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Fターム[3J056FA08]の内容

機械的に作動されるクラッチ (12,772) | 製造方法 (310) | 加工手段 (254) | 加熱成形 (26)

Fターム[3J056FA08]に分類される特許

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【課題】湿式摩擦材の摩擦係数を大きくすること。
【解決手段】コルクを粉体化し、必要において当該粉体化した前記コルクを150〜200℃に加熱し、当該粉体化したコルクを他の湿式摩擦材の抄紙材料と共に混ぜ、これらの抄紙材料を抄造して抄紙体とし、その抄紙体にバインダとなる合成樹脂に含浸させた後加熱硬化させたものである。これにより前記コルク自体が高い摩擦係数μを有するばかりでなく、粉体として使用することで表面積が広くなり、相手材のセパレータプレートとの接触面積が広くなることで湿式摩擦材の摩擦表面の摩擦係数が高くなり、また、前記コルクの加熱によりコルク自体の摩擦係数を高め、さらに油の吸排出性を向上することができるから、摩擦係数μをより大きくした湿式摩擦材とすることができる。湿式摩擦材として使用した場合には、摩擦係数μをアップさせることができ、摩擦材の枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成で、摩擦材で発生した摩擦熱が支持プレートを介して伝導することが抑制された摩擦部材、及び、その製造方法を提供する。
【解決手段】摩擦材10が支持プレート30に支持された摩擦部材1は、摩擦材と支持プレートとの間に介在させた黒鉛シート21を具備する。この摩擦部材1の製造方法は、焼結により摩擦材10となる未焼結体と、支持プレート30との間に黒鉛シート21を挟んで積層体とし、この積層体を加圧しながら焼成するものである。 (もっと読む)


【課題】生産効率を向上させ、短時間で多くの摩擦板を製造するには、打抜き、押圧接着、及びインデックスの動作を高速で行う必要がある。従って、これら一連の動作による押圧接着では押圧時間が短くなり、充分な接着力を得るのは難しいという問題点がある。また押圧接着後は直ちにインデックスされるため、摩擦材セグメントの位置ずれが生じ易い。
【解決手段】本願の摩擦板の製造方法は、ほぼ環状のコアプレート(21)に複数の摩擦材セグメント(32)を貼着する摩擦板の製造方法であって、前記摩擦材セグメントを貼着位置に予め位置決めしておき、接着剤(26)を塗布した前記コアプレートと前記摩擦材セグメントを押圧して仮接着を行うことを特徴としている。また、本願の摩擦板の製造装置は、ほぼ環状のコアプレート(21)に複数の摩擦材セグメント(32)を貼着する摩擦板の製造装置であって、貼着位置に配列した状態で保持することによって前記摩擦材セグメントの位置決めを行う治具(40)を備えたことを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】加熱処理によって円板部材の真円度が低下した場合であっても、サイジング金型を用いて円板部材を真円に是正することができ、円板部材の真円度を向上させることができる円板部材の製造方法およびサイジング金型を提供すること。
【解決手段】クラッチハブを製造するに際し、外周部に複数のキー溝が形成されたクラッチハブを焼結した後、サイジング工程において、円状の内周部42を有する嵌合穴43および内周部42から放射方向内方に向かって突出する複数の突部45を含み、内周部42の内径が突部45に向かうに従って大きくなるように内周部42の曲面が形成されるサイジング金型41を用い、クラッチハブの焼結体のキー溝を突部45に位置合わせしてクラッチハブを嵌合穴43に圧入して寸法矯正するようにした。 (もっと読む)


本発明は、連結歯(2)の環(1)を持つ焼結された連結環であって、連結歯(2)が楔状端面(3)から始まる引込んだ側面(4)と、楔状端面(3)とは反対の側にあって歯先(6)から半径方向に突出するストッパ(5)とを持っているものに関する。
有利な構造条件を与えるため、ストッパ(5)が歯先(6)より大きい密度を持っていることが提案される。 (もっと読む)


【課題】温度変化に影響を受けずに、平面度の変化を抑制すると共に充分なバースト強度を確保することができるクラッチフェーシングを提供する。
【解決手段】半径方向に沿って延在したスリット14を有する繊維を含んだクラッチフェーシング1であって、スリット14は、クラッチフェーシング1の厚さ方向に貫通しており、スリット14には、クラッチフェーシング1の周方向に前記繊維を含む橋絡部15が形成さている。 (もっと読む)


【課題】
制動性、耐摩耗性、振動抑制性、鳴き抑制性等に優れた摩擦材を、簡便な方法で製造する方法を提供する。
【解決手段】
環状摩擦材を製造する方法であって、熱硬化性樹脂を含む圧縮成形物からなる摩擦材フェーシング部用環状予備成形物と、未加硫のゴムと架橋剤とを含む加圧成形物からなる摩擦材基部用環状予備成形物とを、積層した状態で、加熱、圧縮して、両環状予備成形物を積層一体化することにより、フェーシング部と基部とを有する環状摩擦材を得ることを特徴とする環状摩擦材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、初期摩擦特性を初期ならし作業や研磨や切削を行うことなく安定させることができ、これによって不要な研磨屑・切削屑の発生を防ぐとともに、製造工程を削減して製造時間の大幅な短縮を図ること。
【解決手段】湿式摩擦材1は、製造金型4,5で加圧・加熱されることによってリング状摩擦材基材3が芯金2の表面に圧着固定されるとともに上型4の外周側のテーパーに対応した角度αのテーパーがリング状摩擦材基材3の外周側に付けられ、リング状摩擦材基材3の半径方向の厚さを半径方向の途中から外周方向に向かって薄くなるようにテーパーを形成し、表面から厚さ1μmから15μmまでの深さの範囲内で、リング状湿式摩擦材1がディスクに係合する際にトルクの高い外周側から、面で滑らかに係合して、初期摩擦係数を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】改善された同期リングを提供すること。
【解決手段】ギヤ・チェンジ変速機の同期装置用の同期リング1に関し、軸方向の同期リング軸6に対して直角に延在し、同期リングの軸方向の同期リング軸6を中心に所定の摩擦角度で円錐形に延在する半径円周方向Uにリング本体3を限定する、内側の摩擦表面4と外側の取付け表面5とを備える円錐形のリング本体3を含む。リング本体3が、ハブ表面によって、軸方向に限定される。同期リングを、取り付けられた状態で同期リングハブの円筒形の空洞部内に固定するために、リング本体3に一体的に連結され、リング本体3のギヤ・ホイール表面7から離れる方向に延在する、回転防止手段11が設けられる。取付け表面5のガイドのために、円筒形の空洞部9内の回転防止手段11にガイド要素12が設けられる。 (もっと読む)


【課題】鉄系焼結合金で形成される安価、高強度、高面圧疲労強度の焼結クラッチハブを、金型寿命の低下や製品の亀裂発生を招かないようにして、また、焼結後の寸法変化も抑えて製造できるようにすることを課題としている。
【解決手段】原料粉末の組成が質量比でCr:2〜4%、Mo:0.3〜0.8%、C:0.4〜0.8%、残Feであり、密度が6.6g/cm以上、7.0g/cm未満であり、かつ各部の密度差が0.15g/cm以下である成形体を焼結して焼結クラッチハブ1を構成するようにした。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、初期摩擦特性を初期ならし作業や研磨や切削を行うことなく安定させることができ、これによって不要な研磨屑・切削屑の発生を防ぐとともに、製造工程を削減して製造時間の大幅な短縮を図ること。
【解決手段】湿式摩擦材1は、製造金型4,5で加圧・加熱されることによってリング状摩擦材基材3が芯金2の表面に圧着固定されるとともに上型4の外周側のテーパーに対応した角度αのテーパーがリング状摩擦材基材3の外周側に付けられるため、従来の製造工程に新しい工程を加えることなく、リング状摩擦材基材3の半径方向の厚さを半径方向の途中から外周方向に向かって薄くなるようにテーパーを形成しているため、リング状湿式摩擦材1がディスクに係合する際にトルクの高い外周側から、線でなく面で滑らかに係合して、初期摩擦係数を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】表面の繊維束が酸化雰囲気の高温圧力下で焼尽する摩擦体の製造方法を提供する。
【解決手段】繊維束により強化されセラミックスマトリクスを含む、2以上の複合材料からなる摩擦又は滑り体に関する。第一複合材料は摩擦層として滑り体の外側を形成し、第二複合材料は摩擦層に面接合された支持体を形成する。摩擦層の繊維束長は支持体の繊維束長よりも著しく短い。摩擦層の繊維束は、これに関して表面に対して垂直に整列されている。摩擦層の表面は1.2mm以下の直径を持つ遊離炭素の十分に小さな領域からなり、表面上の遊離炭素領域の総面積は35%以下である。表面は非常に微細なクラック構造であり、摩擦層は実質的に表面近傍に応力を持たない。 (もっと読む)


【課題】本来的な初期フェード防止機能を損なうことなく、摩擦材表面を焼き処理しても良好な平面度を確保できる摩擦材表面焼き方法を提供する。
【解決手段】摩擦材2の表面2aをバーナー8の放射熱を与えて焼く摩擦材表面焼き方法であって、摩擦材2の表面2aを焼く前に、該摩擦材表面2aを、これの周縁部2cを中央部2bよりも沈降させた形状に予め研磨しておくことを特徴とする。表面2aを焼く前の中央部2bと周縁部2cとの高低差は、10μm以上としておく。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、初期摩擦特性を初期ならし作業や研磨や切削を行うことなく安定させることができ、これによって不要な研磨屑・切削屑の発生を防ぐとともに、製造工程を削減して製造時間の大幅な短縮を図ること。
【解決手段】湿式摩擦材1は、製造金型4,5で加圧・加熱されることによってリング状摩擦材基材3が芯金2の表面に圧着固定されるとともに上型4の外周側のテーパーに対応した角度αのテーパーがリング状摩擦材基材3の外周側に付けられるため、従来の製造工程に新しい工程を加えることなく、リング状摩擦材基材3の半径方向の厚さを半径方向の途中から外周方向に向かって薄くなるようにテーパーを形成しているため、リング状湿式摩擦材1がディスクに係合する際にトルクの高い外周側から、線でなく面で滑らかに係合して、初期摩擦係数を安定させることができる。 (もっと読む)


【課題】CNSLの硬化反応において、酸触媒を使用しないで有機系摩擦調整材を調製し、酸成分を含まない前記調整材を配合した摩擦材を提供することである。
【解決手段】カシューナッツシェルリキッド(CNSL)を硬化して得られる有機系摩擦調整材であって、CNSLと一級アミン及び/又は二級アミンとアルデヒド類を反応させて得た初期重合物を更に加熱硬化したことを特徴とする有機系摩擦調整材。補強繊維、摩擦調整材及び結合材を主成分とする摩擦材において、該摩擦調整材がCNSLと一級アミン及び/又は二級アミンとアルデヒド類を反応させ、初期重合物を更に加熱硬化して得られた有機系摩擦調整材を配合したことを特徴とする摩擦材。有機系摩擦調整材を摩擦材全体に対し2〜15質量%配合することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】オイルの排出効果を向上させることができるとともに、長期使用しても引摺りトルクの増大を防止することができる多板式クラッチ装置を提供する。
【解決手段】略円環状の複数のクラッチディスク6と、該クラッチディスク6と交互に積層される略円環状の複数のクラッチプレート7と、クラッチディスク6のクラッチプレート7と対向した面に沿って固着された摩擦材10と、成形型による押圧成形により摩擦材10に対して複数形成された凸状の当接部10aと、成形型で当接部10aが形成されるのに伴い隣接する当該当接部10a間に形成され、クラッチディスク6の径方向に延びる溝部10bとを具備した多板式クラッチ装置において、摩擦材10は、溝部10bと略面一で当該溝部10bより幅広な間欠部11を有しつつその他の部位で当接部10aが略等間隔に形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】クラッチに用いられるクラッチフェーシング、圧力パッドそして摩擦パッドのようなクラッチに用いられる摩擦材を炭素複合材で製造できるようにする。
【解決手段】クラッチ用摩擦材の製造方法は、炭素繊維を第1熱処理温度で熱処理して黒鉛化処理する第1熱処理段階、樹脂を炭素繊維織物の上に撒布してプリプレグを製造するプリプレグの製造段階、前記プリプレグに炭素繊維と前記樹脂とを積層してプリフォームを製造するプリフォーム製造段階、前記プリフォームをプレスして成形体を製造する成形体の製造段階、前記成形体を第2熱処理温度で熱処理する第2熱処理段階、とからなる。 (もっと読む)


焼結前に樹脂で含浸された繊維状材料から焼結カーボン摩擦材料を作製する。好ましくは、不織繊維状材料をフェノール樹脂で含浸させて、400〜800℃で焼結する。得られる材料は、50体積パーセント超の開放多孔度を有する。
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【課題】
Niを添加した焼結金属摩擦材料と同等の摩耗特性を有するNiを含まない焼結金属摩擦材料を提供する。
【解決手段】
金属、合金の中の少なくとも1種のマトリックスと、潤滑物質、硬質物質、摩擦調整物質、pH調整物質、補強物質の中の少なくとも1種のフィラーとからなる摩擦材料において、焼結金属摩擦材料は、マトリックス:焼結金属摩擦材料全体に対して40〜90重量%と、フィラー:残部とからなり、マトリックスは、Fe:マトリックス全体に対して3〜92重量%と、Al:マトリックス全体に対して0.56〜70重量%とを含み、重量比で、Fe:Alが92:8〜30:70の範囲にあり、FeとAlとの合計はマトリックス全体に対して7重量%以上である焼結金属摩擦材料。 (もっと読む)


【課題】 接着固定式クラッチディスクにおいて、摩擦フェーシングとクッショニングプレートとの接着強度を向上させる。
【解決手段】 クラッチディスク32は、軸方向に互いに対向して配置されフライホイール2と摩擦係合するための1対の環状の摩擦フェーシング33と、1対の摩擦フェーシング33の間に弾性変形可能に設けられ1対の摩擦フェーシング33に対向して配置された1対の平坦部36を有する複数のクッショニングプレート35と、摩擦フェーシング33と平坦部36とを接着剤により固定する少なくとも1つの接着層38とを備えている。摩擦フェーシング33は、接着層38側に研磨加工が施されていない接着面33bと、接着面33bと反対側に摩擦係合するための摩擦面33aとを有している。接着面33bは、軸方向に突出した複数の突部33cを含んでいる。 (もっと読む)


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