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Fターム[2G047CB02]の内容

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Fターム[2G047CB02]に分類される特許

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【課題】既存の成型方法では金型の温度によって圧力やヒータの出力電力を制御している。これは、金型に囲まれているため、放射温度計などによるガラス素材温度の直接観察は困難であり、さらに、熱電対などによるガラス素材温度の測定では光学素子の形状精度を劣化させるため使用不可能であることが原因となっている。このため、ガラス素材の温度に敏感である弾性率もしくは粘度の詳細な制御は困難であり、高精度な光学素子を再現性良く作製することは困難であった。
【解決手段】本発明は、ガラスレンズ作製方法において、一方の金型に超音波発振素子7、他方に超音波受信素子8を設置し、その超音波の伝達速度、位相ずれを測定することによって、ガラスレンズの粘度・弾性率を測定し、粘度測定値が106程度になるようにヒータ出力量を、また、弾性率により算出される変形に必要な金型の加圧量を制御することによって、高精度なレンズを安定して提供する。 (もっと読む)


【課題】被測定物の板厚や材料特性値の計測を非接触かつ非破壊で精度よく行なうことができる超音波多重エコー計測装置を提供する。
【解決手段】レーザ超音波法を利用した超音波多重エコー計測装置20において、被測定物24の材料に照射することで材料中に超音波を発生せしめるための送信レーザ光のスポット口径aと被測定物24の材料を伝播した超音波を検出する受信レーザ光のスポット口径bの少なくとも一方を、被測定物の板厚d、利用する超音波波長λ0との関係から調整する機能を備えることにより、超音波多重エコー信号の減衰を極小とする。 (もっと読む)


【課題】油井管等の管の継手として用いられるねじ継手の締結状態を精度良く評価でき、且つ締結後であっても評価可能な方法及びこれを用いた管のねじ継手の締結方法を提供する。
【解決手段】本発明は、外周面に雄ねじ部、メタルシール部及びショルダー部を具備するピンと、内周面に前記ピンの前記各部位に対応する雌ねじ部、メタルシール部及びショルダー部を具備し、前記ピンと締結されるボックスとを備えた管のねじ継手の締結状態を評価する方法である。本発明に係る評価方法は、前記ボックスの雌ねじ部、メタルシール部及びショルダー部の内、少なくとも1つの部位について、前記ねじ継手の軸方向に沿った複数の箇所に超音波を送受信し、前記複数箇所について検出したエコー強度を比較することにより、前記ねじ継手の締結状態の良否を判定することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】表面組織音響異方性及び応力異方性の双方が混在する材料から表面組織音響異方性だけを分離できるようにし、材料の残留応力を高精度で測定できるようにする。
【解決手段】探触子制御手段13は、縦波超音波探触子1に発信・受信を行わせた後、その同一場所に横波超音波探触子3をスライドさせる。そして、横波超音波探触子3を所定角度毎に回転させ、各回転位置で発信・受信を行わせながら180°回転させる。測定データ解析手段16は、両探触子の各発信・受信時のエコーデータから試験体Mにおける表面組織音響異方性の定数を演算する。 (もっと読む)


【課題】部品寿命管理に用いるための、単結晶材料や一方向凝固材料からなる部品の結晶方位計測を、簡便、迅速かつ安全に行なえる結晶方位測定装置および結晶方位測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】動翼20の主たる凝固方向に垂直な方向に進行する縦波および/または横波の超音波を発生させて動翼20に入射し、反射波または透過波を検出する超音波発生・検出手段30と、超音波発生・検出手段30によって超音波が入射されてから超音波発生・検出手段30によって反射波または透過波が検出されるまでの時間を計測する時間計測手段40と、時間計測手段40で計測された時間と超音波の伝播距離から動翼20内における音速を算出する音速算出手段50と、音速算出手段50によって算出された音速に基づいて、動翼20の結晶方位を決定する結晶方位決定手段60とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 電気抵抗溶接を利用して作製される、2つの被覆金属板(3)の間の溶接点(2)を、超音波を用いてオンラインで検査する方法を提供する。
【解決手段】 本方法は、a)横方向に偏極した成分を有する一連の超音波パルスを生成するステップと、b)検査対象であり、かつ、電気抵抗溶接を利用して作製された溶接点(2)を、当該溶接点2の作製中に、前記一連の超音波パルスを用いて超音波処理するステップと、c)前記一連の超音波パルスが前記溶接点(2)を通過した後で、当該一連の超音波パルスを受け取るステップとから成る方法ステップを含む。本願は、さらに、本発明に係る前記方法を実行するのに適した装置にも関する。
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【課題】探触子と表面付近の傷との間に障害物がある場合でも、検査の作業効率が良い超音波探傷装置を提供する。
【解決手段】超音波探傷装置は、入力される電気信号を超音波に変換して試験体中に送信し、且つ、試験体中を伝搬する超音波を受信し、該超音波を電気信号に変換する超音波探触子と、超音波探触子を駆動し、且つ、超音波探触子からの電気信号を受信する送受信器と、を備える超音波探傷装置において、超音波探触子を伝搬する超音波は、縦波であり、試験体中を伝搬する超音波は、試験体中の伝搬に伴い波面が試験体の表面に達し、且つ、試験体の表面に疑似表面SV波を発生する横波であり、超音波探触子と試験体との境界面において、入力される電気信号が変換された縦波が横波にモード変換され、また、試験体の表面を伝搬する疑似表面SV波が縦波に変換される。 (もっと読む)


【課題】超音波探傷に際し、表面き裂の傾き角を迅速かつ高精度に求めることを可能とする。
【解決手段】表面き裂4の開口縁の第1のカ所Enから固体表面に沿って検出点Oまで直接伝搬する表面波超音波である直接波を発生させて、これを検出点Oで検出するとともに、開口縁の第1のカ所Enに対向する第2のカ所Efからき裂4の先端を迂回してから検出点Oまで伝搬する表面波超音波である迂回波を検出点Oで検出し、さらに第1及び第2のカ所En、Efから伝搬し、き裂先端で縦波及び横波にそれぞれモード変換した超音波である縦波モード変換波及び横波モード変換波の少なくとも一つを検出点Oで検出し、直接波と、迂回波と、縦波モード変換波又は横波モード変換波と、についての、それぞれの発生カ所En、Efから検出点Oまでの伝搬時間、及び超音波の音速に基づいて、表面き裂4の傾き角を得る。 (もっと読む)


【課題】表面傷が発生する試験体表面に探触子が設置できす、表面傷が縦波の波長と同程度または波長以下の大きさで、横波斜角探傷が困難な場所にある試験体を超音波探傷できる超音波探傷装置および超音波探傷方法を提供するものである。
【解決手段】超音波探傷装置は、電気信号を超音波に変換し、試験体の検査対象の側面および該側面と対向する側面と異なる端面から超音波を試験体中に送信し、且つ、試験体中を伝搬した超音波を受信し、超音波を電気信号に変換する超音波探触子と、超音波探触子を駆動し、且つ、超音波探触子からの電気信号を受信する送受信器と、を備え、試験体中を伝搬した超音波が試験体の検査対象の側面または該側面と対向する側面に入射したときに起こるモード変換により生じた超音波を利用して、モード変換が生じた試験体の側面と対向する側面、または、モード変換が生じた側面自体の性状を検査する。 (もっと読む)


【課題】検査対象物のきずの探傷の作業性を向上させることができ、しかも検査対象物のきずの有無及びサイジングを精度よく評価できるようにすることである。
【解決手段】フェイズドアレイ探触子17を用いて、検査対象物の検査対象部位に対しフェイズドアレイ法による超音波探傷試験を行い、このフェイズドアレイ法による超音波探傷試験で、きずと思われる部位があるときは、その部位に対し、表面SH波探触子18を用いて、表面SH波法による超音波探傷試験を行う。そして、きずと思われる部位のきずエコーの有無の確認を行い、きずと思われる部位にきずエコーが有るときは、きずのサイジングを行う。 (もっと読む)


【課題】方向性凝固および/または単結晶材料の結晶学的方位を正確かつ非破壊的に決定するための改善されたシステムおよび方法が提供される。
【解決手段】さまざまな材料40上の超音波表面スキミング縦波18の速度を決定するためのシステムおよび方法がここで説明される。実施態様では、材料40上の第一の位置Aにおいて表面スキミング縦波18を生成し、材料40上の第二の位置Bにおいてこの波18の少なくとも一部19を検出し、第一の位置Aと第二の位置Bの間のこの波18の伝播時間を決定し、次いでこの波18の速度を決定する。次いでこの速度に基づいて材料40の一つまたは複数の結晶学的方位を決定できる。 (もっと読む)


【課題】シリコン試料の表面に、適正化を図った薄膜振動子を形成することにより、シリコンウェーハ中の原子空孔濃度を、その濃度を高める等の加速処理を行うことなく、定量的に評価することができる、ウェーハ中に存在する原子空孔の定量評価装置等を提供する。
【解決手段】シリコンウェーハから所定の部位を切り出したシリコン試料5に対し外部磁場を印加する磁力発生手段2と、シリコン試料5を50K以下の温度域に冷却・制御可能な温度制御手段3と、シリコン試料5の表面に対し超音波パルスを発振し、発振させた超音波パルスをシリコン試料5中を伝播させ、伝播した超音波パルスの音速変化を検出する超音波発振・検出手段4とを有し、シリコン試料5の表面に、前記温度域でシリコン試料5の膨張に追随できる物性をもち、かつC軸が所定の方向に揃った薄膜振動子8を直接形成してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ワークに対する超音波の入射角やワーク温度の変化による影響を受けることなく、溶融部の大きさを正確に推定する。
【解決手段】予め、溶融部の大きさVと凝固時間Tに関する相関データを作成しておく。まず、センサ2からワークに横波の超音波を入射し、溶融部からの反射波をセンサ2で検出する。次いで、反射波を検出する場合、ワークWへの溶接電流の通電を停止する第1の時刻tを検出し、溶融部からの反射波の強度が所定値まで低下する第2の時刻tを検出する。透過波を検出する場合、ワークWの下側の電極チップ1に、溶融部からの透過波を受信するセンサを設け、第2の時刻tとして溶融部からの透過波の強度が所定値まで増加するときを用いる。そして、第1及び第2の時刻t,tの差を溶融部の凝固時間Tとし、その凝固時間Tを相関データと照合して溶融部の大きさを推定する。 (もっと読む)


超音波によって、少なくとも1つの音響異方性材料領域を有する被検体を非破壊検査するための方法を説明する。本発明は、以下の方法ステップを特色とする: a) 音響異方性材料領域を表す方向特異的な音響伝播特性の決定または用意、b) 被検体の音響異方性材料領域内への超音波の入射、c) 複数の超音波変換器による被検体内で反射された超音波の受信、d) 複数の超音波変換器によって生成された超音波信号の、方向特異的な音響伝播特性に基づいて、方向選択的に行われる分析。 (もっと読む)


【課題】被計測板に対して非接触で離隔距離が大きく、かつ、表面SH波を用いることなく多結晶体の弾性定数を計測できるようにする。
【解決手段】被計測板の内部に発生した超音波であって長手方向に偏波した第1の横波超音波における音速を第1音速として第1音速算出部731で算出し、被計測板の内部に発生した超音波であって幅方向に偏波した第2の横波超音波における音速を第2音速として第2音速算出部732で算出し、被計測板の内部に発生した超音波であって板厚方向に伝播した縦波超音波における音速を第3音速として第3音速算出部733で算出し、被計測板の表面に発生した超音波であって板厚方向に変位する表面超音波における音速を第4音速として第4音速算出部734で算出し、弾性定数算出部74において、第1〜第4音速に基づいて、被計測板を構成する多結晶体の弾性定数を算出するようにする。 (もっと読む)


【課題】鉛直方向と水平方向とでは剛性が異なる地盤の異方性を原位置で直接測定・調査する原位置試験装置を提供する。
【解決手段】調査対象地盤中に掘削したボーリング孔の中へ挿入される外管と、外管の中へ内管を挿入し組み合わせて成るS波発生機構と、観測点のS波センサーおよび観測装置とからなる。外管の外周壁に窓孔が複数形成され、各窓孔の内外方向へ出入り可能にS波伝播ブロックが設置されている。内管には、突起型ブロックが設けられている。外管と内管は、ボーリング孔の中へ所定の測定深度まで挿入され、内管を操作し突起型ブロックにより各S波伝播ブロックを窓孔の外方へ押し出させてボーリング孔の孔壁面へ圧着させ、内管を通じてS波を発生させ観測点のS波センサーおよび観測装置によりS波速度測定を行う。 (もっと読む)


【課題】 ゴムなどの粘弾性体の実使用状態で摩擦特性の変化を推定・測定できる装置を提供する。
【解決手段】 摩擦特性測定装置100は、センサ部2から測定対象に振動を生じさせる音波を入射音波として放射し、センサ部2で音波が測定対象により反射されて生じる反射音波を受信する。そして、演算処理部1は、センサ部2で受信される反射音波に基づいて、測定対象の粘弾性特性のおける損失正接を導出する。さらに、演算処理部1は、導出した損失正接から所定の換算定数により摩擦特性を算出する。また、演算処理部1は、予め測定対象が存在しない状態において、入射音波を放射し、その反射音波を基準値として格納する。 (もっと読む)


【課題】 欠陥による反射波を管部材の溶接裏波部による反射波から分離して表示できるようにした超音波探傷方法を提供すること。
【解決手段】 縦波と横波を同時に発信し受信する探触子1を用い、この探触子1から発信される縦波と横波及び横波によるモード変換波を利用して被検査配管2の探傷を実施し、制御・収録・処理装置11により、被検査配管2の溶接部に対する探触子1の位置に応じて横波による反射波と縦波による反射波を使い分け、横波によるエコーについては縦波によるエコーによるものとして処理することにより、被検査配管2の溶接部に存在する欠陥からの反射波の画像を、当該溶接部に存在する溶接裏波部の形状による反射波の画像から分離して表示できるようにしたもの。これにより検出された反射波が溶接裏波部の形状に起因するものであるか、真に欠陥からの反射波であるかの識別性が向上し、欠陥の有無判定の信頼性を向上させることができる。
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【課題】フィン付伝熱管内面の腐食を高い精度で検査することができ、しかも、検査に時間がかからず、水等の接触媒質を必要とせず、前処理に時間とコストがかからない電磁超音波探傷法を提供する。
【解決手段】空冷式熱交換器の埋込式フィン付伝熱管2内部を軸方向に沿ってEMAT1を移動させながら、このEMAT1から電磁気力を利用して軸対称SH波3を発生させ埋込式フィン付伝熱管2の管本体11を振動させて共鳴を起こさせ、この共鳴周波数をEMAT1で検出し、この検出結果が、上記管本体11の肉厚が正常である場合の共鳴周波数と異なる場合に、上記管本体11の内面に腐食部が発生していると判断するようにしている。 (もっと読む)


【課題】 透過法により正確に構造物の健全度を診断する。
【解決手段】 健全度診断システム1において、超音波探傷の対象となる橋台5のフーチング7部分に送信探触子9が埋設される。埋設された送信探触子9は超音波を発信する。発信された超音波は、橋台5の躯体内を透過し、受信探触子13−1、13−2等によって受信される。受信探触子13で受信した信号は、受信部19において信号処理され、躯体中の超音波の伝播速度等によって橋台5の健全度が判定される。 (もっと読む)


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