説明

Fターム[3J027HG03]の内容

減速機 (22,699) | クラッチ係合部の方式 (401) | 摩擦式 (283) | 多板式 (203)

Fターム[3J027HG03]に分類される特許

101 - 120 / 203


【課題】 差動制限機構付き差動装置のアクチュエータから摩擦クラッチへの駆動力伝達経路の軽量化および構造の簡素化を図る。
【解決手段】 差動機構Dの差動動作を制限する摩擦クラッチ52にアクチュエータAが発生する係合力を伝達する中空軸48が、アクチュエータAからディファレンシャルケース28の内部に延びる軸部48aと、ディファレンシャルケース28内で軸部48aの端部から周方向に間隔を存して分岐し、ディファレンシャルケース28の内面に沿って拡径する複数の拡径部48bと、各拡径部48bから延出し、ピニオンシャフト32上のピニオン32の側部を通過して摩擦クラッチ52へ延びる複数の押圧部48cとを備えるので、拡径部48bを環状に形成する場合に比べて中空軸48の重量を削減できるだけでなく、隣接する拡径部48b間に形成される空間に向けてディファレンシャルケース28に凹部24eを形成することで、更なる軽量化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】摩擦板の枚数が弾性部材により制限されないようにすることを可能とする。
【解決手段】デフ・ケース3とサイド・ギヤ7との間に、締結によりサイド・ギヤの差動制限を行う摩擦多板を設けたデファレンシャル装置1において、デフ・ケース3の外部に、弾性部材31,32の取付部37を取り付け、弾性部材31の弾性アーム39を、デフ・ケース3の外周部の開口19,20からデフ・ケース3内に臨ませてサイド・ギヤ7の前面48に弾接させサイド・ギヤ7を介して摩擦多板30に締結力を付与すること特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 車両の旋回時に差動機構に差動制限力を遅滞なく発生させて車両挙動の乱れを抑制する。
【解決手段】 差動機構の差動制限動作を制御する制御装置が、旋回走行時において、旋回内・外側駆動輪の回転速度差および回転加速度差から旋回内側駆動輪の回転速度が旋回外側駆動輪の回転速度を上回る「交差」が発生するまでの時間Tcを予想し、この予想時間Tcが所定値以下になった時点で差動機構の電動モータに駆動指令を出力するので、実際に「交差」が発生した時点(時刻t2)で電動モータに駆動指令を出力する場合に比べて、より早い時点(時刻t2′)に駆動指令を出力することができる。これにより、旋回走行時に旋回内側駆動輪の接地荷重が減少して空転傾向になる前に差動機構の差動動作を制限し、旋回外側駆動輪に駆動トルクを伝達して車両の走行軌跡が外側に膨らむのを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】低コスト、かつ重量増加を抑制でき、カップリングを保護することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】差動機構と、車軸5と同軸上に配置され差動機構に対して第1の静止系の壁部9を軸方向に挟んで配置されるカップリング11とを備えた動力伝達装置1であって、カップリング11は、内側回転部材13と、外側回転部材15,17と、伝達部材19と、アクチュエータ21とを有し、カップリング11を軸方向に挟んで壁部9の反対側に配置され第2の静止系に固定されてカップリング11の一部又はドライブシャフト5を支持する支持部材23を備え、アクチュエータ21は、伝達部材19と支持部材23との軸方向間に配置され、壁部9とアクチュエータ21との間に、壁部9とアクチュエータ21とを連結しカップリング11の外側回転部材15,17を覆うカバー25を備えた。 (もっと読む)


【課題】適切な歯当たりを実現することができ、騒音・振動の低減効果を得ることができる遊星歯車機構を提供する。
【解決手段】遊星歯車2を自転可能に保持するプラネタリキャリア3と、このプラネタリキャリア3の軸線上に配置され、遊星歯車2に噛合する内歯車4と、この内歯車4の軸線上に配置され、遊星歯車2に噛合する太陽歯車5と、この太陽歯車と内歯車4との間に回転抵抗力を発生させる回転抵抗力発生部材としての弾性変形可能な環状部材6とを備えた。 (もっと読む)


【課題】 差動制限機構付き差動装置の摩擦多板クラッチを作動させる電動モータの初期停止位置を、温度変化の影響を排除して適切に設定する。
【解決手段】 差動機構に差動制限機能を発揮させる摩擦多板クラッチを作動させる電動モータの初期停止位置を設定する際に、その初期停止位置Mpos0を、差動機構内の油温に応じて変化する油温依存項f(To)と、油温非依存項MposBaseとの和として設定するので、油温の変化に伴う部品の伸縮により摩擦多板クラッチのクリアランスが変動しても、その変動を補償する電動モータの適正な初期停止位置を設定することができる。これにより摩擦多板クラッチのクリアランスの増加による係合応答性の低下や、クリアランスの減少による引きずりを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】 差動制限機構付き差動装置の電動モータの初期停止位置を設定する際に、操舵トルクが変動する不具合を最小限に抑える。
【解決手段】 先ず摩擦多板クラッチを係合解除する方向に電動モータを駆動し、目標モータ回転角に実モータ回転角が追従しなくなる第1駆動位置aを検出し、続く第2工程で電動モータを第1駆動位置から摩擦多板クラッチの係合方向に駆動し、目標モータ回転角に実モータ回転角が追従しなくなる第2駆動位置bを検出し、更に第1駆動位置から第2駆動位置に至るまでに要するモータ回転角Aから所定回転角Cを減じたモータ回転角を電動モータの初期停止位置に対応するモータ回転角として記憶する。前記モータ回転角が一旦記憶されると、それ以後は電動モータの実回転角を初期停止位置に合わせる度に摩擦多板クラッチを係合させる必要がないため、摩擦多板クラッチの係合による操舵トルクの変動が発生して運転者に不快感を与えるのを最小限に抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 差動制限機構付き差動装置の電動モータの初期停止位置の設定を、電動モータの回転角センサとして低分解能のものを使用し、かつ制御装置の負担を軽減しながら精度良く行えるようにする。
【解決手段】 第1工程で電動モータを逆転駆動し、その電流がロック電流になる第1駆動位置aを検出する。続く第2工程で電動モータを正転駆動し、その電流がロック電流になる第2駆動位置bを検出することで、摩擦多板クラッチを完全に係合させる。そして第3工程で第2駆動位置bから電動モータを設定戻し角だけ再び逆転駆動することで、差動機構に差動制限力を付与しないときの電動モータの初期停止位置である第3駆動位置cを精度良く設定することができる。電動モータのロック電流に基づいて前記第1、第2駆動位置を検出するので、分解能の高い高価な回転角センサを必要とせずに初期停止位置を高精度に設定することができ、しかも制御装置の処理負担を軽減することができる。 (もっと読む)


【課題】 差動制限機構付き差動装置の摩擦多板クラッチを作動させる電動モータの初期停止位置を適切に設定する。
【解決手段】 差動制限機構付き差動装置の制御装置は、内燃機関の始動後に所定時間間隔で、前回の初期停止位置であるa点から電動モータを第1の所定モータ回転角だけb点まで逆転させた後に、電動モータを正転させて摩擦多板クラッチをc点において完全に係合させ、続いて電動モータを第2の所定モータ回転角だけ逆転させたd点を、新たな初期停止位置として設定する。これにより、内燃機関の始動後の温度変化による摩擦多板クラッチの部品の伸縮や摩擦多板クラッチの摩擦材の摩耗を考慮した適切な初期停止位置を得ることができる。初期停止位置の設定は、摩擦多板クラッチが係合してもステアリングホイールに伝達される操舵トルクが変動して運転者に不快感を与えないように、車両の停止時か、あるいは車両の特定の走行状態でのみ行われる。 (もっと読む)


【課題】 制動力配分制御電子制御ユニットに大幅な改修を施すことなく、駆動力配分制御電子制御ユニットとの協調制御を可能にして車両のヨーモーメント制御装置のコストダウンを図る。
【解決手段】 駆動力配分制御電子制御ユニットUdのVSA規範車両逆モデルM7が車速Vおよびヨーレートγから仮想操舵角δ′を算出し、目標駆動力配分量に対する実駆動力配分量の偏差が小さくて制動力配分装置を作動させる必要がないときには、入力操舵角確定部M9が制動力配分制御電子制御ユニットUbへの入力操舵角δ* として前記仮想操舵角δ′を出力する。これにより、駆動力配分装置を優先的に作動させて制動力配分装置の作動量を最小限に抑え、制動力配分装置の作動に伴う車両の減速を防止しながら、既存の制動力配分制御電子制御ユニットUbを設計変更することなくそのまま使用してコストダウンに寄与することができる。 (もっと読む)


【課題】トルク調整機能の有無に係わらず、部品を共用化し、その種類の増大を抑制又は無くし、その管理、組み付けを容易とし、コスト・ダウンを可能とする。
【解決手段】デフ・キャリヤ17に、サイド・ベアリング21,23を少なくとも軸方向に位置決め支持するベアリング支持部材41,43を設け、ベアリング支持部材41,43に、デフ・キャリヤ17外に露出した外付け取付部47を設け、一対の中間軸25,27への出力を調整するヨー・コントロール装置29,31のハウジング半構成部材100に、外付け取付部47に取り付ける結合取付部115を設け、ベアリング支持部材41,43の外付け取付部47に、ハウジング半構成部材100の結合取付部115を取り付けてベアリング支持部材41,43及びハウジング半構成部材100によりヨー・コントロール装置29,31のユニット・ハウジング123を構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コンパクトに構成され、既存の駆動コンセプトへの簡単な統合を許可する駆動アッセンブリを提供する。
【解決手段】軸線A周りに回転自在にされた中間軸12の一端がディファレンシャルの出力ギア31に、他端が少なくとも間接的にサイドシャフトに相対回動不能に結合され、中間軸に対して同軸的に配置されたクラッチユニット22が、ディファレンシャルキャリア5に相対回動不能に結合され軸受キャリア19に対して軸線周りに回転自在にされた、アウタディスクを備えたケース34と、中間軸に相対回動不能に結合され、インナディスクを備えたハブ36とを有し、両ディスクが軸方向で交互に配置されて1つのセットを成し、ケースが、軸方向でディファレンシャルキャリアから軸受キャリアまで延在し、回転シールにより一端でディファレンシャルのハウジング6に対して、他端で軸受キャリアに対して封止されているようにした。 (もっと読む)


【課題】エンジン出力を適切に制御しつつ、前後駆動力配分制御や左右駆動力配分制御等の車両挙動制御により、各輪をフルに使った最大のトラクション性能を発揮する。
【解決手段】メイン制御部70は、路面摩擦係数μ、各輪接地荷重Fzf_l、Fzf_r、Fzr_l、Fzr_r、及び、各輪横力Fyf_l、Fyf_r、Fyr_l、Fyr_rから、各輪許容駆動力Fx0f_l、Fx0f_r、Fx0r_l、Fx0r_rを演算し、この各輪許容駆動力Fx0f_l、Fx0f_r、Fx0r_l、Fx0r_rに基づき許容エンジントルクTEG0を演算してエンジン出力を制限すると共に、各輪許容駆動力Fx0f_l、Fx0f_r、Fx0r_l、Fx0r_rに基づき前後駆動力配分制御におけるトランスファクラッチトルクTAWD、左右駆動力配分制御における後輪トルク移動量TTVD_r、操舵角制御における舵角補正量Δδを演算する。 (もっと読む)


ロッキングディファレンシャルは、弾性ディスクと摩擦パックアッセンブリによって、車両の駆動軸によって駆動され、スプライン結合された一対のサイドギヤ(154、156)及び出力軸を駆動させる円筒状のハウジング(104)の中央チャンバを直径方向に横切って延びるクロスピン(144)側に向けて共に付勢される一対のクラッチ部材(146、148)を含んでいる。クロスピンが各クラッチ部材の隣接面内に含まれる動作カム溝(150)内へ延び、その結果、一方の出力軸の回転速度が他の出力軸の回転速度よりも所定量オーバランしたとき、高速側の出力軸の摩擦パックアッセンブリ(164、166)が非圧縮状態へ作動して、それにより、オーバランした出力軸が駆動軸から切り離される。弾性ディスク手段は、環状波形スプリングまたは弾性ディスクスプリングである。
(もっと読む)


【課題】二重クラッチ車軸組立体を提供する。
【解決手段】自動車の右側被駆動車軸及び左側被駆動車軸にトルクを供給するための2つのクラッチパックを含む自動車用の後車軸組立体。車軸組立体のクラッチパックは、車軸リング歯車の内径の内側内の車軸ハウジング内に効率的にパッケージされる。クラッチパックの各々に関連付けられたピストンに閉鎖回路を介して液圧を加え、圧縮力をクラッチパックに加えて、それらクラッチパックを作動させるために、単一の液圧アクチュエータが使用される。このようにして、単一のアクチュエータにより、車軸が、リング歯車の間において、左側車軸及び右側車軸の両方にトルクを伝達することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】 作業車における走行伝動装置において、右及び左の走行装置を互いに逆方向に回転駆動する超信地旋回ができるようにしながら、直進性及び旋回性能を確保する。
【解決手段】 ピニオンギヤ9、ピニオンギヤ9に咬合する第1駆動ギヤ10、第1駆動ギヤ10から分配された動力が伝達される右及び左の出力軸13,14を備えて、デフ機構12を構成する。右の走行装置3に動力を伝達する右の駆動軸15、左の走行装置4に動力を伝達する左の駆動軸16、第1駆動ギヤ10とは逆方向に回転駆動されるようにピニオンギヤ9に咬合する第2駆動ギヤ17を備える。右の出力軸13と右の駆動軸15との間で伝動及び遮断自在な右第1クラッチ19、第2駆動ギヤ17と右の駆動軸15との間で伝動及び遮断自在な右第2クラッチ21、左の出力軸14と左の駆動軸16との間で伝動及び遮断自在な左第1クラッチ20、第1駆動ギヤ10と左の駆動軸16との間で伝動及び遮断自在な左第2クラッチ22を備える。 (もっと読む)


【課題】LSDケースの作業孔から内部パーツが飛び出ることを防止する。
【解決手段】デファレンシャルケース1内に左右一対のプレッシャーリング2,3と、一対のプレッシャーリング2,3に挟持されたピニオンシャフト4等を配置し、各ピニオンシャフト4に対応してデファレンシャルケース1に作業孔1aを形成したデファレンシャル装置において、各ピニオンシャフト4の先端部に、デファレンシャルケース1に形成した作業孔1aを通して一対のプレッシャーリングの外端部に形成した凹部に嵌り込むカム分力機構を構成するパーツと係合可能な係合体58を径方向外方から取り外し可能に装入し、ピニオンシャフト4の先端部に係合体58の抜け止め部材60を取り外し可能に取付けた。 (もっと読む)


【課題】ハウジングを含めた小型化に有利な構造とすることを可能とする。
【解決手段】アクチュエータ・ハウジング3に対して支持された固定側カムプレート75と、固定側カムプレート75に対し軸方向に配置されカム作用により固定側カムプレート75に対して軸方向移動可能な可動側カムプレート77と、可動側カムプレート77の外周面に設けられた入力ギヤ部81と、入力ギヤ部81に噛み合う第1中間ギヤ85と、第1中間ギヤ85と同軸で連動し且つ固定側カムプレート75の外周側に配置された第2中間ギヤ87と、第2中間ギヤ87に噛み合う出力ピニオン・ギヤ91と、出力ピニオン・ギヤ91と同軸で第1中間ギヤ85の外周側へ延設された電動モータ93のモーター軸95とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】フォークリフト、掘削機などの重装備やトラクター、特装車だけでなく、あらゆる動力車量にも適用可能なトランスミッションに関し、上り斜面における後進防止用のトランスミッション内蔵型アクセル装置を提供する。
【解決手段】クラッチ部200のアクセルハウジング76の内部の一方の側に接続される1以上の摩擦プレート32と、摩擦プレートの間に位置づけられる1以上の摩擦ディスク33と、摩擦ディスクの一端に接続される補助結合リング35aと、補助結合リングと後退結合リングの一方の側の間に位置づけられる一方向軸受け36と、摩擦プレートと前記摩擦ディスクの一方の側に位置づけられるピストン34と、を備えてなる前進補助クラッチ部30をさらに備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】第1,第2デファレンシャル機構を備えて回転半径方向及び回転軸方向にコンパクトにすることを可能とする。
【解決手段】回転可能に支持されるセンター・ケース3内に回転軸方向に併設配置された第1,第2デファレンシャル機構5,7を備え、センター・ケース3の回転を第1,第2デファレンシャル機構5,7へ並列に伝達可能に結合され又は第1,第2デファレンシャル機構5,7の一方に伝達されたセッター・ケース3の回転をその第2出力ギヤ61からフロント・ケース31へ伝達可能に結合されたデファレンシャル装置1であって、第1デファレンシャル機構5と第2デファレンシャル機構7との少なくとも一方をフェース・ギヤで形成したことを特徴とする。 (もっと読む)


101 - 120 / 203