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Fターム[3J048BE12]の内容

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Fターム[3J048BE12]に分類される特許

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【課題】建物全体としての制震効率を向上させることができるうえ、ダンパー数量を少なくすることで、コストの低減が図れ、維持管理が容易になる。
【解決手段】側面視で建物2の対角方向に交差させた状態でワイヤ3が張設され、ワイヤ3の両下端3a、3aが建物基部2aに固定され、ワイヤ3の上端どうしが建物頂部2bに支持された滑車6に巻き掛けられるとともに建物2に固定された回転慣性質量ダンパー4を介して連結されてなり、ワイヤ3の交差部Tには、対角二方向に延びるそれぞれのワイヤ3b、3cを摺動可能に挿通させるとともに、挿通孔の内側に減衰機構を有する減衰スリーブ5を設ける構成とした。 (もっと読む)


【課題】摩擦ダンパーの設置時の調整作業負荷を大幅に軽減でき、また、設置後においても圧接力の調整を容易に実施できて、計画通りの減衰力を確実に生じさせる。
【解決手段】摩擦ダンパー20は、上下方向隙間に介装され、摩擦面22a及び該摩擦面に圧接しつつ滑動する滑動面を有する摩擦減衰力生成部21と、上下方向隙間に摩擦減衰力生成部と直列に介装され、摩擦減衰力生成部に圧接力を生じさせるべく弾発力を発生するばね部材30と、上下方向隙間に摩擦減衰力生成部及び前記ばね部材と直列に介装され、前記弾発力を上下方向に伝達する弾発力伝達部材40と、前記ばね部材に対して前記圧接力に係る前記弾発力を設定する際に使用され、前記ばね部材に上下方向の圧縮変形を付与及び解除可能な圧縮変形付与部材50と、を有する。弾発力伝達部材は、該弾発力伝達部材を上下方向に伸縮する伸縮調整機構46を有している。 (もっと読む)


【課題】 摩擦面全体に均等な摩擦力を作用させ、多段階に管理された摩擦抵抗力が可能な建物用制震部材を提供する。
【解決手段】 建物用制震部材の摩擦ダンパー10は鞘体8の端部より収容され直線状平板のスライド棒12と挟持体13を備える。挟持体13は鞘体8の内面に略密着する形で挿入され、スライド棒12には滑り材16を貼着する。挟持体13は一対の外板18と、その内面に配置され滑り材16に当接する保護材19を有する。外板18は長手方向にスライド棒12及び滑り材16を挟持するための凹部18aを形成し、その両側部にはボルト挿通孔18c又はボルト孔18dを複数設ける。鞘体8の外方より挿入するボルト21にて締結し外板18から保護材19及び滑り材16を介してスライド棒12に押圧力を均等に作用する。 (もっと読む)


【課題】妥当なコストで且つ単純に製造することができる摩擦ダンパを作り出す。
【解決手段】ダンパは、中央縦軸3を有し、少なくとも部分的にハウジング壁24、25によってハウジング内部21を取り囲むハウジング2、2d、2e、2gと、中央縦軸に沿ってハウジング内で変位可能であり、ハウジングから案内され、少なくとも一つの摩擦ブレーキライニング凹部14、14b、14c、14f、14gを有するプランジャ4、4b、4c、4f、4gと、ハウジング及びプランジャの開放端部5、9に配置される締結要素7、10と、少なくとも一つの摩擦ブレーキライニング凹部で、対向するハウジング壁25と摩擦接触して配置される少なくとも一つの摩擦ブレーキライニング17、17a、17gとを備え、摩擦ブレーキライニング凹部がプランジャを完全に貫通し、摩擦ブレーキライニングが、一部品として構成される。 (もっと読む)


【課題】構造体が損傷することを回避することが可能な接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】互いに接合しようとする2つの部材、及び、前記2つの部材を重ね合わせた部位を圧接する圧接力を付勢する圧接力付勢部材を有し、前記2つの部材が相対移動するときに発生する第1の減衰力により前記相対移動を抑制する相対移動抑制機構と、前記相対移動に係る直線移動動作を、回転動作に変換して前記第1減衰力を打ち消す方向に力を付与する運動変換機構と、を有する。 (もっと読む)


【課題】構造体が損傷することを回避することが可能な接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】互いに接合しようとする2つの鉄骨部材、及び、前記2つの鉄骨部材を重ね合わせた部位を圧接する圧接力を付勢する圧接力付勢部材を有し、前記2つの鉄骨部材が相対移動するときに発生する減衰力により前記相対移動を抑制する相対移動抑制機構と、前記2つの鉄骨部材が相対移動したときに前記相対移動を助長して前記減衰力を打ち消す方向に力を付与する相対移動助長機構と、を有する。 (もっと読む)


【課題】大きな面圧が摺動面に作用しても、水平抵抗力を所望の値に制限し、広い面圧範囲で一定の水平抵抗力が得られ、構造物との取付け部分を小さく抑えることもでき、高層建築物の地震時の応答解析において、荷重変動を考慮せずに解析的検討を容易に行うことのできるすべり支承装置を提供する。
【解決手段】上部構造物22と下部構造物23の間に配され、上部構造物又は下部構造物の一方に装着されるすべり板2と、他方に装着され、すべり板に対し摺動自在に配される摺動部材3とを備えたすべり支承装置1において、摺動部材は、高摩擦摺動部材4と、該高摩擦摺動部材よりも低摩擦で摺動する低摩擦摺動部材5とからなり、高摩擦摺動部材が弾性部材9を介して上部構造物を支持するとともに、弾性部材が鉛直方向に所定量H変形したときに、低摩擦摺動部材の摺動面がすべり板に当接して鉛直方向荷重の支持を開始する。 (もっと読む)


【課題】 構造体が損傷することを回避することが可能な接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】 相対移動自在に重ねられた2つの部材と、前記2つの部材に圧接力を付勢する圧接力付勢部材と、を有し、前記2つの部材が振動により相対移動するときに発生する摩擦力により、前記振動のエネルギーが吸収され、前記2つの部材の相対移動量が所定の値を超えたときに前記圧接力が低下する。 (もっと読む)


【課題】入力加速度が小さく免震層の層間変形が小さい場合は小さな摩擦力を、入力加速度が大きく免震層の層間変形が大きい場合は大きな摩擦力を発揮できる摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】上部構造物12と下部構造物13との間に設けられた免震層に設置される摩擦ダンパー10であって、上下方向に伸縮可能な弾性部材14を介して上部構造物12の底面に設置された摺動部材15と、下部構造物13の上面に形成された円錐台状の複数の突起部16とを有し、免震層の層間変形に伴って、摺動部材15が突起部16上を摺動する。これにより、中小地震時における小さな層間変形に対しては小さな摩擦力を、大地震時における大きな層間変形に対しては大きな摩擦力を発揮することができる。 (もっと読む)


【課題】水平面内のみならず上下方向にも減衰力を発揮することができる減衰装置を提供する。
【解決手段】上部構造物14と下部構造物15との間に設けられた免震層に設置される減衰装置10であって、下部構造物15に固定される第一のジョイント部11と、上部構造物14に固定される第二のジョイント部13と、第一のジョイント部11と第二のジョイント部13とを繋ぐ棒状の伸縮可能な繋ぎ部12とを有している。第一のジョイント部11は、繋ぎ部12の一端部に形成された球体17と、球体17を覆うように保持し、下部構造物15に固定される保持体18と、球体17と保持体18との間に介装された摩擦材19とを備えている。繋ぎ部12は、第一のジョイント部11に一端部が連結された第一の棒状材24と、第二のジョイント部13に一端部が連結された第二の棒状材25と、第一の棒状材24と第二の棒状材25との間に介装された摩擦材とを備えている。 (もっと読む)


【課題】構面内に設置され、構面内だけでなく構面外の方向にも減衰力を発揮することができる制震ダンパーを提供する。
【解決手段】梁21、22と柱23、24で囲まれた構面25内に設置される制震ダンパー10であって、構面25内においてV字状に配置される第一の斜材11及び第二の斜材12と、梁22の梁間中央部に固定される支持具17とを備え、支持具17と第一の斜材11の下端部13との間及び第一の斜材11の下端部13と第二の斜材12の下端部15との間にそれぞれ減衰材18が介装され、さらに支持具17と第一の斜材11の下端部13と第二の斜材12の下端部15とがこれら部材を貫通するボルト19で連結され、第一の斜材11及び第二の斜材12がボルト19を回動軸として構面25外に回動自在とされると共に、構面25内において第一の斜材11及び第二の斜材12が支持具17に沿って水平方向に移動自在とされている。 (もっと読む)


【課題】長期間にわたって優れた制振機能を維持できる耐久性の高い制振構造および、それを用いた制振建造物を提供する。
【解決手段】方形開口部5を区画する建物の骨組部材1の、それぞれの柱3に取り付けた二枚一対のパネル6と、土台2および梁4の少なくとも一方に取り付けられて、前記方形開口部側5へ突出する固定ブラケット8と、この固定ブラケット8に制振材9を介して連結した可動ブラケット10とを具え、各パネル6が、可動ブラケット10に粘弾性体11で連結してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】建物に大きな開口を確保することができる新規な建物の補強構造を提案する。
【解決手段】
制振ユニット100は、上下一対の取付部材22、24;上下一対の取付部材22、24の間に配置され、上側の取付部材22から下側の取付部材24に向けて上下方向に作用する力を支持するとともに、上下一対の取付部材22、24のせん断変位を許容する上下方向支持部材40;及び、上下一対の取付部材22、24の間に配置された制振部材60;を備えている。制振部材60は、対向するプレート61、62と、対向するプレート61、62にそれぞれ接着された粘弾性体66とを有している。対向するプレート61、62のうち一方のプレート61は上下一対の取付部材22、24のうち一方の取付部材22に連結され、他方のプレート62は他方の取付部材24に連結されている。 (もっと読む)


【課題】慣性質量を付加質量として利用するTMD機構に対して、地震時における過大な負担力の発生を防止するためのフェールセーフ機能を持たせ、大地震時にも安定かつ有効に作動し得る有効適切なTMD機構を実現する。
【解決手段】構造体1とそれを支持する支持体との間に、構造体を支持体に対して弾性支持する付加バネ4と、回転体の回転により慣性質量を生じる慣性質量ダンパー3とを直列に接続し、慣性質量ダンパーによる慣性質量と付加バネのバネ剛性とにより定まる固有振動数を構造体の固有振動数に同調させ、かつ地震時における慣性質量ダンパーへの過大入力を制限するべく前記付加バネの耐力を所定の降伏耐力で降伏するように設定する。TMD機構を建物の架構フレーム内に設置し、付加バネをブレースダンパーや枠組架構により構成したり、ブレースや枠組架構と摩擦ダンパーとの組み合わせにより構成する。 (もっと読む)


【課題】下側部材と上側部材との滑り支承体に対する変位量の差を抑制し、免震特性を安定させることを目的とする。
【解決手段】下側滑り面20が形成された下側部材2と、上側滑り面30が形成された上側部材3と、下側滑り面20と上側滑り面30の間に介在された滑り支承体4と、を備え、滑り支承体4と下側部材2が下側滑り面20に沿って相対的に滑動可能であると共に滑り支承体4と上側部材3が上側滑り面30に沿って相対的に滑動可能である免震装置1において、滑り支承体4の下部の外周に全周に亘って周設されて下側滑り面20を覆う環状の下側弾性部材50と、滑り支承体4の上部の外周に全周に亘って周設されて上側滑り面30を覆う環状の上側弾性部材51と、が備えられ、下側弾性部材50の外縁部が下側部材2に固定されて内縁部が滑り支承体4に固定され、上側弾性部材51の外縁部が上側部材3に固定されて内縁部が滑り支承体4に固定されている。 (もっと読む)


【課題】鉄骨梁の端部の周りに設置される他の部材の施工が煩雑にならず、且つ、制振構造の部品数を抑えて簡単な手順で施工することができ、さらに、特殊な部材が不要であってコストアップを抑えることができる制振構造物を提供することを目的としている。
【解決手段】柱2と鉄骨梁3の端部との接合部分に、塑性変形によりエネルギーを吸収するパネルダンパー4が設置された制振構造物1であって、鉄骨梁3の端部が、柱2の仕口部20に突設された鉄骨ブラケット5に接合されており、パネルダンパー4が、鉄骨梁3の下フランジ32の下面を含む仮想水平面よりも上方に配設されていると共に、鉄骨梁3の軸線を含む仮想鉛直面に沿って配設されており、パネルダンパー4の第一端部41が鉄骨ブラケット5に接合されてパネルダンパー4の第二端部42が鉄骨梁3の端部32に接合されている。 (もっと読む)


構造部材(4a,4b,5)の間の相対運動を減衰させるための、特に建造物あるいは土木構造物のステイケーブル内の振動をさせるための方法および装置に関する。低摩擦のポリマー材料(2a,2b,3a,3b)から成る摩擦面間の摩擦係合部(1a,1b)により減衰する運動を提供する振動減衰装置が開示されている。ポリマー材料は分散した潤滑剤を含むのが好ましい。低摩擦ポリマーの使用により、広い範囲の移動および力にわたって効果的な一定の減衰が得られる。
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【課題】制振対象物に対して固定した線状部材により振動エネルギーを熱エネルギーに変換することで当該制振対象物の振動を抑制する振動抑制装置において、簡易な構造改良によって更に振動抑制効果を高める。
【解決手段】互いに接触した複数の素線と、複数の素線の周囲を被覆する被覆部材とを有し、これら複数の素線および被覆部材の基端部33が制振対象物であるトランスミッションの壁体1に対して固定された線状部材3を備える。そして、線状部材3のトランスミッションの壁体1に対して固定された基端部33の近傍に塑性変形により屈曲された塑性屈曲部34が形成されている。塑性屈曲部34は、線状部材3の主たる振動方向に屈曲している。この塑性屈曲部34の屈曲角度は、30°〜60°の範囲にある。 (もっと読む)


【課題】地震などの振動による被害を抑えること。
【解決手段】物体が載置されるペデスタルと、当該ペデスタルの複数位置に点接触するように設けられ、当該点接触によりペデスタルとの間に発生する静止摩擦力及び動摩擦力によってペデスタルの移動を抑制する移動抑制部とを備える。 (もっと読む)


【課題】通常の地震波に対して高い免震効果を発揮し、かつ、長周期地震動による共振を抑制する減衰装置を提供すること。
【解決手段】免震対象物を載置するテーブル12と固定体11とにそれぞれ係合して上記テーブルと固定体との間に配置され、上記テーブルと上記固定体との相対的な移動に伴い相互に接触して相対的に少なくとも一方向に移動する可動部材40と可動支持部材30とを備える。そして、上記可動部材40と上記可動支持部材30とは、相対的に移動して相互に摺動することにより、上記原点位置から予め設定された所定の距離までの範囲では、一定の摩擦力を発生し、上記原点位置から上記所定の距離よりもさらに離れた範囲では、上記一定の摩擦力よりも大きく、かつ、上記原点位置から離れるにつれて徐々に大きくなる摩擦力を発生するよう構成されている。 (もっと読む)


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