説明

Fターム[3J057DC07]の内容

Fターム[3J057DC07]に分類される特許

1 - 20 / 41


【課題】簡単な構成で、摩擦係合部を押圧するピストン部材が軸方向に対して傾くことを防止できるクラッチ構造を提供する。
【解決手段】軸方向に移動することで摩擦係合部(23)を押圧するピストン部材(33)には、リターンスプリング(35)の付勢により摩擦係合部(23)から最も離間した位置でピストンハウジング(31)に接地する接地部(39)が設けられており、この接地部(39)は、ピストン部材(33)の外径端(33a)におけるピストン室(32)側の面(33d)に配置されている。また、リターンスプリング(35)は、ピストン部材(33)の外径端(33a)におけるピストン室(32)と反対側の面(33c)に設けた当接部(36)に当接しており、該当接部(36)を軸方向に押圧するように設置されている。これらによって、ピストン部材(33)が軸方向に対して傾くことを防止できる。 (もっと読む)


【課題】摩擦係合装置の組立性を向上させると共に軸長の増加を抑制する。
【解決手段】ブレーキB1では、スプリングシート60により支持される複数のリターンスプリングRSの遊端がピストン50のスプリング当接部56と当接すると共に、スプリングシート60がトランスアクスルケース22aのスプライン歯22sにより軸方向に支持され、ピストン50は、トランスアクスルケース22aのスプライン歯22sにより支持されたスプリングシート60よりも第1および第2摩擦板41,42側で当該スプリングシート60と軸方向に間隔dをおいて対向するスナップリング57を有している。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングがスプリングリテーナから外れ難いスプリングユニットを提
供する。
【解決手段】リテーナ62の複数の凸部のうち少なくとも一つの凸部は、スプリング7の
内径部が係止される少なくとも二つの係止突部611、612を高さ方向に間隔を隔てて
に有する係止接触部をスプリング7の内径部が位置する方向に間隔を隔てて少なくとも二
つ有する装着係止突部61である。スプリング7は常に2個以上の係止突部611、61
2で係止されている。このためスプリング7の締め代がこれら2個以上の係止突部611
、612で常に維持される。このためスプリング7が装着係止凸部61より抜け出るのが
効果的に抑制される。 (もっと読む)


【課題】摩擦係合装置の冷却性能を高く維持することができる発進装置の実現。
【解決手段】内燃機関に駆動連結される入力部材Iと車輪に駆動連結される出力部材Mとの間の駆動力の伝達及び遮断を切替可能に設けられる摩擦係合装置CLを備えた発進装置SM。摩擦係合装置CLは、一対の摩擦部材31と、押圧部材41と、リターンスプリング49と、保持部材47と、を有し、摩擦係合装置CLを収容するハウジングCH内に所定圧以上の油が満たされており、ハウジングCH内における軸方向で保持部材47と押圧部材41との間の空間V2の径方向内側端部に油を供給する油供給部65bを備え、摩擦係合装置CLの解放状態で、油供給部65bが、径方向に見て押圧部材41及び保持部材47とは重複しない位置に設けられている。 (もっと読む)


【課題】油圧クラッチ装置において、キャンセラープレートを正しく組み付けできるようにする。
【解決手段】制御油圧室の油圧増大に応じて第1及び第2の摩擦板を加圧する側に移動するクラッチピストンと、クラッチピストンとの間に制御油圧室を形成するピストンガイド92と、クラッチピストンの制御油圧室と反対側に油圧キャンセラー室を形成するキャンセラープレート93とを設け、キャンセラープレート93に設けた凸部133と、ピストンガイド92に設けられ凸部133と係合する第1の切り欠き部122Aとを係合して組み付けると共に、ピストンガイド92の切り欠き部122に、キャンセラープレート93の凸部133が係合しない第2の切り欠き部122Bを設けた油圧クラッチ装置において、ピストンガイド92の第2の切り欠き部122Bに、軸方向に突出する複数の突出部125を設けた。 (もっと読む)


【課題】部品点数を抑えた簡単な構成で、エンドプレートの移動を規制するスナップリングが外れることを効果的に防止できるようにする。
【解決手段】複数の摩擦プレート21,22における積層方向の一端に配置した環状のエンドプレート24と、ケーシング10に係合してエンドプレート24が積層方向に移動することを防止する環状のスナップリング28とを備え、エンドプレート24の側面24aには、径方向の外側を向く段差面25が形成されており、スナップリング28は、その側面28cがエンドプレート24における段差面25の外径側25aに当接しており、かつその内周端28bが段差面25に対向している。スナップリング28が巻き方向の力によって小径化する際に、段差面25に当接することでそれ以上の小径化が規制されるので、スナップリング28が溝部14から内径側に外れることを防止できる。 (もっと読む)


【課題】油圧クラッチ装置において組付けの作業性を向上する。
【解決手段】第1クラッチインナ84と、駆動及び被動摩擦板85,86に対向して第1クラッチインナ84に設けられる受圧板部84Dと、加圧板部91Dに連設され制御油圧室96の油圧増大に応じて駆動及び被動摩擦板85,86を加圧する側に移動するクラッチピストン91と、クラッチピストン91との間に制御油圧室96を形成するピストンガイド92と、制御油圧室96と反対側に油圧キャンセラー室97を形成するキャンセラープレート93とを設けた第1油圧クラッチ装置36において、キャンセラープレート93の凸部133と、ピストンガイド92に設けられ凸部133と係合する切り欠き部122とを係合して組付けると共に、切り欠き部122の係合溝123に係合して、キャンセラープレート93の軸方向の移動を規制するクリップ135を設けた。 (もっと読む)


【課題】キャンセル室からの油抜き機能およびリターンスプリング保持機能を双方備えるキャンセルプレートにおいて、キャンセルプレートの形状を簡素化し、もってその製作を容易化する。
【解決手段】ピストンとともに自動変速機用ピストン機構に備えられる円環状のキャンセルプレートであって、ピストンおよびキャンセルプレート間のキャンセル室からの油抜き穴、ならびにピストンを復帰動させるリターンスプリングを保持するスプリング保持部を有するキャンセルプレートにおいて、キャンセルプレートの内周縁部に切り込みを設けて切り込み間の部位を舌片部とするとともに舌片部を折り曲げ加工し、折り曲げ加工後に切り込み間に形成される空間部を油抜き穴として用いるとともに、折り曲げ加工した舌片部をスプリングが係合するスプリング保持部として用いる。 (もっと読む)


【課題】遠心油圧キャンセラ3によってクラッチシリンダ1内の潤滑油を効率よく撹拌可能とし、自動変速機の始動時の貧潤滑を防止する。
【解決手段】ピストン2を油圧室A側へ付勢するリターンスプリング4を支持すると共に、ピストン2との間に油圧室Aの遠心油圧と対抗する遠心油圧を発生させる平衡油室Bを画成する遠心油圧キャンセラ3であって、撹拌羽根33が取り付けられている。このため、遠心油圧キャンセラ3自体の外周形状に依存することなく、回転によって撹拌羽根33がクラッチシリンダ1内の潤滑油を効率よく撹拌することができる。 (もっと読む)


【課題】 ピストンシール及びキャンセルプレートの必要強度を確保しつつ、加工工数を削減することができる密封装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 密封装置は、油圧によりハウジング内を軸方向に移動することで多板クラッチを押圧作動させるピストンシールと、このピストンシールに対向配置された環状のキャンセルプレートとを備えている。この密封装置の製造方法は、環状の金属材料からなる前記ピストンシール及び前記キャンセルプレートの中間素材を鍛造することによって、それぞれ前記ピストンシール及び前記キャンセルプレートの粗成形品を得る鍛造工程と、前記粗成形品に対して、前記鍛造工程における加工精度よりも高い加工精度が必要な部分を切削加工により形成することで、前記ピストンシール及び前記キャンセルプレートを得る切削工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングにウエーブスプリングを用いたクラッチにおいて、座屈を生じさせないで、安定した変速性能が得られるようにする。
【解決手段】ピストン20とスプリングリテーナ30の間にリターンスプリング15を配置する。ピストンはスプリングリテーナに向かう複数の突起25を周方向に有し、スプリングリテーナは筒部32を備えて先端に突起に対応する切欠き35を有する。突起が切欠き内に進入することにより筒部と突起が軸方向にそって連続して、リターンスプリングが間隙sへ落ち込むのを規制するので、圧縮の際に径方向にズレたリターンスプリングが筒部と突起に挟まれてクラッチの締結解放機能を損ずる事態が確実に回避されるとともに、切欠きと突起の係合によってピストンとスプリングリテーナ間の相対回転も抑えられるので、リターンスプリングは波の山同士のズレが助長されることなく、座屈が防止される。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングにウェーブスプリングを用いた自動変速機のピストン機構において、ウェーブスプリングの座屈を生じさせないようにする。
【解決手段】摩擦締結要素7を押圧するためのリング状のピストン20と、ピストン20に対する固定側部材である変速機ケース1に係止されピストン20に対向するスプリングリテーナ30と、ピストン20とスプリングリテーナ30との間に介装され波型に成形した1枚の板バネを螺旋状に巻回して形成された環状のウェーブスプリング15からなるリターンスプリングとを備えた自動変速機のピストン機構において、ウェーブスプリング15とピストン20との間に、ウェーブスプリング15とピストン20が直接接触した場合の摩擦係数よりも摩擦係数の小さいワッシャ17を介在させて、ウェーブスプリング15のピストン20側の一端が自由端となるようにした。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングの密着高さが高くなるのを防止してクラッチの寿命を長くすることができる油圧式クラッチレリーズ装置を提供すること。
【解決手段】内側ハウジング1と、外側ハウジング2と、内側ハウジング1と外側ハウジング2の間のシリンダ室4と、シリンダ室4内にて軸方向へ摺動可能に収容された環状ピストン6、7と、環状ピストン6、7の摺動に伴って移動可能なレリーズベアリング5と、外側ハウジング2とレリーズベアリング5との間に配置されるとともにレリーズベアリング5を付勢するリターンスプリング9と、を備え、リターンスプリング9の外側ハウジング2側の端部の座面となる部分に、リターンスプリング9の外側ハウジング2側の端部を外周側にずれないようにする外周位置決め部11cと、外周位置決め部11cの頂部に乗り上げたリターンスプリング9を内周側にガイドするガイド部11dと、を有する。 (もっと読む)


【課題】摩擦機構のピストンに復元力を付与する弾性部材の位置をスプリングリテーナの形状を利用してより容易に変速機ケースの軸中心と一致できるようにする自動変速機の摩擦機構を提供する。
【解決手段】変速機ケース1の内周面に設けられるスプリングリテーナ17と、前記スプリングリテーナ17の収容面に設けられるウェーブコイルスプリング15、前記変速機ケース1の内部に設けられるセンターサポート7、前記センターサポート7に形成された圧力室7aに設けられ、前記ウェーブコイルスプリング15と接触して弾性力が付与されるピストン9、および前記変速機ケース1の内周面にスプライン結合され、前記ピストン9によって加圧される複数のプレート5を備えた自動変速機の摩擦機構であって、前記スプリングリテーナ17は、前記変速機ケース1の軸中心に対し前記ウェーブコイルスプリング15の軸中心を一致させるための突出顎17bを形成する。 (もっと読む)


【課題】既知のクラッチ装置を、製造の費用が下がり、より小型であるのが特徴となるようにする。
【解決手段】圧力ピストン1はハウジング5、15.1内で滑動するように案内されており、ハウジング5、15.1と圧力ピストン1は、圧力室11を取り囲み、圧力室は、前記圧力を発生させるために加圧媒体24によって加圧できるようになっており、更に、バランスピストン2が、圧力ピストン上に反対方向圧力を発生させるために設けられており、バランスピストンは、クラッチ4が圧力ピストンの滑動方向に動かされるとき、ハウジングに対し基本的に動かないように保持され、ハウジング及び圧力ピストンと共に、反対方向の圧力を発生させるため反対方向加圧媒体によって加圧することのできるバランス室を取り囲み、掛け止め機構28.1、29.1、30.1、31.1で、バランスピストン2を動かないように保持する。 (もっと読む)


【課題】 パッククリアランスを自動的に調整することができ簡易な構造の摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】 自動パック調整機構20は、クラッチピストン13に具えられ、該ピストンとクラッチプレート14とのパッククリアランスが一定となるように、クラッチピストンによる摩擦係合装置10の断続動作を1サイクル行うことによりクラッチピストンとクラッチプレート13との間隙を自動調整する。これにより、従来のように多数の複雑な工程は不要であり、大幅な工数低減を図ることができる。また、種々の厚さを有する組み替え用のクラッチプレートを在庫として保守・管理する必要が無いので、該保守・管理コストを削減することができる。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングの配置穴を設ける摩擦係合用ピストンの耐久性を向上させ、スプリングシートについては他の部材との干渉を回避して配置できるようにする。
【解決手段】ピストン22はカウンタドリブンギヤとの干渉回避のために欠如部36aが存在する部分切除領域Dを設けている。この部分切除領域Dの内で隣接領域X1,X2及び中央領域Yから配置穴50を外すことにより、部分切除領域Dの基部34が配置穴50により薄肉となってもピストン22のクラック防止効果を高めピストン22の耐久性を向上できる。スプリングシートにてもピストン22の部分切除領域Dに対向する領域以外の領域には折り曲げ部を形成している。このためスプリングシート全体の剛性を維持でき、自身の欠如部の存在によりカウンタドリブンギヤとの干渉防止を確実にし、ピストン22と組み合わせても軸方向でのサイズを小さくして自動変速機の小型化・軽量化に貢献できる。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングがスプリングリテーナから外れ難いスプリングユニットを提供する。
【解決手段】リテーナ62の複数の凸部のうち少なくとも一つの凸部は、スプリング7の内径部が係止される少なくとも二つの係止突部611、612を高さ方向に間隔を隔ててに有する係止接触部をスプリング7の内径部が位置する方向に間隔を隔てて少なくとも二つ有する装着係止突部61である。スプリング7は常に2個以上の係止突部611、612で係止されている。このためスプリング7の締め代がこれら2個以上の係止突部611、612で常に維持される。このためスプリング7が装着係止凸部61より抜け出るのが効果的に抑制される。 (もっと読む)


【課題】キャンセルプレートにスナップリングの拡径を規制するために打ち出し形成されたストッパの周縁部に、応力の集中により亀裂が発生するのを防止する
【解決手段】内周フランジ部3aが油圧クラッチにおける駆動側の内周部にスナップリングを介して係止されるキャンセルプレート3において、前記内周フランジ部3aに、遠心力によるスナップリングの拡径を規制する複数のストッパ32が打ち出し形成され、各ストッパ32の打ち出しにより形成された凹部33の底面33aと立ち上がり面33bとの間がR面33cをなすと共に、前記凹部33の内のりの幅aが前記ストッパの外のりの幅bより大きい。 (もっと読む)


【課題】軽量かつ低コストの自動変速機の提供。
【解決手段】自動変速機用のクラッチアセンブリで軸中心に運動できるドラム内にクラッチアセンブリのコンポーネントを支持する略環状の凹部を有し、クラッチパックがドラムの凹部内に支持され、クラッチピストンが運動自在にドラムに結合されクラッチパックに関して噛合位置と非噛合位置の間を略軸方向に相対運動できる。付勢ばねがクラッチピストンを非噛合位置に向けて連続的に付勢する。樹脂ストラットプレートがその側壁で付勢ばねの一端と接触する。側壁は、その一端からある角度で延びる外壁と、側壁の反対側の端から延び軸方向でクラッチピストンに向かって段を付けた内壁と、側壁と外壁と内壁を相互連結する補強リブと、で形成されたボックスセクションで補強されている。ストラットプレートの外端から一体で延びるリブがクラッチピストンと共にシールを形成する。 (もっと読む)


1 - 20 / 41