げた場合の質量分解能の低下を回避し、高い分解能のマススペクトルを提供可能とする。
【解決手段】標準試料をイオン源31に導入し、大小2種類のスキャン速度でスキャン速度を実行して所定m/z範囲の信号強度を求める。スキャン速度が小であるときにはm/zが隣接するピークは孤立し、スキャン速度が大であるときにはm/zが隣接しているピークが重なって信号強度が互いに影響を受けているみなし、補正情報算出処理部55は両者の信号強度の比較からピークの重なりに伴う強度増加分を推定し、これを除去する補正係数を計算する。この補正係数を補正情報記憶部54に記憶しておき、信号強度補正演算部52は目的試料の測定の際にスキャン速度及びm/zに応じて適当な補正係数を選択し、ピークの重なりによる強度増加分を差し引いて信号強度を補正する。 (もっと読む)


【課題】装置条件を変更した場合でも、常に最適なイオンゲートの時間設定が可能なタンデム型飛行時間型質量分析法および装置を提供する。
【解決手段】所望のプリカーサイオンをイオンゲートで選択し、開裂させてプロダクトイオンを生成させて測定する際に、予め質量電荷比の異なる複数の基準物質を用いて、該基準物質の質量電荷比に対する遅延引き出し条件、およびイオンゲートのオープン時間の最適値を測定して記憶させたテーブルを用意しておき、所望のプリカーサイオンの質量電荷比について質量分解能が最適となるような遅延引き出し条件およびイオンゲートのオープン時間を前記テーブルの記憶値に基づいて求め、求めた前記遅延引き出し条件と前記イオンゲートのオープン時間の最適値をタンデム型飛行時間型質量分析装置に設定するようにした。 (もっと読む)


【課題】各部のパラメータ調整を所定の手順に沿って順次実行するオートチューニング機能を有する質量分析装置において、全箇所のチューニングを行うのに長時間を要することがある。
【解決手段】質量分析装置において、パラメータ調整が必要な箇所をブロック単位に分けて考え、予め定められたブロック順にチューニングを実行する。各ブロックにおいては、まず該ブロックの代表部のチューニングを行い、その結果を過去のチューニング結果と比較する。両者の値が所定の範囲内に収まっている場合には、そのブロックに含まれる他の箇所のチューニングを省略する。 (もっと読む)


クロマトグラフィーシステム用の検出器として用いられる飛行時間型質量分析計から得た質量電荷比測定値を校正する方法を提供する。同方法では、校正物質と試料物質とが同時に質量分析計のイオン源に存在しないように、試料をクロマトグラフィーシステムに導入した後で且つ試料の分析が完了する前に、校正物質を飛行時間型質量分析計に導入してもよい。同方法では、分析実行中に校正物質の多数の質量スペクトルを取得してもよく、いくつかの実施形態においては、分析実行中に導入した校正物質から得た質量スペクトルに基づいて、多数の質量校正を計算してもよい。
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試料の各質量分析スキャン中に、以前のスキャンに基づいて基準特徴が更新される。基準特徴信頼値を伴う基準特徴は、複数の初期スキャンから生成される。試料の各後続スキャンについて、試料特徴および試料特徴信頼値が計算される。基準特徴と試料特徴とは、共通特徴を決定するように整合される。共通特徴の信頼加重回帰を使用して、質量分析計の質量式のための定数が決定される。試料特徴の新しい質量値を計算するために、定数および質量式が使用される。試料特徴を使用して基準特徴が更新され、較正のための基準特徴の精度を維持するために基準特徴信頼値が再計算される。
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【課題】標識試薬を用いた質量分析による検体の決定に関する方法、混合物、キットおよび組成物を提供する。
【解決手段】この標識試薬は、検体の官能基と反応して、標識された検体を形成する求核性反応基を含む。この標識試薬は、同重体化合物標識のセット、質量の異なる標識のセットであってもよく、同重体化合物標識と質量の異なる標識とを組み合わせたセットとして使用してもよい。また種々の一般式を有する化合物(同じ一般構造式を有するが、同位体によってコードされる化合物を含むセットを含む)を、同重体化合物のセットおよび/または質量が異なるセットの両方の形態で調製することができる。 (もっと読む)


【課題】キャピラリー及びニードルの寿命を延ばし、安定した陰イオンの測定を可能とする。
【解決手段】試料12の分離を行うキャピラリー電気泳動装置(CE)10と、分離された試料を霧化するスプレイヤー30と、霧化した試料から陰イオン性化合物を分析する質量分析計(MS)40を備え、前記スプレイヤーにシース液を供給するようにされたシースフロー方式のキャピラリー電気泳動−質量分析計法による陰イオン性化合物の測定装置において、前記スプレイヤーのニードル33を、イオン化傾向が水素より小さい金属(例えば白金や金)で形成する。 (もっと読む)


【課題】試料上の狭い測定領域内の異なる複数の測定点についての質量分析を行って収集されたデータを用い該測定領域におけるマススペクトルを求める場合に、試料表面の凹凸により測定点毎の飛行距離に差異があっても、その影響をなくして高い質量分解能のマススペクトルを求める。
【解決手段】1つの測定点について得られるマススペクトル毎に、内部標準法による質量較正を実行して正確な質量軸に修整する(S3〜S7)。測定点毎に得られる較正済みのマススペクトルの中で、積算により質量分解能を低下させるおそれのある形状不良のマススペクトルがある場合にはそれを排除し(S8、S10)、質量軸が正確で形状が正常であるマススペクトルを積算することにより、測定領域に対するマススペクトルを求め、これを表示画面上に表示する(S9、S13)。 (もっと読む)


質量分析のための単分散合成デンドリマー較正物質が提供される。該較正物質は、その合成の相対的な容易さおよび迅速さ、比較的低コスト、長い貯蔵寿命、高純度、および混合物としてのバッチ合成への適合性において区別される。後者の特質は、有用な離散的分子量分布を示す、より高分子量の化合物の並行調製を可能にし、それによって、質量分析の多点較正標準を提供する。前記較正物質を製造し使用する方法も提供される。
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【課題】正確な質量較正を簡便に行うことができ、且つ、適応範囲も広い質量較正法および該方法に使用する標準物質を提供する。
【解決手段】質量較正のための標準物質として、2種類以上のポルフィリンを組み合わせて用いる。2種類以上のポルフィリンのうち、1種又は2種類以上のポルフィリンが錯塩である。2種類以上のポルフィリンを用意する工程と、前記2種類以上のポルフィリンを質量分析し、前記2種類以上のポルフィリンそれぞれのイオンピークの質量の実測値を得る工程と、前記2種類以上のポルフィリンそれぞれの、質量分析におけるイオンピークの質量の理論値を算出する工程と、前記実測値と前記理論値とを比較することによって質量較正曲線を作成する工程とを含む、質量分析装置の質量較正方法。 (もっと読む)


【課題】飛行時間型質量分析計において、イオンの価数に依存して系統的な質量誤差が生じることを解決する。
【解決手段】(1)試料をイオン化するイオン源、(2)前記イオン源で生成した試料イオンを飛行時間の違いにより質量分離して検出するする飛行時間型質量分析手段、(3)検出された試料イオンの信号ごとにイオンの価数を判定する価数判定手段、(4)標準試料を前記飛行時間型質量分析手段により分析した価数の異なる標準物質イオンに基づいて、イオンの価数に起因する当該飛行時間型質量分析手段の系統誤差をイオンの価数ごとに校正するための質量校正条件式を作る質量校正条件式作成手段、(5)価数判定された試料イオンを対応する価数の質量校正条件式に基づいて質量校正する質量校正手段、を備えた。 (もっと読む)


【課題】スキャン測定において目的成分のクロマトグラムピークトップのデータを確実に捉えられるようにする。
【解決手段】例えばSIM測定により目的成分の保持時間を予め求め、保持時間情報記憶部33に格納しておく。スキャン測定の測定パラメータとして測定インターバル、測定開始時間などが入力部36から設定されると、スキャン開始時間演算部32は、目的成分の保持時間と測定インターバルとに加え、測定開始質量、測定終了質量などから計算される目的成分の質量に対応したデータ取得の遅れ時間を用いて測定開始時間を修正する。これにより、目的成分の質量に拘わらずピークトップのデータを捉えることができるようになり、ピーク高さを正確に求めることができるとともに、分析の再現性が向上する。 (もっと読む)


【課題】多発性硬化症やNMOで現れる寛解期と再発期とを判定する、また、多発性硬化症やNMO自体を判定する方法を提供することが課題である。
【解決手段】多発性硬化症またはNMO患者由来の生体試料中の、配列番号1で表されるアミノ酸配列からなるペプチドの量を測定することにより、多発性硬化症またはNMOの再発期と寛解期とを判定することができ、また、患者由来の生体試料中の配列番号1で表されるアミノ酸配列からなるペプチドを測定することにより、多発性硬化症またはNMO自体を判定することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、サンプル分子についての反応性基へのサンプル分子の共有結合を可能にする条件下で、サンプル分子と、切断可能な官能基、1つ以上の官能基、および反応性基を含む化学基に結合された固体支持体とを接触させること;および切断可能な官能基を切断し、これにより1つ以上の官能基(これらは、タグであり得る)を含むサンプル分子を放出することによって分子を標識する方法を提供すること。
【解決手段】上記方法。本発明はまた、切断可能な官能基、質量分析タグおよびサンプル分子に共有結合するための反応性基を含む化学基に共有結合された固体支持体を提供し、ここで切断可能な官能基、タグおよび反応性基は、切断可能な官能基の切断の際に、サンプル分子へのタグの移動を可能にするように互いに対して配置されている。 (もっと読む)


【課題】解離して質量分析すべき親イオンの種類を減らし、リアルタイムに分析の可能な質量分析装置および質量分析方法を提供する。
【解決手段】試料10中に含まれる物質を分離しイオン化したイオン種中から選択した親イオンを解離した解離イオンの質量分析を行う質量分析部13と、質量分析部13で取得されるイオン種の質量対電荷比と前処理系で取得され複数のイオン種を識別可能な特性データとを記憶するデータベース7とを有し、質量分析部13では、解離イオンをイオン種に替えて親イオンの選択と解離イオンの質量分析を繰り返しながら、データベース7に基づいて識別できるイオン種でない親イオンを選択する質量分析装置1において、データベース7では、試薬により標識される物質がイオン化したイオン種の質量対電荷比と特性データとを複製し、複製された質量対電荷比を、試薬により物質が標識された場合の質量数の増減に基づいて書き換える。 (もっと読む)


【課題】アブラナ科植物に含まれるGSL類は、基本構造中に硫酸基を有する。硫酸基を持つ化合物は一般的に高速液体クロマトグラフィー挙動が著しく悪いことが多いため、GSL類はミロシナーゼを作用させて変換されたイソチオシアネート類をガスクロマトグラフィー分析するか、またはスルファターゼで脱硫酸させたdesulfo体を液体クロマトグラフィー分析していた。しかし、アブラナ科植物に含まれるGSL類を十分に精製および分析することはできなかった。GSL類をC30逆相クロマトグラフィー用カラムを用いて精製する方法、さらにLC-MS分析により分析する方法を提供する。
【解決手段】C30逆相クロマトグラフィー用カラムを用い、移動相としてギ酸、ギ酸アンモニウムまたは炭酸水素アンモニウムを用いる液体クロマトグラフィーによる、グルコシノレート類の精製方法並びにグルコシレート類のLC-MS分析方法。 (もっと読む)


イオントラップを有するイオントラップ分光計システムを動作させる方法が提供される。本方法は、a)第1の検体を含むイオン群を提供することと、b)第1の検体以外のイオンを除去することによって、フィルタリングされた第1の検体を提供することと、c)フィルタリングされた第1の検体をイオントラップ内に格納することと、d)第1の較正用イオン集合をイオントラップ内に格納することであって、第1の較正用イオン集合は、既知の電荷質量比を有する少なくとも1つの較正用イオンを有することと、e)フィルタリングされた第1の検体および第1のイオン集合をイオントラップから透過させることと、f)第1の検体質量信号ピークを発生させ、各較正用イオンを検出し、関連する較正用質量信号ピークを発生させることと、g)既知の電荷質量比と、較正用質量信号ピークとを比較することによって、第1の質量信号を較正することと、を含む。
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【課題】 データベースに登録した検量線又は最初(第1回目)に作成した検量線を恒久的に使用することができるとともに、クロマトグラフ/質量分析装置における定量精度向上方法を提供すること。
【解決手段】 クロマトグラフ/質量分析装置による化学物質の同定・定量方法において、質量スペクトル確認用標準物質又は質量校正(チューニング)用標準物質の質量スペクトルから、マスパターン校正結果を見掛け上同一であるように補正する。 (もっと読む)


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