説明

Fターム[3J056AA63]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 型式 (2,677) | クラッチの構成 (688) | 1つのクラッチ (623) | 切替クラッチ (215)

Fターム[3J056AA63]に分類される特許

1 - 20 / 215


【課題】ブロッキングリングの摩擦面からの潤滑油の排出性を確保しつつ、該摩擦面への潤滑油の導入量が少ない場合でも、摩擦面を適切な潤滑状態に保つことができる同期装置の潤滑構造を提供する。
【解決手段】アウターリング21は、内径側へ延びるフランジ部21bと、シンクロコーン35に摺接するテーパ状の摩擦面23と、環状溝からなる潤滑油案内路22とを有している。また、アウターリング21の係合片21cと、インナーリング33の切欠部33cとの間には、回転軸2側を向いて開口する隙間部Sが形成されている。そして、摩擦面23には、潤滑油案内路22からの潤滑油を排出する排出溝25と、摩擦面23の潤滑を行うための潤滑溝27との2種類の溝が設けられている。潤滑溝27は、隙間部Sに対向する位置でその幅寸法の範囲内に配置されて、その容積が排出溝25の容積よりも少なく設定されている。 (もっと読む)


【課題】シンクロスリーブのスプライン歯に先行歯を設け、かつ、ブロッキングリングのドグ歯の一部を間引いた構成の同期装置において、部品の加工が簡単な構成で、軸方向へ移動するシンクロスプリングの動きを規制できるようにする。
【解決手段】ブロッキングリング30の外周には、周方向に沿って等間隔に配列された複数のドグ歯33のうちの一部が間引かれた部分である欠歯部36が設けられている。この欠歯部36に、シンクロスプリング40の内周縁40aよりも外径側に突出した突起状の座部39が形成されていることで、シンクロスリーブ10のスプライン歯11で押圧されて軸方向へ移動するシンクロスプリング40を座部39で受け止めることが可能となる。したがって、欠歯部36に対応する位置のシンクロスプリング40がドグ歯33の配列位置を乗り越えて変速ギヤ20側に飛び出すことを規制できる。 (もっと読む)


【課題】ドッグクラッチ歯の歯底面から僅かに突出した凸部を設けることによって、シフト操作時に相手側のスリーブ歯をこの凸部に当接させるようにしたマニュアルトランスミッションの変速機用歯車を提供することを目的とする。
【解決手段】内側から外周側へコーン、フランジ、ドッグクラッチ歯列、これらの歯元面及びヘリカル歯列が、熱間鍛造及び冷間鍛造によって同心円状に一体成形され、前記ドッグクラッチ歯列の歯底面における前記フランジ寄りに、前記歯底面から突出して凸部を設けることを特徴とする変速機用歯車である。 (もっと読む)


【課題】フリクションディスクとセパレータプレートとの間に潤滑油を十分に供給することができる湿式多板クラッチを提供する。
【解決手段】湿式多板クラッチ1は、ドラム21の外周面21aを覆う固定カバー3を備えている。この固定カバー3は、ドラム21の外周面21aとの間に隙間3sを開けている。この隙間3sは、ドラム21の回転方向21gと同じ方向に且つ各列の複数のドラム穴(ドラム長穴21d、ドラム丸穴21e)に向けて回転方向21gの順に徐々に狭まるように形成されている。これにより、隙間3sに回転方向21gと同じ方向に流れている空気Cの流れを各ドラム穴の近傍Dで速くして負圧を発生させている。 (もっと読む)


【課題】インボリュート歯車を使用せずに安価な変速機を提供する。
【解決手段】入力軸17、出力軸40が同軸でカウンター軸18と平行に存在するタイプであり、1〜5速、バックの変速機の一般的な機構であるが、従来のインボリュート型歯車、シンクロメッシュ機構を断面が富士山型断面のギアと、インサート機能を持つコロをシンクロスリーブの回転有効直径に嵌装し挿入式ミッションに全て変更する。出力軸40に外接した、シンクロスリーブ25に、少なくとも1個以上のコロ21を、更に後部に後ろ向きにコロ22を装備し、遊星ギアとカウンター歯車を挿入式のコロで接続する。 (もっと読む)


【課題】ワークに到達するまでは小さな駆動力で進み、ワーク到達後は大きな駆動力に自動的に切り換わる増力電動アクチュエータにおいて、ワークに到達する前に手などワーク以外の物に当たった時には安全のため大きな駆動力に切り換ることを防止した安全増力電動アクチュエータ。
【解決手段】電動モータ1の回転軸11と、ボールねじにより電動モータ1の回転を直進運動する直進運動体53との間に減速歯車機構2を配設し、直進中に直進運動体53の先端ねじ54がワークWに当たると高速用クラッチ板31から低速用クラッチ板32に自動的に切り換わるクラッチ機能と、ワークWに到達する前に手などワーク以外の物に当たった時はロックガイド63とリンクベース押え65の凹部に包蔵されたロックベアリング66によりロックされ、高速用クラッチ板31から低速用クラッチ板32に切り換わらないロック機能を有するクラッチ機構3が配設された。 (もっと読む)


【課題】湿式多板構造としてもATFの潤滑状態の影響が受け難く、引き摺りトルク低減が可能なこと。
【解決手段】従来の摩擦材の表面のみに樹脂を添加し、硬化することで摩擦材表面のみに存在する樹脂を多くなるようにしたものに相当し、成形時の表層のつぶれを抑制することで潤滑油の吸収性と内部の気孔率を同等にしたまま、必要以上に柔軟性が高くなることを防ぎ、引き摺りトルクの低減を図ったものである。特に、摩擦材の少なくとも摩擦面の表面の10μm以下を熱可塑性樹脂によって摩擦材全体の柔軟性よりも硬くしたものであるから、潤滑油の吸収性と内部の気孔率に影響を与えず、ATFを取り込み、取り込まれたATFは、従来と同様、摩擦面に有効に供給され、係合時に生ずる摩擦熱を効率よく排出できる。そして、前記摩擦材の摩擦面の表面の10μm以下を摩擦材全体の柔軟性よりも硬くしている。 (もっと読む)


【課題】潤滑油供給口から供給される潤滑油の供給位置及び供給量に左右されることなく、吸排出特性の良好な摩擦材の耐熱性を劣化させることがなく、引き摺りトルク低減が可能なこと。
【解決手段】回転軸となるハブ4の周囲に配設された芯金1とクラッチケース7等のケース体側に配設されたセパレータプレート3間に配設され、単数枚または複数枚を環状に配置した摩擦材2B及び摩擦材2Aを交互に複数回繰り返して組み付けられ、複数の前記摩擦材2Bと摩擦材2Aは、ハブ4に配設された潤滑油供給口5から供給されるATFの供給位置及び供給量に応じて、ATFの供給の少ない個所に接触トルク低減特性の良好な摩擦材2Bを配設し、また、前記潤滑油の供給の多い個所に接触トルク低減特性の良好な摩擦材2Bに比して吸排出特性の良好な摩擦材2Aを配設したものである。 (もっと読む)


【課題】スナップリングの抜けを抑制しつつ軽量化を実現する車両用自動変速機のクラッチドラムを提供する。
【解決手段】クラッチドラム24における、スナップリング36が嵌合される溝部40の外周側に、クラッチドラム24の径方向の広がりを抑制するバンド部材38が取り付けられたものであることから、クラッチドラム24を肉薄に構成した場合や切欠を形成した場合においても十分な剛性を保証することができ、スナップリング36の抜けを好適に抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】多板クラッチの摩擦板や車輌等のディスクブレーキ等の摩擦・摺動部品において、摩擦熱によるヒートスポット(局部的な変質層)の発生や熱歪み(変形)、摩耗量増大を解決する。
【解決手段】厚さ10mm以下の金属製摩擦体の内部は、金属部分(総体積E1)と冷却用熱媒体の流路となる空隙部分(総体積E2)とから構成され、それらの体積比は1≦E1/E2≦15とする。摩擦体は複数枚の鋼板を積層し互いに接合した構造を有し、摩擦体の内部を構成する鋼板は、冷媒流路として作用するようにあらかじめ設計された形状の板厚方向に貫通した空隙またはスリットを有した1枚または複数枚の鋼板である。 (もっと読む)


【課題】多板式摩擦係合装置の非係合時の引き摺りを低減させる。
【解決手段】多板式摩擦係合装置を、複数枚の摩擦板70と複数枚のセパレータ72とが軸方向に沿って交互に配列された多板クラッチや多板ブレーキとして構成し、摩擦板70のコアプレート70aを、山部と谷部とが軸中心から放射状に連続するよう波板状に形成し、コアプレート70aに対して周方向に沿って山部には低摩擦係数の摩擦材71aを谷部には高摩擦係数の摩擦材71bをそれぞれ貼り付ける。これにより、コアプレートの山部に高摩擦係数の摩擦材を貼り付け、谷部に低摩擦係数の摩擦材を貼り付けるものに比して、非係合時の引き摺りの発生を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】負荷感応型磁気クラッチにおいて、クラッチ部に加わる負荷の変動によりクラッチの負荷トルク伝達経路が高負荷伝達経路から低負荷伝達経路に切換わるクラッチ戻りの発生を防止できる負荷感応型磁気クラッチ装置を提供する。
【解決手段】負荷感応型磁気クラッチ装置の磁極14aの側方にクラッチ突起16を備え、出力回転手段17を形成する磁極回転体14と、磁極回転体14と磁気吸引力によりトルクを伝達する歯形磁性体12aを備え、低トルク入力手段11を形成する継鉄回転体12と、出力回転手段17に設けられたクラッチ突起16と係合するクラッチ係合部3を有する高トルク入力手段2の、クラッチ突起16は磁性体からなり、クラッチ係合部3はクラッチ突起16が磁力によって吸着するクラッチ保持磁性体を有し、クラッチ保持磁性体は吸着したクラッチ突起16をクラッチ係合部の深部に誘導するクラッチ突起誘導部を有した構成とした。 (もっと読む)


【課題】 簡単かつ低コストで、軽量コンパクトな構成でありながら、変速時の操作力を軽減することができる変速装置の同期装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、一方の軸に回転連結されている複数の回転連結側変速ギヤと、他方の軸に回転自在に支持されている複数の回転自在側変速ギヤ5と、が、常時噛み合っていて、複数の回転自在側変速ギヤ5のうちの一つを選択して可動部材6を介して記他方の軸3と回転連結することで変速するようにした変速装置の同期装置であって、変速の際に、可動部材6を係合させる前に、可動部材5の移動に連動して、軸側同期要素8を移動させ、変速ギヤ側同期要素7に押し付けることで連れ廻り力を発生させて同期を図るが、その際に、他方の軸3の回転力の分力を生じさせ、当該分力が、軸側同期要素8を、変速ギヤ側同期要素7の方向へ押し出すように作用することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】前進ギア又は後退ギアとドッグギアとを噛合する際や駆動力を伝達する際に、噛合凸部や噛合凹部の耐久性を向上できるクラッチ装置を備える船外機を提供する。
【解決手段】駆動部で駆動される駆動軸21により常時反対方向に駆動される一対の前進ギア31及び後退ギア33と、出力軸29の周囲に配置されたドッグギア35とを備え、それぞれ互いに嵌合可能な噛合凸部31a、33a及び噛合凹部36aが複数設けられ、ドッグギアが一方の軸方向に移動させられることにより、前進ギア又は後退ギアの一方と噛合するクラッチ装置25を備える船外機10であり、駆動軸は駆動ギア23を備え、前進ギア及び後退ギアは、それぞれ駆動ギアと常時噛合された入力ギア31c、33cを備え、噛合凸部及び噛合凹部は、入力ギアより径方向内側に配置されて周方向にそれぞれ7個以上10個以下設けられている。 (もっと読む)


【課題】変速機に入力された過大なトルクを緩衝する変速機を提供する。
【解決手段】第1の回転軸(21)からの回転によって回転する歯車(30)と、歯車(30)よりも小径の第1のスプライン(35b)が形成され、歯車(30)と同軸に回転可能なドッグクラッチ(35)と、第1のスプライン(35b)と噛合する第2のスプライン(45a)を備え、歯車(30)の回転を第2の回転軸(22)に伝達する回転部材(40)と、を備える変速機において、ドッグクラッチ(35)は、バネ(52)の付勢力によって歯車(30)に係止され、歯車(30)にバネ(52)の付勢力を上回るトルクが入力されたときは、ドッグクラッチ(35)が歯車(30)と相対回転する。 (もっと読む)


【課題】誤係合の発生を抑制できる係合装置を提供する。
【解決手段】係合装置5は、カム式係合機構6と、噛み合い式係合機構7と、カム式係合機構6の可動カム部材10と、噛み合い式係合機構7のスリーブ21とを連結するフォーク25と、カム式係合機構6が解放状態の際に噛み合い式係合機構7が係合状態となり、かつカム式係合機構6が係合状態の際に噛み合い式係合機構7が解放状態となるように、可動カム部材10及びスリーブ21を同時に動作させ得る単一のアクチュエータ8と、を有しており、スリーブ21及びこれに噛み合うハブ20にはテーパ部が設けられた歯部がそれぞれ設けられている。 (もっと読む)


【課題】装置の大型化を抑制できる係合装置を提供する。
【解決手段】係合装置5は、カム式係合機構6と、噛み合い式係合機構7と、カム式係合機構6の可動カム部材10と、噛み合い式係合機構7のスリーブ21とを連結するフォーク25と、カム式係合機構6が解放状態の際に噛み合い式係合機構7が係合状態となり、かつカム式係合機構6が係合状態の際に噛み合い式係合機構7が解放状態となるように、可動カム部材10及びスリーブ21を同時に動作させ得る単一のアクチュエータ8と、を有している。 (もっと読む)


【課題】ドグクラッチの往復動の範囲を確保しつつギヤの倒れ込みを誘引するモーメントの発生を抑制し、かつコンパクトな全幅を保つことのできる変速装置を提案する。
【解決手段】変速装置1は、ドライブシャフト12に回転自在に設けられかつその軸方向の移動を規制されたギヤ15cおよびギヤ15bと、ギヤ15cとギヤ15bとの間に配置させてドライブシャフト12に回転一体かつ軸方向に往復動自在に設けられたギヤ15eと、ギヤ15eがギヤ15bに近づくとドライブシャフト12とギヤ15bとを回転一体化させるドグクラッチ16bと、を備える。ドライブシャフト12は、ギヤ15cが設けられた部分の軸径よりもギヤ15eが設けられた部分の軸径の方が大きい。ドライブシャフト12とギヤ15cとの摺動面幅の中央位置およびギヤ15cの噛み合い幅の中央位置は、ドライブシャフト12の軸方向において略一致させて配置される。 (もっと読む)


【課題】エンジンから駆動輪への動力伝達経路中に遠心クラッチを備えた遠心クラッチ付き車両において、所謂クルーズ走行をし易くする。
【解決手段】各クラッチ板6をクラッチ軸方向で押圧する又は前記押圧を解除するプレッシャーユニット10を備え、前記プレッシャーユニット10が、クラッチアウタ4の回転に応じて作動する第一遠心機構30と、クラッチインナ5から駆動輪までの間のカウンタシャフト3の回転に応じて作動する第二遠心機構40とを具備し、さらに前記第二遠心機構40に前記カウンタシャフト3からの回転動力を伝達する伝動機構55を備える。 (もっと読む)


【課題】製造に手間やコストがかからない簡単な構成でありながら、ブロッキングリングの摩擦面の引き摺りによるフリクションを効果的に低減できる変速機の同期結合機構を提供する。
【解決手段】同期結合機構10のブロッキングリング20は、アウターリング21とインナーリング23との間に配置されたシンクロコーン25を備えている。シンクロコーン25は、軸方向に対して傾斜するテーパ状の摩擦面25a,25bがアウターリング21とインナーリング23とに当接可能である共に、変速ギヤ3に対して相対回転不能に係合する係合部30を有している。係合部30における係合穴28と係合突起29との間には、コイルばね(弾性部材)32が介在しており、このコイルばね32でシンクロコーン25がシンクロハブ6側へ押圧されることで、摩擦面25bがインナーリング23から離間する方向へ付勢される。 (もっと読む)


1 - 20 / 215