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Fターム[3J027HG03]の内容

減速機 (22,699) | クラッチ係合部の方式 (401) | 摩擦式 (283) | 多板式 (203)

Fターム[3J027HG03]に分類される特許

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【課題】左右後輪が実際にスリップするのに先立って駆動力配分制御が行われるようにして、スリップにより駆動性能が低下したり車両の挙動が不安定になったりすることを抑制する。
【解決手段】エンジン12が車両前側に配置された駆動源前置式の四輪駆動車両10では、後輪30L、30Rへの駆動力伝達経路が前輪20L、20Rに比較して長いため、前輪20L、20Rに駆動力が伝達されて回転駆動されるようになってから後輪30L、30Rに駆動力が伝達されるまでに遅れ時間があり、その時間差を利用して後輪30L、30Rに駆動力が伝達される前に、左右前輪20L、20Rの回転状態(回転速度差Δω)に基づいて駆動力配分調整手段により左右の後輪30L、30Rに対する駆動力配分制御を行うことが可能で、雪道等の低μ路での車両発進時に後輪30L、30Rのスリップが抑制され、車両挙動が安定するとともに優れた発進性能が得られる。 (もっと読む)


【課題】小型で簡単な構造の車両用ヨーモーメント制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン14に連結されない左右一対の後輪24に連結された一対の後輪車軸22と、それら一対の後輪車軸22それぞれに対応して備えられた一対の一方向クラッチ28及び一対の係合装置30の何れか一方を介してそれら後輪車軸24との間の動力伝達可能に設けられた、一方の後輪車軸22からの入力を変速して他方の後輪車軸22へ出力する一対の変速装置32とを、備えたものであることから、係合装置30の係合状態を制御することで、変速装置32により一方の後輪車軸22(後輪24)の回転が変速されて他方の後輪車軸22(後輪24)に入力されてトルク移動が行われることで、ヨーモーメントを任意に制御することができる。 (もっと読む)


【課題】自動車の駆動系に関し、常時駆動される一次車軸、および一次車軸に切り替え装置を介して切り替え機構によって切り替え可能な二次車軸と二次車軸にハーフ車夫とクラッチを備えた駆動系において、一次車軸のみの駆動時の出力損失を低減し、かつ切り替えの操作性を改善する。
【解決手段】切り替え機構3と二次車軸のハーフシャフトクラッチ4のうちの少なくとも一つをフリクションロック式クラッチとし、切り替え装置3とハーフシャフトクラッチ4の間にある二次駆動系のセクションを、一次車軸からも二次駆動輪からも切り離すことで、二次駆動系セクションで出力損失が生じず、かつ二次駆動系への走行中の切り替えを可能にする。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータへの配線等の取り回しを簡素化させると共に、摩擦クラッチのセンタリング精度の向上を可能とする。
【解決手段】ギヤ出力回転軸55に、センタリング支持部131,133及び連動結合部135,137を設け、ギヤ・キャリヤ57は、出力側支持壁71,73を備えると共にクラッチ・キャリヤ63,64を備え、各クラッチ出力調整機構部59,61は、メイン・クラッチ155を締結するための電磁石169を備え、クラッチ・ケース153の一端部を、センタリング支持部133に支持させ、クラッチ・ハブ151の一端部を、連動結合部137に連動結合させ、クラッチ・ケース153の他端部を、クラッチ・キャリヤ64に回転自在に支持させ、クラッチ・ハブ151の他端部を、クラッチ・ケース153の他端部に回転自在に支持させてクラッチ・ケース153の他端部から出力可能とし、電磁石169を、出力側支持壁71,73に固定支持させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】無駄な空間を削減し、第1及び第2ギアに用いられる潤滑油の量を減少することができる駆動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】ハイポイドギア53には、ハイポイドギア54が咬合され、そのハイポイドギア54の内周部には、シャフト56が連結されており、そのシャフト56のさらに内側に、後輪ドライブシャフト95a、95bに駆動力を伝達する駆動力調整機構60a,60bが配設されている。よって、ハイポイドギア53,54が配設される空間において無駄な空間を削減できるので、そのハイポイドギア53,54に用いられる潤滑油の量を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】可及的速やかに差動制限状態への移行を実現する車両用差動制限装置を提供する。
【解決手段】後輪車軸28の剛性を変化させるための車軸剛性可変装置62を備え、一対の後輪車軸28l、28rの差動回転を制限するための差動制限力を発生させる際に、その車軸剛性可変装置62により後輪車軸28の剛性を高めるものであることから、後輪車軸28の剛性が不足することに起因する応答性の悪化を好適に抑制することができる。すなわち、可及的速やかに差動制限状態への移行を実現する駆動力配分装置26を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】横風通過時の差動制限機能による車両の巻き込み防止を行うことができる差動制限力制御装置を提供する。
【解決手段】伝達トルクの差を許容して左右の駆動輪に伝達する差動許容装置30と、伝達トルクの差に対抗する力を付与して差動許容装置30による差動の制限を行う差動制限装置40と、車両に加わる風速を検出する風速センサ19と、差動許容装置30および差動制限装置40を制御するECU100と、を備え、車両10に対する横風が車両10の先頭を抜け、車両10を通過中となった場合(ステップS14で判断)に、車両10に加わっていた差動の制限力を弱める(ステップS16)ので、車両10を無用に回転させることを抑制し、横風通過時の差動制限機能による車両10の巻き込み防止を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で小型化することが可能なディファレンシャルギヤや、LSD、左右駆動力配分装置を実現することができる新規な差動装置を提供する。
【解決手段】第1回転要素10と、第1回転要素10の回転に伴って第1回転要素10とは異なる回転速度で回転し得る第2回転要素20と、第1回転要素10及び第2回転要素20の回転速度に応じて回転速度が定まる第3回転要素30とからなる第1及び第2変速機を備える。第1変速機の第1〜第3回転要素のうちの何れか2つと、第2変速機の第1〜第3回転要素のうちの何れか2つとをそれぞれ相対回転不能に結合することにより、合計4つの回転体を備えた変速機構を構築する。4つの回転体のうちの1つを入力軸に連結し、4つの回転体のうちの2つを各出力軸22,32にそれぞれ連結する。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成により、シフトソレノイドバルブのON指令時における対応するシフトソレノイドバルブのOPEN故障を検知することができる動力伝達装置の故障検知装置を提供する。
【解決手段】いずれかのシフトソレノイドバルブに対してON指令があると、ON指令されたのが単独のシフトソレノイドバルブであるか否かを判断する(ステップS1)。単独であればそのシフトソレノイドバルブをONし(ステップS3)、電流検出手段によりシフトソレノイドバルブに流れる実電流値を検出する(ステップS4)。供給されるべき電流値と実電流値との差が所定時間第1の閾値以下になった場合には(ステップS5、S6)、故障判定手段としての電子制御ユニットは、当該シフトソレノイドバルブにおいてOPEN故障が発生していると判定し(ステップS7)、運転者に対してエラーを報知する(ステップS8)。 (もっと読む)


路上走行車両上の駆動軸の2つの車輪(7)に異なるトルクを自由に誘導するためのトルクベクトリングデバイス(9)である。トルクベクトリングデバイス(9)は、2つのギアスリーブ(28、29)のいずれかに前記駆動シャフト(8)を連結するように意図されている係合状態で、前記トルクベクトリングデバイス(9)を通って延びている前記駆動シャフト(8)に連結されている、油圧で制御される2つのディスククラッチ(26,27)であって、それぞれのディスククラッチが、前記駆動シャフト(8)に対して偏心的に支えられている偏心管(23)とスプライン係合している、前記2つのディスククラッチ(26、27)と、前記偏心管(23)と差動装置ケーススリーブ(22)との間で1:1のギア比を有するトルク伝達機構(25)であって、前記駆動シャフトと同軸で、前記駆動軸上の前記トルクベクトリングデバイス(9)が連結されている差動装置(6)の差動装置ケースの一部を形成する、前記トルク伝達機構(25)と、を有することを特徴とするトルクベクトリングデバイス。
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【課題】簡易的な構成で且つ大きなトルクを伝達できる新規な差動装置を提供する。
【解決手段】車両の駆動源のトルクを受けて回転する入力軸10と、車輪に連結された出力軸30と、入力軸10と出力軸30とを差動回転可能に連結する差動回転部材70と、入力軸10と出力軸30との差動回転を増速して出力される増速回転軸40と、増速回転軸40の入力軸10に対する回転または増速回転軸40の出力軸30に対する回転を抑制する抑制手段80を備える。 (もっと読む)


【課題】冷却性能を向上させ、潤滑油の分離により性能保証を的確に行わせ、最終調整、確認の作業性も向上可能とする。
【解決手段】ギヤ出力回転部材5に、クラッチ出力調整機構部9を軸方向の差し込みによりセンタリング支持すると共に連動結合可能な内周側のセンタリング支持連結部47を設け、出力側支持壁23に、タリング支持連結部47の外周囲でクラッチ出力調整機構部9を軸方向の差し込みによりセンタリング支持可能なセンタリング支持部43を設け、クラッチ出力調整機構部9に、センタリング支持連結部47に連動結合させる連動結合部107とセンタリング支持部43にセンタリング支持させるヨーク軸受支持部163とを設けたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】各種調整が行い易く且つ外形が大規模化することを抑制できる駆動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】センターカバー65は、駆動力調整部100b側であってハイポイドギア54が配置された側の側面が、リテーナカバー67を取り外すことによって開放可能に構成されているので、ハイポイドギア53,54の歯当り調整がし易い。また、リテーナカバー67とサイドカバー66bとが、センターカバー65に対してボルトBによって共締して固定されるので、リテーナカバー67とサイドカバー66bとを個別にセンターカバー65に取り付けるための取付部をセンターカバー65に設ける必要がない。その結果、センターカバー65の外形が大規模化することを防止でき、駆動力分配部50及び駆動力調整部60a,60bの外形が大規模化することを抑制できる。 (もっと読む)


【課題】回転するギヤ及び一連のリミテッドスリップクラッチプレートに、加圧した潤滑剤を供給する閉鎖型のリミテッドスリップディファレンシャルトランスミッションを提供する。
【解決手段】クラッチプレートは、加圧された制御流体の作用により係合する。スプールバルブを持つバルブアッセンブリが係合圧力に応答し、加圧された流体の一部をクラッチプレートからサンプチャンバ及びトランスミッションに排出し、これにより、クラッチプレートに溜まった屑をパージできる。スプールバルブは、バルブの中間移動中にしか流体を通さないように構成されており、これにより、トランスミッション及びリミテッドスリップクラッチ用の潤滑流体からの圧力損失を最小にする。 (もっと読む)


【課題】オイルを左右均等にかつ十分に取り込むことが可能となり、重量の軽減及びコスト低減を可能とし、制御特性に応じた左右への駆動力出力特性を得ることを可能とする。
【解決手段】クラッチ出力調整機構部59(57)は、ギヤ出力回転部材55に連結するクラッチ入力回転部材135と、後輪車軸5が一体回転可能に連結されるクラッチ出力回転部材137と、クラッチ入出力回転部材135,137間に配置されるメイン・クラッチ139と、メイン・クラッチ139の締結力を操作する電磁石207と、クラッチ入出力回転部材135,137によって区画されメイン・クラッチ139が収容されるクラッチ収容空間125を封止する閉止プラグ167及びシール部材251,255と、クラッチ収容空間125に収容されメイン・クラッチ139を潤滑するクラッチ・オイルとからなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】差動制限力の大きな車両用差動歯車装置を提供する。
【解決手段】回転軸線Lを中心として回転駆動されるハウジング2と、このハウジング2に回転軸線Lを中心として回転可能に設けられた一対の太陽歯車3,4と、ハウジング2に自転可能に設けられ、太陽歯車3,4とそれぞれ噛み合うとともに、互いに噛み合う少なくとも一対の遊星歯車5,6とを備え、太陽歯車3,4及び遊星歯車5,6が捩れ歯を有する車両用差動歯車装置1において、太陽歯車3,4間に摩擦クラッチからなるメインクラッチ8を設ける。電磁石9に通電すると、メインクラッチ8の第1及び第2クラッチ板が互いに押圧接触し、それらの間に太陽歯車3,4の相対回転を制限する摩擦抵抗が発生する。 (もっと読む)


【課題】トルクカムによるクラッチ締結力、電子制御によるクラッチ締結力、リダクションギヤによるスラスト力の相互干渉を防ぐこと、リダクションギヤによるスラスト力がクラッチ締結力に影響を及ぼさないようにすること、低コストでトルク感応型LSDセンタデフに電子制御型差動制限装置を付設すること、が可能な差動制限装置を提供する。
【解決手段】遊星歯車装置14のリングギヤ144と後輪出力軸13との間に、トルクカム153によりトルク感応型LSD15の湿式多板クラッチ154を前方から後方に向かって押圧するクラッチハブ152を介設すると共に、クラッチドラム151の内周部とクラッチハブ152との対向面間にトルク感応型LSD15の湿式多板クラッチ154及び後方への移動が規制されたリテーナプレート155を設け、湿式多板クラッチ154を後方から前方に向かって押圧する電子制御式差動制限装置16を配設する。 (もっと読む)


【課題】油圧系統を大幅に変更することなく前輪および後輪へ伝達される動力の分配比の可変制御性能を向上させることにある。
【解決手段】変速出力軸32と前輪出力軸34は前輪クラッチ36を介して連結されており、前輪出力軸34により前輪に動力が伝達される。一方、変速出力軸32と後輪出力軸35は前輪クラッチ36に対向して配置される後輪クラッチ37を介して連結されており、後輪出力軸35により後輪に動力が伝達される。前輪クラッチ36と後輪クラッチ37との間には、相互に摺動自在に組み付けられたシリンダ61とピストン62とを有する油圧アクチュエータ60が設けられており、油圧室63に作動油を供給すると、後輪クラッチ37はばね部材56による締結が解除され、前輪クラッチ36は締結される。 (もっと読む)


【課題】引きずりトルクを大幅に低減することを可能とし、高価な表面処理を施さなくても、長期間にわたって安定した良好な摩擦特性と耐久性とを維持することを可能とし、更にはクラッチ伝達トルク特性のバラツキを防止することを可能とした駆動力配分装置を提供する。
【解決手段】駆動力配分装置9は、第2の摩擦クラッチ50のクラッチプレートのうち一方のクラッチプレートの摺動面に紙製のフェーシングを設けている。第2の摩擦クラッチ50は、電磁石70とアーマチュア71との間に介在されている。電磁石70がアーマチュア71を吸引する荷重を第2の摩擦クラッチ50に対して直接加えることで、入力部材20と出力部材30との間のトルク伝達を行う第1の摩擦クラッチ40の締結を調整する。
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【課題】軸方向の小型化を可能とすることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】駆動トルクが入力する入力部材3と、入力部材3に支承されて公転すると共に自転可能なピニオン5と、各々が出力ギヤ7,9を備えピニオン5と噛み合って相対回転可能な一対の出力部材11,13と、ピニオン5の径方向外側に配置され一対の出力部材11,13間に配置されたクラッチ15とを備えた。 (もっと読む)


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