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Fターム[3B153AA12]の内容

ロープ又はケーブル一般 (6,360) | 構造 (1,692) | 撚合ロープ又はケーブル (995) | 2層被覆構造 (418) | 芯が3〜4本素線で素線で被覆 (75)

Fターム[3B153AA12]に分類される特許

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【課題】
本発明は、従来、スチールコードの被覆ゴム組成物に添加されていた、接着促進剤を減少もしくは無添加とした場合にあっても、スチールコードと被覆ゴムとの間に優れた接着性を付与するための方途を、スチールコードを構成するワイヤに施すブラスめっきにおいて確立することを目的とする。
【解決手段】
空気入りタイヤや工業用ベルト等のゴム物品の補強材として使用されるスチールコード、特にゴムとの接着性に優れたスチールコードに関して、スチールコードを構成するワイヤの周面に施したブラスめっきの表面からワイヤ半径方向内側に5nmの深さまでの表層領域における、酸化物として含まれる燐の量を1.5アトミック%以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】コードを構成するシースフィラメント間からはみ出た未加硫ゴムと撚り線機内の案内部品との摩擦を低減することによって、耐疲労性に優れたコードを提供する。
【解決手段】1本または複数本のフィラメントからなるコアの周囲に、複数本のフィラメントからなるシースを配したコードにおいて、前記コアとシースとの間に未加硫ゴム被覆層を有し、さらに、該未加硫ゴム被覆層の外周面に塗油層を設ける。 (もっと読む)


【課題】コード内部のフレッティング磨耗を抑制すると共に、フィラメント間に作用する拘束力を向上させて、大きな曲げ入力を繰り返しコードに与えた際に発生する、撚り乱れに伴うフィラメント間の相対ずれによるコードの疲労耐久性の低下を改善することを目的とする。
【解決手段】1本または複数本のフィラメントからなるコアの周囲に、複数本のフィラメントからなる少なくとも1層のシースを配したコードであって、前記シースを構成するシースフィラメントの少なくとも1本は、ポリマーの被覆層を有し、該被覆層に内部のシースフィラメントが部分的に露出する開口部を設ける。 (もっと読む)


【課題】製造コストを低減でき、ゴム材侵入性が良好で、且つ、低荷重伸びが小さい2層構造のゴム製品補強用スチールコードを得る。
【解決手段】全ての芯素線11に螺旋状のくせを付けた後押圧加工して略正弦波状で撚り合わせのためのくせよりピッチの小さいくせを設け、芯素線11と側素線12を一度に撚り合わせて束撚り2層構造とし、これにコード長手方向に直交する方向から押圧加工を施して、芯素線11同士がコード長手方向のいずれの箇所においても接触するとともにコード長手方向に不連続な配置で部分的に略パラレルに接触したコード10とする。 (もっと読む)


【課題】スチールコードの撚り構造を安定化させゴム侵入性を確保し耐久性能に優れるとともに、従来よりも安価に供給することができる多層構造スチールコードを提供する。
【解決手段】コード中心に配した1〜3本のフィラメント12からなるコア11を有し、スチールコードのシース13、15を構成する各フィラメント14、16相互隣接間に平均0.01mm以上の隙間Sを形成する多層構造のスチールコード10を製造する方法であって、該スチールコード10の撚線工程において、コアフィラメント12の供給装置と撚線機の間にゴム糊Gを溜める浴を配し、前記コアフィラメント12の少なくとも1本を前記ゴム糊浴中に浸漬し該コアフィラメントの表面に所定厚みのゴム糊被覆層Rを形成しながら前記撚線機を運転し、前記コアフィラメント12とシースフィラメント14、16とを撚り合わせる。 (もっと読む)


【課題】コンパクトさを維持しかつコード強力の低下を抑えながらゴム浸透性を向上させる。
【解決手段】コア11の周囲に1〜8本のシース素線Fsからなるシース12を形成した層撚り構造をなし、前記コア11は、2本の第1のコア素線Fc1を撚りピッチP1で互いに撚り合わせた素線束13と、その周囲に前記撚りピッチP1とは異なる巻き付けピッチP2で第1のコア素線Fc1の撚りと同方向で螺旋状に巻き付く1本の第2のコア素線Fc2とから形成される。ピッチP1,P2は以下の関係式を充足する。
|P2−P1|/P1≦0.25 (もっと読む)


【課題】フィラメント表面の腐食に伴うベルトコード層とトレッドゴム層間の接着強度の低下を防止する。
【解決手段】3本のスチールコード2(コアフィラメント)により形成されたコアの周部に9本のスチールコード2(シースフィラメント)を配置し、タイヤ成型機に直結された装置を利用してタイヤを成型する直前にコアフィラメントとシースフィラメント間に15[μm]以上のゴムを被覆させながらコアフィラメントとシースフィラメントを同一方向、同一ピッチで撚り合わせることによりスチールコード1を形成した。 (もっと読む)


【課題】ゴム被覆した芯の周りに複数本の側線を配列して撚り合わせ、芯と側線からなる外層との間の空隙が完全にゴムで埋まる複層コードを製造することができる、機構簡単で、省スペース並びに省電力が可能な撚線機を提供する。
【解決手段】貫通穴1を有する回転軸2上に、ブレーキ機構を介し独立して回転自在な状態で複数個のボビン7を装着し、各ボビン7の周囲各一箇所でボビン7毎に回転方向にずれた位置に回転軸2と一体に回転するガイドローラー25,26を設け、回転軸2の軸先端部に回転軸2と一体に回転する目板27を配置する。そして、ゴム被覆した芯Cを回転軸2の貫通穴1を通して供給し、回転軸2に連動する各ボビン7から側線Sを引き出し、目板28の穴に通してダイス28で芯Cの周りに集合させ、束にして捩りトルクを加え、撚り合わせる。 (もっと読む)


【課題】 撚り数を少なくしたロングピッチにしながらも、耐フレアー性に優れるスチールコードとその製造方法、及びこのスチールコードをベルト層又はカーカス層に用いた耐久性に優れた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 スチール素線1をロングピッチに撚り合わせたスチールコード2の周囲に、その撚りピッチの1/5〜1/2に相当するピッチで脂肪族ポリケトン繊維からなるコード3a又はモノフィラメント3bをラッピングした後、加熱処理を施すことによりラッピング形状を保持するようにしたゴム補強用スチールコード5とその製造方法、及びこのゴム補強用スチールコード5をベルト層12及び/又はカーカス層10に適用した空気入りタイヤ8。 (もっと読む)


【課題】座屈性とゴムのペネトレ−ションを改良した新規なスチールコードに関するものであり、特にゴムクロ−ラの耐久性を向上したものである。
【解決手段】複数のフィラメントからなる1本のコアストランドの周辺に、複数のフィラメントからなるシ−スストランドを撚り合わせてなるスチ−ルコ−ドであって、シ−スストランドの巻き付け角度θが12度以上であることを特徴とするゴムクロ−ラ用スチ−ルコ−ドであり、好ましくは、シ−スストランドの巻き付け角度θが、12〜25度であるスチ−ルコ−ド。1‥コアストランド、2‥シ−スストランド、3‥コアフィラメント、4‥シ−スフィラメント。 (もっと読む)


【課題】撚ることなく引き揃えた複数本の素線によるコアの周りに、複数本の素線を巻き付けてなるシースを配置したスチールコードにおいて、コアの素線がシースの素線間からはみ出したり、コア素線に対してシース素線が余る、撚り乱れの発生を抑制するための新規な構造を与える。
【解決手段】
型付けを施した複数本の素線を撚らずに引き揃えたコアの周りに、型付けを施した複数本の素線を巻き付けてなるシースを配置したコードにおいて、コアの平均型付け率を15〜70%、かつシースの平均型付け率を70〜95%の範囲に調整する。 (もっと読む)


【課題】 引張剛性を低下させることなくコード内部へのゴム浸透性を改善し、耐久性を向上することを可能にしたゴム補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りラジアルタイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】 少なくとも1本の素線11を含む第1層Aと、第1層Aの外周側に位置して複数本の素線12を含む第2層Bと、第2層Bの外周側に位置して複数本の素線13を含む第3層Cとを同時に撚り合わせてなる3層構造のスチールコードにおいて、第1層Aと第2層Bとの間に未加硫ゴム配合物Rを挿入すると共に、少なくとも第3層Cの素線13に型付けを施し、全ての素線11〜13を最密状態に配置したときに形成されるコード輪郭の頂点でのコード径D1 及び非頂点でのコード径D2 に対して、第3層Cの頂点に位置する素線13の型付率を90〜105%とし、第3層Cの非頂点に位置する素線13の型付率を95〜110%とする。 (もっと読む)


【課題】 引張剛性を低下させることなくコード内部へのゴム浸透性を改善したゴム補強用スチールコード及びそれを用いた空気入りラジアルタイヤを提供。
【解決手段】 3本の素線11からなる第1層Aと、その外周側に9本の素線12を含む第2層Bと、第2層Bの外側に15本の素線13を含む第3層Cとを順次撚り合わせてなる3層構造のスチールコード10において、第1層Aと第2層Bとの間に未加硫ゴム配合物Rを挿入し、未加硫ゴム配合物Rの断面積Sを下式(1)及び(2)にて表される最小値Smin 及び最大値Smax に対してSmin ≦S≦Smax の関係にする。 Smin =[d1 ×(2√3+3)/3]2×π/4−n1×d12 ×π/4 ・・・(1) Smax =n2×[d1 ×(2√3+3)/3+d2]2/8 × sin(2π/n2)−n1×d12 ×π/4 −n2×d22 ×π/4×(180−360/n2)/360 ・・・(2) 但し、d1:第1層の素線径 d2:第2層の素線径 n1:第1層の素線本数 n2:第2層の素線本数 (もっと読む)


【課題】 外的負荷に対する環状コア及び側線ワイヤの伸びの均等化を図ることができるビードコード及び車両用タイヤを提供する。
【解決手段】 ビードコード9は、環状コア10と、この環状コア10の周りに螺旋状に複数周にわたって一層巻き付けられた1本の側線ワイヤ11とを備えている。環状コア10は、2本の芯線ワイヤ12を撚り合わせてなる撚線13により形成されている。各芯線ワイヤ12の線径は、同一径である。環状コア10を形成する各芯線ワイヤ12の両端面同士は、それぞれ溶接により接合されている。環状コア10に対する側線ワイヤ11の巻き付け方向は、各芯線ワイヤ12の撚り方向と逆であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来、スチールコードの被覆ゴム組成物に添加されていた、接着促進剤を減少もしくは無添加とした場合にあっても、スチールコードと被覆ゴムとの間に優れた接着性を付与するための方途を、スチールコードを構成するワイヤに施すブラスめっきにおいて確立する。
【解決手段】ブラスめっきを施した線材に、燐酸がベースの潤滑剤を用いて伸線加工を施して周面にブラスめっきを有するスチールワイヤを製造するに当って、該スチールワイヤ周面のブラスめっきの表面からワイヤ半径方向内側に5nmの深さまでの表層領域における、酸化物として含まれる燐の量を1.5 アトミック%以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】特にタイヤクラウン部の補強用途に有用なスチールコードであって、従来におけるような製造上の問題を有することがなく、安定した品質で効率良く生産することが可能なスチールコード、これを用いたゴム−スチールコード複合体およびタイヤを提供する。
【解決手段】複数本の素線1を撚り合わせたストランド2がN本(N=2〜8)撚り合わされてなる複撚り構造を有し、ストランドの径をd(mm)、コードの外接円直径をD(mm)、コードの撚り合わせピッチをP(mm)としたとき、下記式、εc=√(−b/2+√(b2/4−c))−1(式中、bは−1+π2(−4R2+d2)/P2、cはπ22k(4π22+P2)/P4、Rは(D−d)/2、kはtan2(π/2−π/N)を表す)により定義されるεcが、εc≧0.005を満足するスチールコードである。このゴム−スチールコード複合体を補強材として用いた補強層を備えるタイヤである。 (もっと読む)


【課題】十分なゴム侵入性と優れた耐疲労性とを有するm/n構造の2層撚りのゴム製品補強用スチールコードおよび該スチールコードを補強材に使用した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】m/n構造のスチールコード10のシース素線12a〜12iの少なくとも1本の素線(12c,12f,12i)を予め小さなスパイラル状又は波状にくせ付けした素線とし、撚りほぐした後のくせ付け素線の投影面における軌跡とコード撚りのためのスパイラルくせの基準線(正弦波)との乖離巾Lと素線径dとの比率L/dが素線全周角で0.7を超える箇所が存在せず、0.07〜0.7の範囲内である箇所が撚りスパイラル1ピッチ当たり2箇所以上存在するようコード外周からの突出量を調整する。 (もっと読む)


【課題】十分なゴム侵入性と優れた耐疲労性とを有するm+n構造の2層撚りのゴム製品補強用スチールコードおよび該スチールコードを補強材に使用した自動車用タイヤを提供する。
【解決手段】m+n構造のスチールコード10のシース素線12a〜12iの少なくとも1本の素線(12a,12d,12g)を予め小さなスパイラル状又は波状にくせ付けした素線とし、撚りほぐした後のくせ付け素線の投影面における軌跡とコード撚りのためのスパイラルくせの基準線(正弦波)との乖離巾Lと素線径dとの比率L/dが素線全周角で0.7を超える箇所が存在せず、0.07〜0.7の範囲内である箇所が撚りスパイラル1ピッチ当たり2箇所以上存在するようコード外周からの突出量を調整する。 (もっと読む)


【課題】ゴム複合体の切断面においてワイヤの先端が突出しない安全なスチールコード及びその製造方法、ゴム複合体を提供する。
【解決手段】n+m+k構造の3層撚りにラッピングワイヤが巻かれているスチールコードであって、n本の同径ワイヤを撚り合わせた心ストランド2cと、m本の同径ワイヤを前記心ストランドの周囲に前記心ストランドの撚り方向と同じ向きに撚り合わせた第2層撚りストランド2aと、k本の同径ワイヤを前記第2層撚りストランドの周囲に前記第2層撚りストランドの撚り方向とは逆向きに撚り合わせた第3層撚りストランド2bと、を有し、撚り上がり後の第3層撚りストランド2bの型付け率が75%以上である。 (もっと読む)


【課題】N/M構造のタイヤ補強用のスチールコードにおいて、芯内部へのゴムの浸入性の向上と耐疲労度の向上とを図る。
【解決手段】3本の芯素線1と6本の側素線2とが同一方向に一度に撚り合わされた束撚り構造のタイヤ補強用のスチ−ルコ−ドにおいて、芯素線1を、スチ−ルコ−ドの撚りくせよりも小さく、かつ2種類の異なった形状のスパイラル状のくせを施した2本の素線a1と1本の素線a2とで形成し、これらと6本の側素線とを同一方向に一度に撚り合わすことにより、芯素線1と側素線2との間にゴムが侵入できる隙間の形成を確保し、しかも芯素線同志の位相が揃ってしまうという事態の発生を防止できて、隣り合う芯素線間にも隙間が形成される。このことにより側素線2・芯素線1間および芯素線1で形成される空間へのゴムの確実な侵入を可能にした。 (もっと読む)


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