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Fターム[2G054FA08]の内容

Fターム[2G054FA08]に分類される特許

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本発明は、癌を有する、または有することが疑われる被験体由来の組織においてB7−H1発現を評価することによって診断する方法、B7−H1−受容体相互作用に干渉する薬剤によって治療する方法、癌免疫療法から利益を得る見込みのある候補被験体を選択する方法、およびB7−H1の発現を阻害する方法を特色とする。B7−H1発現の評価を、B7−H1ポリペプチドまたはmRNAの検出によって実施し得る。例えば組織サンプルまたは組織サンプルに含まれる試験細胞を、B7−H1ポリペプチドに結合する抗体と接触させることによって、B7−H1ポリペプチドを検出し得る。 (もっと読む)


ShKトキシンの類似体および当該ShK類似体の使用方法。ShK類似体は全般に、アニオン電荷を有する化学物質(たとえば、原子、分子、化学基、残基、化合物、分子部分など)を付加したShKトキシンからなる。一部の実施形態では、該ShKトキシンに付加する化学物質はアミノ酸残基を含んでもよい。該ShK類似体は、カリウムチャネルの阻害を引き起こすため、または疾患もしくは障害を治療するために、ヒト対象者もしくは非ヒト対象者に投与することができる。一部の実施形態では、該ShKトキシンに付加する化学物質は、他のカリウムチャネル(たとえばKv1.1チャネル)よりも特定のカリウムチャネル(たとえばKv1.3チャネル)に対し選択的阻害を提供するように選ぶことができる。一部の実施形態では、ShKトキシンに付加する化学物質には蛍光団を含めることができ、これにより蛍光団で標識されたShK類似体が提供される。蛍光団で標識された当該ShK類似体は、単独で、もしくは自己反応性細胞を検出できるクラスII四量体と併用して、フローサイトメトリーに使用することができる。
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【課題】 リガンドと相互作用する被験物質のスクリーニング方法であって、多数の被験物質の中から結合速度及び解離速度の両方が大きい物質を簡便にスクリーニングできる方法を提供すること。
【解決手段】 リガンドと被験物質との相互作用に基づき一群の被験物質から特定の被験物質を選別するスクリーニング方法において、該リガンドが固相化されており、該リガンドの固相化を行うユニットと、固相化したリガンドと被験物質との相互作用の測定を行うユニットとが分離されており、1x10-2(S-1)以上の任意の解離速度定数(kd)、および1x105(M-1S-1)以上の任意の結合速度定数(ka)を選別の基準値として、測定した解離速度定数および結合速度定数の双方が、上記の基準値以上である被験物質を選別する、上記のスクリーニング方法。 (もっと読む)


【課題】 診断薬および医薬品担体、クロマトグラフィ担体、粘性調整剤、樹脂成形材料、塗料添加剤、架橋/硬化剤および化粧品添加剤のような用途に好適に使用可能なポリマー粒子のマレイミジル基量を正確かつ簡易に測定することが可能な定量方法の提供。
【解決手段】 少なくともマレイミジル基を含むポリマー粒子について、少なくともSH基を有する蛍光物質を反応させ、その蛍光量をフローサイトメーターで測定することによってマレイミジル基量を測定するするポリマー微粒子のマレイミジル基量の定量方法。 (もっと読む)


【課題】1つ以上の試料の特定の対象領域中の1つ以上のターゲット分析物の存在を検出する技術を実現および使用する方法、装置、およびシステムを提供する。
【解決手段】複数の物質および1つ以上のターゲット分析物を含む1つ以上の試料が提供される。ターゲット分析物のうちの少なくとも一部は蛍光体でラベルが付けられ、1つ以上の試料中の物質の少なくとも一部に結合される。蛍光誘起光で1つ以上の試料が照射され、1つ以上の試料の1つ以上の領域から蛍光光が集められる。1つ以上の試料の少なくとも1回の異方性計測が行われることによって、1つ以上のターゲット分析物が物質に結合される1つ以上の対象領域を特定される。対象領域からの集められた蛍光光を分析することによって、1つ以上の試料中の物質に結合されたターゲット分析物の存在が決定される。 (もっと読む)


【課題】 糖たん白質糖鎖の分析方法であって、操作が簡便で迅速な分析を可能にするとともに、糖鎖混合物の分離に優れかつ感度及び定量性の面で優れ、かつ装置上の問題もない分析方法、及び、構造が既知の非標識糖鎖を、実用上の問題もなく安定的に製造、供給することができる製造技術を提供する。
【解決手段】 pH6−9に保たれた水溶液中で、糖たん白質よりN−結合型糖鎖を遊離し、遊離されたグリコシルアミン型糖鎖のアミノ基に対し蛍光標識を行う工程、この蛍光標識されたグリコシルアミン型糖鎖をHPLC−FLDにより分析する工程を有することを特徴とする糖たん白質糖鎖の分析方法、及びHPLC−FLDにより分析するとともに分取し、分取された所定フラクション中のグリコシルアミン型糖鎖の蛍光性官能基を脱離することを特徴とする非標識糖鎖の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 POC分析等をはじめとする種々の分析装置に好適に用いられる小型且つ低コストな送液装置を提供する。
【解決手段】 送液装置は、液体貯槽を有する液体収容体と、液体貯槽の容積変化を生じさせるための圧力を伝達する非圧縮性媒体を収容する非圧縮性媒体収容体と、を備えている。液体貯槽には、液体貯槽の内部又は外部に向かって突出するように変形可能な隔膜が備えられている。また、非圧縮性媒体収容体は、圧力を発生させる変圧手段を備え且つ非圧縮性媒体が満たされた第一媒体貯槽と、非圧縮性媒体流路によって第一媒体貯槽に連通された第二媒体貯槽と、を備えている。液体貯槽と第二媒体貯槽とは、隔膜を挟んで隣接して配置されており、変圧手段により非圧縮性媒体に加えられた圧力変化に追随して、隔膜が変形するようになっている。 (もっと読む)


この生物試料中の細胞集団を計数するのに有用な方法は、単一反応混合物中で試料、第一の発光スペクトルを有する蛍光色素で標識した第一の抗体、および追加の抗体を反応させるステップを含む。この第一の抗体は、白血球および非白血球上で違った形で発現される抗原決定基と結合する。この追加の抗体は、成熟および未熟顆粒球または骨髄細胞上で違った形で発現する抗原決定基と結合し、上記第一の蛍光色素か、または上記第一の発光スペクトルと識別できる発光スペクトルを有する追加の蛍光色素のいずれかで標識される。この反応混合物は、第一または追加の発光スペクトルの一方と部分的に重なり合う発光スペクトルを有する核酸色素と混ぜ合わせることができる。この反応混合物は、非有核赤色血液細胞をそれぞれ違った形で溶血し、かつ白血球を保存する溶血系で処理することができる。血液学的細胞の集団は、それぞれの集団について少なくとも2つのパラメータ(蛍光、光学的、および電気的)を用いて検出され、計数される。 (もっと読む)


本発明は、ヒトまたは非ヒトの生物学的サンプル中の細胞の増殖状態を評価する方法であって、クロマチン構築因子−1(略してCAF−1)サブユニットを増殖マーカーとして用いる工程を包含する方法に関する。癌診断または予後、および治療中の腫瘍応答のモニタリングのための適用。 (もっと読む)


一つの局面において、本発明は、発現されるときにレポーター分子と共発現されるポリペプチドを産生する改変遺伝物質を含む、遺伝子改変細胞またはそのような細胞を含む非ヒト生物を提供し、ここでポリペプチドは造血細胞の最終分化に関連する。好ましくは、遺伝物質遺伝子は、Blimp対立遺伝子またはその一部、フラグメントもしくは機能的な形態である。さらに、B細胞系列細胞におけるレポーター分子の同定は、そのような細胞がASCへの分化に決定付けされている、またはASCに分化したことを示す。または、T細胞系列の細胞におけるレポーター分子活性は、これらの細胞が活性化されていることを示す。従って、本明細書において記載のように、リンパ球におけるBlimpの存在は、細胞が最終分化する、または最終分化に決定付けられていることを示す。例示的なT細胞としては、CD4 T細胞およびCD8 T細胞が含まれ、かつ例示的なB細胞は、ASCである。 (もっと読む)


血液などの酵素活性や免疫学的特性を網羅的に測定して病理学的診断を行う際のデータの取り扱い性や信頼性に優れ、化学処理が容易でしかも検出部の集積度を高められ微量の検体溶液でも酵素活性及びその傾向を取得できるバイオチップを提供する。
チップ基板11に導入される試料溶液中の酵素を検出するバイオチップであって、全体が渦巻き状やツリー状、放射状などの流路パターンで前記チップ基板上に形成された試料溶液流路12と、試料溶液流路12に所定順で複数配置され所定の酵素に対してそれぞれ異なる活性を有する酵素活性検知部13と、を備える。 (もっと読む)


化学反応に関与するキラルな分子の鏡像体過剰率をモニターする方法および装置。この方法は、反応における化合物のVCDスペクトルおよびIRスペクトルを得ることにより化学反応をリアルタイムにモニターする工程と、当該スペクトルを処理して%EEを得る工程を含む。このようなリアルタイム情報を用いて、反応パラメータを変化させて1のキラルな分子を他のものよりも多く製造するように当該反応をシフトさせることができる。 (もっと読む)


本明細書に開示の方法および装置は、増強ラマン分光法による核酸配列決定に関する。本発明のある態様において、ヌクレオチドは、核酸に組み込まれる前にラマン標識に共有結合する。他の態様においては、未標識核酸を使用する。核酸をエキソヌクレアーゼ処理すると、標識または未標識ヌクレオチドが放出され、ラマン分光法によって検出される。本発明の別の態様において、エキソヌクレアーゼ処理によって核酸から放出されるヌクレオチドはナノ粒子に共有結合で架橋し、表面増強ラマン分光法(SERS)、表面増強共鳴ラマン分光法(SERRS)、および/またはコヒーレント反ストークスラマン分光法(CARS)によって検出される。本発明の他の態様は核酸配列決定のための装置に関する。

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細胞マーカーに結合し、かつ対象が治療の評価を阻害するそれに対する遮蔽反応または自己抗体を発生するような、ヘパリン療法またはCD20もしくはCD52抗体のようなリガンドを使用する対象の治療をモニタリングする方法が提供される。これらの方法は、細胞標的を発現する細胞を含む試料を、(i)細胞標的に結合する可溶性リガンド、(ii)可溶性被検体または競合する可溶性被検体に結合する可溶性リガンド;ならびに、(iii)可溶性被検体へ直接的に、可溶性被検体へ間接的に、または可溶性被検体に結合する可溶性リガンドへ結合する捕捉媒体と共に、単独の容器へ添加することに関する。これらの成分の相互作用により容器内で形成された複合体は、これらの複合体の物理的分離を伴わずに、実質的に同時に分析され、かつ定量される。このアッセイを行うためのキットも提供される。 (もっと読む)


本発明は、正常、前癌又は癌細胞の中で異なった形で発現するキメラRNAと称されるヒトミトコンドリアRNAの新規なファミリーに関する。前記キメラRNAを標的にするオリゴヌクレオチドが提供される。前記オリゴヌクレオチド又はその類似物は、研究用だけでなく癌診断及び癌治療用に使用することができる。
本発明の1つの態様では、これらのオリゴヌクレオチドは、センス又はアンチセンスミトコンドリアキメラRNAでハイブリダイズされ、そしてこのハイブリダイゼーションの結果は、正常の増殖する細胞、前癌細胞及び癌細胞を識別するのに有用である。
本発明の他の態様では、本発明の組成物は、ヒトキメラRNAでハイブリダイズされて、結果的に癌細胞及び前癌細胞を死滅させるオリゴヌクレオチドからなる、更にこれらのオリゴヌクレオチドは、正常細胞に影響を与えない、従って、癌治療のための新しいアプローチとなる。

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