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Fターム[3J027HG03]の内容

減速機 (22,699) | クラッチ係合部の方式 (401) | 摩擦式 (283) | 多板式 (203)

Fターム[3J027HG03]に分類される特許

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【課題】メインクラッチを制御する差動制御装置の容量を増加させることなく、差動制限トルクの最大値を増幅させることができるようにする。
【解決手段】変速機出力軸4からの駆動トルクをフロントドライブ軸5とリヤドライブ軸6とにトルク配分するプラネタリギヤ機構10に差動制限装置31を併設し、前後輪の一方にスリップが発生したときは差動制限装置31に設けられているメインクラッチ25に差動制限トルクを付与してプラネタリギヤ機構10の差動を制限する。その際、メインクラッチ25に付与されている差動制限トルクを越えて前後輪の一方がスリップしようとすると、メインクラッチ25を支持するクラッチハブ21とフロントドライブ軸5に係合するフロント出力軸19との間に設けたトルクカム機構20がカム動作してアシスト力が発生し、メインクラッチ25をより強固に締結させる。 (もっと読む)


【課題】 差動装置およびトルク配分機構を備えて左右の車輪の車軸間でトルクを配分する車両用駆動力配分装置において、トルク配分機構に作動油を供給するオイルポンプを確実に作動させる。
【解決手段】 トルク配分機構Aを作動させる油圧を発生するオイルポンプ51を、差動装置Dのディファレンシャルケース36の回転によりギヤ59,58および回転軸54を介して駆動するので、左右の車輪の回転状態に関わらず、つまり左右一方の車輪が停止している場合でも、回転しているディファレンシャルケース36の駆動力でオイルポンプ51を駆動してトルク配分機構Aを確実に作動させることができる。またオイルポンプ51を収納するポンプユニット45を差動装置Dおよびトルク配分機構間Aを仕切る隔壁32aに支持したので、オイルポンプ51の支持が容易になる。 (もっと読む)


【課題】高速型ハイパワーモータからの動力でも2軸に分配出力し得るようにすると共にトルク配分をアクティブ制御可能にしたモータ動力伝達装置を提供し、高速型ハイパワーモータの不使用時における引き摺りトルクの解消並びにリンプホーム走行を可能にする。
【解決手段】モータ/ジェネレータMG1,MG2をケース1の中央に同軸配置し、その左側に第1および第2遊星歯車組G1,G2を、右側に第3遊星歯車組G3をそれぞれ同軸配置する。第1・第2モータ/ジェネレータMG1,MG2と、第1〜3遊星歯車組G1〜G3の各回転要素と、第1・第2出力軸Out1,Out2を図1の骨子図および図2の共線図に示すように連結する。常態では第1クラッチCL1を解放し、第2クラッチCL2を締結する。主駆動源たる第1モータ/ジェネレータMG1の失陥時には、第1クラッチCL1を締結し、第2クラッチCL2を解放し、トルク配分用駆動源たる第2モータ/ジェネレータMG2を用いてリンプホーム走行を可能にする。 (もっと読む)


【課題】改良されたカップリング装置を提供する。
【解決手段】カップリング装置(11;111)は、クラッチキャビティを定める回転可能なハウジング(13、15;113)を有し、この中にクラッチアセンブリ(29;129)を備える。ハウジングの定めるアプライチャンバ(37;137)中にクラッチアプライ部材(39)を備え、クラッチアセンブリを付勢して係合させる。加圧流体の源はローター(61;161)の回転に応じて加圧流体をポンプ操作可能なポンプ用エレメント(59、61;159、161)を含む。ポンプ用チャンバを定める固設型のプレナムアセンブリ(51;153)を含み、この中にポンプ用エレメントを配置して、ハウジングの回転移動をポンプ用エレメントのローターに伝達操作可能な駆動手段を備えて、クラッチの係合がカップリングの入力−対−出力の速度差に基づかないようにした。 (もっと読む)


【課題】現在のノン・スリップ・デフは左右の駆動輪の走行距離差が発生した場合,旋回中なのか直進走行中のスリップなのか判別できない点であり,この点を改善し駆動力のムダをなくし操縦性,燃費,走行安定性,走破性を向上させ,タイヤの摩耗を抑制するノン・スリップ・デフを提供する。
【解決手段】操舵装置とノン・スリップ・デフを連動させることで,運転者の負担にならずに直進時と旋回時を自動的に判別させ,直進時は左右の駆動輪軸を直結し,旋回時は路面の走行抵抗差と関係なく旋回内側のサイドギヤに旋回半径に応じた機械的な回転負荷をかけ,左右の駆動輪軸の回転数比を理想的な比率に近づける。また左右の駆動輪軸に回転センサ-を取付け,左右の駆動輪軸の実際の回転数比と計算上の理想的な回転数比を比較し,誤差を回転負荷の大きさにフィ−ドバックさせて理想的な旋回走行状態に近づける。 (もっと読む)


【課題】専用の部品やプラネタリキャリアに特別な加工を施すことなく、簡単な構造で、クラッチプレートをプラネタリキャリアに位置決め固定することができるようにする。
【解決手段】エンジンから入力軸15aに入力された駆動トルクをフロントドライブ軸5とリヤドライブ軸6とにトルク配分するプラネタリギヤ機構10と、プラネタリギヤ機構10の差動回転を制限する多板クラッチ25とを有し、多板クラッチ24に印加されるクラッチ締結力を受けるクラッチプレート23をプラネタリギヤ機構10のプラネタリキャリア15の側面に固定するに際し、プラネタリキャリア23を固定するボルト17の先端にピン17bを形成し、このピン17bをクラッチプレート23に穿設した止め孔23aに係入させることで位置決め固定する。 (もっと読む)


【課題】 簡素な構成にて、回転ガタに起因する振動の発生を抑制することのできる駆動力伝達装置の取付構造を提供すること。
【解決手段】 駆動力伝達装置6は、プロペラシャフト5に連結されるインナシャフト12、ピニオンシャフト7に連結されるアウタハウジング13、及びこれらインナシャフト12とアウタハウジング13との間に配置されたメインクラッチ14を備える。インナシャフト12はディファレンシャルキャリヤ10に軸支され、アウタハウジング13はスプライン嵌合によりピニオンシャフト7に連結される。そして、そのスプライン嵌合は、アウタハウジング13のスプライン嵌合部13aに対してピニオンシャフト7を圧入することにより行われる。 (もっと読む)


【課題】遊星歯車の調芯効果を確保しながら、スムーズな回転と歯の強度の双方を両立させた遊星歯車装置を提供すること。
【解決手段】同心状に配置された太陽歯車11a及び内歯車12aと、これら太陽歯車11a及び内歯車12aと噛み合う6個のピニオンギヤ(遊星歯車)14aとを備える。ピニオンギヤ14aは、太陽歯車11aと内歯車12aとの間に周方向に沿って等間隔(60°の開き角度をもって)配置され、隣どうしのピニオンギヤ14aの噛み合い位相が180°の位相差(逆位相)に設定され、ピニオンギヤ14aと太陽歯車11a及び内歯車12aとの噛み合い伝達誤差は非常に小さくなり、スムーズな回転が得られる。 (もっと読む)


【課題】 高価な車両試験を行なうことなく、クラッチパックと流体の性能を正確に予測することができる簡易化された小規模な試験方法の提供。
【解決手段】 −所定の温度で一番目の期間中潤滑組成物中の差動制限装置用のクラッチパックを処理し、
−クラッチパックを摩擦試験台に搭載し;
−所定量の試験流体を試験台に提供し;そして
−当試験台の駆動部を所定のオン・オフサイクル数だけ断続的に循環させる、ここで駆動部がオンの場合に、クラッチパック内の摩擦板と金属板の間に所定の相対回転速度が生じる;
工程を含んで成る
車両用差動制限装置用スプリットμ車軸試験のシミュレーション方法 (もっと読む)


【課題】 構造の複雑化と大型化と重量化と抑制すると共に、ハウジングに対するカム機構からの推力及び反推力の入力を防止する。
【解決手段】 駆動トルクの入力部材3と、第1の出力部材5及び第2の出力部材7と、入力部材3と出力部材5と出力部材7を差動回転可能に連結する差動ギア9とからなる差動機構11と、出力部材5に駆動力の出力側部材として連結された軸部材13と、出力部材5に形成されたカム面15と軸部材13に形成されたカム面17とが軸方向に対向して連結され駆動トルクに応じて軸方向一方の推力19と軸方向他方の推力21を発生させるカム機構23と、出力部材5と出力部材7の間に配置されて差動制限トルクを伝達する摩擦クラッチ25とを有し、出力部材5に生じる推力19によって摩擦クラッチ25を軸方向一端側から押圧し、軸部材13に生じる推力21によって摩擦クラッチ25を軸方向他端側から押圧する。 (もっと読む)


【課題】 自動車の前輪および後輪に動力を向ける動力伝達装置を提供する。
【解決手段】 この装置は、入力部と、後輪に駆動可能に接続された後輪駆動軸と、出力部を有する第一歯車機構であって、前記入力部の速度と前記出力部の速度との第一および第二の速度比を生ずる第一歯車機構と、歯車機構の出力部に駆動可能に連結された、右側前輪および左側前輪を差動的に駆動する差動機構と、前記後輪駆動軸と前記第一歯車機構の出力部とを駆動可能に接続する第二歯車機構と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 構成の簡素化を図ると共に駆動力配分制御の設計自由度が大きく、旋回走行性及び走破性の向上が図れる車両用デファレンシャル装置を提供する。
【解決手段】 ドライブピニオン21のピニオン21aと噛み合うリングギヤ22が設けられたドリブンギヤ軸25と左右のドライブ軸26L、26Rとの間にプラネタリギヤ機構31L、31Rを配置し、プラネタリギヤ機構31L、31Rの各キャリヤ36とデファレンシャルキャリヤケース11との間にブレーキ機構51L、51Rを配置し、各キャリヤ36とドリブンギヤ軸25との間にクラッチ機構41L、51Rを配置する。走行状態に応じてクラッチ機構41L、41R、ブレーキ機構51L、51Rを制御することによって差動機能及び差動制限機能が得られ、左右の車輪9L、9Rへの駆動力配分制御ができる。 (もっと読む)


【課題】 差動機構と差動制限機構を安定して支持すると共に、支持構造をシンプルにし、組み付けを容易にする。
【解決手段】 入力部材3と、出力部材5,7と、部材5,7を差動回転可能に連結する差動部材9からなる差動機構11と、部材3と部材7間の相対回転を規制する差動制限機構13とを有し、差動機構11は側壁15,17と周壁19,21,23の一側に形成された空間25に配置され、差動制限機構13は反対側の空間27に配置され、差動機構11と差動制限機構13は側壁15と周壁19を貫通して配置される連結部材33によって駆動連結されている。 (もっと読む)


後輪駆動の車両(1)は、セルフロック差動部(9)と、この差動部のロックパーセンテージ(%L)を調整する調整装置(24)と、車両の動的パラメータをリアルタイムで検出するための複数のセンサー(16)と、車両の動的パラメータの関数として差動部(9)のロックパーセンテージを調整するように調整装置を制御する中央制御ユニット(15)とを有している。
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【課題】前輪駆動トランスアクスル・ユニット用のトルク・カップリング装置を提供すること。
【解決手段】差動装置ケース内に配設される差動装置アセンブリと、差動装置ケースから外側に延びる2本の対向する出力軸と、差動装置の差動回転を選択的に制限するためのトルク・カップリング装置とを備え。トルク・カップリング装置は、差動装置ケースおよび出力軸の1つと選択的に摩擦的に係合し、かつ係脱させるための摩擦クラッチ・アセンブリ、および摩擦クラッチ・アセンブリに選択的に摩擦的に荷重を掛けるための、選択的に制御可能なクラッチ・アクチュエータ・アセンブリとを備え。クラッチ・アセンブリは差動装置ケースに非回転的に連結される少なくとも1つの第1の部材と、出力軸の1つに非回転的に連結される少なくとも1つの第2の部材を備える。トルク・カップリング装置は、リミテッドスリップおよびオープン差動装置能力の両方を有する。 (もっと読む)


【課題】クラッチプレートの摺接面積を減少させることなく、潤滑性能を向上させることができる。
【解決手段】多板クラッチ機構25,26を構成するインナープレート28の嵌合部に切欠を形成する。この切欠により、インナープレート28をサイドギア20,21の外周に装着した際には、切欠と装着溝23との間に隙間が形成される。そして、第1,第2ケース11a,11bに穿設された第1潤滑供給孔15からデフケース11内に供給された潤滑油は、サイドギア20,21の外周に到達した後、隙間を通って複数のインナープレート28の摺接領域に供給される。 (もっと読む)


自動車用差動歯車装置構成体は、ハウジング(2,3,4)、その中にある差動歯車装置(8)、2つの同軸歯車装置(28,29)、及び2つの制御可能な摩擦クラッチ(26,27)を含み、同軸歯車装置(28,29)が、摩擦クラッチ(26,27)の係合程度に応じて、付加的なトルクを第1又は第2の従動部材(18,19)へ伝達する。小さい構造空間及び摩耗で連続作動において非常に大きい動力を受入れることができるようにするため、同軸歯車装置(28,29)が、付属する摩擦クラッチ(26,27)の1つの側と相対回転しないように結合される内歯歯車(60)及びそれぞれの従動部材(18,19)と相対回転しないように結合される太陽歯車(61)をそれぞれ持ち、各同軸歯車装置(28,29)の第2の部材(61)が太陽歯車であり、第3の部材(62)が歯環として構成され、この歯環が、第1の部材(60)とかみ合う外歯(66)、及び第2の部材(61)とかみ合う内歯(67)を持っている。 (もっと読む)


【課題】自動車のパワートレーンにおける可変のトルク分配のための伝動装置ユニットを改良して、簡単な構造を有していて、かつ簡単に組立可能なものを提供する。
【解決手段】差動装置ケース7と2つの出力軸19とを備えた差動装置3が設けられており、差動装置ケースと駆動結合された第1の太陽歯車26と、これに同軸的に隣接して配置され、かつ出力軸と駆動結合された第2の太陽歯車28と、太陽歯車に噛み合い、かつ回転軸線を中心に回転するキャリア32内で回動可能に保持された少なくとも1つの遊星歯車27とを備えた少なくとも1つの伝動装置段25が設けられており、キャリアが、定置のハウジング18に対して連結可能になっており、両方の太陽歯車が、それぞれ異なる歯数を有する歯列を備えていて、かつ少なくとも1つの遊星歯車に対して同じ軸間隔を有しており、遊星歯車が2つの歯列領域29,30を有している。 (もっと読む)


【課題】コンベデフと差動制限機構付加モデルとの間で、周辺部材との互換性を向上させることにより、車両への搭載性の制約を緩和し、デファレンシャル装置の設計上の自由度を向上させる。
【解決手段】デフケース2に入力する駆動トルクを一対の出力軸52、52に伝達する一対の出力部材21、22と、デフケース2に入力する駆動トルクを一対の出力部材21、22に分配すると共に、一対の出力部材21、22間を相対回転自在に連結する差動部材19からなる差動機構13と、この差動機構13の差動回転を制限する差動制限機構37とを備えてキャリヤ内に収容されたデファレンシャル装置であって、一対の出力部材21、22は一対の出力軸52、52とそれぞれ連結する連結部35、36を有し、少なくとも一方の連結部35、36は出力部材21、22の回転軸方向内側に延設された第1の筒状部25、26の内周側に形成されている。 (もっと読む)


【課題】路面μを推定する装置を必要とすることなく、高μ路のみならず、低μ路においても、また、路面の急変時等においてもレスポンス良く安定して最適に制御する。
【解決手段】左右駆動力配分制御部60は、基本付加ヨーモーメント、前後加速度感応ヨーモーメント、スリップ時補正ヨーモーメント、車輪差感応ヨーモーメントを演算し、これらの総和を求め、トルク移動量に換算してリアクラッチ駆動部70に出力する。ここで、車輪差感応ヨーモーメントは、基準車速と後輪の遅い方の車輪速の偏差に感応したPD制御を行うことにより、後輪の遅い方の車輪速が基準車速に追従する方向にトルク移動を行わせる。この補正により、後輪の遅い方の車輪速が増大させられるため、雪路等における限界走行時において、後輪の遅い方の車輪速が遅くリアの横力が残ってアンダーステア傾向が生じ、回頭性が悪くなることが抑制される。 (もっと読む)


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