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Fターム[3G002EA08]の内容

Fターム[3G002EA08]に分類される特許

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【課題】耐剥離性の高い補修皮膜を形成する遮熱コーティングの部分補修方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの部分補修方法は、耐熱合金基材1上に金属結合層2と、ジルコニアを主とするセラミックス層3とが順に形成された部材の前記セラミックス層3の損傷部に、ジルコニアを主とする溶射材を溶射して補修皮膜9を形成する補修皮膜形成工程と、補修皮膜9の周辺のレーザビームの通路となり得る前記セラミックス層3の表面を、レーザ反射能を有する反射材で被覆した後、補修皮膜9の表面にレーザビームを所定条件で照射し、補修皮膜9に縦割れ11を形成する縦割れ形成工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】優れた遮熱性を確保しつつ、耐エロージョン性が高く、かつ、滑らかな表面を形成することのできるセラミックス層備えた遮熱コーティングの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングの製造方法は、耐熱基材11上に金属結合層12を形成する工程と、金属結合層12上にセラミックス層13を形成する工程と、を備え、セラミックス層13を形成する工程が、金属結合層12上に、溶射により気孔を含む高気孔層14を形成する段階と、高気孔層14上に、高気孔層14よりも緻密な組織を有する緻密層15を形成する段階と、緻密層15が所定厚さとなるよう緻密層15の上面を研磨する段階と、を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、低品位燃料を用いるなど腐食環境での使用に対する耐久性,信頼性を有するガスタービン用部品と、それを用いたガスタービンを提供することにある。
【解決手段】Ni,CoまたはFeを含む合金よりなる基材と、基材上に設けられ、合金よりなる結合層と、結合層上に設けられた遮熱コーティングを有するガスタービン動・静翼であって、前記遮熱コーティングは、多孔質セラミックスの遮熱層と、シリカを含む環境遮蔽層と、多孔質のセラミックスの気孔内にシリカを含む物質を有する含浸層とを含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】補修後の高温部品の機械的強度を、使用前の高温部品の機械的強度と同等にし、簡易な方法でコーティング層を形成することができるガスタービンの高温部品の損傷補修方法、およびこの損傷補修方法により補修されたガスタービンの高温部品を提供する。
【解決手段】実施形態のガスタービンの高温部品の損傷補修方法は、動翼13の基材40の表面に形成されたコーティング層41を除去し、き裂30を有する基材40の表面の全体にろう付け補修材60を配置する。ろう付け補修材60が配置された基材40を拡散熱処理し、き裂30を補修するとともに、コーティング層41が除去された基材40の表面の全体を、溶融したろう付け補修材で覆い補修材層70を形成する。補修材層70が形成された基材40に、加圧熱処理、溶体化熱処理および時効熱処理を施し、補修材層70に積層してセラミックス層71を形成する。 (もっと読む)


【課題】表層のトップコート層のみを選択的に除去して、冷却孔周辺の耐酸化性をもつボンドコート層の保持を可能としたガスタービン翼の製造方法を提供する。
【解決手段】基材表面に耐酸化金属系のボンドコート層を介してセラミック系のトップコート層を被覆するガスタービン高温部品の製造方法において、翼基材76に耐酸化金属系のボンドコート層74を施工する第1の工程(A)と、前記基材表面にボンドコート層が施工されたガスタービン高温部品に複数の冷却孔70,72を形成する第2の工程(B)と、前記冷却孔が形成された前記ボンドコート層の表面にセラミック系のトップコート層73を形成する第3の工程(C)と、前記複数の冷却孔を含む所定の領域を露出するように前記ガスタービン高温部品の表面をマスキング82し、非マスキング面85にショットブラスト83を施工して該非マスキング面のトップコート層を除去する第4の工程(D)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 従来の半径流蒸気タービンの様に静翼と動翼を交互に配列したり、交互に反転する動翼を配置することは高度な技術を要し、コスト高に繋がる問題がある。
【解決手段】 回転板の間に蒸気の流れ方向が半径方向の蒸気通路10を設け、該2枚の回転板間に動翼2の両端(翼副)を其々固着し、複数の動翼からなる段(環)を設け、内周から外周へ複数段(環)、動翼だけで段を設ける(図1)。該動翼2の該回転板1への取り付け角度13は、つまり外向き半径方向に対して、動翼頭部から尾部への直線と交差する角度13は、内周段は小さな角度(鋭角)で、外周段になるほど大きくし、最外周段の角度は90度よりも小さいものとする。 (もっと読む)


【課題】CMAS耐性を長期間に亘って安定して維持する。
【解決手段】耐熱合金製の母材21と、多数の気孔23aが形成され、母材21を被覆する多孔質セラミックス層23と、を備える耐高温部材10であって、多孔質セラミックス層23のうち少なくとも表面側には、複合酸化物26が含浸した複合酸化物含浸部25を具備していることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来よりも容易に製造でき、かつ、従来よりも耐久性に優れた熱遮蔽コーティング膜及びその製造方法、並びにそれを用いた耐熱合金部材を提供する。
【解決手段】基材3上に形成される熱遮蔽コーティング膜10であって、金属からなる金属粒子11を複数含み、複数の金属粒子11間に金属の酸化物(金属酸化物)11aが連続的に接合して形成されているボンドコート1と、金属の酸化物を含む酸化物層2とを有することを特徴とする、熱遮蔽コーティング膜。 (もっと読む)


【課題】セラミックス層と耐熱合金製の母材の表面との間に形成されるボンドコート層の耐酸化性を高める。
【解決手段】セラミックス層3と耐熱合金製の母材1の表面との間に形成されるボンドコート層2は、CoとNiの両方又は一方のMと、Crと、Alと、Yと、DyとCeとの一方又は両方のQと、を含み、Qが0.05〜5wt%で、残量がMとCrとAlとYとである。 (もっと読む)


【課題】サイアロン粉末を用いて高密度且つ三次元複雑形状のセラミックス製品を射出成形法により製造する方法を提供する。
【解決手段】サイアロン粉末A、焼結助剤B、および有機バインダCを含有する成形材料であって、前記サイアロン粉末Aは、平均粒径0.01μm〜3.0μmの粉末であり、前記焼結助剤Bは、Y、Yb、Al及びZrよりなる群から選択される元素の酸化物であり、サイアロン粉末Aと焼結助剤Bの合計量に占める割合が0.5〜15重量%となる量で含有されており、前記有機バインダCは、成形材料全量に占める割合が30〜70体積%となる量で含有されている、成形材料を調製し、当該成形材料を射出成形して成形体を得、当該成形体を加熱脱脂し、焼結する工程を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高温耐食性に優れたコーティングを提供する。
【解決手段】タービンのブレードに適用されるコーティングは、イオンプレーティングにより形成されてTiAlNよりなり、前記ブレードの表面を被覆する第1の皮膜と、アルコキシシランの縮合により得られた粉末を前記第1の皮膜上にスプレーし、焼結して得られたガラスよりなり、前記第1の皮膜を被覆する第2の皮膜と、よりなる。 (もっと読む)


【課題】金属タービンロータ又はディスクに対してCMC翼を取り付けることができる簡単且つ費用効果的なシステムを提供する。
【解決手段】複合タービン翼組立体10は、翼形部13、シャンク部14及び取付部16を含むセラミック翼13と、セラミック翼13をタービンディスク又はロータに取り付けるように構成されており、固定された第1及び第2遷移部品20,22を含み、それらの間にセラミック翼13を拘束する遷移組立体18とを含む。第1及び第2遷移部品20,22の内面は、セラミック翼13のシャンク部14及び取付部16と嵌合するように形成され、第1及び第2遷移部品20,22の外面は、遷移組立体18をタービンロータ又はディスクに取り付けることができるようにする取付機構を含むように形成される。 (もっと読む)


【課題】高温結晶安定性に優れ、高靭性を有する遮熱コーティング用材料を提供することを目的とする。また、該遮熱コーティング用材料を用いて形成されたセラミックス層を有する遮熱コーティング、並びに、該遮熱コーティングを備えるタービン用部材及びガスタービンを提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティング用溶射粉は、組成式(1):SmYbZr(1−x−y)((4−x−y)/2)(ただし、0≦x≦0.05、0.06≦y≦0.11)、または、組成式(2):SmZr(1−x−y)((4−x−y)/2)(ただし、0≦x≦0.05、0.04≦y≦0.09)で表され、原料混合後、電気溶融工程とスプレードライ等による造粒工程を経ることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れより低コストで製造できる遮熱コーティング材、及び、これを備えるタービン部材及びガスタービンを提供する。
【解決手段】耐熱合金基材11上に、耐高温酸化合金からなるボンドコート12とトップコート13とを備え、前記トップコート13が前記ボンドコート12側から順に、ジルコニアを主とするジルコニア含有層14と、一般式AZr(Aは希土類元素を表す)で表される材料、または、A’Zr(A’及びBは、それぞれLa,Nd,Sm,Gd,Dy,Ce,Ybのいずれか、かつ、A’とBとは互いに異なる元素を表す)を主とする放射層15とで構成され、前記放射層15の膜厚が、前記トップコート13の膜厚の10%未満とされる遮熱コーティング材。 (もっと読む)


【課題】溶射や焼結体などの合金コーティングを用いることなく低コストで、耐酸化性に優れた蒸気タービン部材を提供する。
【解決手段】蒸気タービン部材は、Feを主成分とし、Crを8〜15重量%、Mnを0.1〜1.0重量%含有するステンレス鋼を基材とする蒸気タービン部材であって、前記基材の表面に、基材の成分元素の酸化物からなる酸化膜を有する。酸化物の膜厚が1μm以下であることが好ましい。また、酸化膜の表面粗さRaが1.6a以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】遮熱性を維持しつつ遮熱コーティングの耐剥離性を向上させることができる。
【解決手段】基材の表面に溶射ガンを低速の第1溶射速度V1で移動させて、トップコート3における基材側の1層〜3層目までの下部コート層31を形成し、下部コート層31の表面31aに溶射ガンを第1溶射速度V1より大きい高速の第2溶射速度V2で移動させて4層目以降の上部コート層32を形成することで、上部コート層32には遮熱効果をもたせ、下部コート層31には耐剥離性をもたせた遮熱コーティングを行うようにした。 (もっと読む)


【課題】部品の表面上におけるアルミナ層の存在を確認する方法を提供する。
【解決手段】部品の表面を適切な波長における放射線で照明し、該部品の該表面上にある任意のアルミナにおける電子を通常エネルギー状態から高エネルギー状態に励起する工程と、該部品の該表面上にある任意のアルミナにおける該高エネルギー状態から該通常エネルギー状態に戻る電子により特定の波長で放射される放射線を検出、分析し、該部品の該表面上にある少なくとも一点における該アルミナの厚さを測定する工程と、該部品の該表面上にある該少なくとも一点で測定した該アルミナの厚さを、該部品の該表面上にある該点で予め決められたアルミナの厚さと比較し、該部品の該表面上における該少なくとも一点における該アルミナの厚さが十分であるか否かを決定する工程を含んでなる、方法。 (もっと読む)


【課題】高い酸化安定性及び摩擦摩耗安定性によって際立つアブレシブ単結晶タービン翼を提供する。
【解決手段】翼端3を有し、且つ(ローターに対して)半径方向rに延びる単結晶基体4を備えた、タービン翼1の翼端3にエピタキシャル結合されている耐酸化性の中間コーティングの特定領域に、砥粒が埋め込まれた耐酸化性バインダー材料からなり、レーザ金属成形が適用された耐磨耗性、耐酸化性のコーティングを配置した。 (もっと読む)


【課題】遮熱性、熱サイクル耐久性及び耐エロージョン性を兼ね備えた遮熱コーティングと、これを備えたタービン部材及びガスタービンを提供することを目的とする。
【解決手段】遮熱コーティングは、耐熱基材1上に形成されたセラミックス層3を備える遮熱コーティングであって、セラミックス層3が耐熱基材1の側から表層に向かって、段階的にまたは連続的に気孔率が高くなるよう形成される。セラミックス層3が、気孔率が5%以下で、且つ、膜厚が20μm以下の最表層を更に備えても良い。 (もっと読む)


【課題】タービンエンジン及びその中のバケット、ブレード、ノズル、ベーン、ストラット、燃料ノズル、燃焼ケーシング及び連絡管のような物品にかかる振動応力を低減するための手段として制振コーティングを提供する。
【解決手段】約8重量%〜約15重量%のY及び約19重量%〜約28重量%のTaを残部重量のZrOと共に含んでなる制振コーティング2を有する、バケット1、ブレード、ノズル、ベーン、ストラット、燃料ノズル、燃焼ケーシング及び連絡管のような物品とする。 (もっと読む)


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