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Fターム[4C081BA16]の内容

医療用材料 (84,041) | 生体親和性を目的とするもの (5,964) | 分解吸収性 (1,266)

Fターム[4C081BA16]に分類される特許

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【課題】
新生骨の生成には6ヶ月必要であることを考えると、酵素重合法により作製されるリン酸カルシウム/ポリ乳酸ハイブリッド材料は、生体擬似体液環境下における溶解性試験において、28日間という短期間に、導入されたポリ乳酸が溶解し、三点曲げ強度が低下すること、及び前記の酵素重合法のリン酸カルシウム/ポリ乳酸ハイブリッド材料の作製期間が長いという問題点がある。
【解決手段】
リン酸カルシウム多孔体を、生分解性ポリマーを含む溶液に浸漬して超音波処理又は吸引処理を施し、アニーリング処理することにより作製されたリン酸カルシウム/生分解性ポリマーハイブリッド材料は、強度が増強され、その作製期間も短縮できて公知の酵素重合法の問題点を解消できる。 (もっと読む)



【課題】腹壁瘢痕ヘルニアの治療方法として、非吸収体素材からなる腹壁瘢痕ヘルニア治療用材料を用いた治療が一般的となっているが、材料が半永久的に生体に残存することから、感染巣となるおそれや、瘢痕治癒の過程において治療用材料が収縮を起こしてしまい、塊状となって生体外に突出してしまうこともある。また、治癒過程において治療用材料が腹腔内に露出した場合、腹腔内の臓器と補強材と強く癒着してしまい、重篤な術後合併症を引き起こすこともある。
【解決手段】この非吸収性素材を用いる代わりに、全て生体吸収性材料で作製した治療用材料であれば、腹壁瘢痕ヘルニアが治癒するまでの間は強度を保ち、治癒した後にはすみやかに生体内で分解、吸収されてしまうため、これらの問題を解決することができる。生体吸収性多孔体と生体吸収性繊維状補強材料と複合化することによって、柔軟性と強度を兼ね備えた材料を提供することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】再吸収可能なコラーゲン膜物質のシートの使用方法を提供する。
【解決手段】脊椎手術中またはその後に使用する手術器具の準備中における再吸収可能なコラーゲン膜物質のシートの使用方法であって、シートは、単一層膜であるか、または、二重層膜のいずれかであり、手術器具は、椎骨及び脊髄の少なくとも一部の周りに位置づけされることにより、脊椎手術中またはその後に使用される。 (もっと読む)


【課題】各種材料の高等動物体内における生分解性を、動物実験を行うことなく簡単に確認、推定する。
【解決手段】材料と高等動物などから由来する細胞あるいは組織を長期間共培養し、材料の形状変化や培養液中の材料成分濃度を測定することにより、高等動物の体内に意図的、非意図的に入った材料の分解の可能性について議論することを可能にした。特に、微細孔を持つメンブレンを通した培養液交換や細胞溶解処理、洗浄作業を行うことにより、培養液交換や洗浄液を回収する際、分解されていない材料まで同時に回収してしまうことがないので、操作性、信頼性が向上する。 (もっと読む)


静電会合したブロック共重合体からの接着複合コアセルベートの合成が本明細書に記載されており、ここで、前記ブロック共重合体は、交互のポリカチオン性ブロックとポリアニオン性ブロックを含む。接着複合コアセルベートの作製及び使用方法も本明細書に記載されている。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、外科領域において求められている有効で使いやすい癒着防止材を提供することである。
【解決手段】生体吸収性材料からなるシート状基材の片面のみに接着官能基を有することを特徴とする、生体吸収性癒着防止材料。 (もっと読む)


【課題】生体適合性や細胞親和性に加えて、足場としての機械的強度を維持しつつ、生理活性物質および/または細胞に担持し、移植後数日で材料の大部分が酵素分解される材料の提供。
【解決手段】多糖のカルボキシル基と側鎖にアミノ基を有するポリペプチドのアミノ基が共有結合(アミド結合:−CONH−)している架橋体とカチオンとからなるゲル。かかるゲルは組織を再生させるための使用に適し,特に、宿主の機能を利用して組織再生を促すための細胞増殖用足場材料として使用する。 (もっと読む)


骨欠損部位(2)を被覆および/または再建するための装置(1)、および、骨欠損部位(3)用の被覆装置のキャップ(4)を製造するための方法が提案され、骨欠損部位(2)を被覆および/または再建するための装置(1)が、一つのキャップ(4)(例えば、成形シェル、剛性シェル、成形体)および少なくとも一つの、キャップ(4)を骨に固定するための固定手段(5)から構成されており、キャップ(4)は寸法安定性(剛性)の特性で傑出しており、骨欠損の側を向くキャップ(4)の壁(9)または骨欠損から見て外側を向くキャップ(4)の壁(11)が、再生される骨の形態と一致する。
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【課題】生体内で血液と接触して使用される材料は、埋入直後に起こる血栓形成抑制効果あるいは生体内における吸収性が考慮されていないという欠点がある。そのため、移植直後には抗血栓性を有し、移植して中長期後においては血管内皮細胞が接着性して被覆され、最終的には生体に吸収される機能を有する材料の開発が望まれていた。
【解決手段】細胞接着性ペプチド含有高分子をクエン酸活性エステル体により架橋することにより、抗血栓性と血管内皮細胞接着性を併せ持つ生体吸収性高分子の提供が可能になった。 (もっと読む)


【課題】適度な抗張力、伸びがあり、結節が緩まない、等の縫合糸として一般に要求される機能を有しつつ、外科手術等において切開した組織や皮膚を縫合した場合に、縫合当初の急性期の炎症など種々のトラブルの発生をより効果的に抑制可能な縫合糸を提供すること。
【解決手段】フッ素系樹脂からなる繊維素材の表面にコーティング層を形成させてなる縫合糸であって、前記繊維素材の表面におけるX線光電子分光法によるフッ素原子の原子分率がその内部より低く、前記コーティング層が薬剤および生分解性高分子を含有することを特徴とする縫合糸。 (もっと読む)


本発明は、生分解性材料からなるコアを有する創傷閉鎖材料であって、生分解性材料からなるコアの少なくとも一方の側、好ましくは2つの側が、少なくとも1つ、好ましくは多数の接着剤の分離したスポットを備える、創傷閉鎖材料に関する。創傷の上に適用される縫合糸、クリップおよびテープのようなより一般的な創傷閉鎖技術と同様に、新たな組織が創傷端縁間の間隙を閉鎖しなければならない。本発明の創傷閉鎖材料の使用は、端縁間の物理的な接続が安定しているという利点を有するだけでなく、材料が新たな組織のための足場の働きをする。本発明の創傷閉鎖材料はまた、細胞に対して細胞が付着可能な人工的な細胞外基質として機能することもできる。
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少なくともいくつかの実施形態において、架橋ひまし油成分と分岐ひまし油成分の両方を含有することを特徴とし、ひまし油の代わりにリシノール酸を使用してもよいポリマーゲルを提供する。
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本発明は、核酸剤、生分解性ポリマーの持続放出のための組成物を提供する。本発明はまた、マトリックス組成物を製造する方法および核酸剤を制御放出するためにマトリックス組成物を使用する方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、骨の治癒を促進する必要のある患者にバナジウム系インスリン疑似剤を局所投与することによる骨の治癒の促進方法を提供する。本発明はまた、骨の治癒プロセスを加速するための薬剤の製造のためのインスリン疑似バナジウム化合物の新規な使用をも提供する。加えて、本発明はまた、骨損傷を治療する必要のある患者にインスリン疑似バナジウム化合物またはその組成物を局所投与するのに適した骨損傷治療キットを包含する。 (もっと読む)


本発明は、哺乳動物の腸の一時的な閉塞を形成するための固体化可能な組成物の使用に関する。該組成物は、流動性を有し、かつ、固体化可能であって、腸内の所望の部位において固体プラグを形成し、該プラグの構造は、閉塞のその後の少なくとも部分的な除去を可能とするために変化できる。 (もっと読む)


【課題】生物活性材料の放出、装置と患者の血流の塞栓性相互作用等の望ましい生物的活動を促進するため繊維材料を付着させ、表面領域を増加させた螺旋状のワイヤコイルである血管閉塞装置を提供する。
【解決手段】血管閉塞コイルは繊維を備える。血管閉塞コイル12は、生物学的に適性を有する金属ワイヤからなる螺旋コイル又は二重螺旋であり得る。繊維14,16,18は、少なくともコイル12のワインディング間に巻き付けられ、グリコール酸と乳酸との共重合体のような重合材料からなる。繊維14,16,18又はコイル12は生物活性材料でコーティングされ得る。装置10は非収縮性部材を備え、放射線不透過性であることができる。 (もっと読む)


埋込み可能な材料を医原性部位で用いることができる。用途には、基準マーキングのための放射線不透過性材料が含まれる。
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【課題】本発明は、生体適合性、生体吸収性、注射可能、かつin situで硬化する組織工学用途に有用なポリ(カプロラクトン−フマレート)重合体に関する。
【解決手段】本発明は、前記課題を解決するために、カプロラクトン構造単位とフマル酸構造単位からなる二元共重合体を含む架橋性生分解性生体適合性材料を提供する。 (もっと読む)


【課題】ウェブによる、物理的接点で連続繊維間の自然発生的結合の提供。
【解決手段】1種以上の半結晶性又はアモルファスポリマー成分と、線状ブロンクコポリマーとして共有結合した少なくとも1種の半結晶性ポリマー成分からなる続フィラメントが入り混じって形成した多孔質ウェブを含む物品。フィラメントは、多孔質ウェブを形成し、ウェブ内で互いに多数の接点を有する。フィラメントは、付加的な接着バインダー、添加剤、又は押出後の溶融加工の必要なしに、接点で結合する。ウェブは生体吸収性であることができる。フィラメントのポリマー成分は、少なくとも一時的に、均一な実質的に相混和性の未結晶状態にある。均一な実質的に相混和性の未結晶状態が保持されると、その物質は、別な望ましい成形体に加工することができ、次いで硬化又は結晶化して、特定の使用や用途にとりわけ適切な所望形状を保持することができる。 (もっと読む)


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