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【課題】第一共振回路(第一検出コイル)及び第二共振回路(第二検出コイル)を用いて金属の状態を高精度に検出するにあたり、相互干渉による検出精度の低下を回避する。
【解決手段】第一検出コイルL1及び第一コンデンサC1からなる第一共振回路2に対して駆動信号を出力し、該駆動信号の出力停止後に第一共振回路2から減衰状に出力される自由振動波の位相ズレ成分にもとづいて、第一方向の透磁率変化を検出すると共に、第二検出コイルL2及び第二コンデンサC2からなる第二共振回路3に対して駆動信号を出力し、該駆動信号の出力停止後に第二共振回路3から減衰状に出力される自由振動波の位相ズレ成分にもとづいて、第二方向の透磁率変化を検出し、第一方向の透磁率と第二方向の透磁率との差分を求めるにあたり、相互干渉を避けるために、第一共振回路2と第二共振回路3を交互に駆動させる。 (もっと読む)


【課題】鋳物部品のチル化組織の有無を簡便かつ正確に測定できる鋳物部品のチル化組織評価方法及び装置を提供する。
【解決手段】 鋳物部品のチル化組織評価装置100は、電磁誘導センサ10と、センサ保持手段20と、交流電源30と、検出回路40と、記録部50と、表示部60と、記憶部70とから構成され、電磁誘導センサ10は励磁コイルと誘導コイルを同軸に一体形成したもので、鋳物部品にチル化組織があるか否かを検査する際に、励磁コイルに交流電流を印加して磁場を形成させ、誘導コイルで鋳物部品1による励磁コイルが形成した磁場の変化を検出し、例えば誘導コイルに発生した誘導起電力の振幅と位相のうち、少なくても一方の変化量を測定して、チル化組織の有無を検出する。 (もっと読む)


【課題】試験体の渦電流試験を実施する。
【解決手段】生成したデジタル駆動信号をアナログ駆動信号に変換してプローブ内のコイルを駆動し、プローブを試験体に近接して設置する。試験体によって生成され、アナログ戻り信号を生成する電磁場を受け取り、デジタル戻り信号へ変換する。デジタル戻り信号の振幅を測定し、デジタル駆動信号と比較されるそのデジタル戻り信号の位相シフトを測定する。位相シフトに基づいてデジタル戻り信号の位相シフト角を決定し、デジタル戻り信号振幅および位相シフト角に基づいてデジタル戻り信号の直交成分を決定し、デジタル戻り信号の直交成分を分析して試験体の材料特性を決定する。 (もっと読む)


【課題】部品(12)の内部空洞(44)を検査する方法(60)を提供する。
【解決手段】この方法(60)は、内部空洞(44)内にプローブ(14)を挿入するステップ(62)を含む。この方法(60)は、内部空洞(44)内の注目の区域上をプローブ(14)をスキャンさせるために、画定されたスキャンパスを使用してプローブ(14)の移動を制御するステップ(62)も含む。この方法(60)は、多数の多周波応答信号を発生させるようにプローブ(14)に多重の多周波励磁信号を加えるステップ(64)も含む。この多周波励磁信号は、内部空洞(14)内の複数の位置で加えられる(68)。この方法(60)は、内部空洞(14)を検査するために多周波応答信号に多周波相解析を実施するステップをさらに含む。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成で高感度の金属検出を行える位相監視型の金属検出装置を提供する。
【解決手段】位相監視型金属検出装置は送信コイル3と補償コイル2と検出コイル1を有する。送信コイル3に交流電流を流し、補償コイル2に送信コイル3と同じ周波数の交流電流を流し、補償コイル2に流れる交流電流の位相を、検出コイル1に発生する電圧信号がゼロになるように調整する。次に補償コイル2に流す電流の位相を、検出コイル1の電圧信号がゼロになった位置から任意の調整量だけわずかにずらす。金属が磁界内に接近すると、金属の位置に応じて検出コイル1に発生する電圧信号は周波数Xのままで位相が変化するので、位相の変化の程度を監視すれば金属の接近(の程度)を検出できる。 (もっと読む)


【課題】小型、軽量で、短時間で簡単に作成することができ、かつ、導体試料の表面と内部において、電流の振幅と位相の変化を実時間で測定することが可能な、表皮効果観測装置を提供する。
【解決手段】導体試料に挿入してこの導体試料内部の磁場を測定する磁場測定コイルと、この導体試料に接触して導体試料表面の電場を測定する電場測定電極とを設ける。そして、この磁場測定コイル及び電場測定電極の電圧信号に基づいて、上記磁場及び上記電場の振幅及び位相を検出する位相検出手段を設け、さらに、上記磁場の空間差分を計算してこの導体試料内部の電流を算出する内部電流算出手段を設ける。これにより、導体試料に印加された電場と試料内部の電流の振幅と位相の変化を実時間で測定することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】磁性を有する金属材料に局部的に存在する高硬度部を確実に検出可能であると共に、高硬度部を除去するための手入れ処理を施した後に、該高硬度部が除去されているか否かを確実に確認することができる渦流検査方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る渦流検査方法は、差動型コイルによって検出した金属材料の磁性変動信号とリフトオフ信号との位相差が135°以上となるように、前記差動型コイルに通電する交流電流の周波数を設定し、前記差動型コイルから出力された検出信号の振幅及び位相に基づいて、前記金属材料に存在する局部的な高硬度部を検出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁性を有する金属材料に局部的に存在する高硬度部を確実に検出可能であると共に、高硬度部を除去するための手入れ処理を施した後に、該高硬度部が除去されているか否かを確実に確認することができる渦流検査方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る渦流検査方法は、金属材料に誘起された渦電流を一対の検出コイルで検出して得られる差動信号に基づいて、局部的な高硬度部の有無を検知し、金属材料に誘起された渦電流を前記一対の検出コイルの内のいずれか一方で検出して得られる絶対値信号に基づいて、前記検知した局部的な高硬度部の位置を特定することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、物質の流れ(2)の中の導電性および/または強磁性の物体(O)を識別する方法に関するものであって、コイル(S)を励起することにより一定周波数(fM)の正弦波電圧(ue(t))を持った交番電磁場を生成することを有し、かつ、物体(O)によって引き起こされるコイルのインピーダンス変化を検出することを有し、その検出は、コイルの励起電位(ue(t))に対する、コイル電流(iM(t))のピーク値


と、位相シフト(φM)とから、少なくとも一組の値を決定することによってなされるものであり、かつ、材料を決定することを有し、該材料の決定は、ピーク値


および位相シフト(φM)を基準値と比較することによりなされ、コイル電流(iM(t))のピーク値


は、一定の窓幅(Δi)を有する窓比較器を用いて、少なくとも一つの測定位相角度(φM)において計算され、コイル電流(iM(t))の窓入口点(p4)と窓出口点(p6)との間の時間(ΔtM)が測定され、窓幅(Δi)と測定された時間(ΔtM)とから、電流プロフィール(iM(t))の傾きが計算され、正弦波電流プロフィールiM(t)の傾きと正弦波電流プロフィールiM(t)の周波数(fM)とから、ピーク値


が計算される。 (もっと読む)


【課題】トナー濃度などの磁性体検知の動作を安定して実施するとともに、磁性体検知の感度を向上させること。
【解決手段】コイルの近接領域に磁性体を配置して磁性体の有無又は磁性体量26を検知する磁性体検知装置において、コイルは、第1の共振回路の第1コイルL1と第2の共振回路の第2コイルL2とからなり、第1共振回路のコンデンサC3は第2共振回路のコンデンサC3と兼用しており、第1共振回路の共振周波数は第1コイルと兼用コンデンサに基づいて決められ、第2共振回路の共振周波数は第2コイルと兼用コンデンサに基づいて決められて、第1と第2の共振回路の共振周波数は略同一に設定され、第1と第2の共振回路からなる検知回路は、所定の一定周波数を発振する発振回路からの出力を入力とし、検知回路の入力側V1と出力側V2との位相差を取り出して出力とすること。 (もっと読む)


【課題】転動装置の寿命を短くするような非金属介在物が転動装置部品の表層部に存在するか否かを精度よく検査することのできる転動装置部品の非金属介在物検査方法および非金属介在物検査装置を提供する。
【解決手段】転動装置部品の表層部に非金属介在物が存在するか否かを検査する非金属介在物検査装置は、転動装置部品の表層部に交流磁界を付与する励磁コイル121と転動装置部品の表層部に付与された交流磁界の磁束密度を検出するための誘導コイル122とからなる電磁誘導センサ12と、誘導コイル122に発生した誘導起電力の大きさを検出する誘導起電力検出手段としてのインダクタンス変化検出回路13と、このインダクタンス変化検出回路13で検出された誘導起電力の大きさを閾値と比較して非金属介在物の有無を判定する比較判定回路14とを具備している。 (もっと読む)


【課題】測定対象物の温度が変動しても精度良く測定対象物の焼き入れ深さを測定することが可能な焼き入れ深さ測定装置および焼き入れ深さ測定方法を提供する。
【解決手段】複数の異なる周波数の交流励磁信号が印加されることにより測定対象物2に複数の異なる周波数に対応する浸透深さを有する誘導電流(渦電流)を発生させる励磁コイル11と、測定対象物2に発生する誘導電流に起因する検出信号を検出する検出コイル21と、複数の異なる周波数の交流励磁信号とこれに対応する検出信号との位相差φを算出し、浸透深さに対応する測定対象物2の表面からの深さと位相差φとの関係を求め、位相差φの上端値φと下端値φとの差分値Δφ(=φ−φ)に基づいて測定対象物2の焼き入れ深さを算出する制御装置30と、を焼き入れ深さ測定装置1に具備した。 (もっと読む)


【課題】複雑な幾何学形状を有する部品における小さな亀裂及び他の異常を検出する。
【解決手段】多周波渦電流信号からデータを収集することを含めた渦電流検査を含む。生検査画像の信号対雑音比を向上するために、位相解析を使用して多周波データが組合わされる。その後、通常はエッジ効果信号により隠蔽されると考えられる縁部34の亀裂及び他のきずと関連する信号を分離することを目的として、渦電流きず信号の周波数成分と相関するために、時空間フィルタを使用して画像が再処理される。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入等の焼入が施された鋼材の部品について、その焼入パターン切れの非破壊検査によるインラインでの全数検査が可能となり、焼入品質を向上させることができるとともに、焼入パターンの検査に際し、ロスコストや時間の削減を図ることができ、さらには、渦流計測において部品等の温度変化による計測値に対する影響を排除することができ、検査の信頼性を向上させることができる焼入パターン検査方法を提供すること。
【解決手段】検出信号の交流励磁信号に対する位相差に起因する出力値Xを示すX軸40xと、検出信号の大きさの出力値Yを示すY軸40yとから定められるX−Y平面40を用い、渦流センサを用いて計測した多数の良品データ42を温度ドリフトさせた点の分布に基づきトレランスゾーン41を予め設定し、出力値X・Yから定まるX−Y平面40上の点が、トレランスゾーン41内にあるか否かにより焼入パターンの良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】高周波焼入等の焼入が施された鋼材の部品について、その焼入パターン切れの非破壊検査によるインラインでの全数検査が可能となり、焼入品質を向上させることができるとともに、焼入パターンの検査に際し、ロスコストや時間の削減を図ることができる焼入パターン検査方法を提供すること。
【解決手段】検出信号の交流励磁信号に対する位相差に起因する値(出力値X)を示す第一の座標軸(X軸40x)と、検出信号の大きさの値(出力値Y)を示す第二の座標軸(Y軸40y)とから定められる座標平面(X−Y平面40)を用い、渦流センサを用いて計測した多数の良品データ42の分布に基づきトレランスゾーン41を予め設定し、渦流センサを用い、ワークの検査部位についての出力値X・Yを計測し、計測した出力値X・Yから定まるX−Y平面40上の点が、トレランスゾーン41内にあるか否かにより、ワークについての焼入パターンの良否を判定する。 (もっと読む)


【課題】金属体等の被検体中に存在する未知の欠陥の位置や形状をより高速に、かつ定量的に評価し、被検体の内部構造を可視化可能とした非破壊検査装置及びこの装置による検査方法を提供する。
【解決手段】被検体にパルス状の磁場を印加して、この磁場に応じて被検体に誘導された磁場をセンサで検出する非破壊検査装置及びこの装置による検査方法であって、センサによって得られた計測信号とバックグラウンド信号から誘導成分信号を生成し、フーリエ変換した誘導成分信号の振幅をフーリエ変換したバックグラウンド信号の振幅で規格化して被検体の応答特性を特定する振幅情報を生成し、フーリエ変換した計測信号の偏角とフーリエ変換したバックグラウンド信号の偏角の差から被検体の応答特性を特定する位相情報を生成することにより、被検体の内部構造を反映した応答特性の振幅情報及び位相情報を得る。 (もっと読む)


【課題】軌道輪等の転動装置部品の内部に欠陥が存在するか否かを精度よく検査することのできる転動装置部品の検査方法を提供する。
【解決手段】軌道輪の軌道面表層部に欠陥が存在するか否かを検査する際に、軌道輪に交流磁界を付与する励磁コイル2aと、励磁コイル2aから軌道輪に付与された交流磁界の磁束密度の変化を検出するための誘導コイル2bと、誘導コイル2bに発生した誘導起電力の大きさを検出するインダクタンス変化検出回路3と、インダクタンス変化検出回路3で検出された誘導起電力の大きさを閾値と比較して欠陥の有無を判定する比較判定回路4とを備えてなる検査装置を用いて欠陥の有無を検査する。 (もっと読む)


【課題】磁性体の濃度を精度良く計測し、更に流体の磁性体の微小な濃度を連続的に計測する磁性体濃度計測装置及び磁性体濃度計測方法を提供する。
【解決手段】励磁用コイル11aと、励磁用コイル11aに交流電流が流れると励磁電圧を発生する出力用コイル11bとを備える磁性体濃度計測装置であって、励磁用コイル11aの電圧と出力用コイル11bの電圧との間の位相差の変化を計測する計測手段6を有し、検査対象物と、励磁用コイル11a又は/及び出力用コイル11bとを接近させるときに発生する位相差の変化から磁性体の濃度を把握する。 (もっと読む)


【課題】被処理材の破壊を伴うことなく,かつ,比較的短時間で,かつ容易に,被処理材の深さ方向における分布状態を含むショットピーニング処理面の残留応力分布を測定することのできる検査方法及び装置を提供する。
【解決手段】前記検査対象のショットピーニング処理面上に,前記検査回路に設けられたコイルを配置すると共に,該検査回路に周波数を変化させながら交流信号を入力して,前記検査回路におけるインピーダンスの周波数応答特性を測定すると共に,これを検査対象データとして取得し,この検査対象データを,残留応力の発生状態が既知のサンプルにおいて取得した,インピーダンスの周波数特性と比較する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、リフトオフ時の板厚の測定精度をさらに向上することができる渦電流式非磁性金属膜厚測定方法及びそれを実施するための渦電流式非磁性金属膜厚測定装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、渦電流測定センサ4を非磁性金属と同じ仕様の較正試験体上に設置して渦電流測定センサ4へ供給する励磁電流の周波数を各較正試験体に適する値に選定する工程と、選定された周波数に基づいて励磁電流の位相角を調整して較正試験体上に設置された渦電流測定センサ4から出力される虚数部分の変動率が小さくなる位相角を選定する工程と、これら工程によって決められた周波数と位相角に基づいて非磁性金属の膜厚を測定する工程とを有するものである。 (もっと読む)


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