説明

Fターム[2G088EE23]の内容

放射線の測定 (34,480) | 対象分野、対象装置 (4,049) | 原子力発電所 (293) | 核燃料物質 (45)

Fターム[2G088EE23]に分類される特許

1 - 20 / 45


【課題】放射能の測定時間をさらに短縮することができる燃料集合体放射能測定装置を提供する。
【解決手段】燃料集合体放射能測定装置は、LaBr(Ce)シンチレータ4を含む放射線信号発生装置3、AD変換器12、デジタル信号処理器13およびデータ解析装置18を有する。デジタル信号処理器13はFPGA14およびCPU17を有する。燃料プールの水中に配置された燃料集合体から放出されたγ線を入射したLaBr(Ce)シンチレータ4はシンチレータ光を発し、光電子増倍管5がこの光を電気信号である放射線検出信号に変換する。FPGA14の波高解析装置15が、AD変換器12で生成されたデジタル波形を有する放射線検出信号を入力し、このデジタル波形を台形波形に変換して最大波高値を求める。データ解析装置18が、入力した複数の最大波高値を用いてターゲット核種を定量し、燃焼度を求める。 (もっと読む)


【課題】使用済核燃料再処理過程で生じた放射性粉体を再処理設備や安全に悪影響を与えないでサンプリングする。
【解決手段】使用済核燃料再処理設備の残渣回収容器5に、ケーシング10で密封したサンプリング装置20をガイド管22を介して取付け、ガイド管22に管路を開閉する隔離装置21を設け、ケーシング10に不活性ガス(例えばアルゴンガス)の注入設備が接続され、ケーシング10内をアルゴンガス圧にて残渣回収容器5の内圧よりも高く維持する構成を備える。隔離装置21を開けてケーシング10内からガイド管22を通じてサンプリング装置20のサンプラーを残渣回収容器5内に刺し入れてサンプラーに放射性粉体を捕捉させる際に、残渣回収容器5内の雰囲気がケーシング10側に漏洩することをアルゴンガス圧で阻止し、さらにケーシング10側から湿気が残渣回収容器5内に侵入しないようにケーシング内の雰囲気をアルゴンガスで置換できる。 (もっと読む)


【課題】燃料集合体のガンマ線強度分布の測定時間を短縮する。
【解決手段】燃料集合体11をある測定角に回転させる回転工程と、平面34からの距離が異なる複数のコリメータ14を通過するガンマ線強度をガンマ線検出器15で測定する測定工程とを繰り返す。次に、平面34とコリメータ14との最も大きい距離を半径とし回転軸33を中心とする円よりも外側に位置する燃料棒のガンマ線強度の分布を、それらの燃料棒の本数以上の測定角で測定したガンマ線強度に基づいて算出する。その後、平面34とコリメータ14との2番目に大きい距離を半径とする円の外側でガンマ線強度を算出していない燃料棒のガンマ線強度の分布を、それらの燃料棒12の本数以上の測定角で測定したガンマ線強度と、既に算出したガンマ線強度とに基づいて算出する。 (もっと読む)


【課題】放射性廃棄物中に含まれる放射性核種の特定、その位置及び充填量(充填状態)を単一の検査装置を用い、単一のプロセスで行う。
【解決手段】被検体18が内包する放射線源18Aが発生する放射線18Bによって標準試料12の第1の透過画像を得、次に、X線源11から照射されるX線19によって、標準試料12の第2の透過画像を得る。第1の透過画像及び第2の透過画像の大きさに関する相対比と、X線源11、放射線源18A、標準試料12及び受像器13の相対的位置関係に基づく幾何学的関係とから、放射線源18Aの位置を特定する。放射線源18Aによる標準試料12の第1の吸収特性に対し、X線19の強度を変化させることによって、標準試料12の、第1の吸収特性と合致する第2の吸収特性を得、この際のX線19の強度に基づいて、放射線源18Aの種類を同定する。 (もっと読む)


【課題】Pu-fissileとU-fissileが混在している測定対象物で、それらの存在比が未知であっても、核分裂性物質の核種組成を正確に決定できるようにする。
【解決手段】核分裂性核種を含む測定対象物に対し、中性子源を用いないパッシブ中性子測定と中性子源を用いるアクティブ中性子測定を行い、取得した中性子の放出時間分布を解析し、アクティブ中性子測定により即発中性子計数とフラット成分を取り出し、次にアクティブ中性子測定によるフラット成分からパッシブ中性子測定によるフラット成分を差し引く演算によって遅発中性子計数を求め、[遅発中性子数/即発中性子]と[U-fissile/Pu-fissile質量比]との相関を利用して、前記即発中性子計数と遅発中性子計数との割合から測定対象物のPu-fissileとU-fissileとの質量比を特定する。 (もっと読む)


【課題】空間内の脅威物質の存在を迅速かつ正確に決定するために、あらゆる利用可能な検出器デバイスから放射線のサインデータを分析する手法を提供すること。
【解決手段】関心のある1つ以上の物質の存在に関して、実質的に囲まれた空間を調べる検出器によって生成されるスペクトルデータを分析する方法であって、検出器の検出経路内にあると予想される物質を複数の物質群のうちの1つに分類することと、各物質群に対する、代表的なエネルギー対断面積の曲線を記述するデータを選択することと、関心のある物質に対するスペクトルデータを生成するために、物質群のうちの1つ以上と各関心のある物質の相互作用を計算することと、スペクトルデータのライブラリを生成することと、空間内の脅威物質の存在を決定するために、検出器によって生成されたスペクトルデータをスペクトルデータのライブラリと比較して分析することとを包含する、方法。 (もっと読む)


【課題】核物質の存在に対して、小包、コンテナ、乗物又は類似の試験物品を取り調べるためのシステムを提供することである。
【解決手段】本システムは、光核分裂エネルギーのソースを典型的に備えており、この光核分裂エネルギーのソースは、上記試験物品を照射し、該試験物品内に存在する核分裂性の又は核分裂可能な物質の核分裂をトリガし、複数の核分裂生成物を発生させるように構成されており、これら複数の核分裂生成物のうちの少なくとも1つは、複数の核分裂中性子を生み出すものである。中性子からガンマ線への変換体物質は、上記複数の核分裂中性子の最大で全てを捕獲し、捕獲後に内部ガンマ線を放射するように構成することができる。ガンマ線検出器は、該内部ガンマ線の少なくとも一部を検出するように典型的に構成されている。 (もっと読む)


【課題】特定の廃棄物に制限されることなく、高密度金属圧縮体や中性子毒物を含む廃棄体等、種々の廃棄物や物体中の核分裂性物質を正確に測定できる非破壊測定装置を提供する。
【解決手段】中性子出器205と、中性子検出器205の周囲を取り囲むカドミウムからなる熱中性子吸収体205と、熱中性子吸収体205の周囲を取り囲むポリエチレンからなる中性子減速体203と、中性子減速体203の周囲を取り囲むホウ素含有物質からなる熱中性子及びエピサーマル中性子吸収体202と、熱中性子及びエピサーマル中性子吸収体202の周囲を取り囲む構造材201と、を具備する検出器バンク。 (もっと読む)


【課題】領域または空間をモニタリングする際に存在し得る全ての予想される物質を表すデータを生成する方法を提供すること。
【解決手段】上記方法は、複数の物質のグループの1つに、予想される物質をグループ分けすることと、物質の原子番号および/または電子親和力に基づいて、物質のグループのうちの各々を複数のサブグループに細分化することと、複数の物質のグループの各々のサブグループの各々に対する第一のデータを格納することであって、複数のエネルギーレベルにおいて、各関心のある放射性同位元素のスペクトル特性を表す第二のデータを格納することと、各関心のある放射性同位元素に対して、第二のデータを用いて関心のある放射性同位元素と、各物質のグループの複数のサブグループの各々に対する第一のデータとの間の相互作用を表すスペクトルデータを計算することと該スペクトルデータをライブラリに格納することとを包含する。 (もっと読む)


【課題】検出器設置空間が狭隘であっても、極低線量で複数核種が存在する条件で、機器内に存在している固体ウランの識別及び線量測定を外部から簡便に行えるようにする。
【解決手段】被測定機器の近傍に設置されるγ線検出器10と、その検出信号を伝送する光ケーブル12と、検出信号を分析・演算処理する信号処理装置14とを具備している。γ線検出器は、電極で挟まれた化合物半導体からなる薄板状の検出器母材を複数枚積層して1系統分の検出素子26とし、それを複数並置して複数系統の検出要素28とし、各系統毎にプリアンプ30を設置して検出信号を得る構造である。信号処理装置は、各系統毎に検出信号を増幅するメインアンプ32と、増幅したパルス信号を波高分析処理してウラン235に起因するγ線を計測する波高分析部34と、計測結果を加算して信号強度をウラン量に換算する加算処理部36と、その結果を表示する表示部38とからなる。 (もっと読む)


【課題】 高精度にて核物質を搭載した車両を特定できる車両検査装置を提供する。
【解決手段】 橋梁10には、車両Aに存在する核物質Wを検出する車両検査装置が設けられている。車両Aが走行する橋梁10の橋桁11の下面に、核物質Wから放出される中性子を検出する中性子検出センサ1が設けられている。中性子検出センサ1は、核物質Wから放出される中性子の発生源の二次元位置が検出可能とされている。 (もっと読む)


【課題】放射性廃棄物汚染検査装置の暴走を抑制する。
【解決手段】放射性廃棄物汚染検査装置に、複数の可動要素と、可動要素に設けられて検知手段の取り付け部と、可動要素を移動させるモータ3などの駆動手段と、可動要素の相対的な位置を検知して位置信号として出力するエンコーダ4などのセンサと、を有する多関節移動機構12と、位置信号に基づいて可動要素のそれぞれの位置を算出する現在位置算出部21と、可動要素の位置を記憶する位置記憶部22と、取り付け部の目標位置と現在の位置とに基づいてモータ3などを駆動させる駆動信号を生成する駆動信号生成部23と、可動要素の前回の前記動作ステップでの位置と現在の位置との変化が所定の最大位置変化量より大きい場合に多関節移動機構12の動作を停止させるインターロック部24と、を有するコントローラ16と、を備える。 (もっと読む)


本発明は第1に、測定すべきチャージを入れて収容する第1の容器(4)を画成する手段(4)と、前記第1の容器を囲む第2の容器(11)を画成する手段(12)と、前記第1の容器(4)を囲んで液体の層又は湿潤層を被着する手段(6、10)と、前記第1の容器(4)の外部及び前記第2の容器(11)の内部の温度及び圧力の双方又は何れか一方を一定に維持する手段(8、18、20、22)とを具え、チャージ(2)の残留パワーを測定する装置を提供するものである。 (もっと読む)


本発明は、水平面に垂直な壁のアセンブリを含む工場設備内において核分裂性物質源により放出される放射線量を定量する方法に関する。本方法は、工場設備を表わす幾何学データに基づいて、計算直線と、水平面に垂直な一組の固有面から形成された固有直線であって、各々が放射源を表わす点状GENと、水平面に垂直な2つの壁に共通の少なくとも1つの接続稜線とを含む固有直線との間の交差点を求めることを含むことを特徴とする。本発明は、核分裂性物質を含む工場設備内で臨界事故が発生する場合に使用することができる。
(もっと読む)


【課題】放射能の測定精度をさらに向上することができる放射性廃棄物の放射能測定方法を提供する。
【解決手段】被検体21が回転テーブル9上に載置される。回転テーブル9を回転させて、放射線検出器4により、回転する被検体21から放出される放射線を検出し、放射線計数率を求める。この放射線計数率は駆動制御装置14の記憶装置に記憶される。その後、被検体21を回転させながら放射線検出器2で被検体21から放出される放射線を検出する。放射線検出器2で得られた放射線計数率は波高分析装置15に入力される。放射線検出器2での放射線計測時に、回転テーブル制御装置14Cは、記憶装置から読み出した放射線計数率(デッドタイム量)を用いて第3駆動装置13を制御し、回転テーブル9の回転速度を制御する。すなわち、被検体21の回転速度が調節される。 (もっと読む)


【課題】密封容器に密封されているガスの濃度を下げることなく、放射性物質等を高感度で計測できる密封容器内の放射線計測方法を提供する。
【解決手段】密封容器2内の封入ガスを減圧環境にすることで密封容器2から封入ガスを取り込み、封入ガス中に存在するダスト状の放射性物質をフィルタで回収しフィルタの放射線濃度を計測する。フィルタでダスト状の放射性物質を回収した後の封入ガスは再度密封容器2内に戻す。密封容器2から回収した封入ガスを保管中又は検査中に密封容器2から取り出した封入ガスと同量のガスを密封容器2に供給してもよい。 (もっと読む)


【課題】測定対象の放射線を低エネルギまで高感度でかつ安定した放射線計測が可能な放射線検出器を提供する。
【解決手段】測定用シンチレータ1、光電子増倍管2、ライトガイド3、前置増幅器4、および検出器校正用の光源としてのライトパルサ5を備え、ライトパルサ5は、指標線源51と、この指標線源51から放射された指標放射線を光に変換する指標用シンチレータ52とを有するとともに、指標用シンチレータ52から光電子増倍管2に向かう放射光の光量を調整する光学フィルタ55が設けられている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、中性子等の放射線の強度を効率よく能率的に測定することができるもの。
【解決手段】この放射線測定装置10は、測定対象物11を設置する測定チャンバ13を形成した測定容器14と、測定チャンバ13内に設置され、中性子と反応して電離性粒子を生成する電離性粒子生成手段15と、電離性粒子が付着した支持手段16と、測定チャンバ13内に流入する気体中のイオンを除去する気体浄化手段17と、生成された電離性粒子が電離して生成されるイオン対を、測定チャンバ13内の気体とともに案内されるイオン収集手段21と、イオン収集手段21の電極22に電源を供給する電源供給手段23と、イオン収集手段21で収集されたイオンを電流として測定する電流測定手段24と、測定された電流値をデータ処理し、換算定数から中性子の強度を測定するデータ処理手段25と、測定チャンバ13内の気体をイオン収集手段21に輸送する気体輸送手段21とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】1つの装置体系で、廃棄体が処分基準を満たしているか否かの確認に必要な情報を得るための様々な測定を選択実行でき、多くの構成機器を無駄なく利用することで、廃棄体品質保証を、合理的に且つ経済的に行なえるようにする。
【解決手段】測定に必要なX線エネルギーに応じた電子線を発生させるエネルギー可変型電子線加速器10と、その電子線を透過させることで所要特性の放射線を発生させる放射線コンバータ12と、被測定物である廃棄体14を載せる試料台16と、放射線が廃棄体を透過あるいは反射することで発生する放射線の線種および強度を測定する放射線検出装置18を具備し、バックグラウンド測定、パッシブ中性子・γ線測定、X線CTスキャン測定、光核反応による難測定核種の測定、光中性子混合線による核分裂性物質・非核分裂性物質の弁別測定及び中性子放射化分析が選択測定可能になっている。 (もっと読む)


【課題】採取したスワイプ試料中に含まれる極微量核分裂性物質を含む粒子をフィッショントラック法によって検出する手法において、原子間力顕微鏡のような特殊な装置を用いた高度な測定技術を必要とせず、また、フィッショントラックのコアの形状が粒子の表面形状に依存する影響をなくして、短時間で容易に核分裂性物質を含む粒子を濃縮度別に検出する。
【解決手段】スワイプ試料から粒子を回収する際に粒径を調整することにより粒径の影響をなくすと共に、検出器の化学エッチングによりフィッショントラックが現れるまでの時間とフィッショントラックの形状は核分裂性粒子の濃縮度に依存することを利用して、検出器のエッチング時間を制御する。なお、粒子回収の際の粒径調整法としては2段式粒子吸引法を用いる事が出来る。 (もっと読む)


1 - 20 / 45